JP4333973B2 - クランクシャフトの振動防止構造 - Google Patents

クランクシャフトの振動防止構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のクランクシャフトに生じる振動を防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
クランクシャフトは弾性体であるため、爆発荷重により曲げ振動やトルク変動によってねじり振動を受ける。
特にベアリングにより軸支されたクランクシャフトは、ベアリングより外方へ突出した端部にギアやクラッチその他の回転体が設けられると、これらを含めたクランクシャフト系の固有振動数とトルク変動の周波数が共振してねじり振動振幅が増大し易い。
【0003】
そこでクランクシャフトの端部に設けられた前記回転体にウエイトと弾性体とから成るダイナミックダンパを設けた例(実開平3−75343号公報)があり、同例は振動エネルギをダイナミックダンパの弾性体の内部摩擦により熱として拡散しねじり振動を減衰させようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるにクランクシャフトは一般にクランクシャフトの軸方向の位置規制のためにボールベアリングにより軸支され、前記公報に開示された例でも左右一対のボールベアリングがクランクシャフトを回転自在に軸支している。
【0005】
ボールベアリングは剛性が高くないので、端部に回転体を有するクランクシャフトを左右いずれも低剛性のボールベアリングが軸支するクランクシャフト系は、爆発荷重を受けたときに曲げ振動の共振を起こし易く、ダイナミックダンパを備えてもなお固有振動数がトルク変動と共振することがあり、特に自動二輪車用の内燃機関は高回転で使用されることが多く、高回転におけるねじり振動や曲げ振動を十分減衰させることが難しく、機関騒音の十分な低減効果を期待することができない。
【0006】
本発明は、斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、簡単な構成によりクランクシャフトの振動を十分減衰して機関騒音を大幅に低減することができるクランクシャフトの振動防止構造を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本発明は、クランクシャフトが少なくとも2つのベアリングを介してクランクケースに回転自在に軸支される内燃機関において、前記クランクシャフトの前記ベアリングより外方へ突出した一端部に設けられる遠心式オイルストレーナにダイナミックダンパが設けられ、他端部にACジェネレータが設けられ、前記ベアリングのうち前記ダイナミックダンパ側のベアリングが前記ACジェネレータ側のベアリングよりも高剛性であり、前記オイルストレーナは、前記クランクシャフトの端部に嵌装される円筒部の端部が径を拡大して皿状部が形成された内側半体と、前記皿状部に蓋するように合体する皿状の外側半体とからなり、前記内側半体の皿状部と前記外側半体の合体により内部にストレーナ室が形成され、前記ダイナミックダンパは、前記内側半体の皿状部の内側面にゴム弾性体を介して前記内側半体の皿状部の外径より小径のウエイトが弾性支持され、前記オイルストレーナの外方を覆うクラッチカバーの壁内に前記オイルストレーナにオイルを供給するオイル通路が形成されているクランクシャフトの振動防止構造とした。
【0008】
ダイナミックダンパによる振動エネルギの吸収に加えて、さらにクランクシャフトを軸支するベアリングのうちダイナミックダンパ側のベアリングに他のベアリングよりも高い剛性のものを用いる簡単な構成により、クランクシャフト系の曲げ振動,ねじり振動の固有振動数を高めてクランクシャフトの曲げ振動及びトルク変動によるねじり振動の共振を防止することができ、機関騒音を大幅に低減することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のクランクシャフトの振動防止構造において、前記ダイナミックダンパ側のベアリングがローラベアリングであり、他のベアリングがボールベアリングであることを特徴とする。
【0010】
ローラベアリングはボールベアリングよりも剛性が高いので、ダイナミックダンパ側のベアリングに高剛性のローラベアリングを用い、他のベアリングにボールベアリングを用いる簡単な構成によりクランクシャフトの振動を十分減衰させ機関騒音を低減することができる。
またローラベアリングは小型化が可能であり、コンパクトで軽量な軸受構造を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1及び図2に基づき説明する。
本実施の形態に係る内燃機関1は、自動二輪車に搭載される単気筒4サイクル内燃機関である。
【0012】
内燃機関1は、大きくクランクケース2,シリンダ3,シリンダヘッド4,シリンダヘッドカバー5のブロックに分かれ、この順に略前方に重ね合わされて組付けられている。
【0013】
クランクケース2は左右分割型で、左右水平方向に指向したクランクシャフト10が、クランクピン21を挟んで左右のクランクケース2a,2bにそれぞれ嵌着支持されたボールベアリング8とローラベアリング9を介して回転自在に軸支されている。
【0014】
同クランクシャフト10の後方にミッション室が形成され、メインシャフト11がギア12,13の噛合及びクラッチ14を介して動力伝達可能に配置され、同メインシャフト11の後方にカウンタシャフト15がギア群16を介して動力伝達可能に配置されている。
クランクシャフト10の右側の斜め下方にオイルポンプ17が配置され、その下方に延びるオイル通路18を通じてオイルを吸い上げる。
【0015】
一方シリンダ3においては、シリンダボア内をピストン20が往復動し、ピストン20とクランクシャフト10のクランクピン21との間をコネクティングロッド22が連結している。
【0016】
シリンダヘッド4にはシリンダボアに臨んだ燃焼室に開口した吸気ポートから吸気通路23が上方に延び気化器24に接続され、同じく燃焼室に開口した排気ポートから排気通路25が下方へ延び、かつ点火プラグ26が右側方から燃焼室に嵌挿されている。
【0017】
吸気ポートと排気ポートにそれぞれ弁体を臨ませた吸気バルブ27と排気バルブ28が摺動自在に支持され、同吸気バルブ27と排気バルブ28をそれぞれ駆動するロッカアーム29,30をカムシャフト31のカムが所定のタイミングで揺動させる。
カムシャフト31の端部に嵌着されたドリブンスプロケット32とクランクシャフト10に嵌着されたドライブスプロケット33との間にタイミングチェーン34が架渡され、クランクシャフト10の回転がタイミングチェーン34を介して動弁系を駆動する。
【0018】
クランクシャフト10は、前記したようにクランクケース2にクランクピン21の左右をボールベアリング8とローラベアリング9によりクランクケース2に軸支され、左側のボールベアリング8より左方へ突出した端部にACジェネレータ40が設けられ、同ACジェネレータ40とボールベアリング8との間に前記ドライブスプロケット33がクランクシャフト10に嵌着されている。
ACジェネレータ40の左方はケースカバー6で覆われる。
【0019】
他方クランクシャフト10における右側のローラベアリング9より右方へ突出した端部には遠心式オイルストレーナ41が設けられ、同遠心式オイルストレーナ41にダイナミックダンパ45が取り付けられている。
遠心式オイルストレーナ41を含めクラッチ14の右方はクラッチカバー7により覆われる。
【0020】
遠心式オイルストレーナ41は、クランクシャフト10の端部に嵌装される円筒部42aの端部が径を拡大して皿状部42bが形成された左側半体42と、前記皿状部42bに蓋するように合体する皿状の右側半体43とからなり、左側半体42の皿状部42bと右側半体43の合体により内部にストレーナ室41aが形成される。
【0021】
この遠心式オイルストレーナ41の左側半体42の皿状部42bの側部外表面に環状に焼き付けられたゴム弾性体46を介して中空円板状のウエイト47が弾性支持されてダイナミックダンパ45が構成されている。
このようにオイルストレーナ41の側面を利用してダイナミックダンパ45が構成されるので、外径を小さく抑えて小型化できるとともにクランクシャフト10にダイナミックダンパ45が近づいてねじり振動や曲げ振動を有効に減衰させることができる。
【0022】
斯かる遠心式オイルストレーナ41の左側半体42の円筒部42aをクランクシャフト10の端部に嵌装し、突出したクランクシャフト10の先端部にナット48を螺合して左側半体42をクランクシャフト10に一体に固定する。
なおクランクシャフト10の右側突出部には、ローラベアリング9にカラー49を挟んで前記ギア12が嵌合され、同ギア12に左側半体42の円筒部42aが当接している。
【0023】
クランクシャフト10内に穿設された油路10aは、右端において左側半体42の皿状部42bと右側半体43の合体により形成されたストレーナ室41aに開口しており、右側半体43の中心部を貫通して支持された接続管50がクラッチカバー7のオイル開口端にバネ51に付勢されて圧接されている。
【0024】
クラッチカバー7の壁内に穿設されたオイル通路7aが上記オイル開口と前記オイルポンプ17の吐出口とを連通しており、オイル通路7aの途中から分岐したオイル通路7bはシリンダ3の方へ延びている。
【0025】
オイルポンプ17の駆動でオイルパンから吸い上げられたオイルは、オイル通路7aを通って接続管50から遠心式オイルストレーナ41のストレーナ室41aに入り、遠心力により異物が除去されてクランクシャフト10の油路10aに入り、クランクピン21とコネクティングロッド22の連結部に供給される。
【0026】
本内燃機関1は、概略以上のような構造をしており、左右水平方向に指向したクランクシャフト10は、クランクピン21の左右でボールベアリング8とローラベアリング9によりクランクケース2に軸支され、左側のボールベアリング8より左方へ突出した端部にACジェネレータ40が設けられ、右側のローラベアリング9より右方へ突出した端部には遠心式オイルストレーナ41が設けられ、同遠心式オイルストレーナ41にはダイナミックダンパ45が取り付けられている。
【0027】
このクランクシャフト系において、ダイナミックダンパ45により振動エネルギが吸収されるのに加えて、ボールベアリング8より剛性が高いローラベアリング9が左右軸受部のダイナミックダンパ45が設けられる右側に使用されているので、爆発圧力が加わるクランクピン21とダンパマスであるウエイト47を有するダイナミックダンパー45との間を高剛性のローラベアリング9が軸支する構造であり、クランクシャフト系の曲げ及びねじりの固有振動数を高めて曲げ振動の共振防止及びトルク変動によるねじり振動の共振を防止することができ、特に高回転時においてもクランクシャフ10の曲げ,ねじり振動を十分に減衰させ、機関騒音を大幅に低減することができる。
【0028】
クランクシャフト10を軸支する一方のベアリングに高剛性のローラベアリング9を使用し、他方のボールベアリング8によりクランクシャフト10の軸方向の位置決めとした簡単な構成であり、またローラベアリング9は、小型化が可能であり、コンパクトで軽量な軸受構造を実現できる。
【0029】
なおダイナミックダンパ45は、クランクシャフト10の端部に設けられた遠心式オイルストレーナ41に取り付けたが、クランクシャフトの端部に遠心クラッチ等のその他の回転体が設けられるものであれば、同回転体にダイナミックダンパ45を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る内燃機関の縦断面図である。
【図2】同横断面図である。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…クランクケース、3…シリンダ、4…シリンダヘッド、5…シリンダヘッドカバー、5…ケースカバー、6…ケースカバー、7…クラッチカバー、
8…ボールベアリング、9…ローラベアリング、10…クランクシャフト、11…メインシャフト、12,13…ギア、14…クラッチ、15…カウンタシャフト、16…ギア群、17…オイルポンプ、18…オイル通路、
20…ピストン、21…クランクピン、22…コネクティングロッド、23…吸気通路、24…気化器、25…排気通路、26…点火プラグ、27…吸気バルブ、28…排気バルブ、29,30…ロッカアーム、31…カムシャフト、32…ドリブンスプロケット、33…ドライブスプロケット、34…タイミングチェーン、
40…ACジェネレータ、41…遠心式オイルストレーナ、42…左側半体、43…右側半体、
45…ダイナミックダンパ、46…ゴム弾性体、47…ウエイト、48…ナット、49…カラー、50…接続管。

Claims (2)

  1. クランクシャフトが少なくとも2つのベアリングを介してクランクケースに回転自在に軸支される内燃機関において、
    前記クランクシャフトの前記ベアリングより外方へ突出した一端部に設けられる遠心式オイルストレーナにダイナミックダンパが設けられ、他端部にACジェネレータが設けられ、
    前記ベアリングのうち前記ダイナミックダンパ側のベアリングが前記ACジェネレータ側のベアリングよりも高剛性であり
    前記オイルストレーナは、前記クランクシャフトの端部に嵌装される円筒部の端部が径を拡大して皿状部が形成された内側半体と、前記皿状部に蓋するように合体する皿状の外側半体とからなり、前記内側半体の皿状部と前記外側半体の合体により内部にストレーナ室が形成され、
    前記ダイナミックダンパは、前記内側半体の皿状部の内側面にゴム弾性体を介して前記内側半体の皿状部の外径より小径のウエイトが弾性支持され、
    前記オイルストレーナの外方を覆うクラッチカバーの壁内に前記オイルストレーナにオイルを供給するオイル通路が形成されていることを特徴とするクランクシャフトの振動防止構造。
  2. 前記ダイナミックダンパ側のベアリングがローラベアリングであり、他のベアリングがボールベアリングであることを特徴とする請求項1記載のクランクシャフトの振動防止構造。
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