JP4953768B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
この制御基板ボックスは、平板状のベース部材と、凹室状の蓋部材とから構成され、ベース部材と蓋部材を重ねると遊技制御基板を収納できる空間部が形成されるようになっている。そして、蓋部材には、遊技制御基板上のコネクタ部を外部に露出できる開口部が形成され、遊技制御基板はコネクタ部のみを外部に露出した状態でボックス内に収納されることとなっている。
また、不正に遊技制御装置自体が交換される虞があるが、当該不正行為に対しても、容易に元の状態に復元することができ、全く役に立たないといった問題もある。
遊技の進行制御を行うとともに遊技盤固有のメイン制御装置と、前記メイン制御装置からの指令信号に基づいて、電気部品の制御を行うサブ制御装置と、を備えた遊技機において、
前記遊技盤は、前面枠に対して着脱可能に取り付けられ、
前記メイン制御装置は、電子部品が搭載された基板を、蓋部材とベース部材からなる基板ボックスに収納して構成され、
前記基板ボックスは、前記蓋部材と前記ベース部材が重合され固着手段により分離困難に固着される重合部を有し、当該基板ボックスの開放を規制する開放規制部を備え、
前記開放規制部に前記メイン制御装置の正当性を判断するための正当性判定情報を送信するICタグが設けられ、
前記サブ制御装置は、
前記ICタグから前記正当性判定情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記正当性判定情報の読取結果に基づいて、前記メイン制御装置の正当性を判断する正当性判断手段と、を備え、
前記メイン制御装置は、前記前面枠に着脱可能に取り付けられる遊技盤の裏面に配設される一方、
前記サブ制御装置は、前記遊技盤が着脱可能に取り付けられる前記前面枠に配設され、
遊技盤固有の演出に関するデータを記憶する機能を有するデータ装置が、前記サブ制御装置とは別個に、前記遊技盤の裏面に配設され、
前記データ装置には、前記ICタグの前記正当性判定情報としての固有識別情報を判断するための情報が記憶されていることを特徴としている。
また、固着手段により分離困難に固着とは、例えば、ワンウェイネジやリベット等の固着手段により固着することで、蓋部材側の重合部と蓋部材との連結部、或いはベース部材側の重合部とベース部材との連結部を破壊しない限り基板ボックスを開放できない固着のことを言う。
電気部品としては、例えば、液晶表示器、装飾発光器(LED等)、スピーカ等が挙げられる。また、遊技盤固有の演出に関するデータとしては、例えば、画像データ、音データ、発光パターンデータ等が挙げられる。
また、サブ制御装置でICタグから正当性判定情報を読み取って、メイン制御装置の正当性を確実に監視して判断することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、サブ制御装置は、遊技盤が装着される前面枠側に配設される一方、メイン制御装置は、遊技盤の裏面に配設されるようにしたので、ICタグの監視機能を前面枠側に残すことができ、遊技盤のみを交換する際に効率のよい構成とすることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、データ装置をサブ制御装置とは別個に設けるとともに、該データ装置を遊技盤裏面に配設し、データ装置にICタグの固有識別情報を判断するための情報を記憶するようにしたので、サブ制御機能のうち、演算機能を有する部分を前面枠側に残すことができ、遊技盤交換時にはサブ制御装置全体を交換する必要がなくデータ装置のみを交換でき効率のよい構成とすることができる。
また、データ装置にICタグの正当性を判断するための情報を記憶することができ、例えばデータ装置をメイン制御装置とともに設置した場合には、遊技盤の交換時に該情報の更新等が必要なくなって、遊技盤を交換するだけで新たなICタグの監視システムを構築することができる。つまり、例えば、サブ制御装置に当該ICタグの正当性を判断するための情報を記憶しておく場合に必要とされる遊技盤交換時における当該情報の更新作業が必要なくなる。
前記開放規制部は、前記重合部を選択的に固着可能に複数設けられ、
前記複数の開放規制部の各々に、前記正当性判定情報として、各々異なる固有識別情報を記憶した前記ICタグが設けられていることを特徴としている。
前記開放規制部には、当該基板ボックスを開放する際に切断される切断部が形成され、
前記ICタグは、前記切断部が切断されると当該ICタグの機能が不能になるように構成されていることを特徴としている。
前記切断部に、前記ICタグの通信部が設けられていることを特徴としている。
前記遊技盤の本体部を透光性合成樹脂で構成すると共に、該遊技盤を着脱自在に装着する前面枠の裏面側に裏機構枠を設け、該裏機構枠における前記遊技盤の後方位置に画像表示ユニットを配設することで、当該遊技機前方から前記遊技盤を透かして画像表示を視認可能に構成され、
前記裏機構枠の下方部には、前後方向に貫通した開口部が形成され、
前記遊技盤の前記開口部に対応する箇所に、前記メイン制御装置が回動機構を介して配設され、
前記メイン制御装置は、前記遊技盤を前面枠に対して着脱する際に、該遊技盤と略平行な起立状態から、当該メイン制御装置が前記開口部に挿脱可能となる傾倒状態に、前記回動機構により変換可能に構成され、
前記裏機構枠の背面に、前記サブ制御装置が配設され、
前記遊技盤を前記前面枠に装着した後、前記メイン制御装置を前記起立状態に変換して固定すると、該メイン制御装置が前記裏機構枠の背面の前記サブ制御装置に重合するように構成されていることを特徴としている。
さらに、メイン制御装置とサブ制御装置を近い位置に配置することが可能となるので、ICタグの通信を効率よく行うことができる。また、ICタグとの通信を極めて近い位置で行うように各制御装置の位置関係やメイン制御装置における重合部の位置を設定した場合には、通信の安定化の他、メイン制御装置が正規な位置にあるか否か正常に起立状態に変換しているかも監視することができる。
前記重合部が前記固着手段により固着されているか否かを検出する固着検出手段を備え、
前記ICタグは、前記固着検出手段による検出結果に基づいて、前記重合部が固着されているか否かに係る固着情報を前記正当性判定情報として送信するように構成されていることを特徴としている。
ここでは、本発明にかかる遊技機の適例としてのパチンコ遊技機について図1〜図20を用いて説明を行う。
なお、矩形枠状の機枠110は、例えば、裏面側から見て左側の一辺が金属製とされ、その他の辺は木製となっている。これによって、裏面側から見て左側の一辺においては、強度を保ったまま厚みを薄くでき、後述するように大型の表示ユニット170を備える裏機構枠160の配設を可能としている。
また、クリア部材保持枠140には、例えば、前面枠本体130の開口部131をほぼ閉塞するように、該開口部131に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球が流下可能な第1遊技領域1aとなる間隔を開けて二重のガラス板141が固定されている。そして、クリア部材保持枠140において、遊技機100の前側からガラス板141を介して遊技盤1の前面側の少なくとも第1遊技領域1aの部分が視認可能となっている。また、クリア部材保持枠140の前面であって、ガラス板141が固定されて第1遊技領域1aを視認可能とする部分の周囲には、例えば、枠装飾装置としてのランプやLED、音声を出力するスピーカ58,58などが設けられている。
鍵穴143は、例えば、前面枠本体130の施錠装置の一部を構成するとともに、クリア部材保持枠140の施錠装置の一部を構成しており、当該鍵穴143に鍵を入れて一方(例えば左回り)に回すと前面枠本体130の施錠が解除され、他方(例えば右回り)に回すとクリア部材保持枠140の施錠が解除されるようになっている。
開閉パネル151は、例えば、排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置(図示略)に遊技球を送る上皿153を有している。この上皿153の周囲には、遊技者が操作可能な演出用ボタン(図示略)が設けられている。
下部パネル152には、例えば、上皿153に収容しきれない遊技球を収容する下皿154及び灰皿155と、第1遊技領域1aに向けての遊技球の発射操作を行うとともに、該第1遊技領域1aに遊技球を発射する際の発射勢を調節するための操作ハンドル156や、スピーカ58などが設けられている。
裏機構枠160の前面の左端部は、例えば、前面枠本体130の裏面であって遊技機100の裏面側から見て右側の側部に回動可能に軸支されて扉状に開閉自在とされ、裏機構枠160を開くことにより、遊技盤1の裏面側の上部を開放可能となっている。
なお、裏機構枠160と前面枠本体130の連結部分は着脱自在であって、前面枠本体130、裏機構枠160はそれぞれユニット単位で交換やメンテナンスが可能となっている。
即ち、裏機構枠本体161の前面には、例えば、表示ユニット170を前側に付勢する表示ユニット付勢手段をなす付勢部材としての圧縮コイルばね(図示略)を収納する後側が閉鎖された筒状の付勢部材収納部181,181(裏面側のみを図示)や、裏機構枠本体161を補強するための補強リブが形成されている。また、裏機構枠本体161の後面部161aの背面には、例えば、第1演出制御装置配設部165や接続用凹部183、流路形成凹部184、排出装置配設凹部185などの前方に窪んで後方に開口した凹部が形成されており、裏機構枠本体161の前面の一部はこれら凹部の裏面によって形成されている。また、裏機構枠本体161の前面の周囲には、上下の一部を除いて前側に延出する周囲壁187が形成されており、裏機構枠本体161の前面側は全体が凹部となっている。
即ち、ガイド部162,162は、例えば、裏機構枠本体161における後面部161aの左右端部の各々に設けられ、周囲壁187とともに表示ユニット収納部168の側面部をなしている。
排出口は、例えば、後面部161aの背面に位置しており、後面部161aの背面に形成された流路形成凹部184には、この排出口に連通した導出流路を形成する導出流路形成部材195,196が取り付けられている。
