JP4959455B2 - 建物の機器制御システム - Google Patents
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Description
ユーザ識別情報(スマートユーザID)を記憶する携帯通信デバイス(スマートキー30)がデバイス装着装置(スマートキーステーション40)に装着された状態で、前記携帯通信デバイスから前記ユーザ識別情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段から取得したユーザ識別情報を基にユーザを特定するとともに、その特定したユーザについて、前記通信ネットワーク上で使用可能となるネットワークユーザ情報(ネットワークユーザID)を生成する情報生成手段と、
を備え、
前記情報生成手段により生成したネットワークユーザ情報を基に、前記設備機器の運転制御を実行することを特徴とする建物の機器制御システム。
前記再登録手段は、前記複数の携帯通信デバイスから1つの携帯通信デバイスを選択し、その選択した携帯通信デバイスに対して前記ユーザ識別情報の再登録を実行する手段3に記載の建物の機器制御システム。
前記中継装置が設けられた部屋又はエリアのいずれかをユーザの移動先であると指定する移動先指定手段と、
前記移動先指定手段により指定された部屋又はエリアの中継装置に対して、前記設備機器の運転に関する現時点以前の履歴情報を送信する履歴情報送信手段と、
を備え、
前記中継装置は、前記ネットワークユーザ情報が有効となっている状態で、前記履歴情報送信手段により送信される履歴情報に基づいて設備機器の運転状態を制御する手段1乃至4のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
前記履歴情報は、前記携帯通信デバイスが前記デバイス装着装置に装着された状態で、前記携帯通信デバイスから取得される情報である手段5又は6に記載の建物の機器制御システム。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、住宅の玄関ドアや自動車のドア等を遠隔操作により施解錠できるスマートキーシステムにおいて、同システムで使用されるスマートキーデバイス(携帯装置)を住宅内のネットワークシステムでも有効に使用し、住宅内機器等の運転状態等を好適に制御できるものとしている。図1は本システムの概要を示す構成図である。
ユーザがスマートキー30を携帯して使用する場合には、同スマートキー30のメモリ32に記憶されている「スマートユーザID」が有効化されるのに対し、スマートキーステーション40にスマートキー30を装着した場合には、同スマートキー30のスマートユーザIDが無効化され、その代わりにスマートキーステーション40において「ネットワークユーザID」が有効化される。
上記のごとくネットワークユーザIDが生成された状態では、スマートキーステーション40を中枢として、各中継操作盤50を介して住宅内の各機器の自動制御が実行される。その詳細を説明する。
ユーザの移動先として指定された部屋(又はエリア)に既に他のユーザがいることも考えられる。かかる場合、既に部屋内にいる他のユーザを優先して各機器の制御を実行する。これにより、該当する部屋等に先にいるユーザが優先されるため、その先のユーザが望む状態を維持することができる。
例えば、ユーザが外出する際にスマートキー30をスマートキーステーション40から持ち出す場合には、スマートキー30のメモリ32にスマートユーザIDが再登録(ダウンロード)される。そのスマートユーザIDの再登録に関する具体的動作を図6に基づいて説明する。図6には、スマートキー30側の動作とスマートキーステーション40側の動作とを左右に分けて図示している。
スマートキーステーション40にスマートキー30が接続されている状態で、スマートキーステーション40側でスマートキー30の電源部の残存電気量を検出し、その残存電気量が所定レベル以下であれば、スマートキー30の電源部に対して充電を実行する。なお、ユーザの入力操作により「充電」が選択された場合にも、同様にスマートキー30の電源部に対して充電が行われる。
携帯通信デバイスとしてのスマートキー30を新規に購入した場合には、そのスマートキー30のメモリ32に、キー固有情報としてのデバイスIDと、ユーザ識別情報としてのスマートユーザIDとがいずれも記憶されていない。以下に、デバイスIDとスマートユーザIDとの登録手順を示す。
スマートキー30を購入後、そのスマートキー30をスマートキーステーション40の挿入スロット102に装着する。そして、表示操作部43(タッチパネルディスプレイ103)への入力操作に伴いスマートキーステーション40をID登録モードとし、その状態でスマートキー30のメモリ32にデバイスIDを登録する(書き込む)。デバイスIDは、ユーザの入力操作に伴い登録され、以後更新されない。
スマートユーザIDは、インターネットを通じての登録操作、又はID販売店での登録操作によりID管理センタから必要数購入される。
例えば浴室やサウナルームは、高温多湿であってスマートキー30の持ち込みが不適な環境であると言える。したがって、これら浴室やサウナルームでは、防水構造等を有していないスマートキー30を持ち込むことができず、そのスマートキー30を用いた機器の自動制御が実行できない。この点、上記のホームネットワークシステムを使えば、浴室やサウナルームなどにスマートキー30を持ち込む必要が無く、スマートキー30を使わなくても所望とする機器制御を実現できる。図7は、浴室内の設備機器を制御対象とした場合のシステム構成図である。
浴室を利用しようとするユーザに合わせて各機器を制御する。つまり、スマートキーステーション40の制御部42に、ユーザごとに身体情報や嗜好情報を記憶しておき、それらの情報に基づいて各機器の運転状態を制御する。より具体的には、浴室用の中継操作盤80に、身体情報として、身長、体重、障害の有無などを登録するとともに、嗜好情報として、好みの湯温、好みの湯量、好みのテレビ番組、好みの手摺り位置、好みのカウンタ高さなどを登録しておく。そして、ユーザの移動先が「浴室」と指定された場合には、ユーザごとの身体情報や嗜好情報に基づいて各機器の運転状態を制御する。なお、各機器を作動させる際には、音声アナウンス等の案内を行うとよい。
複数のユーザの移動先が「浴室」と重複指定されることも考えられる。例えば、幼児と親とが一緒に入浴する場合や、障害を有するユーザが介助者と一緒に入浴する場合などが考えられる。かかる場合、同じ移動先を指定した状態で複数のネットワークユーザIDが共存することになるが、所定の調停ルールに従い機器制御が実行される。かかる場合の調停機能について以下に例示する。
複数の運転モードを定めておき、ユーザによるモード設定(スマートキーステーション40又は中継操作盤80の入力操作)に応じて各機器の運転状態を制御する。なお、以下の各運転モードで使用する機器であって図7に図示していない機器も、図7に示す機器Y1〜Y7と同じく、中継操作盤80を介して運転状態が制御される。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
Claims (13)
- 建物内に構築された通信ネットワークに設備機器が接続され、その設備機器の運転制御を実行する建物の機器制御システムにおいて、
ユーザ識別情報を記憶する携帯通信デバイスがデバイス装着装置に装着された状態で、前記携帯通信デバイスから前記ユーザ識別情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段から取得したユーザ識別情報を基にユーザを特定するとともに、その特定したユーザについて、前記通信ネットワーク上で使用可能となるネットワークユーザ情報を生成する情報生成手段と、
を備え、
前記情報生成手段により生成したネットワークユーザ情報を基に、前記設備機器の運転制御を実行することを特徴とする建物の機器制御システム。 - 前記情報生成手段は、前記ネットワークユーザ情報を生成する際、前記携帯通信デバイスに記憶されているユーザ識別情報を無効化する請求項1に記載の建物の機器制御システム。
- 前記携帯通信デバイスを前記デバイス装着装置から離脱させる際に、前記ネットワークユーザ情報を無効化するとともに、その無効化するネットワークユーザ情報に対応するユーザ識別情報を前記携帯通信デバイスに再登録する再登録手段を備える請求項2に記載の建物の機器制御システム。
- 複数の携帯通信デバイスを使用可能とするシステムであり、
前記再登録手段は、前記複数の携帯通信デバイスから1つの携帯通信デバイスを選択し、その選択した携帯通信デバイスに対して前記ユーザ識別情報の再登録を実行する請求項3に記載の建物の機器制御システム。 - 建物内において前記デバイス装着装置とは異なる場所に設置される複数の中継装置を前記通信ネットワークに接続し、その中継装置により、同一の部屋又は同一エリア内に存在する設備機器の運転状態を制御する機器制御システムであり、
前記中継装置が設けられた部屋又はエリアのいずれかをユーザの移動先であると指定する移動先指定手段と、
前記移動先指定手段により指定された部屋又はエリアの中継装置に対して、前記設備機器の運転に関する現時点以前の履歴情報を送信する履歴情報送信手段と、
を備え、
前記中継装置は、前記ネットワークユーザ情報が有効となっている状態で、前記履歴情報送信手段により送信される履歴情報に基づいて設備機器の運転状態を制御する請求項1乃至4のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。 - 前記中継装置は、ユーザの移動先である指定を受けた後、同一の部屋又は同一エリア内に存在する設備機器を待機運転させる請求項5に記載の建物の機器制御システム。
- 前記携帯通信デバイスは、前記デバイス装着装置に対して未装着の状態で、前記設備機器の運転に関する情報を記憶保持可能であり、
前記履歴情報は、前記携帯通信デバイスが前記デバイス装着装置に装着された状態で、前記携帯通信デバイスから取得される情報である請求項5又は6に記載の建物の機器制御システム。 - 前記履歴情報は、ユーザの移動元の部屋又はエリアに設けられた前記中継装置から取得される情報である請求項5乃至7のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
- 前記移動先指定手段により指定した部屋又はエリアに既に他のユーザがいる場合には、前記他のユーザを優先して前記設備機器の制御を実行する請求項5乃至8のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
- 前記移動先指定手段により指定した部屋又はエリアに既に他のユーザがいる場合には、あらかじめ定めたユーザごとの優先順位に基づいて前記設備機器の制御を実行する請求項5乃至8のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
- 前記中継装置は、ユーザの生体情報を取得し、同生体情報に基づいてユーザの認証を行う生体認証手段を具備する請求項5乃至10のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
- 前記設備機器は、前記携帯通信デバイスの持ち込みが不適な環境の空間内に設けられた機器である請求項1乃至11のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
- 前記携帯通信デバイスを前記デバイス装着装置から離脱させる際に、前記デバイス装着装置側から前記携帯通信デバイスに対して、前記設備機器の運転に関する履歴情報を送信する請求項1乃至12のいずれか1つに記載の建物の機器制御システム。
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