JP4947272B2 - 重量物の回転装置 - Google Patents

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Description

本発明は、重量物を把持部材によって把持し、回転させることにより、重量物を所望の向きに配置する回転装置に関するものである。
上記回転装置としては、一対の把持アームと、この一対の把持アームを接離方向に向けて移動させる駆動手段と、これらの把持アームの重量物を把持する先端部にそれぞれ設けられた一対の把持部材とを有し、かつ上記把持アームに、それぞれ上記把持部材を上記把持アームの移動方向回りに回転させる回転駆動手段が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1)。
この回転装置によれば、上記一対の把持アームが上記重量物に接近し、上記重量物を把持した後に、上記回転駆動装置によって把持部材を駆動することにより、上記重量物を回転させることができる。
しかしながら、上記回転駆動手段がそれぞれ上記把持部材を上記把持アームの移動方向回りに回転させるため、回転駆動手段による把持部材の作動タイミングの同期がとれない場合には、重量物との間にすべりを生じて、落下してしまう等の恐れがある。
特開平11−263694号公報
そこで、一方の上記把持アームに、一方の上記把持部材を回転駆動させる回転駆動手段を設けた場合には、この把持部材の回転により、把持している重量物を介して他方の把持部材を回転させることができ、把持部材の作動タイミングの同期を図ることなく、上記重量物を回転させることができる。
ところが、他方の把持部材は、上記重量物を回転させた後に、重量物から後退する際に、重量物を把持していないにも拘わらず、空回転することがある。この場合には、次に重量物を把持する際に、重量物を把持する角度が設定値から外れてしまうことがある。
このため、上記重量物が円錐体、多角形柱体等の上記把持部材による把持角度によって把持姿勢の不安定化を招くものである場合に、上記把持部材が重量物を完全に把持することができず、回転装置は、上記重量物を安定した状態で回転させることができないという問題がある。
そこで、本発明は、把持部材の作動タイミングの同期を図ることなく、上記重量物を回転させることができ、かつ重量物を把持していない把持部材の空回転等を防止し、重量物を安定した状態で回転させることができる回転装置を提供することを課題とする。
すなわち、請求項1に記載の重量物の回転装置は、装置本体に対向配置されて互いに接離自在に設けられた一対の把持アームと、これらの把持アームを上記接離方向に向けて移動させる駆動手段と、上記把持アームの対向部にそれぞれ設けられ、互いに接近した際に重量物を把持するとともに、上記把持アームの移動方向回りに回転自在に設けられた一対の把持部材と、一方の上記把持アームに設けられて、一方の上記把持部材を回転駆動させる回転駆動手段とを有してなり、他方の上記把持アームは、上記一対の把持部材による上記重量物の把持が解かれた際に、他方の上記把持部材の上記移動方向回りの回転を阻止する回転阻止機構を有し、上記回転阻止機構は、上記把持部材が上記重量物を把持する際の上記把持部材の移動方向後方部に、上記接離方向に向けて配設された筒状部材と、この筒状部材から上記把持部材を貫通し、上記重量物に向けて配設されるとともに、上記筒状部材内に設けられた弾性部材によって上記重量物に向けて進退自在に設けられ、かつ上記把持部材が把持している重量物によって上記把持部材の移動方向後方部に向けて押圧される棒状部材とを有し、上記棒状部材には、上記筒状部材の外方に向けて突出する凸部が設けられるとともに、上記筒状部材には、上記棒状部材の進退によって移動する上記凸部の移動領域に渡って開口が形成され、かつ上記他方の把持アームには、上記棒状部材の上記重量物による押圧が解かれ、上記開口の上記移動方向先端部に位置する上記凸部を係合する係合部材が設けられていることを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明は、請求項に記載の重量物の回転装置において、上記棒状部材は、上記重量物によって押圧される先端部が上記重量物よりもヤング率の小さい素材によって構成されていることを特徴としている。
ここで、棒状部材の先端部が上記重量物よりもヤング率の小さい素材によって構成されているとは、先端部にヤング率の小さい素材のカバーが取り付けられている棒状部材を含む意味である。
請求項1または2に記載の発明によれば、駆動手段によって一対の把持アームを互いに接近させることにより、一対の把持部材によって重量物を把持した後に、回転駆動手段によって一方の上記把持部材を把持アームの移動方向回りに回転させることにより、把持されている重量物を介して他方の把持部材を回転させつつ、重量物を回転させることができる。
このため、把持部材の作動タイミングの同期を図ることなく、重量物を安定した状態で把持して、回転させることができる。
また、上記一対の把持部材が上記重量物を回転させ、上記重量物から後退する際に、回転阻止機構は、上記把持部材による上記重量物の把持が解かれている状態において、他方の把持部材が上記把持アームの移動方向回りに回転することを阻止できる。このため、他方の把持部材のみが回転し、他方の挟持部材による重量物の把持角度が設定値から外れてしまうことを防止でき、その結果、繰り返し、重量物を安定した状態で反転させることができる。
このような解除機構として、把持部材の移動方向後方部に上記接離方向に向けて配設された筒状部材と、この筒状部材内から把持部材を貫通して設けられた棒状部材とを有し、この棒状部材に筒状部材の外方に向けて突出する凸部を形成するとともに、筒状部材に凸部の移動領域に渡って開口を形成し、かつ他方の把持アームに、上記開口の移動方向先端部に位置する凸部を係合する係合部材を設けることによって、重量物の把持が解かれた際に、上記凸部が弾性部材によって上記重量物に向けて前進し、開口の移動方向先端部に位置することにより、係合部材によって係合されるため、他方の把持部材が上記把持アームの移動方向回りに回転することを阻止できる。このため、上記重量物から後退する際に、重量物を介して回転する他方の把持部材が空回転し、他方の挟持部材による重量物の把持角度が設定値から外れてしまうことを防止できる。
次いで、駆動手段によって一対の把持アームを互いに接近させることにより、重量物を適切な角度で把持することができるとともに、他方の把持部材は、把持している重量物によって棒状部材が押圧され、凸部が重量物から後退し、係合部材による凸部の係合が解かれるため、作動自在となる。これにより、回転駆動手段によって一方の上記把持部材が把持アームの移動方向回りに回転することにより、把持されている重量物を介して他方の把持部材が回転するため、繰り返し、重量物を安定した状態で回転させることができる。
その結果、別途、他方の把持部材の回転を阻止する電気的装置を設ける必要がなく、装置の大型化を防止することができるとともに、エネルギー効率に優れた回転装置を提供することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、棒状部材の先端部を重量物よりもヤング率の小さい素材によって構成したため、重量物に傷等が付くことを防止することができる。
以下、本発明に係る回転装置を、図1ないし図9を用いて説明する。
本実施形態における回転装置は、図1に示すように、天井から吊り下げられ、水平に配設される四角柱状の基体(装置本体)1と、この基体1に対向配置されて互いに接離自在に設けられた一対の把持アーム2a、2bと、この把持アーム2a、2bを上記接離方向に向けて移動させるエアーシリンダ(駆動手段)21a、21bと、把持アーム2a、2bの対向部にそれぞれ設けられた一対の把持部材31a、31bと、把持部材31aを駆動させる回転駆動装置4とによって概略構成されている。
この基体1は、図2において、その長手方向中央部を挟む左右両部に、把持アーム2の移動方向と直角に交差する方向に向けて突出する支持部13a、13bが設けられている。これらの支持部13a、13bは、図2中において支持部13aが基体1の左部から上方に向けて突出して設けられるとともに、支持部13bが基体1の右部から下方に向けて突出して設けられており、基体1の長手方向中央部を中心として左右対称に配設されている。
これらの支持部13a、13bは、それぞれ上方に向けて配設されるシャフト14がボルト、ナットによって一体化されており、このシャフト14を介して、基体1の上方に水平に配設された吊り下げ板15に一体化されている。そして、基体1は、この吊り下げ板15が天井に連結されている2本のシャフト16によって支持されることにより、天井に吊り下げられており、シャフト16を走行させることにより、移動自在に設けられている。
一方、この基体1の下面には、長手方向中央部を除き、基体1よりも小幅の板状のガイド材11が一体的に設けられており、長手方向中央部に、ピニオンギヤ12が垂設されている。そして、図1及び図3に示すように、このピニオンギヤ12の周方向が基体1の幅方向に向けて配設されているとともに、基体1の長手方向と直角に交差する方向に、2個の回転ローラー27がピニオンギヤ12を挟むようにして設けられている。
上記把持アーム2a、2bは、それぞれ基体1の両側部から垂下して設けられている略矩形柱状体であり、それぞれ上部23が対向方向に向けて突出して設けられ、その上面に、それぞれ連結板24a、24bが一体化されている。
これらの連結板24a、24bは、水平に配設されており、それぞれ上面にガイド材11の幅に対応する溝を有する2枚の矩形板状の係合部材25が一体化されている。また、把持アーム2a、2bの上部23の対向方向先端部よりも内方に突出して設けられており、この突出部下面に、ピニオンギヤ12に噛合する棒状のスライド部材26が一体的に設けられている。
このスライド部材26は、図3に示すように、長手方向が基体1の延在方向に沿って配設されるとともに、ピニオンギヤ12との対向側面に歯が形成されており、ピニオンギヤ12と回転ローラー27との間を、互いに接離する方向に水平に移動自在に設けられている。
上記エアーシリンダ21a、21bは、それぞれ基体1の側部に一体化されており、図1中において、エアーシリンダ21bが基体1の表側にロッドの先端部を外方に向けて配設されている。他方、図1中において基体1の裏側に、エアーシリンダ21aがロッドの先端部を外方に向けて配設されており、基体1の長手方向中央部を中心として左右対称に配設されている。
そして、それぞれロッドの先端部に、それぞれ連結金具22を介して、上記把持アーム2a、2bの上部23が一体化されている。
これにより、エアーシリンダ21a、21bが作動すると、図7及び図8に示すように、把持アーム2が互いに接離方向に向けて移動し、スライド部材26がピニオンギヤ12と噛合しつつ互いに接離方向に向けて移動するようになっている。このため、エアーシリンダ21a、21bのロッドの先端部に一体化されている把持アーム2a、2bは、互いに同期して接離方向に向けて移動するようになっている。
上記把持部材31a、31bは、開口を対向方向に向けて水平に配設された外観略レール形状を有しており、長手方向中央部に、把持する重量物wに接触しないように窪み33が形成されるとともに、長手方向の両端部に、それぞれ回転ローラー32が配設されている。この回転ローラー32は、それぞれ垂直に配設された軸部の外周に円筒状形のローラー部32aが、軸部とローラー部32aとの間に設けられたベアリング回りに回転自在に設けられている。
そして、上記把持部材31a、31bは、上記重量物wを把持する際の移動方向後方部に、上記接離方向に向けて配設されている把持部材支持体35a、35bが一体的に設けられている。この把持部材支持体35a、35bは、把持アーム2a、2bの下端部と一体的に設けられた筒状の外枠37a、37b内に挿入されることにより、この外枠37a、37bとの間に設けられたベアリング38に沿って回転自在に設けられている。これにより、把持部材31a、31bは、把持アーム2a、2bが同期して作動し、互いに接近方向に向けて移動することにより、図4に示すように、有底円筒状体等の重量物wを把持可能に設けられるとともに、把持アーム2a、2bの移動方向回りに回転自在に設けられている。
上記回転駆動装置4は、一方の把持アーム2a(図1中右側)の把持部材支持体35aに一体的に設けられており、この把持部材支持体35aをベアリング38に沿って回転させることにより、把持部材31aを回転させるようになっている。この把持部材支持体35aには、把持部材31aの後方に角度センサー39が設けられており、角度センサー39は、把持部材31aの角度を感知し、回転駆動装置4に伝達するようになっている。
他方の把持部材31bは、重量物wを把持している際に、回転駆動装置4による把持部材31aの回転が重量物wを介して伝達され、把持部材31aとともに把持部材31bが把持アーム2bの移動方向回りに回転し、把持部材支持体35bがベアリング38に沿って回転する。
