JP4947712B2 - 面状ヒータ - Google Patents

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本発明は面状ヒータに関し、より詳細には、面状ヒータに種々の機能を追加することができる面状ヒータに関する。
従来から各種分野において、加熱処理等の熱処理が行われているが、一般的に、加熱処理にはヒータが用いられている。このような加熱処理装置に用いられるヒータとして、既に、本願出願人は特開2004−134238号公報で提案している。
このヒータの概略構成を図2に基づいて説明すると、このヒータ20は、セラミックス基板21上に発熱体回路22が形成され、その表面にセラミックス中間層23が形成されている。また、このセラミックス中間層23の表面に面内温度の均一性を図る均熱層24が形成され、前記均熱層24の上にセラミックス上部層25が形成されている。尚、図中符号26は発熱体回路22に電力を供給するための電極である。
このヒータ20にあっては、加熱するというヒータ本来の機能に加え、更に、ヒータ20の面内温度分布の均熱性を図る機能(均熱層24)が追加されている。
このようにヒータには前記した均熱性機能の他、外部汚染源よりの保護機能、伝熱の指向性機能、サージ電圧よりの保護機能といった付加機能が付加される場合が多くなってきている。
特開2004−134238号公報
ところで、前記したヒータは付加機能の追加により、汎用性が低下し、いわゆるオーダーメイド的になるため、製品価格が高くならざるを得なかった。また、前記した付加機能の追加に伴い、その製品に応じた部材(部品)を用意する必要が有り、生産コストが嵩み、また生産性の悪化を招くという課題があった。更に、ヒータを構成する部材が破損すると、ヒータ全体を廃棄処分しなければならなかった。
本発明は、上記技術的課題を解決するためになされたものであり、ヒータユニット、付加機能ユニット等の如く、夫々をユニット化し、該ユニットを組み立てることにより、製作することができ、また部品交換を容易に行なうことができる面状ヒータを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するためになされた本発明にかかる面状ヒータは、シリカガラス板状体内に発熱体が封入され、前記シリカガラス板状体の下面中央部から下方に電極部が延設されたヒータユニットと、前記ヒータユニットを覆うヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーと、前記ヒータ下面カバーが載置される上部フランジが形成された円筒状のシャフトと、前記ヒータユニットを前記シャフトに固定するためのピンとを備え、前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーには貫通孔が形成されると共に、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジにはピン保持部が形成され、前記ピンが、前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーの貫通孔を挿通し、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジのピン保持部によって端部が保持されることによって、前記ヒータユニットがヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーによって形成される空間内に固定されることを特徴としている。
このように、ピンが前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーの貫通孔を挿通し、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジのピン保持部によって端部が保持されることによって、前記ヒータユニットがヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーによって形成される空間内に固定されるため、容易に製作することができると共に、ヒータユニット等のユニットが破損した場合には、破損したユニットの交換を行なうことができる。
また、前記ヒータ上面カバーは、天板と前記天板の外縁部に設けられた側壁部によってコの字状に形成されると共に、前記側壁部の端部下面が鏡面状態に形成され、かつ前記ヒータ下面カバーの上面が鏡面状態に形成され、前記ヒータ上面カバーの端部下面がヒータ下面カバーの上面に接することにより、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部が密閉状態になされることが望ましい。
また、前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニットが固定されることが望ましい。
また、前記ヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、均熱板ユニットが固定されることが望ましい。
更に、前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、またヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニット、均熱板ユニットが固定されることが望ましい。
このように、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニットと遮熱板ユニット、あるいはヒータユニットと均熱板ユニット、またはヒータユニットと遮熱板ユニットと均熱板ユニットが固定されるため、機能の追加を容易に行なうことができる。
