JP4943625B2 - 能動的なクランピングスイッチを備える3レベル電力変換装置のための制御・調節方法、およびそのための装置 - Google Patents

能動的なクランピングスイッチを備える3レベル電力変換装置のための制御・調節方法、およびそのための装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念に基づく、能動的なクランピングスイッチを備える、直流電圧リンクから供給を受ける自己転流形の3レベル電力変換装置のための制御・調節方法に関し、ならびにそのための装置に関する。このような種類の電力変換装置は、自己転流形の順変換装置としても、自己転流形の逆変換装置としても利用することができ、特に、中程度の出力や大規模な出力の電気駆動装置で採用されている。
【0002】
【従来の技術】
直流電圧リンクにおける、ダイオードクランピングされる自己転流形の3レベル電力変換装置のトポロジー(3レベルNPC電力変換装置)は一般に公知であり、出力の大きい産業用駆動装置や車両用駆動装置(中圧駆動装置)といった利用分野のために工業用としても採用されている。この場合のメインスイッチとしては、たとえばインバースダイオードが内蔵された絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)モジュールなどが用いられる。機械的な構造をモジュール化して簡素化するという理由から、あるいはこのような種類の電力変換装置で半導体デバイスを直列接続したときに均等な逆電圧の配分を保証するために、ゼロ点クランピングダイオード(NPCダイオード)の代わりに、IGBTモジュールがNPCスイッチ(以下、能動的なNPCスイッチ、または能動的なゼロ点クランピングスイッチ、または能動的なクランピングスイッチと呼ぶ)としてしばしば用いられる。このときIGBTは、ゲート・エミッタ区間の短絡によって「オフ」状態にされるか、または、逆電圧配分を調節するために能動領域で作動させられるかのいずれかであるのに対し、内蔵されたインバースダイオードはNPCダイオードの機能を引き受ける。
【0003】
図1には、直流電圧リンクにおける、このような種類の一般に公知となっているNPCスイッチを装備した自己転流形の3レベル電力変換装置、または簡略に3レベルNPC電力変換装置と呼ぶものが示されている。正の直流電圧接続部と3つの負荷接続部との間には、それぞれ外側のメインスイッチT1UないしT1VないしT1W(以下、全般に符号T1を付す)と、内側のメインスイッチT2UないしT2VないしT2W(以下、全般に符号T2を付す)が直列に配置されており、このとき、それぞれ外側のメインスイッチT1UないしT1VないしT1WにはインバースダイオードD1UないしD1VないしD1W(以下、全般に符号D1を付す)が逆平行に位置しており、それぞれ内側のメインスイッチT2UないしT2VないしT2WにはインバースダイオードD2UないしD2VないしD2W(以下、全般に符号D2を付す)が逆平行に位置している。
【0004】
負の直流電圧接続部と3つの負か接続部との間には、それぞれ外側のメインスイッチT4UないしT4VないしT4W(以下、全般に符号T4を付す)と、内側のメインスイッチT3UないしT3VないしT3W(以下、全般に符号T3を付す)が直列に配置されており、このとき、それぞれ外側のメインスイッチT4UないしT4VないしT4WにはインバースダイオードD4UないしD4VないしD4W(以下、全般に符号D4を付す)が逆平行に位置しており、それぞれ内側のメインスイッチT3UないしT3VないしT3WにはインバースダイオードD3UないしD3VないしD3W(以下、全般に符号D3を付す)が逆平行に位置している。負荷側の相電流(負荷電流)には符号iphU、iphV、iphWが付されている。
【0005】
