JP2006146455A - 電子機器、指標付画像の表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストアップや大型化を抑制または防止しつつ、設定項目が増加しても操作性の良好な電子機器及び指標付画像の表示方法を提供する。
【解決手段】 上方から見て、携帯電話機1の上面中心を通る軸を回転中心O1として携帯電話機1が反時計回りに回転されると、表示制御部は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させる。また、右側方から見て、携帯電話機1の右側面中心を通る軸を回転中心O2として携帯電話機1が時計回りに回転される(すなわち携帯電話機1の上部を手前から向こう側に向かって振る動作が行われる)と、表示制御部は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させる。
【選択図】 図3
【解決手段】 上方から見て、携帯電話機1の上面中心を通る軸を回転中心O1として携帯電話機1が反時計回りに回転されると、表示制御部は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させる。また、右側方から見て、携帯電話機1の右側面中心を通る軸を回転中心O2として携帯電話機1が時計回りに回転される(すなわち携帯電話機1の上部を手前から向こう側に向かって振る動作が行われる)と、表示制御部は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像の表示部を備えた電子機器の技術分野に属し、特にその表示部に表示される指標の表示位置を移動する指標付画像の表示方法に関する。
携帯電話機等の電子機器の分野において、複数の文字、記号等や複数のメニュー等を例えばマトリックス状に配列して表示部に表示し、その中から所望の文字等を、左右の方向や上下の方向を示す矢印キーや、例えば図11に示すように、電話番号を入力するためのボタンとは別に設けられた例えば十字キー等の操作部材によって選択するように構成されたものが広く知られている(例えば、下記特許文献1,2参照)。この十字キーは、図11に示すように、円周方向に一定間隔で配置された複数の押圧部(図中の三角印の部分)を備える環状の部材を有し、各押圧部に対応して備えられた図略の接点(スイッチ)により押圧部の押圧操作が検出されるように構成されており、前記各押圧部を複数回押圧してカーソルを所望の選択対象まで移動させる。
一方、下記特許文献3には、パーソナルコンピュータ等の分野において、マウスにジャイロセンサを内蔵し、このジャイロセンサによりマウスの動き(操作方向及び操作速度)を検出する技術が開示されている。
特開2000−187543号公報
特開2002−196867号公報
特開平7−64711号公報
しかしながら、前記特許文献1,2の技術にあっては、複数の文字、記号等や複数のメニュー等の設定項目が増加すると、その操作部材の操作が煩雑化する。このような操作部材の操作の煩雑化を抑制するために、例えば操作部材の数を増加させると、新たな操作部材を設ける分、装置のコストアップを招来する。また、特に携帯電話機等の携帯性を有する電子機器は小型化も要求されるものであるが、上記のように操作部材の数を増やすと、該装置の大型化を招来することとなる。
また、前記特許文献3の技術を小型化が要求される電子機器に適用し、データを入力する装置(マウス)を装置本体と別体とすると、該電子機器の大型化やコストアップを招来するだけでなく、携帯性も損なわれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、コストアップや大型化を抑制または防止しつつ、設定項目が増加しても操作性の良好な電子機器及び指標付画像の表示方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、指標を有する画像を表示する表示部と、当該電子機器の動きを検出する検出手段と、前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、前記検出手段により検出された電子機器の動きに応じて相対移動させる表示制御手段とを備えることを特徴とする電子機器である。
請求項12に記載の発明は、指標を有する画像を表示部に表示した場合において、当該電子機器の動きを検出し、前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、検出された電子機器の動きに応じて相対移動させることを特徴とする指標付画像の表示方法である。
これらの発明によれば、表示部に表示する指標の表示位置が、前記表示部に表示される画像に対し、検出手段により検出された電子機器の動きに応じて相対移動される。これにより、電子機器に動きを与えることで、指標の表示位置の移動が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記表示制御手段は、前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、前記検出手段により検出された電子機器の動きと同一方向又は反対方向に相対移動させることを特徴とするものである。
この発明によれば、表示部に表示する指標の表示位置が、前記表示部に表示される画像に対し、検出手段により検出された電子機器の動きと同一方向又は反対方向に相対移動される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子機器において、前記検出手段は、前記表示部の表示面に平行な方向における当該電子機器の動きを検出し、前記表示制御手段は、前記平行な方向における電子機器の動きと同一方向又は反対方向に前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の指標付画像の表示方法において、前記表示部の表示面に平行な方向における当該表示部の動きを検出し、前記平行な方向における前記表示部の動きと同一方向又は反対方向に前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とするものである。
これらの発明によれば、検出手段により、表示部の表示面に平行な方向における当該電子機器の動きが検出され、指標の表示位置は、前記平行な方向における電子機器の動きと同一方向又は反対方向に相対移動される。したがって、電子機器の使用者は、該電子機器を所望の平行方向に揺動させるだけで、指標の表示位置を意図する方向へ移動させることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記検出手段は、前記表示部の表示面に平行な軸を中心とする当該電子機器の回転動作を検出し、前記表示制御手段は、前記指標の表示位置を通り前記表示面と前記軸とに直交する平面と前記表示面との交線上で前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、請求項12に記載の指標付画像の表示方法において、前記表示部の表示面に平行な軸を中心とする当該表示部の回転動作を検出し、前記指標の表示位置を通り前記表示面と前記軸とに直交する平面と前記表示面との交線上で前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とするものである。
これらの発明によれば、検出手段により、表示部の表示面に平行な軸を中心とする当該電子機器の回転動作が検出され、指標の表示位置は、該指標の表示位置を通り表示面と前記平行な軸とに直交する平面と表示面との交線上で相対移動される。したがって、電子機器の使用者は、該電子機器に所望の回転揺動を与えるだけで、指標の表示位置を意図する方向へ移動させることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器において、当該電子機器のうち前記表示面を有する面を前面とし、且つ、前記表示部の表示態様における上下方向を当該電子機器の上下方向とするとき、前記表示制御手段は、前記電子機器の回転動作により、当該電子機器の上端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の上側から下側に又は下側から上側に相対移動させ、当該電子機器の上端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の下側から上側に又は上側から下側に相対移動させることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の電子機器において、当該電子機器のうち前記表示面を有する面を前面とし、且つ、前記表示部の表示態様における左右方向を当該電子機器の左右方向とするとき、前記表示制御手段は、前記電子機器の回転動作により、当該電子機器の左端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の左側から右側に又は右側から左側に相対移動させ、当該電子機器の左端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の右側から左側に又は左側から右側に相対移動させることを特徴とするものである。
これらの発明によれば、指標の表示位置を前記交線上で相対移動させる形態として、例えば、請求項5に記載の発明のように、電子機器の上端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の上側から下側に又は下側から上側に相対移動させる形態、当該電子機器の上端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の下側から上側に又は上側から下側に相対移動させる形態や、請求項6に記載の発明にように、電子機器の左端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の左側から右側に又は右側から左側に相対移動させる形態、当該電子機器の左端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の右側から左側に又は左側から右側に相対移動させる形態が考えられる。電子機器の形状や表示部の表示態様等に応じて適切な指標の相対移動の形態が設定される。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の電子機器において、前記表示部には、複数の設定項目が表示され、前記指標は、その設定項目の中から所望の設定項目を指定するためのものであることを特徴とするものである。
この発明によれば、表示部に表示された複数の設定項目の中から、指標を介して所望の設定項目を指定することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の電子機器において、前記検出手段は、さらに前記表示部の表示面に対する法線方向の当該電子機器の動きを検出することを特徴とするものである。
この発明によれば、表示部の表示面に対する法線方向の当該電子機器の動きが検出される。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の電子機器において、前記検出手段により前記法線方向のうち前記表示面からその裏面に向かう方向における当該電子機器の動きが検出されたとき、所望の設定項目が前記指標により指定された設定項目に決定されたものと判断する判断手段を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、検出手段により当該電子機器が前記法線方向のうち前記表示面からその裏面に向かう方向の動きが検出されたとき、所望の設定項目が前記指標により指定された設定項目に決定されたものと判断される。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の電子機器において、被写体の光像を結像する撮影光学系と、前記撮影光学系の結像面上に撮像面が配置された前記撮像素子とを備え、前記表示部には、前記撮像素子による撮像動作によって得られた画像が表示され、前記指標は、その画像の一部を指定するためのものであることを特徴とするものである。
この発明によれば、被写体の光像を結像する撮影光学系と、前記撮影光学系の結像面上に撮像面が配置された前記撮像素子とを備えた電子機器において、撮像素子による撮像動作によって得られ表示面に表示された画像の一部を指標によって指定する場合に、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明の効果が得られる。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の電子機器において、他の電子機器との間で情報の授受を行う通信手段を更に備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、他の電子機器との間で情報の授受を行う通信手段を更に備えた電子機器において、請求項1ないし10のいずれかに記載の発明の効果が得られる。
本発明によれば、電子機器に動きを与えるだけで指標の移動を行うことができるから、設定項目が増加しても該項目を選択するためのスイッチやボタンを増やす必要がない。また、電子機器に動きを与えるだけで指標の表示位置が移動するようにしたから、該指標の移動を簡単な操作で行うことができる。したがって、コストアップや大型化を抑制または防止しつつ、設定項目が増加しても操作性の良好な電子機器が得られる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、第1実施形態の電子機器を示しており、携帯電話機の外観斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、他人が所有する図略の携帯電話機を介してその所有者と通話によるコミュニケーションを行うことができるものであり、操作部2、音入力部3、音出力部4、画像表示部5、アンテナ6、決定ボタン7及び動き検出部8とを有する。なお、図1においては、携帯電話機1に内蔵される動き検出部8を図示するため、該携帯電話機1の一部を破断した状態を示している。