導出流路は、例えば、排出口から排出された遊技球を裏機構枠160の右端部へ誘導するとともに、裏機構枠160の右端部においてさらに下方へ誘導するように形成されており、その下流側端部は、裏機構枠160の裏面に設けられた排出装置190に接続されている。また、貯留タンク192に隣設して、例えば、遊技機外部の装置(管理装置)と接続するための盤用外部出力端子が設けられている。
また、排出装置190は、例えば、上部に導出流路に接続されて遊技球を受け入れる流入口を、下部に下部流路に接続されて遊技球を排出する排出口を備え、排出発射制御装置34が遊技制御装置30の制御の下で排出装置190を作動させることにより、所定数の遊技球を下部流路に排出するようになっている。
下部流路の下流側端部は、例えば、発射操作ユニット150の前面に形成された上皿153に連通され、排出装置190から排出された所定数の遊技球が上皿153排出されるようになっている。
なお、貯留タンク192の排出口から排出装置190に至る導出流路内には、常に遊技球が待機している状態となっており、排出装置190によって導出流路内の遊技球が排出されることに伴って貯留タンク192から流路に遊技球が流入するようになっている。
遊技盤本体1bは、例えば、透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネートやアクリル)からなり、前面には、遊技領域区画壁9で囲まれた第1遊技領域1aを有し、この第1遊技領域1a内に発射装置60から遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うようになっている。
遊技領域区画部材8,8,…は、例えば、所定の厚みを有し、遊技盤本体1bの前面の四隅に配されて第1遊技領域1aを区画するものであって、遊技盤1の中心側に配される側面が第1遊技領域1aを区画する遊技領域区画壁9をなしている。また、遊技領域区画部材8,8,…は、例えば、不透明な材質からなり、第1遊技領域1a以外から遊技機100の内部が見えないようになっている。
即ち、前面側から見て左側の上下にある遊技領域区画部材8,8には、例えば、前面枠本体130に設けられた係合部材132,132が係合可能な係合凹部8bが形成され、一方、遊技盤1の前面側から見て右側の上下にある遊技領域区画部材8,8には、前面枠本体130に設けられた固定部が係合可能な固定凹部8cが形成されている。そして、前面枠本体130に形成された開口部に対して、例えば、前面側から係合凹部8b,8bを係合部材132,132に係合させ、この係合部分を軸として他端部を後方に回動させて開口部に収容し、固定凹部8c,8cに固定部133,133を係合させることで遊技盤1が前面枠本体130に固定されるようになっている。
この表示領域区画壁82及び演出装置25は、例えば、遊技盤1の後方に配される後述する表示ユニット170の画像表示面171に近接するように配される(当接はしない)ようになっており、特図変動表示ゲームに対応した表示ゲームなどの表示領域を区画するものである。即ち、表示ユニット170の画像表示面171のうち、視認開口87の周縁に沿って形成された表示領域区画壁82及び演出装置25で囲まれた領域が遊技盤1の前面側から視認可能な表示領域(視認領域)となる。また、表示領域区画壁82が遊技盤1と表示ユニット170との間の空間の側壁を構成する側部囲い壁をなす。これによって、第1遊技領域1aの大部分に表示ユニット170の画像が表示されることとなる。また後述するように、この遊技盤本体1bの裏面側における表示領域区画壁82及び演出装置25で囲まれた領域の一部が、遊技球が流下可能な第2遊技領域20とされている。
押圧部83,83,…は、例えば、遊技盤1の裏面側に配される表示ユニット170の前面(表示ユニット170の外枠をなす表示ユニットケース174の前面)に、その後端部が当接するようになっている。この表示ユニット170は、例えば、表示ユニット付勢手段(圧縮コイルばね182)によって前側に付勢されているので、押圧部83,83,…と表示ユニット170は密着した状態で保持されるようになっている。
さらに、遊技盤1の前面側には、例えば、未処理となっている第1普図変動表示ゲームの回数をLEDの点滅で表示する図示しない普図始動記憶表示器が設けられている。
なお、遊技機100に特図変動表示器を備えずに、例えば、表示ユニット170のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図変動表示器の表示態様が特別結果態様(たとえば「7」)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応して画像表示面171における表示ゲームの表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となる。
なお、開閉扉4aは、ソレノイド(大入賞口SOL53、図14参照)により駆動される。また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出するための大入賞口用センサ(カウントセンサ51、図14参照)が配設されている。
一般入賞口2,2には、例えば、当該一般入賞口2,2に入った遊技球を検出するための一般入賞口センサ52(図14参照)が配設されている。
