JP4945413B2 - オプション部品付き運動装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、案内対象が直線運動するのを案内するスプライン、リニアブッシュ、直動ガイドなどの運動案内装置、及びねじ軸を回転させてナットを相対的に直線運動させるボールねじなどのねじ装置(以下、これら運動案内装置及びねじ装置を総称して運動装置という)に関する。
スプライン、リニアブッシュ、直動ガイドなどの運動案内装置は、軌道部材と、軌道部材に移動可能に組み付けられる移動体と、を備える。これらの運動案内装置は、案内対象が直線運動又は曲線運動するのを案内する運動案内装置として用いられる。一般的に移動体が可動側(案内対象側)に取り付けられ、軌道部材が固定側に取り付けられる。軌道部材に対して移動体が円滑に移動できるように、軌道部材と移動体との間には転がり運動可能にボール、ローラなどの転動体が介在される。
運動案内装置のうちのスプラインは、軌道軸のトルクを案内対象に伝動する場合に用いられる。リニアブッシュは、真円の軌道軸上をボールが転がり運動するので、移動体を軽快に動かす場合に用いられる。直動ガイドは、テーブルなどの移動体が直線運動又は曲線運動するのを案内する場合に用いられる。
他方、ボールねじは、ねじ軸の外周面の螺旋状のボール転走溝と、ナットの内周面の螺旋状の負荷ボール転走溝との位置を合わせ、これらの間に転がり運動可能に多数のボールを介在させたものである。ボールが循環できるように、ナットにはボール循環路の一部を構成する無負荷戻し通路が形成される。ナットに対してねじ軸を回転させたときの摩擦係数は、ボールの転がり運動によって低減される。
ところで、運動装置には、さまざまなオプション部品が取り付けられる。例えば、転動体が転がり運動する転動体転走部に潤滑剤を供給する潤滑剤供給装置(特許文献1参照)、運動装置に異物が侵入するのを防止するシール、スクレーパなどである。
特許文献1には、潤滑剤を吸収するフェルトなどの潤滑剤吸蔵体と、潤滑剤を軌道部材の転動体転走部に塗布する塗布体と、これらが収容される樹脂製のケースと、から構成される潤滑剤供給装置が開示されている。この潤滑剤供給装置を移動体に取り付ける際には以下の工程を経る。潤滑材供給装置には、あらかじめ止めねじやボルトを通すための通し孔が開けられる。止めねじやボルトを潤滑材供給装置の通し孔に通し、これらを移動体の端部のねじ穴にねじ込むことで、潤滑剤供給装置が移動体に取り付けられる。
シールやスクレーパも同様な方法で移動体に取り付けられる。すなわちシールやスクレーパにも、止めねじやボルトを通すための通し孔が開けられる。止めねじやボルトをシールやスクレーパの通し孔に通し、これらを移動体の端部のねじ穴にねじ込むことで、シールやスクレーパが移動体に取り付けられる。
特許第3288961号公報(図1参照)
しかし、従来の止めねじやボルトを使用した取付け方法にあっては、オプション部品に止めねじやボルトの軸サイズに合わせた通し孔や、止めねじやボルトの頭のサイズに合わせた座面を形成する必要がある。このため、オプション部品の機能を持たせる部分が、止めねじやボルトの空いたスペースに限られてしまう。特に運動装置が小型になると、空いたスペースにオプション部品の機能を持たせにくくなる。
また、オプション部品の種類毎に異なる長さのねじを準備する必要がある(例えば潤滑剤供給装置のときは長いねじを準備し、シールやスクレーパのときは短いねじを準備する必要がある)。
そこで本発明は、止めねじやボルトを用いずにオプション部品を移動体に取り付けることができる新たなオプション部品付き運動装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、転動体が転がり運動する転動体転走部を有する軌道部材と、前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部を有すると共に、転動体循環路の一部を構成する無負荷戻し通路を有する移動体本体と、前記移動体本体の移動方向の両端部に取り付けられ、前記負荷転動体転走部と前記無負荷戻し通路とを接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、前記転動体循環路に配列される複数の転動体と、前記方向転換路を