JP4952504B2 - 減圧弁 - Google Patents

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Description

本発明は、減圧弁に関し、詳しくは、いわゆるピストン型の減圧弁に関するものである。
従来、供給された高圧(一次圧)の流体(気体や液体)を低圧(二次圧)に減圧して外部に供給する減圧弁が知られている。そして、このような減圧弁には、いわゆるピストン型の減圧弁がある(例えば、下記特許文献1,2参照)。このピストン型の減圧弁では、シリンダ内におけるピストンの往復動に連動させてバルブの開度を調整し、一次圧を二次圧に減圧する。そして、ピストン型の減圧弁では、ピストンとシリンダの内壁面との間の気密性を確保するために、ピストンの外周部にシール部材が備えられる。
特開2006−185103号公報 特開2006−172123号公報 特開2006−69237号公報
ところで、ピストン型の減圧弁では、シリンダ内において、ピストンが往復動の方向に対して傾いた状態で往復動した場合、ピストンの一部がシリンダの内壁面と衝突して、摩擦粉が生じる場合がある。そして、この摩擦粉がシール部材とシリンダの内壁面との間のシール部に付着すると、シール部材のシール性が低下し、ガス漏れが生じる場合がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、ピストン型の減圧弁において、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]減圧弁であって、シリンダと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンの外周部に設けられ、該ピストンと前記シリンダの内壁面との間の気密性を確保するシール部材と、前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動した場合に、前記ピストンの一部と前記シリンダの内壁面との摩擦を抑制する摩擦抑制機構と、を備える減圧弁。
適用例1の減圧弁では、上記摩擦抑制機構を備えているので、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動した場合であっても、摩擦粉の発生を抑制することができる。したがって、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
[適用例2]適用例1記載の減圧弁であって、前記摩擦抑制機構は、前記ピストンにおける、前記往復動の方向の少なくとも一方の端部の外周部に設けられる切り欠き部である、減圧弁。
適用例2の減圧弁では、ピストンに、上記切り欠き部が設けられるので、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動した場合であっても、ピストンの一部とシリンダの内壁面との衝突、および、摩擦を抑制することができる。
[適用例3]減圧弁であって、シリンダと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンの外周部に設けられ、該ピストンと前記シリンダの内壁面との間の気密性を確保するシール部材と、前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動するのを抑制する傾き抑制機構と、を備える減圧弁。
適用例3の減圧弁では、上記傾き抑制機構を備えるので、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動するのを抑制し、摩擦粉の発生を抑制することができる。したがって、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
[適用例4]適用例3記載の減圧弁であって、前記傾き抑制機構は、前記ピストンの外周部に設けられ、前記シリンダの内壁面と摺接する凸部である、減圧弁。
適用例4の減圧弁では、ピストンの外周部に、上記凸部が設けられるので、この凸部によって、ピストンのシリンダ内における往復動をガイドすることができる。したがって、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動するのを抑制することができる。
[適用例5]適用例4記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンの外周部に一体的に形成されている、減圧弁。
適用例5の減圧弁では、ピストンの成型時に、上記凸部を一体成型することができる。
[適用例6]適用例4記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンとは別部材からなる、減圧弁。