また、一般入賞口形成部材14,14は、例えば、遊技に関連した装飾が施されて不透明となっているとともにLEDなどを備えており、遊技盤1の装飾を行う遊技盤装飾装置54の一部をなしている。
流下方向規制装置7は、例えば、透光性を有する材質からなる部材で、鎧部7aとその両端に接続した案内部7b,7bとから略コ字状に形成されていて、コ字状の開口部分が下側を向くように第1遊技領域1aの中央部に配され、第1遊技領域1aの中央部分を区画するようになっている。これによって、第1遊技領域1aに発射されて流下する遊技球が第1遊技領域1aの左右に振り分けられ、第1遊技領域1aの中央部分における画像表示面171の視認性が保たれるようになっている。
ステージ部材21は、例えば、透光性を有する材質からなる板状の部材であって、より具体的には、左右両側が中央に向かって下る傾斜面となっているとともに、中央部が上向きに突出した略W字状に形成されている。また、ステージ部材21は、例えば、左右の端部は表示領域区画壁82の内周面と近接して配され、後端部は表示領域区画壁82の後端部と等しい前後位置に配されている。
ワープ流路形成部材24,24は、例えば、透光性を有する材質からなる部材で、ワープ入口12,12に流入してワープ孔を通って遊技盤本体1bの裏面に至った遊技球を、ステージ21a上に誘導するワープ流路24aを備える。
ワープ流路24aは、例えば、遊技球を一列で流下可能な筒状の流路であって、その入口となる上流側端部は遊技盤本体1bに形成されたワープ孔に接続しており、ここから遊技盤本体1bの裏面に沿って遊技盤本体1bの側端方向へ屈曲し、出口となる下流側端部はステージ21aの側端部の上方に近接した位置に配されるようになっている。これによって、第1遊技領域1aに開口したワープ入口12に流入した遊技球は、ワープ流路24aを通って第2遊技領域20におけるステージ部材21の上面に形成されたステージ21aに誘導されることとなる。
球誘導路22は、例えば、前後方向に沿って延在するように形成された遊技球が一個流下可能な内径を有する筒状の流路で、前側に向かって下るように傾斜している。この球誘導路22の下流側端部はステージ部材21の前端部に開口しており、導出口形成部材23に形成された球誘導路22の前方部分に接続するようになっている。
導出口13は、例えば、遊技盤本体1bに形成された前後に貫通した導出孔に導出口形成部材23を取り付けることで構成されている。導出口形成部材23は、例えば、遊技盤本体1bと略同じ厚みを有し、導出孔に嵌め込まれる部分に導出口13を形成する筒状の開口23aが形成されている。筒状の開口23aの内周面における下側の面(導出口13の底面)は、例えば、後方に配されるステージ21aの形状に合わせた曲面とされているとともに前側に傾斜するようにされており、ステージ21aから前側に誘導された遊技球を第1遊技領域1aに誘導可能とされている。また、筒状の開口23aの下側の面の下方には、例えば、ステージ21aの下方に前後方向に沿って延在するように形成された球誘導路22の後方部分と連通する球誘導路22の前方部分が形成され、これらによって、前後方向に延在する球誘導路22が形成される。
取付ベース85には、例えば、始動入賞口10、普通変動入賞装置3、特別変動入賞装置4、一般入賞口2,2などに入賞した遊技球を流下させる入賞球流路が設けられている。入賞球流路は、例えば、遊技機100の外部(島設備の回収樋)に連通する図示しない流路に接続するようになっている。
また、取付ベース85の裏面側から見て左側の端部は、例えば、上下方向に沿って延在する回動軸86,86が形成されており、第2演出制御装置31が左右方向に扉状に回動可能に軸支されるようになっている。
また、第2演出制御装置31は、例えば、取付ベース85に対して回動可能に軸支されるように、遊技盤裏面構成部材の下部であって裏面側から見て左側の端部に、取付ベース85の裏面側に形成された回動軸86,86が挿入される貫通穴を有する軸受部71c,71cが形成されている。
基板ボックス320の下部には、例えば、第2演出制御装置31の裏面に形成された支持部71eの回動軸71dを挿通可能な挿通穴90aを備える回動軸受90,90が形成されている。これにより、遊技制御装置30は、例えば、第2演出制御装置31に対して回動可能に配される。即ち、支持部71e,71e並びに回動軸受90,90が、遊技制御装置30を第2演出制御装置31の裏面に沿って遊技盤1と略平行な起立状態(図4及び図6参照)から、保持板71fに支持されて水平な状態となって、裏機構枠160に前後方向に貫通して形成された開口部163(図3参照)に挿脱可能となる傾倒状態(図7参照)に変換可能とする回動機構を構成している。
遊技制御装置30は、例えば、図8及び図9に示すように、遊技機100の動作に関わる制御を実行するための各種電子・電気部品とコネクタを実装した略四角形状の遊技制御基板310を、合成樹脂製のベース部材330と蓋部材340よりなる基板ボックス320に収納したものである。
なお、蓋部材340は、遊技制御基板310に実装された各種の電子・電気部品を収容できる収容空部が形成されるように、ベース部材330に比べて膨出量が大きいものである。
