JP4944516B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4944516B2
JP4944516B2 JP2006181763A JP2006181763A JP4944516B2 JP 4944516 B2 JP4944516 B2 JP 4944516B2 JP 2006181763 A JP2006181763 A JP 2006181763A JP 2006181763 A JP2006181763 A JP 2006181763A JP 4944516 B2 JP4944516 B2 JP 4944516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
user
input
set value
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006181763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008009291A (ja
Inventor
宏史 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006181763A priority Critical patent/JP4944516B2/ja
Publication of JP2008009291A publication Critical patent/JP2008009291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4944516B2 publication Critical patent/JP4944516B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、印刷条件等が設定可能な画像形成装置に関するものである。
従来、複写機等の画像形成装置の中には、頻繁に使用する、印刷条件等の設定を登録するためのプログラム機能を持ったものがある(例えば下記特許文献1参照)。
一方、この種の画像形成装置において、装置の利便性を向上するため、ユーザIDやパスワード等の個別情報を用いて画像形成装置に登録されたユーザ(以下、登録ユーザという)については、画像形成動作に関して登録ユーザにより設定された各種の設定値を登録ユーザ毎に区別した態様で登録可能とし、登録ユーザが画像形成装置に画像形成動作を実行させる際に、登録された設定値を一覧表示させて、所望の設定値を選択可能にされたものが知られている。そして、この画像形成装置は、その登録ユーザが画像形成装置に登録されたユーザであることをユーザIDやパスワード等の入力により認識すると、その登録ユーザが登録した設定値を呼び出して該設定値で画像形成動作を実行する。
特許第3279411号公報
しかしながら、この場合、登録された設定値を一覧表示させたりそのリストの中から所望の設定値を選択したりする操作が必要となり、操作が煩雑である。
また、各登録ユーザが登録した設定値を他の登録ユーザや未登録のユーザでも呼び出して画像形成動作の実行が可能な構成を想定した場合において、他の登録ユーザや未登録のユーザが或る登録ユーザが登録した設定値の一部を変更又は削除できるようにするときには、前記変更前又は削除前の設定値を登録した登録ユーザがその設定値で装置に画像形成動作を行わせようとしたときに、該設定値に対して他人に変更や削除が行われているという事態が発生することが考えられる。この場合、該登録ユーザは設定値を復元するなどの作業を要し、画像形成装置利便性を大きく損ねることとなる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、設定値の登録及び呼出しを容易にするとともに、画像形成装置に登録されたユーザが登録した設定値が他のユーザによって変更されるのを確実に防止することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ユーザを識別するための識別情報を入力するための第1の入力手段と、前記第1の入力手段により入力された識別情報に基づきユーザの認証処理を実行するユーザ認証手段と、画像形成動作に係る設定項目の設定値を入力するための第2の入力手段と、前記第2の入力手段により入力された設定値を記憶させる記憶指示を入力するための第3の入力手段と、前記第3の入力手段により前記記憶指示が入力されたときに、前記ユーザ認証手段による認証を受けていた場合は、前記第2の入力手段により入力された設定値を、前記認証を受けるべく入力されたユーザ固有の識別情報と対応付けて記憶し、前記ユーザ認証手段による認証を受けていなかった場合は、前記第2の入力手段により入力された設定値を、各ユーザで共有を表す予め定める識別情報と対応付けて記憶する設定値記憶手段と、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値の読み出しを要求する入力を行うための第4の入力手段と、プログラムモードに設定を行うプログラムモード設定手段と、前記プログラムモード設定手段でプログラムモードに設定されていない状態で、前記第4の入力手段により設定値の読み出しが要求されたときに、前記ユーザ認証手段による認証を受けていた場合は前記ユーザ固有の識別情報と対応付けられた設定値の内の最新の設定値を、前記ユーザ認証手段による認証を受けていなかった場合は前記共有を表す識別情報と対応付けられた設定値の内の最新の設定値を、それぞれ前記設定値記憶手段から読み出し、前記プログラムモード設定手段でプログラムモードに設定されている状態で、前記第4の入力手段により設定値の読み出しが要求されたときには、前記設定値記憶手段に記憶されている総ての設定値を読み出す設定値読出手段と、前記プログラムモードにおいて設定値読出手段で読み出された総ての設定値をユーザに提示して、択一的に選択させる選択手段と、前記設定値読出手段により読み出された最新の設定値または前記選択手段で択一的に選択された設定値に基づいて、画像形成動作を実行する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、前記第2の入力手段により入力された設定値を第3の入力手段の操作だけで記憶させることができるため、画像形成装置への設定値の登録を容易に行うことができる。また、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値の読み出し(呼出し)を第4の入力手段の操作だけで要求することができるため、設定値の読み出しを容易に行うことができる。
さらに、前記ユーザ認証手段による認証を受けた状態で前記第4の入力手段により設定値の読み出しが要求されたときには、前記認証を受けるべく入力された前記識別情報と対応付けられた最新の設定値が前記設定値記憶手段から読み出されるようにし、他のユーザが後から設定した設定値は読み出されないようにしたので、第4の入力手段によって読み出される設定値が他のユーザによって変更されるのを防止することができる。
本発明によれば、設定値の登録及び呼出しが容易になるとともに、画像形成装置に登録されたユーザが登録した設定値が他のユーザによって変更されるのを確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態における画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す側面図である。複写機1は、本体部1aと、本体部1aの左方に配設されたスタックトレイ1bと、本体部1aの上部に配設された原稿読取部1cと、原稿読取部1cの上方に配設された原稿給送部1dとを有している。
また、複写機1のフロント部には、操作部2が設けられている。原稿読取部1cは、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを画像形成制御部(図示省略)へ出力する。また、スキャナ部51は、原稿給送部1dにより給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部1dによる原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを画像形成制御部へ出力する。
原稿給送部1dは、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
また、原稿給送部1dは、その前面側が上方に移動可能となるように本体部1aに対して回動自在に設けられている。原稿給送部1dの前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部1aは、それぞれ用紙の種類(両面に印刷が可能な普通紙、片面のみに印刷が可能な再利用紙等)やサイズが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。なお、各給紙カセット461に収容されている用紙の種類及び用紙サイズに関する情報は画像形成制御部に記憶されており、本体部1aは、操作者により印刷に用いる用紙の種類が設定されると、その種類の用紙が収容されている給紙カセット461から記録紙を給紙する。
記録部40は、スキャナ部51で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム43を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を記録紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ1b又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等とを備える。
図2は、本実施形態における複写機1の機能構成を示すブロック図である。複写機1は、操作部2、制御部10及び複写機本体部3を備える。複写機本体部3は、複写機1における操作部2及び制御部10以外の部分全てである。操作部2は、複写機1の操作用ユーザインターフェースで例えば図3に示す外観を有するものである。
図3に示すように操作部2は、前記第1〜第6の入力手段を構成するものであり、タッチパネルディスプレイ21、複写の開始を指示するためのスタートボタン22、設定値登録ボタン23、登録設定値呼出ボタン24、テンキーボタン25、ログイン/アウトボタン26等の各種操作ボタンを有する。
タッチパネルディスプレイ21には、記録用紙のサイズ、複写倍率、複写濃度、画像形成後の記録紙のソート態様、ステイプル処理の有無、パンチ処理の有無等の各複写条件における設定値(機能)を指定する入力を行うための仮想的なボタンを有する各種の設定画面が表示される。また、タッチパネルディスプレイ21には、前記設定画面のうち図3に示す基本画面を表示させるための「基本」タブTb1の他に、他の設定画面(図示せず)を表示させるための「ユーザー機能」タブTb2、「機能リスト」タブTb3及び「プログラム」タブTb4が表示されている。なお、「プログラム」タブTb4を操作すると、複写機1が実行可能な設定値を一覧表示してそのリストの中から選択された一連の設定値を登録するための図略のプログラム設定画面を表示したり、既に登録されている設定値(以下、登録設定値という)を呼び出してタッチパネルディスプレイ21に一覧表示し、複写機1をそのリストの中から選択された設定値に設定したりするプログラムモード(前記変更モードに相当)に設定される。
本実施形態の複写機1は、「プログラム」タブTb4によりプログラムモードに設定されていない場合でも、複写条件の設定に関する所定の設定項目について設定された現在の設定値が登録可能に構成されており、設定値登録ボタン23は、プログラムモードの非設定時において、前記各設定画面で設定値が設定された場合に、その現在の設定値を複写機1に登録することを指示するためのボタンである。
また、本実施形態の複写機1は、「プログラム」タブTb4によりプログラムモードに設定されていない場合でも、前記各設定画面で登録設定値を呼び出して複写機1に設定可能に構成されており、登録設定値呼出ボタン24は、登録設定値を呼び出して複写機1に設定することを指示するためのボタンである。
本実施形態では、ユーザごとに専用のモードに移行するログインと、ログイン状態を解除するログアウトとを行えるようになっており、ログイン/アウトボタン26は、ログインやログアウトを指示するためのボタンである。複写機1は、ログイン/アウトボタン26の操作ごとにログイン状態に移行するためのユーザ認証画面(図略)とログアウト状態とを切替可能に構成されており、ログイン/アウトボタン26は、ログイン状態では発光するなど、現在ログイン状態であるか否かを視覚的に識別できるように構成されている。
ユーザ認証画面は、例えばユーザIDとパスワードとの入力をユーザに要求する画面であり、操作部2は、このユーザ認証画面において、ユーザID等が入力されると、そのユーザID等を後述のユーザ認証部13に送信する。
操作部2は、スタートボタン22の操作を受け付けた場合には、その旨を後述の複写制御部14に送信し、設定値登録ボタン23の操作を受け付けた場合には、その旨を設定値登録制御部15(前記設定値読出手段及び判断手段を構成する)に送信する。操作部2は、各種複写条件の設定の入力を受け付けた場合には、その設定値を後述する設定値一時記憶部11の対応する設定項目に書き込む。
操作部2は、登録設定値呼出ボタン24の操作を受け付けた場合には、その旨を示す信号を設定値登録制御部15に送信する。設定値登録制御部15は、これを受けてログインの有無等に応じた登録設定値(各設定項目の設定値)を設定値登録記憶部12(前記設定記憶手段に相当)から読み出して設定値一時記憶部11に書き込む。なお、この点については後述する。
制御部10は、複写機1全体の動作を統括的に制御するもので、例えばCPU(中央処理装置)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only memory)等からなり、機能的に、以下に説明する設定値一時記憶部11、設定値登録記憶部12、ユーザ認証部13、複写制御部14、設定値登録制御部15及びユーザID記憶部16を備える。
設定値一時記憶部11は、各種複写条件(例えば、両面印刷、集約等)の複写機1への現在の設定値を一時的に記憶するものである。設定値登録記憶部12は、複写機1に対して登録された登録設定値を例えば図4に示すような登録設定値リストの形式で記憶するものである。
図4に示すように、登録設定値リストは、ユーザID欄121、選択回数欄122及び設定項目欄123を有する。ユーザID欄121には、ログイン状態で設定値が登録された場合には、設定値が登録されたときの、複写機1を使用するためのユーザ認証に用いられたユーザIDが記憶され、ログアウト状態で設定値が登録された場合には、共有情報「ALL」が記憶される。
選択回数欄122には、各登録設定値が選択された回数が記憶される。設定項目欄123には、当該複写機1に設定可能な全ての複写条件の設定値が記憶される。なお、各欄の「def.」は、設定値がデフォルト値であることを示す。
図2に戻り、ユーザID記憶部16は、当該複写機1を現在使用中のユーザのユーザIDを記憶するものである。ユーザ認証部13は、操作部2からユーザIDを受信した場合に、ユーザ認証部13が予め保持するユーザIDリストに、受信したユーザIDが存在するか否かをチェックする。ユーザ認証部13は、ユーザIDがユーザIDリストに存在する場合には、認証成功である旨を示す信号を操作部2に出力すると共に、そのユーザIDをユーザID記憶部16に書き込む一方、ユーザIDがユーザIDリストに存在しない場合には、認証不成功である旨を示す信号を操作部2に返信する。ユーザ認証部13は、ユーザ認証手段を構成するものである。
設定値登録制御部15は、ログイン状態で設定値登録ボタン23が操作された旨を示す信号を操作部2から受信した場合には、設定値一時記憶部11の内容を、該ログインを行ったときに入力されたユーザIDと対応付けて設定値登録記憶部12の登録設定値リストの末尾に書き込む一方、ログアウト状態で設定値登録ボタン23が操作された旨を示す信号を操作部2から受信した場合には、設定値一時記憶部11の内容を、前記共有情報「ALL」と対応付けて設定値登録記憶部12の登録設定値リストの末尾に書き込む。
また、設定値登録制御部15は、プログラムモードに設定されていない場合において、ログインされているときには、登録設定値呼出ボタン24の操作を受け付けた旨を示す信号を操作部2から受信すると、ユーザID記憶部16からユーザIDを読み出して、そのユーザIDに対応するユーザID欄121(図4参照)に記載されている登録設定値のうち最新のものを設定値登録記憶部12の登録設定値リストから読み出し、その登録設定値を設定値一時記憶部11に送信する。
これにより、現在使用中のユーザIDに対応する登録設定値のうち最新のものが設定値一時記憶部11に記憶されて画像形成動作に用いられるので、後から他のユーザによって設定値が登録されても、現在使用中のユーザIDに対応する最新の登録設定値は変更されない。したがって、登録設定値呼出ボタン24によって呼び出される登録設定値が他のユーザによって変更されるのを防止することができる。なお、プログラムモードの非設定時においては、現在使用中のユーザIDに対応する登録設定値のうち最新のものが設定値一時記憶部11に記憶されて画像形成動作に用いられるため、該ユーザIDに対応する登録設定値が設定値登録記憶部12に登録された状態で、新たな設定値が設定値登録ボタン23で登録されたときには、プログラムモードの非設定で複写機1を利用する場合においては、当該ユーザIDに対応する設定値が実質的に変更されたことになる。
一方、設定値登録制御部15は、プログラムモードに設定されていない場合においてログインされていないときには、登録設定値呼出ボタン24の操作を受け付けた旨を示す信号を操作部2から受信すると、各ユーザID及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値のうち最新のものを設定値登録記憶部12の登録設定値リストから読み出して、その登録設定値を設定値一時記憶部11に送信する。
なお、設定値登録制御部15は、プログラムモードに設定されている場合には、登録設定値呼出ボタン24の操作を受け付けた旨を示す信号を操作部2から受信したとき、各ユーザID及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値のリストを操作部2に送信する。これにより、登録設定値のリストがタッチパネルディスプレイ21に表示される。そして、タッチパネルディスプレイ21に表示される登録設定値のリストから所望の登録設定値が選択されると、その登録設定値に基づいて画像形成動作が実行される。
また、プログラムモードに設定されている場合においてログインされているときには、タッチパネルディスプレイ21に表示された登録設定値に対して変更(削除を含む)を行う指示が入力されると、設定値一時記憶部11は、その変更の対象が前記ログインに用いられた識別情報及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値であるときのみ、変更後の各種複写条件(例えば、両面印刷、集約等)の複写機1への現在の設定値を更新的に記憶する一方、ログアウトされているときには、その変更の対象が共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値であるときのみ、変更後の各種複写条件(例えば、両面印刷、集約等)の複写機1への現在の設定値を更新的に記憶する。
複写制御部14は、操作部2からスタートボタン22が操作された旨を示す信号を受信した場合に、複写を行うための制御を行うものであり、設定値一時記憶部11から複写条件の設定値を読み出し、この読み出した設定値に基づいて複写機本体部3を制御することにより複写を行わせる。
図5は、プログラムモードの非設定時における複写機1による設定値の登録処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、ユーザによる設定値の入力が完了しているものとの前提で説明を行う。
図5に示すように、設定値登録ボタン23が操作されると(ステップ♯1でYES)、制御部10は、その時点でログインがなされているか否かを判断し(ステップ♯2)、ログインがなされている場合には(ステップ♯2でYES)、この時点で入力されている設定値が既に登録されているか否かを判断する(ステップ♯3)。
制御部10は、ユーザにより入力された設定値が既に登録されていると判断した場合には(ステップ♯3でYES)、その旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯4)一方、登録されていないと判断した場合には(ステップ♯3でNO)、その入力された設定値をユーザIDと関連付けて設定値登録記憶部12の登録リスト(図4参照)の末尾に格納する(ステップ♯5)。
ステップ♯2において、制御部10は、ログインがなされていない場合には(ステップ♯2でNO)、この時点で入力されている設定値が既に登録されているか否かを判断する(ステップ♯6)。制御部10は、ユーザにより入力された設定値が既に登録されていると判断した場合には(ステップ♯6でYES)、その旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯7)一方、登録されていないと判断した場合には(ステップ♯6でNO)、その入力された設定値を共有情報「ALL」と関連付けて設定値登録記憶部12の登録リストの末尾に格納する(ステップ♯8)。
このように、設定登録ボタン23が操作されると、ログインの有無に応じて設定値がユーザID又は共有情報「ALL」と関連付けられた状態で設定値登録記憶部12に記憶される。
図6は、プログラムモードの非設定時における複写機1による設定値の呼出し処理を示すフローチャートである。図6に示すように、登録設定値呼出ボタン24が操作されると(ステップ♯11でYES)、制御部10は、ログインがなされているか否かを判断し(ステップ♯12)、ログインがなされている場合には(ステップ♯12でYES)、ユーザIDに対応する設定値が存在するか否かを判断する(ステップ♯13)。
制御部10は、ユーザIDに対応する設定値が存在すると判断した場合(ステップ♯13でYES)、該ユーザIDに対応する設定値のうち設定値登録記憶部12の登録リストの最後に記憶されている設定値(最近の設定値)を設定値一時記憶部11に読み出す(ステップ♯14)。例えば、前記登録リストが図4に示すリストの場合であって、ユーザID「CCC」でログインされたときには、制御部10は、選択回数「9」、両面印刷「def.」、集約「2in1」、拡大/縮小「114%」等の設定値を設定値一時記憶部11に読み出す。
一方、制御部10は、ユーザIDに対応する設定値が存在しないと判断した場合(ステップ♯13でNO)、その旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯15)。
ステップ♯12において、制御部10は、ログインがなされていない場合には(ステップ♯12でNO)、当該複写機1に記憶されている設定値が存在するか否かを判断し(ステップ♯16)、当該複写機1に設定値が存在する場合には(ステップ♯16でYES)、当該複写機1に登録されている設定値のうち設定値登録記憶部12の登録リストの最後に記憶されている設定値(最近の設定値)を設定値一時記憶部11に読み出す(ステップ♯17)。例えば前記登録リストが図4に示すリストの場合には、制御部10は、ユーザID「AAA」に対応する、選択回数「4」、両面印刷「def.」、集約「def.」、拡大/縮小「166%」等の設定値を設定値一時記憶部11に読み出す。
一方、制御部10は、存在しない場合には(ステップ♯16でNO)、その旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯18)。
図7は、プログラムモードの設定時において、ユーザにより設定値の変更指示が行われた場合の複写機1による処理を示すフローチャートである。図7に示すように、ユーザにより設定値の変更(削除を含む)の指示が行われると(ステップ♯21でYES)、制御部10は、ログインがなされているか否かを判断し(ステップ♯22)、ログインがなされている場合には(ステップ♯22でYES)、変更指示の対象が前記ログインで用いられたユーザID又は共有情報「ALL」で登録された設定値であるか否かを判断する(ステップ♯23)。制御部10は、変更指示の対象がユーザID又は共有情報「ALL」で登録された設定値である場合には(ステップ♯23でYES)、前記指示がなされた設定値の変更を行う処理を行う(ステップ♯24)一方、変更指示の対象が前記ユーザID又は共有情報「ALL」で登録された設定値でない場合には(ステップ♯23でNO)、前記指示がなされた設定値の変更を行うことが出来ない旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯25)。
一方、制御部10は、ログインがなされていない場合には(ステップ♯22でNO)、変更指示の対象が共有情報「ALL」で登録された設定値であるか否かを判断する(ステップ♯26)。制御部10は、変更指示の対象が共有情報「ALL」で登録された設定値である場合には(ステップ♯26でYES)、前記指示がなされた設定値の変更を行う処理を行う(ステップ♯27)一方、変更指示の対象が共有情報「ALL」で登録された設定値でない場合には(ステップ♯26でNO)、前記指示がなされた設定値の変更を行うことが出来ない旨を例えばタッチパネルディスプレイ21を用いた視覚的な報知態様によりユーザに報知する(ステップ♯28)。
以上のように、複写機1を「プログラム」タブTb4でプログラムモードに設定してそのモードで設定値の登録を行う操作を行わなくても、複写条件の設定に関する所定の設定項目について設定された現在の設定値が設定値登録キー23の操作だけで登録されるように構成したので、複写機1への設定値の登録を簡単に行うことができる。また、「プログラム」タブTb4によりプログラムモードに設定してそのモードで設定値の呼出しを行う操作を行わなくても、登録設定値呼出キー24の操作だけで、最新の設定値、すなわち再度使用する可能性が高い設定値が呼び出され、複写機1が該設定値に設定されるように構成したので、設定値の呼出しを簡単に行うことができる。
そして、プログラムモードの非設定時においてログインされている場合には、登録設定値呼出ボタン24の操作が行われると、そのユーザIDに対応する最新の登録設定値が呼び出され、その登録設定値を複写機1に設定し、他のユーザが後から設定した登録設定値は呼び出されないようにしたので、登録設定値呼出ボタン24によって呼び出される登録設定値が他のユーザによって変更されるのを防止することができる。
また、プログラムモードの非設定時においてログアウトされている場合には、登録設定値呼出ボタン24の操作がなされると、各ユーザID及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値のうち最新のものを呼び出し、その登録設定値に基づいて画像形成動作が行われるようにしたので、いずれかのユーザにより設定された最新の登録設定値を各ユーザで共用することができる。
さらに、プログラムモードの設定時においては、登録設定値呼出ボタン24が操作されると、各ユーザID及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値のリストがタッチパネルディスプレイ21に表示され、このリストから所望の登録設定値が選択されると、その登録設定値に基づいて画像形成動作が実行されるようにしたので、各ユーザにより設定された登録設定値を各ユーザで共用することができる。
また、プログラムモードに設定されている場合においてログインされているときには、変更の対象が前記ログインに用いられた識別情報及び共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値であるときのみ、変更後の各種複写条件の複写機1への現在の設定値を更新的に記憶し、ログアウトされているときには、その変更の対象が共有情報「ALL」に対応付けられている登録設定値であるときのみ、変更後の各種複写条件の複写機1への現在の設定値を更新的に記憶するようにしたので、各ユーザがログイン状態で設定した登録設定値が他のユーザによって変更されるのを防止することができる。
なお、本件は、前記複写機だけでなく、複合機やファクシミリ装置等の画像形成装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態における画像形成装置の機械的構成を示す側面外略図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における操作部の外観の例を示す上面図である。 本発明の一実施形態における登録設定値リストの一例を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における画像形成装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における画像形成装置の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 操作部
10 制御部
11 設定値一時記憶部
12 設定値登録記憶部
13 ユーザ認証部
14 複写制御部
15 設定値登録制御部
16 ユーザID記憶部
21 タッチパネルディスプレイ
22 スタートボタン
23 設定値登録ボタン
24 登録設定値呼出ボタン
25 テンキーボタン
26 ログイン/アウトボタン
121 ユーザID欄
122 選択回数欄
123 設定項目欄
Tb4 プログラムタブ

Claims (1)

  1. ユーザを識別するための識別情報を入力するための第1の入力手段と、
    前記第1の入力手段により入力された識別情報に基づきユーザの認証処理を実行するユーザ認証手段と、
    画像形成動作に係る設定項目の設定値を入力するための第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段により入力された設定値を記憶させる記憶指示を入力するための第3の入力手段と、
    前記第3の入力手段により前記記憶指示が入力されたときに、前記ユーザ認証手段による認証を受けていた場合は、前記第2の入力手段により入力された設定値を、前記認証を受けるべく入力されたユーザ固有の識別情報と対応付けて記憶し、前記ユーザ認証手段による認証を受けていなかった場合は、前記第2の入力手段により入力された設定値を、各ユーザで共有を表す予め定める識別情報と対応付けて記憶する設定値記憶手段と、
    前記設定値記憶手段に記憶されている設定値の読み出しを要求する入力を行うための第4の入力手段と、
    プログラムモードに設定を行うプログラムモード設定手段と、
    前記プログラムモード設定手段でプログラムモードに設定されていない状態で、前記第4の入力手段により設定値の読み出しが要求されたときに、前記ユーザ認証手段による認証を受けていた場合は前記ユーザ固有の識別情報と対応付けられた設定値の内の最新の設定値を、前記ユーザ認証手段による認証を受けていなかった場合は前記共有を表す識別情報と対応付けられた設定値の内の最新の設定値を、それぞれ前記設定値記憶手段から読み出し、前記プログラムモード設定手段でプログラムモードに設定されている状態で、前記第4の入力手段により設定値の読み出しが要求されたときには、前記設定値記憶手段に記憶されている総ての設定値を読み出す設定値読出手段と、
    前記プログラムモードにおいて設定値読出手段で読み出された総ての設定値をユーザに提示して、択一的に選択させる選択手段と、
    前記設定値読出手段により読み出された最新の設定値または前記選択手段で択一的に選択された設定値に基づいて、画像形成動作を実行する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2006181763A 2006-06-30 2006-06-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4944516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181763A JP4944516B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181763A JP4944516B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008009291A JP2008009291A (ja) 2008-01-17
JP4944516B2 true JP4944516B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=39067548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006181763A Expired - Fee Related JP4944516B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4944516B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625433B2 (ja) * 2010-03-26 2014-11-19 村田機械株式会社 複合機
JP5331772B2 (ja) * 2010-09-28 2013-10-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5590750B2 (ja) * 2013-04-17 2014-09-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置
JP7169847B2 (ja) * 2018-10-31 2022-11-11 シャープ株式会社 画像形成装置
JP7388218B2 (ja) 2020-02-05 2023-11-29 ブラザー工業株式会社 プリンタ及びプリンタのためのコンピュータプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1095153A (ja) * 1996-09-23 1998-04-14 Ricoh Co Ltd 画像形成システム
JPH113002A (ja) * 1997-04-19 1999-01-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4316444B2 (ja) * 2004-07-30 2009-08-19 京セラミタ株式会社 画像形成装置
JP4556590B2 (ja) * 2004-09-24 2010-10-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008009291A (ja) 2008-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138653B2 (ja) 画像読取装置
JP6005621B2 (ja) 画像形成装置
JP5129080B2 (ja) 入出力制御装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4944516B2 (ja) 画像形成装置
JP6295948B2 (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP2005172948A (ja) 画像形成装置
JP4252475B2 (ja) 画像形成装置
JP5459260B2 (ja) 画像形成装置、設定方法および設定プログラム
JP2004302958A (ja) 情報入力装置及び画像形成装置
JP4316444B2 (ja) 画像形成装置
JP4246643B2 (ja) 画像処理装置
JP4455134B2 (ja) 記録紙設定システム及び記録紙設定プログラム
JP2011109388A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5286189B2 (ja) 画像読取装置
JP4102685B2 (ja) 画像形成装置
JP2009278312A (ja) 画像形成装置
JP2009031669A (ja) 画像形成装置
JP5427963B2 (ja) 画像形成装置
JP5608720B2 (ja) 画像形成装置
CN108881658B (zh) 数据传送装置、图像形成装置以及图像读取装置
JP5253354B2 (ja) 画像形成装置
JP7259581B2 (ja) 情報処理装置
JP2006035583A (ja) 画像形成装置
JP4035518B2 (ja) 入力装置、機器システム
JP3934646B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees