JP4962274B2 - ソレノイド駆動システム - Google Patents
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Description
図3に示すソレノイド駆動システム30は、直流電圧を出力する電源31と、電磁弁などに使用されるソレノイド32〜34と、ソレノイド32に並列接続されるダイオード35と、ソレノイド33に並列接続されるダイオード36と、ソレノイド34に並列接続されるダイオード37と、ソレノイド32に電源電圧を印加させるソレノイド駆動回路38と、ソレノイド33に電源電圧を印加させるソレノイド駆動回路39と、ソレノイド34に電源電圧を印加させるソレノイド駆動回路40と、ソレノイド32〜34やソレノイド駆動回路38〜40に発生する異常を検出する検出回路41と、電源31とソレノイド32〜34との間に設けられるリレー42と、リレー42をオン、オフさせるリレー駆動回路43と、ソレノイド駆動回路38〜40及びリレー駆動回路43のそれぞれの動作を制御するCPU44とを備えて構成されている。
図4に示すソレノイド駆動回路38は、ソレノイド32とグランドとの間に設けられ、オンすることによりソレノイド32に電源31の電圧を印加させるスイッチング素子としてのNチャネルのMOSFET45と、MOSFET45とグランド(GND)との間に設けられる抵抗46と、その抵抗46に並列接続され、自身に保持される電圧がCPU44に入力されるコンデンサ47と、抵抗46とコンデンサ47との間に設けられ、オンすることにより抵抗46に印加される電圧をコンデンサ47に保持させるNチャネルのMOSFET48と、CPU44から出力される信号に対して論理計算を行い、その計算結果によりMOSFET45、48をオン、オフさせるOR回路49及びAND回路50とを備えて構成されている。
図5に示す信号S1(周波数:100Hz)がCPU44からOR回路49の一方の入力端子に入力され、信号S2(周波数:10kHz)がCPU44からOR回路49の他方の入力端子に入力され、信号S3(周波数:10kHz)がCPU44からAND回路50の一方の入力端子に入力される。すると、OR回路49から信号S4が出力され、AND回路50の他方の入力端子に入力される。すると、AND回路50から信号S5が出力される。
図6に示す検出回路41は、ツェナーダイオード51と、発光ダイオード52及びフォトトランジスタ53からなるフォトカプラ54と、抵抗55〜57と、コンデンサ58と、ダイオード59〜61とを備えて構成されている。
これにより、異常が発生したMOSFETに接続されるソレノイドに過電流が流れることがなくなるので、そのソレノイドが過電流により破損されることを防止することができる。
すなわち、本発明のソレノイド駆動システムは、第1のソレノイドと、前記第1のソレノイドとグランドとの間に設けられ、オンすることにより前記第1のソレノイドに電源の電圧を印加させる第1のスイッチング素子と、第2のソレノイドと、前記第2のソレノイドとグランドとの間に設けられ、オンすることにより前記第2のソレノイドに前記電源の電圧を印加させる第2のスイッチング素子と、前記電源と前記第1及び第2のソレノイドとの間に設けられるリレーと、前記リレーをオン、オフさせるリレー駆動回路と、前記リレーに並列接続される第1の抵抗と、前記第1のソレノイドと前記第1のスイッチング素子との接続点に印加される電圧を分圧して出力する第1の検出回路と、前記第2のソレノイドと前記第2のスイッチング素子との接続点に印加される電圧を分圧して出力する第2の検出回路と、前記リレーと前記第1及び第2のソレノイドとの接続点に印加される電圧を分圧して出力する第3の検出回路と、前記第1及び第2のスイッチング素子並びに前記リレー駆動回路のそれぞれの動作を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1〜第3の検出回路のそれぞれの出力電圧に基づいて、前記第1のソレノイド、前記第2のソレノイド、前記第1のスイッチング素子、または前記第2のスイッチング素子の異常を判断する。
また、前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1及び第2の検出回路のそれぞれの出力電圧のうち少なくとも1つの出力電圧がゼロであり、かつ、前記第3の検出回路の出力電圧がゼロでない場合、前記第1及び第2の検出回路のうち出力電圧がゼロである検出回路に接続されるソレノイドが異常であると判断し、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオンさせた後、前記第1及び第2の検出回路のうち出力電圧がゼロである検出回路に接続されるスイッチング素子を停止させ、それ以外のスイッチング素子を動作させるように構成してもよい。
また、上記ソレノイド駆動システムは、前記第1のスイッチング素子とグランドとの間に設けられる第2の抵抗と、前記第2のスイッチング素子とグランドとの間に設けられる第3の抵抗とを備え、前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1及び第2の検出回路のそれぞれの出力電圧のうち少なくとも1つの出力電圧がゼロでなく、かつ、前記第3の検出回路の出力電圧もゼロでない場合、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオンさせると共に前記第1及び第2のスイッチング素子を動作させ、前記第1のスイッチング素子と前記第2の抵抗との接続点に印加される電圧または前記第2のスイッチング素子と前記第3の抵抗との接続点に印加される電圧が閾値以上である場合、その閾値以上の電圧が印加される接続点にスイッチング素子を介して接続されるソレノイドが異常であると判断し、そのソレノイドに接続されるスイッチング素子の動作を停止させ、それ以外のスイッチング素子を動作させるように構成してもよい。
図1は、本発明の実施形態のソレノイド駆動システムを示す図である。なお、図3に示す構成と同じ構成には同じ符号を付しその説明を省略する。
まず、CPU6は、リレー駆動回路43の動作を制御してリレー42をオフさせる(ステップS1)。
電圧V1〜V3のうち少なくとも1つの電圧が0[V]で、かつ、電圧V4が0[V]である場合(ステップS2がI)、CPU6は、ソレノイド駆動回路38〜40のうち何れかのソレノイド駆動回路のMOSFET45のドレイン端子とグランドとがショートしている、または、ソレノイド駆動回路38〜40のうち何れかのソレノイド駆動回路のMOSFET45のドレイン端子とソース端子とがショートしていると判断し、リレー駆動回路43の動作を制御してリレー42をオフさせ続けてソレノイド32〜34を駆動させない(ステップS3)。これにより、ソレノイド駆動回路38〜40のうち何れかのソレノイド駆動回路のMOSFET45のドレイン端子とグランドとがショートしたときに、または、ソレノイド駆動回路38〜40のうち何れかのソレノイド駆動回路のMOSFET45のドレイン端子とソース端子とがショートしたときに、リレー42をオフさせて、その異常が発生したMOSFETに接続されるソレノイドに電源31の電圧が勝手に印加されることを防止することができる。そのため、異常が発生したMOSFETに接続されるソレノイドやCPU6などに過電流が流れないようにすることができ、そのソレノイドやCPU6などが過電流により破損されることを防止することができる。
また、本実施形態のソレノイド駆動システム1では、ソレノイドとMOSFETとの接続点に印加される電圧に基づいて、MOSFETのドレイン端子とグランドとのショート、または、MOSFETのドレイン端子とソース端子とのショートを判断しているため、図6に示すように検出回路41に流れる電流に基づいて、MOSFETのドレイン端子とグランドとのショート、または、MOSFETのドレイン端子とソース端子とのショートを判断する構成に比べて、異常判断のための検出値のばらつきを小さくすることができる。
2〜5 検出回路
6 CPU
7〜15 抵抗
30 ソレノイド駆動システム
31 電源
32〜34 ソレノイド
35〜37 ダイオード
38〜40 駆動回路
41 検出回路
42 リレー
43 リレー駆動回路
44 CPU
45 MOSFET
46 抵抗
47 コンデンサ
48 MOSFET
49 OR回路
50 AND回路
Claims (4)
- 第1のソレノイドと、
前記第1のソレノイドとグランドとの間に設けられ、オンすることにより前記第1のソレノイドに電源の電圧を印加させる第1のスイッチング素子と、
第2のソレノイドと、
前記第2のソレノイドとグランドとの間に設けられ、オンすることにより前記第2のソレノイドに前記電源の電圧を印加させる第2のスイッチング素子と、
前記電源と前記第1及び第2のソレノイドとの間に設けられるリレーと、
前記リレーをオン、オフさせるリレー駆動回路と、
前記リレーに並列接続される第1の抵抗と、
前記第1のソレノイドと前記第1のスイッチング素子との接続点に印加される電圧を分圧して出力する第1の検出回路と、
前記第2のソレノイドと前記第2のスイッチング素子との接続点に印加される電圧を分圧して出力する第2の検出回路と、
前記リレーと前記第1及び第2のソレノイドとの接続点に印加される電圧を分圧して出力する第3の検出回路と、
前記第1及び第2のスイッチング素子並びに前記リレー駆動回路のそれぞれの動作を制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1〜第3の検出回路のそれぞれの出力電圧に基づいて、前記第1のソレノイド、前記第2のソレノイド、前記第1のスイッチング素子、または前記第2のスイッチング素子の異常を判断する、
ことを特徴とするソレノイド駆動システム。 - 請求項1に記載のソレノイド駆動システムであって、
前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1及び第2の検出回路のそれぞれの出力電圧のうち少なくとも1つの出力電圧がゼロであり、かつ、前記第3の検出回路の出力電圧もゼロである場合、前記第1及び第2のスイッチング素子のうち少なくとも1つのスイッチング素子が異常であると判断し、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせ続ける、
ことを特徴とするソレノイド駆動システム。 - 請求項1または請求項2に記載のソレノイド駆動システムであって、
前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1及び第2の検出回路のそれぞれの出力電圧のうち少なくとも1つの出力電圧がゼロであり、かつ、前記第3の検出回路の出力電圧がゼロでない場合、前記第1及び第2の検出回路のうち出力電圧がゼロである検出回路に接続されるソレノイドが異常であると判断し、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオンさせた後、前記第1及び第2の検出回路のうち出力電圧がゼロである検出回路に接続されるスイッチング素子を停止させ、それ以外のスイッチング素子を動作させる、
ことを特徴とするソレノイド駆動システム。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のソレノイド駆動システムであって、
前記第1のスイッチング素子とグランドとの間に設けられる第2の抵抗と、
前記第2のスイッチング素子とグランドとの間に設けられる第3の抵抗と、
を備え、
前記制御回路は、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオフさせているとき、前記第1及び第2の検出回路のそれぞれの出力電圧のうち少なくとも1つの出力電圧がゼロでなく、かつ、前記第3の検出回路の出力電圧もゼロでない場合、前記リレー駆動回路の動作を制御して前記リレーをオンさせると共に前記第1及び第2のスイッチング素子を動作させ、前記第1のスイッチング素子と前記第2の抵抗との接続点に印加される電圧または前記第2のスイッチング素子と前記第3の抵抗との接続点に印加される電圧が閾値以上である場合、その閾値以上の電圧が印加される接続点に接続されるソレノイドが異常であると判断し、そのソレノイドに接続されるスイッチング素子の動作を停止させ、それ以外のスイッチング素子を動作させる、
ことを特徴とするソレノイド駆動システム。
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JP2007288417A Active JP4962274B2 (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | ソレノイド駆動システム |
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JP4303716B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2009-07-29 | 株式会社日立製作所 | 負荷駆動回路およびその異常検出方法 |
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