JP4948208B2 - 分水栓の取付部からの漏水を止める補修構造および補修方法 - Google Patents

分水栓の取付部からの漏水を止める補修構造および補修方法 Download PDF

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本発明は分水栓の補修構造および補修方法に関し、特に老朽化などにより漏水が発生している分水栓における前記漏水の発生を阻止するための、分水栓の取付部からの漏水を止める補修構造および補修方法に関する。
上水道の施設において、本管から各家庭などの需要者への給水を行う際には、本管に分水栓を取り付けるとともに、この分水栓からの配管を各需要者のもとへ導くようにするのが一般的である。
分水栓が能力不足になったり老朽化したりした場合には、これを新しいものに交換することが必要になる。特許文献1には、このような場合において、古い分水栓を新しいものと交換するための方法が記載されている。具体的には、古い分水栓の基端部の内側で止水を行ったうえで、この古い分水栓の大部分を撤去し、その後に古い分水栓の残部としての基端部に新しい分水栓を装着し、かつ上記の止水状態を解除するものである。
特開昭61−36591号公報
しかし、特許文献1には、本管への古い分水栓の取付け部すなわち古い分水栓の基端部から漏水が生じている場合などの、古い分水栓がまったく継続使用できなくなっている場合の対処方法については、なにも記載がない。
そこで本発明は、このような問題点を解決して、本管に取り付けられた分水栓のいずれかの部分から漏水が生じている場合においても、その漏水を効果的に止めることができるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の、本管から分岐管を導出する目的で使用される分水栓の取付部からの漏水を止めるための補修構造は、前記本管の内外にわたりシールを保った状態で分水栓の内部を通って配置されるとともに、本管内に位置する部分が本管外への抜け出しを阻止された状態で本管内に保持される連結部材と、この連結部材における本管外の部分にシールを保った状態で取り付けられるとともに、本管の外面に対してシールを保った状態で接触されることで、閉じた空間を形成可能であり、かつこの空間内に前記分水栓を収容可能とされたケーシングとを有することを特徴とするものである。
本発明の、本管から分岐管を導出する目的で使用される分水栓の取付部からの漏水を止めるための補修方法は、前記分水栓の内部を通る連結部材を本管の内外にわたってシールを保った状態で配置し、前記連結部材における本管内の部分を、本管外への抜け出しを阻止した状態で本管内に保持し、前記連結部材における本管外の部分にシールを保った状態でケーシングを取り付けるとともに、このケーシングを本管の外面に対してシールを保った状態で接触させることで、閉じた空間を形成し、かつ前記空間内に前記分水栓を収容することを特徴とするものである。
本発明によると、本管内の部分が本管外への抜け出しを阻止された状態で本管内に保持された連結部材を、分水栓の内部を通って本管の内外にわたりシールを保った状態で配置するとともに、前記連結部材にケーシングを取り付け、このケーシングが連結部材と本管の外面とに対してシールされているようにして、このケーシングの内部に分水栓を収容したため、分水栓のいずれかの部分から漏水が発生している場合においても、その分水栓の周囲をシール状態で塞いでしまうことができるため、ケーシング外への漏水を効果的に防止した状態となるように分水栓を補修することができる。
図1および図2は、本発明の実施の形態の分水栓の補修構造を示す。ここで1はダクタイル鋳鉄製の本管で、地中などにおいて水平方向に敷設されている。図1は本管1の径方向に沿った断面を示し、図2は本管1の軸心方向に沿った断面を示す。5は、本管1の内周に形成されたライニング層である。本管1の頂部には、ボールコック式などの構成を有した分水栓2が取り付けられている。この分水栓2は、本管1の内部に連通するとともに、図示しない分岐管を上向きおよび横向きに接合可能である。すなわち、分水栓2は、この分水栓2を開弁したときに少なくとも上下方向の通水路3が形成されるように構成されている。分水栓2の上端および側部には、分岐管を接合するための外ねじ部4、4が形成されている。
分水栓2の上端には、円筒状のアタッチメント11が、上下方向の姿勢で、その下端が分水栓2の上端の外ねじ部4にねじ合わされた状態で、接合されている。側部の外ねじ部4にはキャップ10がねじ合わされている。分水栓2の上端面と、この分水栓2にねじ合わされているアタッチメント11の奥端面との間には、グランドパッキン12が挟み込まれている。これによって、分水栓2とアタッチメント11との間がシールされている。
