JP4948994B2 - 階段 - Google Patents

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本発明は、階段フレームに所定間隔で設けられた踏板受けに踏板を取り付けてなる階段に関する。
従来の階段はササラ桁に踏板を直接に取り付けたものが多いが、最近は階段フレームに踏板受け材を所定間隔に設け、この踏板受けの上に踏板を固定する構造のものも増えている。
ところで、踏板を踏板受け材の上面に固定するため、踏板にはビス穴が貫通され、踏板の上部から上記ビス穴に固定ビスを挿通して踏板受け材にビス止めしていた。このとき踏板上部には固定ビスの頭部が露出するので、上記ビス穴の上部に木栓をして処理していた。
また、特許文献1に示されるように、踏板の下面には取付金具を突設し、この取付金具を階段フレームの踏板受け材の上端中空部内に挿入し、踏板受け材の階段の昇降方向に対して左右の側面から固定ビスを貫通させて取付金具を固定していた。
ところが、上述の取付構造によれば、踏板の上部からビス固定する構成では、ビス穴を埋めるための木栓が必要であるとともに、踏板の見栄えが損なわれるという問題があり、また、上記技術によれば、取付金具は踏板受け材の左右両側からビスで固定していたので、使用するビスの本数が多くなるとともに、踏板の下面の狭い空間でビスの取付作業を行なわなければならず、手間がかかり作業効率が悪かった。このため、特に見栄えの問題を解消するために、踏板受けに踏板を接着剤で固定する方式が知られている。
特開2003−271358公報
しかしながら、接着剤による固定作業は体裁はよいが作業効率はあまりよくない。
本発明は上記問題点を解決し、狭い空間での踏板の取付作業をなくするとともに、踏板の取付手間がかからず、現場施工も容易であり、しかも見栄えもよい階段を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、階段フレームに踏板受けが所定間隔に取り付けられ、該踏板受けに踏板が取り付けられた階段であって、上記踏板の下面には下方が開口した嵌合溝を有する取付金具が固定され、この取付金具を上記踏板受けの上部に嵌合するとともに上記踏板受けに係止し、かつ上記踏板受けに階段の手前側から固着具で固定し、上記取付金具と上記踏板受けの各奥側には上記取付金具が奥行き方向に係止可能な係止部が互いに形成され、上記取付金具と踏板受けの各手前側には互いに固着具で締結可能な係合板が形成され上記係合板は、上記取付金具の長手に対して直交する方向に形成されているたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、上記踏板受けには、上記取付金具と踏板受けとをカバーするカバー材が装着されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1、2又は3において、上記カバー材には、上記固着具による締結作業をするための作業穴と、該作業穴を塞ぐキャップとを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、上記踏板の下面には下方が開口した嵌合溝を有する取付金具が固定され、この取付金具を上記踏板受けの上部に嵌合するとともに、上記踏板受けに係止し、かつ上記踏板受けに階段の手前側から固着具で固定する構成であり、このように踏板受けに係止する作業はビス止めなどに比べて作業は容易であるし、取付金具を踏板受けに固着具で固定する作業も、階段の昇降方向の手前側から行なうので、狭い空間での踏板の取付作業をなくするとともに、踏板の取付手間がかからず、現場施工も楽に行なうことができる。
しかも、木栓を使用しないので、踏板の上面の見栄えもよい。
また、踏板の取付金具と踏板受けの係止部は、それぞれ踏板の奥側に設けられているが、奥行き方向に係止可能に設けられているので、踏板を取付金具とともに押し込むだけで係止することができ、踏板の取付金具と踏板受けの係合部もそれぞれ作業の手前側に互いに固着具で締結可能に設けられているので、踏板の取付作業は非常に容易である。
請求項に係る発明によれば、踏板受けには、上記取付金具と踏板受けとをカバーするカバー材が装着され、上記固着具を外部から隠すことができるので、階段の見栄えがよい。
請求項に係る発明によれば、上記カバー材には、固着具が露出する側に開口する開口部と、該開口部を塞ぐキャップとを備えたので、初めにカバー材を取り付けておき、開口部から固着具で取付金具と踏板受けを固定した後にキャップで開口部を塞げばよいので、作業が容易である。
図1は本発明を建物の内部に設置された折り返し階段において実施した場合の形態を示す側面図であり、図2はその一部の斜視図である。この折り返し階段は、建物の下階1と上階2との間に金属製の下側の階段フレーム3aと上側の階段フレーム3bとを折り返しにして連続させて設置したもので、上下の階段フレーム3b、3aには間隔をおいて踏板受け5を介して踏板6が取り付けられている。なお、7は壁躯体を示す。
階段フレーム3a(3b)はアルミニウムなどの金属からなる中空の部材で、図3に示されるように、上部にはあり溝状の開口部8が形成されている。また、開口部8の溝底の中間部には凹部9が形成され、凹部9の肩部には斜めのビス受け部10が形成されている。
階段フレーム3a(3b)には図4(a)(b)(c)に示されるように、踏板受け5が所定間隔に設けられている。踏板受け5は略三角形の2枚の側面板5a、5bを折り曲げて溶接した側面視略三角形の部材で、一方の側面板5aの内側面に、コ字形に形成した他方の側面板5bを当てて溶接固定することにより、中空部11が上下に開口するように形成したもので、一方の側面板5aの下部の両端には斜めの傾斜片12が形成されている。傾斜片12にはビス挿通穴13が形成されている。また、傾斜片12の間には上記両側面板の下端から直角に張出す当接片14が形成されている。
また、踏板受け5の上部の一端側には係合板(係合部)15が斜め(斜辺部に対して直角)に形成され、該係合板15にはビス挿通穴16が形成されている。さらに、上記踏板受け5の他端側の上部には係止ピン(係止部)17が側方に突出している。
次に、上記踏板受け5の上部には踏板6が固定されている。踏板6は木製で、図5に示されるように、その下面には細長の取付金具18がビス19と接着剤20で固定されている。取付金具18は下方が開口した断面下向きコ字状に形成され、嵌合溝21を有するとともに、一端には係合板(係合部)22が長手に対して直交する方向に形成され、他端には係止溝(係止部)23が形成されている。
なお、上記踏板受け5には上記取付金具18と踏板受け5とをカバーするカバー材24が装着されている。図6に示されるように、上記カバー材24は中空で上記踏板受け5よりも一回り大きく形成され、その一側部には凹溝25が形成されているとともに、凹溝25には作業穴26が形成されている。また、凹溝25には主に上記作業穴26を塞ぐキャップ27が係止可能に設けられている。
上記階段フレームに踏板6を取り付けるときは、図7及び図8に示されるように、まず左右一対の階段フレーム3a(3b)を平行に配置し、該階段フレーム3a(3b)の上部あり溝状開口部8の溝底に踏板受け5の下部の当接片14を当接し、傾斜片12のビス挿通穴13からビス30を挿通して階段フレーム3a(3b)のビス受け部10に螺着して固定する。踏板受け5を取り付けるにあたっては、まず階段フレーム3a(3b)の最下部にキャッププレート28を開口部8に取り付け、その上部に踏板受け5の下部を突き当てて位置出しをし、踏板受け5をビス30で固定する。次に、固定された踏板受け5の上部に次段のキャッププレート28を取り付け、さらにその上に次段の踏板受け5を固定するという手順で、キャッププレート28を踏板受け5の位置出し用のゲージとして使いながら順次踏板受け5を固定していく。これによれば、キャッププレート28の長さを調整することにより蹴上げの高さを自由に調整することができる。そして、各踏板受け5にカバー材24をかける。キャップ27は取り付けないでおく。
次に、踏板6の取付金具18の嵌合溝21に各踏板受け5の上部を嵌合する。そして、取付金具18の係止溝23を踏板受け5の奥側にある係止ピン17に対し奥行き方向に係止させる。このとき、踏板受け5の上部手前側の係合板15には取付金具18の係合板22が係合するから、カバー材24の作業穴26から取付金具18の係合板22を貫通させたビス(固着具31)を踏板受け5の係合板15に螺着して締結する。
最後に、上記カバー材24の凹溝25にキャップ27を取り付けて上記ビスの頭部を外部から見えないように処理する。以上により、踏板6の取付けが完了する。
上記構成によれば、踏板6の下面の取付金具18は係止とビス止めによって固定されるが、踏板受け5に係止する作業はビス止めなどに比べて作業は容易であるし、取付金具18を踏板受け5に固着具で固定する作業も手前側から行なうので、狭い空間での踏板6の取付作業をなくするとともに、踏板6の取付手間がかからず、現場施工も楽に行なうことができる。
しかも、木栓を使用しないので、踏板6の上面の見栄えもよい。
また、踏板6の取付金具18と踏板受け5の係止部は、それぞれ踏板6の奥側に設けられているが、奥行き方向に係止可能に設けられているので、踏板6を取付金具18とともに押し込むだけで係止することができ、踏板6の取付金具18と踏板受け5の係合部もそれぞれ手前側に互いに固着具で締結可能に設けられているので、踏板6の取付作業は非常に容易である。
さらに、踏板受け5には、上記取付金具18と踏板受け5とをカバーするカバー材24が装着され、上記固着具を外部から隠すことができるので、階段の見栄えがよい。
しかも、上記カバー材24には、固着具31が露出する側に開口する凹溝25と、該凹溝25を塞ぐキャップ27とを備えたので、初めにカバー材24を取り付けておき、開口部から固着具で取付金具18と踏板受け5を固定した後にキャップ27で凹溝25を塞げばよいので、作業が容易である。
本発明に係る階段の側面図 上記階段の一部の分解斜視図 階段フレームの断面図 (a)(b)(c)は踏板受けの正面図、背面図及び平面図 踏板の分解斜視図 カバー材の分解斜視図 階段の一部の拡大側面図 図7を正面側からみた断面図 図8のX−X線上の断面図
3a、3b 階段フレーム
5 踏板受け
6 踏板
18 取付金具
21 嵌合溝

Claims (3)

  1. 階段フレームに踏板受けが所定間隔に取り付けられ、該踏板受けに踏板が取り付けられた階段であって、上記踏板の下面には下方が開口した嵌合溝を有する取付金具が固定され、この取付金具を上記踏板受けの上部に嵌合するとともに上記踏板受けに係止し、かつ上記踏板受けに階段の手前側から固着具で固定し
    上記取付金具と上記踏板受けの各奥側には上記取付金具が奥行き方向に係止可能な係止部が互いに形成され、上記取付金具と踏板受けの各手前側には互いに固着具で締結可能な係合板が形成され
    上記係合板は、上記取付金具の長手に対して直交する方向に形成されていることを特徴とする階段。
  2. 上記踏板受けには、上記取付金具と踏板受けとをカバーするカバー材が装着されていることを特徴とする、請求項に記載の階段。
  3. 上記カバー材には、上記固着具による締結作業をするための作業穴と、該作業穴を塞ぐキャップとを備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の階段。
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