操作部2は、数字や機能等が割り当てられた複数のプッシュボタンがマトリックス状に配列されてなり、電話番号や各種のコマンド等を入力するためのものである。
音入力部3は、当該携帯電話機1の使用者の音声等を入力するためのものであり、例えば音声を電気信号に変換するマイクロホン等で構成される。
音出力部4は、他の通信機器から送出された音声等を外部に出力するものであり、例えば電気信号を音に変換するスピーカ等で構成される。
画像表示部5は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、プッシュボタンにより入力された電話番号や前記各種の設定画面を表示するものである。なお、画像表示部5は、LCDに限られず、有機ELやプラズマ表示装置であってもよい。なお、図1は、画像表示部5の表示画面にカーソル(指標)CSL1が表示されている状態を示している。
アンテナ6は、他の通信機器との間で通信を行うべく電波の送受信を行うためのものである。
決定ボタン7は、表示部に表示された各種の設定画面において、複数の設定項目の中から所望の設定項目を決定する指示を入力するためのものである。
動き検出部8は、携帯電話機1の動きを検出するためのものであり、図1に示す携帯電話機1の幅方向をX軸、長さ方向をY軸、厚み方向をZ軸とする3次元座標系を想定するものとすると、携帯電話機1のX軸方向の動きを検出するXセンサ9と、携帯電話機1のY軸方向の動きを検出するYセンサ10と、携帯電話機1のZ軸方向の動きを検出するZセンサ11とからなる。Xセンサ9、Yセンサ10及びZセンサ11は、例えば圧電素子を用いたジャイロから構成され、各方向の動きの角速度を検出するものである。動き検出部8は、特許請求の範囲における検出手段の一例である。
図2は、携帯電話機1の電気的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯電話機1は、画像表示部5と、音入力部3と、音出力部4と、動き検出部8と、入力操作部12と、回転角検出部13と、無線通信部14と、全体制御部15とを備えて構成されている。
音入力部3、音出力部4、画像表示部5及び動き検出部8は、図1に示す音入力部3、音出力部4、画像表示部5及び動き検出部8に相当するものである。入力操作部12は、前述の操作部2及び決定ボタン7を含むものである。
回転角検出部13は、Xセンサ9、Yセンサ10及びZセンサ11から出力された角速度信号からノイズ及びドリフトを低減するためのフィルタ回路(ローパスフィルター及びハイパスフィルタ)及び各角速度信号を増幅するための増幅回路などを備えて構成されている。
無線通信部14は、例えば、デュープレクサ、LNA(Low Noise Amplifier)、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ、PLL(Phase Locked Loop〉周波数シンセサイザ、MIX、変復調器、音声符復号器、PA(Power Amplifier)等を備えてなり、図略の通信ネットワーク及びアンテナ6を介して他の携帯電話機1等との間で音声データや画像データ等をデータを所定の受信周波数及び送信周波数で無線通信を行うものである。無線通信部14は、特許請求の範囲における通信手段の一例である。
全体制御部15は、例えば制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するRAMからなる記憶部が内蔵されたマイクロコンピュータからなり、上述した携帯電話機1及び携帯電話機1本体内の各部材の駆動を関連付けて制御するものである。
また、全体制御部15は、機能的に、伝送信号処理部16と、表示制御部17と、判断部18と、処理部19とを備える。
伝送信号処理部16は、無線通信部14により受信されたデータや前記無線通信部14に出力するデータに所定の処理を施すものである。例えば、伝送信号処理部16は、無線通信部14により受信されたデータに伸長処理を施したり、無線通信部14に出力するデータに圧縮処理を施したりする。
表示制御部17は、動き検出部8からの検出信号に基づいて、画像表示部5に表示されているカーソル(指標)CSL1の表示位置を変更する処理を行うものである。表示制御部17は、特許請求の範囲における表示制御手段の一例である。図3は、携帯電話機1の動きに応じた表示制御部17によるカーソル(指標)CSL1の表示位置変更処理を説明するための図である。なお、図3に示すX軸及びY軸は、図1に示すX軸及びY軸に相当する。
表示制御部17は、Y軸又はY軸と平行な軸を回転中心として携帯電話機1を回転させると、画像表示部5上のカーソルCSL1を、該画像表示部5に表示されている画像に対してX軸方向に移動させる。例えば、図3に示すように、上方から見て、携帯電話機1の上面中心を通る軸を回転中心O1として携帯電話機1が反時計回りに回転されると、表示制御部17は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させる。また、同じく上方から見て、前記中心O1を回転中心として携帯電話機1が時計回りに回転されると、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向右側から左側に移動させる。
また、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置の移動量dx(アンテナ6を上方にして画像表示部5を見たときに左側から右側に向かう方向を正)は、Y軸又はY軸と平行な軸を回転中心とする回転角をdφ(上方から見て、時計回りを正)としたとき、下記式(1)にしたがって算出される。
dx=A・dφ ・・・(1)
但し、Aは定数
dx=A・dφ ・・・(1)
但し、Aは定数
さらに、表示制御部17は、X軸又はX軸と平行な軸を回転中心として携帯電話機1を回転させると、画像表示部5上のカーソルCSL1を、該画像表示部5に表示されている画像に対してY軸方向に移動させる。例えば、図3に示すように、右側方から見て、携帯電話機1の右側面中心を通る軸を回転中心O2として携帯電話機1が反時計回りに回転される(すなわち携帯電話機1の上部を向こう側から手前に向かって振る動作が行われる)と、表示制御部17は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向上側から下側に移動させる。また、同じく右側方から見て、前記中心O2を回転中心として携帯電話機1が時計回りに回転される(すなわち携帯電話機1の上部を手前から向こう側に向かって振る動作が行われる)と、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させる。
また、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置の移動量dy(アンテナ6を上方にして正面から見たときに下側から上側に向かう方向を正)は、X軸又はX軸と平行な軸を回転中心とする回転角をdθ(右側方から見て、時計回りを正)とすると、下記式(2)にしたがって算出される。
dy=B・dθ ・・・(2)
但し、Bは定数
dy=B・dθ ・・・(2)
但し、Bは定数
なお、定数A,Bは、携帯電話機1の回転量に対するカーソルCSL1の表示位置の移動量を決定するものであり、操作性を考慮して設定される。すなわち、例えば画像表示部5に表示されている設定項目が比較的多い場合に、携帯電話機1の回転量が比較的少ないのにカーソルCSL1の表示位置を大きく移動させると、所望の設定項目に対応する位置をカーソルCLS1が通過することが多くなり、該カーソルCLS1をその位置に位置させにくくなる。また、画像表示部5に表示されている設定項目が比較的少ない場合に、携帯電話機1の回転量が比較的大きいのにカーソルCSL1の表示位置を小さく移動させると、所望の設定項目に対応する位置にカーソルCLS1を到達させるのに極めて大きく携帯電話機1を回転させたり何度も携帯電話機1を回転させたりする必要が生じ、いずれも携帯電話機1の操作性が低くなる。そこで、このような不具合が発生しないように又は抑制するように定数A,Bが決定される。なお、定数A,Bは、画面の種類に拘わらず一定にしてもよいが、前述のような事情から例えば画面の種類に応じて変化させるようにすると更に好ましい。
判断部18は、決定ボタン7が押圧されたとき、その押圧時点におけるカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断するものである。判断部18は、特許請求の範囲における判断手段の一例である。
処理部19は、判断部18によりカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断されると、その設定項目に対応する処理を実行するものである。
次に、本実施形態の携帯電話機1による表示処理を説明する。図4は、この表示処理を示すフローチャートである。なお、携帯電話機1は、図5に示すメニューを表示した画面(メニュー画面)を表示する指示が行われたものとする。
図4に示すように、メニュー画面の表示指示が行われると、全体制御部15は、画像表示部5にメニュー画面を表示させる(ステップ♯1)。次に、全体制御部15は、メニュー画面の表示をキャンセルする指示が行われたか否かを判断し(ステップ♯2)、そのキャンセル指示が行われた場合には(ステップ♯2でYES)、画像表示部5にメニューの表示を終了させる(ステップ♯7)一方、キャンセル指示が行われていない場合には(ステップ♯2でYES)、決定ボタン7が押圧されたか否かを判断する(ステップ♯3)。
そして、全体制御部15は、決定ボタン7が押圧されていない場合(ステップ♯3でNO)、X軸又はX軸と平行な軸を回転中心、若しくはY軸又はY軸と平行な軸を回転中心とする携帯電話機1の回転動作を検知すると(ステップ♯4でYES)、その検知した携帯電話機1の回転動作に応じて画像表示部5上のカーソルCSL1の表示位置を変更する(ステップ♯5,♯6)。
すなわち、Y軸又はY軸と平行な軸を回転中心とする回転角をdφ、X軸又はX軸と平行な軸を回転中心とする回転角をdθとすると、前記式(1),(2)によりカーソルCSL1の表示位置の移動量(dx,dy)を算出し、その移動量(dx,dy)だけカーソルCSL1の表示位置を移動させる。
例えば、図5(a)に示すように、8(個)の設定項目がマトリックス状(縦4(個)×横2(個))に画像表示部5に表示されており、そのうち左側の列の上から3つ目の「電話番号表示」の項目にカーソルCSL1が位置している場合において、携帯電話機1が、該携帯電話機1を上方から見て、携帯電話機1の上面中心を通る軸を回転中心O1(図3参照)として反時計回りに所定量回転され、且つ、右側方から見て、携帯電話機1の右側面中心を通る軸を回転中心O2(図3参照)として携帯電話機1が時計回りに所定量回転されると、全体制御部15は、図5(b)に示すように、右側の列の上から1つ目の「プライバシー」の項目にカーソルCSL1を位置させる。
なお、図5に示す例は、カーソルCSL1が表示され得る位置が予め離散的に複数設定されている場合を示しているものであり、移動量(dx,dy)だけ移動した位置に最も近い位置にカーソルCSL1が移動される。
そして、全体制御部15は、ステップ♯3において決定ボタン7が押圧されたと判断すると(ステップ♯3でYES)、その押圧時点におけるカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断し(ステップ♯6)、画像表示部5にメニューの表示を終了させる(ステップ♯7)。
このように、携帯電話機1を動かすことで、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置を移動可能に構成したので、例えば親指以外の指で携帯電話機1を保持しながら親指でボタン等の操作を行うというような煩わしい操作が不要となる。すなわち、図11に示す従来の十字キーで図5(a)に示す表示状態から図5(b)に示す表示状態とするためには、親指以外の指で携帯電話機1を保持しながら、右向き矢印キーを1回、上向き矢印キーを2回親指で操作する必要があるが、本実施形態では、このような煩わしい操作は不要となるため、携帯電話機1の操作性を向上することができる。また、該カーソルCSL1の移動を指示するためのボタンやスイッチ等を設けない分、携帯電話機1の小型化やコストの低減を図ることができる。
前記実施形態に加えて、あるいは前記実施形態に代えて次の形態[1]〜[11]に説明する変形形態も採用可能である。
[1]前記第1の実施形態においては、上方から見て、携帯電話機1の上面中心を通る軸を回転中心O1として携帯電話機1が反時計回りに回転されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させ、携帯電話機1が時計回りに回転されると、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向右側から左側に移動させるようにしたが、この逆でもよい。
すなわち、上方から見て、携帯電話機1が反時計回りに回転されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向右側から左側に移動させ、携帯電話機1が時計回りに回転されると、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させるようにしてもよい。
また、前記第1の実施形態においては、右側方から見て、携帯電話機1の右側面中心を通る軸を回転中心O2として携帯電話機1が反時計回りに回転されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向上側から下側に移動させ、携帯電話機1が時計回りに回転されると、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させるようにしたが、この逆でもよい。
すなわち、右側方から見て、携帯電話機1が反時計回りに回転されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させ、携帯電話機1が時計回りに回転されると、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向上側から下側に移動させるようにしてもよい。