有する少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれ、運動装置のオプション部品を取り付けるためのアタッチメントと、を備え、前記アタッチメントは、少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれる介在部と、前記介在部から前記蓋部材側に前記蓋部材の少なくとも一部を覆うように延びる延長部と、前記延長部に設けられ、前記運動装置の前記オプション部品が取り付けられる取付け部と、を有し、前記蓋部材の外周面の前記移動体本体側の端部には、外形を狭めた段差が形成され、前記アタッチメントの前記介在部は、前記蓋部材の前記段差によって形成された壁面と前記移動体本体の端面との間に挟まれるオプション部品付き運動装置である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のオプション部品付き運動装置において、前記取付け部は、前記延長部の内周面に形成され、前記オプション部品の外周面の雄ねじに螺合する雌ねじからなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のオプション部品付き運動装置において、前記蓋部材を前記移動体本体に取り付けた状態で、前記アタッチメントが前記蓋部材の周囲を回転できることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のオプション部品付き運動装置において、
前記アタッチメントの前記延長部内には、前記オプション部品に接触すると共に、前記取付け部にねじ込まれるオプション部品の軸線方向の位置の変化に応じて弾性変形するスペーサが設けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のオプション部品付き運動装置において、前記取付け部は、前記延長部内に収容される前記オプション部品を固定するためのかしめ部からなり、折り曲げられた前記かしめ部と前記蓋部材との間に、前記オプション部品が挟まれることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、転動体が転がり運動する転動体転走部を有する軌道部材と、前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部を有すると共に、転動体循環路の一部を構成する無負荷戻し通路を有する移動体本体と、前記移動体本体の移動方向の両端部に取り付けられ、前記負荷転動体転走部と前記無負荷戻し通路とを接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、前記転動体循環路に配列される複数の転動体と、を備える運動装置の製造方法において、前記方向転換路を有する少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に、運動装置のオプション部品を取り付けるためのアタッチメントを挟む工程と、前記アタッチメントに運動装置のオプション部品を取り付ける工程と、を備え、前記アタッチメントは、少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれる介在部と、前記介在部から前記蓋部材側に前記蓋部材の少なくとも一部を覆うように延びる延長部と、前記延長部に設けられ、前記運動装置の前記オプション部品が取り付けられる取付け部と、を有し、前記蓋部材の外周面の前記移動体本体側の端部には、外形を狭めた段差が形成され、前記アタッチメントの前記介在部は、前記蓋部材の前記段差によって形成された壁面と前記移動体本体の端面との間に挟まれるオプション部品付き運動装置の製造方法である。
請求項1に記載の発明によれば、蓋部材と移動体本体との間に挟んだアタッチメントを利用してオプション部品を蓋部材に取り付けるので、止めねじやボルトを用いなくてもオプション部品を蓋部材に取り付けることができる。オプション部品の内部に締結のためのスペースを確保する必要がなくなり、オプション部品の内部空間を有効に活用できる。
請求項に記載の発明によれば、オプション部品の外周面の雄ねじを利用してオプション部品をアタッチメントの内周面の雌ねじに取り付けるので、オプション部品の全周にわたって機能を持たせることができる。
請求項に記載の発明によれば、アタッチメントが移動体本体に対して回転するので、オプション部品の周方向の位相を軌道軸の転動体転走部に合わせるのが容易になる。
請求項に記載の発明によれば、アタッチメント内に弾性変形可能なスペーサを設けるので、転動体転走部に位相を合わせたオプション部品をアタッチメントに固定することができる。
請求項に記載の発明によれば、アタッチメントにオプション部品を収納・固定することができる。また、オプション部品と転動体転走部との位相合わせが容易になる。
請求項に記載の発明によれば、蓋部材と移動体本体との間に挟んだアタッチメントを利用してオプション部品を蓋部材に取り付けるので、止めねじやボルトを用いなくてもオプション部品を蓋部材に取り付けることができる。オプション部品の内部に締結のためのスペースを確保する必要がなくなり、オプション部品の内部空間を有効に活用できる。
図1及び図2は、運動装置の一種であるスプラインに本発明を適用した実施形態を示す。このスプラインは、軌道部材として、断面がほぼ円形状に形成された軌道軸1と、移動体として、軌道軸に対して相対的に直線運動可能に組み付けられた外筒2と、を備える。外筒2は軌道軸1を囲む円筒形状に形成される。外筒2と軌道軸1との間には、転がり運動可能に複数のボール3が介在される。軌道軸1に対する外筒2の直線運動は相対的なものであって、軌道軸1又は外筒2のいずれか一方が案内対象に、残りが固定側に取り付けられる。
外筒2は、外筒本体4と、外筒本体4の軸線方向の両端部に取り付けられる一対の蓋部材であるエンドキャップ5と、を備える。一対のエンドキャップ5には、通し孔5dが開けられる。外筒本体4の端面には、ねじ穴4eが開けられる。エンドキャップ5の通し孔5dに止めねじ又はボルトを通し、外筒本体4の端面のねじ穴4eにねじ込むことで、エンドキャップ5が外筒本体4に取り付けられる。一対のエンドキャップ5のうちの一方のエンドキャップ5と外筒本体4との間には、アタッチメント6が挟まれる。アタッチメント6の内周面には、取付け部として雌ねじ6cが形成される。この雌ねじ6cにスプラインのオプション部品である潤滑剤供給装置7が取り付けられる。アタッチメント6及び潤滑剤供給装置7については後述する。
軌道軸1は中実丸棒又は中空丸棒からなる。軌道軸1には、転動体が転がり運動する転動体転走部として、軸線方向に伸びるボール転走溝1aが形成される。この実施形態においては、軌道軸1の外周面には軸方向に伸びる4条のボール転走溝1aが形成される。各ボール転走溝1aの断面形状は、曲率半径が一定のサーキュラアーク溝形状に形成される。軌道軸1の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼等の焼入れに適した材質が用いられる。ボール転走溝1aの表面を直接ボール3が転動するので、ボール転走溝1aの表面には焼入れ等の熱処理が施されるのが望ましい。
外筒2は軌道軸1に対して直線運動できるが、軌道軸1のトルクを外筒2に伝動できるように、外筒2は軌道軸1の周囲を回転運動できない。軌道軸1のボール転走溝1aは、外筒2が軌道軸1の周囲を矢線A方向に回転する場合に荷重を負荷するボール転走溝1a−1と、矢線B方向に回転する場合に荷重を負荷するボール転走溝1a−2と、から構成される。互いに隣接するボール転走溝1a−1とボール転走溝1a−2が一つのグループとなって、相反するA方向及びB方向の荷重を負荷できるようになっている。図1に示されるスプラインにおいては、2グループで合計4条のボール転走溝1aが軌道軸1の外周面に形成されている。グループの数は、伝動するトルクの大きさに応じて様々に設定される。
外筒2は中空の筒形状である。外筒2は、移動体本体としての中央の外筒本体4と、外筒本体4の軸線方向の両端部に設けられる一対の蓋部材としてのエンドキャップ5と、から構成される。
図4は、外筒本体4を示す。外筒本体4の外周面は円筒形状である。外筒本体4の内周面は、ほぼ円筒形状に形成されると共に、軸線方向に伸びる負荷転動体転走部としての負荷ボール転走溝4aを有する。負荷ボール転走溝4aは、その断面が軌道軸1のボール転走溝1aと同様にサーキュラアーク溝形状に形成される。また、外筒本体4の内周面には、負荷ボール転走溝4aと平行に伸びる無負荷戻し通路4bが形成される。一つの負荷ボール転走溝4aと、一つの無負荷戻し通路4bとが、一組のボール循環路を構成する。負荷ボール転走溝4aはボール3が転動する際の軌道になるので、所定の硬度を有すると共に表面粗さも低減しているのが望ましい。