適用例6の減圧弁では、上記凸部の材質を、ピストンのシリンダ内における往復動をガイドすることが可能な硬度を有する材質の中から、任意に選択することができる。
[適用例7]適用例6記載の減圧弁であって、前記凸部は、樹脂、または、ゴムからなる、減圧弁。
適用例7の減圧弁では、上記凸部が、樹脂、または、ゴムからなり、これらは、ある程度の弾性を有している。したがって、上記凸部をピストンとシリンダの内壁面との緩衝材として機能させることができる。
[適用例8]適用例4ないし6のいずれかに記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンの外周部に、環状に備えられている、減圧弁。
適用例8の減圧弁では、上記凸部が、ピストンの外周部に、環状に備えられているので、ピストンの外周部の一部に、上記凸部が備えられる場合と比較して、より確実にピストンの傾きを抑制することができる。また、このような凸部を、樹脂、または、ゴムによって構成すれば、この凸部を第2のシール部材として機能させることもできる。
[適用例9]適用例7記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンの外周部に、環状に備えられており、前記ピストンには、該ピストンと前記シリンダの内壁面と前記シール部材と前記凸部とによって形成される空間と、前記シリンダ内における大気圧よりも高圧のガスが導入される空間とを連通する連通ポートが設けられている、減圧弁。
適用例9の減圧弁では、ピストンに、上記連通ポートが設けられているので、ピストンとシリンダの内壁面とシール部材と上記凸部とによって形成される空間と、シリンダ内における大気圧よりも高圧のガスが導入される空間との圧力をほぼ同一にすることができる。したがって、両空間内の圧力差による上記凸部の変形を抑制することができる。
[適用例10]適用例4ないし9のいずれかに記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンの外周部において、前記ピストンの前記往復動の方向に、複数備えられている、減圧弁。
適用例10の減圧弁では、ピストンが、上記凸部を複数備えているので、ピストンが、上記凸部を1つしか備えていない場合と比較して、より確実にピストンの傾きを抑制することができる。
[適用例11]適用例10記載の減圧弁であって、前記複数の凸部は、前記ピストンにおける前記往復動の方向の少なくとも両端部の外周部に備えられている、減圧弁。
ピストン型の減圧弁では、ピストンは、シリンダ内において、シール部材とシリンダの内壁面との接触点を支点として、シリンダ内におけるピストンの往復駆動の方向に対して傾きやすい。適用例11の減圧弁では、複数の上記凸部が、ピストンにおける往復動の方向の少なくとも両端部の外周部に備えられているので、より確実にピストンの傾きを抑制することができる。
[適用例12]適用例4ないし11のいずれかに記載の減圧弁であって、前記凸部は、前記ピストンの外周部において、前記シール部材から、前記ピストンの往復動の可動距離よりも離れた位置に備えられている、減圧弁。
適用例12の減圧弁では、上記凸部が、ピストンの外周部において、シール部材から、ピストンの往復動の可動距離よりも離れた位置に備えられているので、例え、上記凸部とシリンダの内壁面との衝突によって、シリンダの内壁面に傷が生じたとしても、シリンダの内壁面におけるシール部材との接触面(シール面)に傷が生じることはない。したがって、シール部材のシール性を確保することができる。
[適用例13]減圧弁であって、シリンダと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンの外周部に設けられ、該ピストンと前記シリンダの内壁面との間の気密性を確保するシール部材と、前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動し、前記ピストンの一部と前記シリンダの内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合に、該摩擦粉が前記シール部材の前記シリンダの内壁面とのシール部に付着するのを抑制する摩擦粉付着抑制機構と、を備える減圧弁。
適用例13の減圧弁では、上記摩擦粉付着機構を備えるので、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動し、ピストンの一部とシリンダの内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合であっても、上記シール部への摩擦粉の付着を抑制することができる。したがって、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
