JP4945619B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4945619B2
JP4945619B2 JP2009219263A JP2009219263A JP4945619B2 JP 4945619 B2 JP4945619 B2 JP 4945619B2 JP 2009219263 A JP2009219263 A JP 2009219263A JP 2009219263 A JP2009219263 A JP 2009219263A JP 4945619 B2 JP4945619 B2 JP 4945619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
layer
cell array
via wiring
wirings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009219263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011071207A (ja
Inventor
洋一 峯村
宏行 永嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009219263A priority Critical patent/JP4945619B2/ja
Priority to US12/886,090 priority patent/US8441040B2/en
Publication of JP2011071207A publication Critical patent/JP2011071207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4945619B2 publication Critical patent/JP4945619B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/06Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a non-repetitive configuration
    • H01L27/0688Integrated circuits having a three-dimensional layout
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/20Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices comprising selection components having two electrodes, e.g. diodes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/80Arrangements comprising multiple bistable or multi-stable switching components of the same type on a plane parallel to the substrate, e.g. cross-point arrays
    • H10B63/84Arrangements comprising multiple bistable or multi-stable switching components of the same type on a plane parallel to the substrate, e.g. cross-point arrays arranged in a direction perpendicular to the substrate, e.g. 3D cell arrays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/821Device geometry
    • H10N70/826Device geometry adapted for essentially vertical current flow, e.g. sandwich or pillar type devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/20Multistable switching devices, e.g. memristors
    • H10N70/24Multistable switching devices, e.g. memristors based on migration or redistribution of ionic species, e.g. anions, vacancies
    • H10N70/245Multistable switching devices, e.g. memristors based on migration or redistribution of ionic species, e.g. anions, vacancies the species being metal cations, e.g. programmable metallization cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/881Switching materials
    • H10N70/883Oxides or nitrides
    • H10N70/8836Complex metal oxides, e.g. perovskites, spinels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、積層構造を有する半導体記憶装置に関する。
従来、電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メモリとしては、フローティングゲート構造を有するメモリセルをNAND接続又はNOR接続してメモリセルアレイを構成したフラッシュメモリが周知である。また、不揮発性で且つ高速なランダムアクセスが可能なメモリとして、強誘電体メモリも知られている。
一方、メモリセルの更なる微細化を図る技術として、可変抵抗素子をメモリセルに使用した抵抗変化型メモリが提案されている。可変抵抗素子としては、カルコゲナイド化合物の結晶/アモルファス化の状態変化によって抵抗値を変化させる相変化メモリ素子、トンネル磁気抵抗効果による抵抗変化を用いるMRAM素子、導電性ポリマーで抵抗素子が形成されるポリマー強誘電性RAM(PFRAM)のメモリ素子、電気パルス印加によって抵抗変化を起こすReRAM素子等が知られている。(特許文献1)。
この抵抗変化型メモリはトランジスタに変えてショットキーダイオードと抵抗変化素子の直列回路によりメモリセルを構成することができるので、上下の配線の交差部にメモリセルを配置するというクロスポイント構造を採用することができる。このため、容易に形成可能であり、更なる高集積化が図れるという利点がある(特許文献2)。
このような積層構造を有する半導体装置の多くは、所定のセルアレイ層の配線と異なるセルアレイ層の配線とを接続するためのビア配線を備えている。そのため、各セルアレイ層の配線の端部には、このビア配線に接続するためのビア配線接続部を形成するスペースが必要となり、チップ面積の増大を招く点が問題となる。
特開2006−344349号、段落0021 特開2005−522045号
本発明は、セルアレイ層間接続によって生ずるチップ面積の増大を抑制した半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に前記半導体基板と垂直方向にそれぞれ複数層形成された互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に接続された複数のメモリセルを有するセルアレイブロックと、前記セルアレイブロックの第n層目(nは自然数)の第1の配線と前記第n層目の第1の配線以外の第1の配線、前記半導体基板、又は他の金属配線とを接続する前記セルアレイブロックの積層方向に延びる第1のビア配線とを備える。前記第1のビア配線は、前記セルアレイブロックの積層方向と直交する断面が楕円形状であり、この断面の長径方向が前記第1の配線方向に対し垂直であることを特徴とする。
本発明によれば、セルアレイ層間接続によって生ずるチップ面積の増大を抑制した半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体メモリのブロック図である。 同半導体メモリのセルアレイ層の一部を示す斜視図である。 図2におけるI−I´線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。 同半導体メモリの可変抵抗素子の一例を示す模式的な断面図である。 同半導体メモリの断面図である。 同半導体メモリのセルアレイブロックの積層構造を示す斜視図である。 同半導体メモリのワード線、ビット線及びビア配線の接続を示す概略図である。 同半導体メモリのセルアレイ層の一部を示す上面図である。 同半導体メモリのワード線の配線引き出し部分のレイアウトを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体メモリのワード線、ビット線及びビア配線の接続を示す概略図である。 同半導体メモリのワード線の配線引き出し部分のレイアウトを示す図である。 同半導体メモリのビア配線接続部の他の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体メモリのビット線の配線引き出し部分のレイアウトを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体メモリのブロック図である。
この半導体メモリは、後述するReRAM(可変抵抗素子)を使用したメモリセルをマトリクス状に配置した複数のセルアレイ層を積層してなるセルアレイブロック1を備える。セルアレイ層のビット線BL方向に隣接する位置には、セルアレイ層の第2の配線であるビット線BLを制御し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しを行うカラム制御回路2が設けられている。また、セルアレイ層のワード線WL方向に隣接する位置には、セルアレイ層の第1の配線であるワード線WLを選択し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しに必要な電圧を印加するロウ制御回路3が設けられている。
データ入出力バッファ4は、図示しない外部のホストにI/O線を介して接続され、書き込みデータの受け取り、消去命令の受け取り、読み出しデータの出力、アドレスデータやコマンドデータの受け取りを行う。データ入出力バッファ4は、受け取った書き込みデータをカラム制御回路2に送り、カラム制御回路2から読み出したデータを受け取って外部に出力する。外部からデータ入出力バッファ4に供給されたアドレスは、アドレスレジスタ5を介してカラム制御回路2及びロウ制御回路3に送られる。また、ホストからデータ入出力バッファ4に供給されたコマンドは、コマンド・インタフェース6に送られる。コマンド・インタフェース6は、ホストからの外部制御信号を受け、データ入出力バッファ4に入力されたデータが書き込みデータかコマンドかアドレスかを判断し、コマンドであれば受け取りコマンド信号としてステートマシン7に転送する。ステートマシン7は、この半導体メモリ全体の管理を行うもので、ホストからのコマンドを受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。また、外部のホストは、ステートマシン7が管理するステータス情報を受け取り、動作結果を判断することも可能である。また、このステータス情報は書き込み、消去の制御にも利用される。
また、ステートマシン7によってパルスジェネレータ9が制御される。この制御により、パルスジェネレータ9は任意の電圧、任意のタイミングのパルスを出力することが可能となる。ここで、形成されたパルスはカラム制御回路2及びロウ制御回路3で選択された任意の配線へ転送することが可能である。
なお、セルアレイブロック1以外の周辺回路素子は配線層に形成されたセルアレイブロック1の直下のシリコン基板に形成可能であり、これによって、この半導体メモリのチップ面積を、ほぼセルアレイブロック1の面積に等しくすることができる。
図2は、セルアレイ層の一部の斜視図、図3は、図2におけるI−I´線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。
複数のワード線WL<0>〜WL<2>が平行に配設され、これと交差して複数のビット線BL<0>〜BL<2>が平行に配設され、これらの各交差部に両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置される。ワード線WL及びビット線BLは、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW、WSi、NiSi、CoSi等を用いることができる。
メモリセルMCは、図3に示すように、可変抵抗素子VRと非オーミック素子NOの直列接続回路からなる。
可変抵抗素子VRとしては、電圧印加によって、電流、熱、化学エネルギ等を介して抵抗値を変化させることができるもので、上下にバリアメタル及び接着層として機能する電極EL1、EL2が配置される。電極材としては、Pt、Au、Ag、TiAlN、SrRuO、Ru、RuN、Ir、Co、Ti、TiN、TaN、LaNiO、Al、PtIrOx、 PtRhOx、Rh/TaAlN等が用いられる。また、配向性を一様にするようなメタル膜の挿入も可能である。また、別途バッファ層、バリアメタル層、接着層等を挿入することも可能である。
可変抵抗素子VRは、遷移元素となる陽イオンを含む複合化合物であって陽イオンの移動により抵抗値が変化するもの(ReRAM)を用いることができる。
図4は、この可変抵抗素子の例を示す図である。図4に示す可変抵抗素子VRは、電極層11、13の間に記録層12を配置してなる。記録層12は、少なくとも2種類の陽イオン元素を有する複合化合物から構成される。陽イオン元素の少なくとも1種類は電子が不完全に満たされたd軌道を有する遷移元素とし、且つ隣接する陽イオン元素間の最短距離は、0.32nm以下とする。具体的には、化学式AxMyXz(AとMは互いに異なる元素)で表され、例えばスピネル構造(AM2O4)、イルメナイト構造(AMO3)、デラフォサイト構造(AMO2)、LiMoN2構造(AMN2)、ウルフラマイト構造(AMO4)、オリビン構造(A2MO4)、ホランダイト構造(AxMO2)、ラムスデライト構造(AxMO2)、ペロブスカイト構造(AMO3)等の結晶構造を持つ材料により構成される。
図4の例では、AがZn、MがMn、XがOである。記録層12内の小さな白丸は拡散イオン(Zn)、大きな白丸は陰イオン(O)、小さな黒丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。記録層12の初期状態は高抵抗状態であるが、電極層11を固定電位、電極層13に負の電圧を印加すると、記録層12中の拡散イオンの一部が電極層13側に移動し、記録層12内の拡散イオンが陰イオンに対して相対的に減少する。電極層13側に移動した拡散イオンは、電極層13から電子を受け取り、メタルとして析出するため、メタル層14を形成する。記録層12の内部では、陰イオンが過剰となり、結果的に記録層12内の遷移元素イオンの価数を上昇させる。これにより、記録層12はキャリアの注入により電子伝導性を有するようになってセット動作が完了する。再生に関しては、記録層12を構成する材料が抵抗変化を起こさない程度の微小な電流値を流せば良い。プログラム状態(低抵抗状態)を初期状態(高抵抗状態)にリセットするには、例えば記録層12に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層12の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時と逆向きの電場を印加することによってもリセット動作が可能である。
図5は、本実施形態に係る半導体メモリの断面図である。ウェル22が形成されたシリコン基板(半導体基板)21上には周辺回路を構成するトランジスタの不純物拡散層23及びゲート電極24が形成されている。その上に第1層間絶縁膜25が堆積されている。この第1層間絶縁膜25には、シリコン基板21の表面に達するビア配線26が適宜形成されている。第1層間絶縁膜25の上には、セルアレイ層のワード線WLを構成する第1メタル27が、例えばW等の低抵抗金属で形成されている。この第1メタル27の上層に、バリアメタル28が形成されている。なお、第1メタル27の下層にバリアメタルを形成しても良い。これらのバリアメタルは、Ti及びTiNの両方又は一方によって形成することができる。バリアメタル28の上方には、ダイオード等の非オーミック素子29が形成されている。この非オーミック素子29の上には、第1電極30、可変抵抗素子31及び第2電極32がこの順に形成されている。これにより、バリアメタル28から第2電極32までがメモリセルMCとして構成されている。なお、第1電極30の下部及び第2電極32の上部にバリアメタルが挿入されていても良いし、上部電極32の下側及び下部電極の上側にバリアメタル、接着層等が挿入されていても良い。隣接するメモリセルMCとメモリセルMCとの間は第2層間絶縁膜34及び第3層間絶縁膜35で埋められている(但し、第2層間絶縁膜34は、図5では図示していない)。更に、メモリセルアレイの各メモリセルMCの上にワード線WLと直交する方向に延びる第2の配線であるビット線BLを構成する第2メタル36が形成されている。その上に、第4層間絶縁膜37及びメタル配線層38が形成され、可変抵抗メモリである不揮発性メモリが形成されている。なお、多層構造を実現するためには、バリアメタル28から上部電極32までの積層とメモリセルMC間の第2、第3層間絶縁膜34、35の形成を、必要な層数分だけ繰り返せば良い。
図6は、本実施形態に係る半導体メモリのセルアレイブロック1の積層構造を示す斜視図である。このセルアレイブロック1は、8つのセルアレイ層CA1〜8を備え、このセルアレイ層の積層方向に隣接する2つのメモリセル層によってワード線WL或いはビット線BLが共有されている。このようにワード線WL或いはビット線BLを共有化することで、半導体メモリのプロセスを短縮することができ、製造コストを抑えることができる。また、異なるメモリセル層CAに属する配線間は、積層方向に延びるビア配線VLによって接続される。
次に、本実施形態に係る半導体メモリのワード線WL、ビット線BLとビア配線VLとを接続する配線引き出し部分の構造について説明する。
図7は、本実施形態に係る半導体メモリのワード線、ビット線及びビア配線の接続を示す概略図であり、積層方向−ビット線BL方向の断面図である。なお、説明の便宜上、ワード線WLの配線引き出し部分については、積層方向−ワード線WL方向の断面図を示している。
セルアレイブロック1は、下層から上層にかけて、金属配線M1、ビット線BL1、ワード線WL1、ビット線BL2、ワード線WL2、ビット線BL3、及び金属配線M2の各配線が順次形成されてなる。ビット線BL1とワード線WL1、ワード線WL1とビット線BL2、ビット線BL2とワード線WL2、並びにワード線WL2とビット線BL3の各交差部には、それぞれメモリセルMC1、MC2、MC3、並びにMC4が形成されている。この構造の場合、ワード線WL1、ビット線BL2、並びにワード線WL2は、それぞれメモリセルMC1とMC2、メモリセルMC2とMC3、並びにメモリセルMC3とMC4に共有されている。
また、各配線間は、積層方向に延びるビア配線VLによって接続されている。具体的には、金属配線M1とワード線WL2とは、ビア配線接続部VCw1a〜VCw1cを介して接続された4つの第1のビア配線VLw1a〜VLw1dによって接続されている。ワード線WL2と金属配線M2とは、ビア配線接続部VCw2aを介して接続された2つの第1のビア配線VLw2a及びVLw2bによって接続されている。金属配線M1とワード線WL1とは、ビア配線接続部VCw3aを介して接続された2つの第1のビア配線VLw3a及びVLw3bによって接続されている。ワード線WL1と金属配線M2とは、ビア配線接続部VCw4a〜VCw4cを介して接続された4つの第1のビア配線VLw4a〜VLw4dによって接続されている。金属配線M1とビット線BL1とは、第2のビア配線VLb1aによって接続されている。金属配線M1とビット線BL2とは、ビア配線接続部VCb2a及びVCb2bを介して接続された3つの第2のビア配線VLb2a〜VLb2cによって接続されている。金属配線M1とビット線BL3とは、ビア配線接続部VCb3a〜VCb3dを介して接続された5つの第2のビア配線VLb3a〜VLb3eによって接続されている。ビット線BL3と金属配線M2とは、第2のビア配線VLb4aによって接続されている。ここで、ビア配線接続部VCw1a、VCw3a、VCb2a及びVCb3aは、ビット線BL1と同層に形成され、ビット線BL1とは分離した部分である。ビア配線接続部VCw1b、VCb2b及びVCb3bは、ワード線WL1と同層に形成され、ワード線WL1とは分離した部分である。ビア配線接続部VCw1c、VCw4a及びVCb3cは、ビット線BL2と同層に形成され、ビット線BL2とは分離した部分である。ビア配線接続部VCw4b及びVCb3dは、ワード線WL2と同層に形成され、ワード線WL2とは分離した部分である。ビア配線接続部VCw2a及びVCw4cは、ビット線BL3と同層に形成され、ビット線BL3とは分離した部分である。
図7に示すビア配線VLは、セルアレイ層毎に形成される。したがって、セルアレイブロック1の製造において、ビア配線VLw1a、VLw3a、VLb1a、VLb2a及びVLb3aの形成(S1)、ビア配線VLw1b、VLw3b、VLb2b及びVLb3bの形成(S2)、ビア配線VLw1c、VLw4a、VLb2c及びVLb3の形成(S3)、ビア配線VLw1d、VLw4b及びVLb3dの形成(S4)、ビア配線VLw2a、VLw4c及びVLb3eの形成(S5)、ビア配線VLw2b、VLw4d及びVLb4aの形成(S6)の順番に実行される。
図8は、本実施形態に係る半導体メモリのメモリセル層の一部を示す上面図の例である。
ワード線WLは、メモリセルMCが配置されるメモリセル領域AR1及びビア配線VLwに接続するための配線引き出し部分が配置される周辺領域AR2に亘って形成されている(以下の説明において、ワード線WLと平行で、周辺領域AR2からメモリセル領域AR1に向かう方向を「ロウ方向」、ビット線BLと平行で、ロウ方向に対し直交する方向を、「カラム方向」と呼ぶ)。
