JP2002044743A - 家庭内機器制御システム - Google Patents

家庭内機器制御システム

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JP2002044743A
JP2002044743A JP2000219257A JP2000219257A JP2002044743A JP 2002044743 A JP2002044743 A JP 2002044743A JP 2000219257 A JP2000219257 A JP 2000219257A JP 2000219257 A JP2000219257 A JP 2000219257A JP 2002044743 A JP2002044743 A JP 2002044743A
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JP2000219257A
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Hiroyuki Iwashita
裕之 岩下
Yoshinori Nishimoto
吉範 西本
Hirotomo Suyama
博友 須山
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の家庭内機器端末と集中管理装置を家庭
内ネットワークに情報通信可能に接続し、集中管理装置
から所定の家庭内空間で使用する複数の機器端末へ使用
者と関連付けた制御データを送信する事により、家庭空
間内の複数の機器端末を使用者に合わせた設定に比較的
短時間で行うことができる家庭内機器制御システムを提
供する。 【解決手段】 家庭内ネットワークと、家庭内ネットワ
ークに接続され情報通信可能な通信手段を備える集中管
理装置および複数の機器端末から構成される家庭内機器
制御システムにおいて、集中管理装置は、所定の家庭内
空間と所定の使用者に所定の家庭内空間で使用する複数
の機器端末の制御データを関連付けて記憶する記憶手段
と、所定の家庭内空間と所定の使用者を選択する選択手
段を備え、選択手段の選択に基づいて制御データを通信
手段により送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内ネットワー
クに接続して複数の家庭用設備機器を制御する、家庭内
機器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器の機能を使用者が調整するこ
とができる家庭用機器が知られている。このような家庭
用機器において使用者は、機器に備えられたスイッチ等
を操作することにより使用者の体型や好みに合わせて機
器の機能を調整して快適に機器を使用することができ
る。
【0003】今後、個人の趣向の多様化や商品の差別化
が進み、様々な機能をよりきめ細やかに調整できるよう
な家庭用設備機器がさらに増えてくるものと思われる。
【0004】また最近では、家庭内ネットワークにより
家庭内の機器を制御できるシステムも知られている。こ
のシステムでは、家庭内ネットワークに接続された集中
管理装置を操作することにより、同じく家庭内ネットワ
ークに接続された家庭内の機器の運転を遠隔から操作す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た機器の機能を使用者の好みにより調整できるような家
庭用機器が増えてくると、実際に機器を使用するまでに
時間と手間がかかってしまう恐れがある。即ち、家庭内
のある空間を快適に使用するまでに、使用者の体型や好
みに合わせて空間内の複数機器の様々な機能を設定しな
ければならない。
【0006】さらに、複数人が暮らしている家庭で前記
空間を家族が共用している場合は使用者が毎回入れ替わ
りになることもあり、そのたびに機器機能の設定を再設
定しなければならないという問題がある。
【0007】この様なことが続くと、せっかく家庭内空
間(で使用する複数の機器)を自分に合わせて調整する
ことができるのに、これら多くの機器の様々な機能を再
設定するのが面倒となり妥協して自分に合わない状態で
使用してしまうことにもなりかねない。
【0008】また、使用者別の制御データを機器に登録
して、使用前にその登録データを選択操作することによ
り一度で機器の様々な機能を設定できる家庭内機器もあ
るが、家庭内空間で使用する全ての機器がこのような機
能を備えているとは限らず、複数の機器を再設定しなけ
ればならないという煩わしさはあまり変わらない。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、複数の家庭内機器端末と