[適用例14]適用例13記載の減圧弁であって、前記摩擦粉付着抑制機構は、前記ピストンと前記シリンダとの間の空隙に注入され、前記摩擦粉を捕捉するためのペーストである、減圧弁。
適用例14の減圧弁では、上記ペーストによって、摩擦粉を捕捉することができるので、ピストンがシリンダ内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動し、ピストンの一部とシリンダの内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合であっても、上記シール部への摩擦粉の付着を抑制することができる。
なお、上記ペーストとしては、例えば、潤滑剤であるグリスを用いることが好適である。上記ペーストとして、グリスを用いることによって、摩擦粉を捕捉するとともに、ピストンのシリンダ内における往復動を滑らかにすることができる。
[適用例15]適用例14記載の減圧弁であって、前記ペーストは、前記ピストンの往復動の方向について、前記シール部材の両側の前記空隙に、それぞれ注入されている、減圧弁。
適用例15の減圧弁では、上記ペーストが、ピストンの往復動の方向について、シール部材の両側の、ピストンとシリンダとの間の空隙に、それぞれ注入されているので、シリンダ内におけるピストンの往復動の方向についての両方から、摩擦粉がシール部材とシリンダの内壁面との間のシール部に付着することを抑制することができる。
[適用例16]適用例1ないし15のいずれかに記載の減圧弁であって、前記シール部材は、Uシールである、減圧弁。
ここで、「Uシール」とは、一般に、断面U字状の樹脂(例えば、比較的摩擦係数が低いフッ素系の樹脂)製のリングと耐屈曲疲労性に優れたU字状金属(例えば、ステンレス鋼)製の複数の板バネを組み合わせたシール部材である。そして、Uシールは、高圧環境下、摺動部分におけるシール性に優れている。このようなUシールとしては、例えば、「サンフロンUシール(サンフロンは登録商標)」が知られている。
適用例16の減圧弁では、シール部材としてUシールを用いているので、ピストンとシリンダの内壁面との間の気密性を、効果的に確保することができる。
[適用例17]適用例1ないし16のいずれかに記載の減圧弁であって、前記ピストンの外周部には、さらに、前記シリンダの内壁面と摺接するとともに、前記シール部材と前記シリンダの内壁面との摺動抵抗よりも高い摺動抵抗を有し、前記ピストンの前記シリンダ内における往復動時の過移動を抑制するダンパ部材が備えられている、減圧弁。
ピストン型の減圧弁では、周知の通り、シリンダ内におけるピストンの往復動によって、2次圧が調節される。したがって、シリンダ内において、ピストンが急激に過移動すると、2次圧が急激に変動して、いわゆるオーバーシュートを招いたり、2次圧が不安定になったりする問題が生じる。
適用例17の減圧弁では、ピストンが、上記ダンパ部材を備えているので、シリンダ内におけるピストンの往復動時の急激な過移動を抑制、あるいは、減衰し、2次圧のオーバーシュートを抑制したり、変動を速やかに減衰させたりすることができる。
なお、本発明は、上述した種々の特徴の一部を、適宜、組み合わせて構成することもできる。そして、上述した種々の特徴の一部を、適宜、組み合わせて減圧弁を構成することによって、先に説明したガス漏れ抑制の効果を、より高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としての減圧弁100の概略構成を示す説明図である。減圧弁100の断面図を示した。なお、減圧弁100は、任意の向きで使用可能であるが、本実施例では、減圧弁100は、図示した向きで使用されるものとし、図示した向きで、上下方向を規定するものとする。これは、後述する他の実施例においても同様である。
この減圧弁100は、いわゆるピストン型の減圧弁であり、シリンダ10と、シリンダ10内を往復動するピストン20と、ピストン20の下部に配置され、ピストン20のシリンダ10内における往復動に連動して往復動する弁体50とを備えている。また、減圧弁100は、図示するように、ピストン20の上部に設けられ、ピストン20を下方に付勢するスプリング26と、弁体50の下部に設けられ、弁体50を上方に付勢するスプリング52とを備えている。
