JP4956294B2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に上下方向に並ぶ複数のユニット室を有する閉鎖配電盤に関する。
従来の閉鎖配電盤は、箱状の配電盤本体と、この配電盤本体の内部に複数段に位置調整可能に配設された棚板と、この棚板で上下多段に形成された複数のユニット室とを備えている。各ユニット室には、制御対象たる複数の電動機等を制御する制御ユニットが夫々収納されている。配電盤本体の各ユニット室の前面には、ユニット室に対応する単位扉が夫々回動可能に取付けられている。この構成により、収納される単位装置が変更されても、単位装置の大きさに合わせて棚板を上下調整し、所望のユニット室の高さに変更することができる。又、ユニット室の大きさの変更に伴って、ユニット室の大きさに対応した単位扉に変更することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−197621号公報
工場等の設置場所において、閉鎖配電盤の上方の水道配管の異常或いはスプリンクラーの誤作動により、閉鎖配電盤に上方から水が降りかかることがある。
しかしながら、従来の閉鎖配電盤は、屋内に設置されることが基本となっているので、単位扉と配電盤本体との間には、コーキング剤によるコーキングや、ゴムパッキンによるシール等の防水機能は設けられていない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、収納されるユニット室の大きさに対応して単位扉を変更できながら、単位扉と配電盤本体との間の防水を簡単に行なうことができる閉鎖配電盤を提供することである。
本発明の閉鎖配電盤は、前面に開口部が形成された箱状をなし、内部に上下方向に並ぶ複数のユニット室を有する配電盤本体と、この配電盤本体の開口部にこれを開閉すべく回動可能に設けられ、前記複数のユニット室に臨むように上下方向に延びる開放口部を有する一枚扉と、この一枚扉の開放口部に前記複数のユニット室にそれぞれ対応して配置され、固定部材を介して取付けられた複数の単位扉とを備え、前記単位扉は、矩形状の扉本体部と、この扉本体部に設けられた表示窓部と、前記扉本体部の上端部に一体に形成され、後方に指向し上方に延びるように段差状をなすパッキン配置部と、このパッキン配置部に配置されたパッキンとを有し、前記パッキンは、前記一の単位扉のパッキン配置部前面と、この上方に位置する他の単位扉の扉本体部背面とで挟持されていることを特徴としている。
本発明によれば、閉鎖配電盤は、一枚扉の開放口部に複数のユニット室にそれぞれ対応して配置された複数の単位扉を備えているので、ユニット室の大きさの変更によって単位扉の交換が必要になった場合には、高さ寸法の異なる単位扉の変更で対応することができる。
そして、パッキン配置部に配置されるパッキンを、一の単位扉のパッキン配置部前面と、この上方に位置する他の単位扉の扉本体部背面とで挟持する構成にしたので、上方から水が降りかかっても、簡単な構成で単位扉と配電盤本体との間の防水ができる。
以下、第1の実施形態を、図1乃至図8を参照して説明する。
図2,3には、本実施形態に係る閉鎖配電盤1の外観が示されている。閉鎖配電盤1は、前面に開口部2aが形成された箱状の配電盤本体2を有している。配電盤本体2の内部には、図1,3に示すように、複数枚、例えば4枚の棚板2b,2c,2d,2eによって、上下方向に並ぶ複数、例えば4つのユニット室3(上段からユニット室3a,3b,3c,3d)を有している。棚板2b,2c,2d,2eは、図示はしないが、上下方向に移動調整可能であり、ユニット室3a,3b,3c,3dの高さ寸法を任意に変更することができる。
各ユニット室3a,3b,3c,3dには、図1に示すように、これらに対応して制御ユニット4,5,6,7が夫々収納されている。制御ユニット4,5,6,7は、図示しない制御対象たる複数の電動機を制御するものである。ここで、制御ユニット4,5,6,7は、制御対象の電動機に対応した制御機能の種類、数によってユニットの大きさが異なっている。本実施形態では、制御ユニット6が他の制御ユニット4,5,7よりも大きい、例えば制御ユニット4,5,7の約2倍の大きさのものとして説明する。従って、制御ユニット6が収納されるユニット室3cが、他のユニット室3a,3b,3dよりも大きくなるように棚板2b,2c,2d,2eを上下方向に移動して調節される。各制御ユニット4,5,6,7の前面下部には、電動機の動作状態を前面に示す表示部4a,5a,6a,7aが夫々設けられている。
配電盤本体2の開口部2aには、図1乃至図3に示すように、開口部2aを開閉すべく一枚扉11が、ヒンジ部(図示せず)を軸にして前後方向に回動可能に設けられている。一枚扉11は、図1乃至図4に示すように、ユニット室3a,3b,3c,3dに臨むように上下方向に延びる開放口部11aを有している。又、一枚扉11には、ヒンジ部の反対方向側(例えば、図2の右側)に位置して、後方に凹む取手部11bが形成されている。
一枚扉11の開放口部11aには、図1に示すように、ユニット室3aに対応する単位扉12と、ユニット室3bに対応する単位扉12と、ユニット室3cに対応する単位扉(単位扉12及び単位扉13)と、ユニット室3dに対応する単位扉12とが配置されている。尚、制御ユニット6は他の制御ユニット4,5,7よりも大きいので、単位扉12及び単位扉13で1つの単位扉を構成している。又、一枚扉11の開放口部11aの最下部には、単位扉14が配置されている。
単位扉12は、図1,4,7に示すように、一のユニット室3(例えばユニット室3a,3b,3d)に対応する大きさの矩形状の扉本体部12aと、パッキン配置部12bとを有している。パッキン配置部12bは、扉本体部12aの上端部に一体に形成され、後方に指向し上方に延びるように段差状をなしている。パッキン配置部12bには、防水機能を有したパッキン、例えばゴム製のパッキン15が配置され、そのパッキン15は、図示しない接着剤でパッキン配置部12bの前面に接着固定されている。パッキン15は、矩形板状をなし、この横幅が、単位扉12の扉本体部12aの横幅と略同じである。又、パッキン配置部12bに接着されたパッキン15は、その前面が扉本体部12aの前面よりやや前方に突出するような寸法になっている。
単位扉12の扉本体部12aの左右両端部付近には、図6,7に示すように、挿通孔12cが上下方向に2箇所ずつ(単位扉12全体として計4箇所)形成されている。単位扉12の扉本体部12aの下部の一対の挿通孔12c,12c間には、各制御ユニット4,5,6,7の表示部4a,5a,6a,7aに対応した大きさの矩形状の孔部12dが形成されている。
単位扉12の背面には、外形が矩形状をなす枠状パッキン16が図示しない接着剤で接着固定されている。枠状パッキン16には、孔部12dを囲う開口部16aが形成されている。枠状パッキン16は、防水機能を有したパッキン、例えばパッキン15と同じゴム製である。枠状パッキン16の左右両端部付近には、挿通孔12c,12cと位置、大きさが一致する一対の挿通孔16b,16bが形成されている。
枠状パッキン16の背面側には、枠状パッキン16と同じ外形である透明板、例えばアクリル板17が配置されている。アクリル板17の左右両端部付近には、挿通孔12c,12c(16b,16b)と位置、大きさが一致する一対の挿通孔17a,17aが形成されている。
そして、単位扉12の孔部12dと、枠状パッキン16と、アクリル板17とから表示窓部18が構成される。これにより、閉鎖配電盤1に収納されたユニット4,5,6,7の動作等の確認は、この表示窓部18からユニット4,5,6,7の表示面4a,5a,6a,7aを見て行なうことが可能となる。
単位扉13は、単位扉12と略同形状(高さ寸法が同一であることも含む)であり、図1乃至図5に示すように、扉本体部12aに相当する扉本体部13aと、パッキン配置部12bに相当するパッキン配置部13bとを有しており、挿通孔12cに相当する挿通孔13dが、同じ位置、大きさで形成されている。又、パッキン配置部13bの前面には、パッキン15が接着固定されている。しかし、この単位扉13には、表示窓部18は設けられていない。
単位扉14は、図1乃至図6、図8に示すように、扉本体部12aに相当する扉本体部14aと、パッキン配置部12bに相当するパッキン配置部14bを有している。扉本体部14aは、単位扉12の扉本体部12aの高さ方向の寸法の約半分である。パッキン配置部14bの前面には、パッキン15が配置されている。この単位扉14は、扉本体部14aの左右両端部付近に挿通孔14cが一対形成されている。そして、扉本体部14aの挿通孔14c,14c間の下端部には、垂下部14dが形成されている。垂下部14dは、扉本体部14aと一体に形成され、前方に指向し下方に延びるように段差状をなし、図1に示すように、一枚扉11の開放口部11aの下縁部の前面に当接するように配置される。尚、単位扉14には、表示窓部18は設けられていない。
単位扉12,13,14は、ねじ棒21及びねじ棒21に螺合するナット22とからなる固定部材で夫々固定されている。ねじ棒21は、図5,6に示すように、ボルトの雄ねじに加工されている丸棒状をなし、その一端部が、一枚扉11の背面に溶接等で固定され、他端部が後方に延びている。ねじ棒21は、図3,4に示すように、一枚扉11の背面側の開放口部11aの左右両側に上下に等間隔を存して十一対配置され、単位扉12,13,14の挿通孔12c,13c,14cに相対的に挿入される。即ち、各単位扉12(単位扉13)は、二対(4箇所)のねじ棒21及びナット22で一枚扉11に固定されている。又、枠状パッキン16及びアクリル板17は、単位扉12の下部の挿通孔12cに挿入されるねじ棒21及びナット22で、扉本体部12aと一緒に一枚扉11に固定される。尚、単位扉14は、最下方に位置する一対(2箇所)のねじ棒21及びナット22で一枚扉11に固定される。
次に、単位扉12,13,14を一枚扉11に取付ける手順について説明する。
まず、配電盤本体2の棚板2b,2b,2d,2eを上下方向に移動させ、制御ユニット4,5,6,7の大きさに対応したユニット室3a,3b,3c,3dに調整する。
そして、単位扉14の垂下部14dが一枚扉11の開放口部11aよりも前面に位置するように配置して固定する。これにより、一枚扉11の開放口部11aの下部からの防水が可能となる。
次に、ユニット室3dに対応する単位扉12を、単位扉14のすぐ上に固定する。すると、単位扉14のパッキン配置部14b前面と、この上方に位置する単位扉12の扉本体部12a背面とで、単位扉14に配置されたパッキン15は挟持された状態になる。これにより、挟持されたパッキン15で閉鎖配電盤1の防水が可能となる。
引き続き、ユニット室3cに対応した単位扉(単位扉12及び単位扉13)を、ユニット室3dに対応する単位扉12のすぐ上に固定する。このとき、ユニット6の前面下部に表示部6aが位置しているので、下側に単位扉12を配置させ、その上に単位扉13を配置させる。
これにより、ユニット室3dに対応した単位扉12のパッキン配置部12b前面と、この上方に位置するユニット室3cに対応した単位扉12の扉本体部12a背面とで、この単位扉12に配置されたパッキン15は挟持された状態になる。又、単位扉12のパッキン配置部12b前面と、この上方に位置する単位扉13の扉本体部13a背面とで、単位扉12に配置されたパッキン15が挟持された状態になる。このように、各パッキン15が挟持されて、閉鎖配電盤1の防水が可能となる。
ユニット室3bに対応する単位扉12、及びユニット室3aに対応する単位扉12も、上記と同様に、この順で下から一枚扉11に固定させていく。すると、ユニット室3cに対応する単位扉13のパッキン配置部13b前面と、この上方に位置するユニット室3bに対応する単位扉12の扉本体部12a背面とで、単位扉13に配置されたパッキン15は挟持された状態になる。又、ユニット室3bに対応する単位扉12のパッキン配置部12b前面と、この上方に位置するユニット室3aに対応する単位扉12の扉本体部12a背面とで、ユニット室3bに対応した単位扉12に配置されたパッキン15は挟持された状態になる。更に、ユニット室3aに対応する単位扉12のパッキン配置部12b前面と、一枚扉11の開放口部11aの上部の背面の周縁部とで、ユニット室3aに対応した単位扉12に配置されたパッキン15は挟持された状態になる。これにより、挟持された各パッキン15で閉鎖配電盤1の防水が可能となる。
次に本実施形態の閉鎖配電盤1の効果について説明する。
本実施形態の閉鎖配電盤1は、一枚扉11の開放口部11aにユニット室3(ユニット室3a,3b,3c,3d)にそれぞれ対応して配置された単位扉12を備えているので、ユニット室3a,3b,3c,3dの大きさの変更によって単位扉12の交換が必要になった場合には、高さ寸法の異なる単位扉12の変更で対応することができる。
この場合、ユニット室3のうちのひとつが、他のユニット室3よりも2倍大きい場合には、表示窓部18が設けられていない単位扉13と単位扉12を2枚組み合わせることにより、ユニット室の大きさに容易に対応することができる。
そして、パッキン配置部12b(パッキン配置部13b,14b)に配置されるパッキン15を、一の単位扉12(単位扉13,14)のパッキン配置部12b(パッキン配置部13b,14b)前面と、この上方に位置する他の単位扉12(単位扉13)の扉本体部12a(扉本体部13a)背面とで挟持する構成にしたので、閉鎖配電盤1の上方の水道配管の異常或いはスプリンクラーの誤作動により、上方から水が降りかかっても、簡単な構成で単位扉12,13,14と配電盤本体2との間の防水ができる。
更に、単位扉14に垂下部14dを設ける構成としたので、一枚扉11の開放口部11aの下部からの防水も可能である。
尚、本実施形態においては、基本的に、表示窓部18を有する単位扉12でユニット室3の前面の一枚扉11の開口部11aを塞ぐのであるが、制御ユニット4,5,6,7の大きさによって単位扉12のみで塞ぐことができない余り空間は、表示窓部18を有していない単位扉13で塞ぐことができ、一枚扉11の開放口部11aの最下部の余り空間は、単位扉14で塞ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施形態の閉鎖配電盤1を、図9を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9に示す第2の実施形態の閉鎖配電盤1は、固定部材が第1の実施形態と異なる。即ち、第2の実施形態の固定部材は、ねじ31及びナット22から構成されている。
一枚扉11には、第1の実施形態のねじ棒21に相当する位置に挿通孔11cが形成されている。そして、ねじ31が、一枚扉11の前面側から挿通孔11cに挿通され、更に単位扉12の挿通孔12c(単位扉13の挿通孔13c或いは単位扉14の挿通孔14c)に挿通され、ナット22が一枚扉11の背面側からねじ31と螺合され、もって、単位扉12(単位扉13,14)は固定される。
第2の実施形態の閉鎖配電盤1も、第1の実施形態の閉鎖配電盤1と同様の作用効果を奏することができる。
又、ねじ棒21の溶接作業を要しないので、容易に閉鎖配電盤1を組み立てる事ができる。
次に、本発明の第3の実施形態の閉鎖配電盤1を、図10乃至図13を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10乃至図13に示す第3の実施形態の閉鎖配電盤1は、固定部材が第1の実施形態と異なる。即ち、第3の実施形態の固定部材は、一対のガイドレール41,41及びねじ42で構成されている。尚、本実施形態では、単位扉12,13,14の挿通孔12c,13c,14c、枠状パッキン16の挿通孔16b、アクリル板17の挿通孔17bは、形成されていない。
一対のガイドレール41,41は、一枚扉11の背面に開放口部11aを挟んで左右両側に位置して、開放口部11aの高さ方向に沿って延びている。
一対のガイドレール41,41は、図11,12に示すように、一枚扉11の背面に重ねられる平板状の併設部41a,41aと、併設部41a,41aの端部のうちの互いが接近する側(開放口部11a側)に位置する端部から後方に延びる立設部41b,41bと、立設部41b,41bの端部のうちの後方側の端部から互いが接近する方向へ延びる背面部41c,41cから構成されている。
併設部41a,41aは、一枚扉11の背面に溶着により固定されている。
立設部41b,41b間は、単位扉12,13,14の幅方向と同じ寸法だけ離されており、又、立設部41b,41bの後方への立設の長さ寸法は、単位扉12,13,14の厚さ寸法よりも大きくなっている。背面部41c,41cの端部のうちの互いが接近する端部41d,41d間は、一枚扉11の開放口部11aの横幅に対応している。そして、単位扉12,13,14は、立設部41b,41b間で、一枚扉11とガイドレール41,41の背面部41c,41cとの間に収納されて、嵌込まれた状態になる。
