JP4962838B2 - 表示装置の製造方法 - Google Patents
表示装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4962838B2 JP4962838B2 JP2006087379A JP2006087379A JP4962838B2 JP 4962838 B2 JP4962838 B2 JP 4962838B2 JP 2006087379 A JP2006087379 A JP 2006087379A JP 2006087379 A JP2006087379 A JP 2006087379A JP 4962838 B2 JP4962838 B2 JP 4962838B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- conductive layer
- pixel
- display
- organic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
図11に示すように、周知の有機EL素子は、概略、ガラス基板等の絶縁性基板111の一面側(図面上方側)に、アノード(陽極)電極112、有機化合物等(有機材料)からなる有機EL層(発光機能層)113、及び、カソード(陰極)電極114を順次積層した素子構造を有している。
有機EL層113は、例えば正孔輸送材料(正孔注入層形成材料)からなる正孔輸送層(正孔注入層)113aと、電子輸送性発光材料からなる電子輸送性発光層(発光層)113bとの積層構造を有している。
図12において、111はガラス基板等の絶縁性基板、112は反射層を含むアノード電極(画素電極)、113は有機EL層(正孔輸送層113a、電子輸送性発光層113b)、114は透明電極層からなるカソード電極(対向電極)、121はゲート絶縁膜、122は平坦化膜を含む保護絶縁膜、131は薄膜トランジスタ、132は選択ライン(ゲートライン)、133は給電ライン(アノードライン)である。
Oxide)等の透明電極層112bと、を積層した構造を有している。
このような断面構造を有する機ELパネルについては、例えば特許文献1等に詳しく記載されている。
すなわち、図12に示したような有機ELパネルの製造方法においては、まず、絶縁性基板111上に形成された画素回路(薄膜トランジスタ131やキャパシタ、選択ライン132等)上に平坦化膜を含む単数または複数の保護絶縁膜122を形成する。次いで、保護絶縁膜122上にフォトレジストを形成し、フォトレジストをパターニングして、これをマスク(レジストマスク)として用いて、ドライエッチングにより保護絶縁膜112をパターニングしてコンタクトホールHLpを形成することにより、画素回路(薄膜トランジスタ131等)の導電層を露出させる。次いで、フォトレジストを除去した後、光反射特性を有する金属層(反射金属層)、及び、薄い透明電極層を順次積層形成し、レジストマスクを用いて透明電極層及び反射金属層を順次パターニングして所定のパターン形状を有するアノード電極(画素電極)112を形成する。これにより、コンタクトホールHLpを介して画素回路と有機EL素子OELが電気的に接続された断面構造が得られる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置の製造方法において、前記表示素子は、前記画素電極と、有機材料からなる発光機能層と、対向電極からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、表示素子を有する複数の表示画素が二次元配列された表示パネルを備えた表示装置の製造方法において、基板上に第1の導電層を形成する工程と、前記第1の導電層を被覆する絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にパターニング形成した光反射特性を有する第2の導電層をマスクとして、前記絶縁層をドライエッチングによりパターニングして前記第1の導電層を露出させる開口部を形成する工程と、を含み、前記第2の導電層は、画素電極の少なくとも一部であり、前記表示画素は、発光駆動用のスイッチング素子を有する画素駆動回路を備え、前記第1の導電層は、前記発光駆動用のスイッチング素子に接続されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、表示素子を有する複数の表示画素が二次元配列された表示パネルを備えた表示装置の製造方法において、基板上に第1の導電層を形成する工程と、前記第1の導電層を被覆する絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にパターニング形成した光反射特性を有する第2の導電層をマスクとして、前記絶縁層をドライエッチングによりパターニングして前記第1の導電層を露出させる開口部を形成する工程と、を含み、前記第2の導電層は、画素電極の少なくとも一部であり、前記表示素子は、前記画素電極と、有機材料からなる発光機能層と、対向電極からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする。
(表示パネル)
まず、本発明に係る表示装置に適用される表示パネル(有機ELパネル)及び表示画素について説明する。
図1は、本発明に係る表示装置に適用される表示パネルの画素配列状態の一例を示す概略平面図であり、図2は、本発明に係る表示装置の表示パネルに2次元配列される各表示画素(表示素子及び画素駆動回路)の回路構成例を示す等価回路図である。なお、図1に示す平面図においては、説明の都合上、表示パネル(絶縁性基板)を視野側から見た、各表示画素(色画素)に設けられる画素電極の配置と各配線層の配設構造との関係のみを示し、各表示画素の有機EL素子(表示素子)を発光駆動するために、各表示画素に設けられる図2に示す画素駆動回路(従来技術に示した画素回路に相当する)DC内のトランジスタ等の表示を省略した。また、図1においては、画素電極及び各配線層の配置を明瞭にするために、便宜的にハッチングを施して示した。
次いで、上述したような回路構成を有する表示画素(発光駆動回路及び有機EL素子)の具体的なデバイス構造(平面レイアウト及び断面構造)について説明する。
