JP4951544B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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本発明は、内燃機関に空気を供給する吸気管内にバタフライバルブを配設してなる内燃機関の吸気装置に関する。
この種の吸気装置においては、全閉状態のバタフライバルブを急激に開くと、バタフライバルブの両端を通過した吸気流がバタフライバルブの下流側で合流し、耳障りな気流音が発生する。特に、吸気管が樹脂製であると、吸気管の反響により気流音が一層大きくなる。そこで、バタフライバルブの下流側の流路面積を拡大することで、吸気流が合流する際の圧力エネルギーを逃がし、気流音の発生を抑制している(特許文献1参照)。
特開平10−121994号公報(段落0029〜0031、図2)
ところで、内燃機関の吸気管にはEGRガスやブローバイガスなどの付加ガスを導入しているが、特許文献1に示すような流路面積拡大部を設けると、付加ガス導入口の設置箇所の選定が難しくなる。すなわち、流路面積拡大部が設けられていない場合、バタフライバルブの直ぐ下流側に吸気流の渦が生じるので、従来はそこに付加ガス導入口を設置して吸気管内に付加ガスを均一拡散させていた。しかし、特許文献1に示すような流路拡大部を設けると、吸気流の渦が生じにくくなるため、バタフライバルブの近くに付加ガス導入口を設けると、バタフライバルブの両端を通過した、速度の異なる吸気流のいずれか一方に付加ガスが乗って流れ、吸気管内に均一拡散しなくなる虞がある。一方、付加ガス導入口をバタフライバルブから離し過ぎると、その位置では吸気流が整流されているため、付加ガスが導入口側に偏って拡散し易くなる。要するに、特許文献1の技術を採用すると、気流音の発生は抑制できるが、吸気中への付加ガスの均一拡散が困難になる。特に、多気筒の内燃機関では、気筒毎に付加ガスの濃度が異なってしまい、燃焼のばらつきを生じるという問題を生じる。
本発明は、このような事情に鑑み、気流音の発生抑制と付加ガスの均一拡散の両立が可能な内燃機関の吸気装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明は、内燃機関に空気を供給する吸気管内にバタフライバルブを配設してなる内燃機関の吸気装置において、前記バタフライバルブの弁軸を支持する第1吸気管部と、該第1吸気管部の流路面積よりも大きな流路面積を有し、前記第1吸気管部の下流に連設した第2吸気管部と、該第2吸気管部の流路面積よりも小さな流路面積を有し、前記第2吸気管部の下流に連設した第3吸気管部とで前記吸気管を構成するとともに、前記第2吸気管部には、前記バタフライバルブの一方の半体側の流路面積を他方の半体側の流路面積よりも大きくする流路面積拡大部分と、前記第2吸気管部の流路面積を前記第3吸気管部の流路面積に徐々に近づけるべく前記流路面積拡大部分の下流に連設した流路面積漸減部分とを設け、さらに、前記第2及び第3吸気管部の境界近傍には、前記吸気管内に付加ガスを導入する付加ガス導入口を設けたことを特徴とする。
かかる構成によれば、バタフライバルブの一方の半体側の通路を通過した吸気は、第2吸気管部の流路面積拡大部分に流入して流速を低下させる一方、他方の半体側の通路を通過した吸気は、第2吸気管部の内面に沿って流れるので、前者の吸気流は後者の吸気流に較べて流速が小さくなる。このため、2つの吸気流が吸気管内の軸方向にオフセットした位置で合流するので、吸気流の直接衝突が回避され、気流音の発生が抑制される。一方、第2及び第3吸気管部の境界近傍では、流速の異なる吸気流が合流して強い乱流を形成しているので、付加ガスは強い乱流に乗って吸気管内に拡散する。
前記流路面積漸減部分と同一の吸気管周上にある領域または該領域の下流で前記第2及び第3吸気管部の境界近傍にある領域に前記付加ガス導入口を配置することが好ましい。
かかる構成によれば、流路面積拡大部分を通過することで流速が小さくなった吸気流は、流路面積漸減部分に案内されるため、第2吸気管部と第3吸気管部との境界よりも上流側で第2吸気管部の軸芯に向かう流れを形成する。一方、流路面積拡大部分を通過しなかった吸気流は、該流路面積拡大部分を通過した吸気流よりも流速が大であるため、該流路面積拡大部分を通過した吸気流よりも下流側、換言すれば、第2吸気管部と第3吸気管部との境界よりも下流側で、第3吸気管部の軸芯に向かう流れを形成するようになる。このため、2つの吸気流が第2吸気管部と第3吸気管部との境界付近において合流することとなり、流路面積漸減部分と同一の吸気管周上にある領域で強い乱流が生じるので、この領域若しくはそのやや下流側に付加ガス導入口を配置することで、付加ガスをより均一に拡散させることができる。
前記流路面積拡大部分は、前記バタフライバルブの上流側に傾倒する半体側の流路面積を拡大させるように配置してあることが好ましい。
かかる構成によれば、バタフライバルブによる流量調整が徐々に行え、低流量の吸気制御が可能になる。
前記バタフライバルブの一方の半体側にある流路と、他方の半体側にある流路との境界近傍に前記付加ガス導入口を配置し、該付加ガス導入口から前記バタフライバルブの弁軸と略平行な方向に前記付加ガスを吸気管内に導入することが好ましい。
かかる構成によれば、バタフライバルブの一方の半体側にある流路と、他方の半体側にある流路のいずれか一方に偏って付加ガスが拡散する虞がなくなり、拡散効果がさらに良くなる。
前記第1吸気管部をスロットルボディで構成するとともに、前記第2及び第3吸気管部を吸気マニホールドで構成し、該吸気マニホールドの前記スロットルボディに対する接合面に前記流路面積拡大部分を隣接させて形成することが好ましい。
かかる構成によれば、第2及び第3吸気管部の成形に際し、離型方向の制約が生じなくなり、成形コストの上昇抑制が可能になるばかりでなく、流路面積拡大部分の容積拡大が容易になり、気流音の低減にも役立つ。
前記流路面積拡大部分には、その内部に収まって吸気管軸芯に沿って延びるリブを設けてあることが好ましい。
かかる構成によれば、吸気管の剛性が向上するので、気流音が吸気管内で反響しにくくなり、気流音をさらに小さくできる。さらに、リブは流路面積拡大部分内に収容されるので、第1吸気管部または第3吸気管部の流路に対してリブが突出することがなく、第1吸気管部及び第3吸気管部の流路面積低下(換言すれば内燃機関の体積効率低下)を回避する。しかも、リブは吸気管軸芯に沿って延びているので、吸気抵抗の増大を抑制できる。
前記リブは、その高さと幅のうちの少なくとも1つが下流側に向かって大きくなるように形成してあることが好ましい。
かかる構成によれば、第2吸気管部の流路面積が吸気管軸芯方向に対して緩やかに変化し、第2吸気管部の流路面積が第3吸気管部の流路面積に徐々に近づくので、吸気抵抗の抑制効果がさらに高くなる。
本発明によれば、バタフライバルブの両方の半体を通過した吸気が吸気管内の軸方向にオフセットした位置で合流するので、吸気の直接衝突による気流音の発生を抑制することができる。また、第2及び第3吸気管部の境界近傍では、流速の異なる吸気流が合流し、強い乱流が形成されているので、この乱流に付加ガスを乗せて吸気管内に均一拡散させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の内燃機関の吸気装置を示す図で、図2のA−A線断面図である。図2は図1の吸気マニホールドを開口端から見た図である。
この吸気装置1は、吸気管2の内部にバタフライバルブ3を配設し、その開度を調節して内燃機関に供給する空気量を制御するものである。吸気管2は、バタフライバルブ3を内蔵したスロットルボディで形成した第1吸気管部4と、第1吸気管部4と連通する樹脂製の吸気マニホールドで形成した第2及び第3吸気管部5,6とで構成してある。各吸気管部4,5,6は断面円形の流路を備え、その軸芯CLを一致させて連設してある。第1吸気管部4の流路面積は第3吸気管部6の流路面積と略等しくしてある。ただし、第2吸気管部5の流路面積は、流路面積拡大部分5aと流路面積漸減部分5bを設けた分だけ、第1及び第3吸気管部4,6の流路面積よりも大きくなっている。第1吸気管部4にはバタフライバルブ3の弁軸3aを回動自在に支持してある。バタフライバルブ3は、その先端部が開弁時に第2吸気管部5内に進入するように配置してある。なお、閉弁状態のバタフライバルブ3は図1に2点鎖線で示してある。
第2吸気管部5は、バタフライバルブ3を構成する2つの半体3b,3cのうち、上流側に傾倒する第1半体3b側の流路20の面積を、下流側に傾倒する第2半体3c側の流路30の面積よりも大きくする流路面積拡大部分5aを備えている。なお、第1及び第2半体3b,3c側の流路20,30とは、バタフライバルブ3の弁軸3aを吸気管軸芯CLに沿って延長した面で区画される吸気管2の内部空間をいう。流路面積拡大部分5aは、図1に示す断面(バタフライバルブ3の弁軸3aと直交する吸気管軸芯CLを含む断面)において、第2吸気管部5の周壁の一部を半径方向外方へ膨出させて形成してある。なお、流路面積拡大部分5aは、第2吸気管部5の開口端から見て略半円形に形成してある(図2参照)。
流路面積拡大部分5aの下流側には、第2吸気管部5の流路面積を第3吸気管部6の流路面積と等しくする流路面積漸減部分5bを連設してある。つまり、この流路面積漸減部分5bは、その流路面積が下流側へ向かって徐々に小さくなるように形成してある。さらに、流路面積拡大部分5aと流路面積漸減部分5bには、吸気管軸芯CLに沿って延びるリブ7を一対設けてある。これらのリブ7,7は、その上面を第1及び第3吸気管部4,6の内面4a,6aと面一にしてある。なお、本実施形態では、リブ7,7は図2のA−A線に関して対称に配置してある。
吸気管2には、付加ガス(EGRガスやブローバイガス、蒸発燃料など)を内部に導入するための付加ガス導入口8がバタフライバルブ3の下流側に設けてある。この付加ガス導入口8は、流路面積漸減部分5bと同一の吸気管周上にある領域であって、第1及び第2半体3b,3c側の流路20,30の境界に配置してある。詳しくは、付加ガス導入口8を第2及び第3吸気管部5,6の境界からやや上流側に寄せて配置してある。さらに、付加ガス導入口8からバタフライバルブ3の弁軸3aと略平行な方向に付加ガスを吸気管2内に導入している。なお、吸気マニホールド9には、付加ガス導入口8に連なるホース接続管10を設けてある(図2参照)。
第1及び第2吸気管部4,5の開口端にはフランジ11,12が設けてあり、これらフランジ11,12の間にシール材13を介装して第1及び第2吸気管部4,5を互いに連結してある。これにより、第2吸気管部5の流路面積拡大部分5aが第1吸気管部4のフランジ11を隣接して不連続な段差を形成している。
この吸気装置1では、バタフライバルブ3の上流側に傾倒する第1半体3b側の通路aを通過した吸気は、第2吸気管部5の流路面積拡大部分5aに流入して流速を低下させる一方、他方の半体3c側の通路bを通過した吸気は、第2吸気管部の内面に沿って流れるので、前者の吸気流Aは後者の吸気流Bに較べて流速が小さくなる。その後、2つの吸気流A,Bは第2吸気管部5の中央に向かって湾曲するが、流速の小さい吸気流Aは、流速の大きい吸気流Bに較べて湾曲度が大きくなるので、2つの吸気流A,Bが吸気管2内の軸方向にオフセットした位置で合流する。つまり、2つの吸気流A,Bの直接衝突が回避され、吸気A,Bの直接衝突による気流音の発生が抑制される。この結果、全閉状態のバタフライバルブ3を急激に開いても、従来のように大きな気流音は生じなくなる。