また、前記遮熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成され、かつ均熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成されることが望ましい。このように鏡面状態に形成されていると、ヒータユニットと遮熱板ユニットの間、またヒータユニットと均熱板ユニットの間に、雰囲気ガス、異物等の侵入を抑制することができる。
また、貫通孔を有し、この貫通孔に端子の一端部が埋設され、他端部は下面から外部に突出して形成された封止板と、前記貫通孔に挿入することによって、前記端子と接続される接続線とを備え、前記シャフトの上部フランジと反対側の端部に前記封止板を固定することにより、前記シャフトの端部を封止すると共に、前記ヒータユニットの電極部の端子が前記接続線を介して封止板の端子と電気的に接続されることが望ましい。
このように封止板によって前記シャフトの端部を封止すると共に、前記ヒータユニットの電極部の端子が前記接続線を介して封止板の端子と電気的に接続されるため、ヒータユニット(ヒータの加熱面)の高さを容易に変えることができる。
本発明によれば、ヒータユニット、付加機能ユニット等の如く、夫々をユニット化し、該ユニットを組み立てることにより製作することができ、また部品交換を容易に行なうことができる面状ヒータを得ることができる。
以下に、本発明にかかる一実施形態について、図1に基づいて説明する。なお、図1は本発明の一実施形態にかかる面状ヒータを示す分解断面図である。
この面状ヒータ1は、基本ユニットとして、シリカガラス板状体2a内に、例えばカーボンワイヤー発熱体のような発熱体2bが封入された円板状のヒータユニット2を備えている。
また、この面状ヒータ1は、前記ヒータユニット2の下面に配置される円板状の遮熱板ユニット5と、前記遮熱板ユニット5の下面に配置される円板状のヒータ下面カバー6と、前記ヒータユニット2の上面に載置される円板状の均熱板ユニット3と、前記均熱板ユニット3の上面に配置される有底円筒状のヒータ上面カバー4とを備えている。
この遮熱板ユニット5はヒータユニット2の下方への伝熱を遮断し、上方へ伝熱させる伝熱の指向性の機能を有するものである。
また、ヒータ上面カバー4及びヒータ下面カバー6はヒータ保護ユニットを構成し、前記ヒータユニット2を外部汚染源から保護する機能を有するものである。更に、前記均熱板ユニット3は、ヒータユニット2から上方に伝導される熱の面内均熱性を高める機能を有するものである。
更に、前記面状ヒータ1は前記ヒータ下面カバー6が載置されるシャフト7と、前記シャフト7の端面に取り付けられ、前記シャフト7の端面開口を封止する封止板8と、前記シャフト7を封止板8に固定するための固定駒9と、固定駒9を封止板8に固定するためのボルト10を備えている。
また、前記したヒータユニット2と、均熱板ユニット3と、ヒータ上面カバー4と、遮熱板ユニット5と、ヒータ下面カバー6と、シャフト7を一体化する円柱状のシリカガラスからなるピン11を備えている。
更に、面状ヒータ1を構成するユニット(構成部材)について詳述する。
前記ヒータユニット2は、前記したように、シリカガラス板状体2a内に、例えばカーボンワイヤー発熱体のような発熱体2bが封入され、また前記シリカガラス板状体2aの下面中央部から下方に電極部2cが延設されている。
即ち、シリカガラス板状体2a内に配置された、例えばカーボンワイヤー発熱体のカーボンワイヤーがシリカガラス板状体2aの下面中央部から電極部2cを構成するガラス管2dの内部に導出され、前記ガラス管2dの内部でタングステン製の端子2eと接続される。尚、前記ガラス管2dの端部とはタングステン製の端子2eとは、ピンチングシールされ、前記ガラス管2dの内部及びヒータ内部(発熱体2bの封入空間)は密閉される。
また、前記ヒータユニット2のシリカガラス板状体2aの中央部分には、前記ピン11が挿通する貫通孔2h、2iが設けられている。
また、前記ヒータユニット2の加熱面2f(シリカガラス板状体2aの上面)は、その上面に載置される均熱板ユニット3の下面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。同様に、前記ヒータユニット2の下面2g(シリカガラス板状体2aの下面)は、その下面に接して配置される遮熱板ユニット5の上面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。
このように、ヒータユニット2は、ヒータユニット2の上下に配置される均熱板ユニット3、遮熱板ユニット5との密着性を図ることができるため、良好な均熱効果、遮熱効果を得ることができる。また、前記ヒータユニット2と均熱板ユニット3の間あるいはヒータユニット2と遮熱板ユニット5との間に、雰囲気ガス、異物が侵入するのを抑制することができる。
前記均熱板ユニット3は、シリカガラスからなる上板3a及び下板3bと、前記上面3aの外周部と下板3bの外周部に融着したシリカガラスからなる側壁3cと、前記上板3aと下板3bとの間に均熱層3dとを備えている。
前記均熱層3dは、カーボンシート(より好ましくは、カーボン繊維を編みこんだシート)や不透明シリカガラスによって形成されることが好ましい。
尚、均熱板ユニット3は、これに限定されるものではなく、カーボン製もしくは炭化珪素製の板状体であってもよい。
また、前記均熱板ユニット3の中央部分には、前記ピン11が挿通する貫通孔3e、3fが設けられている.
