JP4953062B2 - 車両空調用コントロール操作装置 - Google Patents
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Description
そして、かさ歯車18aをギヤレバー20のギヤ部20aに噛合させ、ダイヤルノブ13の回動をギアレバー20に伝達させるようになっている。
すなわち、一端部側にダイヤルノブ11を軸着したギアシャフト24の他端部が軸受部25によって軸受けされ、また、このギヤシャフト24に設けられたかさ歯車24aが支軸部26によって回動自在に軸支されたギアレバー27のギア部27aに噛合し、さらに、ギアレバー27のアーム部27bにコントロールケーブル28が連結されている。
つまり、コントロールケーブル22、28の押し出し駆動と引き戻し駆動によって各々のリンクレバー29、30を回動させて空調ユニット23を制御するようになっている。
一方、この空調用コントロール操作部によって制御される空調ユニット23はインナーパネル34の背面側に配置される。
また、コントロールケーブル22を一点鎖線で示す右ハンドル車の配設方向では、同様にダイヤルノブ13を時計回り方向に回動操作することにより、ギアレバー20も時計回り方向に回動してコントロールケーブル22を引き戻し駆動する。
前記連動部材と空調ユニットとを連結すると共に、前記操作ノブの操作にしたがう前記連動部材の動作に応じて前記空調ユニットを制御するコントロールケーブルと、前記連動部材を回動可能に軸支させる支軸部と、前記コントロールケーブルを所定の配設方向に設定するケーブル保持部材とを設けたベース部材とを備え、さらに、前記ケーブル保持部材は、ベース部材に対して着脱自在に固着する構成とすると共に、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上となる複数部所に前記ケーブル保持部材の固着手段を設け、前記した複数の固着手段の中からコントロールケーブルの配設方向に適する固着手段を選択して前記ケーブル保持部材を固着する構成としたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置を提案する。
したがって、車両の仕様などによらずに共通に搭載することができるから、車種によってバリエーションを設定するなどの必要性が生じなく、コスト削減に有利となるコントロール操作装置となる。
図1は、第1実施形態として示した空調用コントロール操作装置の分解斜視図で、この空調用コントロール操作装置は、ケーブル保持部材を独立に構成し、このケーブル保持部材をベースに着脱自在とし、コントロールケーブルの配設方向を適宜定めることができるようにした点に特徴があり、その他は図15、図16に示した従来例のものと同構成であるから、同一部品及び同一部所については同符号を付してそれらの説明を省略する。
取付孔51と位置決め孔52は、一方のケーブル保持部材55を取付ける取付固着部57となっており、取付孔53と位置決め孔54は、他方のケーブル保持部材56を取付ける取付固着部58となっている。
なお、図2はケーブル保持部材56と取付固着部58とを示しているが、ケーブル保持部材55と取付固着部57は同様な構成となっている。
また、弧状形の取付孔53の内外周部には、多数の位置決め孔54が配設してある。
この位置決め孔54の各々は、ベース部17bを貫通する小孔としてもよく、また、有底の小孔として形成することもできる。
なお、取付突部56bには、上記した取付ネジ59を螺合させるネジ孔56dが設けてある。
なお、図5及び図6はケーブル保持部材56の向きと位置とを変えて取付けた取付け例を示すベース部17bの部分的な平面図である。
なお、図面ではギアシャフトやギアレバーなどが省略してある。
この実施形態では、ギアレバー20の支軸部21を中心とする円形部をベース部17bに形成すると共に、この円形部には円形に沿って多数の嵌合溝60が等間隔に設けてある。
この ケーブル保持部材61は、図8に示した如く、コントロールケーブルの 配設方向にしたがってベース部17bの嵌合溝60を選び嵌合突部61bを嵌合させる。
この嵌合によって係止片部61cがベース部17bの円形部下面に係止し、ケーブル保持部材61が取付けられる。
また、図7、図8は温度調整側(ダイヤルノブ13側)のケーブル保持部材について示しているが、風向調節側(ダイヤルノブ11側)のケーブル保持部材についても同様に構成することができる。
なお、この図面ではギアシャフトやギアレバーなどが省略してある。
図示するように、本実施形態では、多数の係止孔62と位置決め孔63とをベース部17bに形成し、これら係止孔62と位置決め孔63とを選択してケーブル保持部材64を係止させるようになっている。
なお、係止孔62及び位置決め孔63はギアレバーの支軸部21を中心とする円周線上に配列されている。
このケーブル保持部材64は、図12に示すように、コントロールケーブル22の 配設方向にしたがってベース部17bの位置決め孔63を選択し、選択した位置決め孔63に位置決め突部64cを 突入すると共に、係止突片64bを係止孔62に挿入して係止させることによってケーブル保持部材64が取付けられる。