ところで、流路面積拡大部分5aを通過することで流速が小さくなった吸気流Aは、流路面積漸減部分5bに案内されるため、第2吸気管部5と第3吸気管部6との境界よりも上流側で第2吸気管部5の軸芯CLに向かう流れを形成する。一方、流路面積拡大部分5aを通過しなかった吸気流Bは、流路面積拡大部分5aを通過した吸気流Aよりも流速が大であるため、流路面積拡大部分5aを通過した吸気流よりも下流側、換言すれば、第2吸気管部5と第3吸気管部6との境界よりも下流側で、第3吸気管部6の軸芯CLに向かう流れを形成するようになる。このため、2つの吸気流A,Bが第2吸気管部5と第3吸気管部6との境界付近において合流することとなり、流路面積漸減部分5bと同一の吸気管周上にある領域で強い乱流が生じるので、この領域若しくはそのやや下流側に付加ガス導入口8を配置することで、付加ガスを均一に拡散させることができる。要するに、吸気管2内に付加ガスを均一拡散させるためには、付加ガス導入口8をこのように配置するのが最も好ましい。ただし、付加ガスは乱流に乗って吸気管2内に拡散するので、第2及び第3吸気管部5,6の境界から上下流側にある程度離れた位置に付加ガス導入口8を配置しても、十分な拡散効果は期待できる。
さらに、第1及び第2半体3b,3c側の流路20,30の境界に付加ガス導入口8を配置してあるので、第1及び第2半体3b,3c側の流路20,30のいずれか一方に偏って付加ガスが拡散する虞がなくなり、拡散効果が良くなる。また、付加ガス導入口8からバタフライバルブ3の弁軸3aと略平行な方向に付加ガスを吸気管2内に導入しているので、つまり、付加ガス導入口8から付加ガスを吸気管2の中心に向かって流出させているので、付加ガスの偏りがなくなり、拡散効果がさらに良くなる。なお、付加ガス導入口8は流路20,30の境界近傍に配置してあれば、その境界から多少離れていても差し支えない。
ところで、バタフライバルブ3の上流側に傾倒する半体3b側の流路20の面積を拡大させるように流路面積拡大部分5aを配置してあるので、バタフライバルブ3による流量調整が徐々に行え、低流量の吸気制御(アイドル制御など)が可能になる。仮に、バタフライバルブ3の下流側に傾倒する半体3c側の流路30の面積を拡大させるように流路面積拡大部分5aを配置した場合には、バタフライバルブ3の開度を大きくした際、半体3cの先端部が流路面積拡大部分5aに面する位置まで達すると、流路面積が急激に増加してしまい、低流量の吸気制御が困難になる。
この吸気装置1では、第1吸気管部4をスロットルボディで形成するとともに、第2及び第3吸気管部5,6を樹脂製の吸気マニホールドで形成し、第2吸気管部5の流路面積拡大部分5aに第1吸気管部4のフランジ11を隣接して不連続な段差を形成しているので、第2及び第3吸気管部5,6の成形に際し、離型方向の制約が生じなくなり、成形コストの上昇抑制が可能になる。また、流路面積拡大部分5aの容積拡大が容易になり、気流音の低減にも役立つ。
さらに、流路面積拡大部分5aと流路面積漸減部分5bにリブ7を一対設けて剛性を高めているので、気流音が吸気管2内で反響しにくくなり、気流音をさらに小さくできる。また、リブ7,7は、吸気管軸芯CLに沿って延び、その先端を第1及び第3吸気管部4,6の内面4a,6aと面一にして流路面積拡大部分5aと流路面積漸減部分5b内に収容してあるので、吸気抵抗の増大を抑制できる。つまり、吸気抵抗の増加を抑えつつ気流音を小さくできる。
〔変形例〕
図3は図1の第2及び第3吸気管部の変形例を示す図で、図2のA−A線に対応する断面図である。図4は図3のB−B線断面図である。
流路面積拡大部分5aと流路面積漸減部分5bには、吸気管軸芯CLに沿って延びるリブ70が一対設けてある。これらリブ70,70は下流側に向かって幅を徐々に大きくしてある(図4参照)。さらに、各リブ70の上面には、リブ70の高さが下流側に向かって徐々に大きくなるように形成した傾斜面70aと、傾斜面70aの下流側に連設されて第3吸気管部6の内面6aと面一に連なる平行面70bとが形成されている(図3参照)。
このようにリブ70を形成すると、第2吸気管部5の流路面積が吸気管軸芯CL方向に対して緩やかに変化し、第2吸気管部5の流路面積が第3吸気管部6の流路面積に徐々に近づくので、吸気抵抗の抑制効果がさらに高くなる。
なお、この変形例ではリブ70の高さと幅を変化させているが、高さと幅のいずれか一方を変化させるだけでも、吸気抵抗の増加はある程度抑制できる。
ところで、2種類の付加ガスを吸気管2内に導入する場合には、2つの付加ガス導入口8をバタフライバルブ3の弁軸3aと平行になるように配置することが最も好ましい。
さらに、多くの付加ガスを吸気管2内に導入する場合には、図3に示すように、1つの付加ガス導入口8を上述の位置に配置し、残りの付加ガス導入口80は、付加ガス導入口8の上流側または下流側に隣接配置するか、あるいは、同一の吸気管周上に隣接配置すればよい。その際、ブローバイガス中のタールが隣接する付加ガス導入口80に付着するのを防止するため、ブローバイガスの導入口は下流側に配置しておくことが望ましい。
本発明の内燃機関の吸気装置を示す図で、図2のA−A線断面図である。 図1の吸気マニホールドを開口端から見た図である。 図1の第2及び第3吸気管部の変形例を示す図で、図2のA−A線に対応する断面図である。 図3のB−B線断面図である。
符号の説明
1 吸気装置
2 吸気管
3 バタフライバルブ
3a 弁軸
3b 第1半体
3c 第2半体
4 第1吸気管部
5 第2吸気管部
5a 流路面積拡大部分
5b 流路面積漸減部分
6 第3給気管部
7 リブ
8 付加ガス導入口
9 吸気マニホールド
10 ホース接続管
11 フランジ
12 フランジ
13 シール材
20 第1半体側流路
30 第2半体側流路
A 吸気流
B 吸気流
a 通路
b 通路
CL 吸気管軸芯

Claims (7)

  1. 内燃機関に空気を供給する吸気管内にバタフライバルブを配設してなる内燃機関の吸気装置において、前記バタフライバルブの弁軸を支持する第1吸気管部と、該第1吸気管部の流路面積よりも大きな流路面積を有し、前記第1吸気管部の下流に連設した第2吸気管部と、該第2吸気管部の流路面積よりも小さな流路面積を有し、前記第2吸気管部の下流に連設した第3吸気管部とで前記吸気管を構成するとともに、前記第2吸気管部には、前記バタフライバルブの一方の半体側の流路面積を他方の半体側の流路面積よりも大きくする流路面積拡大部分と、前記第2吸気管部の流路面積を前記第3吸気管部の流路面積に徐々に近づけるべく前記流路面積拡大部分の下流に連設した流路面積漸減部分とを設け、さらに、前記第2及び第3吸気管部の境界近傍には、前記吸気管内に付加ガスを導入する付加ガス導入口を設けたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 前記流路面積漸減部分と同一の吸気管周上にある領域または該領域の下流で前記第2及び第3吸気管部の境界近傍にある領域に前記付加ガス導入口を配置したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 前記流路面積拡大部分は、前記バタフライバルブの上流側に傾倒する半体側の流路面積を拡大させるように配置してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 前記バタフライバルブの一方の半体側にある流路と、他方の半体側にある流路との境界近傍に前記付加ガス導入口を配置し、該付加ガス導入口から前記バタフライバルブの弁軸と略平行な方向に前記付加ガスを吸気管内に導入することを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 前記第1吸気管部をスロットルボディで構成するとともに、前記第2及び第3吸気管部を吸気マニホールドで構成し、該吸気マニホールドの前記スロットルボディに対する接合面に前記流路面積拡大部分を隣接させて形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 前記流路面積拡大部分には、その内部に収まって吸気管軸芯に沿って延びるリブを設けてあることを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 前記リブは、その高さと幅のうちの少なくとも1つが下流側に向かって大きくなるように形成してあることを特徴とする請求項に記載の内燃機関の吸気装置。
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