また、係合受け部300aと係合片342の係合状態は、蓋部材340に設けられた係止操作片343の係止部がベース部材330に設けた係止突起332に係止されることで、解除されないようになっている。
第1〜第4開放規制部351〜354は、例えば、ベース部材330の第1〜第4ベース側開放規制部301〜304と蓋部材340の第1〜第4蓋側開放規制部401〜404が相互に重なり合うことで形成され、開放規制部形成壁320aから突出する切断部351a〜354aと、各切断部351a〜354aの延出端側に設けた重合部35lb〜354b等を夫々備えている。
なお、ベース側重合部301b〜304bは、例えば、隣合うものどうしが連結部b1により連結されるとともに、外側のベース側重合部301b、304bは接続部b2により開放規制部形成壁330aに接続されている。
ここで、蓋部材340とベース部材330を分離するためには、ワンウェイネジ361で固着した第1〜第4開放規制部351〜354の切断部351a〜354aを切断し、開放規制部形成壁320aから重合部351b〜354bを取り除かなければならないので、基板ボックス320を開放することは困難となる。しかも、第1〜第4開放規制部351〜354における切断部351a〜354aの切断状況から、ワンウェイネジ361を用いて固着された後に開放された履歴を確認できる。
即ち、ICタグ370は、例えば、ICタグ配設凹部301d〜304dの凹部形状に適合するように、ベース側切断部301a〜304aに対応する部位は狭い幅で長尺な切断部配置領域370aとしてアンテナ372が配置され、ベース側重合部301b〜304bに対応する部位は略円形状の重合部配置領域370bとしてIC371と第1,第2固着検知線374a,374bが配置される。
加えて、図11に示すように、ベース部材330における第1〜第4ベース側開放規制部301〜304のICタグ配設凹部301d〜304dは、例えば、開放規制部形成壁330aよりも内側へ食い込むように形成され、ベース側切断部301a〜304aの全領域に亘ってアンテナ372が存する配置構造とされている。
なお、切断部配置領域370aにIC371を配置しておき、IC371が破壊されることでICタグ370としての機能を失うようにしても良い。何れにしても、第1〜第4開放規制部351〜354の切断部351a〜354aが切断されたときには、ICタグ370を応答不能にすることで、第1〜第4開放規制部351〜354の切断・未切断の情報を得ることが可能となる。
例えば、図12(a)のように、蓋部材340の係合片342をベース部材330の係合受け部300aに挿入して係合した状態で、第2蓋側開放規制部402の固着孔402cに浅く螺合させたワンウェイネジ361を第2ベース側開放規制部302の固着穴302cへ締め付け可能な位置になるので、図12(b)のようにワンウェイネジ361を最奥部まで締め付けることで、第2開放規制部352の固着が完了する。
なお、第1〜第4ベース側開放規制部301〜304の固着穴301c〜304cを有底としたのは不正防止のためである。
そして、蓋部材340とベース部材330が組み合わされることによって、アンテナ372の先端側部分が蓋側開放規制部形成壁330aとベース側開放規制部形成壁340aにより挟持されるとともに、IC371よりもアンテナ372と反対側部分が蓋側重合部402bとベース側重合部302bにより挟持された状態となり、ワンウェイネジ361が最奥部まで締め付けることで、開放規制部1302の固着が完了した状態となる。
即ち、例えば、図6及び図7に示すように、遊技制御装置30の左側壁であって、当該遊技制御装置30を起立状態とした際に第1演出制御装置33の背面に設けられたICタグ読取回路33kと略対向するような位置に第1〜第4開放規制部2351〜2354を設けるようにしても良い。これにより、ICタグ読取回路33kから第1〜第4開放規制部2351〜2354までの距離を短くすることができ、第1〜第4開放規制部2351〜2354からの各種情報の読み取りをより好適に行うことができる。
遊技機100は、例えば、図14に示すように、その制御系として遊技の進行を制御する遊技制御装置(メイン制御装置)30、この遊技制御装置30の制御下で各種の演出に関する制御を行う第2演出制御装置(演出データ基板32、ドライバ基板35)31、第1演出制御装置(サブ制御装置)33、排出装置190による賞球または貸球の払い出しの制御と、発射装置60による遊技球の発射の制御を行う排出発射制御装置34、電力を供給する電源供給装置37を備えている。
RAM30cは、例えば、始動入賞口10および普通変動入賞装置3内に設けられた始動口センサ50のオン信号などを記憶する記憶領域や、前記各種乱数値の記憶領域、並びに、CPU30bの作業領域等を備えている。
ROM30dには、例えば、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、上述の各種乱数値に対応して、特図変動表示ゲームの大当り発生を判定するための特図変動表示ゲームの大当り判定値、変動パターン(リーチアクションの種類)の判定値などが記憶されている。
なお、この演出データ基板32に備えられた各種ROMの記憶内容は、例えば、遊技機の機種に依存するものである。
これにより、遊技機100のサブ制御機能のうち、演算機能を有する部分を前面枠120側に残すことができ、遊技盤1交換時に、演出データ基板32のみを交換でき効率のよい構成とすることができる。
また、演出データ基板32が遊技制御装置30とともに遊技盤1に設置されているので、当該演出データ基板32にICタグ370の正当性を判断するための情報を記憶することで、遊技盤1の交換時に該情報の更新等が必要なくなって、遊技盤1を交換するだけで新たなICタグ370の監視システムを構築することができる。つまり、例えば、第1演出制御装置33に当該ICタグ370の正当性を判断するための情報を記憶しておく場合に必要とされる遊技盤1交換時における当該情報の更新作業が必要なくなる。
また、第1演出制御装置33は、例えば、前面枠120に設けられたランプ、LEDなどの前面枠120を装飾する枠装飾装置57を駆動する枠装飾ドライバ33hを備えている。さらに、第1演出制御装置33には、例えば、表示ユニット170の液晶表示パネル175における表示状態を調節するための、輝度調節器33i、コントラスト調節器33jが備えられている。
なお、遊技制御装置30から出力される制御信号(各種コマンドなど)は中継基板73を介して第1演出制御装置33に送信されるようになっている。
なお、CPU33bから出力される制御信号のうち、画像の制御に関する制御信号は、例えば、CPU33bからVDP33dに出力され、VDP33dから該制御信号に基づく画像データが液晶表示器55に出力される。また、音声の制御に関する制御信号は、例えば、CPU33bから音声LSI33fに出力され、音声LSI33fから該制御信号に基づく音声データがスピーカ58に出力される。
ICタグ読取回路33kは、例えば、図7に示すように、第1演出制御装置33の背面の遊技制御装置配設部331に設けられ、第1演出制御装置33のCPU33bの制御下にて、電源投入時や所定時間毎などに第1〜第4開放規制部351〜354の各々のICタグ370、…と順次情報通信して、所定のICタグ370から送信されるID情報や固着情報等の遊技制御装置30の正当性の判断に係る正当性判定情報を受信するようになっている。そして、ICタグ読取回路33kによる正当性判定情報の読取結果に基づいて、第1演出制御装置33のCPU33bが、正当性判断手段として、遊技制御装置30の正当性を判断するようになっている(詳細後述)。
切断情報入力部33lは、例えば、ディップスイッチ等で構成され、不正に操作されない場所に配設されている。そして、例えば、公的検査機関等による遊技機の検査に際しては、基板ボックス320を開放するために、切断部351a〜354aの何れかを切断した場合には、当該切断部351a〜354aが切断された情報が切断情報入力部33lを介して入力されるようになっている。
なお、図15及び図16にあっては、第1開放規制部351の切断部351aを切断し、基板ボックス320を開放して遊技制御基板310の検査を行った後に、第2重合部352bをワンウェイネジ361で固着した遊技制御装置30に対し、ICタグ読取回路33kで各ICタグ370、…からの正当性判定情報の取得を表している。
ここで、CPU33bによるID情報の判定は、例えば、ワンウェイネジ361により固着されている開放規制部に係るID情報のみに基づいて行われても良いし、取得した全ての開放規制部に係るID情報に基づいて行われても良い。
また、CPU33bは、基板ボックス320の第1〜第4開放規制部401〜404の状態として、切断・未切断、並びに固着・未固着を取得でき、不正に基板ボックス320が開放された形跡を的確に検出して、切断情報入力部33lを介して入力された切断部351a〜354aに係る切断情報と比較判定することにより、遊技制御装置30の正当性を判断することができる。
不正監視処理は、例えば、遊技機100の電源投入時や規定時間毎に行われるようになっており、第1演出制御装置33のCPU33bは、不正監視処理の実行タイミングとなると(ステップS1;YES)、第1〜第4開放規制部351〜354の各々の切断部351a〜354aの切断パターンが正常であるか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、CPU33bは、ICタグ読取回路33kを制御して、第1〜第4開放規制部351〜354の各々のICタグ370、…と順次通信して、質問信号に対する応答状況と切断情報入力部33lを介して入力されている切断情報とを比較して、一致しているか否かを判定する。
ここで、不正処理としては、例えば、液晶表示器(例えば、変動表示装置も含む)55やスピーカ58から不正情報を報知したり、図示しない管理装置に不正情報を送信したり、遊技を停止させる処理が挙げられる。
また、排出発射制御装置34は、例えば、発射装置60による遊技球の発射制御を行う。即ち、排出発射制御装置34には、操作ハンドル156からの信号(操作ハンドル156に設けられたタッチセンサからの信号や、操作ハンドル156の回動角度を判断するための信号)が入力されるようになっており、この入力信号に基づいて、排出発射制御装置34は、発射装置60を作動、停止する制御や発射勢を調節する制御を行う。
なお、第2演出制御装置31への電源供給は、例えば、第1演出制御装置33を介して行われるようになっている。
遊技制御装置30のCPU30bでは、例えば、始動入賞口10および普通変動入賞装置3に備えられた始動口センサ50からの遊技球の検出信号の入力に基づき、特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値を抽出してROM30dに記憶されている判定値と比較し、特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。
また、遊技制御装置30のCPU30bは、上記の他に変動パターンの判定を行う処理などを行い、これらの結果を含む制御信号を、中継基板73を介して第1演出制御装置33に出力する。
そして、遊技制御装置30のCPU30bは、例えば、特図変動表示ゲームが大当たりであった場合に特別遊技状態を発生し、大入賞口SOL53により特別変動入賞装置4を動作する制御を行う。
排出発射制御装置34は、例えば、制御信号の入力に基づき排出装置190を制御して所定数の遊技球が払い出されるようにする。また、排出発射制御装置34は、例えば、操作ハンドル156の操作に基づく入力および操作ハンドル156に設けられた図示しないタッチセンサからの入力に基づき、発射装置60を制御して遊技球が第1遊技領域1aに発射されるようにする。
また、演出データ基板32が遊技制御装置30とともに遊技盤1に設置されているので、当該演出データ基板32にICタグ370の正当性を判断するための情報を記憶することで、遊技盤1の交換時に該情報の更新等が必要なくなって、遊技盤1を交換するだけで新たなICタグ370の監視システムを構築することができる。つまり、例えば、第1演出制御装置33に当該ICタグ370の正当性を判断するための情報を記憶しておく場合に必要とされる遊技盤1交換時における当該情報の更新作業が必要なくなる。
さらに、遊技制御装置30と第1演出制御装置33を近い位置に配置することが可能となるので、ICタグ370の通信を効率よく行うことができる。また、ICタグ370との通信を極めて近い位置で行うように各制御装置の位置関係や遊技制御装置30における重合部の位置を設定した場合には、通信の安定化の他、遊技制御装置30が正規な位置にあるか否か正常に起立状態に変換しているかも監視することができる。
加えて、例えば、不正係員等により故意に重合部351b〜354bを固着しない不正行為、即ち、固着しなければ後でICタグ370に係わる機能を破壊しないでも基板ボックス320の開放を可能とさせる不正行為等も発見することができる。さらに、重合部351b〜354bを複数設けた場合には、どの重合部が現在の検査対象であるかを確実に特定することができ、固着している重合部が検査対象となる正規な重合部であるか否かを発見することもできる。
例えば、上記実施形態では、第1演出制御装置33に切断情報入力部33lを設けて切断情報を入力するようにしたが、切断情報入力部33lを設けるか否かは適宜変更可能となっている。即ち、切断情報入力部33lを設けなくとも、例えば、リセットスイッチをONしながら電源投入した場合に、最初に入力された固有識別情報、切断パターン、固着パターンを判定情報として記憶更新するような構成とすれば良い。これによって、例えば、公的機関による検査が行われた場合に、その後電源を投入する際にリセットスイッチをONしながら投入する必要が生じるが、判定情報の更新が自動で行えるようになるので、面倒な作業を必要とせず、しかも更新忘れも発生しなくなる。
また、別の方法として、不正処理が行われている間に、リセットスイッチが所定時間ON操作された場合に、不正処理を終了して判定情報を更新するようにしてもよい。ここで、リセットスイッチをON操作する時間は、比較的長い時間(10秒等)が望ましい。これは、営業中等で不正行為を行う不正者が、不正行為後にリセットスイッチをON操作することが考えられるからであり、短時間で行われる不正行為を防止するための対策である。また、不正処理が行われてから所定時間(例えば30秒等)経過しなければ、リセットスイッチを有効としないように制御して、所定時間経過後にリセットスイッチをON操作(この場合のON操作時間は、時間の条件を設けなくてもよいし所定時間のON操作により有効となるようにしてもよい。)した場合に不正処理を終了し、判定情報を更新するようにしてもよい。これも営業中等に不正者が、不正行為後に電源を投入しすぐにリセットスイッチをON操作することが考えられるからである。この場合も上記と同様に判定情報を自動更新できるので、検査時等で便利である。なお、上記した各所定時間が経過した場合には、その旨を報知することが望ましい。
以下に、変形例1の遊技機について図18(a)及び図18(b)を参照して説明する。
図18(a)は、変形例1の遊技機に備わるICタグ1370を示す図であり、図18(b)は、第1〜第3開放規制部の応答状況を説明するための図である。
なお、図18(b)にあっては、第4開放規制部の図示は省略している。
