JP2003260179A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003260179A
JP2003260179A JP2002063904A JP2002063904A JP2003260179A JP 2003260179 A JP2003260179 A JP 2003260179A JP 2002063904 A JP2002063904 A JP 2002063904A JP 2002063904 A JP2002063904 A JP 2002063904A JP 2003260179 A JP2003260179 A JP 2003260179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet metal
hopper
mounting base
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002063904A
Other languages
English (en)
Inventor
Gen Okamura
鉉 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2002063904A priority Critical patent/JP2003260179A/ja
Publication of JP2003260179A publication Critical patent/JP2003260179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の内部の電子機器に対する電気的な影
響を防止する。 【解決手段】 金属製の板金の構成部材でありアース線
を介して接地してある上板金102aと右板金102b
と下板金102cと左板金102dとは、上板金102
aと下板金102cとを取り付けたときに各々が右板金
102bと左板金102dと重なり接触するように両端
を屈折させている屈折部により、本体11の開口周縁に
導電可能な状態で取り付けられる。ホッパの一構成部材
であり金属製の取付ベース105は、突出部106を下
板金102bの上に重ねて接触させ挿通孔107aと挿
通孔107bとを介してネジにより固定される。したが
って、板金101と取付ベース105とは導電可能な状
態に接触して本体11に取り付けられているため、ホッ
パから発生した電気的ノイズを放電することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えばスロットマシンを代表とす
る遊技機の内部においては、モータを有するホッパなど
から発生する電気的ノイズや静電気等(以下「電気的要
因」という)により、制御装置が影響を受ける恐れがあ
った。このため、ホッパのモータで発生した電気的要因
は、ホッパの導体部からワイヤを介して接地部材に伝わ
り更にアース線に伝わることにより放電されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、ホッパの導体部と接地部材との間をワイ
ヤで繋いでいたためホッパの導体部とワイヤとの間や接
地部材とワイヤとの間で接触不良を起こすことがあり、
電気的要因による影響を十分に防止しきれないことがあ
った。 【0004】本発明の遊技機は、遊技機の内部の電子機
器に対する電気的な影響をより確実に防止することを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の遊技機は、上述の目的を達成するために以下の手
段を採った。 【0006】手段1.遊技機の内部に設けられ、電気的
に接地された接地部材と、前記接地部材と重なり合った
状態で係合され電気的要因を伝達する導体部材とを備
え、前記接地部材は直接接地されているか、又は前記接
地部材は前記導体部材を介して接地されている遊技機。 【0007】この遊技機では、接地部材が直接接地され
ている場合は、内部で発生した電気的要因が導体部材か
ら接地部材に伝わったあと放電され、接地部材が導体部
材を介して接地されている場合は、内部で発生した電気
的要因が接地部材から導体部材に伝わったあと放電され
る。この時、導体部材と接地部材とは重なり合った状態
で係合しているため、例えば導体部材と接地部材とが離
れた状態で係合している場合に比べて確実に接触してい
る。したがって、電子機器に対する電気的な影響を確実
に防止することができる。なお、導体部材と接地部材と
が重なり合った状態とは、導体部材と接地部材とが直接
接触して重なり合った状態であっても良いし、導体部材
と接地部材とが別の導体部品を介して重なり合った状態
であってもよい。ここで、「前記導体部材を介して接
地」とは、導体部材が直接接地されていてもよいし、導
体部材が別部材を介して接地されていてもよい。 【0008】手段2.手段1に記載の遊技機であって、
前記電気的要因は、前記遊技機の内部に設けられた要因