T1U、D1U、T2UおよびD2Uの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD5Uを備える能動的なNPCスイッチT5Uを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。同様に、T1V、D1V、T2VおよびD2Vの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD5Vを備える能動的なNPCスイッチT5Vを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。同じようにして、T1W、D1W、T2WおよびD2Wの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD5Wを備える能動的なNPCスイッチT5Wを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。能動的なNPCスイッチT5U、T5V、T5Wは、以下においては全般に符号T5を付す。インバースダイオードD5U、D5V、D5Wは、以下においては全般に符号D5を付す。
【0006】
中心タップは、容量が同じ2つのコンデンサを介して、両方の直流電圧接続部に接続されている。これらのコンデンサを通る電圧はそれぞれVdc/2である(リンク電圧の半分)。
【0007】
T3U、D3U、T4UおよびD4Uの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD6Uを備える能動的なNPCスイッチT6Uを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。同様に、T3V、D3V、T4VおよびD4Vの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD6Vを備える能動的なNPCスイッチT6Vを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。同じようにして、T3W、D3W、T4WおよびD4Wの共通の接続点は、逆平行なインバースダイオードD6Wを備える能動的なNPCスイッチT6Wを介して、直流電圧リンクの中心タップにつながれている。能動的なNPCスイッチT6U、T6V、T6Wは、以下においては全般に符号T5を付す。インバースダイオードD6U、D6V、D6Wは、以下においては全般に符号D6を付す。
【0008】
正弦波変調の場合におけるダイオードクランピングされる3レベルNPC電力変換装置の研究が明らかにしているところでは、この電力変換装置の熱的な設計は、後掲の表Iに掲げる4つのクリティカルな作業点によって規定される。これらの4つのクリティカルな作業点の各々で、相電流(負荷電流)およびこれに伴う電力変換装置の出力電力は、そのクリティカルな作業点でもっとも強い負荷を受けるパワー半導体の最大限許容される損失によって制限される。他のすべての半導体は、それぞれのクリティカルな作業点で、これよりも低い障壁層温度にしか達しない。個々の半導体の最大の損失および最大の障壁層温度は、各々の半導体にとってクリティカルな動作点で上記に匹敵する値に達するので、電力変換装置の出力電力を増やそうとするならば、すべてのコンポーネントを大型のコンポーネントと交換することが必要である。
【0009】
特に同期機を備える電気駆動システムで電力変換装置を使用する場合の追加的なクリティカルな作業点は、駆動装置の始動または停止である。このようなケースでは、電力変換装置の出力周波数がゼロヘルツに達するほど非常に低く、変調度Mが低いことが特徴である。この場合、相電流(負荷電流)はNPCダイオードでの損失によって制限され、このことは後掲の表Iのケース2に相当している。低い出力周波数に起因して、熱的な定常状態に達するのに十分な時間にわたって1つの相が負荷電流のピーク値で負荷を受ける可能性がある。それにより、出力周波数が高いときの動作に比べて達成可能な負荷電流が著しく減少する。この問題は、停止時における切換周波数の低下によって緩和することができるものの、通常の中圧駆動装置では、停止時に定格電流よりも負荷電流が低下することが避けられない。ところが、たとえば高温圧延機や常温圧延機などで利用するには、駆動装置の停止時に典型的には200%の負荷モーメントすなわち2倍の負荷電流が必要である。したがってこの条件を満たすことは、3レベルNPC電力変換装置が顕著に大型化するという不利益につながってしまう。
【表1】
Figure 0004943625
【0010】
上述の研究論文によれば、個々の半導体デバイスの間の損失の不均等な配分は、ダイオードクランピングされる3レベルNPC電力変換装置の大きな欠点であるとともに、ダイオードクランピングされる3レベルNPC電力変換装置と同じように作動する、能動的なNPCスイッチを備える3レベル電力変換装置の大きな欠点である。その結果、半導体デバイス、特に内側のメインスイッチが比較的わずかしか活用されない。しかも、しばしばNPCダイオードの代わりに組み込まれる能動的な(インバースダイオードを備える)NPCスイッチが有している、半導体デバイスにおける損失の配分に影響を与えるという可能性が、これまでは積極的に利用されていなかったと結論せざるを得ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、電力変換装置の位相モジュールのそれぞれの半導体デバイスの間の損失配分がどの作業点でも均等化され、かつ駆動装置の停止時にも均等化されるような、冒頭に述べた種類の能動的なクランピングスイッチを備える3レベル電力変換装置のための制御・調節方法を提供することである。
さらに、そのための装置が提供されることが望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題は本発明によれば、制御・調節方法に関しては、上位概念の構成要件との関連における請求項1の特徴部に記載の構成要件によって解決される。
【0013】
上述の課題は本発明によれば、装置に関しては、上位概念の構成要件との関連における請求項11の特徴部に記載の構成要件によって解決される。
【0014】
本発明によって達成可能な利点は、特に、表Iのケース2とケース4(非常に少ない変調度でのモータまたはジェネレータとしての動作)のとき、NPCスイッチと内側のスイッチとの間の損失配分が均等化されることにより、
−内側のスイッチおよび能動的なNPCスイッチよりも小さな半導体を使用することで、電力変換装置の出力電力を維持しながら、半導体に要するコストが全体的に著しく削減され、もしくは代替的に、
−設置されたスイッチの能力は一定のままで、停止時の出力低下を減らすことが可能になることである。
【0015】
さらに、表Iのケース1とケース3(最大の変調度でのモータまたはジェネレータとしての動作)のとき、内側のメインスイッチとダイオードの負担で、外側のメインスイッチないしダイオードの負荷を低減することも実現され、それにより、先ほど挙げたケース2とケース4のときの、NPCスイッチと内側のスイッチとの間の損失配分の均等化との関連で、電力変換装置の出力電力の増大(出力の歩留まりの向上)か、または半導体デバイスのコストを増やすことのない切換周波数の増大が達成される。
【0016】
その他の利点は以下の説明から明らかである。
本発明の有利な実施形態は従属クレームに記載されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明による制御・調節法の機能様式を説明するため、まず最初に、能動的なクランピングスイッチのない、または既存の能動的なクランピングスイッチを能動的に利用しない従来式の3レベルNPC電力変換装置で考えられる諸状態と、このようなNPCスイッチを能動的に利用する電力変換装置との相違点について、詳しく説明することにする。
【0018】
図1は、すでに冒頭で説明したように、能動的なNPCスイッチをもつ電圧リンクを備える3レベル電力変換装置の構造を示している(従来技術)。出力電圧を変調するため、各相の交流電圧側の接続部がそれぞれ正のリンク・バスバー(正の直流電圧接続部)、ゼロ点(中心タップ)、または負のリンク・バスバー(負の直流電圧接続部)と接続されている。この3つの状態は「+」、「0」および「−」の符号で示されている。従来式の3レベルNPC電力変換装置には、これらの3つの状態の各々について、後掲の表IIにまとめて示されているスイッチ位置の組み合わせがちょうど1つ存在している。「0」状態では、負荷電流が正の方向のときには中心タップの上側の経路が通電され、負の方向のときには下側の経路が通電される。T2とT3はいずれも常にターンオンされている。
【表2】
Figure 0004943625
【0019】