ピストン20の下方の外周部には、リング状の溝が形成されており、この溝には、シリンダ10の内壁面と摺接し、ピストン20とシリンダ10の内壁面との間の気密性を確保するシール部材として、Uシール30が嵌合されている。Uシール30は、図示するように、断面U字状の樹脂(例えば、例えば、摩擦係数が比較的低いフッ素系樹脂)製のリング32と、U字状金属(例えば、ステンレス鋼)製の複数の板バネ34とを組み合わせものであり、高圧環境下、摺動部分におけるシール性に優れている。シール部材として、Uシールを用いることによって、ピストン20とシリンダ10の内壁面との間の気密性を、効果的に確保することができる。上記シール部材として、Uシール30の代わりに、Oリングを用いるようにしてもよい。なお、本実施例では、Uシール30は、図示するように、U字型の開口部が下向きになるように配置されている。こうすることによって、後述する二次圧室104内の圧力が、Uシール30におけるU字型の板バネ34を開けるように作用し、減圧弁100の動作時のUシール30のシール性を向上させることができる。
そして、ピストン20の下端部には、図示するように、雄ネジが形成されており、Uシール30は、ナット24によってピストン20に固定されている。なお、本実施例において、ナット24の下端の外周部には、図示するように、切り欠き部24Rが形成されており、ナット24は、ピストン20の一部を構成している。つまり、ピストン20の下部の一部は、円錐台形状を有している。ピストン20の一部をこのような形状とした理由については、後述する。
ピストン20の上方の外周部には、図示しないリング状の溝が形成されており、この溝には、シリンダ10の内壁面と摺接するOリング40が嵌合されている。なお、このOリング40は、ゴム等の弾性部材からなり、Oリング40とシリンダ10の内壁面との摺接抵抗は、Uシール30とシリンダ10の内壁面との摺接抵抗よりも高く設定されている。そして、Oリング40は、シリンダ10内におけるピストン20の往復動時の急激な過移動を抑制、あるいは、減衰する機能を有している。Oリング40は、本発明におけるダンパ部材に相当する。なお、本実施例では、Oリング40は、ピストン20とシリンダ10の内壁面との間の気密性を確保するシール部材としての機能も有している。
シリンダ10内におけるピストン20の上部の空間は、圧力調整室106を構成している。この圧力調整室106には、外部(大気)と連通する大気ポート16が設けられており、圧力調整室106内の圧力は、常時、大気圧に維持される。なお、ピストン20には、シリンダ10とピストン20とUシール30とOリング40とによって構成される空間と、圧力調整室106とを連通する連通ポート22が設けられており、シリンダ10とピストン20とUシール30とOリング40とによって構成される空間内の圧力も、常時、ほぼ大気圧に維持される。この連通ポート22によって、上記空間内と圧力調整室106内との圧力差によるOリング40の変形を抑制することができる。
また、シリンダ10内におけるピストン20の下部の空間は、仕切板18によって、一次圧室102と、二次圧室104とに仕切られている。一次圧室102には、一次ポート12が設けられており、例えば、高圧ガスを貯蔵したタンクから、一次ポート12を介して、高圧ガスが供給される。また、二次圧室104には、二次ポート14が設けられており、この二次ポート14を介して、減圧された低圧ガスが、外部に供給される。なお、仕切板18には、弁体50のバルブステムが挿入されるとともに、一次圧室102から二次圧室104へガスが流れる流路となる貫通孔18hが設けられている。この貫通孔18hの一次圧室102側には、弁体50の弁座(符号省略)が形成されている。また、図示は省略しているが、一次圧室102内には、弁体50の往復動をガイドするためのガイド部材が備えられている。
この減圧弁100は、以下に説明するように動作する。なお、減圧弁100が動作していないときには、スプリング26の付勢力と、スプリング52の付勢力とのバランスによって、弁体50は、図1に示したように、開弁した状態となっている。
まず、高圧ガスが、一次ポート12を介して、一次圧室102に流入すると、この高圧ガスは、仕切板18に形成された貫通孔18hとバルブステムとの間の隙間を通って、二次圧室104に流入する。このとき、二次圧室104内の圧力が上昇し、ピストン20は、二次圧室104内の圧力によって、上方に押し上げられる。これに連動して、弁体50もスプリング52の付勢力によって上方に押し上げられる。そして、二次圧室104から、二次ポート14を介して、ガスが流出して消費される。なお、二次圧室104内の圧力が十分に高い場合には、弁体50は、弁座に着座して閉弁し、一次圧室102から二次圧室104への高圧ガスの供給は停止される。
そして、二次圧室104内のガスが、二次ポート14を介して、外部に流出して消費されると、二次圧室104内の圧力は低下し、スプリング26の付勢力によって、ピストン20、および、弁体50が下方に押し下げられる。つまり、減圧弁100では、以上説明した動作が繰り返し行われ、二次圧室104内の圧力は、スプリング26の付勢力に応じて、一次圧室102内の圧力よりも低圧に調整される。
ところで、一般に、ピストン型の減圧弁では、シリンダ内において、ピストンが往復動の方向に対して傾いて往復動した場合、ピストンの一部がシリンダの内壁面と衝突して、摩擦粉が生じる場合がある。そして、この摩擦粉がシール部材とシリンダの内壁面との間のシール部に付着すると、シール部材のシール性が低下し、二次圧室から圧力調整室へ、ガス漏れが生じる場合がある。
そこで、本実施例の減圧弁100では、先に説明したように、ナット24の下端部に切り欠き部24Rを設けることによって、ピストン20がシリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動した場合であっても、ピストン20(ナット24)とシリンダ10の内壁面との摩擦が生じないようにしているのである。この切り欠き部24Rは、本発明における摩擦抑制機構に相当する。
以上説明した第1実施例の減圧弁100によれば、ピストン20の一部を構成するナット24に切り欠き部24Rが設けられているので、ピストン20がシリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動した場合であっても、ピストン20の一部とシリンダ10の内壁面との衝突、および、摩擦を抑制することができる。したがって、ピストン20の一部とシリンダ10の内壁面との摩擦によって、摩擦粉が発生することを抑制することができる。この結果、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
また、本実施例の減圧弁100では、ナット24の下端部に切り欠き部24Rを設けることによって、二次圧室104内におけるガスの流れを整流し、ピストン20の傾きを抑制することができるという効果も得られる。
B.第2実施例:
図2は、本発明の第2実施例としての減圧弁100Aの概略構成を示す説明図である。減圧弁100Aの断面図を示した。
図示するように、この減圧弁100Aの構成は、先に説明した第1実施例の減圧弁100の構成とほぼ同じである。また、減圧弁100Aの動作は、減圧弁100の動作と同じである。したがって、本実施例では、減圧弁100Aについて、第1実施例の減圧弁100と異なる部分についてのみ説明する。
第2実施例の減圧弁100Aでは、第1実施例の減圧弁100におけるナット24の代わりに、ナット24とは形状が異なるナット24Aを備えている。すなわち、このナット24Aには、ナット24とは異なり、切り欠き部24Rが設けられていない。その代わりに、ナット24Aの下方の外周部に、図示しないリング状の溝が形成されており、この溝には、シリンダ10の内壁面と摺接するOリング42が嵌合されている。
そして、このOリング42は、ピストン20のシリンダ10内における往復動をガイドし、ピストン20が、シリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動するのを抑制する機能を有している。このOリング42は、本発明における傾き抑制機構、および、凸部に相当する。Oリング42の材質は、ピストン20のシリンダ10内における往復動をガイドすることが可能な硬度を有する材質の中から、任意に選択可能である。
なお、本実施例では、Oリング42は、ゴム等の弾性部材からなり、ピストン20とシリンダ10の内壁面との間の気密性を確保するシール部材としての機能や、ピストン20とシリンダ10の内壁面との緩衝材としての機能や、シリンダ10内におけるピストン20の往復動時の急激な過移動を抑制、あるいは、減衰するダンパ部材としての機能も有している。
また、ナット24Aには、シリンダ10とピストン20の一部を構成するナット24AとUシール30とOリング42とによって構成される空間と、二次圧室104とを連通する連通ポート24Apが設けられており、シリンダ10とナット24とUシール30とOリング42とによって構成される空間内の圧力は、二次圧室104内の圧力とほぼ等しく維持される。この連通ポート24Apによって、上記空間内と二次圧室104内との圧力差によるOリング42の変形を抑制することができる。
以上説明した第2実施例の減圧弁100Aによれば、ピストン20の一部を構成するナット24Aに、Oリング42が備えられているので、ピストン20のシリンダ10内における往復動をガイドし、ピストン20が、シリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動するのを抑制することができる。したがって、ピストン20の一部とシリンダ10の内壁面との摩擦によって、摩擦粉が発生することを抑制することができる。この結果、先に説明した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
C.第3実施例:
図3は、本発明の第3実施例としての減圧弁100Bの概略構成を示す説明図である。減圧弁100Bの断面図を示した。
図示するように、この減圧弁100Bの構成は、先に説明した第1実施例の減圧弁100の構成とほぼ同じである。また、減圧弁100Bの動作は、減圧弁100の動作と同じである。したがって、本実施例では、減圧弁100Bについて、第1実施例の減圧弁100と異なる部分についてのみ説明する。
第3実施例の減圧弁100Bでは、第1実施例の減圧弁100におけるピストン20の代わりに、ピストン20とは形状が異なるピストン20Bを備えている。そして、このピストン20Bには、その上端部の外周部に、シリンダ10の内壁面と摺接する凸部20Bdが一体的に形成されている。本実施例では、凸部20Bdは、ピストン20Bの外周部に、環状に形成されているものとした。なお、ピストン20Bの外周部には、第1実施例の減圧弁100における20と同様に、Uシール30、および、Oリング40が嵌合されている。そして、ピストン20Bにおいて、凸部20Bdは、Oリング40の上側に配置されている。
また、減圧弁100Bでは、第1実施例の減圧弁100におけるナット24の代わりに、ナット24とは形状が異なるナット24Bを備えている。すなわち、このナット24Bには、ナット24とは異なり、切り欠き部24Rが設けられていない。その代わりに、ナット24Bの下端部の外周部に、シリンダ10の内壁面と摺接する凸部24Bdが一体的に形成されている。本実施例では、凸部24Bdは、ナット24Bの外周部に、環状に形成されているものとした。
そして、ピストン20Bに形成された凸部20Bd、および、ナット24Bに形成された凸部24Bdは、ピストン20Bのシリンダ10内における往復動をガイドし、ピストン20Bが、シリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動するのを抑制する機能を有している。上述した凸部20Bd、および、凸部24Bdは、本発明における傾き抑制機構、および、凸部に相当する。
以上説明した第3実施例の減圧弁100Bによれば、ピストン20B(ナット24Bを含む)が、2つの凸部20Bd,204Bdを備えており、また、2つの凸部20Bd,24Bdは、ピストン20Bの往復動方向の両端部に配置されているので、これらの双方によって、2箇所で、ピストン20Bのシリンダ10内における往復動をガイドすることができる。したがって、ピストン20Bがシリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ内を往復動するのを、先に説明した第2実施例の減圧弁100Aよりも確実に抑制することができる。この結果、先に説明した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
また、本実施例の減圧弁100Bでは、上述した凸部20Bd、および、凸部24Bdは、それぞれ、ピストン20Bの上端部、および、ナット24Bの下端部、すなわち、ピストン20Bの往復動の方向の両端部であって、Uシール30から、ピストン20Bの往復動の可動距離よりも離れた位置に備えられている。したがって、例え、上述した凸部20Bd、または、凸部24Bdとシリンダ10の内壁面との衝突によって、シリンダ10の内壁面に傷が生じたとしても、シリンダ10の内壁面におけるUシール30との接触面(シール面)に傷が生じることはない。したがって、Uシール30のシール性を確保することができるという効果も得られる。
また、本実施例の100Bでは、ピストン20Bにおいて、凸部20Bdは、Oリング40の上側、すなわち、凸部20BdとUシール30との間にOリング40が存在する位置に配置されているので、上述した凸部20Bdとシリンダ10の内壁面との衝突によって、摩擦粉が生じた場合であっても、Oリング40によって、シリンダ10の内壁面とUシール30との間のシール部に入り込むことを抑制することができる。つまり、Oリング40は、本発明における摩擦粉付着抑制機構としての機能も有している。
D.第4実施例:
図4は、本発明の第4実施例としての減圧弁100Cの概略構成を示す説明図である。減圧弁100Cの断面図を示した。
図示するように、この減圧弁100Cの構成は、先に説明した第3実施例の減圧弁100Bの構成とほぼ同じである。また、減圧弁100Cの動作は、第3実施例の減圧弁100Bの動作と同じである。したがって、本実施例では、減圧弁100Cについて、第3実施例の減圧弁100Cと異なる部分についてのみ説明する。
