JP4962741B2 - 端末装置 - Google Patents
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Description
、前記ディスプレイで表示されるオブジェクトに係る情報を管理する表示制御部と、筐体の傾きを検出する傾斜センサと、筐体の動きの加速度を検出する加速度センサと、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報と、前記傾斜センサからの出力信号と、前記加速度センサからの出力信号とが入力されると共に、これらに応じてコマンドを発行する演算部と、を有する端末装置において、前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かの判定と前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号に基づいて、前記ディスプレイの画面表示でクリック動作または拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行することを特徴とする。
実行させるコマンドを発行するので、表示画面をスクロールさせる以外のクリック動作実行コマンドを発行することが可能であり、装置筐体を持ちかえる頻度を少なくすることができ、操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の端末装置によれば、前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かを判定し、この判定で合致していないと判定し、かつ、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号から所定の仮想軸を中心とした回動振幅を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示で拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行するので、表示画面をスクロールさせる以外の拡大・縮小動作実行コマンドを発行することが可能であり、装置筐体を持ちかえる頻度を少なくすることができ、操作性を向上させることが可能となる。
ている。なお、ここでいう「左クリック」、「右クリック」は、一般的にパーソナルコンピュータのポインティングデバイスとして用いられるマウスの「左クリック」、「右クリック」に相当するものである。本実施形態に係る端末装置100には、キー105やタッチパネル119などの入力インターフェイスの他に、本発明に特有の姿勢入力デバイス120が設けられてなるものである。
バイスを制御するためのプログラムである。BIOSは、端末装置100の電源投入時に最初に実行される。
信号、情報を基に所定の判断を行った上で、ディスプレイ115上の画面表示などに関わるコマンドを発行する。当該コマンドはバス102に送出され、CPU101で処理されてディスプレイ115上の画面表示などに反映される。
ユーザーが両手で端末装置100筐体を持ち、鉛直方向上下に振り、さらに下側に加速をつけて振っている動作を検出するものである。
図13(A)は端末装置100が静止状態にある状態を示している。これに対して、図13(B)及び図13(C)では、それほど大きくない傾き角で端末装置100を左側及び右側に傾けた状態を示している。このとき、ぞれぞれの図に示されているように、ディスプレイ115中のカーソルの表示が、端末装置100を傾けた時間に応じて移動する。
・(第1閾値)<(傾き角)<(第2閾値)であるとき、すなわち傾き角がそれほど大きくないときには、ディスプレイ115でカーソルが移動する。
・(第2閾値)<(傾き角)であるときに、すなわち傾き角がある程度大きくないときには、ディスプレイ115の画面がスクロールする。
・(第1閾値)<(傾き角)<(第2閾値)であるとき、すなわち傾き角がそれほど大き
くないときには、ディスプレイ115の画面がスクロールする。
・(第2閾値)<(傾き角)であるときに、すなわち傾き角がある程度大きくないときには、ディスプレイ115でカーソルが移動する。
ステップS302では、三軸傾斜センサ122からの出力信号と、三軸加速度センサ123からの出力信号とを演算し、所定周期の振動動作が、第1仮想軸中心で回動振幅であるか否か判定される。ステップS302での判定がYESであるときにはステップS303に進み、NOでるときにはステップS304に進む。
、ステップS307、ステップS309、ステップS311、ステップS313、ステップS
314中のいずれの括弧書きも、このような設定変更によるコマンド発行について示している。
プS306での判定がYESであるときにはステップS307に進み、NOでるときにはステップS308に進む。
ステップS307では、ディスプレイ115の画面表示で画面拡大を実行させるコマンドを発行する。
ステップS310においては、三軸傾斜センサ122からの出力信号と、三軸加速度センサ123からの出力信号とを演算し、所定周期の振動動作が、鉛直方向で上下に振幅し、かつ、振動動作において、上側に加速度に正の加速度があるか否かが判定される。ステップS310での判定がYESであるときにはステップS311に進み、NOでるときにはステップS312に進む。
ステップS313では、ディスプレイ115の画面表示で画面縮小を実行させるコマンドを発行する。
、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号から鉛直方向上側又は下側への加速度を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示で拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行するので、表示画面をスクロールさせる以外の拡大・縮小動作実行コマンドを発行することが可能であり、装置筐体を持ちかえる頻度を少なくすることができ、操作性を向上させることが可能となる。