一対のガイドレール41,41の背面部41c,41cには夫々、雌ねじ部41eが一枚扉11の高さ方向に沿って11箇所、等間隔に形成され、この雌ねじ部41eにガイドレール41,41の後方側からねじ42が螺挿される。そして、単位扉12の上部及び単位扉13,14は、ねじ42で、一枚扉11の背面に押圧されて固定される。又、単位扉12の下部に位置するアクリル板17は、ねじ42で枠状パッキン16の背面に押圧されて固定され、枠状パッキン16は、押圧されたアクリル板17で単位扉12の背面に押圧されて固定され、単位扉12の下部は、押圧された枠状パッキン16で一枚扉11の背面に押圧されて固定される。
次に、一枚扉11の開放口部11aに単位扉12,13,14を嵌込む手順を説明する。まず、一対のガイドレール41,41間に単位扉14を嵌込み、一枚扉11の開放口部11aの最下部に配置し、ねじ42で押圧して固定する。次に、その上にユニット室3dに対応する単位扉12を固定する。引き続き、ユニット室3cに対応する単位扉(単位扉12,13)、ユニット室3bに対応する単位扉12、ユニット室3aに対応する単位扉12を順に固定する。
第3の実施形態の閉鎖配電盤1も、第1の実施形態の閉鎖配電盤1と同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の第4の実施形態の閉鎖配電盤1を、図14,15を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14,15に示す第4の実施形態の閉鎖配電盤1の単位扉12は、扉本体部12aが一枚扉11の開放口部11aに嵌込まれ、一枚扉11の前面と単位扉12の前面が面一になる構成である。単位扉12の扉本体部12aの左右両端部には、パッキン配置部12e,12eが夫々形成されている。パッキン配置部12e,12eは、扉本体部12aと一体に形成されている。一のパッキン配置部12eは、後方に指向し左方に延びるように段差状をなし、他方のパッキン配置部12eは、後方に指向し右方に延びるように段差状をなしている。この単位扉12のパッキン配置部12e,12eには、挿通孔12c,12cが2箇所ずつ形成されている。パッキン配置部12e,12eの前面には、パッキン51,51が配置され接着剤で固定されている。
パッキン51,51はパッキン15と同じ材料であるが、パッキン配置部12e,12eに配置される寸法に調整されている。又、単位扉12の背面側には、枠状パッキン16が接着剤で接着固定され、枠状パッキン16の背面側には、アクリル板17が接着剤で接着固定されている。
本実施形態のねじ棒21は、図15に示すように、一枚扉11の開放口部11aの左右両側にパッキン15の厚さ寸法分だけ開放口部11aから離れて溶接されている。
尚、図示はしないが、単位扉13及び単位扉14(図1,8参照)も、本実施形態の単位扉12と同様に、扉本体部13a,14aの左右両側にパッキン配置部及びこのパッキン配置部に配置されるパッキンを有している。
次に単位扉12の取付け方法について、図15を参照して説明する。
単位扉12の各挿通孔12cに一枚扉11の対応するねじ棒21を挿入する。そして、単位扉12の背面から飛出したねじ棒21部分にナット22を螺合して締付ける。この場合、一枚扉11の前面と単位扉12の前面が面一なるまで締付けて固定する。
これにより、パッキン配置部12eに配置されるパッキン51を、一の単位扉12のパッキン配置部12e前面と、一枚扉11背面とで挟持する構成にしたので、左右方向から水が降りかかっても、簡単な構成で単位扉12と配電盤本体2との間の防水ができる。単位扉13,14も同様の構成であるので、左右方向から水が降りかかっても、簡単な構成で単位扉13,14と配電盤本体2との間の防水ができる。
又、一枚扉11の前面と単位扉12(単位扉13,14)の前面が面一になるので、見栄えが良い。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されず、次のような変形、拡張が可能である。
第1乃至第4の実施形態の単位扉は、ユニット室に対応して設けられているので、ユニット室を任意に増減した場合、その増減に対応して単位扉の長さ寸法を増減させても良く、又は、複数の単位扉を合わせた一体形状の単位扉として構成させても良い。
第1乃至第3の実施形態の枠状パッキンは、接着剤を用いずに、固定部材のみで固定しても良い。
第4の実施形態のねじ棒の代わりに、第2の実施形態のねじを用いた構成にしても良い。
第1乃至第4の実施形態の固定部材に、座金を設けても良い。
第1乃至第4の実施形態では、一枚扉の開放口部に単位扉を、下方側順に嵌込んで説明したが、上方側から順に単位扉を嵌込んでも良い。
上記した構成部品の材料、数等についても、適宜変更することができる。
本発明の第1の実施形態の閉鎖配電盤で、図2中のA−A線に沿って切断した断面図 閉鎖配電盤の斜視図 一枚扉の開いた状態を示す閉鎖配電盤の斜視図 一枚扉の背面図 図4中のB−B線に沿って切断した断面図 図4中のC−C線に沿って切断した断面図 単位扉の分解図 一枚扉の開放口部の最下部に位置する単位扉の分解図 本発明の第2の実施形態の閉鎖配電盤を示す図5相当図 本発明の第3の実施形態の閉鎖配電盤を示す図4相当図 図10中のD−D線に沿って切断した断面図 図10中のE−E線に沿って切断した断面図 図10中のF−F線に沿って切断した断面図 本発明の第4の実施形態の単位扉を示す図7相当図 図6相当図
符号の説明
図面中、1は閉鎖配電盤、2は配電盤本体、2aは開口部、3,3a,3b,3c,3dはユニット室、4,5,6,7はユニット、11は一枚扉、11aは開放口部、12,13,14は単位扉、12a,13a,14aは扉本体部、12b,13b,14bはパッキン配置部、12dは孔部、15はパッキン、16は枠状パッキン、17はアクリル板(透明板)、18表示窓部、21はねじ棒(固定部材)、22はナット(固定部材)、31,42はねじ(固定部材)、41はガイドレール(固定部材)を示す。

Claims (5)

  1. 前面に開口部が形成された箱状をなし、内部に上下方向に並ぶ複数のユニット室を有する配電盤本体と、
    この配電盤本体の開口部にこれを開閉すべく回動可能に設けられ、前記複数のユニット室に臨むように上下方向に延びる開放口部を有する一枚扉と、
    この一枚扉の開放口部に前記複数のユニット室にそれぞれ対応して配置され、固定部材を介して取付けられた複数の単位扉とを備え、
    前記単位扉は、矩形状の扉本体部と、この扉本体部に設けられた表示窓部と、前記扉本体部の上端部に一体に形成され、後方に指向し上方に延びるように段差状をなすパッキン配置部と、このパッキン配置部に配置されたパッキンとを有し、
    前記パッキンは、前記一の単位扉のパッキン配置部前面と、この上方に位置する他の単位扉の扉本体部背面とで挟持されていることを特徴とする閉鎖配電盤。
  2. 固定部材は、
    一端部が一枚扉の背面側に取付けられ、他端部が後方に延びるねじ棒と、
    このねじ棒に螺合されたナットとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖配電盤。
  3. 固定部材は、
    一枚扉にその前面側から挿通されたねじと、
    このねじに前記一枚扉の背面側から螺合されたナットとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖配電盤。
  4. 固定部材は、
    一枚扉の背面に開放口部に沿うように設けられ、複数の単位扉が嵌込まれる一対のガイドレールと、
    これらのガイドレールにその後方側から螺挿され、前記単位扉を前記一枚扉の背面に押圧するねじとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖配電盤。
  5. 表示窓部は、
    単位扉に形成された孔部と、
    前記単位扉の背面側に位置し前記孔部を囲う枠状パッキンと、
    この枠状パッキンの背面側に配置された透明板とから構成され、
    前記表示窓部の前記枠状パッキン及び前記透明板は、前記単位扉を固定する固定部材で固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の閉鎖配電盤。
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