発生部材から発生されるものである遊技機。こうすれ
ば、要因発生部材から生じる電気的ノイズ等を確実に放
電させることができ、遊技機の内部の電子機器に対する
電気的な影響をより確実に防止することができる。 【0009】手段3.前記遊技機は、本体と前記本体を
開閉可能な前面扉とを備え、前記接地部材は前記本体の
開口の全周に亘って取り付けられている手段1または2
のいずれかに記載の遊技機。こうすれば、導体部材が遊
技機のいずれの面に設けられていても、その導体部材と
接地部材とを重なり合った状態で係合させることができ
る。 【0010】手段4.手段1〜3のいずれかに記載の遊
技機であって、前記導体部材は突き出した形状の突出部
を有し、前記突出部と前記接地部材とが重なり合った状
態で係合されている遊技機。こうすれば、突きだした形
状の突出部と接地部材とを重なり合わせ係合すればよい
ため、組付性が向上する。 【0011】手段5.前記導体部材は前記接地部材と重
なり合った状態で締結されている手段1〜4のいずれか
に記載の遊技機。こうすれば、導体部材と接地部材とは
より確実に接触する。 【0012】手段6.前記導体部材は、前記接地部材と
直接接触して重なり合った状態で係合している手段1〜
5のいずれかに記載の遊技機。こうすれば、内部部材の
要因発生部材で発生した電気的要因は、導体部材から直
接接地部材の伝わったあと放電される。 【0013】手段7.前記要因発生部材はメダルの払出
機構を駆動する払出モータである手段1〜6のいずれか
に記載の遊技機。こうすれば、ホッパに備えられた払出
用モータからの電気的要因による影響をより確実に防止
することができる。 【0014】手段8.前記要因発生部材はリールを回転
駆動するリール用モータである手段1〜6のいずれかに
記載の遊技機。こうすれば、リールユニットに備えられ
たリール用モータからの電気的要因による影響をより確
実に防止することができる。 【0015】手段9.前記接地部材と前記導体部材とは
金属製である手段1〜8のいずれかに記載の遊技機。こ
うすれば、金属は電気伝導度がよいため、確実に放電す
ることができる。 【0016】手段10.前記接地部材は、ヒンジも兼ね
ている手段1〜9のいずれかに記載の遊技機。こうすれ
ば、接地部材のために遊技機の内部に余分な部材を設置
する必要がなくなり、遊技機の内部における部材の組付
のための十分な空間を確保することができる。 【0017】手段11.手段1〜10のいずれかに記載
の遊技機であって、前記遊技機はスロットマシンである
遊技機。こうすれば、スロットマシンの内部の電子機器
に対する電気的な影響をより確実に防止することができ
る。なお、スロットマシンには、Aタイプ(ビッグボー
ナスゲームが子役ゲーム30回とJACゲーム3回のセ
ットで構成されるタイプ)、Bタイプ(ビッグボーナス
ゲームが子役ゲーム30回とJACゲーム2回のセット
で構成されるタイプ)、Cタイプ(シングルボーナスが
頻繁に揃うタイプ)、AタイプとCタイプの複合機、B
タイプとCタイプの複合機などがあるが、いずれのスロ
ットマシンであってもよいし、これらのタイプ以外のス
ロットマシンであってもよい。 【0018】手段12.手段1〜10のいずれかに記載
の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機である遊技
機。こうした本発明の遊技機としてのパチンコ機の基本
構成例としては、発射ハンドルを備えており、そのハン
ドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、
遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に
入賞することを必要条件として表示手段における図柄の
変動表示が開始され、また、特別遊技状態発生中には遊
技領域内の所定の位置に配置された入賞口が所定の態様
で開放されて遊技球を入賞可能として、その入賞個数に
応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書
き込み等も含む)が付与されるものを挙げることができ
る。こうしたパチンコ機において、少なくとも多数個の
遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技
状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利
な状態である通常遊技状態とが存在するものとすること
もできる。この場合もパチンコ機の内部の電子機器に対
する電気的な影響をより確実に防止することができる。 【0019】手段13.手段1〜10のいずれかに記載
の遊技機であって、前記遊技機はパチンコ機とスロット
マシンとを融合させてなる遊技機。このようなスロット
マシンとパチンコ機とを融合させてなる遊技機(融合
機)は、遊技媒体としてメダルの代わりに遊技球を用い
るスロットマシンである。この場合も融合機の内部の電