なお、図9、図12は温度調整側のケーブル保持部材について示しているが、風向調節側のケーブル保持部材についても同様に構成することができる。
この空調用コントロール操作装置は、ベース部17bを2部分のベース部17b1、17b2に別け、各々のベース部17b1、17b2をハウジング部17aに対して所定の角度で取付けることができる構成となっている。
なお、ベース部17b1には、図1、図2に示すところのギアシャフト、ギアレバー、ケーブル保持部材55及び取付固着部57などが設けてあり、同様に、ベース部17b2には、図1、図2に示したところのギアシャフト24、ギアレバー27、ケーブル保持部材56及び取付固着部58などが設けてある。
そして、この取付円板65は、ハウジング部17aに突設した2つの位置決め突部66を位置決め溝65bに嵌合させると共に、取付ネジ67をハウジング部17aの小孔68より差し入れて取付ネジ孔65aにねじ込むことによって取付け固定される。
さらに、ハウジング部17aの軸孔70と取付円板65の中央孔65cはギアシャフト18を通すためのものである。
また、ベース部17b2についても上記同様の取付円板71によって取付けられている。
本実施形態は、ベース部17bを2部分のベース部17b1、17b2に別け、各々のベース部17b1、17b2を取付リング72、73と一体形成してハウジング部17aに取付ける構成となっている。
なお、取付リング72、73は図13に示す取付円板65、71と同様とした取付け構造となっており、また、ケーブル保持部材74などの取付け構成は図7、図8に示した第2実施形態と同様の構成となっている。
本実施形態の空調用コントロール操作装置においても図13に示す第4実施形態と同様に、ケーブル保持部材の取付角度の自由度を増大させることができる。
17 ベース
17a ハウジング部
17b ベース部
17b1、17b2 ベース部
18 ギアシャフト
20 ギアレバー
22 コントロールケーブル
23 空調ユニット
24 ギアシャフト
27 ギアレバー
28 コントロールケーブル
51、53 取付孔
52、54 位置決め孔
55、56 ケーブル保持部材
56a ケーブル挟持部
56b 取付突部
56c 位置決め突部
56d ネジ孔
57、58 取付固着部
59 取付ネジ
Claims (5)
- 操作パネルに設けられた操作ノブを操作して空調ユニットを制御する車両空調用コントロール操作装置において、
前記操作ノブの操作にしたがって回動させる連動部材と、
前記連動部材と空調ユニットとを連結すると共に、前記操作ノブの操作にしたがう前記連動部材の動作に応じて前記空調ユニットを制御するコントロールケーブルと、
前記連動部材を回動可能に軸支させる支軸部と、前記コントロールケーブルを所定の配設方向に設定するケーブル保持部材とを設けたベース部材とを備え、
さらに、前記ケーブル保持部材は、ベース部材に対して着脱自在に固着する構成とすると共に、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上となる複数部所に前記ケーブル保持部材の固着手段を設け、
前記した複数の固着手段の中からコントロールケーブルの配設方向に適する固着手段を選択して前記ケーブル保持部材を固着する構成としたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。 - 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
ケーブル保持部材の前記固着手段は、前記したケーブル保持部材とベース部材との一方に設けた取付突部とその他方に設けた取付孔とからなることを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。 - 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
ケーブル保持部材の前記固着手段として、前記ケーブル保持部材には、取付突部と位置決め突部とを設け、前記ベース部材には、前記支軸部を中心とする円周上に弧状形成した取付孔と、この取付孔に沿って形成した複数の位置決め孔とを設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。 - 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
前記ベース部材の一辺に前記支軸部を中心とした円弧状部を設けると共に、この円弧状部に複数の取付凹部を設け、前記ケーブル保持部材には、前記円弧状部に対応させた湾曲面部を設けると共に、この湾曲面部には、前記取付凹部に選択的に係合させる取付突部を設けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。 - 請求項1に記載した車両空調用コントロール操作装置において、
前記操作パネルを前面部に装着し、前記操作ノブの出力軸を回動可能に保持させたハウジングに対し、前記ベース部材を別体に形成し、前記ベース部材を前記出力軸を回転軸心として所定の角度で回転させて前記ハウジングに取付けたことを特徴とする車両空調用コントロール操作装置。
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