複数のワード線WLは、所定の幅F(例えば、43nm)で形成されており、相互にカラム方向に長さFの間隔を空けて平行に配置されている。
所定のワード線WL<0>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸びている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて1番目にあるワード線WL<1>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までカラム方向に伸び、この位置からロウ方向に距離5F離れた位置P11、位置P11からカラム方向に距離2F離れた位置P12、位置P12からロウ方向に距離35F離れた位置P13、位置P13からカラム方向に距離2F離れた位置P14を経由してロウ方向に延びる。また、位置P14からロウ方向に距離9F離れた位置と、この位置からロウ方向に4F、カラム方向に距離6.5F離れた位置とを頂点とする矩形状のビア配線接続部VCw<1>が形成されている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて2番目にあるワード線WL<2>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸びている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて3番目にあるワード線WL<3>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸び、さらに、この位置からロウ方向に距離37F離れた位置まで伸びている。また、領域AR1及びAR2の境界の位置からロウ方向に距離21Fの位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離8.5F離れた位置を頂点とする矩形状のビア配線接続部VCw<3>が形成されている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて4番目にあるワード線WL<4>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸びている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて5番目にあるワード線WL<5>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸び、この位置からロウ方向に距離13F離れた位置P51、位置P51からカラム方向に距離6F離れた位置P52を経由し、位置P52からロウ方向に距離24F離れた位置まで伸びる。また、位置P52からロウ方向に距離2F、カラム方向に距離−8.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離8F離れた位置とを頂点とする矩形状のビア配線接続部VCw<5>が形成されている。
ワード線WL<0>からカラム方向に数えて6番目にあるワード線WL<6>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸びている。
ワード線WL<7>からカラム方向に数えて7番目にあるワード線WL<7>は、メモリセル領域AR1において、周辺領域AR2の境界までロウ方向に伸び、この位置からロウ方向に距離9F離れた位置P71、位置P71からカラム方向に距離4F離れた位置P72、位置P72からロウ方向に距離32F離れた位置P73、位置P73からカラム方向に距離−4F離れた位置P74を経由し、ロウ方向に延びている。また、位置P74から、ロウ方向に距離3F、カラム方向に距離−6.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離6.5F離れた位置とを頂点とする矩形状のビア配線接続部VCw<7>が形成されている。
また、これらワード線WL<0>〜WL<7>のいずれにも接続されない島状のビア配線接続部VCw<1>´、VCw<3>´、VCw<5>´及びVCw<7>´が形成されている。
ビア配線接続部VCw<1>´は、位置P74からロウ方向に距離21F、カラム方向に距離6.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離5F離れた位置とを頂点とする矩形状の領域である。
ビア配線接続部VCw<3>´は、位置P52からロウ方向に距離20F、カラム方向に距離−8.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離7F離れた位置とを頂点とする矩形状の領域である。
ビア配線接続部VCw<5>´は、位置P52からロウ方向に距離14F、カラム方向に距離−8.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離7F離れた位置とを頂点とする矩形状の領域である。
ビア配線接続部VCw<7>´は、位置P14からロウ方向に距離15F、ロウ方向に距離1.5F離れた位置と、この位置からロウ方向に距離4F、カラム方向に距離5F離れた位置とを頂点とする矩形状の領域である。
これらビア配線接続部VCw<1>´、VCw<3>´、VCw<5>´及びVCw<7>´の図示されない面には、ビア配線VLwを介して下層のワード線WLに接続されている。他方、図示された面には、ビア配線VLwを介して上層のワード線WLに接続されている。つまり、ビア配線接続部VCw<1>´、VCw<3>´、VCw<5>´及びVCw<7>´は、下層及び上層のワード線WLの接続を中継するものである。
上記、ワード線WL<0>〜WL<7>とビア配線接続部VCw<1>´、VCw<3>´、VCw<5>´及びVCw<7>´とからなるレイアウトパターンは、カラム方向に繰り返し配置されている。
図8に示すように各ビア配線VLw(ビア配線ホールVHw)は、積層方向と直交する断面(以下の説明において“断面”と記した場合、セルアレイ層の積層方向に直交するビア配線の断面を意味する。)が楕円形状となっている。また、ビア配線VLw(ビア配線ホールVHw)は、この“断面”の長径方向が、ワード線WL方向に垂直な方向(ビット線BL方向)になるように配置されている。
ここで、上記の「直交」及び「垂直」は厳密な意味ではなく、それぞれ、ほぼ直交及び垂直であれば良く、また、「楕円形状」も厳密な意味ではなく、短辺方向と長辺方向が区別できる程度の形状であれば良い。これらの点に関しては、第2の実施形態以下においても同様である。
また、このような図8に示す周辺領域AR2と同様の周辺領域が、ワード線WLのもう一端にも形成されており、ワード線WL<0>、WL<2>、WL<4>及びWL<6>の配線引き出し部分が配置されている。このようにワード線WL<i>(iは偶数)の引き出し部分とワード線WL<i+1>の配線引き出し部分とをワード線WLの両端に形成された2つの周辺領域AR2に分散して配置させることで、周辺領域AR2のカラム方向のレイアウトには、ビア配線等を配置するための余裕ができる。
次に、図8中点線で囲まれた配置領域Aのサイズについて図9を参照しながら説明する。
図9中(a)は、本実施形態の場合であり、図9中(1)、(2)、(3)及び(4)は、それぞれ図8に示すビア配線コンタクトVCw<3>´、VCw<5>´、VCw<3>及びVCw<5>に相当する。一方、図9中(b)は、ビア配線VLの“断面”の長径(ra)方向をワード線WL方向に配置した場合の比較例である。図9中(1´)〜(4´)は、それぞれ図9中(1)〜(4)に相当する。
