JP4958583B2 - 工作機械用ドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、工作機械用ドア装置、とくに、閉位置へ向かうドアが障害物に衝突したときに、ドアを自動的に停止させることのできる工作機械用ドア装置に関する。
従来、この種のドア装置としては、ドア駆動空圧シリンダとドアとの間に緩衝用バネを介在させるようにしたものが知られている。
この従来装置では、ドアを緩衝用バネ力によって動作しているため、バネの緩衝能力が不十分となる問題がある。
また、他のドア装置としては、ドア端に、衝撃を緩和するための緩衝材を取付けるようにしたものが知られている。
この従来装置では、ドアの駆動自体は停止していないため、ドアを停止させるまで障害物に圧力が掛かり続けるという問題点がある。
さらに、この種のドア装置としては、閉位置へ向かうドアが障害物に衝突したときに、ドアとその駆動手段との係合を解除するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
このドア装置では、ドアとその駆動手段との係合を解除しても、ドアの慣性が残るという課題が生じる。
さらに、この種のドア装置としては、衝突力を利用して電気信号を発生させ、電磁弁を制御し、空圧シリンダへの空気供給を停止させることによって、ドアを停止させるように下ものも知られている(例えば、特許文献3参照。)。
このドア装置では、空圧シリンダ内のピストンを挟む両室の圧力が均衡するまで、もしくは、動作限界端に到達するまで停止することが無い。そのため、ドアの慣性力が障害物に全て作用する。また、電磁弁等の間接機器が故障した場合に効力を発揮できないという問題もある。
いずれの上記従来装置においても、ドアが障害物に衝突した際に、双方に何らかの外力が作用して、双方に被害を与える可能性を有している。
特開2002−349133号公報 実用新案登録第2559809号公報 実開平6−42044号公報
この発明の目的は、ドアが障害物に衝突した際に、双方に外力を作用させることを防止し、双方に被害を与えること無く、ドアを安全に停止させることのできる工作機械用ドア装置を提供することにある。
この発明による工作機械用ドア装置は、スライドドアと、ドアを開閉するためのドア駆動空圧シリンダと、ドアを停止させるためのブレーキと、ブレーキを作動させるためのブレーキ駆動空圧シリンダと、閉位置へ向かうドアが障害物に衝突したときに、ドア駆動空圧シリンダへの空気の供給を停止し、かつ、同時に、ブレーキがドアを停止させるようにブレーキ駆動空圧シリンダへ空気を供給する空気供給手段とを備えているものである。
この発明による工作機械用ドア装置では、閉位置へ向かうドアが障害物に衝突すると、ドア駆動空圧シリンダへの空気の供給を停止すると同時に、ブレーキがドアを停止させる。したがって、ドアが障害物に衝突した際に、双方に外力を作用させることを防止することができ、双方に被害を与えること無く、ドアを安全に停止させることができる。
さらに、空気供給手段は、切替弁を備えており、切替弁は、入口ポートと、入口ポートに交互に接続されるAポートおよびBポートとを備えており、入口ポートは、空気源に接続されており、ドア駆動空圧シリンダにAポートは接続されており、ブレーキ駆動空圧シリンダにBポートは接続されていると、切替弁の弁切替操作だけで、空気の供給および停止を簡単に行うことができる。
また、ドアに緩衝体がその一端をドア閉方向側に張出させるように水平旋回自在に取付られており、ドアに緩衝体は、これの一端から緩衝体の旋回中心を通ってその反対側の他端までのびた弁切替レバーを有しており、弁切替レバーの他端は、切替弁のポート切替用弁部材に連結されていると、弁切替レバーの一端が障害物に当接させられると、弁切替レバーが水平旋回させられて、切替弁の弁切替操作を行うことができる。
この発明によれば、ドアが障害物に衝突した際に、双方に外力を作用させることを防止し、双方に被害を与えること無く、ドアを安全に停止させることのできる工作機械用ドア装置が提供される。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1は、工作機械を正面側から見たものである。以下の説明において、前後とは、その正面側を前、これと反対側を後といい、左右とは、前方より見て、その左右の側を左右というものとする。
図1および図2を参照すると、略垂直平板状カバー11に開口部12が設けられている。カバー11の下縁部にそってレール13が設けられている。レール13に、スライドドア14が開口部12を開閉しうるように車輪15を介してに支持されている。カバー11の頂部には左向き水平状ドア駆動空圧シリンダ16が取付られている。シリンダ16のピストンロッド17の先端は、ドア14の上縁部の左端近くに連結されている。
ドア14の高さの中程には、ドア14を前後に貫通した略コ字状緩衝体21がその一端をドア閉方向、すなわち右側に張出させるように水平旋回自在に取付られている。緩衝体21は、緩衝体21の上端を構成しかつ緩衝体21の一端から緩衝体21の旋回中心を通ってその反対側の他端までのびた水平状弁切替レバー22と、緩衝体21の下端を構成しかつ弁切替レバー22の下方に弁切替レバー22と平行にのびた水平支持アーム23と、弁切替レバー22の一端と、支持アーム23の先端との間に渡されている垂直ロッド24とよりなる。
弁切替レバー22の他端近くに位置してドア14の後面には切替弁31が水平揺動自在に取り付けられている。切替弁31は、入口ポート32と、入口ポート32に交互に接続されるAポート33およびBポート34とを備えかつポート切替用弁部材35を内蔵している。弁部材35は、弁切替レバー22の他端に連結されている。
図3に詳細に示すように、ドア14後面の下縁近くには水平状ブレーキ駆動空圧シリンダ41が後向きに取付られている。ブレーキ駆動空圧シリンダ41のロッド42の先端部には垂直板状ブレーキ43の上端部が固定されている。ブレーキ43の下端部は、レール13の後方まで達している。ブレーキ43の下端部には前向き係合歯44が形成されている。レール13外面には、後向き被係合歯45が係合歯44と係合しうるように形成されている。
ドア閉エア元回路51の入口がエア源52に、その出口が入口ポート32にそれぞれ接続されている。ドア閉回路53の入口がAポート33に、その出口がドア駆動空圧シリンダ16のロッド退入側にそれぞれ接続されている。ドア駆動空圧シリンダ16のロッド進出側にはドア開回路54の出口が接続されている。アンブレーキング回路55の入口がAポート33に、その出口がブレーキ駆動空圧シリンダ41のロッド進出側にそれぞれ接続されている(図3)。ブレーキング回路56の入口がBポート34に、その出口がブレーキ駆動空圧シリンダ41のロッド退入側にそれぞれ接続されている(図3)。
図1および図2に示すように、ドア14を開いた状態では、切替弁31の弁部材35は左限に位置させられている。ドア閉エア元回路51を通じて切替弁31に送られてきたエアは、ドア閉回路53を通じてドア駆動空圧シリンダ16のロッド退入側に送られるとともに、アンブレーキング回路55を通じてブレーキ駆動空圧シリンダ41のロッド進出側に送られる。これにより、ドア14は閉方向、即ち右方向に移動させられるとともに、ドア駆動空圧シリンダ16のロッドは、進出させられたままで、係合歯44および被係合歯45は係合解除の状態に保持される。
図4および図5に示すように、カバー11の開口部12に障害物Oがあると、これに、閉位置へ向かうドア14が衝突する。そうすると、緩衝体21が時計方向に揺動させられる。これにより、切替弁31の弁部材35は、右向きに引っ張られる。弁部材35が右限まで移動させられると、ドア閉回路53が閉じられて、ドア駆動空圧シリンダ16のロッド退入側へのエア供給が停止させられる。これにより、ドア14を閉位置に向かわせる駆動力の伝達が停止される。これと同時に、アンブレーキング回路55が閉じられるとともに、ブレーキング回路56を通じてブレーキ駆動空圧シリンダ41のロッド退入側にエアが送られ、ロッド42がブレーキ43とともに前進して、係合歯44および被係合歯45は係合させられる。これにより、ブレーキ43が作動状態になって、ドア14は、瞬時に停止させられる。 障害物Oを取除き、緩衝体21を、図1および図2に示す元の位置に戻すと、係合歯44および被係合歯45の係合が解除され、ドア駆動空圧シリンダ16のロッド退入側にエアが送られ、ドア14の閉動作が再開させられる。
この発明によるドア装置のドアを開放した正面図である。 図1のII−II線にそう断面図である。 図1のIII−IIIにそう垂直断面図である。 同ドア装置のドアが障害物に衝突した状態を示す正面図である。 図4のV−V線にそう断面図である。
符号の説明
14 ドア
16 ドア駆動空圧シリンダ
41 ブレーキ駆動空圧シリンダ
43 ブレーキ
O 障害物

Claims (3)

  1. スライドドアと、ドアを開閉するためのドア駆動空圧シリンダと、ドアを停止させるためのブレーキと、ブレーキを作動させるためのブレーキ駆動空圧シリンダと、閉位置へ向かうドアが障害物に衝突したときに、ドア駆動空圧シリンダへの空気の供給を停止し、かつ、同時に、ブレーキがドアを停止させるようにブレーキ駆動空圧シリンダへ空気を供給する空気供給手段とを備えている工作機械用ドア装置。
  2. 空気供給手段は、切替弁を備えており、切替弁は、入口ポートと、入口ポートに交互に接続されるAポートおよびBポートとを備えており、入口ポートは、空気源に接続されており、ドア駆動空圧シリンダにAポートは接続されており、ブレーキ駆動空圧シリンダにBポートは接続されている請求項1に記載の工作機械用ドア装置。
  3. ドアに緩衝体がその一端をドア閉方向側に張出させるように水平旋回自在に取付られており、ドアに緩衝体は、これの一端から緩衝体の旋回中心を通ってその反対側の他端までのびた弁切替レバーを有しており、弁切替レバーの他端は、切替弁のポート切替用弁部材に連結されている請求項2に記載の工作機械用ドア装置。
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