しかし能動的なNPCスイッチを利用すると、「0」状態を具体化するために代替的な複数のスイッチ位置が得られる。負荷電流は、T5およびT2のターンオンによって中心タップの上側の経路を両方向に流れることができ、ないしはT6およびT3のターンオンによって中心タップの下側の経路を流れることができる。以下においては、これらの状態を「0o2」(上側の経路について)ないし「0u2」(下側の経路について)と呼ぶ。T5およびT2をターンオンすると(T3とT6はターンオフされ、ないしはターンオフされており、それぞれ半分のリンク電圧を遮蔽することができる)、T4は、「−」から「0o2」への転流の後もターンオン状態にとどまることができる。同様のことは、「+」から「0u2」への転流の後におけるスイッチT1についても言える。以下においては、これらの状態を「0o1」(上側の経路について)ないし「0u1」(下側の経路について)と呼ぶ。さらに、当然ながら従来の状態「0」も前掲の表IIのように切換可能であり、T2、T3、T5およびT6を同時にターンオンできる可能性がある。この場合、中心タップの上側および下側の経路の間の電流配分は、非励進素子、半導体特性のばらつき、および半導体特性の温度依存性(たとえば順方向電流)によって規定される。後に挙げた両方の切換状態については、これ以上詳しく着目しない。
【0020】
「+」状態と「−」状態については、能動的なNPCスイッチの能動的な利用によって代替的な状態は得られない。それによる全部で6つの利用可能な切換状態が、後掲の表IIIにまとめてある。
【表3】
Figure 0004943625
【0021】
明らかに、上側および下側のNPC経路を的確に選択することで、「0」状態のときの伝導損失の配分に影響を与えることができる。逆に、状態「+」および状態「−」のときの伝導損失には影響を与えることができない。新たな状態への転流、または新たな状態からの転流が、すべての半導体の切換損失の配分を規定する。
【0022】
あらゆる転流は2つのコンポーネントの間で起こる。複数のスイッチが切り換えられる場合でも、主要な損失は常に能動的なスイッチとインバースダイオードでのみ生じる。その他のスイッチは、転流の前後には電流を通さないか、または逆電圧を引き受けるかのいずれかなので、原則として損失なく切換を行う。
【0023】
以下においては、提案される制御方法の4つのタイプの転流と、3レベルNPC電力変換装置における従来式の転流とを対比して、損失の配分に対する影響について説明する。ここでは一例として正の負荷電流と、正の出力電圧の変調に着目する。ブリッジ辺は、正の直流電圧バスバー(状態「+」)と中心タップ(ゼロ状態ないし「0」)の間を往復して切り換えられる。
【0024】
以下においては、まず最初に従来式の転流「+」←→「0」に着目する。能動的なNPCスイッチの能動的な関与がなければ、負荷電流はT1とD5の間で転流される。外側のメインスイッチT1および内側のメインスイッチT3は交互にオンオフされるのに対し、T2およびT4はオン状態ないしオフ状態のままにとどまる。切換損失はT1とD5で生じる(この点については図2も参照)。
【0025】
次に、NPCスイッチが能動的に関与する、本発明で提案される転流「+」←→「0o2」に着目する。負荷電流は中心タップの上側の経路へ的確に転流され、しかも電流方向には依存していない。そのために、最初にT6が開かれ(ターンオフされ)、有利には「+」状態のときにターンオンされる。続いてT1がターンオフされ、クランピングスイッチT5の所要のむだ時間に配慮したうえで、すなわち電流の転流が完了した後で、ターンオンされる。「+」に戻る転流のときには、逆の順序で逆の切換プロセスが行われる。切換損失は、従来式の転流の場合と同じく、それぞれT1およびD5で生じる(図2参照)。
【0026】
次に、転流「+」←→「0u2」に着目する。負荷電流は、まずT1がターンオフされ、内側のメインスイッチT3の所要のむだ時間に配慮したうえでターンオンされ、その後でT2も開かれることによって、電流方向に関わりなく、中心タップの下側の経路へ的確に転流される。負荷電流は、まず中心タップの上側および下側の経路に配分される。上側の経路の電流は、T2が開かれるとともに、同じくすでに通電されている下側の経路に転流する。逆方向の転流のときは、まずT2が閉じられ、引き続いてT3が開かれる。T1がターンオンされると同時に、すべての負荷電流が中心タップの下側の経路から「+」経路に戻るように転流する。主要な切換損失はT1およびD3で生じる(図3参照)。