子機器に対する電気的な影響をより確実に防止すること
ができる。 【0020】なお、本発明の遊技機としては、スロット
マシンやパチンコ機やパチンコ機とスロットマシンとを
融合させてなる遊技機などを挙げることができるが、こ
の他、種々の遊技機に適用することもできる。 【0021】 【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な一実施形態
を説明する。図1は、本発明の一実施形態であるスロッ
トマシン10の前面扉を閉じた状態の斜視図、図2はス
ロットマシン10の前面扉を開いた状態の斜視図であ
る。本実施形態のスロットマシン10は、前面扉12が
その左辺を回胴軸として本体11に回胴可能に取り付け
られ、前面扉12を閉じた状態で施錠装置20により前
面扉12と本体11とを施錠可能である。前面扉12に
は、遊技の進行に伴い点灯したり点滅したりする上部ラ
ンプ13と、遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴らした
り遊技者に遊技状態を報知したりするスピーカ14,1
4と、各種表示内容を表示する液晶ディスプレイ15
と、左回胴Lと中回胴Mと右回胴Rをそれぞれ透視可能
な遊技パネル30と、略中段付近にて各種ボタン51,
53〜56,61〜63やスタートレバー52やメダル
投入口57が設けられた操作部50と、機種名や遊技に
関わるキャラクタなどが表示された下段プレート16
と、メダル払出口17から払い出されたメダルを受ける
メダル受け皿18とが装着されている。また、スロット
マシン10の内部には、オンされるとスロットマシン1
0の各部に電源を供給する電源スイッチ81や、スロッ
トマシン10をリセットするときに操作するリセットス
イッチ82や、図示しない設定キーを挿入することによ
り、スロットマシン10の設定状態を変更可能にする設
定キー挿入孔83などを備えている電源ボックス85
や、メダルを貯留する補助タンクを有し補助タンク内の
メダルを払出用通路92に通じる開口93を介してメダ
ル払出口17へ払い出すホッパ86や、ホッパ86の一
構成部材である金属製の取付ベース105や、前面扉1
2の開口周縁部にありヒンジも兼ねてある金属製の板金
101や、CPUを中心とするマイクロコンピュータと
して構成されており処理プログラムを記憶するROMや
一時的にデータを記憶するRAMや入出力処理回路がバ
スによって接続されている主制御装置70や、主制御装
置70を収納する主基板ケース71や、CPUを中心と
するマイクロコンピュータとして構成されており主制御
装置70からの出力信号による液晶ディスプレイ15の
表示内容の制御を行う表示用制御装置94が装着されて
いる。なお、板金101は図示していないアース線を介
して電気的に接地されている。 【0022】遊技パネル30は、左回胴L、中回胴M、
右回胴Rの停止中または回転中の様子を外部に露出する
露出窓31L,31M,31Rを備え、露出窓31Lの
左側に配設された5つのベットランプ32,33,3
3,34,34と、この露出窓31L,31M,31R
の下側に配設されている、スロットマシン内部に貯留さ
れている枚数を表示するものであるクレジット枚数表示
部35と、ビッグボーナス時にあと何回JAC(ジャッ
ク)インできるかとかJACゲーム時にあと何回JAC
図柄成立が残っているかといった回数を表示するもので
あるゲーム数表示部36と、有効ライン上に同じ図柄が
揃って入賞したときに払い出された枚数を表示するもの
である払出枚数表示部37とを備えている。 【0023】操作部50は、前面部に設けられたクレジ
ットボタン51、スタートレバー52、左回胴用ストッ
プボタン53、中回胴用ストップボタン54、右回胴用
ストップボタン55、および返却ボタン56と、水平段
部に設けられたメダル投入口57、1枚ベットボタン6
1、2枚ベットボタン62およびマックスベットボタン
63とを備えている。 【0024】図3は、本体11と板金101と取付ベー
ス105の組付斜視図である。この図に示すように、板
金101は、前面扉12の開口の上辺縁に設置される金
属製の上板金102aと、開口の右辺縁に設置される金
属製の右板金102bと、ネジを挿通可能な挿通孔10
7bを有し開口の下辺縁に設置される金属製の下板金1
02cと、開口の左辺縁に設置される金属製の左板金1
02dとにより構成されている。ここで、上板金102
aと下板金102cの両端には、取り付けたときに各々
が右板金102bと左板金102dと重なり接触するよ
うに屈折させている屈折部103a,103b,103
c,103dがある。上板金102aにおいては屈折部
103aと左板金102d、屈折部103bと右板金1
02bとが接触した状態でネジ止めされ、下板金102
cにおいては屈折部103cと右板金102b、屈折部
103dと左板金102dとが接触した状態でネジ止め
されている。なお、左板金102dは、前面扉12の扉
開閉の際のヒンジとなるピン104,104を備えてい
る。また、金属製の取付ベース105は、前面扉12の
開口方向に向かって所定の面積の突きだした形状であり
ネジを挿通可能な挿通孔107aを有している突出部1
06を有し、左辺と右辺の各々は後述するホッパ本体8
7の下取付台25cが嵌合するための受け部となる左翼
受け部108aと右翼受け部108bとなっている。 【0025】図4は、本体11に板金101と取付ベー
ス105とを取り付けたときの斜視図である。この図に
示すように、上板金102aと右板金102bと下板金
102cと左板金102dとは、屈折部103a,10
3b,103c,103dにより本体11の開口周縁に
導電可能な状態で取り付けられる。取付ベース105
は、突出部106を下板金102bの上に重ねて接触さ
せ挿通孔107aと挿通孔107bとを介してネジによ
り固定される。つまり、板金101と取付ベース105
とが導電可能な状態に接触して本体11に取り付けられ
る。 【0026】図5は、ホッパ86の主要部であるホッパ
本体87の構成の概略を示す分解斜視図である。この図
に示すように、ホッパ本体87は、コインを蓄える補助
タンク20と、コインの払出を1枚ずつ回転しながら行
うディスク21と、ディスク21を回転駆動するモータ
22と、モータ22が取り付けられたベース板23と、
ベース板23を所定の角度を付けて取り付けると共にホ
ッパ86をスロットマシンに固定する金属製の取付台2
4とにより構成されている。モータ22は、スロットマ
シンの主制御装置70(図2を参照)からコインの払出
の指示がされたときに回転駆動してコインの払出を開始
し、コインの払出停止の指示がされたときに回転駆動を
停止してコインの払出を停止する。なお、図示していな
いが、モータ22と取付台24とは電気的に接続されて
いる。 【0027】取付台24は、ベース板23を所定の角度
に取り付けるためにベース板23の左右を支える金属製
の側取付台25a,25bや、前述した取付ベース10
5に嵌合する金属製の下取付台25cから構成されてい
る。下取付台25cの左辺と右辺は各々が、前述した取
付ベース105の左翼受け部108aと右翼受け部10
8bとに嵌合する左翼部28aと右翼部28bとなって
いる。 【0028】ここで、ホッパ本体87の取付ベース10
5への取付方法について説明する。取付ベース105の
左翼受け部108aと右翼受け部108bとは、前面扉
12の開口方向が開放しており、ホッパ本体87を前面
扉12の開口側から取付ベース105にスライドさせる
ことにより左翼部28aと右翼部28bとを左翼受け1
08aと右翼受け108bとに嵌合させることができ、
ホッパ本体87を本体11に取り付けることができる。
つまり、ホッパ本体87を取付ベース105に取り付け
ることにより取付台24と取付ベース105が接触し、
モータ22と取付台24と取付ベース105と板金10
1が電気的に接続することになる。 【0029】ここで、本実施形態の構成要素と本発明の
構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の板
金101が本発明の接地部材に相当し、モータ22が要
因発生部材に相当し、取付ベース105が導体部材に相
当する。 【0030】以上詳述した本実施形態のスロットマシン
10によれば、ホッパ86のモータ22で発生した電気
的ノイズは、取付台24から取付ベース105へ伝わ
り、板金101に伝わったあとアース線を介して放電さ
れる。この時、取付ベース105は板金101に直接重
なりあった状態で固定されているため、例えば取付ベー
ス105が板金101と離れた状態でワイヤなどを介し
て係合されている場合に比べて確実に接触している。し
たがって、電子機器に対する電気的な影響を確実に防止
することができる。 【0031】また、取付ベース105は突き出した形状
の突出部106を有し、突出部106は板金101と直
接重なり合った状態で固定されているため、突きだした
形状の突出部106と板金101とを重なり合わせ係合
するだけであり組付性が向上する。 【0032】更に、取付ベース105の突出部106は
板金101に重なり合った状態で挿通孔107a,10
7bとがネジにより締結されているため、取付ベース1
05と板金101とはより確実に接触することになる。 【0033】更にまた、取付ベース105と板金101
とは金属製であるため、電気伝導度がよく確実に放電す
ることができる。 【0034】そしてまた、板金101はヒンジも兼ねて
いるため、板金101のためにスロットマシン10の内
部に余分な部材を接地する必要がなくなり、スロットマ
シン10の内部における部材の組付のための十分な空間
を確保することができる。 【0035】なお、本発明は上述した実施形態に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。例えば、上述した実施形態では、ホッパ86のモー
タ22から生じる電気的ノイズを放電していたが、特に