集中管理装置を家庭内ネットワークに情報通信可能に接
続し、集中管理装置から所定の家庭内空間で使用する複
数の機器端末へ使用者と関連付けた制御データを送信す
る事により、家庭空間内の複数の機器端末を使用者に合
わせた設定に比較的短時間で行うことができる家庭内機
器制御システムを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項第1項記載の発明は、家庭内
ネットワークと、該家庭内ネットワークに接続され情報
通信可能な通信手段を備える集中管理装置および複数の
機器端末から構成される家庭内機器制御システムにおい
て、前記集中管理装置は、使用者に所定の家庭内空間で
使用する複数の機器端末の制御データを関連付けて記憶
した記憶手段と、家庭内空間と使用者を選択する選択手
段を備え、該選択手段の選択に基づいて前記制御データ
を前記通信手段により送信することを特徴とする家庭内
機器制御システムを提供する。
【0011】本発明によれば、所定の家庭内空間と所定
の使用者を集中管理装置により選択するだけで、集中管
理装置がそれら家庭内空間と使用者に関連付けられた制
御データを送信し、家庭内空間で使用される複数の機器
端末の機能が設定される。これにより、使用する家庭内
空間の複数の機器端末を比較的短時間で使用者の体型や
好みに合わせた設定にすることができる。
【0012】請求項第2項記載の発明は、集中管理装置
に家庭内の所定場所に設置されたひとつまたは複数の音
声入力装置から入力される音声を認識する音声認識シス
テムをさらに備え、集中管理装置の選択手段は音声認識
システムにより認識された家庭内空間と使用者に基づい
た選択であることを特徴とする家庭内機器制御システム
を提供する。
【0013】本発明によれば、使用者が発生した音声に
より使用する家庭内空間と使用者を認識し、それに基づ
いて複数の機器端末へ送信する制御データを選択するこ
とができるため、制御データを選択する際の手間が省け
る。
【0014】請求項第3項記載の発明は、集中管理装置
が家庭内空間で使用する複数の機器端末の少なくとも一
つが現在使用中であると推測される情報を通信手段によ
り受信した場合、制御データの送信を保留することを特
徴とする家庭内機器制御システムを提供する。
【0015】本発明によれば、集中管理装置が家庭内ネ
ットワークを通して家庭内の任意の機器端末の動作状況
を認識し、使用されている機器端末を含む空間には制御
データの送信を保留することにより、使用者がある空間
を使用中に他の使用者がその空間の機器の設定を変えて
しまうような不具合を防ぐことができる。
【0016】請求項第4項記載の発明は、集中管理装置
が家庭内空間で使用する複数の機器端末より制御データ
を受信して、制御データを所定の家庭内空間と所定の使
用者に関連付けて記憶手段に記憶することを特徴とする
家庭内機器制御システムを提供する。
【0017】本発明によれば、家庭内空間内で実際に機
器を使用した状態における制御データを集中管理装置が
受信して記憶するため、集中管理装置で制御データを調
整して記憶するよりもより使用者の体型や好みにあった
きめ細やかな設定を記憶することができる。
【0018】請求項第5項記載の発明は、前記家庭内空
間はトイレ空間であり、制御データがトイレ照明装置の
照度、トイレ暖房装置の暖房設定温度,暖房時間、多機
能便座装置の洗浄ノズル位置,洗浄ノズル動作,洗浄ノ
ズル水勢,洗浄温水温度,乾燥送風口位置,乾燥風温
度,便座温度,脱臭強度,便座高さ位置に係る情報のう
ち複数の情報を含むことを特徴とする家庭内機器制御シ
ステムを提供する。
【0019】本発明によれば、家庭内トイレ空間のトイ
レ照明装置、トイレ暖房装置、多機能便座装置等の各制
御データを集中管理装置から各機器端末へ送信するた
め、トイレ空間を使用者の体型や好みに合わせた設定に
比較的短時間で行うことができる。
【0020】請求項第6項記載の発明は、前記家庭内空
間は洗面所空間であり、制御データが洗面所照明装置の
照度、洗面所暖房装置の暖房設定温度,暖房時間、洗面
化粧台の高さ調節位置、洗面化粧台水栓の湯温に係る情
報のうち複数の情報を含むことを特徴とする家庭内機器
制御システムを提供する。
【0021】本発明によれば、家庭内洗面所空間の洗面
所照明装置、洗面所暖房装置、洗面化粧台の各制御デー
タを集中管理装置から各機器端末へ送信するため、洗面
所空間を使用者の体型や好みに合わせた設定に比較的短
時間で行うことができる。
【0022】請求項第7項記載の発明は、前記家庭内空
間は浴室空間であり、制御データが浴室照明装置の照
度、浴室暖房装置の暖房設定温度,暖房時間、浴室乾燥
装置の乾燥強度,乾燥時間、浴槽の湯張り水位,湯張り
温度,気泡噴出浴槽の噴出強度,噴出動作に係る情報の
うち複数の情報を含むことを特徴とする家庭内機器制御
システムを提供する。
【0023】本発明によれば、家庭内浴室所空間の浴室
照明装置、浴室暖房装置、浴室乾燥装置、浴槽、気泡噴
出浴槽の各制御データを集中管理装置から各機器端末へ
送信するため、浴室空間を使用者の体型や好みに合わせ
た設定に比較的短時間で行うことができる。
【0024】請求項第8項記載の発明は、前記家庭内空
間は台所空間であり、制御データが台所照明装置の照
度、台所暖房装置の暖房設定温度,暖房時間、システム
キッチンの高さ調節位置、システムキッチン水栓の湯
温、アルカリ水生成器のph強度に係る情報のうち複数
の情報を含むことを特徴とする家庭内機器制御システム
を提供する。
【0025】本発明によれば、家庭内台所空間の台所照
明装置、台所暖房装置、システムキッチン、アルカリ水
生成器の各制御データを集中管理装置から各機器端末へ
送信するため、台所空間を使用者の体型や好みに合わせ
た設定に比較的短時間で行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態により添付図
面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の家庭内機器制御システム
の構成図を示している。
【0028】家庭1内において、集中管理装置2と複数
の例えば機器端末a3、機器端末b4、機器端末c5、
機器端末d6、機器端末e7、機器端末f8、機器端末
g9が家庭内ネットワーク15により情報通信可能に接
続されている。家庭内ネットワーク15の通信媒体は図
1では電灯線で示しているが、他に専用線や無線も用い
ることができる。
【0029】また、家庭内の空間として、図1では例と
して家庭内空間h10、家庭内空間i11、家庭内空間
j12の3空間を示している。さらにそれぞれの家庭内
空間で使用される機器端末として家庭内空間h10では
機器端末a3、機器端末b4、機器端末c5、家庭内空
間i11では機器端末d6、機器端末c5、家庭内空間
j12では機器端末e7、機器端末f8、機器端末g9
を例として示している。
【0030】集中管理装置には音声入力装置14と音声
認識装置13から構成される音声認識システムが組み込
まれている。音声入力装置14は家庭内の各所に設置さ
れ、図1では例として家庭内空間h10、家庭内空間j
12およびその他の空間にそれぞれ設置されている。音
声入力装置14は入力された音声データを音声データ通
信媒体16を通して音声認識装置13へ送信する。ここ
で、音声データ通信媒体16は図1では無線で示してい
るが、他に専用線や電灯線も用いることができる。
【0031】図2は、例として図1の集中管理装置2内
の記憶手段により記憶された制御データの表を示す。図
1の家庭1には例として住人aと住人bが暮らしてお
り、図2ではこれら住人と各々の家庭内空間に関連付け
られて複数の機器端末の制御データが数値化されて記憶
されている。
【0032】例えば、住人bが家庭内空間i11を使用
するときの機器端末d6、機器端末ecの制御データは
それぞれ、 機器端末d=(data1=11.data2=05.data3=14.data4=10.
data5=41)、 機器端末c=(data1=52.data2=16.data3=70.data4=4
0)、 と設定されている。
【0033】以下、前構成を備えた本発明の動作を住人
a、住人bの家庭1内における行動を例として説明す
る。
【0034】まず、住人aが家庭内空間j12を使用し
たいとする。住人aは家庭内の各所に設置されている音
声入力装置14に「トイレ」等と発声して入力する。こ
こで発声された発音は予め住人aと家庭内空間j12に
関連付けられて音声認識装置13に登録されていれば何
でも良い。
【0035】音声入力装置14は入力された音声を音声
データに変換して音声認識装置13に音声データ通信媒
体16を通して送信する。音声認識装置13は受信した
音声データから住人aと家庭内空間j12を認識する。
これに基づいて集中管理装置2は家庭内空間j12で使
用する機器端末e7、機器端末f8、機器端末g9に、
住人aと家庭内空間j12によって関連付けられて記憶
されている制御データ、 機器端末e=(data1=04.data2=16)、 機器端末f=(data1=23.data2=13.data3=42.data4=0
9)、 機器端末g=(data1=00.data2=32.data3=10) を家庭内ネットワーク15を通して送信する。これによ
り、住人aが家庭内空間j12を住人aの体型や好みに
合った機器の設定で使用することができる。
【0036】次に住人aは家庭内空間h10に行こうと
思い、家庭内空間j12内に設置してある音声入力装置
14に「洗面所」等と発声入力する。以下同様に家庭内
空間h10内の機器が住人a用の設定となる。
【0037】一方、住人aが家庭内空間j12を出た
後、住人bが家庭内空間j12を使用しようと思い、音
声入力装置14に「トイレ」と発声入力する。音声認識
装置13は音声データから住人bと家庭内空間j12を
認識し、集中管理装置2が同様に住人bと家庭内空間j
12によって関連付けられて記憶されている制御データ
を送信することにより、家庭内空間j12で使用する各
機器の設定が住人a用から住人b用に切り替わる。
【0038】次に住人bは、家庭内空間j12を出て家
庭内空間h10に行こうと思い、家庭内空間j12内に
設置してある音声入力装置に「洗面所」と発声入力する
が、家庭内空間h10は住人aが使用中であり、例えば
機器端末cの動作状態を家庭内ネットワーク15を通し
て集中管理装置2が受信して、集中管理装置2は住人a
が使用中であることを認識しているため、住人b用のデ
ータの送信を保留する。したがって、住人aは使用中に
機器の機能が勝手に変わるようなことがなく家庭内空間
h10を使用することができる。
【0039】住人aは家庭内空間h10を使用中に、例
えば機器端末bをより自分の好みに合わせようと機器端
末bに備えられている操作盤により再調整する。そして
住人aは家庭内空間h10内に設置されている音声入力
装置14へ「洗面所登録」等と発生入力する。ここで発
声された発音は予め住人a、家庭内空間h10および制
御データを更新記憶する指令に関連付けられて音声認識
装置13に登録されていれば何でも良い。集中管理装置
2は音声認識装置13によって認識された結果に基づい
て家庭内空間h10の機器端末a3、機器端末b4、機
器端末c5から家庭内ネットワーク15を通して受信し
た制御データを住人aと家庭内空間h10に関連付けて
集中管理装置2の記憶手段により更新記憶する。このよ
うに、家庭内空間で実際に使用しながら再調整したデー
タを比較的簡単に集中管理装置2に更新記憶することが
できる。
【0040】以下、本発明の形態の家庭内空間の構成例
を添付図面を参照して説明する。
【0041】図3は家庭内空間の例その1としてトイレ
空間17を示す。トイレ空間17内には音声データ通信
媒体16を通して音声データを送信できる音声入力装置
14、家庭内ネットワーク15、トイレ照明装置18、
トイレ暖房装置19、および多機能便座装置20が設置
されている。多機能便座20はさらに暖房便座20a、
洗浄ノズル20b、乾燥送風口20c、脱臭装置20
d、および便座高さ調整部20eから構成される。
【0042】これらの機器端末は情報通信可能に接続さ
れている家庭内ネットワーク15を通して各機器端末へ
制御データを送信することにより、トイレ照明装置18
の照度、トイレ暖房装置19の暖房設定温度と暖房時
間、暖房便座20aの便座温度、洗浄ノズル20bの洗
浄ノズル位置、洗浄ノズル動作、洗浄ノズル水勢、洗浄
温水温度、乾燥送風口20cの送風口位置、乾燥風温
度、脱臭装置20dの脱臭強度、便座高さ調整部20e
の便座高さ位置等、各機能の調整をすることができる。
【0043】家庭内の住人は、トイレ空間17を使用す
る際にトイレ内または家庭内各所に設置されている音声
入力装置14に発声入力することにより、各機器の機能
が調整されてトイレ空間17を住人の体型や好みに比較
的簡単に設定し、使用することができる。
【0044】図4は家庭内空間の例その2として洗面所
空間21を示す。洗面所空間21内には音声データ通信
媒体16を通して音声データを送信できる音声入力装置
14、家庭内ネットワーク15、洗面所照明装置22、
洗面所暖房装置23、洗面化粧台24、および給湯機2
5が設置されている。洗面化粧台24はさらに洗面化粧
台高さ調整部24a、洗面化粧台水栓24b、および洗
面化粧台照明24cから構成される。
【0045】これらの機器端末は情報通信可能に接続さ
れている家庭内ネットワーク15を通して各機器端末へ
制御データを送信することにより、洗面所照明装置22
の照度、洗面所暖房装置23の暖房設定温度と暖房時
間、洗面化粧台高さ調整部24aの高さ調整位置、洗面
化粧台照明24cの照度、および給湯機25から洗面化
粧台水栓24bへ供給される温水の温度設定等、各機能
の調整をすることができる。
【0046】家庭内の住人は、洗面所空間21を使用す
る際に洗面所内または家庭内各所に設置されている音声
入力装置14に発声入力することにより、各機器の機能
が調整されて洗面所空間21を住人の体型や好みに比較
的簡単に設定し、使用することができる。
【0047】図5は家庭内空間の例その3として浴室空
間26を示す。浴室空間26内には音声データ通信媒体
16を通して音声データを送信できる音声入力装置1
4、家庭内ネットワーク15、浴室照明装置27、浴室
乾燥装置28、浴室暖房装置29、気泡噴出浴槽30、
および給湯機25が設置されている。気泡噴出浴槽30
はさらに気泡噴出口30a、湯張り口30b、気泡噴出
操作盤30c、および気泡噴出制御装置30dから構成
される。
【0048】これらの機器端末は情報通信可能に接続さ
れている家庭内ネットワーク15を通して各機器端末へ
制御データを送信することにより、浴室照明装置27の
照度、浴室乾燥装置28の乾燥強度、乾燥時間、浴室暖
房装置29の暖房設定温度、暖房時間、気泡噴出口30
aの噴出強度、噴出動作、給湯機25から湯張り口30
bを通して浴槽へ湯張りする際の湯張り水位、湯張り温
度等、各機能の調整をすることができる。
【0049】家庭内の住人は、浴室空間26を使用する
際に浴室内または家庭内各所に設置されている音声入力
装置14に発声入力することにより、各機器の機能が調
整されて浴室空間26を住人の体型や好みに比較的簡単
に設定し、使用することができる。
【0050】図6は家庭内空間の例その4として台所空
間31を示す。台所空間31内には音声データ通信媒体
16を通して音声データを送信できる音声入力装置1
4、家庭内ネットワーク15、台所照明装置32、台所
暖房装置33、システムキッチン34、アルカリ水生成
器35、および給湯機25が設置されている。システム
キッチン34はさらにシステムキッチン照明34a、シ
ステムキッチン高さ調整部34b、およびシステムキッ
チン水栓34cから構成される。
【0051】これらの機器端末は情報通信可能に接続さ
れている家庭内ネットワーク15を通して各機器端末へ
制御データを送信することにより、台所照明装置32の
照度、台所暖房装置33の暖房設定温度、暖房時間、シ
ステムキッチン照明34aの照度、システムキッチン高
さ調整部34bの高さ調節位置、給湯機25からシステ
ムキッチン水栓34cへ供給される温水の湯温、および
アルカリ水生成器のph強度等、各機能の調整をするこ
とができる。
【0052】家庭内の住人は、台所空間31を使用する
際に台所内または家庭内各所に設置されている音声入力
装置14に発声入力することにより、各機器の機能が調
整されて台所空間31を住人の体型や好みに比較的簡単
に設定し、使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す家庭内機器制御シ
ステムの構成図である。
【図2】 集中管理装置の記憶手段に記憶される各機器
端末の制御データを示す表である。
【図3】 家庭内トイレ空間を示す図である。
【図4】 家庭内洗面所空間を示す図である。
【図5】 家庭内浴室空間を示す図である。
【図6】 家庭内台所空間を示す図である。
【符号の説明】
1…家庭、2…集中管理装置、3…機器端末a、4…機
器端末b、5…機器端末c、6…機器端末d、7…機器
端末e、8…機器端末f、9…機器端末g、10…家庭
内空間h、11…家庭内空間i、12…家庭内空間j、
13…音声認識装置、14…音声入力装置、15…家庭
内ネットワーク、16音声データ通信媒体、17…トイ
レ空間、18…トイレ照明装置、19…トイレ暖房装
置、20…多機能便座装置、20a…暖房便座、20b
…洗浄ノズル、20c…乾燥送風口、20d…脱臭装
置、20e…便座高さ調整部、21…洗面所空間、22
…洗面所照明装置、23…洗面所暖房装置、24…洗面
化粧台、24a…洗面化粧台高さ調整部、24b…洗面
化粧台水栓、24c…洗面化粧台照明、25…給湯機、
26…浴室空間、27…浴室照明装置、28…浴室乾燥
装置、29…浴室暖房装置、30…気泡噴出浴槽、30
a…気泡噴出口、30b…湯張り口、30c…気泡噴出
操作盤、30d気泡噴出制御装置、31…台所空間、3
2…台所照明装置、33…台所暖房装置、34…システ
ムキッチン、34a…システムキッチン照明、34b…
システムキッチン高さ調整部、34c…システムキッチ
ン水栓、35…アルカリ水生成器、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03D 9/00 E03D 9/00 Z 9/08 9/08 B F24D 15/00 F24D 15/00 A F24H 1/00 602 F24H 1/00 602W Fターム(参考) 2D037 AC01 AD01 EA03 2D038 BC01 GA00 JA00 JH01 JH16 KA11 KA22 KA26 3L024 CC30 DD01 DD11 DD36 DD37 DD42 EE12 EE14 EE16 GG06 GG12 GG22 3L072 AB06 AB07 AB10 AE01 AF01 AF09 AF13 AG01 5K048 AA04 BA12 DA02 EB02 HA01 HA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭内ネットワークと、該家庭内ネット
    ワークに接続され情報通信可能な通信手段を備える集中
    管理装置および複数の機器端末から構成される家庭内機
    器制御システムにおいて、前記集中管理装置は、使用者
    に所定の家庭内空間で使用する複数の機器端末の制御デ
    ータを関連付けて記憶した記憶手段と、家庭内空間と使
    用者を選択する選択手段を備え、該選択手段の選択に基
    づいて前記制御データを前記通信手段により送信するこ
    とを特徴とする、家庭内機器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記集中管理装置は、家庭内の所定場所
    に設置されたひとつまたは複数の音声入力装置から入力
    される音声を認識する音声認識システムを備え、前記選
    択手段は該音声認識システムにより認識された家庭内空
    間と使用者に基づいた選択であることを特徴とする、請
    求項第1項記載の家庭内機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記集中管理装置は、前記家庭内空間で
    使用する複数の機器端末の少なくとも一つが現在使用中
    であると推測される情報を前記通信手段により受信した
    場合、前記制御データの送信を保留することを特徴とす
    る、請求項第1項乃至2記載の家庭内機器制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記集中管理装置は、前記家庭内空間で
    使用する複数の機器端末より前記制御データを受信し
    て、該制御データを前記所定の家庭内空間と所定の使用
    者に関連付けて前記記憶手段に記憶することを特徴とす
    る、請求項第1項乃至3記載の家庭内機器制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記家庭内空間はトイレ空間であり、前
    記制御データとは、トイレ照明装置の照度、トイレ暖房
    装置の暖房設定温度,暖房時間、多機能便座装置の洗浄
    ノズル位置,洗浄ノズル動作,洗浄ノズル水勢,洗浄温
    水温度,乾燥送風口位置,乾燥風温度,便座温度,脱臭
    強度,便座高さ位置に係る情報のうち複数の情報を含む
    ことを特徴とする、請求項第1項乃至4記載の家庭内機
    器制御システム。
  6. 【請求項6】 前記家庭内空間は洗面所空間であり、前
    記制御データとは、洗面所照明装置の照度、洗面所暖房
    装置の暖房設定温度,暖房時間、洗面化粧台の高さ調節
    位置、洗面化粧台水栓の湯温に係る情報のうち複数の情
    報を含むことを特徴とする、請求項第1項乃至4記載の
    家庭内機器制御システム。
  7. 【請求項7】 前記家庭内空間は浴室空間であり、前記
    制御データとは、浴室照明装置の照度、浴室暖房装置の
    暖房設定温度,暖房時間、浴室乾燥装置の乾燥強度,乾
    燥時間、浴槽の湯張り水位,湯張り温度,気泡噴出浴槽
    の噴出強度,噴出動作に係る情報のうち複数の情報を含
    むことを特徴とする、請求項第1項乃至4記載の家庭内
    機器制御システム。
  8. 【請求項8】 前記家庭内空間は台所空間であり、前記
    制御データとは、台所照明装置の照度、台所暖房装置の
    暖房設定温度,暖房時間、システムキッチンの高さ調節
    位置、システムキッチン水栓の湯温、アルカリ水生成器
    のph強度に係る情報のうち複数の情報を含むことを特
    徴とする、請求項第1項乃至4記載の家庭内機器制御シ
    ステム。
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