JP4953062B2 - 車両空調用コントロール操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車両の空調用コントロール操作装置に関する。
広く知られているように、自動車の運転席前側の操作パネルには、ダイヤルノブを操作して空調ユニットを制御する空調用コントロール操作装置が設けられている。
図15は、従来例として示した空調用コントロール操作装置の正面図、図16は、同空調用コントロール操作装置の平面図、図17は、同空調用コントロール操作装置を空調ユニットに接続した状態を示す平面図、図18は、図16と同様に空調用コントロール操作装置を空調ユニットに接続した状態を示す側面図である。
図示するように、この空調用コントロール操作装置は、風向調節用のダイヤルノブ11、風量調節用のダイヤルノブ12、温度調整用のダイヤルノブ13が操作パネル10に回動可能に設けられ、また、リアウインドの熱線に通電させるリアデフスイッチ14、エアコンモードを切換えるエアコンスイッチ15、内気循環と外気導入を切換える内外気切換スイッチ16の各スイッチ釦が設けられている。
また、操作パネル10は、上部二箇所と下部二箇所とを係止してベース17の前面側に設けられたハウジング部17aに取付けられ、さらに、ハウジング部17aに対して後方に水平に延設させたベース部17bには、上記したダイヤルノブ11、13のギヤシャフト18、24を回動自在に軸受する軸受部19、25が設けられている。
すなわち、ダイヤルノブ13がギアシャフト18の一端部側に軸着され、また、このギヤシャフト18にはかさ歯車18aが設けられ、その他端部がベース部17bに設けられた軸受部19によって軸受けされている。
そして、かさ歯車18aをギヤレバー20のギヤ部20aに噛合させ、ダイヤルノブ13の回動をギアレバー20に伝達させるようになっている。
ギアレバー20は、ベース部17bに形成した筒状の支軸部21に回動自在に軸支されており、そして、このギヤレバー20のアーム部20bには空調ユニット23を制御するためのコントロールケーブル22が連結されている。
したがって、ダイヤルノブ13を回動操作し、その指標13aを表示部10cに選択的に合せるようにすることにより、かさ歯車18aに連動したギアレバー20が回動し、コントロールケーブル22が押し出し駆動され、また、引き戻し駆動されて空調ユニット23の温度調整が行なわれる。
また、ダイヤルノブ11についても上記同様のケーブル制御機構が設けられている。
すなわち、一端部側にダイヤルノブ11を軸着したギアシャフト24の他端部が軸受部25によって軸受けされ、また、このギヤシャフト24に設けられたかさ歯車24aが支軸部26によって回動自在に軸支されたギアレバー27のギア部27aに噛合し、さらに、ギアレバー27のアーム部27bにコントロールケーブル28が連結されている。
したがって、ダイヤルノブ11を回動操作し、その指標11aを表示部10aに沿って移動させることにより、かさ歯車24aに連動したギアレバー27が回動し、コントロールケーブル28を進退して空調ユニット23の風向調節が行なわれる。
上記した空調用コントロール操作装置は、図17に示すように、コントロールケーブル22が空調ユニット23の温度調節を制御するリンクバー29に連結され、また、コントロールケーブル28が空調ユニット23の風向きを制御するリンクレバー30に連結されている。
つまり、コントロールケーブル22、28の押し出し駆動と引き戻し駆動によって各々のリンクレバー29、30を回動させて空調ユニット23を制御するようになっている。
さらに、ダイヤルノブ12は、ロータリースイッチ31に連結されており、ダイヤルノブ12を回動操作し、その指標12aを表示目盛り10bに選択的に合せることにより、ロータリースイッチ31のスイッチ信号が空調ユニット23に送られ、風量調節が行なわれる。
特開2003−267034号公報
上記したように、一般の自動車では、ダイヤルノブ11、12、13を設けた操作パネル10が空調用コントロール操作部として車内のインナーパネル34に設けられている。(図18参照)
一方、この空調用コントロール操作部によって制御される空調ユニット23はインナーパネル34の背面側に配置される。
また、従来の空調用コントロール操作装置は、そのベースが、操作パネル10を取付けるハウジング17aと、このハウジング17aと一体として水平方向に延設させたベース部17bとから形成されているため、図16に示すように、コントロールケーブル22、28がベース部17bの後方向に配設される。
そのため、図18に示すように、空調用コントロール操作装置に対して空調ユニット23が後方側下方に配置されるような場合には、コントロールケーブル22、28は空調ユニット23のリンクレバー29、30に連結させるために、コントロールケーブル22の先端側をリンクレバー29に向けて一度内側に屈曲し、さらに、下方向に屈曲しなければならないし、同様にコントロールケーブル28の先端側をリンクレバー30に向けて折り曲げ、さらに下方向に屈曲しなければならない。
したがって、このような空調用コントロール操作装置は、コントロールケーブル22,28の配設方向が限定されてしまうために、空調用ユニット23の配置位置によっては、コントロールケーブル22、28の屈曲により、コントロールケーブル22、28の摺動抵抗が増大してダイヤルノブ11、13の回動が重くなってしまうという問題があった。
また、例えば、右ハンドル車と左ハンドル車のように同車種の車両でも国や地域によって、異なる仕様が設定されている空調用コントロール操作装置では、図17に示すように、コントロールケーブル22、28が、右ハンドル車では一点鎖線で示す配設方向となり、左ハンドル車では実線で示す配設方向となるため、コントロールケーブル22,28の配設方向が左右逆となる場合がある。
このように、同一車種でコントロールケーブル22、28の配設方向が左右逆となる異なった仕様に対応することができるように、従来の空調用コントロール操作装置では、コントロールケーブル22、28を連結するギアレバー20、27のアーム部20b、27bを異なる方向に向けて突設させると共に、各アーム部20b、27bの回転円周上の接線方向に位置させ、コントロールケーブル22、28の先端部を保持するケーブル保持部32、33をベース部17bに各々2箇所ずつ設けている。(図16参照)
しかしながら、コントロールケーブル22、28の配設方向が左右逆となることによって、ダイヤルノブ11、13の回動方向に対するコントロールケーブル22、28の押し出し駆動と引き戻し駆動も逆となってしまう。
具体的には、図17に示すように、コントロールケーブル22が実線で示す左ハンドル車の配設方向の場合には、ダイヤルノブ13を時計回り方向に回動操作すると、ギヤレバー20も同様に時計回り方向に回動してコントロールケーブル22を押し出し駆動する。
また、コントロールケーブル22を一点鎖線で示す右ハンドル車の配設方向では、同様にダイヤルノブ13を時計回り方向に回動操作することにより、ギアレバー20も時計回り方向に回動してコントロールケーブル22を引き戻し駆動する。
このため、異なる仕様に応じて、コントロールケーブル22の配設方向が左右逆とした場合、ダイヤルノブ13の回動操作に対するコントロールケーブル22の押し出し駆動と引き戻し駆動を同一とする設定の車種には、同じ空調用コントロール操作装置をそのまま共通して使用することができない。
したがって、このような仕様に対応させるためには、同一の車種であっても、コントロールケーブル22の配設方向に応じて空調用コントロール操作装置のバリエーションを設定しなければならなかった。
本発明は、上記した実情にかんがみ、空調ユニットの配設位置や異なる仕様の車両に対応させてコントロールケーブルの配設方向を定めることができる空調用コントロール操作装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では、第1の発明として、操作パネルに設けられた操作ノブを操作して空調ユニットを制御する車両空調用コントロール操作装置において、前記操作ノブの操作にしたがって回動させる連動部材と、
前記連動部材と空調ユニットとを連結すると共に、前記操作ノブの操作にしたがう前記連動部材の動作に応じて前記空調ユニットを制御するコントロールケーブルと、前記連動部材を回動可能に軸支させる支軸部と、前記コントロールケーブルを所定の配設方向に設定するケーブル保持部材とを設けたベース部材とを備え、さらに、前記ケーブル保持部材は、ベース部材に対して着脱自在に固着する構成とすると共に、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上となる複数部所に前記ケーブル保持部材の固着手段を設け、前記した複数の固着手段の中からコントロールケーブルの配設方向に適する固着手段を選択して前記ケーブル保持部材を固着する構成としたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明の車両空調用コントロール操作装置において、ケーブル保持部材の前記固着手段は、前記したケーブル保持部材とベース部材との一方に設けた取付突部とその他方に設けた取付孔とからなることを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
第3の発明としては、上記した第1の発明の車両空調用コントロール操作装置において、ケーブル保持部材の前記固着手段として、前記ケーブル保持部材には、取付突部と位置決め突部とを設け、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上に弧状形成した取付孔と、この取付孔に沿って形成した複数の位置決め孔とを設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
第4の発明としては、上記した第1の発明の車両空調用コントロール操作装置において、前記ベース部材の一辺に前記支軸部を中心とした円弧状部を設けると共に、この円弧状部に複数の取付凹部を設け、前記ケーブル保持部材には、前記円弧状部に対応させた湾曲面部を設けると共に、この湾曲面部には、前記取付凹部に選択的に係合させる取付突部を設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