ホッパ86に限定されるものではなく、モータ等の駆動
装置を有し遊技機の内部に設けられている部材であれ
ば、同様の構成を採用して電気的ノイズを放電してもよ
い。例えば、図6に示すように、リールユニット110
に同様の構成を採用して電気的ノイズを放電してもよ
い。このリールユニット110は、左、中、右回胴L、
M、Rと、各回胴ごとに設けられたステッピングモータ
111L,111M,111Rと、スロットマシン10
の内部にて両側面に架け渡され各回胴L,M,R及び各
ステッピングモータ111L,111M,111Rを支
持する金属製のリールベース112とを備えている。各
ステッピングモータ111L,111M,111Rはリ
ールベース112と電気的に接続されている。また、リ
ールベース112は左側面と接するフランジ113を有
しており、フランジ113はその一部が左板金102d
に向かって突出した突出部114を有している。そし
て、突出部114と左板金112とが直接重なり合い電
気的に導通した状態でネジで締結されている。この構成
において、各ステッピングモータ111L,111M,
111Rで発生した電気的ノイズはリールベース112
から左板金102dに伝わったあと図示しないアース線
を介して放電される。したがって、この場合も上述した
実施形態と同様の効果が得られる。 【0036】また、上述した実施形態では、ホッパ86
又はリールユニット110のいずれかを板金101に電
気的に接続していたが、リールユニット110とホッパ
86とが共に板金101と電気的に接続されていてもよ
い。そこで、板金101が接地されている場合には、ホ
ッパ本体87から発生した電気的ノイズは取付ベース1
05から板金101に伝わったあと放電され、ステッピ
ングモータ111L,111M,111Rから発生した
電気的ノイズはリールベース112から板金101に伝
わったあと放電される。また、取付ベース105が接地
されている場合には、ホッパ本体87から発生した電気
的ノイズは取付ベース105に伝わったあと放電され、
ステッピングモータ111L,111M,111Rから
発生した電気的ノイズはリールベース112から板金1
01へ伝わり取付ベース105に伝わったあと放電され
る。更に、ホッパ本体87が接地されている場合には、
ホッパ本体87から発生した電気的ノイズはそのまま放
電され、ステッピングモータ111L,111M,11
1Rから発生した電気的ノイズはリールベース112か
ら板金101、取付ベース105へと順に伝わりホッパ
本体87に伝わったあと放電される。なお、リールユニ
ット110を接地させても同様の効果が得られる。 【0037】また、上述した実施形態では、ホッパ86
はスロットマシン10の下面に取り付けられていたが、
板金101は前面扉12の開口周縁の全周に亘って取り
付けられているため、ホッパ86がスロットマシン10
のいずれの面に取り付けられていても取付ベース105
は板金101と重なり合った状態で係合することができ
る。 【0038】更にまた、上述した実施形態では、遊技機
の内部に設けられている部材から発生した電気的ノイズ
を放電していたが、静電気を放電してもよい。例えば、
図5に示すように、コインの払出を1枚ずつ回転しなが
ら行うディスク21と、ディスク21が取り付けられて
いるベース板23とにより発生する静電気を取付台24
から取付ベース105へ伝え、板金101に伝えたあと
アース線を介して放電してもよい。この場合も上述した
実施形態と同様の作用効果を奏する。 【0039】そしてまた、上述した実施形態では、いわ
ゆるAタイプのスロットマシンに本発明を適用した場合
を例示したが、Bタイプ、Cタイプ、AタイプとCタイ
プの複合タイプなど、どのようなスロットマシンに本発
明を適用してもよく、その場合も上述した実施形態と同
様の作用効果を奏する。また、スロットマシンとパチン
コ機とを融合させてなる融合機に本発明を適用してもよ
く、その場合も上述した実施形態と同様の作用効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】スロットマシンの前面扉を閉じた状態の斜視図
である。 【図2】スロットマシンの前面扉を開いた状態の斜視図
である。 【図3】本体と板金と取付ベースとの組付斜視図であ
る。 【図4】本体に板金と取付ベースとを取り付けたときの
斜視図である。 【図5】ホッパ本体の分解斜視図である。 【図6】別の実施形態であるリールユニットの拡大斜視
図である。 【符号の説明】 10…スロットマシン、11…本体、20…補助タン
ク、21…ディスク、22…モータ、23…ベース板、
24…取付台、25a,25b…側取付台、25c…下
取付台、26…検出センサ、28a…左翼部、28b…
右翼部、86…ホッパ、87…ホッパ本体、101…板
金、102a…上板金、102b…右板金、102c…
下板金、102d…左板金、103A,103b,10
3c,103d…屈折部、104…ピン、105…取付