この他方の把持部材31bが設けられた把持アーム2bは、図5に示すように、外枠37bの重量物wを把持する際の移動方向後方部が閉口されており、この外枠37内に挿入される把持部材支持体(筒状部材)35bが円筒状に形成されている。この把持部材支持体35bは、その内部に断面円状の棒状部材50が配設されている。
この棒状部材50は、把持部材支持体35b内から把持部材31の長手方向中央部に穿設された穴を貫通し、重量物wに向けて配設されており、重量物wに接触する先端部50bが樹脂素材(重量物よりもヤング率の小さい素材)によって構成されている。
また、重量物wを把持する際の移動方向後方部に、重量物wに向けて形成された空洞を有しており、この空洞に重量物wに向けて延伸する圧縮ばね(弾性部材)51が設けられている。そして、把持部材31bが重量物wを把持する際に、図9に示すように、重量物wによって押圧され、重量物wから後退するとともに、把持部材31a、31bによる重量物wの把持が解かれ、把持部材31bが重量物wから後退した際に、重量物wによる押圧が解かれ、重量物wに向けて前進するようになっている。
さらに、この棒状部材50は、断面中心部から把持部材支持体35の外方に向けて突出する2本の凸部50aが互いに180°の角度をもって設けられており、これらの2本の凸部50aは、それぞれ外枠37と接触しないように、外枠37の内方先端部より挟持部材31bが重量物wを把持する際の移動方向前方に、把持部材31bの長手方向に直角に交差する方向に向けて設けられている。
他方、把持部材支持体35bには、凸部50aの移動領域に渡って開口361が形成されており、外枠37bには、図6に示すように、接合部材53を介して、矩形板状の係合部材52が一体化されている。
この係合部材52は、開口361の把持部材31a、31bが重量物を把持する際の移動方向先端部に対応する位置に垂直に配設されており、中央部に把持部材支持体35bが挿通する丸穴52aが穿設されるとともに、この丸穴52aの外周から上方及び下方に向けてそれぞれ溝52bが形成されている。そして、これらの溝52bに、把持部材31bが水平に配設された状態において、凸部50aが係合され、把持部材支持体35b及び把持部材31bの回転を阻止するようになっており、凸部50aが設けられた棒状部材50及び開口361が形成された把持部材支持体35bとともに解除機構を構成している。
上述の回転装置を用いて、重量物wとして、載置台上に開口を下に向けて載置されている有底円筒状の容器wを反転させる際の作用を、以下に説明する。
まず、エアーシリンダ21a、21bを作動させ、ロッドを縮ませることにより、把持アーム2a、2bを容器wの縁部に向けて移動させる。その際、把持アーム2a、2bは、それぞれ一体的に設けられているスライド部材26がピニオンギヤ12に噛合しつつ、対向方向に移動するため、同期がとれた状態で容器wに向けて前進する。これにより、一対の把持部材31a、31bは、互いに接近した際に、容器wを把持する。
すると、棒状部材50の先端部50bが容器wによって押圧され、棒状部材50とともに凸部50aが後退することにより、凸部50aが係合部材25から脱離し、係合部材25による凸部50aの係合が解かれる。これにより、棒状部材50とともに、把持部材支持体35bがベアリング38に沿って回転自在になる。
次いで、把持部材31a、31bが容器wを把持した状態において、シャフト16を走行させつつ、回転駆動装置4を作動させることにより、把持部材31aの把持部材支持体35aをベアリング38に沿って180°回転させる。
すると、把持部材31bが容器wを介して、把持部材31aとともに回転し、容器wは、これらの把持アーム2の把持部材31a、31bによって把持されつつ、姿勢が安定に保たれた状態で反転し、載置台よりも一段下の床上に反転した状態で載置される。
次いで、エアーシリンダ21a、21bが作動し、ロッドが伸びることにより、把持アーム2a、2bは、それぞれスライド部材26がピニオンギヤ12に噛合することにより同期して、容器wから後退する。
これにより、棒状部材50の容器wによる押圧が解かれるため、棒状部材50が圧縮ばね51の延伸によって容器wの把持方向に向けて前進し、把持部材31bが水平に配設された状態において、凸部50aが係合部材52に係止され、把持部材31bは、把持部材支持体35bとともに回転が阻止される。
上述の回転装置によれば、把持部材31a、31bは、上記重量物wを把持する際の移動方向方向部に、把持部材支持体35a、35bが一体的に設けられ、この把持部材支持体35a、35bが把持アーム2a、2bの下端部に一体的に設けられた外枠37内に挿入され、この把持部材支持体35a、35bが外枠37との間に設けられたベアリング38に沿って回転自在に設けられているため、回転駆動装置4によって把持部材支持体35aがベアリング38に沿って回転するとともに、把持部材31aが把持アーム2aの移動方向回りに回転する。また、この把持部材31aの回転が容器wを介して把持部材31bに伝達され、把持部材31aとともに把持部材31bが回転するため、把持部材把持部材31a、31bの作動タイミングの同期を図ることなく、容器wを安定した状態で把持して、反転させることができる。
さらに、棒状部材50の断面中心部から把持部材支持体35bの外方に向けて設けられた2本の凸部50aを把持部材31bの長手方向に直角に交差する方向に向けて配設するとともに、係合部材52に上下方向に向けて溝52bを形成したため、把持部材31bが水平に配設された状態において、凸部50aを係合部材52に係合させることができる。このため、把持部材31bは、容器wを反転させ、容器wから後退する際に、凸部50aが把持アーム2bの移動方向回りに180°回転しつつ、容器wに向けて前進し、上下反対の溝52bに係合されることにより、把持部材31bが必ず水平に保持されるため、安定した状態で容器wを反転させることができる。
本発明の一実施形態として示した回転装置の把持部材31を縦断面模式図、その他の部分を正面図にて示した全体模式図である。 図1の平面図である。 図1に示したIII−III断面矢示図である。 図1の把持部材31の平面図であって、把持部材31の動作説明図である。 図1に示した把持部材31の拡大図である。 図1のVI−VI断面矢示図である。 把持部材31が重量物wを把持している際の回転装置の把持部材31を縦断面模式図、その他の部分を正面図にて示した全体模式図である。 図7に示したVIII−VIII断面矢示図である。 図7に示した把持部材31の拡大図である。
符号の説明
w・・・重量物
2a、2b・・・把持アーム
31a、31b・・・把持部材
4・・・回転駆動装置
21a、21b・・エアーシリンダ(駆動手段)
35b・・・把持部材支持体(解除機構)
50・・・棒状部材(解除機構)
50a・・凸部(解除機構)
52・・・係合部材(解除機構)

Claims (2)

  1. 装置本体に対向配置されて互いに接離自在に設けられた一対の把持アームと、
    これらの把持アームを上記接離方向に向けて移動させる駆動手段と、
    上記把持アームの対向部にそれぞれ設けられ、互いに接近した際に重量物を把持するとともに、上記把持アームの移動方向回りに回転自在に設けられた一対の把持部材と、
    一方の上記把持アームに設けられて、一方の上記把持部材を回転駆動させる回転駆動手段とを有してなり、
    他方の上記把持アームは、上記一対の把持部材による上記重量物の把持が解かれた際に、他方の上記把持部材の上記移動方向回りの回転を阻止する回転阻止機構を有し
    上記回転阻止機構は、上記把持部材が上記重量物を把持する際の上記把持部材の移動方向後方部に、上記接離方向に向けて配設された筒状部材と、
    この筒状部材から上記把持部材を貫通し、上記重量物に向けて配設されるとともに、上記筒状部材内に設けられた弾性部材によって上記重量物に向けて進退自在に設けられ、かつ上記把持部材が把持している重量物によって上記把持部材の移動方向後方部に向けて押圧される棒状部材とを有し、
    上記棒状部材には、上記筒状部材の外方に向けて突出する凸部が設けられるとともに、上記筒状部材には、上記棒状部材の進退によって移動する上記凸部の移動領域に渡って開口が形成され、かつ上記他方の把持アームには、上記棒状部材の上記重量物による押圧が解かれ、上記開口の上記移動方向先端部に位置する上記凸部を係合する係合部材が設けられていることを特徴とする重量物の回転装置。
  2. 上記棒状部材は、上記重量物によって押圧される先端部が上記重量物よりもヤング率の小さい素材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の重量物の回転装置。
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