JP4963643B2 - 減速機構付きモータ - Google Patents

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Description

本発明は、減速機構付きモータに関する。
例えば、自動車のワイパモータやパワーウインドモータ等に用いて好適な減速機構付きモータに関する。
この種の減速機構付きモータが適用されるワイパモータとして、モータケースおよびギヤケースに回転自在に支持されたモータ軸と、このモータ軸のギヤケース内の一端近傍にねじの捩れ方向を互いに逆向きにして形成された一対のウオームと、モータ軸を挾んで対向し、一対のウオームにそれぞれ噛合する大径ギヤおよび該大径ギヤと同芯であり一体に回転する小径ギヤを有した一対のカウンタギヤと、この一対のカウンタギヤの各小径ギヤに噛合された出力ギヤとを備えているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
このワイパモータは、ねじの捩れ方向を互いに逆向きに形成された一対のウオームに一対のカウンタギヤが噛み合って回転する二段減速機構付きモータになっていることにより、一方のウオームとカウンタギヤの組み合わせによって生じるスラスト荷重の方向が、他方のウオームとカウンタギヤの組み合わせによって生じるスラスト荷重の方向と互いに逆向きとなってキャンセルされるため、高精度で強固なスラスト軸受が不要となるとともに、モータ軸のガタ付きがなくなり、ワイパモータの回転が円滑なものとなる。
特開平9−175334号公報
捩じれ方向が互いに逆向きの一対のウオームにカウンタギヤが噛合されたワイパモータにおいても、出力ギヤとカウンタギヤの小径ギヤとの間にバックラッシが介在するために、ワイパアームの反転に伴う慣性力逆負荷時に異音が発生してしまう。
本発明の目的は、出力ギヤとカウンタギヤの小径ギヤとの間のバックラッシを抑止ないしは抑制することができる減速機構付きモータを提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)一端開口の有底形状に形成されたヨークと、
前記ヨークの内周面に固定されたマグネットと、
前記マグネットの内側に配置されたアーマチュアと、
前記アーマチュアに固定され、ねじの捩れ方向が互いに逆向きの第一ウオームおよび第二ウオームを備えた回転軸と、
前記ヨーク開口に接続され、前記回転軸を回転自在に支持し、減速機構を収納する有底形状の減速機構収納部が形成されたギヤケースと、
前記ギヤケース開口を覆ったギヤケースカバーと、
前記減速機構収納部に収納され、前記第一ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第一大径ギヤおよび該第一大径ギヤと同軸であり一体に回転する第一小径ギヤを備えた第一カウンタギヤと、
前記減速機構収納部に収納され、前記第二ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第二大径ギヤおよび該第二大径ギヤと同軸であり一体に回転する第二小径ギヤを備えた第二カウンタギヤと、
基部の中心線上の内側円筒部に出力軸が固定され、前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤに噛合する複数の歯部が外側円筒部に形成された出力ギヤと、
を具備している減速機構付きモータにおいて、
前記出力ギヤの前記基部の内側端は前記内側円筒部の中央よりも前記ギヤケース寄りに連結され、前記基部の外側端部には垂下部が形成され、該垂下部の外側端は前記外側円筒部の前記ギヤケース側端部に連結され、
前記外側円筒部は前記出力ギヤの前記複数の歯部の前記ギヤケース側ピッチ円が前記出力ギヤの前記複数の歯部のギヤケースカバー側ピッチ円に向けて漸次大きくなるテーパ形状に形成され、
前記ギヤケースカバー側の前記複数の歯部は、その正歯面および逆歯面が常に前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤと当接する部分を備えるとともに、前記ギヤケース側の前記複数の歯部は、その逆歯面と前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤとの間に隙間を備える
ことを特徴とする減速機構付きモータ。
(2)一端開口の有底形状に形成されたヨークと、
前記ヨークの内周面に固定されたマグネットと、
前記マグネットの内側に配置されたアーマチュアと、
前記アーマチュアに固定され、ねじの捩れ方向が互いに逆向きの第一ウオームおよび第二ウオームを備えた回転軸と、
前記ヨーク開口に接続され、前記回転軸を回転自在に支持し、減速機構を収納する有底形状の減速機構収納部が形成されたギヤケースと、
前記ギヤケース開口を覆ったギヤケースカバーと、
前記減速機構収納部に収納され、前記第一ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第一大径ギヤおよび該第一大径ギヤと同軸であり一体に回転する第一小径ギヤを備えた第一カウンタギヤと、
前記減速機構収納部に収納され、前記第二ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第二大径ギヤおよび該第二大径ギヤと同軸であり一体に回転する第二小径ギヤを備えた第二カウンタギヤと、
基部の中心線上の内側円筒部に出力軸が固定され、前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤに噛合する複数の歯部が外側円筒部に形成された出力ギヤと、
を具備している減速機構付きモータにおいて、
前記出力ギヤの前記基部の内側端は前記内側円筒部の中央よりも前記ギヤケース寄りに連結され、前記基部の外側端部には垂下部が形成され、該垂下部の外側端は前記外側円筒部の前記ギヤケース側端部に連結され、
前記出力ギヤの前記複数の歯部は、該ギヤケース開口側歯厚が該ギヤケース底面側歯厚よりも大きく形成され、
前記ギヤケース開口側の前記複数の歯部は、その正歯面および逆歯面が常に前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤと当接する部分を備えるとともに、前記ギヤケース底面側の前記複数の歯部は、その逆歯面と前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤとの間に隙間を備える、
ことを特徴とする減速機構付きモータ。
前記した減速機構付きモータによれば、出力ギヤとカウンタギヤの小径ギヤとの間のバックラッシを抑止ないしは抑制することができるため、慣性力逆負荷時の異音の発生を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係る減速機構付きモータは、ワイパモータとして構成されている。
図1〜図3に示されているように、本実施形態に係るワイパーモータ10は、一端側が開口した金属製で略円筒形状のヨーク11と、ヨーク11の開口部11a周りのフランジ部11bをビス20aを介して締結した合成樹脂製のギヤケース21と、ギヤケース21の減速機構収納部23の開口部23aを覆う合成樹脂製のギヤケースカバー29と、を備えている。
なお、本実施の形態では合成樹脂ケースのギヤケースを用いているが、アルミダイカストによるギヤケースでもよい。
図2に示されているように、ヨーク11の内周面11cには、一対のマグネット12,12が接着剤等を介して固着されている。ヨーク11の他端の有底筒部11dに嵌合されたラジアル軸受13aと、ギヤケース21の軸穴22の両端近傍にそれぞれ嵌合されたラジアル軸受13b,13cとによって、回転軸としてのアーマチュア軸(モータ軸)14が回転自在に支持されている。
アーマチュア軸14の先端14aの近傍には、ねじの捩れ方向を互いに逆向きにした第一ウオーム15および第二ウオーム15’が形成されている。
アーマチュア軸14の一対のマグネット12,12に対向する位置には、アーマチュア16が取り付けられており、アーマチュア16はアーマチュア軸14の基端14bの近傍に固定されている。アーマチュア16は所定のスロット数のコイル巻回部16bを持つアーマチュアコア16aと、アーマチュアコア16aのコイル巻回部16bに巻回されたアーマチュアコイル16cとによって構成されている。
アーマチュア軸14のヨーク11とギヤケース21との境部分に対向する位置には、コンミテータ17が固定されている。コンミテータ17はアーマチュアコア16aのコイル巻回部16bと同数のコンミテータ片(セグメント)17aを備えており、各コンミテータ片17aとアーマチュアコイル16cとは電気的にそれぞれ接続されている。
ギヤケース21の軸穴22の開口端は大径穴部22aとなっており、大径穴部22a内のコンミテータ17に対向する位置には、ホルダ18を介して一対のブラシ19,19がコンミテータ片17aに接触するように取り付けられている。
各ブラシ19は図示しないモータ制御回路にそれぞれ電気的に接続されている。
モータ制御回路のスイッチがオンに切り替えられると、電流がアーマチュア16等に流れて、アーマチュア軸14が回転する。
図2および図3に示されているように、ギヤケース21の略中央には軸穴22が形成されており、軸穴22に連通して凹状の減速機構収納部23が形成されている。
減速機構収納部23の底壁の第一ウオーム15および第二ウオーム15’を挟む所定位置には、第一孔部25および第二孔部25’が円筒形状に形成されている。
図1に示されているように、第一孔部25および第二孔部25’には金属製でピン状の支軸26の下部が圧入等により嵌め込まれており、各支軸26には第一カウンタギヤ30および第二カウンタギヤ30’が回転自在に支持されている。
減速機構収納部23の底壁の第一ウオーム15の図3中先端右寄りの位置には、円形孔27が形成されており、円形孔27内には出力軸43が金属製で円筒形状のラジアル軸受28を介して出力軸43が回転自在に支持されている。
図1に示されているように、出力ギヤ40の中央の円筒部41内には出力軸43の上端部43aが嵌着されている。出力軸43におけるギヤケース21から外側へ突出した下端部43bには、ナット44を介してワイパリンク45が締結されている。
出力軸43の上端部43aを嵌着した出力ギヤ40の下面40aをラジアル軸受28の上面に当接した状態で、プッシュナット47が平ワッシャ46を介して出力軸43の下部から平ワッシャ46がラジアル軸受28の下面に当接するまで挿入される。このため、出力軸43および出力ギヤ40は、それぞれ軸方向の移動が阻止されている。
以上の一対のウオーム15,15’と一対のカウンタギヤ30,30’と出力ギヤ40とは、ギヤケース21の減速機構収納部23内に収納されており、二段減速機構を構成している。
図1に示されているように、ギヤケース21の減速機構収納部23の一端側における開口部23aは、合成樹脂製のギヤケースカバー29によって覆われている。ギヤケースカバー29の環状の側壁部29aの下面中央には凹部29bが形成されており、凹部29bはギヤケース21の周壁部21aに嵌め込まれている。
なお、ギヤケースカバー29の天井部29cの下面には、コンタクトプレート24が取り付けられている。
図4および図5に示されているように、第一カウンタギヤ30は合成樹脂が使用されて一体に成形されている。第一カウンタギヤ30は第一ウオーム15に噛合する複数の歯部32が形成された第一大径ギヤ31と、第一大径ギヤ31と同軸であり一体に回転する第一小径ギヤ35とを備えている。
第一大径ギヤ31は、はすば歯車に形成されており、歯部32におけるギヤケース開口側歯厚32aはギヤケース底面側歯厚32bよりも大きく形成されている。すなわち、第一大径ギヤ31の歯部32は第一ウオーム15と噛合する正歯面32c側と逆歯面32d側とにおいて異なるリードが付与されている。
第一大径ギヤ31の上面31aのギヤ噛み合いピッチ円の近傍には、第一カウンタギヤ30の軸方向のスラスト分力を出力ギヤ40で受けるための摺動部33が一体形成されている。摺動部33は出力ギヤ40の下面40aのギヤ噛み合いピッチ円の近傍に当接して摺動するように円環凸状(リング凸状)に一体突出形成されている。
第一小径ギヤ35は、平歯車に形成されており、第一小径ギヤ35の歯部36は出力ギヤ40の歯部42に噛合される。
第二小径ギヤ35’の中央には円筒部37が形成されており、円筒部37は支軸26に摺動自在に嵌合されている。これにより、第一カウンタギヤ30は支軸26に回転自在に支持されている。
図4および図6に示されているように、第二カウンタギヤ30’は合成樹脂が使用されて一体に成形されている。第二カウンタギヤ30’は第二ウオーム15’に噛合する複数の歯部32’が形成された第二大径ギヤ31’と、第二大径ギヤ31’と同軸であり一体に回転する第二小径ギヤ35’とを備えている。
第二大径ギヤ31’も、はすば歯車に形成されており、歯部32’におけるギヤケース開口側歯厚32a’はギヤケース底面側歯厚32b’よりも大きく形成されている。すなわち、第二大径ギヤ31’の歯部32’は第二ウオーム15’と噛合する正歯面32c’側と逆歯面32d’側とにおいて異なるリードが付与されている。
摺動部33、歯部36および円筒部37は、第一カウンタギヤ30と同様の構成であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示されているように、第一カウンタギヤ30の第一小径ギヤ35の先端とギヤケースカバー29との間には、第一カウンタギヤ30をギヤケース21に押し付けるように付勢する第一バネ部材50が配置されている。
同様に、第二カウンタギヤ30’の第二小径ギヤ35’の先端とギヤケースカバー29との間には、第二カウンタギヤ30’をギヤケース21に押し付けるように付勢する第二バネ部材50が配置されている。
本実施の形態においては、第一バネ部材および第二バネ部材には、図7に示されたバネ部材50が使用されている。
図7に示されたバネ部材50は板バネ材が使用されてプレス加工によって一体的に成形されており、図7(a)に示されているように、自然状態の夾角が約30度になるように折り返されている。