ベース、106…突出部、107a,107b…挿通
孔、108a…左翼受け部、108b…右翼受け部、1
10…リールユニット、111L,111M,111R
…ステッピングモータ、112…リールベース、113
…フランジ、114…突出部、L…左回胴、M…中回
胴、R…右回胴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技機の内部に設けられ、電気的に接地
    された接地部材と、前記接地部材と重なり合った状態で
    係合され電気的要因を伝達する導体部材とを備え、 前記接地部材は直接接地されているか、又は前記接地部
    材は前記導体部材を介して接地されている遊技機。
JP2002063904A 2002-03-08 2002-03-08 遊技機 Pending JP2003260179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063904A JP2003260179A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063904A JP2003260179A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003260179A true JP2003260179A (ja) 2003-09-16

Family

ID=28670942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002063904A Pending JP2003260179A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003260179A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313239A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Aruze Corp 遊技機
JP2008220739A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Samii Kk 遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造
JP2015077188A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017023427A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 株式会社オリンピア 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313239A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Aruze Corp 遊技機
JP2008220739A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Samii Kk 遊技機のホッパー装置の不正操作防止構造
JP2015077188A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017023427A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 株式会社オリンピア 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003210665A (ja) 遊技機
JP2008264378A (ja) 遊技機
JP2004267357A (ja) スロットマシン
JP4956039B2 (ja) 遊技機
JPH114947A (ja) 遊技機の基板ケース施錠構造
JP2008142126A (ja) 遊技機
JP2003260168A (ja) 遊技機
JP2003260179A (ja) 遊技機
JP2008048918A (ja) 遊技機
JP2013075217A (ja) 遊技台
JP4658713B2 (ja) 遊技機
JP2007202672A (ja) 遊技機
JP2006122367A (ja) 遊技機における制御基板ユニット
JP2009011358A (ja) 遊技機
JP4142277B2 (ja) 遊技機
JP2003210652A (ja) 遊技機
JP5083869B2 (ja) 遊技機のアース線固定構造
JP2005095207A (ja) 遊技機
JP4804414B2 (ja) 遊技機
JP4636553B2 (ja) 遊技機
JP4895301B2 (ja) 遊技機
JP4947788B2 (ja) 遊技機
JP5201427B2 (ja) 遊技台の基板ケース
JP5030211B2 (ja) 遊技機
JP2007007118A (ja) 遊技機