[2]前記第1の実施形態においては、携帯電話機1の各方向の角速度を検知し、この検知した角速度に応じてカーソルCSL1を移動させるようにしたが、これに限らず、動き検出部8を、図1におけるX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の各方向の加速度を検知する複数の加速度センサで構成し、各加速度センサで検知した加速度に応じてカーソルCSL1を移動させるようにしてもよい。以下、この実施形態について説明する。なお、本実施形態においては、前記第1の実施形態と略同様の電気的な構成を有するが、全体制御部15の機能が第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と略同様の構成を有する部材については同一の番号を付す。
図6は、携帯電話機1の加速度に応じてカーソルCSL1を移動させる場合における携帯電話機1の動きに応じた表示制御部17によるカーソル(指標)CSL1の表示位置変更処理を説明するための図である。
図6に示すように、表示制御部17は、X軸方向のうち一方向に携帯電話機1を移動させると、画像表示部5上のカーソルCSL1を、該画像表示部5に表示されている画像に対して前記一方向と反対方向に移動させる。例えば、図6に示すように、正面から見て、携帯電話機1がX軸方向左側から右側に移動されると、表示制御部17は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置を右側から左側に移動させる。また、同じく正面から見て、携帯電話機1がX軸方向右側から左側に移動されると、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させる。
カーソルCSL1の表示位置のX軸方向における移動量dxは、携帯電話機1のX軸方向の移動量をdX(正面から見て、右側を正)とすると、下記式(3)にしたがって算出される。
dx=C・dX ・・・(3)
但し、Cは定数
dx=C・dX ・・・(3)
但し、Cは定数
さらに、表示制御部17は、Y軸方向のうち一方向に携帯電話機1を移動させると、画像表示部5上のカーソルCSL1を、該画像表示部5に表示されている画像に対して前記一方向と反対方向に移動させる。例えば、図6に示すように、正面から見て、携帯電話機1がY軸方向下側から上側に移動されると、表示制御部17は、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をY軸方向上側から下側に移動させる。また、同じく正面から見て、携帯電話機1がY軸方向上側から下側に移動されると、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させる。
カーソルCSL1の表示位置のY軸方向における移動量dyは、携帯電話機1のY軸方向の移動量をdY(正面から見て、右側を正)とすると、下記式(4)にしたがって算出される。
dy=D・dY ・・・(4)
但し、Dは定数
dy=D・dY ・・・(4)
但し、Dは定数
判断部18は、携帯電話機1が、表示面の法線方向(Z軸方向)のうち該携帯電話機1の表面(表示面)側から裏面に向かう方向に加速度が生じたとき、すなわち携帯電話機1が手前から向こう側に向かって移動されたとき、その時点におけるカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断するものである。なお、微少な携帯電話機1の動きで前記判断が行われないように、前記判断基準となる加速度の閾値を設定すると好ましい。判断部18は、特許請求の範囲における判断手段の一例である。
処理部19は、判断部18によりカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断されると、その設定項目に対応する処理を実行するものである。
本実施形態の携帯電話機1による表示処理は、前記第1の実施形態(図4に示すフローチャート)のステップ♯4,♯5の処理において、角速度センサの検出信号に代えて、加速度センサの検出信号を用いて携帯電話機1の動きを検出し、その動きに応じてカーソルCSL1の表示位置の移動を行う点が異なること、及びステップ♯6において、設定項目の決定に際して行われる携帯電話機1に対する操作が、決定ボタン7の押圧操作に代えて、Z軸方向手前側から向こう側への移動操作によって行われることが異なるのみで、他の処理については前記第1の実施形態と同様である。
このように、本実施形態においても、携帯電話機1を動かすことで、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置を移動可能に構成したので、第1の実施形態と同様に携帯電話機1の操作性を向上することができる。特に、本実施形態では、設定項目の決定指示についても、携帯電話機1のZ軸方向手前側から向こう側への移動操作によって行えるようにしたので、第1の実施形態よりさらに操作性の向上を実現することができるとともに、第1の実施形態のように決定ボタン7を設けない分、第1の実施形態の比して更なる携帯電話機1の小型化やコストの低減を図ることができる。
[3]前記変形形態[2]においては、正面から見て、携帯電話機1がX軸方向左側から右側に移動されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向右側から左側に移動させ、携帯電話機1がX軸方向右側から左側に移動されると、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させるようにしたが、この逆でもよい。
すなわち、正面から見て、携帯電話機1がX軸方向左側から右側に移動されると、カーソルCSL1の表示位置をX軸方向左側から右側に移動させ、携帯電話機1がX軸方向右側から左側に移動されると、画像表示部5に表示されるカーソルCSL1の表示位置をX軸方向右側から左側に移動させるようにしてもよい。
また、前記変形形態[2]においては、正面から見て、携帯電話機1がY軸方向下側から上側に移動されると、カーソルCSL1の表示位置を上側から下側に移動させ、携帯電話機1がY軸方向上側から下側に移動されると、表示制御部17は、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させるようにしたが、この逆でもよい。
すなわち、正面から見て、携帯電話機1がY軸方向下側から上側に移動されると、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向下側から上側に移動させ、携帯電話機1がY軸方向上側から下側に移動されると、カーソルCSL1の表示位置をY軸方向上側から下側に移動させるようにしてもよい。
[4]本件の技術の適用対象は、前述の携帯電話機1に限られず、例えば以下に説明するデジタルカメラにも適用可能である。図7は、第2実施形態の電子機器を示すものであり、デジタルカメラの構成を示す正面図、図8は、当該デジタルカメラの構成を示す背面図である。
図7、図8に示すように、デジタルカメラ20は、カメラ本体部21に、撮影光学系22、シャッターボタン23、光学ファインダ24、フラッシュ25、LCD(Liquid Crystal Display)26、機能スイッチ27、電源ボタン28、カードスロット29、モード設定スイッチ30及び動き検出部31を備えている。
撮影光学系22は、カメラ本体部21の前面右側に配設されており、被写体の光像を形成するものである。撮影光学系22は、ズームレンズ群32(図9参照)やフォーカスレンズ群33(図9参照)等を有し、焦点距離の変更や焦点位置の調節を行う。
シャッターボタン23は、途中まで押し込む半押し操作と完全に押し切る全押し操作との2段階で押圧操作されるボタンであり、主に後述する撮像素子34(図9参照)による露光動作のタイミングを指示するためのものである。シャッターボタン23の半押し操作が行われることで、露出制御値(シャッタースピード及び絞り値)等の設定が行われる撮像待機状態に設定され、全押し操作が行われることで、後述する画像記憶部35(図9参照)に記録する被写体の画像を生成するための撮像素子34による露光動作が開始される。
光学ファインダ24は、カメラ本体部21の背面左側上部に配設されており、被写体が撮影される範囲を光学的に表示するものである。
フラッシュ25(内蔵フラッシュ)は、カメラ本体部21の前面中央上部に配設されており、被写体からの光量が不足する場合などに図略の放電灯を放電させることにより被写体に照明光を照射するものである。
LCD26は、カメラ本体部21の背面略中央部に配設されており、カラー液晶パネルを備えてなり、撮像素子34により撮像された画像の表示や記録済みの画像の再生表示等を行うとともに、デジタルカメラ20に搭載される機能やモードの設定画面を表示するものである。なお、LCD26に代えて、有機ELやプラズマ表示装置であってもよい。
機能スイッチ27は、LCD26の右側方に配設されており、撮影光学系22のワイド方向又はテレ方向の駆動や、撮影モードにおける静止画撮影モード及び動画撮影モードの切り替え等を行うためのスイッチである。
電源ボタン28は、カメラ本体部21の背面上部であって機能スイッチ27の左側に配設されており、押圧する毎に主電源のON/OFFが交互に切り換わるようになっている。
カードスロット29は、カメラ本体部21の一方側面に設けられており、複数の半導体記憶素子からなるメモリカードMが装着される。
モード設定スイッチ30は、カメラ本体部21の背面上部に配設されており、上下にスライドする2接点式のスライドスイッチからなる。モード設定スイッチ30をAの位置にセットすると、デジタルカメラ20は画像の被写体を行う撮影モードに、Bの位置にセットするとメモリカードMに記録された撮影画像をLCD26に再生表示する再生モードに設定される。
動き検出部31は、カメラの動きを検出するためのものであり、図7の水平方向にX軸、該X軸に垂直な方向にY軸、X軸及びY軸の夫々に垂直な方向にZ軸を想定するものとすると、X軸方向のカメラ1の動きを検出するXセンサ36と、Y軸方向のカメラ1の動きを検出するYセンサ37と、Z軸方向のカメラ1の動きを検出するZセンサ38とからなる。Xセンサ36、Yセンサ37及びZセンサ38は、例えば圧電素子を用いたジャイロから構成され、各方向のぶれの角速度を検出するものである。なお、動き検出部31は、前述の加速度センサで構成してもよい。
次に、図9を参照して、デジタルカメラ20の電気的な構成について説明する。なお、図7,図8と同一の部材等については、同一の符号を付している。
図9において、撮影光学系22は、図7に示す撮影光学系22に相当するものであり、ズームレンズ群32及びフォーカスレンズ群33を有する。動き検出部31は、図7に示す動き検出部31に相当するものであり、Xセンサ36、Yセンサ37及びZセンサ38を備えてなる。
レンズ駆動部39は、撮影光学系22のズームレンズ群32を駆動するモータ、フォーカスレンズ群33を駆動するモータを備えて構成されている。
撮像素子34は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分を受光する画素を縦横方向に複数有する例えばCCDカラーエリアセンサからなる撮像素子で、撮影光学系22により撮像面上に結像された被写体の光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号に光電変換して出力するものである。
タイミング制御回路40は、後述の全体制御部47により制御される。タイミング制御回路40は、基準クロックCLK0に基づいて、撮像素子34の駆動制御信号、例えば露出開始/終了(積分開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信号CLK1を生成し、このクロックCLK1を撮像素子7に出力するとともに、基準クロックCLK0に基づいてA/D変換用のクロックCLK2を生成し、このクロックCLK2をA/D変換部42に出力する。
信号処理部41は、撮像素子34から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すもので、撮像素子34から出力される画像信号(アナログ信号)のノイズの低減を行うと共に、画像信号のレベル調整を行う。
A/D変換部42は、信号処理部41から入力された画像データの各画素信号(アナログ信号)を、タイミング制御回路40から出力されるクロックCLK2に基づいて、所定ビット、例えば10ビットのデジタル信号に変換するものである。
画像処理部43は、A/D変換部42によりA/D変換された画素信号(以下、画素データという。)の黒レベルを基準の黒レベルに補正する黒レベル補正、R(赤),G(緑),B(青)の各色成分の画素データのレベル変換を行うホワイトバランス補正及び画素データのγ特性を補正するγ補正等の処理を行うものである。
画像メモリ44は、撮影モード時には、画像処理部43から出力される画素データを一時的に記憶するとともに、この画像データに対し全体制御部47により所定の処理を行うための作業領域として用いられるメモリである。また、再生モード時には、画像記憶部35から読み出した画像データを一時的に記憶するメモリである。
VRAM45は、LCD26に再生表示させる画像データのバッファメモリであり、LCD26の画素数に対応する画像データの記録容量を有する。
画像記憶部35は、前記メモリカードMやハードディスクなどからなり、全体制御部47で生成された画像を保存するものである。
入力操作部46は、シャッターボタン23、モード設定スイッチ30等の操作情報を全体制御部47に入力するものである。
全体制御部47は、マイクロコンピュータからなり、上述したカメラ本体部21内の各部材の駆動を関連付けて制御してデジタルカメラ20の撮影動作を統括制御するものである。全体制御部47は、CPU42のワーク用としてのRAMと、デジタルカメラ20に備えられる各種機能のプログラム等を記憶するROMとを有してなる記憶部を備える。