図3は、本実施形態に係る表示装置(表示パネル)に適用可能な表示画素の一例を示す平面レイアウト図であり、図4は、本実施形態に係る表示画素の平面レイアウトの要部詳細図である。ここでは、図1に示した表示画素PIXの赤(R)、緑(G)、青(B)の各色画素PXr、PXg、PXbのうちの、特定の一の色画素の平面レイアウトを示す。なお、図3においては、画素駆動回路DCの各トランジスタ及び配線層等が形成された層を中心に示し、図4においては、図3に示した平面レイアウトのうち、共通電圧ラインLcの下層に形成される各トランジスタ及び配線層等を具体的に示す。また、図4において、括弧数字は、各導電層(配線層を含む)の上下の順を表し、数字が小さいほど下層側(絶縁性基板11側)に形成され、大きいほど上層側(視野側)に形成されていることを示す。また、図5、図6は、各々、図3に示した平面レイアウトを有する表示画素PIXにおけるA−A断面及びB−B断面を示す概略断面図である。
さらに、トランジスタTr13のソース電極Tr13s(キャパシタCsの電極Ecb)上の保護絶縁膜13及び平坦化膜14には、図5に示すように、コンタクトホールHLdが形成され、当該ソース電極Tr13sと有機EL素子OELの画素電極15とが電気的に接続されるように、金属材料(コンタクトメタルMTL)が埋め込まれている。
なお、上記画素駆動回路DC、有機EL素子OEL及びバンク18が形成された絶縁性基板11上には、図5、図6に示すように、透明な封止樹脂層19を介して、絶縁性基板11に対向するようにガラス基板等からなる封止基板20が接合されている。
次に、上述した表示装置(表示パネル)の製造方法について説明する。
図7乃至図10は、本実施形態に係る表示装置(表示パネル)の製造方法の第1の例を示す工程断面図である。ここでは、本発明に係る表示装置の製造方法の特徴を明確にするために、図5、図6に示したA−A断面及びB−B断面のパネル構造のうち、各々一部(トランジスタTr13、キャパシタCs、データラインLd、選択ラインLs、供給電圧ラインLa)並びに図1に示した選択ライン端子部PLs、供給電圧ライン端子部PLaを便宜的に抜き出した構造を示して説明する。また、選択ラインLs及び供給電圧ラインLaとして、低抵抗化を図るため、厚膜配線を適用し、さらに、保護絶縁膜13及び平坦化膜14に完全に被覆された埋込配線構造を有する場合について説明する。また、上述した図5、図6に示した断面構造を適宜参照しつつ説明する。
また、上記実施形態では、画素電極15は、有機EL層16との密着性等から酸化金属層15bを設けたが、反射金属層15a上に有機EL層16を形成しても特性上、悪影響がなければ、画素電極15は酸化金属層15bを備えていなくてもよい。
11 絶縁性基板
14 平坦化膜
14a 感光性有機膜
14b 非感光性有機膜
15 画素電極
15a 反射金属層
15b 酸化金属層
16 有機EL層
16a 正孔輸送層
16b 電子輸送性発光層
17 対向電極
18 バンク
18a バンクメタル部
18x 下地層
18y 層間絶縁膜
DC 画素駆動回路
Tr11〜Tr13 トランジスタ
OEL 有機EL素子
PIX 表示画素
Ls 選択ライン
Ld データライン
La 供給電圧ライン
Lc 共通電圧ライン
Claims (6)
- 表示素子を有する複数の表示画素が二次元配列された表示パネルを備えた表示装置の製造方法において、
基板上に第1の導電層を形成する工程と、
前記第1の導電層を被覆する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層上にパターニング形成した光反射特性を有する第2の導電層をマスクとして、前記絶縁層をドライエッチングによりパターニングして前記第1の導電層を露出させる開口部を形成する工程と、
少なくとも前記第2の導電層を被覆するとともに、前記開口部を介して前記第1の導電層と電気的に接続された光透過特性を有する第3の導電層を形成する工程と、
前記第3の導電層をパターニングして、前記第2の導電層及び前記第3の導電層からなる積層構造を有する前記表示画素の画素電極を形成する工程と、
を含み、
前記第2の導電層は、画素電極の少なくとも一部であることを特徴とする表示装置の製造方法。 - 前記第3の導電層を形成する工程は、前記第2の導電層を前記画素電極に対応する形状にパターニングした後に、前記第3の導電層を被覆形成し、
前記画素電極を形成する工程は、前記第2の導電層の上面及び端面が露出しない形状に前記第3の導電層をパターニングすることを特徴とする請求項1記載の表示装置の製造方法。 - 前記表示画素は、発光駆動用のスイッチング素子を有する画素駆動回路を備え、
前記第1の導電層は、前記発光駆動用のスイッチング素子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置の製造方法。 - 前記表示素子は、前記画素電極と、有機材料からなる発光機能層と、対向電極からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置の製造方法。
- 表示素子を有する複数の表示画素が二次元配列された表示パネルを備えた表示装置の製造方法において、
基板上に第1の導電層を形成する工程と、
前記第1の導電層を被覆する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層上にパターニング形成した光反射特性を有する第2の導電層をマスクとして、前記絶縁層をドライエッチングによりパターニングして前記第1の導電層を露出させる開口部を形成する工程と、
を含み、
前記第2の導電層は、画素電極の少なくとも一部であり、
前記表示画素は、発光駆動用のスイッチング素子を有する画素駆動回路を備え、
前記第1の導電層は、前記発光駆動用のスイッチング素子に接続されていることを特徴とする表示装置の製造方法。 - 表示素子を有する複数の表示画素が二次元配列された表示パネルを備えた表示装置の製造方法において、
基板上に第1の導電層を形成する工程と、
前記第1の導電層を被覆する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層上にパターニング形成した光反射特性を有する第2の導電層をマスクとして、前記絶縁層をドライエッチングによりパターニングして前記第1の導電層を露出させる開口部を形成する工程と、
を含み、
前記第2の導電層は、画素電極の少なくとも一部であり、