バネ部材50の屈曲部51は折り返し線に直交する断面において円弧形状に形成されている。バネ部材50は屈曲部51の一方の片側において反力部52を構成し、他方の片側において作用部53を構成している。
反力部52の屈曲部51と反対側の端部には係止孔54が開設されており、係止孔54は小径ギヤ35の端面に突設された頭部38に嵌合し得るように設定されている。係止孔54が小径ギヤ35,35’の頭部38に嵌合されることにより、バネ部材50が小径ギヤ35,35’とギヤケースカバー29との間で位置決めされる。
作用部53の屈曲部51と反対側の端部には逃げ部55が半長円形状に切り欠かれており、逃げ部55は小径ギヤ35,35’の頭部38に嵌合して逃げ得るように設定されている。逃げ孔55が小径ギヤ35の頭部38に嵌合されることにより、作用部53が小径ギヤ35,35’の端面に押接する。
バネ部材50は反力部52が頭部38に嵌合し作用部53が小径ギヤ35,35’の端面に押接した状態で、圧縮変形して図7(e)に示された閉じた状態になる。
この圧縮変形した状態で、バネ部材50はギヤケースカバー29に反力をとって、カウンタギヤ30、30’をギヤケース21に押し付ける弾性力を付勢する。
以上のように構成されたバネ部材50が第一カウンタギヤ30の第一小径ギヤ35の先端とギヤケースカバー29との間、第二カウンタギヤ30’の第二小径ギヤ35’の先端とギヤケースカバー29との間にそれぞれ配置されて弾性力を付勢する状態において、ワイパモータ10の停止時に、第二カウンタギヤ30’の第二大径ギヤ31’と第二ウオーム15’とがギヤケース開口側歯厚32’a近傍で噛合することでバックラッシを減少させる状態を保つことができる。
次に、図8に示された出力ギヤ40について説明する。
図8(c)(d)に示されているように、出力ギヤ40の歯部42におけるギヤケースカバー29側(ギヤケース21の開口側)の歯厚42aは、ギヤケース21側(ギヤケース21の底面側)の歯厚42bよりも大きく設定されている。
ギヤケースカバー側歯厚42aの増加分は、図8(b)に示されているように、歯部42の逆歯面(ワイパモータ回転時に出力ギヤと小径ギヤとが常に当接する部分とは反対側の面)に配分されている。
図8(a)に示されているように、出力ギヤ40は円盤形状に形成された基部48と、基部48から立設して円筒形状に一体に形成された外側円筒部49とを備えている。基部48は出力ギヤ40の中央の円筒部(以下、内側円筒部という。)41の外周に同心円に突設されている。外側円筒部49は基部48の外周に同心円に配置されている。第一小径ギヤ35および第二小径ギヤ35の歯部36が噛合される出力ギヤ40の歯部42は、外側円筒部49の外周面上に形成されている。
基部48の内側端48aは内側円筒部41の中央高さよりもギヤケース21側(以下、下側とする。)寄りに連結されている。基部48の外側端部には垂下部48bが形成されており、垂下部48bの外側端は外側円筒部49の下端近傍に連結されている。
外側円筒部49は下端側(ギヤケース21側)から上端側(ギヤケースカバー29側)に向けて漸次大きくなる極僅かなテーパが設定されている。すなわち、図8(a)に示されているように、歯部42の上端部におけるピッチ円42cが歯部42の下端部におけるピッチ円42dよりも極僅かに大きくなるように、外側円筒部49は極僅かに傾斜している。
基部48の下面側には複数本のリブ48cが放射状に配置されて、内側円筒部41外周から垂下部48b内周に掛けて突設されており、各リブ48cの高さは垂下部48bの高さと等しく形成されている。基部48に複数のリブ48を設けることにより、出力軸と内側円筒部41との結合をより強固にすることができる。
以上のように構成されたワイパーモータ10の作用および効果を説明する。
モータ制御回路のスイッチがオンに切り替えられて電流がアーマチュア16等に流れると、アーマチュア軸14が回転する。アーマチュア軸14の回転力は、第一ウオーム15および第二ウオーム15’→第一大径ギヤ31および第二大径ギヤ31’→第一小径ギヤ35および第二小径ギヤ35’→出力ギヤ40を経由して、出力軸43に伝達される。
出力軸43の回転はワイパリンク45で往復回動に変換されてワイパブレード(図示せず)に伝達される。ワイパブレードは往復回動によってウインドガラスを払拭する。
アーマチュア軸14の回転力の第一ウオーム15および第二ウオーム15’から第一大径ギヤ31および第二大径ギヤ31’への伝達に際して、第一ウオーム15と第一カウンタギヤ30の組み合わせによって生じるスラスト荷重の方向が、第二ウオーム15’と第二カウンタギヤ30’の組み合わせによって生じるスラスト荷重の方向と互いに逆向きとなってキャンセルされる。
これにより、各カウンタギヤ30,30’を回転自在に支持する高精度で強固なスラスト軸受が不要となるとともに、ワイパーモータ10のアーマチュア軸14のガタ付きがなくなり、アーマチュア16はスムーズに回転する。
本実施形態では、ワイパモータ10が回転すると、各カウンタギヤ30,30’がそれぞれギヤケースカバー29に近接する方向(ギヤケース開口方向)に向けて荷重が加わるため、ギヤケースカバー29にバネ部材50を配置することで、各小径ギヤ35,35’の頭部38,38とギヤケースカバー29との接触を抑えることができる。
さらに、モータ停止時と比較して、ギヤケースカバー29に近接する方向(ギヤケース開口方向)にも荷重が加わるため、バネ部材50,50によってバックラッシが確保される方向、つまり各大径ギヤ31,31’の逆歯面が各ウオーム15,15’の歯面と離間する方向に、その荷重に比例して各カウンタギヤ30,30’が移動される。これにより、カウンタギヤ30,30’が適切な位置でウオームと噛み合うためワイパモータ10の連続作動等における効率を向上させることができる。
ところで、これに対し、ワイパブレードの往復回動の反転時にはカウンタギヤにこれを逆回転させる所謂慣性力逆負荷が作用するために、カウンタギヤの大径ギヤの逆歯面がウオームの逆歯面に衝突することにより、異音が発生してしまう。
本実施の形態においては、第一カウンタギヤ30および第二カウンタギヤ30’の大径ギヤの歯部におけるギヤケース開口側歯厚がギヤケース底面側歯厚よりも大きく形成されていることにより、大径ギヤの歯部は第一ウオーム15および第二ウオーム15’と噛合する正歯面側と逆歯面側とにおいて異なるリードが付与されているために、ワイパブレードの反転時の慣性力逆負荷によって第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤの逆歯面が第一ウオームおよび第二ウオームの逆歯面に当接されるように、第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤを移動させることで各大径ギヤと各ウオームとの接触時に発生する音の発生を防止することができる。
つまり、本実施の形態によれば、ワイパブレードの反転時の慣性力逆負荷によって第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤの逆歯面が第一ウオームおよび第二ウオームの逆歯面に当接されるように第一カウンタギヤ30のギヤケース開口側歯厚32a方向に移動させ、第一ウオーム15とのバックラッシを減少させる方向に第一カウンタギヤ30を移動させ、さらに、第二カウンタギヤ30’のギヤケース開口側歯厚32a’方向に移動させ、第二ウオーム15’とのバックラッシを減少させる方向に第二カウンタギヤを移動させることによって音の発生を防止することができるので、当該衝突に伴う異音の発生を未然に防止することができる。
しかも、本実施の形態においては、第一カウンタギヤ30の第一小径ギヤ35の先端とギヤケースカバー29との間には、第一カウンタギヤ30をギヤケース21に押し付けるように付勢する第一バネ部材50が配置されており、第二カウンタギヤ30’の第二小径ギヤ35’の先端とギヤケースカバー29との間には、第二カウンタギヤ30’をギヤケース21に押し付けるように付勢する第二バネ部材50が配置されていることにより、停止時では、第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤの逆歯面を第一ウオームおよび第二ウオームの逆歯面に常に密接させることができ、さらに、ワイパブレードの反転時の慣性力逆負荷によって第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤのバックラッシを減少させる方向に移動させることで、第一ウオームおよび第二ウオームによる音等の発生をより一層確実に防止することができる。
つまり、本実施の形態によれば、ワイパブレードの反転時の慣性力逆負荷によって第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤが第一ウオームおよび第二ウオームに衝突する現象に伴う異音の発生を確実に防止することができる。
ちなみに、本実施の形態においては、第一大径ギヤ31はギヤケース開口側歯厚32aがギヤケース底面側歯厚32bよりも大きく形成されており、第二大径ギヤ31’もギヤケース開口側歯厚32a’がギヤケース底面側歯厚32b’よりも大きく形成されていることにより、第一大径ギヤ31および第二大径ギヤ31’はいずれも、第一ウオーム15および第二ウオーム15’へ片側(ギヤケースカバー29側、図4(b)において上側)から組み付けることができるため、第一カウンタギヤ30および第一カウンタギヤ30’の第一ウオーム15および第二ウオーム15’への組付作業性を高めることができる。
ところで、ワイパブレードの往復回動の反転時に、カウンタギヤにこれを逆回転させる所謂慣性力逆負荷が作用すると、出力ギヤの歯部の逆歯面がカウンタギヤの小径ギヤの逆歯面に衝突することにより、異音が発生してしまう。
本実施の形態においては、出力ギヤ40の歯部42におけるギヤケースカバー29側歯厚42aがギヤケース21側歯厚42bよりも大きく設定されているとともに、ギヤケースカバー29側歯厚42aの増加分が歯部42の逆歯面に配分されていることにより、歯部42と当接する小径ギヤ35,35’の歯部36,36は、常に正歯面および逆歯面に接触することになる。これにより、出力ギヤ40と小径ギヤ35,35’は常にバックラッシを減少させる状態で噛合することができるため、噛み合いによる音の発生を抑止させることができる。
しかも、本実施の形態においては、図8(c),図8(d)に示されているように、出力ギヤ40の外側円筒部49は下端側(出力軸先端側)から上端側(出力軸セレーション側)に向けて漸次大きくなる極僅かなテーパが設定されていることにより、図8(e)に示されているように、出力ギヤ40の外側円筒部49の上端部を縮径させる分力Faが作用するために、出力ギヤ40の歯部42の逆歯面を小径ギヤ35,35’の逆歯面により一層密接させることができる。
そして、外側円筒部49と垂下部48bとの連結位置を下端近傍に設けることで、上端側での発生した力すなわち図8(e)に示すような分力Faが作用した際に、外側円筒部49が連結部分を支点として出力軸43方向(外側円筒部の内側)に撓むことができる。
つまり、本実施の形態によれば、歯部42と当接する小径ギヤ35,35’の歯部36,36は、常に正歯面および逆歯面に接触するだけでなく、外側円筒部には弾性力が発生することになる。これにより、出力ギヤ40と小径ギヤ35,35’は常にバックラッシを減少させる状態で噛合することができるため、噛み合いによるガタ等の音の発生を抑止させることができる。
ちなみに、基部48の下面側に複数本のリブ48cが放射状に配置された出力ギヤ40においては、当該出力ギヤ40の成形型による成形に際して、リブ48cを設けることで成形型の表面積を大きく取ることができ、リブ48c側である下型に成形品である出力ギヤ40を確実に残すことができるため、安定かつ適正な離型を確保することができる。
図9は本発明の第二実施形態を示している。
本実施形態が前記実施形態と異なる点は、第一大径ギヤ31の歯部におけるギヤケース底面側歯厚32bがギヤケース開口側歯厚32aよりも大きく形成されており、ギヤケース21と第一大径ギヤ31との間に第一カウンタギヤ30をギヤケースカバー29に押し付けるように付勢するバネ部材50が配置されている点である。
本実施の形態においては、第一カウンタギヤ30および第二カウンタギヤ30’の大径ギヤの歯部の逆歯面におけるリードが互いに反対向きに付与されており、かつ、第一カウンタギヤ30をギヤケースカバー29に押し付けるように付勢するバネ部材50が配置されているために、停止時では、第一カウンタギヤ30をギヤケースカバー29に押し付けるように付勢して第一ウオーム15とのバックラッシを減少させ、モータ作動時には、モータ停止時と比較して、ギヤケース21に近接する方向にも荷重が加わるため、バネ部材50によってバックラッシが確保される方向、つまり大径ギヤ31の逆歯面がウオーム15の歯面と離間する方向に、その荷重に比例してカウンタギヤ30が移動されるため、カウンタギヤ30が適切な位置でウオームと噛み合うためワイパモータ10の連続作動等における効率を向上させることができる。
ワイパブレードの反転時に慣性力逆負荷が発生した際には、大径ギヤ31とウオーム15とのバックラッシが減少する方向にカウンタギヤ30が移動する。
なお、第二カウンタギヤ30’はこの第二実施形態の第一カウンタギヤ30と反対方向に力が加わる構成となっており、前述した第一実施形態と同様の構成となっている。
これにより、ワイパブレードの反転時の慣性力逆負荷によって第一カウンタギヤおよび第二カウンタギヤの逆歯面が第一ウオームおよび第二ウオームの逆歯面に衝突する現象を確実に防止することができる。
ちなみに、本実施の形態においては、第一大径ギヤ31はギヤケース底面側歯厚32bがギヤケース開口側歯厚32aよりも大きく形成されており、第二大径ギヤ31’は、図6(c)と同様にギヤケース開口側歯厚32a’がギヤケース底面側歯厚32b’よりも大きく形成されているので、第一カウンタギヤ30および第二カウンタギヤ30’は第一ウオーム15および第二ウオーム15’へ片側(ギヤケースカバー29側)から組み付けることが難しい。
しかし、第二カウンタギヤ30’の第二大径ギヤ31’を第二ウオーム15’へアーマチュア軸14をワイパモータの回転軸芯に対して傾けながら組み付けた後に、アーマチュア軸14をラジアル軸受に設置し、次に、第一カウンタギヤ30の第一大径ギヤ31を第一ウオーム15に組み付けることにより、第一カウンタギヤ30および第二カウンタギヤ30’は第一ウオーム15および第二ウオーム15’へ組み付けることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、第一大径ギヤおよび第二大径ギヤの歯部の肉厚部における歯元には、隣り合う歯部の肉厚部の干渉をさせるためのアンダカット部を形成することができる。
ここでは、インボリュート曲線とピッチ円近傍と歯底で囲まれた部分を取り除いてアンダカット部としている。
前記実施形態によれば、減速機構付きモータを自動車のワイパーモータとした場合について説明したが、パワーシートモータやパワーウインドモータ等の他の減速機構付きモータに前記実施形態を適用することができる。
本発明の一実施の形態である減速機構付きモータを示す縦断面図である。 その横断面図である。 そのギヤケースカバー等を取り外した状態を示す平面図である。 ウオームとカウンタギヤの配置を示しており、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 第一カウンタギヤを示しており、(a)は斜視図、(b)は歯部の部分を示す横断面図、(c)は歯部を示す展開図である。 第二カウンタギヤを示しており、(a)は斜視図、(b)は歯部の部分を示す横断面図、(c)は歯部を示す展開図である。 バネ部材を示しており、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は自然状態の正面図、(e)は圧縮変形時の正面図である。 出力ギヤを示しており、(a)は正面断面図、(b)は底面図、(c)は(a)のc−c線に沿う断面図、(d)は(a)のd−d線に沿う断面図、(e)は分力の作用を説明する模式図である。 本発明の第二実施形態である減速機構付きモータを示しており、(a)はそれに使用される第一カウンタギヤの斜視図、(b)は図4(b)に相当する縦断面図である。
符号の説明
10…ワイパーモータ(減速機構付きモータ)、11…ヨーク、12…マグネット、
14…アーマチュア軸(回転軸)、15…第一ウオーム、15’…第二ウオーム、16…アーマチュア、17…コンミテータ、18…ホルダ、19…ブラシ、
21…ギヤケース、22…軸穴、23…減速機構収納部、25…第一孔部 25’…第二孔部、26…支軸、
27…円形孔、28…ラジアル軸受、29…ギヤケースカバー、
30…第一カウンタギヤ、31…第一大径ギヤ、32…歯部、32a…ギヤケース開口側歯厚、32b…ギヤケース底面側歯厚、32c…正歯面、32d…逆歯面、33…摺動部、35…第一小径ギヤ、36…歯部、37…円筒部、38…頭部、
30’…第二カウンタギヤ、31’…第二大径ギヤ、32’…歯部、32a’…ギヤケース開口側歯厚、32b’…ギヤケース底面側歯厚、32c’…正歯面、32d’…逆歯面、35’…第二小径ギヤ、
40…出力ギヤ、41…内側円筒部、42…歯部、42a…ギヤケースカバー側歯厚、42b…ギヤケース側歯厚、42c…歯部上端部ピッチ円、42d…歯部下端部ピッチ円、
43…出力軸、44…ナット、45…ワイパリンク、46…平ワッシャ、47…プッシュナット、
48…基部、48a…内側端、48b…垂下部、48c…リブ48c、49…外側円筒部、
50…バネ部材(第一バネ部材、第二バネ部材)、51…屈曲部、52…反力部、53…作用部、54…係止孔、55…逃げ部。

Claims (6)

  1. 一端開口の有底形状に形成されたヨークと、
    前記ヨークの内周面に固定されたマグネットと、
    前記マグネットの内側に配置されたアーマチュアと、
    前記アーマチュアに固定され、ねじの捩れ方向が互いに逆向きの第一ウオームおよび第二ウオームを備えた回転軸と、
    前記ヨーク開口に接続され、前記回転軸を回転自在に支持し、減速機構を収納する有底形状の減速機構収納部が形成されたギヤケースと、
    前記ギヤケース開口を覆ったギヤケースカバーと、
    前記減速機構収納部に収納され、前記第一ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第一大径ギヤおよび該第一大径ギヤと同軸であり一体に回転する第一小径ギヤを備えた第一カウンタギヤと、
    前記減速機構収納部に収納され、前記第二ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第二大径ギヤおよび該第二大径ギヤと同軸であり一体に回転する第二小径ギヤを備えた第二カウンタギヤと、
    基部の中心線上の内側円筒部に出力軸が固定され、前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤに噛合する複数の歯部が外側円筒部に形成された出力ギヤと、
    を具備している減速機構付きモータにおいて、
    前記出力ギヤの前記基部の内側端は前記内側円筒部の中央よりも前記ギヤケース寄りに連結され、前記基部の外側端部には垂下部が形成され、該垂下部の外側端は前記外側円筒部の前記ギヤケース側端部に連結され、
    前記外側円筒部は前記出力ギヤの前記複数の歯部の前記ギヤケース側ピッチ円が前記出力ギヤの前記複数の歯部のギヤケースカバー側ピッチ円に向けて漸次大きくなるテーパ形状に形成され、
    前記ギヤケースカバー側の前記複数の歯部は、その正歯面および逆歯面が常に前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤと当接する部分を備えるとともに、前記ギヤケース側の前記複数の歯部は、その逆歯面と前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤとの間に隙間を備える、
    ことを特徴とする減速機構付きモータ。
  2. 一端開口の有底形状に形成されたヨークと、
    前記ヨークの内周面に固定されたマグネットと、
    前記マグネットの内側に配置されたアーマチュアと、
    前記アーマチュアに固定され、ねじの捩れ方向が互いに逆向きの第一ウオームおよび第二ウオームを備えた回転軸と、
    前記ヨーク開口に接続され、前記回転軸を回転自在に支持し、減速機構を収納する有底形状の減速機構収納部が形成されたギヤケースと、
    前記ギヤケース開口を覆ったギヤケースカバーと、
    前記減速機構収納部に収納され、前記第一ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第一大径ギヤおよび該第一大径ギヤと同軸であり一体に回転する第一小径ギヤを備えた第一カウンタギヤと、
    前記減速機構収納部に収納され、前記第二ウオームに噛合する複数の歯部が形成された第二大径ギヤおよび該第二大径ギヤと同軸であり一体に回転する第二小径ギヤを備えた第二カウンタギヤと、
    基部の中心線上の内側円筒部に出力軸が固定され、前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤに噛合する複数の歯部が外側円筒部に形成された出力ギヤと、
    を具備している減速機構付きモータにおいて、
    前記出力ギヤの前記基部の内側端は前記内側円筒部の中央よりも前記ギヤケース寄りに連結され、前記基部の外側端部には垂下部が形成され、該垂下部の外側端は前記外側円筒部の前記ギヤケース側端部に連結され、
    前記出力ギヤの前記複数の歯部は、該ギヤケース開口側歯厚が該ギヤケース底面側歯厚よりも大きく形成され、
    前記ギヤケース開口側の前記複数の歯部は、その正歯面および逆歯面が常に前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤと当接する部分を備えるとともに、前記ギヤケース底面側の前記複数の歯部は、その逆歯面と前記第一小径ギヤおよび前記第二小径ギヤとの間に隙間を備える、
    ことを特徴とする減速機構付きモータ。
  3. 前記ギヤケース開口側歯厚の増加分が、逆歯面に分配されていることを特徴とする請求項2に記載の減速機構付きモータ。
  4. 前記出力ギヤの前記外側円筒部は前記出力ギヤの前記複数の歯部の前記ギヤケース側ピッチ円が前記出力ギヤの前記複数の歯部のギヤケースカバー側ピッチ円に向けて漸次大きくなるテーパ形状に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の減速機構付きモータ。
  5. 前記出力ギヤの前記基部における前記外側円筒部の一端側に複数のリブが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の減速機構付きモータ。
  6. 前記回転軸の停止状態において、前記第一小径ギヤと前記第二小径ギヤとが前記出力ギヤの前記複数の歯部の肉厚部で当接することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の減速機構付きモータ。
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