また、全体制御部47は、表示制御部48と、判断部49と、処理部50とを備える。
表示制御部48は、カーソルが表示される各種の画面において、動き検出部31からの検出信号に基づき、該カーソルの表示位置を変更する処理を行うものである。なお、デジタルカメラ20の動きとカーソルの表示位置の移動方向及び移動量との関係は、前記第1の実施形態や変形形態[1],[2]で述べたものを採用することができる。
図10(a),(b)は、カーソルが表示される画面の一例を示す図である。
図10(a)は、焦点を合わせる位置を設定する画面の一例を示す図であり、この画面には一対の括弧でなるカーソルCLS2が表示される。図10(b)は、画像記憶部35に記憶されている画像の指定や所定の指示を入力する画面を示す図であり、この画面には、画像記憶部35に記憶されている画像のフォルダを示すキャラクタと、デジタルカメラの機能設定画面を表示する指示を入力するスパナを模したキャラクタと、画像を削除する指示を入力するためのゴミ箱を模したキャラクタと、矢印からなるカーソルCLS3とが表示されている。なお、図10(b)に示す画面においては、各キャラクタは、画面上に不規則に配列して表示されている。
図10(a),(b)が表示されている場合に、前記第1の実施形態や変形形態[1],[2]と同様に、デジタルカメラ1に動きが加えられると、表示制御部48は、その動きに応じた方向に該動きに応じた移動量だけカーソルCLS2,CLS3の表示位置を移動する。
本実施形態のデジタルカメラ1による表示処理は、第1の実施形態の携帯電話機1による表示処理と略同様であり、前述したように、本デジタルカメラ20においては、複数種類の画面においてカーソルが表示されることから、第1の実施形態のように、メニュー画面に限られない点が異なる。
したがって、本実施形態では、図4に示すステップ♯1の「メニュー画面表示」処理に代えて「カーソルを含む画面の表示」処理となり、また、ステップ♯7の「メニュー画面表示終了」処理に代えて「当該画面表示終了」処理が行われる。また、ステップ♯3において設定項目(メニュー)の決定指示が入力される決定ボタン7のその機能は、本実施形態では、例えば機能スイッチ27に割り当てられる。
以上のように、デジタルカメラ1を動かす(デジタルカメラ1に動きを与える)ことで、LCD26に表示されるカーソルCLS2,CLS3の表示位置を移動可能に構成したので、前記第1の実施形態等と同様に、デジタルカメラ1の操作性を向上することができるとともに、該カーソルCLS2,CLS3の移動を指示するためのボタンやスイッチ等を設ける必要がない分、カメラの小型化やコストの低減を図ることができる。
ところで、このようなデジタルカメラ1においては、手持ち撮影や望遠撮影、暗部での(長時間露光が必要な)撮影時において、手振れ等の「振れ」が発生する虞のある場合に対して確実な撮影を可能とするため、デジタルカメラ1にユーザの手振れ等による振れが与えられて前記光軸Lにずれが生じた場合に、ブレ補正用光学系や撮像素子をその振れに応じて適宜移動(揺動)させることで光軸Lのずれを補正する所謂手振れ補正機能が備えられている場合がある。
そして、このような機能が搭載されるデジタルカメラ1にあっては、前述の振れを検出するために加速度センサや角速度センサ等の振れ検出センサが備えられている。
そこで、この種のデジタルカメラ1に、デジタルカメラ1に動きを与えることで前記カーソルCLS2,CLS3の表示位置を移動する機能を搭載する場合に、手振れ補正を行うべく設けられた前述の振れ検出センサを利用(兼用)することができる。
これにより、振れ検出センサと別個に、カーソルCLS2,CLS3の表示位置を変更するための角速度センサや加速度センサを設ける場合に比して、装置の大型化やコストアップを抑制することができる。
なお、この種のデジタルカメラにカーソルCLS2,CLS3の表示位置の変更機能を搭載する場合、一連の撮像処理の中で、少なくともシャッターボタン23の全押し操作以降においては、前述したようなメニュー画面における機能の設定や合焦位置の設定は行われない。このことから、シャッターボタン23の全押し操作以降においては、振れ検出センサを、手振れ補正用として利用し、例えば撮像準備期間を含むシャッターボタン23の全押し操作が行われるまでの期間においては、該振れ検出センサを、カーソルCLS2,CLS3の操作用として利用するとよい。
[5]カーソルにより選択される設定項目は、図5に示すようにマトリックス状に配列される形態に限らず、1列に配列されていてもよいし、或る曲線に沿って配列されていてもよく、或いは、不規則に配列されていてもよい。
[6]前記第1の実施形態では、携帯電話機1等の操作性を考慮して該携帯電話機1等の動きに対するカーソルの移動量、すなわち、携帯電話機1等の動きに対するカーソルの敏感度を設定したが、これに限らず、携帯電話機1等の移動量と同一量だけカーソルを移動してもよいし、あるいは携帯電話機1等の回転量や移動量に関係なく、1回の回転動作や移動動作に対して一定量だけカーソルを移動させるようにし、回転動作や移動動作の回数に比例して移動量を増加させるようにしてもよい。
[7]本件にいう「指標」は、ドット(図1,図3、図5参照)や矢印(図10(b)参照)で表されたカーソルやポインタ等のように、設定項目とは別に設けられたものに限らず、反転表示や他の設定項目と異なる色で設定項目と一体的に表示して表されるものを含み、また、設定項目を選択するためのものに限られるものではなく、画像表示部に表示される画像全体のうちの特定の画像や一部分を指定するためのものを含むものである。
[8]本件は、スクロール表示やページ切替表示等の表示技術と組み合わせてもよい。すなわち、例えば、表示部に表示する画面を所定のボタン等によりスクロールしたりページを切り替えたりした後、その時点で表示部に表示されている画面において、機器の動きに応じてカーソル等を移動させるようにしてもよい。
[9]本件の技術の対象は、前記携帯電話機1やデジタルカメラに限られるものではなく、それ以外の機器、例えばゲーム機、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、モバイルコンピュータ等の携帯通信機器にも適用することができる。
また、本件技術が適用可能な画面は、前述のように設定項目(メニュー)を表形式で表示したものに限らず、例えば1画面内に写真や絵を複数表示し、その中から所望のものをカーソルで選択させる画面にも適用可能である。
例えば複数の事務用品等が載置された机の画像を表示し、それらの事務用品のうちノートの画像をカーソルで選択するとメモ帳が開き、時計の画像をカーソルで選択すると時刻を表示し、カレンダーの画像をカーソルで選択すると予定表が開くような画面が表示されるように構成された例えばPDAにおいて、前記机の画像が表示される画面に本件技術のカーソル移動を適用することができる。
また、複数の商品が配列された店舗の画像を表示し、所望の商品がカーソルで選択されると、その商品を表す外国語を表示する画面が表示されるように構成された電子辞書において、前記店舗の画像が表示される画面に本件技術を適用することができる。
さらには、例えばデジタルカメラにおいて、撮影した1つの画像の中の任意の被写体の画像に、例えば人物の名前や日付等のコメントを関連付けて記憶させるとともに、再生モードが選択され、該画像が表示部に表示されたときに、カーソルをその被写体の画像上に位置させると、該被写体の画像に関連付けられたコメントが表示部の所定位置に表示される機能を搭載した場合に、コメントを関連付ける被写体を選択する画面や、被写体の画像に関連付けられたコメントを表示させる画面にも本件の技術を適用することができる。
[10]前記第1の実施形態においては、決定ボタン7が押圧されると、その押圧時点におけるカーソルCSL1の位置に対応する設定項目で決定したものと判断して、画像表示部5にメニューの表示を終了させるようにしたが、これに限らず、その設定項目の下層に位置付けられる複数の設定項目を表示した画面を表示するようにしてもよい。
[11]画像表示部7の表示面に対する法線方向において、その表示面から裏面に向かう方向に携帯電話機1等が平行移動されると、画像表示部に表示される各設定項目の表示サイズが小さくなって多くの設定項目が表示され、裏面から表示面に向かう方向に携帯電話機1等が平行移動されると、表示される設定項目の数が少なくなることで画像表示部に表示される各設定項目の表示サイズが大きくなるように表示されるようにしてもよい。
5 画像表示部
8,31 動き検出部
17,48 表示制御部
22 撮影光学系
34 撮像素子
8,31 動き検出部
17,48 表示制御部
22 撮影光学系
34 撮像素子
Claims (14)
- 指標を有する画像を表示する表示部と、
当該電子機器の動きを検出する検出手段と、
前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、前記検出手段により検出された電子機器の動きに応じて相対移動させる表示制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 前記表示制御手段は、前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、前記検出手段により検出された電子機器の動きと同一方向又は反対方向に相対移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記検出手段は、前記表示部の表示面に平行な方向における当該電子機器の動きを検出し、前記表示制御手段は、前記平行な方向における電子機器の動きと同一方向又は反対方向に前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記検出手段は、前記表示部の表示面に平行な軸を中心とする当該電子機器の回転動作を検出し、前記表示制御手段は、前記指標の表示位置を通り前記表示面と前記軸とに直交する平面と前記表示面との交線上で前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 当該電子機器のうち前記表示面を有する面を前面とし、且つ、前記表示部の表示態様における上下方向を当該電子機器の上下方向とするとき、前記表示制御手段は、前記電子機器の回転動作により、当該電子機器の上端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の上側から下側に又は下側から上側に相対移動させ、当該電子機器の上端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の下端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の下側から上側に又は上側から下側に相対移動させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
- 当該電子機器のうち前記表示面を有する面を前面とし、且つ、前記表示部の表示態様における左右方向を当該電子機器の左右方向とするとき、前記表示制御手段は、前記電子機器の回転動作により、当該電子機器の左端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の左側から右側に又は右側から左側に相対移動させ、当該電子機器の左端部が前記背面から前面に向かう方向に移動されるとき、及び/又は当該電子機器の右端部が前記前面から背面に向かう方向に移動されるときには、前記指標の表示位置を前記交線上の右側から左側に又は左側から右側に相対移動させることを特徴とする請求項4または5に記載の電子機器。
- 前記表示部には、複数の設定項目が表示され、前記指標は、その設定項目の中から所望の設定項目を指定するためのものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電子機器。
- 前記検出手段は、さらに前記表示部の表示面に対する法線方向の当該電子機器の動きを検出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の電子機器。
- 前記検出手段により前記法線方向のうち前記表示面からその裏面に向かう方向における当該電子機器の動きが検出されたとき、所望の設定項目が前記指標により指定された設定項目に決定されたものと判断する判断手段を有することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
- 被写体の光像を結像する撮影光学系と、前記撮影光学系の結像面上に撮像面が配置された前記撮像素子とを備え、前記表示部には、前記撮像素子による撮像動作によって得られた画像が表示され、前記指標は、その画像の一部を指定するためのものであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の電子機器。
- 他の電子機器との間で情報の授受を行う通信手段を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の電子機器。
- 指標を有する画像を表示部に表示した場合において、
当該電子機器の動きを検出し、
前記表示部に表示する前記指標の表示位置を、前記表示部に表示される前記画像に対し、検出された電子機器の動きに応じて相対移動させることを特徴とする指標付画像の表示方法。 - 前記表示部の表示面に平行な方向における当該表示部の動きを検出し、前記平行な方向における前記表示部の動きと同一方向又は反対方向に前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とする請求項12に記載の指標付画像の表示方法。
- 前記表示部の表示面に平行な軸を中心とする当該表示部の回転動作を検出し、前記指標の表示位置を通り前記表示面と前記軸とに直交する平面と前記表示面との交線上で前記指標の表示位置を相対移動させることを特徴とする請求項12に記載の指標付画像の表示方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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