なお、ホール素子376と永久磁石377の離隔距離やホール素子376の検知感度は、例えば、永久磁石377の磁界をホール素子376により検知できる程度に設定される。
以下に、変形例2の遊技機について図19を参照して説明する。
図19は、変形例2の遊技機の第1〜第4開放規制部の応答状況を説明するための図である。
以下に、変形例3の遊技機について図20を参照して説明する。
図20は、変形例3の遊技機の第1〜第4開放規制部の応答状況を説明するための図である。
なお、ICタグ3370のIC371及びアンテナ372の配置以外の構成については、変形例2と略同様であり、その説明は省略する。
1 遊技盤
1a 第1遊技領域
120 前面枠
160 裏機構枠
351〜354 開放規制部
351a〜354a 切断部
351b〜354b 重合部
30 遊技制御装置(メイン制御装置)
31 第2演出制御装置
32 演出データ基板(データ装置)
310 遊技制御基板
320 基板ボックス
330 ベース部材
340 蓋部材
33 第1演出制御装置(サブ制御装置)
33b CPU(正当性判断手段)
33k ICタグ読取回路(読取手段)
361 ワンウェイネジ(固着手段)
370 ICタグ
371 ICチップ
372 アンテナ(通信部)
374a 第1固着検知線
374b 第2固着検知線
Claims (6)
- 遊技の進行制御を行うとともに遊技盤固有のメイン制御装置と、前記メイン制御装置からの指令信号に基づいて、電気部品の制御を行うサブ制御装置と、を備えた遊技機において、
前記遊技盤は、前面枠に対して着脱可能に取り付けられ、
前記メイン制御装置は、電子部品が搭載された基板を、蓋部材とベース部材からなる基板ボックスに収納して構成され、
前記基板ボックスは、前記蓋部材と前記ベース部材が重合され固着手段により分離困難に固着される重合部を有し、当該基板ボックスの開放を規制する開放規制部を備え、
前記開放規制部に前記メイン制御装置の正当性を判断するための正当性判定情報を送信するICタグが設けられ、
前記サブ制御装置は、
前記ICタグから前記正当性判定情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記正当性判定情報の読取結果に基づいて、前記メイン制御装置の正当性を判断する正当性判断手段と、を備え、
前記メイン制御装置は、前記前面枠に着脱可能に取り付けられる遊技盤の裏面に配設される一方、
前記サブ制御装置は、前記遊技盤が着脱可能に取り付けられる前記前面枠に配設され、
遊技盤固有の演出に関するデータを記憶する機能を有するデータ装置が、前記サブ制御装置とは別個に、前記遊技盤の裏面に配設され、
前記データ装置には、前記ICタグの前記正当性判定情報としての固有識別情報を判断するための情報が記憶されていることを特徴とする遊技機。 - 前記開放規制部は、前記重合部を選択的に固着可能に複数設けられ、
前記複数の開放規制部の各々に、前記正当性判定情報として、各々異なる固有識別情報を記憶した前記ICタグが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記開放規制部には、当該基板ボックスを開放する際に切断される切断部が形成され、
前記ICタグは、前記切断部が切断されると当該ICタグの機能が不能になるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記切断部に、前記ICタグの通信部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記遊技盤の本体部を透光性合成樹脂で構成すると共に、該遊技盤を着脱自在に装着する前面枠の裏面側に裏機構枠を設け、該裏機構枠における前記遊技盤の後方位置に画像表示ユニットを配設することで、当該遊技機前方から前記遊技盤を透かして画像表示を視認可能に構成され、
前記裏機構枠の下方部には、前後方向に貫通した開口部が形成され、
前記遊技盤の前記開口部に対応する箇所に、前記メイン制御装置が回動機構を介して配設され、
前記メイン制御装置は、前記遊技盤を前面枠に対して着脱する際に、該遊技盤と略平行な起立状態から、当該メイン制御装置が前記開口部に挿脱可能となる傾倒状態に、前記回動機構により変換可能に構成され、
前記裏機構枠の背面に、前記サブ制御装置が配設され、
前記遊技盤を前記前面枠に装着した後、前記メイン制御装置を前記起立状態に変換して固定すると、該メイン制御装置が前記裏機構枠の背面の前記サブ制御装置に重合するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。 - 前記重合部が前記固着手段により固着されているか否かを検出する固着検出手段を備え、
前記ICタグは、前記固着検出手段による検出結果に基づいて、前記重合部が固着されているか否かに係る固着情報を前記正当性判定情報として送信するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機。
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