JP4944188B2 - 注射器 - Google Patents

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Description

本発明は、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、ステンレス鋼製の注射針をその一部長さにわたって覆うプラスチック製の針ホルダおよび密封挿入体を含み注射器シリンダに収容された針ユニットと、注射を実施した後に針ユニットを注射器シリンダ内に引っ込めるためにプランジャロッドと針ユニットとを連結するための連結手段とを有し、注射器シリンダ、針ユニットおよびプランジャストッパが注射液を収容するための内部空間を形成している1回使いきりの注射器に関する。
特許文献1には、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを有する1回使いきりの注射器が開示されている。針ユニットは、注射針が動かないように保持されている針ホルダのみを含んでいる。注射を実施した後に針ユニットを注射器シリンダ内に引っ込めることができるようにするために、針ユニットの針ホルダとプランジャロッドとの間に、プランジャロッドと針ユニットとを連結する連結手段が設けられている。注射液を収容するための内部空間が、注射器シリンダ、針ユニットの針ホルダおよびプランジャストッパによって形成されている。さらに、注射器シリンダの内壁に密封するように隣接している密封リングが針ホルダの周囲に設けられている場合がある。この種類の注射器は、注射液を短期間収容し供給するのに用いられている。
特許文献2には、同様に、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを有する1回使いきりの注射器が開示されている。針ユニットは、注射針が動かないように保持されている針ホルダを含んでいる。針ホルダは、注射液を収容し供給するための注射器シリンダ内に引っ掛かり手段によって保持されている。さらに、注射を実施した後に針ユニットを注射器シリンダ内に引っ込めることができるようにするために、プランジャストッパと針ユニットとの間に連結手段が設けられている。注射液を短期間収容するための内部空間が、注射器シリンダと、針ホルダと、針ホルダから離隔されたプランジャストッパとによって形成されている。この注射器も、注射液を短期間だけ収容し供給するのに用いられている。
特許文献3から、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを含む1回使いきりの注射器が公知である。針ユニットは、注射針が動かないように配置された専用の針支持体を含んでいる。さらに、注射器の前部に、注射器シリンダとねじ結合を介して結合された追加の中間片または追加の針ホルダが配置されている。注射針を有する針支持体は、針ホルダにねじ込まれ、このようにして針ホルダと結合されている。これによって、注射器シリンダに予め取り付けられた針ホルダ内に、様々な大きさの針を針支持体によって組み込むことが可能になっている。さらに、注射液が収容され短期間後に供給された後に安全上の理由から針ユニット全体を注射器シリンダ内に引っ込めることができるようにするために、プランジャストッパまたはプランジャロッドと、針ユニットの針ホルダとを連結するための連結手段が設けられている。この場合、注射液を収容するための内部空間は、注射器シリンダと、ユニットの針ホルダと、針ホルダから離隔したプランジャストッパによって形成されている。この場合、注射針は、針支持体または針ホルダにおける通路を介してのみ注射器の内部空間と、流体を流すことができるように接続されている。
特許文献4には、同様に、供給するために注射器シリンダ内に短期間注射液が引き込まれる1回使いきりの注射器が開示されている。この注射器は、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを含んでいる。この針ユニットは、注射器シリンダの内壁に隣接している結合部を含んでいる。この結合部は、注射針が保持されている針支持体を収容するために用いられている。結合片を付加的に配置することによって、針と共に針支持体を後で初めて注射器に配置し、これによって、やはり、考えられる突き刺しによる負傷を防止することが可能である。注射液を供給した後に、針ユニット全体を注射器シリンダ内に引っ込めることができるようにするために、プランジャロッドと結合部との間に連結手段が設けられている。この場合、注射針は、針支持体の通路および結合片を介して、注射液を収容するための内部空間と流体を流すことができるように接続されている。