前記表示素子は、前記画素電極と、有機材料からなる発光機能層と、対向電極からなる有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006087379A JP4962838B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006087379A JP4962838B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007264177A JP2007264177A (ja) | 2007-10-11 |
JP4962838B2 true JP4962838B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=38637243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006087379A Active JP4962838B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4962838B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6808689B2 (ja) * | 2018-07-23 | 2021-01-06 | 株式会社Joled | 薄膜トランジスタ基板および発光装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6255130B1 (en) * | 1998-11-19 | 2001-07-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Thin film transistor array panel and a method for manufacturing the same |
US6683666B1 (en) * | 1999-11-11 | 2004-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reflective-transmission type thin film transistor liquid crystal display |
JP3473607B2 (ja) * | 2001-05-01 | 2003-12-08 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置、その製造方法及び電子機器 |
KR100579192B1 (ko) * | 2004-03-11 | 2006-05-11 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전면 발광 구조를 갖는 유기 전계 발광 표시 장치 및 이의제조방법 |
-
2006
- 2006-03-28 JP JP2006087379A patent/JP4962838B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007264177A (ja) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4251329B2 (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
JP5120528B2 (ja) | 表示装置の製造方法 | |
JP4953166B2 (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
KR101525804B1 (ko) | 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법 | |
US8866706B2 (en) | Organic electroluminescent display device and manufacturing method of the same | |
JP5428142B2 (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
WO2004026004A1 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス表示装置及びその製造方法 | |
JP5017826B2 (ja) | ディスプレイパネル及びその駆動方法 | |
JP4534430B2 (ja) | 電気光学装置、電気光学装置用基板、電気光学装置の製造方法および電子機器 | |
JP4254675B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP4993292B2 (ja) | 表示パネル及びその製造方法 | |
JP4848767B2 (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
JP4517804B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP4379278B2 (ja) | トランジスタアレイ基板及びディスプレイパネル | |
JP5119635B2 (ja) | 表示装置の製造方法 | |
JP4747543B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP4962838B2 (ja) | 表示装置の製造方法 | |
JP4265515B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP4192879B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP5201381B2 (ja) | 表示装置の製造方法 | |
JP5163482B2 (ja) | 発光装置 | |
JP4379285B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP2010134484A (ja) | ディスプレイパネル | |
JP4893753B2 (ja) | ディスプレイパネル | |
JP2008004361A (ja) | 表示装置及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120302 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |