JP4956144B2 - 画像形成システム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、独立な電源構成を有する画像形成装置及び任意の数の周辺装置(後処理装置、給紙装置等)により構成される画像形成システム及びその制御方法に関する。特に、画像形成装置の通電が停止されたことを判断する技術に特徴のある画像形成システム及びその制御方法に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、大量部数や大量のジョブを取り扱えるプリント・オン・デマンド(POD)と呼ばれる業態が存在している。
PODでは、画像形成装置に製本機能や断裁機能を備えた後処理装置や画像形成装置に多種類の記録シートを供給する給紙装置を接続した画像形成システムを使用して、オフィス環境でオペレータの個別のニーズに対応した印刷処理及びその後処理が行われている。
このような画像形成システムにおいては、各装置間に配された通信線により各装置は印刷ジョブに関するデータの送受信を行い、給紙・画像形成・後処理と一連の印刷ジョブが処理される(例えば、特許文献1、2)。
PODに適用される画像形成装置・給紙装置・後処理装置等の複数の装置に関しては、大量の印刷物を高速かつ高精度に給紙・画像形成・後処理等の各処理が行われることが要求されるため、装置自体が大型化する傾向にある。また、消費電力も大きくなるため、それぞれが独立の電源構成をとることが多くなっている。
このため、印刷ジョブの実行に必要な給紙装置・後処理装置を含めた画像形成システムの電源が投入された後に、一部の給紙装置・後処理装置の通電が切断(遮断)された場合、切断された装置によっては、構成上所望の印刷ジョブの実行に支障をきたす可能性がある。
そのため、通常そのような場合においては、画像形成装置が各装置間に配された通信線を介して一部の給紙装置・後処理装置の通電が切断された旨を検知する。そして、画像形成装置が有するディスプレイやローカルエリアネットワーク(LAN)等による外部通信インターフェースを介してユーザやオペレータ等にその旨を通報し、給紙・画像形成・後処理の一部の機能に制限が発生する。もしくはシステムとしての使用が不可能となったことを示唆する。
特開平06−219597号公報 特開平11−232243号公報
ところが画像形成装置の通電のみが切断された場合、通信線により接続された給紙装置・後処理装置等の周辺装置においては、画像形成装置より通信線を介して発行される印刷ジョブの実行に関する情報等が不正に中断されてしまう可能性がある。そのため、周辺装置において予期せぬ不正動作が発生してしまうことがあった。
また、その後改めて画像形成装置の電源が再投入された場合には、通常、給紙装置・後処理装置等の周辺装置は一旦印刷ジョブの実行に関する情報等が不正に中断されてしまっていることで、その後の正常動作を保障できない可能性がある。
しかしながら、一方通電の切断・再投入を行われた画像形成装置は、正常な通電の切断・再投入との区別を行うことは不可能であるため、そのような不正動作の可能性を認識することができなかった。その結果として、ディスプレイやLANを介してユーザやオペレータ等にその旨を通報することができず、画像形成装置の電源が再投入された際に予期せぬ不正動作等を発生させてしまう原因となっていた。
本発明の目的は、画像形成装置の通電が切断され、再投入された際に予期せぬ不正動作等を発生させる可能性があることをユーザやオペレータに喚起させることができる画像形成システム及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成システムは、画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、該画像形成装置の状況を報知するためのユーザインターフェース手段を備え、前記周辺装置は、前記画像形成装置の通電が切断されたことを検知する通電切断検知手段と、前記通電切断検知手段による検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知手段とを備え、前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知手段からの通知を前記ユーザインターフェース手段により報知することを特徴とする。
請求項5記載の画像形成システムは、画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、該画像形成装置の状況を報知するためのユーザインターフェース手段を備え、前記周辺装置は、前記画像形成装置の通電の切断後に改めて前記画像形成装置への通電がなされたことを検知する通電開始検知手段と、前記通電開始検知手段による検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知手段とを備え、前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知手段からの通知を前記ユーザインターフェース手段により報知することを特徴とする。
請求項11記載の画像形成システムの制御方法は、画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムの制御方法において、前記周辺装置は、前記画像形成装置の通電が切断されたことを検知する通電切断検知ステップと、前記通電切断検知ステップによる検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知ステップとを備え、前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知ステップによる通知を外部に報知する報知ステップを備えることを特徴とする。
請求項13記載の画像形成システムの制御方法は、画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムの制御方法において、前記周辺装置は、前記画像形成装置の通電の切断後に改めて前記画像形成装置への通電がなされたことを検知する通電開始検知ステップと、前記通電開始検知ステップによる検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知ステップとを備え、前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知ステップによる通知を外部に報知する報知ステップを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成システムにおいて、画像形成装置は、該画像形成装置の状況を外部に報知するためのユーザインターフェース手段を備える。周辺装置は、画像形成装置の通電が切断されたことを検知する通電切断検知手段と、通電切断検知手段による検知結果を画像形成装置へ通知する通知手段とを備える。そして、画像形成装置は、通電が再開された際、通知手段からの通知をユーザインターフェース手段により報知する。
この構成により、画像形成装置の通電が切断され、再投入された際に予期せぬ不正動作等を発生させる可能性があることをユーザやオペレータに喚起させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[画像形成システム:図1]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの接続形態を示す図である。
図1において、シート(記録媒体)に画像形成を行う画像形成装置(以下、「エンジン」ともいう)(ID1)を中心に、周辺装置としての、給紙デッキ(給紙装置)、インサータ(給紙装置)、パンチャ(後処理装置)、スタッカ、フィニッシャ(後処理装置)が接続されている。
即ち、エンジン(ID1)の上流側(図1の右側)には、エンジン(ID1)にシートを供給する給紙装置である給紙デッキ(ID11、ID12、ID13)が配置されている。また、エンジン(ID1)の下流側(図1の左側)には、エンジン(ID1)によって画像形成されたシートの間に表紙や合紙等のインサート紙を挿入する装置としてインサータ(ID21、ID22)が配置されている。
更に、インサータ(ID22)の下流側(図1の左側)には、エンジン(ID1)及びインサータ(ID21、ID22)から搬送されたシートにパンチ穴を開ける装置としてパンチャ(ID31)が配置されている。そして、パンチ穴が開けられたシートを積載するスタッカ(ID51、ID52)、ステイプルやソート等の後処理を行うフィニッシャ(ID2)等が配置されている。
これらエンジン(ID1)、給紙デッキ(ID11〜ID13)、インサータ(ID21、ID22)、パンチャ(ID31)、スタッカ(ID51、I52)、フィニッシャ(ID2)は、例えば、LANケーブル等のネットワーク101で接続される。
それぞれの装置には、ネットワーク101上において識別が可能な識別子(ID)であるネットワークIDが設定されている。各装置は、Arcnet(登録商標)等の通信方式により相互接続・通信が可能である。
画像形成処理に関するコマンドの通信は、自装置(例えば、インサータ(ID22))に対する上流側の装置(インサータ(ID21))及び下流側の装置(パンチャ(ID31))とエンジン(ID1)とのみ可能である。ノードIDの検索、ステータス等に関する情報は送信元(例えば、エンジン(ID1))のノードIDによらず受け付けることが可能である。
尚、本発明の趣旨は、通信方式としてArcnet(登録商標)に限定されるものでなく、他の電気通信回線を利用した通信プロトコルによるものであってもよい。
[画像形成システムの機能ブロック図:図2]
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの機能ブロック図である。
図2において、画像形成装置(エンジン(ID1))200と、給紙装置(ID11、ID12、ID13)、フィニッシャ(ID2)等、ネットワーク101上に接続されている他の周辺装置210の制御部が示されている。
画像形成装置200において、CPU201は、画像形成装置200の基本制御を行う。ROM202は、制御プログラム250やアプリケーションプログラム251(図3を参照)が書き込まれている。RAM203は、制御プログラムの処理を実行するためのワークエリアとして機能する。RAM203の一部の領域は、画像形成装置200の電源がオフされてもデータが消去されないバックアップRAMとなっている。
入出力ポート204は、アドレスバス、データバスと接続されている。入出力ポート204は、画像形成装置200のCPU201が制御するモータ、クラッチ等の各種負荷装置に対する制御信号の出力や、シートの位置を検知するセンサ等のセンサ信号の入力が可能である。
CPU201は、ROM202に格納されている制御プログラムの内容に従って、入出力ポート204を介して、モータ、クラッチ等の各種負荷装置に対する制御を行い、画像形成処理の実行を司ることが可能である。
また、CPU201は、操作部205と接続されており、操作部205における表示制御や、キー入力を制御する。操作者は操作部205におけるキー入力を通して、画像形成装置200の動作モードや、操作部205における表示の切り替えをCPU201に指示することができる。
また、CPU201は、操作部205の表示部に対して、画像形成装置200の動作状態や、キー入力によって設定された動作モードの表示を行うように表示制御することが可能である。
また、CPU201には、電気信号に変換された画像信号を処理する画像処理部206と、処理された画像を蓄積する画像メモリ部207とが接続されている。更に、CPU201は、外部インターフェース208と接続されており、LAN等を介して他の外部機器に対して画像形成装置200の動作状態等を通知することが可能である。
ネットワークインターフェースとしての通信インターフェース(IF)209は、CPU201が周辺装置210との間で通信するためのものである。CPU201は、画像形成装置200の通信IF209と周辺装置210側の通信IF211を介して周辺装置210のCPU212と通信することが可能である。
周辺装置210は、通信IF211、CPU212のほか、ROM213、RAM214、入出力ポート215を備えている。
画像形成装置200のCPU201は、周辺装置210それぞれに対して、装置のノードIDを要求する信号を送出する。この要求を受けて、各周辺装置210は、自装置内のROM213に格納されているノードID(例えば、フィニッシャの場合は、ID2)を送信する。これにより、CPU201は、周辺装置210に関するノードIDを取得することができる。
周辺装置210のRAM214は、制御プログラムの処理を実行するためのワークエリアとして機能する。入出力ポート215は、アドレスバス、データバスと接続されており、周辺装置210が制御するモータ、クラッチ等の各種負荷装置に対する制御信号の出力や、シートの位置を検知するセンサ等のセンサ信号の入力が可能である。
周辺装置210のCPU212は、入出力ポート215を介して、モータ、クラッチ等の各種負荷装置に対する制御を行う。このことで、画像形成装置200からのコマンドに対応した制御(例えば、パンチャ(ID31)の場合は穴あけ、フィニッシャ(ID2)の場合は、所定の後処理等を実行するための制御)を司ることができる。
[ソフトウェアの構成:図3]
図3は、図2の画像形成装置や周辺装置のROMに格納されているソフトウェアの構成を例示する図である。
尚、ソフトウェアの格納は、ROM202及びROM213に限定されるものではなく、例えば、不揮発性のメモリを画像形成装置200や周辺装置210内に別途設けてもよい。また、ハードディスクドライブ等2次記憶装置を画像形成装置200や周辺装置210内に設けて、係るプログラムを格納するようにしてもよい。
ROM202及びROM213に格納されているソフトウェアには、CPU201及びCPU212の制御の下に実行可能な制御プログラム250と、アプリケーションプログラム251が含まれている。
制御プログラム250は、画像形成装置200のシステム構成管理に関する操作部205の表示及び入力を制御するためのユーザインターフェース制御プログラム252を含む。また、制御プログラム250は、画像形成装置200及び周辺装置210におけるモータ、クラッチ等の各種負荷装置に対する制御を実行する負荷制御プログラム253を含む。
また、アプリケーションプログラム251には、システム通信管理アプリケーションプログラム254が含まれている。システム通信管理アプリケーションプログラム254は、画像形成装置200と周辺装置210の接続状況を相互監視し、その結果に基づいて画像形成装置200及び周辺装置210に対する動作制御を行う。
ユーザインターフェース制御プログラム252は、CPU201の制御の下、システム通信管理アプリケーションプログラム254からの通知に基づき画像形成装置200と周辺装置210の接続状況に関する情報を操作者に対して通知する機能を有する。具体的には、操作部205か、外部インターフェース208を介して操作者に対して通知する機能を有する。
[操作部の構成:図4、図5]
図4は、図2における操作部の構成図である。
図4において、操作部205には、画像形成動作を開始するためのスタートキー301、画像形成動作を中断するためのストップキー302、表示や設定を初期状態に戻すリセットキー303、置数設定等を行うテンキー304〜313が配置されている。また、IDキー314、クリアキー315、ユーザモードキー316が配置されている。
また、操作部205の上部にはタッチパネルが形成された液晶表示部320が配置されており、液晶表示画面上にソフトキーを設けることが可能になっている。通常、液晶表示部320には、図5に示すような標準画面が表示されている。ユーザは、係る画面を介して、画像形成に関する操作設定を行うことが可能である。
本画像形成システムでは、プリント枚数、変倍、片面/両面モード、シート給紙段の選択、ノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)等の後処理モード、その他の応用モードの設定等は操作部205からの入力操作により行うことが可能である。この操作部205から入力された情報に基づいて、CPU201の制御の下、上述の制御プログラム250が実行されて、画像形成装置200を制御することが可能になる。
画像形成装置200とネットワーク上に接続されている周辺装置210はCPU201及びCPU212におけるシステム通信管理アプリケーションプログラム254によって常時接続監視が行われている。
[接続監視の概念図:図6]
図6に示すように、画像形成装置200は、通信IF211を介して取得された周辺装置210のノードIDに基づき、全ての周辺装置210に対して定期的に接続監視コマンド(問い合わせコマンド)を送信する。
一方、周辺装置210は、画像形成装置200から受信された接続監視コマンドに対して応答コマンドを返信する。接続監視コマンドの送信とそれに対する応答コマンドは、画像形成装置200においてノードIDが取得されたことを条件に常時行われる。
即ち、画像形成装置200と周辺装置210の双方にとってネットワーク101上に正しく接続されていることを示すものとなる。この接続監視コマンド及び応答コマンドの送受信が正しく行われなくなったことによって、画像形成装置200及び周辺装置210は互いが正しくネットワーク101上に接続されておらず、電源の切断等が発生したとの判断を行うことができる。
[接続監視処理の手順:図7、図8]
図7は、図2の画像形成システムによって実行される接続監視処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、図2におけるCPU201、CPU212によって実行される。
以下、ネットワーク101上の画像形成装置200と周辺装置210によって構成された画像形成システムにおける接続監視コマンドと応答コマンドの送受信による接続監視動作について、図7のフローに基づき詳細に説明する。
図7において、まずステップS701では、初期接続時において画像形成装置200は、ネットワーク101上で検出された周辺装置210に関するノードIDを取得する。画像形成装置200は、ネットワーク101上で検出された複数の周辺装置210に対するノードIDをCPU201において一元管理する。
続いて、ステップS702で、画像形成装置200は、管理された全てのノードIDを有する個々の周辺装置210に対して、周期的に接続監視コマンドを発行する(コマンド発行手段)。
ステップS703では、ネットワーク101上に接続された周辺装置210は、画像形成装置200より接続監視コマンドが受信されることを常時監視している(通電切断検知手段)。この間ある一定時間(監視タイムアウト時間t)以内にコマンドが受信された場合には、ステップS704に移る。
ステップS704では、ネットワーク101上に接続された周辺装置210は、画像形成装置200より送信された接続監視コマンドに対して、直ちに応答コマンドを返信する。正常状態であれば、本画像形成システムは、ステップS702〜ステップS704を周期的に繰り返すこととなるが、この際に、画像形成装置200において通電の切断が行われたとする。
すると、ステップS703で、周辺装置210において監視タイムアウト時間t以内に接続監視コマンドが取得されない状況が発生する。その場合、フローはステップS705に移る。
ステップS705では、図8に示すように、周辺装置210を含む画像形成システムが動作中である場合には、画像形成装置200の動作状況が不正であると判断し、速やかに周辺装置210の処理動作を停止させる。
こうすることによって予期せぬ不正動作が発生してしまうことを未然に回避し、装置及びユーザへの安全性・保全性を確保することが可能となる。
続いて、ステップS706では、画像形成装置200において通電が再開され、再び接続監視コマンドが受信されるのを監視し、受信されたところでステップS707に移る。
ステップS707では、再び接続監視コマンド及び応答コマンドの送受信が再開されるが、その際、周辺装置210は不正なコマンドの断絶があったことを画像形成装置200に通知する(通知手段、通電開始検知手段)。
画像形成装置200は、通電の切断及び再開が行われたことを自身で検出することはできないが、改めて起動時に周辺装置210よりその旨を通知されることによって、自身の不正な通電の切断が行われたことを認識することができる。
ステップS708で、画像形成装置200は、図9に示すように、その旨を操作部205の液晶表示部320(ユーザインターフェース)に表示し、ユーザ(外部)に対して予期せぬ通電の切断・再開が行われたことを通報する(報知手段)。そして、改めて画像形成装置200及びネットワーク101上に接続された周辺装置210への通電の切断・再開を行うように促す。
また、図9に示すように、同様なメッセージを外部インターフェース208(ユーザインターフェース)を介して接続された外部装置に対して送信することによって同様の通知を行い、画像形成システムに対してLAN等を介し遠隔操作を行うようなユーザに対しても同様の警告を行う。
本実施の形態では、ネットワーク101を介して接続された周辺装置210と画像形成装置200の間で行われる接続監視コマンドの受信が一定期間行われないことを以って、画像形成装置200の通電の断絶を認識することとしている。しかし、それ以外の公知であるネットワークの切断を認識する方法によって画像形成装置200の通電の切断を認識するのであってももちろんよい。
また、本実施の形態では、図7のステップS705で監視タイムアウト時間t以内に接続監視コマンドが取得されない場合において画像形成装置200の通電が切断されたと判断している。しかし、次回改めて画像形成装置200への通電が再開され、接続監視コマンドが改めて受信されることを以って画像形成装置200本体の通電の切断及び再開が行われたことを検知し、その旨を再起動した画像形成装置200通知してもよい。
また、その際にそれ以外の公知であるネットワーク接続された画像形成装置200の再起動を認識する方法によって画像形成装置200の通電の切断・再開を認識するのであってももちろんよいとする。
以上説明したように、本発明では、画像形成装置200の通電が切断もしくは通電の再投入がされたことを通信線により接続されている周辺装置210において検知し、その結果を改めて画像形成装置が再起動した際に画像形成装置200に通知する。このことによって、画像形成装置200が再投入された際に、予期せぬ不正動作等を発生させる可能性があることをユーザやオペレータに喚起させることが可能となる。
また、本発明では、画像形成装置200の通電が切断されたことを周辺装置210にて検知し、特に搬送動作等の実行中において速やかに動作を停止させ、周辺装置210において予期せぬ不正動作が発生してしまうのを未然に回避することができる。その結果、画像形成システム及びユーザやオペレータへの安全性・保全性を確保することができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOステップS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの接続形態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムの機能ブロック図である。 図2の画像形成装置や周辺装置のROMに格納されているソフトウェアの構成を例示する図である。 図2における操作部の構成図である。 図4における液晶表示部の表示例を示す図である。 図1の画像形成システムでの接続監視コマンドの送受信を示す模式図である。 図2の画像形成システムによって実行される接続監視処理の手順を示すフローチャートである。 図1の画像形成システムにおいて、画像形成装置の通電切断発生時に周辺装置が処理動作を停止する様子を示す模式図である。 図1の画像形成システムにおいて、画像形成装置の通電切断発生を検出した際に、その旨をユーザに通報する様子を示す模式図である。
符号の説明
200 画像形成装置
201 CPU
205 操作部(ユーザインターフェース手段)
209 通信インターフェース(ネットワークインターフェース)
210 周辺装置
211 通信インターフェース(ネットワークインターフェース)
212 CPU

Claims (12)

  1. 画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、該画像形成装置の状況を報知するためのユーザインターフェース手段を備え、
    前記周辺装置は、
    前記画像形成装置の通電が切断されたことを検知する通電切断検知手段と、
    前記通電切断検知手段による検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知手段とを備え、
    前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知手段からの通知を前記ユーザインターフェース手段により報知することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記周辺装置に対して接続監視コマンドを発行するコマンド発行手段を備え、
    前記通電切断検知手段は、前記接続監視コマンドの受信を監視することで通電切断検知を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記ユーザインターフェース手段は、ディスプレイ手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 前記ユーザインターフェース手段は、外部通信機器に通報するための外部通信手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  5. 画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、該画像形成装置の状況を報知するためのユーザインターフェース手段を備え、
    前記周辺装置は、
    前記画像形成装置の通電の切断後に改めて前記画像形成装置への通電がなされたことを検知する通電開始検知手段と、
    前記通電開始検知手段による検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知手段とを備え、
    前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知手段からの通知を前記ユーザインターフェース手段により報知することを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記画像形成装置は、前記周辺装置に対して接続監視コマンドを発行するコマンド発行手段を備え、
    前記通電開始検知手段は、前記接続監視コマンドが断絶した後、再開されることで通電開始検知を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  7. 前記ユーザインターフェース手段は、ディスプレイ手段であることを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  8. 前記ユーザインターフェース手段は、外部通信機器に通報するための外部通信手段であることを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  9. 画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムの制御方法において、
    前記周辺装置は、
    前記画像形成装置の通電が切断されたことを検知する通電切断検知ステップと、
    前記通電切断検知ステップによる検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知ステップとを備え、
    前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知ステップによる通知を外部に報知する報知ステップを備えることを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  10. 前記画像形成装置は、前記周辺装置に対して接続監視コマンドを発行するコマンド発行ステップを備え、
    前記通電切断検知ステップは、前記接続監視コマンドの受信を監視することで通電切断検知を行うことを特徴とする請求項記載の画像形成システムの制御方法。
  11. 画像形成装置と周辺装置とが相互通信し、かつ、前記画像形成装置及び前記周辺装置はそれぞれ専用の電源を有する画像形成システムの制御方法において、
    前記周辺装置は、
    前記画像形成装置の通電の切断後に改めて前記画像形成装置への通電がなされたことを検知する通電開始検知ステップと、
    前記通電開始検知ステップによる検知結果を前記画像形成装置へ通知する通知ステップとを備え、
    前記画像形成装置は、通電が再開された際、前記通知ステップによる通知を外部に報知する報知ステップを備えることを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  12. 前記画像形成装置は、前記周辺装置に対して接続監視コマンドを発行するコマンド発行ステップを備え、
    前記通電開始検知ステップは、前記接続監視コマンドが断絶した後、再開されることで通電開始検知を行うことを特徴とする請求項11記載の画像形成システム。
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