特許文献5から、同様に、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを含む1回使いきりの注射器が公知である。この注射器も、注射液を短期的に収容し供給するために使用され、この際、注射液を収容するための内部空間は、注射器シリンダと、針ユニットと、針ユニットから離隔したプランジャストッパとによって形成されている。針ユニットは、注射針が保持された専用の針ホルダを含んでいる。注射器シリンダの前端領域には、管状に形成された中間片が針支持体用の保持要素として配置されている。この中間片は、支持体およびそれに形成されたゴム製の保持要素を含んでいる。この保持要素は、一方で針支持体を保持する働きをし、他方で注射器シリンダの内壁を密封する閉鎖要素として働いている。注射針は、針支持体の専用の通路またはゴム状の保持要素によって形成された中間空間を介して、注射液を収容するための内部空間と流体を流すことができるように接続されている。
特許文献6には、さらに、注射液を短期間収容し供給するための1回使いきりの注射器が開示されている。この注射器は、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを有している。注射針は、注射器シリンダの内壁に接触する専用の針支持体に保持されている。注射器シリンダの最前部において、案内を改善するために、注射針が貫通して突出している専用のブッシュ状の案内要素が設けられている。注射液を供給した後に、針ユニットを注射器シリンダ内に引っ込めることができるようにするために、針ユニットの針ホルダとプランジャストッパとの間に連結手段が設けられている。
最後に、特許文献7には、注射器シリンダと、プランジャロッドによって注射器シリンダ内を移動させることができるプランジャストッパと、注射器シリンダに収容された針ユニットとを含む1回使いきりの注射器が開示されている。初期位置で、針ユニットは、その針ホルダを介してプランジャロッドと連結され、注射器シリンダ内に引っ込められた位置に配置される。注射液を内部空間に収容する前に、プランジャロッドは、プランジャロッドに並べられた針ユニットと共に、注射器シリンダの長手方向に移動させられ、この結果、針ホルダを注射器シリンダの前部領域で注射器シリンダに引っ掛けて保持することができる。その後、プランジャロッドと針ホルダとの間の連結が解除され、この結果、注射針を介して、注射液が、プランジャストッパとプランジャロッドとの協働の引き戻しのために内部空間に吸引される。供給の実施後、プランジャロッドは、改めて針ホルダと連結され、針支持体と注射器シリンダとの間の対応するロックが解除された後に、針ユニット全体を再びプランジャロッドによって内部空間に戻すように移動させることができる。注射針は、針ホルダに配置された専用の通路を介して、注射液を収容するための内部空間と流体を流すことができるように接続されている。
注射針による負傷を防止するため、また注射器が新たに使用されるのを防止するために、注射を実施した後に針が注射器シリンダ内に引っ込められる注射器は、多種多様な実施例で、例えば特許文献から公知である。このような注射器では、意図する注射の直前に注射液が吸い上げられている限りは、材料選択に関して問題は生じない。これに対し、現在、注射液とのより長期の接触を許容される材料としては3つのみが公知である。これらの材料は、ガラス、薬剤用ゴムおよびステンレス鋼である。材料選択についてのこの制約によって、予備充填されて貯蔵され、注射実施後に針が注射器シリンダ内に引っ込められる1回使いきり用に意図された注射器では、全ての種類の使い捨て物品に一般的に用いられ射出成形によって加工可能なプラスチックが、注射器の貯蔵中に注射液と接触することが許されないため、構成上の問題が生じる。
米国特許出願公開第2005/0277880号明細書 独国実用新案登録第29821609号明細書 米国特許第5,256,151号明細書 米国特許第6,613,016号明細書 欧州特許出願公開第1514566号明細書 米国特許第5,263,934号明細書 国際公開第91/08788号パンフレット 米国特許第6613016号明細書
上記の従来技術を出発点として、本発明の課題は、貯蔵中に注射液が上述の現在許容されている材料のみと接触する冒頭に述べた種類の注射器を提供することである。
上記課題は、本発明によれば、初期状態で内部空間が注射液で予備充填され、内部空間に面する針ホルダの後端に薬剤用ゴム製の密封挿入体が装着され、密封挿入体によって、注射液を収容する内部空間に対して針ホルダが完全に覆いをされ、針ホルダに保持された注射針の後端が密封挿入体を内部空間まで貫通し突出しており、針ホルダの外面の領域に長手方向リブが設けられ、長手方向リブが、注射器シリンダの狭められた端部領域に収容されて、端部領域に隣接しており、密封挿入体のカラー部の前端に密封隆起部が配置され、密封隆起部が注射器シリンダの内壁に密封するように隣接して、バクテリアが進入しないように注射器シリンダを閉鎖していることによって解決される。
請求項1の特徴項の特徴によって得られる利点は、特に、針ホルダにプラスチックを用いているにもかかわらず、注射器の貯蔵中に注射液が、許容されない材料と接触しないという点にある。注射器シリンダは、好ましくはガラス製であり、したがって、非常に小さな公差内で製造できないので、針ホルダを注射器シリンダに挿入する際に長手方向リブが僅かに変形することによって、場合によっては生じている過大な寸法がこれらの長手方向リブによって吸収される。本発明による方策の別の利点は、注射器が簡素で、かつ製造および組み立てにコストがかからないことであり、このことは、1回だけしか使用されないことに関係して、特に重要である。
請求項2による別の実施態様も有利であり、この実施態様によれば、針ホルダは、針保護キャップを装着できる直径が大きくなったヘッドを注射側の端部に備えている。この方策によって、針保護キャップを注射器シリンダに装着できるようにした場合よりも、針保護キャップの直径を小さく保つことができる。
針ホルダが、注射側と反対側の端部に正面側の切欠きを有し、この切欠き内に、注射側と反対側の注射針の端部が突出していることを特徴とする請求項に記載の態様によって、予め組み立てられた針ユニットを構成するのに好適な前提条件が得られる。
請求項による他の変形実施形態様によれば、切欠きを囲む針ホルダの壁に、実質的に軸線方向に延びる少なくとも1つのスリットが配置されている。これによって、当該領域は、プランジャロッドの連結手段を収容するための半径方向の弾性を与えられる。
請求項に記載された他の実施態様では、密封挿入体が延長部によって針ホルダの切欠き内に延び、切欠きの領域で針ホルダの外面をカラー部によって囲むことが意図される。これによって、一方で、密封挿入体が針ホルダに保持され、他方で、注射器シリンダ内の針ユニットによる密閉性が保証される。
密封挿入体が、密封挿入体の延長部の、注射側と反対側の端部領域に環状隆起部を有し、この環状隆起部が、切欠きの内壁に設けられた環状溝に嵌っている請求項に記載の別の実施態様によれば、密封挿入体を針ホルダに留めることができる。
請求項による実施態様では、密封挿入体のカラー部に配置された密封隆起部がOリングのように形成され、針ホルダに配置された環状溝に嵌っていることが意図される。これによって、注射器シリンダの直径の公差の変動に左右されずに、針ユニットの確実な密封が行われる。
請求項に記載の実施態様のように、密封挿入体の外周に突出部が形成され、この突出部によって、密封挿入体が、注射器シリンダの注射側の領域に形成された肩部に軸線方向に隣接する場合、注射中に針ユニットに対し及ぼされる軸線方向の力が最適に吸収される。
密封挿入体に中空室が設けられ、この中空室から、開口部が環状カラー部を形成しつつ注射器シリンダの内部空間に延び、注射針の後端がこの中空室に延びていることが意図されている請求項に記載の実施態様によって、注射が実施された後に針ユニットをプランジャロッドに確実に連結することができる。
請求項1に記載の別の実施態様によれば、注射側と反対側の注射器シリンダの端部の近くに、内側環状隆起部が配置され、この内側環状隆起部の注射側に面する前面が、注射器シリンダの壁に対し少なくともほぼ直角に向けられ、注射器シリンダの注射側と反対側の背面が、注射器シリンダの壁と鈍角を形成している。これによって、プランジャロッドの取り付けの際に固定に役立ち、かつプランジャロッドの引き戻しの際にストッパとして働く位置決め手段が提供される。
請求項1に記載する他の実施態様では、プランジャロッドにストッパカムが設けられ、このストッパカムが、プランジャロッドの長手方向軸線に対し実質的に直角に向けられた注射側と反対側の面を備え、この面が、プランジャロッドを引き戻した際に、注射側に面する内側環状隆起部の前面に接触し、それによって、プランジャロッドが注射器シリンダから完全に引き抜くことができないようになっていることが意図される。
請求項1に記載の実施態様は、プランジャロッドにストッパカムから注射側と反対側に間隔をおいて引っ掛かりカムが配置され、引っ掛かりカムの側面が、抵抗に打ち勝つことによって注射器シリンダの内側環状隆起部を通り過ぎて両方向に引っ掛かりカムを移動させることができるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載する実施態様に従って、引っ掛かりカムが半径方向に弾性的に撓むことができるように、プランジャロッドが引っ掛かりカムの領域に切欠きを備えている場合、上述の抵抗を、それに打ち勝つ際に損傷が生じることがないように小さく保つことができる。
請求項1に記載の別の実施態様は、ストッパカムと引っ掛かりカムとの間の領域でプランジャロッドに破断予定部が設けられていることを特徴とする。これによって、注射が実施され、プランジャロッドがそれに連結された針ユニットと共に引き戻された後に、注射器シリンダから突出しているプランジャロッドの部分を折り取ることができ、これによって、注射器が再度使用されるのが確実に防止される。
請求項1に記載する代替の実施態様によれば、プランジャロッドは、別の連結手段によって互いに取り外し可能に連結されている2つの部分から構成され、この連結手段は、プランジャロッドがストッパまで引き戻された操作状態でのみ取り外すことができるように構成される。これによって、注射が実施され、プランジャロッドがそれに連結された針ユニットと共に引き戻された後に、注射器シリンダから突出しているプランジャロッドの部分を外すことができ、これによって、注射器が再度使用されるのが確実に防止される。