第5の発明としては、上記した第1の発明の車両空調用コントロール操作装置において、前記操作パネルを前面部に装着し、前記操作ノブの出力軸を回動可能に保持させたハウジングに対し、前記ベース部材を別体に形成し、前記ベース部材を前記出力軸を回転軸心として所定の角度で回転させて前記ハウジングに取付けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
本発明の空調用コントロール操作装置によれば、コントロールケーブルを多方向に配設することが可能となり、空調ユニットの配設位置や異なる仕様の車両に対応させてコントロールケーブルの配設方向を定めることができる。
したがって、車両の仕様などによらずに共通に搭載することができるから、車種によってバリエーションを設定するなどの必要性が生じなく、コスト削減に有利となるコントロール操作装置となる。
また、この空調用コントロール操作装置は、コントロールケーブルに負荷がかからない滑らかな曲線となるように配設方向を調整することができるので、コントロールケーブルの摺動抵抗を減少させることができ、この結果、軽快なダイヤルノブ操作の空調用コントロール操作装置となる。
特に、ケーブル保持部材の固着手段としては、位置決め突部で角度を決め、取付突部によってベースに固着させる構成とすれば、簡単な構成でガタツキのないケーブル保持部材となる。
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、第1実施形態として示した空調用コントロール操作装置の分解斜視図で、この空調用コントロール操作装置は、ケーブル保持部材を独立に構成し、このケーブル保持部材をベースに着脱自在とし、コントロールケーブルの配設方向を適宜定めることができるようにした点に特徴があり、その他は図15、図16に示した従来例のものと同構成であるから、同一部品及び同一部所については同符号を付してそれらの説明を省略する。
図1に示すように、ベース17のベース部17bには、ギアレバー20の支軸部21の周囲に弧状の取付孔51と位置決め孔52とを設け、同様に、ギアレバー27の支軸部26の周囲に弧状の取付孔53と位置決め孔54とが設けてある。
取付孔51と位置決め孔52は、一方のケーブル保持部材55を取付ける取付固着部57となっており、取付孔53と位置決め孔54は、他方のケーブル保持部材56を取付ける取付固着部58となっている。
2つのケーブル保持部材55、56と取付固着部57、58は同構成となっており、図2〜図4に拡大して示した構成となっている。
なお、図2はケーブル保持部材56と取付固着部58とを示しているが、ケーブル保持部材55と取付固着部57は同様な構成となっている。
図2より分かる通り、取付孔53は、その奥部の孔縁に沿ってフランジが形成してあり、ベース部17bの下面側から差し入れた拡頭部付の取付ネジ59(図1参照)によってケーブル保持部材56をベース部17bに固着する。
また、弧状形の取付孔53の内外周部には、多数の位置決め孔54が配設してある。
この位置決め孔54の各々は、ベース部17bを貫通する小孔としてもよく、また、有底の小孔として形成することもできる。
ケーブル保持部材56は、図3及び図4に示した如く、上部に設けたコントロールケーブル28の一端部を保持する公知の挟持部56aと、下部中央に設けた円形断面の取付突部56bと、下部斜角方向に設けた2つの位置決め突部56cとを備えている、
なお、取付突部56bには、上記した取付ネジ59を螺合させるネジ孔56dが設けてある。
このように構成したケーブル保持部材56は、コントロールケーブル28の 配設方向に合うようにその向きを決めた状態で位置決め突部56cを位置決め孔54に突入すると共に、取付突部56bを取付孔53に突入させ、その後、既に述べたように取付ネジ59を取付突部56bのネジ孔56dにねじ込む。
上記のように取付けることができるケーブル保持部材56は、図5及び図6の如く、コントロールケーブル28が適度な配設方向となるように、ケーブル保持部材の向きと位置とを定めて取付けることができる。
なお、図5及び図6はケーブル保持部材56の向きと位置とを変えて取付けた取付け例を示すベース部17bの部分的な平面図である。
図7は第2実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略部分図である。
なお、図面ではギアシャフトやギアレバーなどが省略してある。
この実施形態では、ギアレバー20の支軸部21を中心とする円形部をベース部17bに形成すると共に、この円形部には円形に沿って多数の嵌合溝60が等間隔に設けてある。
また、本実施形態のケーブル保持部材61は、図示するように、その上部にケーブル挟持部61aを設け、その側部に2つの嵌合突部61bと、先端部に係止爪を形成した弾性的な一つの係止片部61cとが設けてある。
この ケーブル保持部材61は、図8に示した如く、コントロールケーブルの 配設方向にしたがってベース部17bの嵌合溝60を選び嵌合突部61bを嵌合させる。
この嵌合によって係止片部61cがベース部17bの円形部下面に係止し、ケーブル保持部材61が取付けられる。
なお、ベース部17bの嵌合溝60とケーブル保持部材61の嵌合突部61bは、略T字形の嵌合溝と嵌合突部となっているが、他の形状の嵌合溝と嵌合突部とすることができ、さらに、嵌合溝60をケーブル保持部材61に、多数の嵌合突部61bをベース部17bに設けるようにしてもよい。
また、図7、図8は温度調整側(ダイヤルノブ13側)のケーブル保持部材について示しているが、風向調節側(ダイヤルノブ11側)のケーブル保持部材についても同様に構成することができる。
図9は第3実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略部分図である。
なお、この図面ではギアシャフトやギアレバーなどが省略してある。
図示するように、本実施形態では、多数の係止孔62と位置決め孔63とをベース部17bに形成し、これら係止孔62と位置決め孔63とを選択してケーブル保持部材64を係止させるようになっている。
なお、係止孔62及び位置決め孔63はギアレバーの支軸部21を中心とする円周線上に配列されている。
また、ケーブル保持部材64は、図10、図11に示してある如く、上部にケーブル挟持部64aを設け、下部には対称的に設けた2つの係止突片64bと位置決め突部64cとを設けた構成となっている。
このケーブル保持部材64は、図12に示すように、コントロールケーブル22の 配設方向にしたがってベース部17bの位置決め孔63を選択し、選択した位置決め孔63に位置決め突部64cを 突入すると共に、係止突片64bを係止孔62に挿入して係止させることによってケーブル保持部材64が取付けられる。
なお、図9、図12は温度調整側のケーブル保持部材について示しているが、風向調節側のケーブル保持部材についても同様に構成することができる。
図13は第4実施形態として示した空調用コントロール操作装置の分解斜視図である。
この空調用コントロール操作装置は、ベース部17bを2部分のベース部17b1、17b2に別け、各々のベース部17b1、17b2をハウジング部17aに対して所定の角度で取付けることができる構成となっている。
なお、ベース部17b1には、図1、図2に示すところのギアシャフト、ギアレバー、ケーブル保持部材55及び取付固着部57などが設けてあり、同様に、ベース部17b2には、図1、図2に示したところのギアシャフト24、ギアレバー27、ケーブル保持部材56及び取付固着部58などが設けてある。
本実施形態では、ベース部17b1を水平に延設させた取付円板65に多数の取付ネジ孔65aを円周に沿って設けると共に、この取付円板65の周囲には多数の位置決め溝65bが設けてある。
そして、この取付円板65は、ハウジング部17aに突設した2つの位置決め突部66を位置決め溝65bに嵌合させると共に、取付ネジ67をハウジング部17aの小孔68より差し入れて取付ネジ孔65aにねじ込むことによって取付け固定される。
なお、板枠69はベース部17b1の補強部材である。
さらに、ハウジング部17aの軸孔70と取付円板65の中央孔65cはギアシャフト18を通すためのものである。
また、ベース部17b2についても上記同様の取付円板71によって取付けられている。
このように構成した空調用コントロール操作装置は、コントロールケーブルの 配設方向にしたがってケーブル保持部材55、56を取付けた後に、取付円板65、71の取付位置を換えてベース部17b1、17b2の角度を変えることができるので、ケーブル保持部材55、56の取付角度の自由度がさらに増大する。
図14は第5実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略的な分解斜視図である。
本実施形態は、ベース部17bを2部分のベース部17b1、17b2に別け、各々のベース部17b1、17b2を取付リング72、73と一体形成してハウジング部17aに取付ける構成となっている。
なお、取付リング72、73は図13に示す取付円板65、71と同様とした取付け構造となっており、また、ケーブル保持部材74などの取付け構成は図7、図8に示した第2実施形態と同様の構成となっている。
本実施形態の空調用コントロール操作装置においても図13に示す第4実施形態と同様に、ケーブル保持部材の取付角度の自由度を増大させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、上記したケーブル保持部材の固着手段は、風向調節用のダイヤルノブ11の連動部と温度調整用のダイヤルノブ13の連動部との両方に設ける他に、これらの一方の連動部に設けることもできる。
自動車などの車両に搭載する空調ユニットのコントロール操作装置として利用することができる。
第1実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略的な分解斜視図である。 図1に示す空調用コントロール操作装置の部分的な拡大斜視図である。 図1に示す空調用コントロール操作装置が備えるケーブル保持部材を上方から見た斜視図である。 ケーブル保持部材を下方から見た図3同様の斜視図である。 ケーブル保持部材を取付けた一例を示す上記空調用コントロー操作装置の一部を示す平面図である。 ケーブル保持部材の他の取付け例を示す図5同様の平面図である。 第2実施形態として示した空調用コントロール操作装置の一部分を示す簡略的な分解斜視図である。 ケーブル保持部材の取付け例を示す図7の空調用コントロール操作装置の部分的な平面図である。 第3実施形態として示した空調用コントロール操作装置の一部分を示す簡略的な斜視図である。 図9に示す空調用コントロール操作装置に備えたケーブル保持部材を下方から見た斜視図である。 ケーブル保持部材を上方から見た図10同様の斜視図である。 ケーブル保持部材の取付け例を示す図9の空調用コントロール操作装置の部分的な平面図である。 第4実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略的な分解斜視図である。 第5実施形態として示した空調用コントロール操作装置の簡略的な分解斜視図である。 従来例として示した空調用コントロール操作装置の正面図である。 上記した従来例の空調用コントロール操作装置を示す平面図である。 上記した従来例の空調用コントロール操作装置を空調ユニットに接続した状態を示す平面図である。 上記した従来例の空調用コントロール操作装置を空調ユニットに接続した状態を示す側面図である。
符号の説明
13 ダイヤルノブ
17 ベース
17a ハウジング部
17b ベース部
17b1、17b2 ベース部
18 ギアシャフト
20 ギアレバー
22 コントロールケーブル
23 空調ユニット
24 ギアシャフト
27 ギアレバー
28 コントロールケーブル
51、53 取付孔
52、54 位置決め孔
55、56 ケーブル保持部材
56a ケーブル挟持部
56b 取付突部
56c 位置決め突部
56d ネジ孔
57、58 取付固着部
59 取付ネジ

Claims (5)

  1. 操作パネルに設けられた操作ノブを操作して空調ユニットを制御する車両空調用コントロール操作装置において、
    前記操作ノブの操作にしたがって回動させる連動部材と、
    前記連動部材と空調ユニットとを連結すると共に、前記操作ノブの操作にしたがう前記連動部材の動作に応じて前記空調ユニットを制御するコントロールケーブルと、
    前記連動部材を回動可能に軸支させる支軸部と、前記コントロールケーブルを所定の配設方向に設定するケーブル保持部材とを設けたベース部材とを備え、
    さらに、前記ケーブル保持部材は、ベース部材に対して着脱自在に固着する構成とすると共に、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上となる複数部所に前記ケーブル保持部材の固着手段を設け、
    前記した複数の固着手段の中からコントロールケーブルの配設方向に適する固着手段を選択して前記ケーブル保持部材を固着する構成としたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
  2. 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
    ケーブル保持部材の前記固着手段は、前記したケーブル保持部材とベース部材との一方に設けた取付突部とその他方に設けた取付孔とからなることを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
  3. 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
    ケーブル保持部材の前記固着手段として、前記ケーブル保持部材には、取付突部と位置決め突部とを設け、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上に弧状形成した取付孔と、この取付孔に沿って形成した複数の位置決め孔とを設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
  4. 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
    前記ベース部材の一辺に前記支軸部を中心とした円弧状部を設けると共に、この円弧状部に複数の取付凹部を設け、前記ケーブル保持部材には、前記円弧状部に対応させた湾曲面部を設けると共に、この湾曲面部には、前記取付凹部に選択的に係合させる取付突部を設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
  5. 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
    前記操作パネルを前面部に装着し、前記操作ノブの出力軸を回動可能に保持させたハウジングに対し、前記ベース部材を別体に形成し、前記ベース部材を前記出力軸を回転軸心として所定の角度で回転させて前記ハウジングに取付けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
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