【0027】
次に、「+」←→「0u1」に着目する。上に説明した転流「+」←→「0u2」の場合と同じく、負荷電流は電流方向に関わりなく中心タップの下側の経路へ的確に転流される。ただしこの転流は、T2のターンオフによって実現される。T3はむだ時間の後にターンオンされ、T1はターンオンされたままである。「+」に戻る転流のときには、逆の順序で逆の切換プロセスが行われる。切換損失はそれぞれT2およびD3で生じる(図3参照)。
【0028】
転流「+」←→「0u2」を採用することで、転流「+」←→「0o2」や従来式の転流に比べて、切換損失が、NPCダイオードD5から内側のインバースダイオードD3へ移行する。これに加えて、転流「+」←→「0u1」を採用することで、切換損失が外側のスイッチT1から内側のスイッチT2に移行する。
【0029】
次に、転流「+」←→「0o1」に着目する。この転流は、転流「+」←→「0o2」と等価であり、負の出力電圧が事前に変調された後でブリッジ辺が「0o1」の状態にあり、次いで状態「+」が命じられた場合に、方向「0o1」→「+」でのみ採用される。そのために、まずT4が開かれた後、さらに転流「0o2」→「+」の場合と同じ手続を踏む。切換損失はT1およびD5で生じる。
【0030】
状態「−」とさまざまなゼロ状態との間の転流は、上に説明した転流と等価である。負の負荷電流のときは、損失が、正の負荷電流の場合に対してそれぞれ逆平行な半導体で発生する。後掲の表IVには、損失を伴う半導体がすべての転流について掲げられている。正の出力電圧の変調の場合に半導体スイッチに供給されるべき転流の切換信号が、図4に示されており、それに対して図5は、負の出力電圧の変調の場合に半導体スイッチに供給されるべき切換信号を示している。
【表4】
Figure 0004943625
【0031】
上に説明したすべての転流を的確に採用することで、それぞれ2つのスイッチグループの損失(およびこれに伴う遮蔽層温度)を互いに近似させることが可能である。最大の変調度で外側の半導体デバイスが最大の負荷を受ける場合(前掲の表Iに示すケース1とケース3)、ゼロ状態を的確に選択することで、外側および内側の半導体ないしメインスイッチの遮蔽層温度を互いに近似させる。このときNPCスイッチの遮蔽層温度のほうが低いレベルにある。小さい変調度でNPCダイオードまたは内側の半導体スイッチが最大の負荷を受ける場合(前掲の表Iに示すケース2とケース4)、ゼロ状態の的確な選択によって、NPC半導体と内側の半導体の遮蔽層温度を互いに近似させる。このとき、外側の半導体ないしメインスイッチの遮蔽層温度のほうが低いレベルにある。
【0032】
上に説明した機能は、半導体デバイスの遮蔽層温度の調節によって充足され、ないしは、すべての半導体デバイスの損失およびそれに伴う遮蔽層温度を継続的に判定し、重畳された電力変換装置調節(PWM、DTC)の切換コマンドおよび遮蔽層温度に関する情報をもとに適切な切換状態(「0o2」、「0o1」、「0u1」または「0u2」)を選択し、それに基づいて半導体スイッチに対する所要の制御信号を生成する制御・調節システムによって充足される。能動的なクランピングスイッチが能動的に関与する制御システムは、3レベル電力変換装置を従来式に制御するための追加コンポーネントにすぎず、当然ながら、パルス幅変調(PWM)の変調器や直接制御の制御器に取って代わるものではない。
【0033】
提案されるシステムのブロック図が図6に示されている。変調器1(PWMないしパルス幅変調、またはDTCないしダイレクトトルク制御)が、温度制御器+自動制御装置2に切換状態コマンド(目標値)を供給する。この温度制御器+自動制御装置2には、すべての半導体の遮蔽層温度と負荷電流iphU、iphV、iphWが供給される。このとき温度制御器では、転流プロセスの選択と、半導体の最善の遮蔽層温度配分に応じたゼロ状態の選択が行われる。自動制御装置は、転流中の切換順序を守ったうえで、すべての半導体に対する所要の制御信号の出力を具体化する。
【0034】
温度制御器+自動制御装置2は出力側で、すべての半導体スイッチ(外側のメインスイッチ、内側のメインスイッチ、NPCスイッチ)に対する制御信号を出す。この制御信号は、さらに、切換損失および伝導損失のオンライン計算部3の入力部にも送られる。さらにオンライン計算部3には、入力側で、すべての半導体の遮蔽層温度と、リンク電圧Vdc/2と、負荷電流iphU、iphV、iphWと、半導体損失近似が記憶された構成要素5の信号とが送られる。
【0035】
オンライン計算部3の出力信号は、半導体の最新の冷媒温度と熱的な電力変換装置モデル6の信号とを入力側で受けとる、すべての半導体の遮蔽層温度のオンライン計算部4に達する。オンライン計算部4は、出力側で、すべての半導体の遮蔽層温度を出力する。
【0036】
後掲の表Vには、一例として、転流プロセスの選択に適した方法が掲げられている。この方法は、PWMでの適用だけでなく、ダイレクトトルク制御(DTC)や直接自動制御(DSR)といった直接制御方式での適用にも適している。この方法は、目下の遮蔽層温度が最高になっている半導体が、常に、次の転流のときには切換損失を負わされないことを保証する。半導体の伝導損失は、この選択方式では考慮されない。この方法は、伝導損失だけで半導体が最大の遮蔽層温度まで加熱されることはない通常のケースについては、可能な限り均等な遮蔽層温度分布を保証する。
【表5】
Figure 0004943625
【0037】
上に挙げた方法の改良は、次のゼロ状態のときに見込まれる、定常動作のときの半導体の伝導損失を計算に含めることによって達成される。PMWで適用する場合、後続するゼロ状態の時間は既知であり、たとえばDTCなどの直接制御方式を適用する場合には、その時間を機械モデルから事前に算出しておくことができる。それにより、転流およびこれに続くゼロ状態の後、半導体に発生する最大の遮蔽層温度が最低限になるように、ゼロ状態への転流の種類を選択することができる。
【0038】
提案される制御方法は、たとえばIGBTの場合に一般的に当てはまるように、半導体がその熱的な能力の限界で働いているけれどもそれ以上の電流をオンオフすることができるような回路で、大きな利点を生む。この場合には本方法によって、半導体デバイスのコストを増やすことなく、電力変換装置の出力電力の増大が達成される。能動的なNPCスイッチがたとえばIGBTモジュールとしてすでに内蔵されているが能動的に利用されていないときは、本方法が格別に好適である。あるいは本方法は、能動的なNPCスイッチを追加的に組み込む必要がある電力変換装置にとっても有意義である。なぜならその追加費用が、電力変換装置の出力電力の達成可能な増大に比べて小さいからである。使用されている半導体が、すでに最大限許容されるターンオフ可能な電流の限度で働いており、そのために出力電力の増大が考慮の対象にならないときは、提案される制御方法を適用すると、半導体素子に要するコストを増やすことなく、電力変換装置の切換周波数を増やすことが可能である。少ない基本周波数で、所要の出力低下を減らすという第2の目標も、同じく達成される。
【0039】
上に取り上げた表IIIから明らかなように、能動的なNPCスイッチのない従来式の3レベルNPC電力変換装置で、対応するNPCダイオードが外側のスイッチを介して電圧をVdc/2にクランプしたときには、NPCスイッチが常にターンオフされており、すなわち「+」状態のときにはT6がターンオンされ、「−」状態のときにはT5がターンオンされる。したがって、能動的なNPCスイッチのない従来式の3レベルNPC電力変換装置とは異なり、状態「+」ではT3とT4の間の均等な電圧分布、また状態「−」ではT1とT2の間の均等な電圧分布が、半導体の漏れ電流の分布に関わりなく、かつ追加の受動的な平衡用抵抗器なしに保証される。つまり本方法のさらに別な利点は、受動コンポーネントや平衡損失を省略できることである。
【0040】
提案される方法および制御装置は、すべての能動スイッチが遮断可能な半導体素子によって具体化されている、たとえばIGBT、IGCT、MCT、MTO、MOSFET、炭化珪素(SiC)モジュールなどによって具体化されている、能動的なNPCスイッチを備えた流通しているあらゆる3レベルNPC電力変換装置で具体化することができ、たとえば産業用の中圧電力変換装置、トラクション、HVDEライトなどで具体化することができる。