請求項1に記載の特別な実施態様では、連結手段が、プランジャストッパと結合された連結スリーブを含み、この連結スリーブの、注射側と反対側に、連結ヘッドの後部に引っ掛かる保持爪が形成され、この保持爪が、その長さの少なくとも一部だけ、注射器シリンダの外側に、または、注射器シリンダの直径が大きくなった端部領域内にあるときにのみ、連結ヘッドが、半径方向に弾性的に撓む保持爪によって解放可能であることが意図される。これによって、注射を実施した後、注射器シリンダから突出するプランジャロッドの部分が上述のように外される前に、プランジャロッドに連結された針ユニットと共に、連結されたプランジャロッドを端部ストッパまで確実に引き戻すことができる。
最後に、請求項1に記載の別の実施態様によれば、注射側と反対側のプランジャロッドの後端に端部スリーブが配置され、この端部スリーブの後方に向けられた開口部が、注射器シリンダの前端に嵌る直径を備えている。したがって、使用後に注射器を再び密封するように閉じることができる。
添付の図面を参照して、本発明の実施形態について以下に詳細に説明する。
最初に、様々な実施形態において、同様の部分には同様の参照番号または同様の構成要素記号を付与しており、明細書の全体に含まれる開示の趣旨を、同様の参照番号または同様の構成要素記号を有する同様の部分に転用できるということを述べておく。説明のために選択された、例えば上、下、側方等のような位置の記載は、直接記載し、および図示した図に関するものであり、位置を変化させた場合、趣旨に即して新しい位置に転用すべきものである。
図1〜5は、本発明による一実施形態の注射器を操作する際の5つのステップを示しており、この注射器は、1回使いきりの予備充填可能な注射器を主として意図している。
ガラス製の注射器シリンダ1は、注射方向に見て後方の端部に、注射中に注射器を操作する人の指の支持部として働くフランジ2を備えている。本明細書では、概して、「前」は注射側、「後」は、注射器の、注射針とは反対側を意味している。注射器の前端において、注射器シリンダ1には、注射器シリンダ1よりも細い直径の首部8が形成され、首部8に少なくとも1つのロック隆起部3が形成されており、その機能については、以下にさらに説明する。注射器シリンダ1の内部において、首部8への移行部には肩部4が形成されている。注射器シリンダ1の内部において、その後端の近くには環状隆起部5が形成されている。図6の拡大図に示すように、この環状隆起部は、注射器シリンダ1の内壁に対し実質的に直角に向けられた前面6と、注射器シリンダ1の内壁に対し鈍角を形成している背面7とを備えている。注射器シリンダ1の前端に、全体を25で示し、以下にさらに詳しく説明する針ユニット25が収容されており、針ユニット25には、図1の操作状態で針保護キャップ9が装着されている。
注射器シリンダ1の後端には、全体を10で示したプランジャユニット10が挿入されており、プランジャユニット10は、図1の操作状態で注射器シリンダ1から突出しているプランジャロッド11と、その前端に装着されたプランジャストッパ12とを含んでいる。プランジャロッド11は、図示するように、互いに直角に交差する2つの板状片から構成され、2つの板状片の内の少なくとも一方は、図1の操作状態で環状隆起部5に接触している引っ掛かりカム13を有し、このようにして、注射方向へのプランジャロッド11の移動に対して抵抗を生じさせるのが好ましい。引っ掛かりカム13が半径方向内側に撓むことができるように、板状片には引っ掛かりカム13の下方に切欠き14が配置されている。プランジャロッド11の、1つまたは複数の引っ掛かりカム13の前には、破断予定部23およびその前方に隣接して、後部プレート18および前部プレート17が配置されている。これらのプレートの間の領域では、前述の板状片はのけられ、外側に位置し径方向内側に撓む弾性板状片15が形成され、弾性板状片15に半径方向外側に突出するストッパカム16が形成されている。前部プレート17の前面に続いて、プランジャロッド11は、半径方向に突出する突出部21と、最後に端部で矢印状になった先端20とを有する円柱状のシャフト19を有するのが好ましい。先端20の領域で、プランジャストッパ12は、それと一体に形成された膜24によって密封されるように閉じられている。後端で、プランジャロッド11は、後方に開口する端部スリーブ22で終わっている。
既述の針ユニット25は、図1〜図5よりも拡大した尺度で図7〜図9により正確に示されている。ステンレス鋼製の注射針27は、プラスチック製の針ホルダ26によって囲まれている。図8に長手方向の断面図で示す注射針27と針ホルダ26とのこの組み合わせは、射出成形機械で針の周りに射出成形を行うことによって製造するのが好ましい。針ホルダ26は、直径が大きくなったヘッド28を前端に備え、図1の操作状態では、ヘッド28に針保護キャップ9が装着されている。ヘッド28から離れた側に、針ホルダは、その外周に配置された長手方向リブ29を備え、長手方向リブ29により、針ユニット25を注射器シリンダ1の首部8内に収容する際、ガラス部分の製造の際に避けられない公差が補償される。長手方向リブ29に隣接して、針ホルダ26に環状溝30が形成され、環状溝30に隣接してカラー部31が設けられている。針ホルダ26の後端を出発点として、この針ホルダ26には、180°ずれて位置する2つのスリット32が設けられており、スリット32は環状溝30の領域まで延びている。これらのスリット32は、図7の針ホルダ26が図8の図面に対して長手方向軸線を中心に約90°回転させられているため、図8でのみ見ることができる。ほぼ円錐台形の切欠き34が、針ホルダ26の後端から針ホルダ26と同軸に針ホルダ26内を延びており、注射針27の後端が、図8に明らかに見ることができるように、この切欠き内に突出している。この切欠き34内に、内側環状溝33が形成されている。
針ホルダ26の後端に、図9に示されているような密封挿入体36が装着されている。密封挿入体36は、切欠き34内に嵌っている延長部37を備え、切欠き34は周囲に延びるカラー部45によって囲まれている。密封挿入体36の内側に、円錐状の中空室39があり、そこから、円柱状の開口部41が、環状カラー部40を形成しつつ後方に延びている。円錐状の切欠き39の先端の領域には、密封挿入体の壁に、密封挿入体36を針ホルダ26に取り付ける際に、注射針26が後端から突き通される弱化部38が設けられている。図7で、注射針27の後端が密封挿入体36の円錐状の切欠き39内に突出している取り付け状態を見ることができる。延長部37の後端に設けられた環状隆起部42は、密封挿入体36を取り付けた時に、針ホルダ26の内側環状溝33に嵌って、密封挿入体36を針ホルダ26に保持し位置決めする。カラー部45の前端には、注射器シリンダ1内で針ユニット25をOリングのように密封して、注射器シリンダ1を、バクテリアを通さないように閉鎖する密封隆起部43が配置されている。密封隆起部43から間隔をおいて段差部44が配置されており、段差部44は、注射器シリンダ1に針ユニット24を取り付ける際に、注射器シリンダの肩部4に接触し、したがって、ストッパを構成している。
既述した構成によって、図1に示す初期状態で注射器内に存在する注射液50は、プラスチック、または、注射液50と長期間接触することが許容されない他の材料といずれの個所でも接触しないようになっている。注射器シリンダ1の内部に対し針ユニット25に覆いをしている密封挿入体36は薬剤用ゴム製であり、密封挿入体36を貫通し、これによって、注射液50とも接触する注射針27は、既述のようにステンレス鋼製である。注射器シリンダ1の後方を密封するように閉鎖するプランジャストッパ12は、同様に薬剤用ゴム製であり、注射器シリンダ1は既述したようにガラス製である。ここに説明する用途に合ったステンレス鋼としては、例えば、名称Niro1.43.01として知られている材料が適している。いわゆる薬剤用ゴムとしては、例えば、名称FM257/2で知られている材料が適している。
注射器を組み立てる際、最初に、予め組み立てた針ユニット25が後方から注射器シリンダ1に挿入され、密封挿入体36の段差部44が肩部4に接触するまで押し込まれる。次に、針保護キャップ9が針ホルダ26上に嵌められ、この際、針の先端を密閉するために、後で充填される注射液50の流出が防止される程度に、針の先端が針保護キャップ9の前面壁に突き刺さるのが有利である。これによって、注射器は、注射側でバクテリアが進入しないように密閉される。次に、注射液50が充填され、プランジャストッパ12が、図1と図2に示す位置まで注射器シリンダ1内に押し込まれる。その後、プランジャロッド11が押し込まれ、この際、環状隆起部5に接触する引っ掛かりカム13によって、先端20がプランジャストッパの膜24を貫通するまで、プランジャロッド11が押し込まれるのが防止される。
注射器の使用は以下のように行われる。図1に示す初期位置を出発点として、最初に、針保護キャップ9が取り外され、注射器が空気抜きされ、注射針27が人の皮膚または組織内に刺し込まれる。
図2に示す操作状態では、プランジャロッド11は前方に移動させられており、この際、プランジャストッパ12は、最初、なおも注射器シリンダ1内の自身の位置に留まり、この位置に、摩擦および非圧縮の注射液50の圧力によって保持される。引っ掛かりカム13と環状隆起部5とによって生じさせられる抵抗に打ち勝った後、プランジャロッド11を前方に移動させることができ、それによって、プラスチック製のプランジャロッド11の先端20は、プランジャストッパ12の膜24を貫通し、この際、プランジャストッパ12の材料が弾性的な復元力によってシャフトに密封するように隣接し、このようにして、注射液が後方に流出するのが防止される。先端20と注射液との接触は、注射液が完全に注出されるまで通常ほんの数秒だけ発生する。図4に示すように、今や、前部プレート17は、プランジャストッパ12の後端に接触し、前部プレート17によって、注射器シリンダ1内のプランジャロッドのさらなる移動の過程でプランジャストッパ12が前方に押され、注射針27を通して注射液50が放出させられる。
図3に示す操作状態では、注射液は完全に放出され、プランジャロッド11の先端20は、針ユニット25の密封挿入体36内の切欠き39に進入している。この進入は、スリット32のために針ホルダ26の後端を半径方向に伸ばすことができることによって可能になり、または容易になる。
図3に示す操作状態を出発点として、最初に、注射針27の先端が人の皮膚を離れるように注射器全体が引き戻される。次に、プランジャロッドが注射器シリンダ1に対して引き戻され、この際、環状カラー部40により、先端20が元通りに切欠き39を離れるのが阻止される。したがって、針ユニット25全体が後方に注射器シリンダ内に引っ張られる。引っ掛かりカム13の、前方および後方のいずれに向けられた側面も、プランジャロッド11と鈍角を形成しているので、引っ掛かりカム13は、環状隆起部5によって内側に押され、この隆起部を通過することができる。この引き戻し運動は、図4に示す終了位置で、長手方向軸線に対して実質的に直角に向けられたストッパカム16の背面が、環状隆起部5に接触することによって終了する。そこで、プランジャロッド11が折り取られ、これは、破断予定部23によって容易にされる。折り取ったプランジャロッド11の端部は、端部スリーブ22を用いて注射器シリンダ1の首部8に嵌めることができ、この位置で、内側を環状に延びる溝によって注射器シリンダのロック隆起部3上に保持される。これによって、注射針27は完全に周囲を閉ざされ、接触が防止される。動きを反対にして、プランジャロッド11の後端に、プランジャロッドの後部を折り取った後に注射器シリンダ1の首部8に嵌め込むことができる円柱状のピンを設けることもできる(図示せず)ことは明らかである。
図10は、本発明による注射器の他の実施形態を示している。図1〜図5による実施形態と異なり、本実施形態では、先端20が初期位置で既にプランジャストッパ12から突出しており、したがって、注射液50と接触している。このことによって、先端20を許容される材料から構成することが求められる。本実施形態では、材料は、例えば上述の種類のステンレス鋼である。図10から理解されるように、先端20はそのシャフトと共に収容シリンダ46内に鋳込まれ、または、シャフト19は射出成形によって収容シリンダ46内に一体化され、収容シリンダ46はプランジャロッド11と一体に形成される。シャフト19は収容シリンダ46内にしっかりと固定され、また、プランジャロッド11の引き戻しの際に発生する張力によって、収容シリンダ46からシャフト19が分離させられないように、シャフト19には、収容シリンダ46の射出成形の際にプラスチックで満たされる環状溝47が設けられている。既述の第1の実施形態において図1に示す操作状態で見て取れる、プランジャストッパ12と前部プレート17との間の遊びは、図10に示す実施形態では存在せず、また、注射器を組み立てる際、注射液50を充填した後に、プランジャロッド11と、プランジャロッド11に挿入されたステンレス鋼製のシャフト19と、シャフト19にかぶせられたプランジャストッパ12とから構成されるプランジャユニット全体を嵌め込むことができる。
図11〜図13に、注射器の他の実施形態が示されており、この実施形態では、プランジャストッパ12、シャフト19および先端20は、図1〜図5を参照して説明した実施形態と同様に構成されている。図11〜図13に示す実施形態は、プランジャロッドが破断予定部23を備えず、2つの部分からなる構成である点で前述の実施形態と異なっている。
シャフト19の後端に連結スリーブ51が形成され、連結スリーブ51の壁は、連結スリーブの後端で開口する複数の切り込み部53を備え、それによって保持爪52が形成され、以下に説明するように、保持爪52は、一方で前述の弾性板状片15の機能を担い、他方で、保持爪52によって、プランジャロッド11がそれに連結された針ユニット25と共に引き戻された後に、プランジャロッドの両方の部分を分離することが可能になっている。プランジャロッド11の後部に連結ヘッド54が形成され、連結ヘッド54は連結スリーブ51内に突出しており、連結ヘッド54の後方に設けられた後部切り込み55に保持爪52が引っ掛かることにより、保持爪52によって連結スリーブ51内に軸線方向に動かないように保持されている。これによって、注射を行った後に、プランジャロッド11および針ユニット25を引き戻すことが可能になる。連結スリーブ51が注射器シリンダ1内にある限り、保持爪52は、それが連結ヘッド54を解放する程には、半径方向外側に弾性的に撓むことができない。連結スリーブが図12に示した位置に到達して、少なくとも保持爪52の自由端部が注射器シリンダ1を離れて初めて、保持爪52は、連結ヘッド54が解放される程に大きく半径方向外側に弾性的に撓むことができる。この位置に達する直前に、保持爪52の外側に設けられた位置決め隆起部48が、環状隆起部を通り過ぎている必要があり、このことは、それによって、引き戻しに対する抵抗が短時間だけ強くなることになるが、最後的に、位置決め隆起部48の、図13に示す形状によって、また半径方向内側への保持爪の弾性的な撓みによって可能になる。
図12に示した後方の最終位置では、図13に示す拡大図から明らかに分かるように、ストッパカム16は内側環状隆起部5に接触している。プランジャロッド11の分離後に、内側環状隆起部5と協働して位置決め隆起部48によって、針ユニット25が連結スリーブ51と共に注射器シリンダ内に押し戻されるのが防止される。首部8を閉じ、注射針27による負傷および注射液50の残りの滴下を防止するために、本実施形態の場合も、プランジャロッド11の分離された部分を端部スリーブ22によって注射器シリンダ1の首部8上に嵌めることができる。
以上の実施形態は、注射器の可能な種々の例であり、本発明は、具体的に示した本発明の種々の実施形態に限定されず、種々の実施形態間の多様な組み合わせも可能であり、可能なこのような変形は、具体的な本発明による技術的な取扱いに関する教示に基づいて、当該技術分野に属する当業者が実施できる範囲内にあるということを指摘しておく。すなわち、図示し説明した種々の実施形態の個々の詳細を組み合わせることによって得られる考えられる変形実施形態の全ても、本発明の保護範囲内に含まれる。
注射器の構造をより良く理解できるようにするために、注射器またはそれらの構成部材が、部分的に縮尺通りでなくおよび/または拡大しておよび/または縮小して示されていることを、整理のため、最後に指摘しておく。
創意に富んだ個々の方策の基礎となる課題が、詳細な説明から理解できる。
特に、図1〜9、図10、図11、図12および13に示した個々の実施形態は、本発明による独立した方策の主題を構成することができる。これに関する本発明における課題および方策は、これらの図面の詳細な説明から理解できる。
初期位置にある1回使いきりの予備充填された注射器の図である。 注射準備状態にある注射器の図である。 注射後の注射器の図である。 注射針が引っ込められた注射器の図である。 廃棄の用意のために安全を確保された状態の注射器の図である。 図4の細部の拡大図である。 図1〜図6に示す注射器の針ユニットの図である。 図7に示す針ユニットの注射針を含む針ホルダの図である。 図7に示す針ユニットの密封挿入体の図である。 初期位置にある他の実施形態の注射器の図である。 初期位置にある他の実施形態の注射器の図である。 注射実施後の図11に示す注射器の図である。 図12の細部の拡大図である。
符号の説明
1 注射器シリンダ
2 フランジ
3 ロック隆起部
4 肩部
5 環状隆起部
6 前面
7 背面
8 首部
9 針保護キャップ
10 プランジャユニット
11 プランジャロッド
12 プランジャストッパ
13 引っ掛かりカム
14 切欠き
15 弾性板状片
16 ストッパカム
17 前部プレート
18 後部プレート
19 シャフト
20 先端
21 突出部
22 端部スリーブ
23 破断予定部
24 膜
25 針ユニット
26 針ホルダ
27 注射針
28 ヘッド
29 長手方向リブ
30 環状溝
31 カラー部
32 スリット
33 環状溝
34 切欠き
36 密封挿入体
37 延長部
38 弱化部
39 中空室
40 環状カラー部
41 開口部
42 環状隆起部
43 密封隆起部
44 段差
45 カラー部
46 収容シリンダ
47 環状溝
48 位置決め隆起部
49 狭隘部
50 注射液
51 連結スリーブ
52 保持爪
53 切り込み部
54 連結ヘッド
55 後部切り込み部

Claims (17)

  1. 注射器シリンダ(1)と、プランジャロッド(11)によって前記注射器シリンダ(1)内を移動させることができるプランジャストッパ(12)と、ステンレス鋼製の注射針(27)を該注射針(27)の一部長さにわたって覆うプラスチック製の針ホルダ(26)および密封挿入体(36)を含み前記注射器シリンダ(1)に収容された針ユニット(25)と、注射を実施した後に前記針ユニット(25)を前記注射器シリンダ(1)内に引っ込めるために前記プランジャロッド(11)と前記針ユニット(25)とを連結するための連結手段(20、40)とを有し、前記注射器シリンダ(1)、針ユニット(25)およびプランジャストッパ(12)が注射液(50)を収容するための内部空間を形成している1回使いきりの注射器において、初期状態で前記内部空間が前記注射液(50)で予備充填され、前記内部空間に面する前記針ホルダ(26)の後端に薬剤用ゴム製の前記密封挿入体(36)が装着され、該密封挿入体(36)によって、前記注射液(50)を収容する前記内部空間に対して前記針ホルダ(26)が完全に覆いをされ、前記針ホルダ(26)に保持された前記注射針(27)の後端が前記密封挿入体(36)を前記内部空間まで貫通し突出しており、前記針ホルダ(26)の外面の領域に長手方向リブ(29)が設けられ、該長手方向リブ(29)が、前記注射器シリンダ(1)の狭められた端部領域(8)に収容されて、該端部領域(8)に隣接しており、前記密封挿入体(36)のカラー部(45)の前端に密封隆起部(43)が配置され、該密封隆起部(43)が前記注射器シリンダ(1)の内壁に密封するように隣接して、バクテリアが進入しないように前記注射器シリンダ(1)を閉鎖していることを特徴とする注射器。
  2. 前記針ホルダ(26)が、針保護キャップ(9)を装着可能な直径が大きくなったヘッド(28)を注射側の端部に備えることを特徴とする、請求項1に記載の注射器。
  3. 前記針ホルダ(26)が、注射側と反対側の端部に正面側の切欠き(34)を有し、該切欠き内に、前記注射側と反対側の前記注射針(27)の端部が突出していることを特徴とする、請求項1または2に記載の注射器。
  4. 前記切欠き(34)を囲む前記針ホルダ(26)の壁に、実質的に軸線方向に延びる少なくとも1つのスリット(32)が配置されていることを特徴とする、請求項に記載の注射器。
  5. 前記密封挿入体(36)が、延長部(37)によって前記針ホルダ(26)の前記切欠き(34)内に延び、前記切欠き(34)の領域で前記針ホルダ(26)の外面をカラー部(45)によって囲んでいることを特徴とする、請求項またはに記載の注射器。
  6. 前記密封挿入体(36)が、前記密封挿入体(36)の前記延長部(37)の、注射側と反対側の端部領域に環状隆起部(42)を有し、該環状隆起部(42)が、前記切欠き(34)の内壁に設けられた環状溝(33)に嵌っていることを特徴とする、請求項またはに記載の注射器。
  7. 前記密封挿入体(36)が、該密封挿入体(36)のカラー部(45)にOリングのような前記密封隆起部(43)を有し、該密封隆起部(43)が、前記針ホルダ(26)に配置された環状溝(30)に嵌っていることを特徴とする、請求項またはに記載の注射器。
  8. 前記密封挿入体(36)の外周に突出部(44)が形成され、該突出部によって、前記密封挿入体(36)が、前記注射器シリンダ(1)の注射側の領域に形成された肩部(4)に軸線方向に隣接していることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の注射器。
  9. 前記密封挿入体(36)に中空室(39)が設けられており、開口部(41)が環状カラー部(40)を形成しつつ前記中空室(39)から前記注射器シリンダ(1)の内部空間に延び、前記注射針(27)の後端が前記中空室(39)内に延びていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の注射器。
  10. 注射側と反対側の前記注射器シリンダの端部の近くに、内側環状隆起部(5)が配置され、該内側環状隆起部(5)の注射側に面する前面(6)が、前記注射器シリンダ(1)の壁に対し少なくともほぼ直角に配置され、前記注射器シリンダの前記注射側と反対側に面する背面(7)が、前記注射器シリンダ(1)の壁と鈍角を形成していることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の注射器。
  11. 前記プランジャロッド(11)にストッパカム(16)が設けられており、該ストッパカム(16)が、前記プランジャロッドの長手方向軸線に対し実質的に直角に向けられた注射側と反対側の面を備え、該面が、前記プランジャロッド(11)を引き戻した際に、注射側に面する前記内側環状隆起部(5)の前記前面(6)に接触し、それによって、前記プランジャロッドが前記注射器シリンダ(1)から完全に引き抜くことができないようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の注射器。
  12. 前記プランジャロッド(11)に前記ストッパカム(16)から注射側と反対側に間隔をおいて引っ掛かりカム(13)が配置されており、該引っ掛かりカム(13)の側面が、抵抗に打ち勝つことによって前記注射器シリンダの前記内側環状隆起部(5)を通り過ぎて両方向に前記引っ掛かりカム(13)を移動させることができるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の注射器。
  13. 前記引っ掛かりカム(13)が半径方向に弾性的に撓むことができるように、前記プランジャロッド(11)が前記引っ掛かりカム(13)の領域に切欠き(14)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の注射器。
  14. 前記ストッパカム(16)と前記引っ掛かりカム(13)との間の領域で前記プランジャロッド(11)に破断予定部(23)が設けられていることを特徴とする、請求項12〜1のいずれか1項に記載の注射器。
  15. 前記プランジャロッド(11)が、別の連結手段(51、54)によって互いに取り外し可能に結合されている2つの部分から構成され、前記連結手段が、前記プランジャロッドがストッパ(5、16)まで引き戻された操作状態でのみ取り外すことができるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜1のいずれか1項に記載の注射器。
  16. 前記連結手段が、前記プランジャストッパ(12)と結合された連結スリーブ(51)を含み、連結ヘッド(54)の後部に引っ掛かる保持爪(52)が前記連結スリーブ(51)の、注射側と反対側に形成されており、前記保持爪が、該保持爪の長さの少なくとも一部だけ、前記注射器シリンダ(1)の外側に、または前記注射器シリンダの直径が大きくなった端部領域内にあるときにのみ、前記連結ヘッド(54)が、半径方向に弾性的に撓む前記保持爪(52)によって解放可能であることを特徴とする、請求項1に記載の注射器。
  17. 注射側と反対側の前記プランジャロッドの後端に端部スリーブ(22)が配置され、該端部スリーブの後方に向けられた開口部が、前記注射器シリンダの前端に嵌る直径を備えていることを特徴とする、請求項1〜1のいずれか1項に記載の注射器。
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