アタッチメント11よりも上方の位置から、このアタッチメント11と、開弁状態の分水栓2とを貫通して、本管1の内部に至る、連結部材としての連結棒13が設けられている。アタッチメント11の上端には連結棒13に外ばめされる止水リング14がねじ合わされており、この止水リング14とアタッチメント11との間に保持されたOリング15が連結棒13の外周面に接することで、この連結棒13の周囲をシールするように構成されている。
連結棒13の下部にはU字形の二又部16が設けられ、この二又部16によって回転フック17が支持されている。すなわち、回転フック17は、二又部16を構成する一対の壁部の間に挟まれるように配置されるとともに、これら壁部の間にわたされた水平方向のピン18によって回転自在に支持されている。この回転フック17は、回転により上下方向の姿勢となったときには、その上側部分が二又部16に収容されるとともに、その下側部分が二又部16から下向きに突出するようにされている。また回転により水平方向の姿勢となったときには、図示のように、その一端側および他端側が二又部16から水平方向に突出するようにされている。
回転フック17は、この回転フック17が本管1の内部において二又部16から水平方向に突出したときには、本管1に接合されている分水栓2の下端部よりも大きな寸法になるように構成されている。すなわち、回転フック17は、この回転フック17が本管1の内部において二又部16から水平方向に突出した状態で、連結棒13が引き上げられたときに、その一端部および他端部の上面が本管1の内面に当たるように構成されている。回転フック17の一端側および他端側には、本管1に接合されている分水栓2との当たりをさけるための凹部19と、本管1の内面に接するための突部20とがそれぞれ形成されている。
回転フック17は、水平姿勢のときにその重心がピン18よりも下側に位置するように構成されて、自由な状態では自然に水平姿勢となるようにされている。
分水栓2は、ケーシング23によって覆われている。このケーシング23は、円筒状の本体部24と、この本体部24の上端に対応して設けられた環状の天板部25と、本体部24の下端に沿って設けられた環状の裾部26とを有して、下端が開口したカップ状に形成されている。裾部26は、分水栓2の周囲における本管1の外面形状に合わせて湾曲して形成されている。裾部26の下面には溝部27が形成されており、この溝部27には、Oリングなどを利用したパッキン28が収容されている。本体部24には、水抜きコック29が設けられている。
天板部25の中央には円筒状のブッシュ31が上下方向の姿勢で設けられている。このブッシュ25は、分水栓2を覆ったケーシング23の裾部26を本管1の外面に沿って配置させてパッキン28を本管1の外面に接触させたときに、アタッチメント11の下部に外ばめされるように構成されている。アタッチメント11の下部の外周には環状溝32が形成されており、この環状溝32にはOリング33が収容されている。Oリング33は、ブッシュ25がアタッチメント11に外ばめされたときにこのブッシュ25の内周面に接することで、アタッチメント11とブッシュ25との間をシール可能である。
アタッチメント11はブッシュ25よりも上方へ突出するように配置されており、この突出部におけるアタッチメント11の部分には円筒状のスリーブ34が外ばめされている。スリーブ34の下端部は、ブッシュ31における天板部25から上向きに突出した部分にも外ばめされているとともに、ブッシュ31の周囲における天板部25の部分に接している。
連結棒13の上端には外ねじ部35が形成されている。この外ねじ部35にはナット36がねじ合わされている。ナット36の下面とスリーブ34の上端面との間には環状の座板37が配置されている。
連結棒13の回転フック17が本管1の内面に当てられた状態でナット36が締め付けられており、これにより、スリーブ34とケーシング23とが、座板37と本管1との間で締結されている。これにより、連結棒13とケーシング23とスリーブ34とが本管1に対して固定されるとともに、パッキン28が圧縮されて所要のシール機能を発揮している。詳細は後述するが、このような構成によって分水栓2をケーシング23の内部に閉じ込めることができ、本管1への分水栓2の取付け部や、この分水栓2自体から漏水している場合に、その漏水部をケーシングの内部に封じ込めるための補修を行うことができる。
次に具体的な補修方法について説明する。図3に示すように、本管1は、地中に埋設された状態で水平方向に敷設されており、その管路には、図示のようにコンクリート打ちされた双口空気弁室41が設けられている。42は、弁室41の蓋で、地表43の位置に設置されている。双口空気弁室41では、本管1の頂部が露出しており、この露出した部分に分水栓2がねじ込み接合されている。図示のものでは、分水栓2の上端の外ねじ部4にキャップがねじ合わされるとともに、側部の外ねじ部4には付属配管44が接続されている。
分水栓2から漏水が発生している場合において、本管1への分水栓2の取付け部の腐食が軽度で弱い衝撃では脱落することがないと判断でき、しかも本管1の外面の腐食も軽度であるときには、以下のようにして補修を行う。すなわち、まず、竣工図による調査や現地調査を行って、分水栓2の種類や、本管1の種類や、漏水の状況を調査する。
次に、本管1に通水したままで、図3に示される分水栓2を閉弁し、図示の付属配管44を撤去し、外ねじ部4にキャップ10を取り付ける。そして、図4に示すように、本管1における分水栓2の取付け部の周囲に対し、ケレン、研磨処理を行う。45は、その処理箇所を示す。空気弁室41のコンクリートが作業の邪魔になる場合は、必要最小限の範囲で取り壊す。
さらに、図5に示すように、連結棒13にその外ねじ部35の方からアタッチメントを外ばめする。同時に、Oリング15と止水リング14とを装着する。このとき、図6に示すように、回転フック17の上側部分が二又部16に収容されるとともに、この回転フック17を収容した二又部16がほぼアタッチメント11の中に収容されているようにしておく。止水リング14は、アタッチメント11に軽くねじ合わせておき、Oリング15を強く締め過ぎないようにして、アタッチメント11と連結棒13とが自在にスライドして両者の相対的な位置を容易に変更できるようにしておく。
そして、この状態で、図6に示すようにアタッチメント11の下端を分水栓2の上端の外ねじ部4にねじ合わせる。これにより、連結棒13を保持した状態のアタッチメント11が分水栓2に固定され、分水栓2とアタッチメント11との間がグランドパッキン12によってシールされる。この場合において、工具を使用すると分水栓2に許容範囲以上の外力を加えることになるときには、作業者がアタッチメント11を手でねじ込むようにすることが好ましい。その場合は、グランドパッキン12からの若干の漏水は許容するものとする。
なお、図5に示すようにアタッチメント11には内周突部46が形成されており、Oリング15はこの内周突部46と止水リング14との間に挟み込まれて保持されるように構成されている。連結棒13は、図6に示すように二又部16が内周突部46に当たることが可能とされることで、アタッチメント11に対する相対位置が規制されるように構成されている。
次に、連結棒13における図6に示すようにアタッチメント11から上方へ突出した外ねじ部35の部分に、図7に示す操作ハンドル47をねじ合わせる。この操作ハンドル47は、外ねじ部35に直接ねじ合わされるナット部48と、ナット部48から径方向外向きに突出するように設けられた適当数の操作棒49とが一体化されたものである。
連結棒13に操作ハンドル47がねじ合わされて取り付けられたなら、分水栓2を開弁する。すると、本管1の内部の水圧が連結棒13に作用して、この連結棒13がアタッチメント11から上向きに抜け出そうとする。しかし、連結棒13の二又部16がアタッチメント11の内周突部46に当たることによって、それ以上の連結棒13の抜け出しは阻止される。そこで、作業者が、操作ハンドル47の操作棒49を握り、連結棒13に作用する水圧に打ち勝つ力で、この連結棒13を、たとえば図示のように操作ハンドル47が止水リング15に接触するまで、本管1の内部に向けて押し下げる。
すると、図8(a)に示すように、二又部16における回転フック17を収容した部分が本管1の内部に入り込み、それまで鉛直方向の姿勢に保たれていた回転フック17が自重により回転し、図示のように水平方向の姿勢となる。そこで、操作ハンドル47に加えていた力を弱め、水圧によって、あるいは操作ハンドル47を引き上げることによって、連結棒13を徐々に引き抜いて、回転フック17を本管1の内面に掛かるように接触させる。
このとき、図7に示すように、連結棒13の上端面には回転フック17の方向を示すライン50が記されており、このライン50を参照して、回転フック17が本管1の軸心の方向を向くように操作する。これにより、図8(b)に示すように、回転フック17を確実に本管1の内面に接触させることができる。回転フック17が本管1の軸心の方向を向いておらず、軸心の方向に対して傾斜しているような場合には、回転フック17を十分に本管1に接触させることができなくなることがある。場合によっては、連結棒13を短いストロークで複数回上下させることによって、回転フック17が確実に本管1の内面に掛かるように操作してもよい。図8に示す状態となったなら、止水リング14をしっかりと締め込んで、アタッチメント11と連結棒13との間のシールを確実なものとする。この段階で、分水栓2における側部のキャップ10を緩めて、若干量の水を漏出させることで、分水栓2の内部の空気抜きを行っておく。
次に、図9に示すように、ケーシング23を装着する。すなわち、アタッチメント11の環状溝32にOリング33を装着したうえで、ブッシュ31をアタッチメント11に外ばめしながら、水抜きコック29を開いた状態でケーシング23を分水栓2に被せる。さらに、スリーブ34をアタッチメント11に外ばめし、座板37を連結棒13の外ねじ部35に外ばめしたうえで、外ねじ部35にナット36をねじ合わせる。
ナット36を所定の力で締結すると、連結棒13の下端が回転フック17によって本管1の内面に掛かりあい、その状態で連結棒13とケーシング23とスリーブ34とを本管1に対して固定することができる。ケーシング23と本管1との間は、パッキン28によってシールされる。このとき、ナット36を締め付けてケーシング23とスリーブ34とを本管1に固定するときの反力は、分水栓2の内部を貫通する連結棒13と回転フック17とを介して本管1に伝達されるだけであり、分水栓2にはそのときの力が作用しないため、本管1への分水栓2の取付け部に無理な力が作用することを確実に防止できる。
最後に、ケーシング23の水抜きコック29を閉じて、ケーシング23の外への漏水が無いことを目視などによって確認することで、作業が完了する。以上によって、図1および図2に示すように、分水栓2を、シールを保った状態でケーシング23の内部に収容することができ、漏水の発生した分水栓2を確実に補修することができる。すなわち、ケーシング23の内外の間の止水はパッキン28とOリング33とによって達成することができ、分水栓2の内外の間の止水はOリング15によって達成することができる。
上述のように、回転フック17を上下方向の姿勢に保った状態で連結棒13の下端部を分水線2から本管1の内部に挿入することで、重力の作用によって回転フック17を水平姿勢に姿勢変えすることができ、その状態で連結棒13を引き上げるだけで、回転フック17を本管1の内面に掛かるように接触させることができる。このため、分水栓2を補修する場合には、本管1を全周にわたって掘り起こすことなく、分水栓2の周囲のみを露出させるだけで、その漏水補修を行うことができる。すなわち、通常、このような補修を行う場合には、本管1を全周にわたって掘り起こし、管1の周囲にバンドを巻いて、分水栓2を覆うカバーをバンドに固定することが必要になる。これに対し上記によれば、分水栓2を通して本管1の内部に連結棒13を挿入し、それに伴い管内から反力をとってケーシング23を固定するものであるため、工事場所に制約があったり、本管1がコンクリートで巻き立てられたりしていて、本管1を全周にわたって露出させることが困難であったり、補修のための工事費が非常に高くなったりするような場合であっても、分水栓およびその周辺を露出させるだけで、漏水の補修を行うことができる。
なお、連結棒13の下端部を本管1の内面に掛け合わせるための構成は、上記のような重力の作用で動作する回転フック17に限定されるものではなく、要は連結棒13の下端部を本管1の内部に挿入したときに連結棒13から外向きに突出する部材を用いればよく、その構成は適宜に選択することができる。
また、補修すべき分水栓2自体を撤去しなくてもよく、アタッチメント11を用いることで分水栓2に対してシールされた状態の連結棒13の下端部を本管1の内部の水圧に抗して本管1の内部に挿入すればよいため、本管1を通水したままでその水流を遮断する必要がなく、したがって不断水で補修工事を行うことができる。
本発明の実施の形態の分水栓の補修構造を示す断面図である。 同分水栓の補修構造を示す別の断面図である。 本発明の実施の形態の分水栓の補修方法を説明するための図である。 同補修方法についての図3の次の段階を示す図である。 同補修方法についての図4の次の段階を示す図である。 同補修方法についての図5の次の段階を示す図である。 同補修方法についての図6の次の段階を示す図である。 同補修方法についての図7の次の段階を示す図である。 同補修方法についての図8の次の段階を示す図である。
符号の説明
1 本管
2 分水栓
11 アタッチメント
13 連結棒
15 Oリング
17 回転フック
23 ケーシング
34 スリーブ
36 ナット

Claims (2)

  1. 本管から分岐管を導出する目的で使用される分水栓の取付部からの漏水を止めるための補修構造であって、
    前記本管の内外にわたりシールを保った状態で分水栓の内部を通って配置されるとともに、本管内に位置する部分が本管外への抜け出しを阻止された状態で本管内に保持される連結部材と、
    この連結部材における本管外の部分にシールを保った状態で取り付けられるとともに、本管の外面に対してシールを保った状態で接触されることで、閉じた空間を形成可能であり、かつこの空間内に前記分水栓を収容可能とされたケーシングと、
    を有することを特徴とする分水栓の取付部からの漏水を止める補修構造。
  2. 本管から分岐管を導出する目的で使用される分水栓の取付部からの漏水を止めるための補修方法であって、
    前記分水栓の内部を通る連結部材を本管の内外にわたってシールを保った状態で配置し、
    前記連結部材における本管内の部分を、本管外への抜け出しを阻止した状態で本管内に保持し、
    前記連結部材における本管外の部分にシールを保った状態でケーシングを取り付けるとともに、このケーシングを本管の外面に対してシールを保った状態で接触させることで、閉じた空間を形成し、かつ前記空間内に前記分水栓を収容する、
    ことを特徴とする分水栓の取付部からの漏水を止める補修方法。
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