ステップS410によって発行されるコマンドについて説明する。図15(B)は、ユーザーが両手で端末装置100を鉛直上方向へ正の加速がつくように振っている状態を示しており、このとき図示するように、ディスプレイ115の画面表示で左クリック動作に相当するコマンドが実行される。
、ステップS203がステップS203’となっていることである。本実施形態のステップS203’では、画面スクロールコマンド発行サブルーチンが実行されるようになっているので、次に、このサブルーチンについて詳しく説明する。
,yd)は、一辺が長さxd、それと異なる一辺がydである矩形領域に係るものである。
、それと異なる一辺がydである矩形領域となる。これに対して、図18(B)は、xd<xaかつyd<yaであるときのディスプレイ115での表示範囲と表示データの広さとの
関係を示している。ディスプレイ表示範囲の矩形領域と表示データの矩形領域が図18(B)に示すような関係にあるときにおいては、スクロール動作は全方位に対して行われなければならない。ここで、例えば、xdに対してxaが大きすぎるような場合を考えると、x方向を隈無く、かつ素早く参照するためには、x方向に対するスクロール動作は速い方が使用感の上で望ましい。このようなことを考慮して、本実施形態においては、x方向のスクロール量とy方向のスクロール量とを、ディスプレイ表示範囲の矩形領域の大きさと表示データの矩形領域の大きさとに応じて変更するように設定する。このような変更における設定方法としては、種々の態様があり得あるが以下のアルゴリズムにおいてはその一つの方法―傾斜センサからの出力信号に重み付けを行う方法―が採用されたものとなっている。
ステップS507における判定結果がNOであるときは、xa≦xdかつya≦yd(ステ
ップS509)である。このような判定条件についてより詳細に説明する。図18(E)は、xa≦xdかつya≦ydであるときのディスプレイ115での表示範囲と表示データの広さとの関係を示している。ディスプレイ表示範囲の矩形領域と表示データの矩形領域が図18(E)に示すような関係にあるとき、すなわち、表示データの両辺の長さが、サイズデータの対応する両辺の長さ以下であるときには、ディスプレイ115での画面表示でスクロールを実行させる必要がない。このため、次のステップS510では、三軸傾斜センサ122及び三軸加速度センサ123からの出力信号によらず、画面スクロールコマンド発行しないようにする。ステップS511では、リターンし、元のルーチンに戻る。
Claims (5)
- 画面表示を行うディスプレイと、
前記ディスプレイで表示されるオブジェクトに係る情報を管理する表示制御部と、
筐体の傾きを検出する傾斜センサと、
筐体の動きの加速度を検出する加速度センサと、
前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報と、前記傾斜センサからの出力信号と、前記加速度センサからの出力信号とが入力されると共に、これらに応じてコマンドを発行する演算部と、を有する端末装置において、
前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かの判定と前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号に基づいて、前記ディスプレイの画面表示でクリック動作または拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行することを特徴とする端末装置。 - 前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致していると判断し、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力から所定の仮想軸を中心とした回動振幅を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示でクリック動作を実行させるコマンドを発行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かを判定し、この判定で合致していると判定し、かつ、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号から鉛直方向上側又は下側への加速度を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示でクリック動作を実行させるコマンドを発行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
- 前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かを判定し、この判定で合致していないと判定し、かつ、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号から所定の仮想軸を中心とした回動振幅を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示で拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端末装置。
- 前記演算部は、前記表示制御部からのオブジェクトに係る情報から、クリック可能なオブジェクトとカーソルのオブジェクトとの位置が合致しているか否かを判定し、この判定で合致していないと判定し、かつ、前記傾斜センサと前記加速度センサの出力信号から鉛直方向上側又は下側への加速度を検出したとき、前記ディスプレイの画面表示で拡大又は縮小を実行させるコマンドを発行することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の端末装置。
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