JP4947712B2 - 面状ヒータ - Google Patents
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このヒータの概略構成を図2に基づいて説明すると、このヒータ20は、セラミックス基板21上に発熱体回路22が形成され、その表面にセラミックス中間層23が形成されている。また、このセラミックス中間層23の表面に面内温度の均一性を図る均熱層24が形成され、前記均熱層24の上にセラミックス上部層25が形成されている。尚、図中符号26は発熱体回路22に電力を供給するための電極である。
このようにヒータには前記した均熱性機能の他、外部汚染源よりの保護機能、伝熱の指向性機能、サージ電圧よりの保護機能といった付加機能が付加される場合が多くなってきている。
また、前記ヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、均熱板ユニットが固定されることが望ましい。
更に、前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、またヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニット、均熱板ユニットが固定されることが望ましい。
このように、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニットと遮熱板ユニット、あるいはヒータユニットと均熱板ユニット、またはヒータユニットと遮熱板ユニットと均熱板ユニットが固定されるため、機能の追加を容易に行なうことができる。
このように封止板によって前記シャフトの端部を封止すると共に、前記ヒータユニットの電極部の端子が前記接続線を介して封止板の端子と電気的に接続されるため、ヒータユニット(ヒータの加熱面)の高さを容易に変えることができる。
また、この面状ヒータ1は、前記ヒータユニット2の下面に配置される円板状の遮熱板ユニット5と、前記遮熱板ユニット5の下面に配置される円板状のヒータ下面カバー6と、前記ヒータユニット2の上面に載置される円板状の均熱板ユニット3と、前記均熱板ユニット3の上面に配置される有底円筒状のヒータ上面カバー4とを備えている。
また、ヒータ上面カバー4及びヒータ下面カバー6はヒータ保護ユニットを構成し、前記ヒータユニット2を外部汚染源から保護する機能を有するものである。更に、前記均熱板ユニット3は、ヒータユニット2から上方に伝導される熱の面内均熱性を高める機能を有するものである。
また、前記したヒータユニット2と、均熱板ユニット3と、ヒータ上面カバー4と、遮熱板ユニット5と、ヒータ下面カバー6と、シャフト7を一体化する円柱状のシリカガラスからなるピン11を備えている。
前記ヒータユニット2は、前記したように、シリカガラス板状体2a内に、例えばカーボンワイヤー発熱体のような発熱体2bが封入され、また前記シリカガラス板状体2aの下面中央部から下方に電極部2cが延設されている。
即ち、シリカガラス板状体2a内に配置された、例えばカーボンワイヤー発熱体のカーボンワイヤーがシリカガラス板状体2aの下面中央部から電極部2cを構成するガラス管2dの内部に導出され、前記ガラス管2dの内部でタングステン製の端子2eと接続される。尚、前記ガラス管2dの端部とはタングステン製の端子2eとは、ピンチングシールされ、前記ガラス管2dの内部及びヒータ内部(発熱体2bの封入空間)は密閉される。
また、前記ヒータユニット2の加熱面2f(シリカガラス板状体2aの上面)は、その上面に載置される均熱板ユニット3の下面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。同様に、前記ヒータユニット2の下面2g(シリカガラス板状体2aの下面)は、その下面に接して配置される遮熱板ユニット5の上面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。
前記均熱層3dは、カーボンシート(より好ましくは、カーボン繊維を編みこんだシート)や不透明シリカガラスによって形成されることが好ましい。
尚、均熱板ユニット3は、これに限定されるものではなく、カーボン製もしくは炭化珪素製の板状体であってもよい。
また、前記均熱板ユニット3の中央部分には、前記ピン11が挿通する貫通孔3e、3fが設けられている.
この遮熱層5dは、カーボンシート(より好ましくは、カーボン繊維を編みこんだシート)や不透明シリカガラスによって形成されることが好ましい。
このヒータ下面カバー6の上面は、前記ヒータ上面カバー4の端面が接することにより、ヒータ上面カバー4とヒータ下面カバー6によって形成される空間内部を密閉状態になすために、鏡面状態になされている。
また、前記側壁部4bの端部下面4cは、前記したようにヒータ下面保護カバー6の上面に接し、前記空間を密閉するために鏡面状態に形成されている。
更に、前記ヒータ面カバー4の天板4aの内側面には、前記ピン11の端部が嵌合する凹部(ピン保持部)4dが形成されている。
したがって、前記接続線13を貫通孔8bの上面側から挿入し、前記端子12に接触させ、電気的接続を行いつつ、シャフト7の貫通孔7の開口端面を封止板8で閉塞する。
尚、前記端子はタングステンからなり、前記封止板8はセラミックスから形成されている。
まず、シャフト7のフランジ7bの上にヒータ下面カバー6を載置し、そのヒータ下面カバー6の上面に遮熱板ユニット5を載置し、更に遮熱板ユニット5の上面にヒータユニット2を載置する。そして更にヒータユニット2の上面に均熱板ユニット3を載置する。
そして、前記ピン11を貫通孔3e,3f,2h,2i,5f,5g,6b,6cを挿通させ、凹部(ピン保持部)7d、7eに嵌合させる。
続いて、前記ヒータ上面カバー4で覆い、ヒータ上面カバー4の側壁4bの端部下面4cがヒータ下面カバー6の上面に載置する。このとき、前記ピン11の上端部はヒータ上面カバー4の凹部(ピン保持部)4dに嵌合し、保持される。
2 ヒータユニット
2c 電極部
2h 貫通孔
2i 貫通孔
3 均熱板ユニット
3d 均熱層
3e 貫通孔
3f 貫通孔
4 ヒータ上面カバー
4d 凹部(ピン保持部)
5 遮熱板ユニット
5f 貫通孔
5g 貫通孔
6 ヒータ下面カバー
6b 貫通孔
6c 貫通孔
7 シャフト
7d 凹部(ピン保持部)
7e 凹部(ピン保持部)
8 封止板
8a 凹部
9 固定駒
11 ピン
12 端子
13 接続線
Claims (7)
- シリカガラス板状体内に発熱体が封入され、前記シリカガラス板状体の下面中央部から下方に電極部が延設されたヒータユニットと、前記ヒータユニットを覆うヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーと、前記ヒータ下面カバーが載置される上部フランジが形成された円筒状のシャフトと、前記ヒータユニットを前記シャフトに固定するためのピンとを備え、
前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーには貫通孔が形成されると共に、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジにはピン保持部が形成され、
前記ピンが、前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーの貫通孔を挿通し、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジのピン保持部によって端部が保持されることによって、前記ヒータユニットがヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーによって形成される空間内に固定されることを特徴とする面状ヒータ。 - 前記ヒータ上面カバーは、天板と前記天板の外縁部に設けられた側壁部によってコの字状に形成されると共に、前記側壁部の端部下面が鏡面状態に形成され、かつ前記ヒータ下面カバーの上面が鏡面状態に形成され、
前記ヒータ上面カバーの端部下面がヒータ下面カバーの上面に接することにより、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部が密閉状態になされることを特徴する請求項1記載の面状ヒータ。 - 前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。
- 前記ヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、均熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。
- 前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、またヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、
前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニット、均熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。 - 前記遮熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成され、かつ均熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成されることを特徴とする請求項5に記載された面状ヒータ。
- 貫通孔を有し、この貫通孔に端子の一端部が埋設され、他端部は下面から外部に突出して形成された封止板と、前記貫通孔に挿入することによって、前記端子と接続される接続線とを備え、
前記シャフトの上部フランジと反対側の端部に前記封止板を固定することにより、前記シャフトの端部を封止すると共に、前記ヒータユニットの電極部の端子が前記接続線を介して封止板の端子と電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された面状ヒータ。
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