外筒2の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼等の焼入れに適した材質が用いられる。外筒2は完全な円筒形でなくても、軸線方向に切断された所謂開放形であってもよい。
図5は、外筒本体4の軸線方向の端部に取付けられるエンドキャップ5の斜視図を示す。エンドキャップ5には、外筒本体4の負荷ボール転走溝4aと無負荷戻し通路4bとを接続するU字状の方向転換路5aが形成される。エンドキャップ5の内周面には、軌道軸1のボール転走溝1aと僅かなすきまを介して対向するシール突部5bが形成される。また、エンドキャップ5には、外筒本体4に対するエンドキャップ5の位置を決める位置決め用スタッド5cが突設されている。スタッド5cを外筒本体4の基準溝4d(図4参照)に嵌合させることによって、エンドキャップ5が外筒本体4に対して正確に位置決めされる。エンドキャップ5の外筒本体4側の端部には、外形を狭めた段差5fが形成される。さらに、エンドキャップ5には、エンドキャップ5を外筒本体4に取り付けるための通し孔5dが開けられる。通し孔5dにねじやボルトを通し、外筒本体4の端面に加工されたねじ穴4e(図4参照)にねじ込むことで、エンドキャップ5が外筒本体4に取り付けられる。エンドキャップ5は複雑な形状をしていることから、合成樹脂の射出成型、又は金属の射出成型によって製造される。
図6は、軌道軸のボール転走溝1aと外筒本体4の負荷ボール転走溝4aとの間に介在されるボール3を示す。上述のように、外筒本体4の負荷ボール転走溝4aは、軌道軸1のボール転走溝1aに対向する。ボール3は、これらの間に挟まれて圧縮荷重を受ける。軌道軸1に対して外筒2を軸線方向に移動させると、ボール3が転がり運動する。一方、外筒本体4の無負荷戻し通路4bの深さは、負荷ボール転走溝4aの深さよりも深い。無負荷戻し通路においては、ボール3の周囲に僅かなすきまがあり、ボール3は後続のボール3に押されながら移動する。ボール3の材質は、一般の軸受けに用いられる転動体と同様に鋼製である。
図7は、外筒2に形成されるボール循環路10を示す。外筒本体4とエンドキャップ5とを組み合わせると、ボール3を循環させるためのサーキット状のボール循環路10が形成される。ボール循環路10は、外筒本体4の負荷ボール転走溝4aと、外筒本体4の無負荷戻し通路4bと、エンドキャップ5のU字状の方向転換路5aから構成される。外筒2の全体の肉を薄くするために、この実施形態のボール循環路10は、その全域において軌道軸1に向けて開放されている。ボール循環路10に配列されたボール3は、軌道軸1と面した状態で該ボール循環路10内を循環する。
外筒2を軌道軸1に沿って移動させると、軌道軸1のボール転走溝1aと外筒2の負荷ボール転走溝4aとの間に挟まれているボール3が、これらの間を転がり運動する。負荷ボール転走溝4aの一端まで到達したボールは、方向転換路5a内に入る。方向転換路5a内でボール3は荷重から解放され、後続のボール3に押されながら方向転換路5a内を移動する。方向転換路5a内でその転走方向を反転させたボール3は、無負荷戻し通路4b内に入る。無負荷戻し通路4bを通過したボール3は、反対側の方向転換路5aから再び負荷ボール転走溝4aに入る。以上により、ボールの循環が行われる。
図1に示されるように、外筒2の外周面には、外筒2を固定側又は案内対象に取り付けるための取付け溝2aが加工される。外筒2を固定側又は案内対象のハウジングに一体にするために、取付け溝2aにはキーやピンが挿入される。
図1及び図2に示されるように、一対のエンドキャップ5のうちの一方のエンドキャップ5と外筒本体4との間には、アタッチメント6が挟まれる。図2に示されるように、アタッチメントは全体がほぼ中空の筒形状に形成され、エンドキャップ5と外筒本体4との間に挟まれる介在部6aと、介在部6aからエンドキャップ5側にエンドキャップ5を覆うように伸びる延長部6bと、延長部6bの内周面に形成される取付け部である雌ねじ6cと、から構成される。アタッチメント6は樹脂、ゴム又は金属などの材料を射出成型又はプレス加工などすることにより製造される。
図3に示されるように、エンドキャップ5の通し孔5dに止めねじやボルト11を通し、これを外筒本体4にねじ込むことで、エンドキャップ5が外筒本体4に取り付けられる。エンドキャップ5と外筒本体4との間には、アタッチメント6の介在部6aが介在される。エンドキャップ5を外筒本体4に取り付けるのと同時に、アタッチメント6が外筒本体4に取り付けられる。
図2に示されるように、介在部6aは、延長部6bよりも内径が狭められている。エンドキャップ5の外筒本体4側の端部には、段差5fが形成される。この段差5fによって形成される壁面5gと、外筒本体4の端面4−1との間にアタッチメント6の介在部6aが挟まれる。アタッチメント6を引き抜こうとする力が働いたとき、アタッチメント6の介在部6aがエンドキャップ5の段差5fに引っ掛かるので、アタッチメント6が外筒本体4から抜けるのが防止される。
延長部6b内には、エンドキャップ5が嵌められる。延長部6bの内径は、エンドキャップ5の外径とほぼ等しい。そして、延長部6bの軸線方向の長さは、エンドキャップ5の軸線方向の長さよりも長い。延長部6bの、エンドキャップ5が嵌められる部分の残りの部分の内周面には、雌ねじ6cが加工される。雌ねじ6cには、潤滑剤供給装置7が取り付けられる。
図8は、潤滑剤供給装置7の詳細図を示す。潤滑剤供給装置7は、リング状の中空のケース12と、中空のケース12内に収容され、潤滑剤を貯蔵する潤滑剤吸蔵体13と、潤滑剤吸蔵体13から供給された潤滑剤を軌道軸1に塗布する塗布体15と、潤滑剤吸蔵体13から塗布体15の供給する油量を調整する油量調整板14と、から構成される。ケース12は樹脂製で、その外周面には、雄ねじ12aが加工される。この雄ねじ12aがアタッチメント6の雌ねじ6cに螺合する。
潤滑剤吸蔵体13及び塗布体15は、いずれも吸蔵体からなる。吸蔵体とは、潤滑剤を含浸できる空洞があり、かつ該空洞が連接している材料である。例えば、フェルト、発泡ゴム、発泡した焼結樹脂、焼結金属、焼結セラミックスを挙げることができる。潤滑剤吸蔵体13及び塗布体15には、潤滑剤が含浸されている。潤滑剤は、摺動面油、タービン油などの摺動面油でもよいし、リチウム系グリース、ウレア系グリースなどのグリースでもよい。塗布体15の空隙率は、潤滑剤吸蔵体13の空隙率よりも低い。言い換えれば、塗布体15の密度は潤滑剤吸蔵体13の密度よりも大きい。塗布体15の空隙率が潤滑剤吸蔵体13の空隙率よりも高いときに、潤滑剤吸蔵体13から塗布体15に潤滑剤を供給する毛細管現象が働く。
潤滑剤吸蔵体13は、リング形状であると共に、塗布体15よりも軸線方向の厚みが厚いフェルトからなる。潤滑剤吸蔵体13のフェルトには、例えば空隙率80%のレーヨン+羊毛フェルトが用いられる。潤滑剤吸蔵体13の体積が大きければ大きいほど多量の潤滑剤を貯蔵することができる。
塗布体15は、リング形状であると共に、潤滑剤吸蔵体13よりも厚みが薄いフェルトからなる。塗布体15のフェルトには、例えば空隙率50%程度の羊毛フェルトが用いられる。塗布体15には、軌道軸1のボール転走溝1aに向かって突出してボール転走溝1aに接触する舌片部15aが形成される。軌道軸1に対する外筒2の相対的な移動に伴って、舌片部15aから軌道軸1のボール転走溝1aに潤滑剤が塗布される。舌片部15aが吸収している潤滑剤が少なくなると、毛細管現象によって潤滑剤吸蔵体13から塗布体15に潤滑剤が供給される。
油量調整板14は、円盤形状の薄いプレートからなる。油量調整板14には、複数の油量調整孔14aが開けられる。潤滑剤吸蔵体13と塗布体15との間に油量調整板14を介在させることによって、潤滑剤吸蔵体13から塗布体15に供給する潤滑剤の量を調整することができる。このため、長期にわたって潤滑剤を供給することが可能になる。
図9は、オプション部品の他の例であるシール17を示す。このシール17は、リング状のケース18と、ケース18の内周面の溝に嵌められるリング状のシール本体19と、から構成される。ケース18の外周面には、アタッチメント6の雌ねじ6cに螺合する雄ねじが加工される。シール本体19は、金属製の補強プレート20と、補強プレート20を覆う樹脂又低摩擦係数のゴムからなる接触体21と、から構成される。接触体21の内周側は、二股に分かれて軌道軸1に接触する。シール17によって、粉じんなどの異物が外筒2内に侵入するのを防止し、また外筒2内部の潤滑剤が外部に漏れ出るのを防止することができる。
図10は、潤滑剤供給装置7及びシール17が収容されたアタッチメントの他の例を示す。この例においては、アタッチメント26の介在部26aとエンドキャップ5との段差の壁面5gとの間に僅かなすきまe1が空けられる。そして、このすきまe1によって、エンドキャップ5を外筒本体4に締結した状態で、アタッチメント26がエンドキャップ5の周囲を回転できるようになっている。
潤滑剤供給装置7やシール17には、軌道軸1のボール転走溝1aに向かって突出する舌片部15aなどが設けられる。潤滑剤供給装置7やシール17はアタッチメント26にねじ込まれるので、自身が回転しながらアタッチメント26に締結される。このため、舌片部15aの周方向の位相を軌道軸1のボール転走溝1aに合わせるにくくなる。しかし、この例のアタッチメント26のように、アタッチメント26がエンドキャップ5の周囲を回転できるようにすれば、舌片部15aの周方向の位相を軌道軸1のボール転走溝1aに合わせるのが容易になる。
なお、外筒2を軌道軸1に組み付けた後、自身が回転する潤滑剤供給装置7やシール17をアタッチメント26に固定することは不可能である。このため、潤滑剤供給装置7やシール17をアタッチメント26に固定した後、外筒2が軌道軸1に組み付けられる。
さらに、この例のアタッチメント26には、潤滑剤供給装置7やシール17に接触するリング状のスペーサ22が設けられる。スペーサ22は、エンドキャップ5と潤滑剤供給装置7との間、及び潤滑剤供給装置7とシール17との間に介在される。スペーサ22は、弾性変形量の大きなゴム又はエラストマなどの樹脂からなる。潤滑剤供給装置7の舌片部15aの位相を軌道軸1のボール転走溝1aに合わせるように潤滑剤供給装置7のねじ込み量を調整すると、ねじの作用によって潤滑剤供給装置7の軸線方向の位置も変化する。潤滑剤供給装置7の位置の変化に伴ってスペーサ22も弾性変形するので、潤滑剤供給装置7の位置が変化してもスペーサ22が潤滑剤供給装置7に接触し続ける。図10の詳細図に示されるように、潤滑剤供給装置7をスペーサ22に締め付けるときにスペーサ22とエンドキャップ5との間に生ずる締結力Fとその反力F´によって、潤滑剤供給装置7がエンドキャップ5に固定される。
なお、潤滑剤供給装置7を締め付けたとき、スペーサ22とアタッチメント26の介在部26aとの間には僅かなすきまe2が空いてもよい。すきまe2が空くと、アタッチメント26がエンドキャップ5の周囲を僅かに回転できるようになり、潤滑剤供給装置7の舌片部15aの位相を微調整することができる。
潤滑剤供給装置7とシール17との間にも、弾性変形可能なスペーサ22が介在される。スペーサ22を介在させることにより、シール17の軸線方向の位置を調整でき、かつシール17を潤滑剤供給装置7に固定することができる。
図11は、オプション部品の他の例を示す。上記実施形態では、オプション部品がアタッチメント6の内部に収納されていた。しかしこの例では、オプション部品24は、アタッチメント6に隣接するようにアタッチメント6に取り付けられる。オプション部品24の外形は、アタッチメント6の外形に略等しく設定される。オプション部品24の軸線方向の端部には、アタッチメント6の雌ねじ6cに螺合する雄ねじ24aが形成される。オプション部品24の端部の雄ねじ24aをアタッチメント6の雌ねじ6cに螺合させることで、オプション部品24がアタッチメント6に取り付けられる。
図12は、アタッチメントのさらに他の例を示す。この例のアタッチメント28においては、延長部28aに雌ねじが形成されておらず、その替わりに、延長部28aの端部に塑性変形できるかしめ部28bが設けられる。オプション部品をアタッチメント28に収納した後、かしめ部28bは内側に折り曲げられる。そして、折り曲げられたかしめ部28bとエンドキャップ5との間にオプション部品が挟まれる。この例のアタッチメント28によれば、オプション部品をアタッチメント28に取り付けるときに、オプション部品の周方向の位相を軌道軸1のボール転走溝1aに合わせるのが容易になる。
図13は、本発明をねじ装置に適用した例を示す。ねじ装置は、外周面に螺旋状のボール転走溝31aが形成される軌道部材としてのねじ軸31と、内周面に螺旋状の負荷ボール転走溝32aが形成される移動体としてのナット32と、を備える。ナット32は、ナット本体34と、ナット本体34の軸線方向の両端に取り付けられる蓋部材としてのエンドキャップ35と、を備える。ナット本体34には、ボール循環路の一部を構成する無負荷戻し通路36が形成される。エンドキャップ35には、負荷ボール転走溝32aと無負荷戻し通路36とを接続する方向転換路35aが形成される。ボール循環路には、複数のボール37が配列される。
ナット本体34とエンドキャップ35との間には、アタッチメント38が挟まれる。アタッチメント38の内周面には雌ねじが形成される。アタッチメント38の雌ねじには、オプション部品である潤滑剤供給装置7の雄ねじがねじ込まれる。
図14は、本発明を直動ガイドに適用した例を示す。直動ガイドは、長手方向に沿ってボール転走溝41aが形成される軌道部材としての軌道レール41と、ボール転走溝41aに対向する負荷ボール転走溝42aが形成される移動体としての移動ブロック42と、を備える。移動ブロック42は、移動ブロック本体44と、移動ブロック本体44の移動方向の両端に取り付けられる一対のエンドキャップ45と、を備える。移動ブロック本体44には、ボール循環路の一部を構成する、負荷ボール転走溝42aと平行な無負荷戻し通路46が形成される。エンドキャップ45には、負荷ボール転走溝42aと無負荷戻し通路46とを接続する方向転換路が形成される。ボール循環路には、複数のボール47が配列される。
移動ブロック本体44とエンドキャップ45との間には、エンドキャップ45に外形形状を合わせた鞍形状のアタッチメント48が挟まれる。オプション部品である潤滑剤供給装置49は、鞍形状に形成され、アタッチメント48の延長部48aに収納される。アタッチメント48の延長部48aにはかしめ部48bが設けられる。潤滑剤供給装置49をアタッチメント48に収納した後、かしめ部48bが内側に折り曲げられる。潤滑剤供給装置49はかしめ部48bとエンドキャップ45との間に挟まれる。
なお、本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更可能である。例えば、オプション部品をアタッチメントに固定する方法には、ねじ止めやかしめ以外に、超音波溶着や接着剤を用いてもよい。オプション部品は、運動装置にオプションとして取り付けられるものであればよく、その用途は潤滑剤供給装置やシールに限定されない。
本発明の第一の実施形態のスプラインの斜視図 上記スプラインの側面図 スプラインの斜視図(アタッチメントの取付け方法を示す図) 上記スプラインの外筒本体の斜視図 上記スプラインのエンドキャップの斜視図 上記スプラインの断面図 外筒に形成されるボール循環路を示す図 潤滑剤供給装置の詳細図(図中(a)は側面図を示し、図中(b)は正面図を示す) シールの詳細図(図中(a)は側面図を示し、図中(b)は正面図を示す) アタッチメントの他の例を示す断面図 オプション部品の他の例を示す側面図(一部断面図を含む) アタッチメントのさらに他の例を示す斜視図 本発明の第二の実施形態のねじ装置の斜視図(一部断面を含む) 本発明の第三の実施形態の直動ガイドの斜視図(一部断面を含む)
符号の説明
1a…ボール転走溝(転動体転走部),1…軌道軸(軌道部材),2…外筒(移動体),3…ボール(転動体),4…外筒本体(移動体本体),4b…無負荷戻し通路,4a…負荷ボール転走溝(負荷転動体転走部),5…エンドキャップ(蓋部材),5f…段差,5g…壁面,5a…方向転換路,6…アタッチメント,6b…延長部,6a…介在部,6c…雌ねじ(取付け部),7…潤滑剤供給装置(オプション部品),10…ボール循環路(転動体循環路),11…止めねじ又はボルト,17…シール(オプション部品),22…スペーサ,24…オプション部品,26…アタッチメント,26a…介在部,28…アタッチメント,28a…延長部,28b…かしめ部(取付け部),31a…ボール転走溝(転動体転走部),31…ねじ軸(軌道軸),32…ナット(移動体),32a…負荷ボール転走溝(負荷転動体転走部),34…ナット本体(外筒本体),35…エンドキャップ(蓋部材),35a…方向転換路,36…無負荷戻し通路,37…ボール(転動体),38…アタッチメント,41a…ボール転走溝(転動体転走溝),41…軌道レール(軌道部材)42…移動ブロック(移動体),42a…負荷ボール転走溝(負荷転動体転走溝),44…移動ブロック本体(移動体本体),45…エンドキャップ(蓋部材),46…無負荷戻し通路,47…ボール(転動体),48…アタッチメント,48a…延長部,48b…かしめ部,49…潤滑剤供給装置(オプション部品)

Claims (6)

  1. 転動体が転がり運動する転動体転走部を有する軌道部材と、
    前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部を有すると共に、転動体循環路の一部を構成する無負荷戻し通路を有する移動体本体と、
    前記移動体本体の移動方向の両端部に取り付けられ、前記負荷転動体転走部と前記無負荷戻し通路とを接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、
    前記転動体循環路に配列される複数の転動体と、
    前記方向転換路を有する少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれ、運動装置のオプション部品を取り付けるためのアタッチメントと、を備え
    前記アタッチメントは、少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれる介在部と、前記介在部から前記蓋部材側に前記蓋部材の少なくとも一部を覆うように延びる延長部と、前記延長部に設けられ、前記運動装置の前記オプション部品が取り付けられる取付け部と、を有し、
    前記蓋部材の外周面の前記移動体本体側の端部には、外形を狭めた段差が形成され、
    前記アタッチメントの前記介在部は、前記蓋部材の前記段差によって形成された壁面と前記移動体本体の端面との間に挟まれるオプション部品付き運動装置。
  2. 前記取付け部は、前記延長部の内周面に形成され、前記オプション部品の外周面の雄ねじに螺合する雌ねじからなることを特徴とする請求項に記載のオプション部品付き運動装置。
  3. 前記蓋部材を前記移動体本体に取り付けた状態で、前記アタッチメントが前記蓋部材の周囲を回転できることを特徴とする請求項1又は2に記載のオプション部品付き運動装置。
  4. 前記アタッチメントの前記延長部内には、前記オプション部品に接触すると共に、前記取付け部にねじ込まれるオプション部品の軸線方向の位置の変化に応じて弾性変形するスペーサが設けられることを特徴とする請求項に記載のオプション部品付き運動装置。
  5. 前記取付け部は、前記延長部内に収容される前記オプション部品を固定するためのかしめ部からなり、
    折り曲げられた前記かしめ部と前記蓋部材との間に、前記オプション部品が挟まれることを特徴とする請求項に記載のオプション部品付き運動装置。
  6. 転動体が転がり運動する転動体転走部を有する軌道部材と、前記転動体転走部に対向する負荷転動体転走部を有すると共に、転動体循環路の一部を構成する無負荷戻し通路を有する移動体本体と、前記移動体本体の移動方向の両端部に取り付けられ、前記負荷転動体転走部と前記無負荷戻し通路とを接続する方向転換路を有する一対の蓋部材と、前記転動体循環路に配列される複数の転動体と、を備える運動装置の製造方法において、
    前記方向転換路を有する少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に、運動装置のオプション部品を取り付けるためのアタッチメントを挟む工程と、
    前記アタッチメントに運動装置のオプション部品を取り付ける工程と、
    を備え
    前記アタッチメントは、少なくとも一方の前記蓋部材と前記移動体本体との間に挟まれる介在部と、前記介在部から前記蓋部材側に前記蓋部材の少なくとも一部を覆うように延びる延長部と、前記延長部に設けられ、前記運動装置の前記オプション部品が取り付けられる取付け部と、を有し、
    前記蓋部材の外周面の前記移動体本体側の端部には、外形を狭めた段差が形成され、
    前記アタッチメントの前記介在部は、前記蓋部材の前記段差によって形成された壁面と前記移動体本体の端面との間に挟まれるオプション部品付き運動装置の製造方法。
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