本実施形態の場合、当然、ビア配線VLの“断面”のワード線WL方向の長さが比較例よりも短くなる。また、複数のビア配線ホールVHを“断面”の短径rb方向に並べることで、比較例よりも密なレイアウトパターンを実現することができる。この場合、リソグラフィのプロセスウィンドウが広がり、寸法ばらつきを抑えることができ、結果として、本実施形態の場合のビア配線接続部VCwのワード線WL方向のフリンジfaは、比較例の場合のフリンジfbよりも小さくすることができる。
以上の点から、4つのビア配線VLw(ビア配線ホールVHw)の配置領域のワード線WL方向の長さは、比較例の場合、長さlbであるのに対し、本実施形態の場合、長さlbより短い長さlaにすることができる。
なお、本実施形態の場合、ビア配線VLの配置領域のビット線BL方向の幅は、比較例よりも大きくなる。しかし、上記の通り、周辺領域AR2のビット線BL方向のレイアウトにはスペースが生じる。このスペースを使用することで配置領域のビット線BL方向の幅の増大をある程度抑えることができる。つまり、ワード線WL方向のサイズの縮小幅とビット線BL方向のサイズの拡大幅とを総合的に考慮すると、全体としてチップ面積の増大を抑えることができる。
また、同様の理由から、本実施形態のようにビア配線VLの“断面”の形状を楕円にした場合、“断面”の形状をこの楕円の短径と同じ長さの直径を持つ正円にした場合よりも、ビア配線VLの配置領域のビット線BL方向の幅を僅かに大きくするだけで、ビア配線VLとワード線WLとの接触面積を大きく確保することができる。
以上の説明では、ワード線WLの周辺領域AR2について説明したが、ビット線BLについても、図8及び図9と同様の配線引き出し部分が形成されている。これによって、ビア配線VLbの配置領域のビット線BL方向の幅を縮小することができる。
本実施形態によれば、第1のビア配線VLwの“断面”の長径ra方向をワード線WL方向に垂直に形成し、第2のビア配線VLbの“断面”の長径ra方向をビット線BL方向に垂直に形成することで、ビア配線VLの形成に伴うチップ面積の増大を抑えることができる。これによって、半導体メモリの製造コストを低く抑えることができる。
[第2の実施形態]
図10は、本発明の第2の実施形態に係る半導体メモリのワード線WL、ビット線BL及びビア配線VLの接続を示す概略図であり、積層方向−ビット線BL方向の断面図である。なお、説明の便宜上、ワード線WLの配線引き出し部分については、積層方向−ワード線WL方向の断面図を示している。
このセルアレイブロック1は、図7に示す第1の実施形態と同様の複数のセルアレイ層を備える。
また、ワード線WL、ビット線BL及び金属配線Mの各配線間は、ビア配線VLによって接続されている。具体的には、金属配線M1とワード線WL2と金属配線M2とは、第1のビア配線VLw1によって接続されている。このビア配線VLw1は、ワード線WL2の上面の高さに段差が設けられた階段状の断面を有しており、この段差によって、ワード線WL2の配線引き出し部分に形成されたビア配線接続部VCwと接続される。金属配線M1とワード線WL1及びWL2と金属配線M2とは、第1のビア配線VLw2によって接続されている。このビア配線VLw2は、ワード線WL1及びWL2の上面の高さに段差が設けられた階段上の断面を有している。この段差によって、ワード線WL1及びWL2のビア配線接続部VCwと接続される。金属配線M1とビット線BL1とは、第2のビア配線VLb1によって接続されている。金属配線M1とビット線BL2と金属配線M2とは、第2のビア配線VLb2によって接続されている。このビア配線VLb2は、ビット線BL2の上面の高さに段差が設けられた階段状の断面を有しており、この段差によって、ビット線BL2の配線引き出し部分に形成されたビア配線接続部VCbと接続される。金属配線M1とビット線BL3と金属配線M2とは、第2のビア配線VLb3によって接続されている。このビア配線VLb3は、ビット線BL3の上面の高さに段差が設けられた階段状の断面を有しており、この段差によって、ビット線BL3の配線引き出し部分に形成されたビア配線接続部VCbと接続される。
図10に示す構造によれば、離れた配線間や、3以上の配線間を一括に形成可能な1つのビア配線VLで接続することができる。つまり、図7に示す構造よりも、ビア配線VLの形成に伴うプロセスを短縮することができる。
次に、ワード線WLの配線引き出し部分について説明する。
図11は、4本の第1のビア配線VLwが貫通する中間配線層におけるワード線WLの配線引き出し部分のレイアウトの一例である。図11中(a)は、本実施形態の場合であり、図11中(b)は、比較例を示している。また、図11中(1)及び(2)は、図10中の点線円Aで示すように中間配線層の配線とビア配線VLとが接続されない箇所のレイアウトであり、図11中(3)及び(4)は、図10中の点線円Bで示すように中間配線層の配線とビア配線VLとが接続されている箇所のレイアウトである。
本実施形態のビア配線接続部VCwは、図11中(3)及び(4)に示すように、ビア配線VLwの側面のうち、ビア配線VLwの“断面”の長径raに接する両側面を挟むように形成された2つの板状部分を有する。この板状部分の上面とビア配線VLwに設けられた段差によってビア配線VLwとワード線WLとが接続される。このような形状のビア配線接続部VCwを用いることで、ビア配線VLwがビット線BL方向にずれた場合であっても、ビア配線VLwとビア配線接続部VCwとのある程度均一な接触面積を確保することができる。
図10に示す半導体メモリにおいても、図11中(b)に示すように、ビア配線VLwの“断面”の長径ra方向をワード線WL方向に平行に配置した場合に比べて、図11中(a)に示すように、ビア配線VLwの“断面”の長径ra方向をワード線WL方向に垂直に配置した場合の方が、ビア配線VLwの配置領域のワード線WL方向のサイズを小さくすることができる。
なお、ビア配線接続部VCwは、図11に示す形状の他、図12に示すように、ビア配線VLwの“断面”の長径raに接する一方の側面にのみ接触するよう板状部分を1つだけ有する形状であっても良い。この場合、図11に示すビア配線接続部VCwに比べ、ビア配線接続部VCwのレイアウト面積を小さくすることができるため、よりビア配線VLwの配置領域を小さくすることができる。
以上の説明では、ワード線WLの配線引き出し部分について説明したが、ビット線BLについても、図11或いは図12と同様の配線引き出し部分が形成されている。これによって、ビア配線VLbの配置領域のビット線BL方向の幅を縮小することができる。
本実施形態によれば、離れた配線間や、3以上の配線間を一括に形成可能な1つのビア配線VLで接続する構造を持つ半導体メモリの場合であっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態では、ワード線WLに接続される第1のビア配線VLwについては、このビア配線VLwの“断面”の長径ra方向をワード線WLに垂直になるように形成する一方、ビット線BLに接続される第2のビア配線VLbについては、このビア配線VLbの“断面”の長径ra方向をビット線BLに平行になるように形成する。
つまり、ワード線WLの配線引き出し部分を図9中(a)或いは図11中(a)と同様のレイアウトとする一方、ビット線BLの配線引き出し部分を図9中(b)或いは図11中(b)と同様のレイアウトとする。
この場合、全てのビア配線VLの“断面”の長径ra方向がワード線WL方向に垂直(ビット線BL方向に平行)になるため、ビア配線VLやビア配線接続部VCのレイアウトパターンを統一することができる。これによって、ビア配線VLの配置領域のワード線WL方向のサイズを小さくすることができることに加え、第1及び第2の実施形態の場合よりも製造を容易にすることができる。
ただし、本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態に比べ、ビア配線VLの配置領域のビット線BL方向のサイズが大きくなることが問題となる。しかし、図13に示すように、中間配線層のビット線BLとの接続を持たないビア配線VLの“断面”の長径を長さraよりも短い長さra´にすることで、配置領域のビット線BL方向のサイズの増大を小さくすることができる。これは、多くの中間配線層に接続するビア配線VLの場合、多くの段差を形成する必要があるため、下層の配線との接触面積を考慮した場合、ある程度大きな断面積によって形成する必要があるが、少ない中間配線層にしか接続されないビア配線VLの場合、多くの段差を形成する必要がないため、断面積を小さくても、下層の配線との接触面積をある程度確保できるためである。
[その他]
以上では、第1の配線をワード線、第2の配線をビット線として説明したが、第1の配線をビット線、第2の配線をワード線とした場合であっても、同様の効果を得ることができる。
また、メモリセルとしてReRAMを用いた半導体メモリについて説明したが、積層構造を持つ半導体メモリであれば適用することができる。
1・・・セルアレイブロック、2・・・カラム制御回路、3・・・ロウ制御回路、4・・・データ入出力バッファ、5・・・アドレスレジスタ、6・・・コマンド・インタフェース、7・・・ステートマシン、9・・・パルスジェネレータ、11、13・・・電極層、12・・・記録層、10・・・メタル層、21・・・シリコン基板、22・・・ウェル、23・・・不純物拡散層、24・・・ゲート電極、25、35、37・・・層間絶縁膜、26・・・ビア、27、36・・・メタル、28・・・バリアメタル、29・・・非オーミック素子、30、32・・・電極、31・・・可変抵抗素子、38・・・メタル配線層。

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に前記半導体基板と垂直方向にそれぞれ複数層形成された互いに交差する複数の第1及び第2の配線、並びにこれら第1及び第2の配線の各交差部に接続された複数のメモリセルを有するセルアレイブロックと、
    前記セルアレイブロックの積層方向に伸びる複数のビア配線と
    を備え、
    前記複数のビア配線のうち、一部の前記ビア配線は、前記セルアレイブロックの第n層目(nは自然数)の第1の配線と前記第n層目とは異なる層の第1の配線、前記半導体基板、又は他の金属配線とを接続する前記セルアレイブロックの積層方向に延びる第1のビア配線であり、
    前記第1のビア配線は、前記セルアレイブロックの積層方向と直交する断面が楕円形状であり、この断面の長径方向が前記第1の配線方向に対し垂直である
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記複数のビア配線のうち、一部の前記ビア配線は、前記セルアレイブロックの第m層目(mは自然数)の第2の配線と前記第m層目とは異なる層の第2の配線、前記半導体基板、又は他の金属配線とを接続する前記セルアレイブロックの積層方向に延びる第2のビア配線であり、
    前記第2のビア配線は、前記セルアレイブロックの積層方向と直交する断面が楕円形状であり、この断面の長径方向が前記第2の配線方向に対し垂直である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のビア配線のうち、一部の前記ビア配線は、前記セルアレイブロックの第m層目(mは自然数)の第2の配線と前記第m層目とは異なる層の第2の配線、前記半導体基板、又は他の金属配線とを接続する前記セルアレイブロックの積層方向に延びる第2のビア配線であり、
    前記第2のビア配線は、前記セルアレイブロックの積層方向と直交する断面が楕円形状であり、この断面の長径方向が前記第1の配線方向に対し垂直である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記複数のビア配線のうち、一部の前記ビア配線は、前記第1の配線の層、前記第2の配線の層、又は他の金属配線の層の少なくとも一つからなる中間配線層を貫通するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記中間配線層の前記第1の配線、前記第2の配線及び前記金属配線の一部は、前記ビア配線に接続するビア配線接続部を有し、
    前記ビア配線接続部は、前記ビア配線の断面の長径の両端に接する2つの板状部分を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 前記中間配線層の前記第1の配線、前記第2の配線及び前記金属配線の一部は、前記ビア配線に接続するビア配線接続部を有し、
    前記ビア配線接続部は、前記ビア配線の断面の長径の一端に接する1つの板状部分を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  7. 複数の前記ビア配線のうち、一部の前記ビア配線は、前記中間配線層となる第1の配線、第2の配線又は他の金属配線との接続箇所が前記一部のビア配線よりも多い他の前記ビア配線に比べ、断面の長径が短い
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
JP2009219263A 2009-09-24 2009-09-24 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP4945619B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009219263A JP4945619B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 半導体記憶装置
US12/886,090 US8441040B2 (en) 2009-09-24 2010-09-20 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009219263A JP4945619B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011071207A JP2011071207A (ja) 2011-04-07
JP4945619B2 true JP4945619B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=43755862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009219263A Expired - Fee Related JP4945619B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8441040B2 (ja)
JP (1) JP4945619B2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4167298B2 (ja) * 2006-11-20 2008-10-15 松下電器産業株式会社 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP5322533B2 (ja) 2008-08-13 2013-10-23 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
US9601692B1 (en) 2010-07-13 2017-03-21 Crossbar, Inc. Hetero-switching layer in a RRAM device and method
US9570678B1 (en) 2010-06-08 2017-02-14 Crossbar, Inc. Resistive RAM with preferental filament formation region and methods
US8946046B1 (en) 2012-05-02 2015-02-03 Crossbar, Inc. Guided path for forming a conductive filament in RRAM
US8569172B1 (en) 2012-08-14 2013-10-29 Crossbar, Inc. Noble metal/non-noble metal electrode for RRAM applications
US8884261B2 (en) 2010-08-23 2014-11-11 Crossbar, Inc. Device switching using layered device structure
US8841196B1 (en) 2010-09-29 2014-09-23 Crossbar, Inc. Selective deposition of silver for non-volatile memory device fabrication
US9401475B1 (en) 2010-08-23 2016-07-26 Crossbar, Inc. Method for silver deposition for a non-volatile memory device
USRE46335E1 (en) 2010-11-04 2017-03-07 Crossbar, Inc. Switching device having a non-linear element
US8502185B2 (en) 2011-05-31 2013-08-06 Crossbar, Inc. Switching device having a non-linear element
US8258020B2 (en) * 2010-11-04 2012-09-04 Crossbar Inc. Interconnects for stacked non-volatile memory device and method
JP2012248620A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Toshiba Corp 半導体記憶装置の製造方法
JP5595977B2 (ja) 2011-05-27 2014-09-24 株式会社東芝 半導体記憶装置、その製造方法及びコンタクト構造の形成方法
US9620206B2 (en) 2011-05-31 2017-04-11 Crossbar, Inc. Memory array architecture with two-terminal memory cells
US8619459B1 (en) 2011-06-23 2013-12-31 Crossbar, Inc. High operating speed resistive random access memory
US8946669B1 (en) 2012-04-05 2015-02-03 Crossbar, Inc. Resistive memory device and fabrication methods
US9564587B1 (en) 2011-06-30 2017-02-07 Crossbar, Inc. Three-dimensional two-terminal memory with enhanced electric field and segmented interconnects
US9627443B2 (en) 2011-06-30 2017-04-18 Crossbar, Inc. Three-dimensional oblique two-terminal memory with enhanced electric field
US9166163B2 (en) 2011-06-30 2015-10-20 Crossbar, Inc. Sub-oxide interface layer for two-terminal memory
US9685608B2 (en) 2012-04-13 2017-06-20 Crossbar, Inc. Reduced diffusion in metal electrode for two-terminal memory
US8658476B1 (en) 2012-04-20 2014-02-25 Crossbar, Inc. Low temperature P+ polycrystalline silicon material for non-volatile memory device
US9070859B1 (en) 2012-05-25 2015-06-30 Crossbar, Inc. Low temperature deposition method for polycrystalline silicon material for a non-volatile memory device
US8885382B2 (en) 2012-06-29 2014-11-11 Intel Corporation Compact socket connection to cross-point array
US10096653B2 (en) 2012-08-14 2018-10-09 Crossbar, Inc. Monolithically integrated resistive memory using integrated-circuit foundry compatible processes
US9583701B1 (en) 2012-08-14 2017-02-28 Crossbar, Inc. Methods for fabricating resistive memory device switching material using ion implantation
US8796102B1 (en) 2012-08-29 2014-08-05 Crossbar, Inc. Device structure for a RRAM and method
US9576616B2 (en) 2012-10-10 2017-02-21 Crossbar, Inc. Non-volatile memory with overwrite capability and low write amplification
KR20140068627A (ko) * 2012-11-28 2014-06-09 삼성전자주식회사 가변저항막을 갖는 저항 메모리 소자 및 그 제조방법
JP2014150234A (ja) * 2013-01-30 2014-08-21 Toshiba Corp 不揮発性記憶装置およびその製造方法