また前記したように、前記均熱板ユニット3の下板3bの下面は、その下面に接して配置されるヒータユニット2の上面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。また、前記均熱板ユニット3の上板3aの上面は、その上面に載置されるヒータ面カバー4の下面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。
前記遮熱板ユニット5は、シリカガラスからなる上板5a及び下板5bと、前記上板5aの外周部と下板5bの外周部に融着したシリカガラスからなる外周側壁5c及び内周側壁5eと、前記上板5aと下板5bとの間に形成された遮熱層5dとを備えている。
この遮熱層5dは、カーボンシート(より好ましくは、カーボン繊維を編みこんだシート)や不透明シリカガラスによって形成されることが好ましい。
そしてまた、前記内周側壁5eの内側には貫通孔5hが形成され、前記ヒータユニット2の電極部2cが挿通するように構成されている。また前記遮熱板ユニット5の内周壁には、前記ピン11が挿通する貫通孔5f、5gが設けられている。
また、前記したように、前記遮熱板ユニット5の上板5aの上面は、その上面に接して配置されるヒータユニット2の下面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。また、前記遮熱板ユニット5の下板5bの下面は、その下面に載置されるヒータ下面カバー6の下面との密着性を良好なものにするために、鏡面状態になされているのが好ましい。
前記ヒータ下面カバー6は、一枚のシリカガラス板からなり、前記した均熱板ユニット3、ヒータユニット2、遮熱板ユニット5の径よりも大径に形成されている。また、このヒータ下面カバー6の中央部には貫通孔6aが形成され、前記ヒータユニット2の電極部2cが挿通するように構成されている。また、前記ヒータ下面カバー6の中央部分には、前記ピン11が挿通する貫通孔6b、6cが設けられている。
このヒータ下面カバー6の上面は、前記ヒータ上面カバー4の端面が接することにより、ヒータ上面カバー4とヒータ下面カバー6によって形成される空間内部を密閉状態になすために、鏡面状態になされている。
また、ヒータ上面カバー4は、シリカガラスからなり、天板4aと前記天板4aの外縁部に設けられた側壁部4bによってコ字状に形成され、この天板4aと側壁4bと前記ヒータ下面カバー6によって囲まれる空間内に均熱板ユニット3、ヒータユニット2、遮熱板ユニット5が収容されるように構成されている。
また、前記側壁部4bの端部下面4cは、前記したようにヒータ下面保護カバー6の上面に接し、前記空間を密閉するために鏡面状態に形成されている。
更に、前記ヒータ面カバー4の天板4aの内側面には、前記ピン11の端部が嵌合する凹部(ピン保持部)4dが形成されている。
前記シャフト7はシリカガラスからなり、全体形状が円筒形状に形成されている。このシャフト7の貫通孔7aは、ヒータユニット2の電極部2cが挿入される寸法に形成され、その上端部及び下端部にはフランジ7b,7cが形成されている。また、前記上部フランジ7bの上面には、前記ピン11が嵌合する凹部(ピン保持部)7d、7eが形成されている。
前記封止板8は、その上面に前記シャフト7の下部フランジ7cを収容する凹部8aが形成され、この凹部8aには接続線13が嵌合する貫通孔8bが形成されている。この貫通孔8bには端子12の一端部が埋設され、前記端子12の他端部は封止板8の下面から外部に突出している。
したがって、前記接続線13を貫通孔8bの上面側から挿入し、前記端子12に接触させ、電気的接続を行いつつ、シャフト7の貫通孔7の開口端面を封止板8で閉塞する。
尚、前記端子はタングステンからなり、前記封止板8はセラミックスから形成されている。
更に、前記封止板8の上面には、雌螺子部8cが形成され、前記凹部8aにフランジ7cが収容された状態で、フランジ7cを固定駒9で押え、上方からボルト10を前記雌螺子部に螺合させることによって、前記シャフト7に封止板8を固定するように構成されている。
前記接続線13は、タングステンからなり、前記したようにヒータユニット2の電極部2cの端子2eと端子12とを電気的に接続するものである。この接続線13の長さを変えることにより、長さの異なるシャフト7にも対応することができるように構成されている。尚、接続線13の上端部には電極部2cの端子2dを受ける受け部13aが形成されている。
このようなユニットを有する面状ヒータ1の組み立てについて説明する。
まず、シャフト7のフランジ7bの上にヒータ下面カバー6を載置し、そのヒータ下面カバー6の上面に遮熱板ユニット5を載置し、更に遮熱板ユニット5の上面にヒータユニット2を載置する。そして更にヒータユニット2の上面に均熱板ユニット3を載置する。
そして、前記ピン11を貫通孔3e,3f,2h,2i,5f,5g,6b,6cを挿通させ、凹部(ピン保持部)7d、7eに嵌合させる。
続いて、前記ヒータ上面カバー4で覆い、ヒータ上面カバー4の側壁4bの端部下面4cがヒータ下面カバー6の上面に載置する。このとき、前記ピン11の上端部はヒータ上面カバー4の凹部(ピン保持部)4dに嵌合し、保持される。
そして、接続線13の受け部13aをヒータユニット2の端子2eと接続すると共に、接続線13の端部を貫通孔8b内に挿入し、前記貫通孔8bに埋設された端子12と接続する。その後、固定駒9と封止板8の凹部8aの上面とでシャフト7のフランジ7cを挟持し、ボルト10を雌螺子部8cに螺合させることにより、シャフト7に封止板8を固定し、組み立てが終了する。
また、面状ヒータ1において、均熱板ユニット3、遮熱板ユニット5がいずれか一方もしくは双方必要ない場合には、それらを除いて組み立てることにより、所望の面状ヒータ1を得ることができる。しかも、夫々がユニット化しているために、個別に製作する場合に比べて、汎用性が増し、製品価格を低く抑えることができる。また、予め各ユニットを製作しておき、それらを取捨選択することにより、所望の機能を有する面状ヒータを得ることができるため、生産コストの低減を図ることができ、また生産効率を向上させることができる。更に、ユニットが破損した場合には、そのユニットを容易に交換することができ、経済上好ましい。
特に、この面状ヒータ1にあっては、ヒータユニット2、均熱板ユニット3、遮熱板ユニット5を保護ユニット(ヒータ上面カバー4、ヒータ下面カバー6)で覆われ、しかも前記ユニットの上面、下面を鏡面状態に形成されているため、各ユニット間に特殊環境下での使用時において雰囲気ガス、異物等が侵入するのを抑制することができる。
更に、接続線13によって、端子2eと端子12とを接続するようになしているため、ヒータユニット2の高さを変更する場合には、シャフト2と接続線13を変更すれば足り、容易かつ安価に変更することができる。
尚、上記実施形態にあっては、円柱形状のピン11と、これを保持するピン保持部として凹部7d、凹部7e,凹部4dを示したが、前記ピンを円筒形状になし、前記ピン保持部を凸部として形成し、前記ピンの開口部に前記凸部を嵌合させるようにしても良い。
図1は、本発明の一実施形態にかかる面状ヒータを示す分解断面図である。 図2は、従来の面状ヒータを示す断面図である。
符号の説明
1 面状ヒータ
2 ヒータユニット
2c 電極部
2h 貫通孔
2i 貫通孔
3 均熱板ユニット
3d 均熱層
3e 貫通孔
3f 貫通孔
4 ヒータ上面カバー
4d 凹部(ピン保持部)
5 遮熱板ユニット
5f 貫通孔
5g 貫通孔
6 ヒータ下面カバー
6b 貫通孔
6c 貫通孔
7 シャフト
7d 凹部(ピン保持部)
7e 凹部(ピン保持部)
8 封止板
8a 凹部
9 固定駒
11 ピン
12 端子
13 接続線

Claims (7)

  1. シリカガラス板状体内に発熱体が封入され、前記シリカガラス板状体の下面中央部から下方に電極部が延設されたヒータユニットと、前記ヒータユニットを覆うヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーと、前記ヒータ下面カバーが載置される上部フランジが形成された円筒状のシャフトと、前記ヒータユニットを前記シャフトに固定するためのピンとを備え、
    前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーには貫通孔が形成されると共に、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジにはピン保持部が形成され、
    前記ピンが、前記ヒータユニット及びヒータ下面カバーの貫通孔を挿通し、前記ヒータ上面カバー及び前記フランジのピン保持部によって端部が保持されることによって、前記ヒータユニットがヒータ上面カバー及びヒータ下面カバーによって形成される空間内に固定されることを特徴とする面状ヒータ。
  2. 前記ヒータ上面カバーは、天板と前記天板の外縁部に設けられた側壁部によってコの字状に形成されると共に、前記側壁部の端部下面が鏡面状態に形成され、かつ前記ヒータ下面カバーの上面が鏡面状態に形成され、
    前記ヒータ上面カバーの端部下面がヒータ下面カバーの上面に接することにより、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部が密閉状態になされることを特徴する請求項1記載の面状ヒータ。
  3. 前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。
  4. 前記ヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、均熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。
  5. 前記ヒータユニットとヒータ下面カバーとの間に、貫通孔を有する遮熱板ユニットが配置され、またヒータユニットとヒータ上面カバーとの間に、貫通孔を有する均熱板ユニットが配置され、
    前記ピンによって、ヒータ上面カバーとヒータ下面カバーによって形成される空間内部に、ヒータユニット、遮熱板ユニット、均熱板ユニットが固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面状ヒータ。
  6. 前記遮熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成され、かつ均熱板ユニットの上面及び下面が鏡面状態に形成されることを特徴とする請求項5に記載された面状ヒータ。
  7. 貫通孔を有し、この貫通孔に端子の一端部が埋設され、他端部は下面から外部に突出して形成された封止板と、前記貫通孔に挿入することによって、前記端子と接続される接続線とを備え、
    前記シャフトの上部フランジと反対側の端部に前記封止板を固定することにより、前記シャフトの端部を封止すると共に、前記ヒータユニットの電極部の端子が前記接続線を介して封止板の端子と電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された面状ヒータ。
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