JP4963243B2 - 遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造 - Google Patents
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Description
前記ホッパーベースが前記前扉に臨んだ前面部と、前記筐体の左右側板部に臨んだ側面部、及び前記筐体の背板部に臨んだ背面部から、少なくとも前記前面部が透明な合成樹脂で一体形成され、前記前面部と前記背面部のそれぞれに、前記ホッパーベースの内部に向かって膨出する膨出部が形成され、前記前面部の膨出部と前記背面部の膨出部がリブを介して直接的に互いにつながっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記排出機構側ホッパータンクベースに、前記ホッパーベースに固定されるための爪部が4隅に形成されると共に、係合開口部と、フランジ部が一体形成されており、前記排出機構側ホッパータンクベースが前記ホッパーベースに対し、前記爪部と係合開口部において着脱可能に結合され、前記フランジ部において着脱可能にネジ止めされていることを特徴とする。
筐体2は、図2に示されるように、いずれも木製の上板部2a、左右側板部2b,2c、底板部2d、背板部2eを備えて構成されている。
筐体2内の背板部2eの上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備えた主制御基板20が、硬質プラスチック製のカバー21内に収容された状態で取り付けられている。カバー21は、主制御基板側に設けられた基板側カバーに蓋側カバーが重ね合わされた状態で、両カバー上部間に跨った2つのかしめ具としてのかしめキャップ22により内部封止がなされている。かしめキャップ22は、ほぼ円筒状の本体部の左右側部に一体形成された前後2つの固定係止爪が、それぞれ基板側カバー或いは蓋側カバーの所定位置に係止することにより、基板側カバーと蓋側カバーとを抜け止め固定し、カバー21を封止するようになっている。
前扉4の前面側は、図1に示されるように、遊技者に面する「前面パネル部」として視覚効果を高めるようにデザインされた所謂化粧板として硬質プラスチックにより一体形成されているものであって、上部パネル部5、下部パネル部6、操作卓7にほぼ区分されるようになっている。
ベットボタン72,73は、スロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。すなわち、ゲームを開始する際に、ベットボタン72を1回押圧操作すると、貯留されているメダルのなかから1枚のメダルがゲームに対して賭けられ、また、ベットボタン73を1回押圧操作すると、3枚のメダルが当該ゲームに賭けられる。このため、ベットボタン72は、「1ベットボタン」、ベットボタン73は、最大枚数のメダルを賭けることができるので、「マックスベットボタン」と呼ばれている。
ストップボタン75a,75b,75cは、スタートレバー74によって回転動しているリール101a,101b,101cの回転停止をそれぞれ指示するためのボタンスイッチであって、各リールの配列に対応して並設されている。
精算ボタン76は、ゲームに賭けたメダルの払い出しを指示すると共に、メダルクレジット手段(図示せず)が内部保留したメダルの払い出しを指示するためのボタンスイッチである。
鍵穴78は、前扉4を開錠するための鍵が挿入されるものであって、この鍵穴78にスロットマシン1の管理者などが所定の鍵を挿入して開錠操作すると、スライドヒンジ3,3を介して筐体2に取り付けられた前扉4を前方へ開くことができるようになっている。また、前扉4を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
図2に示されるように、前扉4の裏面側上部、つまり、液晶表示演出装置55の裏面側にあたる位置には、電気回路基板によって形成されたサブ制御基板40が、カバー21と同様の態様により、硬質プラスチック製のカバー41に収納された状態で配設されている。このサブ制御基板40は、液晶表示演出装置55による演出映像の表示制御、照明演出装置52及び演出用照明部53a〜53h、66a,66bを用いた演出効果照明制御、演出用放音部54a,54b,64a,64bを用いた演出効果音制御等、ゲームの演出に係る制御を主に行う。また、このサブ制御基板40の左右側、つまり演出用放音部54a,54bの裏面側にあたる位置には、左右一対のスピーカ42a,42bが配設されている。
また、前扉4の裏面側下部、つまり、演出用放音部62の裏目側にあたる位置には、左右一対のスピーカ49a,49bが配設されている。
メダル排出機構部251は、図4に示されるように、排出機構側ホッパータンクベース252、回転体としてのロータディスク253、メダル排出口254(図3に図示)、駆動部255(図7に図示)、メダルセンサ256(図7に図示)を備えて構成されており、ロータディスク253の正回転動によりホッパータンク250内のメダルを1枚ずつメダル排出口254から排出するように構成されている。
すなわち、排出機構側ホッパータンクベース252の上面252aにホッパータンク250が結合固定されている状態において、スライド部材252hを図6中左側に向かって引っ張り操作すると、係合爪250m,250nがフリーの状態になるので、排出機構側ホッパータンクベース252の上面252aからホッパータンク250を容易に取り外すことができるようになる。これにより、メンテナンス性がより向上することとなる。
回転駆動軸255aは、図7に示されるように、排出機構側ホッパータンクベース252の裏面側に設けられた駆動部255によって回転駆動されるものである。そのため、駆動部255は、回転駆動軸255aを駆動するための電気モータ255e、噛み合いギヤを内蔵した金属製のギヤケース255fを備えている。なお、この駆動部255は、後述するメダルセンサ256と共にホッパーベース260内に突出した状態で収容配置されるようになっている。
なお、メダルが摺接する凹部252iの周縁部には、金属製の薄い平軸受としてのメタル部材252j(図4,6に図示)が取り付けられている。
そして、メダル排出通路252kの上面側に、プレート部材252mを固定するための固定係止部材(例えば、POM樹脂成型品)252nをネジ止め固定することにより、図3に示されるように、排出機構側ホッパータンクベース252の前扉4に臨んだ面部252pにメダル排出口254が形成されることとなる。
フォトセンサ256f,256gは、それぞれ一対の発光部と受光部とを備えており、メダル排出軸256dの進退移動に伴って所定範囲内を往復回動する偏芯カム部材256hに連なったアーム部256iの回動に応じて、発光部から発せられた光が遮られたか否かによって、メダルが排出されたか否かを検出するようになっている。
ホッパーベース260は、図7,8に示されるように、上方及び下方が開口しており、その内部に、駆動部255やメダルセンサ256を収容すると共に、ホッパータンク250とメダル排出機構部251とを筐体2の底板部2の上面において右下がりの状態で支承する枠体である。
そして、このホッパーベース260はその全面部、すなわち、図4に示されるように、前扉4に臨んだ面部260a、筐体2の左右側板部2b,2cに臨んだ面部260b,260c、背板部2eに臨んだ面部260d、等が、汎用プラスチック、例えば、透明なABS樹脂によって一体形成されている。
さらに、このホッパーベース260は、図7に示されるように、内部に向かって膨出することにより、ホッパーベース260の内部を狭める膨出部260e,260f,260g,260hが一体形成されている。特に、膨出部260e,260fにあっては、指を差し入れることができる把持部として形成されているので、ホッパー装置25を持ち運ぶ際の利便性が向上することとなる。
2…筐体
4…前扉
25…ホッパー装置
250…ホッパータンク
251…メダル排出機構部
260…ホッパーベース
260a、260b,260c、260d…面部
261a,261b…板金レール
Claims (3)
- 開閉可能な前扉より筐体内に投入されたメダルを一時的に貯留するホッパータンクと、前記ホッパータンク内のメダルを必要に応じて回転体の回転動によって排出するメダル排出機構部と、前記回転体の駆動部を収容すると共に、前記ホッパータンクと前記メダル排出機構部とを前記筐体の底板上面において支承するホッパーベースとを備えた遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造において、
前記ホッパーベースは前記前扉に臨んだ前面部と、前記筐体の左右側板部に臨んだ側面部、及び前記筐体の背板部に臨んだ背面部から、少なくとも前記前面部が透明な合成樹脂で一体形成され、前記前面部と前記背面部のそれぞれに、前記ホッパーベースの内部に向かって膨出する膨出部が形成され、
前記前面部の膨出部と前記背面部の膨出部はリブを介して直接的に互いにつながっていることを特徴とする遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造。 - 前記ホッパータンクの底部に一体化したタンクベースの4隅に係合爪が形成される一方、前記メダル排出機構部を構成する排出機構側ホッパータンクベースの4隅の前記係合爪に対応した位置に開口部が形成され、
前記タンクベースの係合爪は前記排出機構側ホッパータンクベースの前記開口部に挿入された状態で、前記係合爪を前記開口部内で挟み込む側へ付勢されたスライド部材に係合し、前記ホッパータンクが前記排出機構側ホッパータンクベースに着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造。 - 前記排出機構側ホッパータンクベースに、前記ホッパーベースに固定されるための爪部が4隅に形成されると共に、係合開口部と、フランジ部が一体形成されており、
前記排出機構側ホッパータンクベースは前記ホッパーベースに対し、前記爪部と係合開口部において着脱可能に結合され、前記フランジ部において着脱可能にネジ止めされていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造。
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