第4実施例の減圧弁100Cでは、第3実施例の減圧弁100Bにおけるピストン20B(ナット24Bを含む)とシリンダ10の内壁面との間の空隙であって、Uシール30の上側、および、下側にグリス60が注入されている。こうすることによって、ピストン20Bがシリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動し、ピストン20Bに設けられた凸部20Bd、または、凸部24Bdとシリンダ10の内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合に、グリス60によって、この摩擦粉を捕捉することができる。グリス60は、本発明における摩擦粉捕捉機構、および、ペーストに相当する。
以上説明した第4実施例の100Cによれば、ピストン20B(ナット24Bを含む)がシリンダ10内における往復動の方向に対して傾いた状態でシリンダ10内を往復動し、ピストン20Bに設けられた凸部20Bd、または、凸部24Bdとシリンダ10の内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合であっても、ピストン20Bとシリンダ10の内壁面との間に注入されたグリス60によって、摩擦粉を捕捉することができる。したがって、シリンダ10の内壁面とUシール30とのシール部への摩擦粉の付着を抑制することができる。この結果、上述した摩擦粉に起因したガス漏れを抑制することができる。
また、本実施例の減圧弁100Cでは、グリス60が、ピストン20Bの往復動の方向について、Uシール30の上側、および、下側の双方に両側の、ピストン20Bとシリンダ10との間の空隙に、それぞれ注入されているので、シリンダ10内におけるピストン20Bの往復動の方向についての両方から、摩擦粉がUシール30とシリンダ10の内壁面との間のシール部に付着することを抑制することができる。
E.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
E1.変形例1:
上記第1実施例の減圧弁100では、本発明における摩擦抑制機構として、ピストン20の下部の形状、すなわち、ナット24の形状を略円錐台としたが、本発明は、これに限られない。ナット24の形状を他の形状としてもよい。また、本発明における摩擦抑制機構として、ナット24に摩擦係数が比較的低い材料を用いるようにしてもよい。
また、上記第1実施例の減圧弁100では、ピストン20の下部に、本発明における摩擦抑制機構を備えるものとしたが、ピストン20の下部と同様に、ピストン20の上部にも、本発明における摩擦抑制機構を備えるようにしてもよい。
E2.変形例2:
上記第2実施例の減圧弁100Aでは、本発明における傾き抑制機構として、Oリング42を用いるものとしたが、本発明は、これに限られない。Oリング42の代わりに、樹脂製の部材を用いるようにしてもよい。また、これらの形状は、環状に限られず、例えば、複数の小片を用いるようにしてもよい。
E3.変形例3:
上記第2実施例の減圧弁100Aでは、ナット24Aに連通ポート24Apを備えるようにしたが、本発明は、これに限られず、これを省略するようにしてもよい。
E4.変形例4:
上記第3,4実施例の100B,100Cでは、本発明における傾き抑制機構として、ピストン20Bに2つの凸部(凸部20Bd、および、凸部24Bd)を設けるものとしたが、本発明は、これに限られない。さらに多くの凸部を設けるものとしてもよい。また、上記第3,4実施例の減圧弁100B,100Cでは、凸部20Bd、および、凸部24Bdの形状は、環状であるものとしたが、本発明は、これに限られず、例えば、島状としてもよい。また、上記第3,4実施例では、ピストン20Bに2つの凸部(凸部20Bd、および、凸部24Bd)を設けるものとしたが、この代わりに、シリンダ10の内壁面に凸部を設けるようにしてもよい。
E5.変形例5:
上記第4実施例の減圧弁100Cでは、第3実施例の減圧弁100Bと同様に、ピストン20Bに凸部20Bd、および、24Bに凸部24Bdを設けるものとしたが、これらを省略するようにしてもよい。ただし、ピストン20Bに凸部20Bd、および、24Bに凸部24Bdを設けることによって、グリス60が広がりにくくすることができる。
E6.変形例6:
上記第4実施例の減圧弁100Cでは、本発明におけるペースト(摩擦粉捕捉機構)として、グリス60を用いるものとしたが、本発明は、これに限られない。グリス60の代わりに、別の材料からなるペーストを用いるようにしてもよい。ただし、上記ペーストとして、潤滑剤であるグリス60を用いることによって、摩擦粉を捕捉するとともに、ピストン20Bのシリンダ10内における往復動を滑らかにすることができる。
E7.変形例7:
上記実施例の減圧弁100,100A,100B,100Cでは、本発明におけるダンパ部材として、ゴム等の弾性部材からなるOリング40を備えるものとしたが、これを省略するようにしてもよい。また、Oリング40の代わりに、他の部材を用いるようにしてもよい。
E8.変形例8:
上記第1ないし第4実施例の減圧弁100,100A,100B,100Cの特徴を、適宜、組み合わせて、減圧弁を構成するものとしてもよい。こうすることによって、先に説明したガス漏れ抑制の効果を、より高めることができる。
本発明の第1実施例としての減圧弁100の概略構成を示す説明図である。 本発明の第2実施例としての減圧弁100Aの概略構成を示す説明図である。 本発明の第3実施例としての減圧弁100Bの概略構成を示す説明図である。 本発明の第4実施例としての減圧弁100Cの概略構成を示す説明図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C…減圧弁
10…シリンダ
12…一次ポート
14…二次ポート
16…大気ポート
18…仕切板
18h…貫通孔
20,20B…ピストン
20Bd…凸部
22…連通ポート
24,24A,24B…ナット
24R…切り欠き部
24Bd…凸部
24Ap…連通ポート
26…スプリング
30…Uシール
32…リング
34…板バネ
40,42…Oリング
50…弁体
52…スプリング
60…グリス
102…一次圧室
104…二次圧室
106…圧力調整室

Claims (10)

  1. 減圧弁であって、
    シリンダと、
    前記シリンダ内を往復動するピストンと、
    前記ピストンの外周部に設けられ、該ピストンと前記シリンダの内壁面との間の気密性を確保するシール部材と、
    前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動した場合に、前記ピストンの一部と前記シリンダの内壁面との摩擦を抑制する摩擦抑制機構と、
    前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動するのを抑制する傾き抑制機構と、
    を備え
    前記傾き抑制機構は、前記ピストンの外周部に設けられ、前記シリンダの内壁面と摺接する凸部であり、
    前記凸部は、島状の形状を有し、前記ピストンの外周部に一体的に形成されている、
    減圧弁。
  2. 請求項1記載の減圧弁であって、
    前記摩擦抑制機構は、前記ピストンにおける、前記往復動の方向の少なくとも一方の端部の外周部に設けられる切り欠き部である、減圧弁。
  3. 請求項1または2記載の減圧弁であって、
    前記凸部は、前記ピストンの外周部において、前記ピストンの前記往復動の方向に、複数備えられている、減圧弁。
  4. 請求項記載の減圧弁であって、
    前記複数の凸部は、前記ピストンにおける前記往復動の方向の少なくとも両端部の外周部に備えられている、減圧弁。
  5. 請求項ないしのいずれかに記載の減圧弁であって、
    前記凸部は、前記ピストンの外周部において、前記シール部材から、前記ピストンの往復動の可動距離よりも離れた位置に備えられている、減圧弁。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の減圧弁であって、さらに、
    前記ピストンが前記往復動の方向に対して傾いた状態で前記シリンダ内を往復動し、前記ピストンの一部と前記シリンダの内壁面との摩擦によって摩擦粉が生じた場合に、該摩擦粉が前記シール部材の前記シリンダの内壁面とのシール部に付着するのを抑制する摩擦粉付着抑制機構を備える減圧弁。
  7. 請求項記載の減圧弁であって、
    前記摩擦粉付着抑制機構は、前記ピストンと前記シリンダとの間の空隙に注入され、前記摩擦粉を捕捉するためのペーストである、減圧弁。
  8. 請求項記載の減圧弁であって、
    前記ペーストは、前記ピストンの往復動の方向について、前記シール部材の両側の前記空隙に、それぞれ注入されている、減圧弁。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の減圧弁であって、
    前記シール部材は、Uシールである、減圧弁。
  10. 請求項1ないしのいずれかに記載の減圧弁であって、
    前記ピストンの外周部には、さらに、前記シリンダの内壁面と摺接するとともに、前記シール部材と前記シリンダの内壁面との摺動抵抗よりも高い摺動抵抗を有し、前記ピストンの前記シリンダ内における往復動時の過移動を抑制するダンパ部材が備えられている、減圧弁。
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