【図面の簡単な説明】
次に、図面に示された実施例を参照しながら本発明について説明する。図面は次のとおりである:
【図1】 能動的なNPCスイッチを備える3レベルNPC電力変換装置である(従来技術)。
【図2】 本発明に関連のある転流のときの電流の推移である。
【図3】 本発明に関連のある転流のときの電流の推移である。
【図4】 正の出力電圧を変調するときの転流のための切換信号である。
【図5】 負の出力電圧を変調するときの転流のための切換信号である。
【図6】 3レベルNPC電力変換装置の従来式の制御/調節をするための追加コンポーネントを示すブロック図である。

Claims (11)

  1. 直流電圧リンクに接続された単相または複相の3レベル電力変換装置のための制御・調節方法であって、それぞれの直流電圧接続部とそれぞれの負荷接続部の間に直列につながれた2つの第1スイッチ(T1、T4)及び第2スイッチ(T2、T3)と、第1スイッチ(T1、T4)に並列に接続された第1ダイオード(D1、D)、及び第2スイッチ(T2、T3)に並列に接続された第2ダイオード(D、D)を備えており、両方の第1スイッチ(T1、T4)の共通の接続点は負荷接続部を形成しており、内側の第2スイッチ(T2、T3)および外側の第1スイッチ(T1、T4)のそれぞれ共通の接続点と、直流電圧リンクの中心タップとの間には、第3ダイオード(D5、D6)を備える能動的な第3スイッチ(T5、T6)が介在しており、それによって負荷接続部と中心タップとを接続する2つの可能な経路が形成されている形式の方法において、負荷電流の方向に関わりなく、両方の能動的な第3スイッチ(T5、T6)の少なくとも一方が第2スイッチ(T2、T3)の少なくとも一方とともに負荷接続部と中心タップとを接続するためにターンオンされ、そのようにして、ゼロ状態のときに電流を中心タップの上側の経路、下側の経路、またはこの両方の経路に的確に通し、
    能動的な第3スイッチ(T5、T6)のターンオンが、全てのスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の目下の熱負荷に依存して行われ、
    全てのスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)に関して半導体デバイスの損失およびそれに伴う遮蔽層温度を継続的に判定することで、能動的な第3スイッチ(T5、T6)のターンオンが、目下の遮蔽層温度が最高であるスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)が常に、次の転流のときに切換損失を負わされないように行われることを特徴とする方法。
  2. 外側の−正または負の−直流電圧接続部の1つから中心の直流電圧接続部への転流または中心タップへの転流が、まず、該当する外側の直流電圧接続部と直接的に接続されている外側の第1スイッチ(T1、T4)がターンオフされるようにして行われ、続いてむだ時間の後に同じブリッジ半分にある能動的な第3スイッチ(T5、T6)がターンオンされる、請求項1に記載の制御・調節方法。
  3. 外側の(正または負の)直流電圧接続部の1つから中心の直流電圧接続部への転流または中心タップへの転流が、まず、該当する外側の直流電圧接続部と直接的に接続されている外側の第1スイッチ(T1、T4)がターンオフされるようにして行われ、続いてむだ時間の後に他方のブリッジ半分にある内側の第2スイッチ(T2、T3)がターンオンされ、さたにむだ時間の後に、ターンオフされた外側の第1スイッチ(T1、T4)と同じブリッジ半分にある内側の第2スイッチ(T2、T3)がターンオフされる、請求項1に記載の制御・調節方法。
  4. 外側の(正または負の)直流電圧接続部の1つから中心の直流電圧接続部への転流または中心タップへの転流が、まず、該当する外側の直流電圧接続部と外側の第1スイッチ(T1、T4)を介して接続されている内側の第2スイッチ(T2、T3)がターンオフされるようにして行われ、続いてむだ時間の後に他方のブリッジ半分にある内側の第2スイッチ(T2、T3)がターンオンされる、請求項1に記載の制御・調節方法。
  5. 重畳された電力変換装置制御器の切換状態コマンド、相電流、およびスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の遮蔽層温度から、半導体の目下の熱負荷を考慮した、半導体スイッチ(T1からT6)に対する制御信号が形成される、請求項1に記載の制御・調節方法。
  6. 変調されるべき電圧と、ゼロ状態への次回の転流のときの負荷電流の方向とに依存して、潜在的に切換損失で負荷される可能性のあるスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の遮蔽層温度が相互に比較され、次回のゼロ状態が、比較されたスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)のうち遮蔽層温度が最大である半導体が次回の転流のときに切換損失を負わされないように選択される、請求項5に記載の制御・調節方法。
  7. 切換損失と伝導損失のオンライン計算が、制御信号と、リンク電圧と、相電流と、遮蔽層温度と、スイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の損失近似とに依存して行われる、請求項5または6に記載の制御・調節方法。
  8. 遮蔽層温度のオンライン計算が、切換損失および伝導損失と、冷媒温度と、熱的な電力変換装置モデルとに依存して行われる、請求項7に記載の制御・調節方法。
  9. 直流電圧リンクに接続された単相または複相の3レベル電力変換装置のための制御・調節装置であって、それぞれの直流電圧接続部とそれぞれの負荷接続部の間に直列につながれた2つの第1スイッチ(T1、T4)及び第2スイッチ(T2T3)と、第1スイッチ(T1、T4)に並列に接続された第1ダイオード(D1、D)、及び第2スイッチ(T2、T3)に並列に接続された第2ダイオード(D、D)を備えており、両方の第2スイッチ(T2、T3)の共通の接続点は負荷接続部を形成しており、内側の第2スイッチ(T2、T3)および外側の第1スイッチ(T1、T4)のそれぞれの共通の接続点と、直流電圧リンクの中心タップとの間には、第3ダイオード(D5、D6)を備える能動的な第3スイッチ(T5、T6)が介在しており、それによって負荷接続部と中心タップとを接続する2つの可能な経路が形成されている形式の装置において、変調器(1)の切換状態コマンドと、相電流と、スイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の遮蔽層温度とから、スイッチ(T1からT6)に対する制御信号を形成する温度制御器+自動制御装置(2)が設けられ、
    前記第3スイッチ(T5,T6)のターンオンが、全てのスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の目下の熱負荷に依存して行われ、
    全てのスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)に関して半導体デバイスの損失およびそれに伴う遮蔽層温度を継続的に判定することで、前記第3スイッチ(T5,T6)のターンオンが、目下の遮蔽層温度が最高であるスイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)が常に、次の転流のときに切換損失を負わされないように行われることを特徴とする装置。
  10. 第1のオンライン計算部(3)が入力側で、スイッチ(T1からT6)に対する制御信号と、スイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の遮蔽層温度と、相電流と、リンク電圧と、半導体損失近似が記憶されている構成要素(5)の信号とを受け取り、出力側で、計算された切換損失と伝導損失を出力する、請求項9に記載の制御・調節装置。
  11. 第2のオンライン計算部(4)が入力側で、第1のオンライン計算部(4)の信号と、冷媒温度と、熱的な電力変換装置モデル(6)とを受け取り、出力側で、スイッチ及びダイオード(T1からT6、D1からD6)の遮蔽層温度を出力する、請求項10に記載の制御・調節装置。
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