US9559040B2 (en) 2013-12-30 2017-01-31 International Business Machines Corporation Double-sided segmented line architecture in 3D integration
US10290801B2 (en) 2014-02-07 2019-05-14 Crossbar, Inc. Scalable silicon based resistive memory device
US9911693B2 (en) * 2015-08-28 2018-03-06 Micron Technology, Inc. Semiconductor devices including conductive lines and methods of forming the semiconductor devices
US10170419B2 (en) 2016-06-22 2019-01-01 International Business Machines Corporation Biconvex low resistance metal wire
CN110914994B (zh) * 2019-10-14 2021-05-25 长江存储科技有限责任公司 用于形成三维相变存储器件的方法
JP2021150493A (ja) 2020-03-19 2021-09-27 キオクシア株式会社 半導体記憶装置
US11805636B2 (en) 2020-06-18 2023-10-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Memory device
US11404113B2 (en) * 2020-06-18 2022-08-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Memory device including a word line with portions with different sizes in different metal layers

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100642186B1 (ko) * 2002-04-04 2006-11-10 가부시끼가이샤 도시바 상-변화 메모리 디바이스
CN100394603C (zh) * 2003-04-03 2008-06-11 株式会社东芝 相变存储装置
US7265448B2 (en) * 2004-01-26 2007-09-04 Marvell World Trade Ltd. Interconnect structure for power transistors
KR100630683B1 (ko) * 2004-06-02 2006-10-02 삼성전자주식회사 6f2 레이아웃을 갖는 디램 소자
US20060202341A1 (en) * 2005-03-10 2006-09-14 Nec Electronics Corporation Semiconductor device, and method of manufacturing the same
JP4313372B2 (ja) * 2005-05-11 2009-08-12 シャープ株式会社 不揮発性半導体記憶装置
KR100809324B1 (ko) * 2006-02-07 2008-03-05 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 제조 방법
JP5175526B2 (ja) * 2007-11-22 2013-04-03 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP5288933B2 (ja) 2008-08-08 2013-09-11 株式会社東芝 半導体記憶装置及びその製造方法
JP5322533B2 (ja) * 2008-08-13 2013-10-23 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8441040B2 (en) 2013-05-14
JP2011071207A (ja) 2011-04-07
US20110068373A1 (en) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4945619B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5288933B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP5197425B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5175526B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
US8792278B2 (en) Non-volatile memory semiconductor storage including contact plug
JP5322533B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
JP5178448B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR101128620B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법
JP5100554B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5606479B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2012033828A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP4892027B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2009199713A5 (ja)
JP2009130139A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
US20100208509A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device, and production method thereof
JP2012248620A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP5279879B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8097903B2 (en) Semiconductor memory device
JP2011066347A (ja) 半導体記憶装置
JP2012028468A (ja) 半導体記憶装置
US10748965B2 (en) Semiconductor device
US9202533B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device changing the number of selected bits and/or the number of selected bays at data write operation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees