JP4943280B2 - マルチビームアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、マルチビームアンテナに関し、特に同一周波数帯において異なる方向から到来する複数の電波を受信可能としたものに関する。
従来、マルチビームアンテナとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。特許文献1の技術によれば、UHF帯とVHF帯との異なる周波数帯の電波を受信することができ、かつUHF帯において指向性を可変させることができる。
特開2005−117608号公報
近年、地上デジタル放送が開始された。地上デジタル放送では、UHF帯の電波を利用して、放送が行われる。放送エリアによっては、全ての地上デジタル放送が同一位置にある送信アンテナから送信されず、異なる位置からそれぞれ地上デジタル放送が送信されることがある。このような場合、特許文献1のマルチビームアンテナでは、対応することができない。
本発明は、同一の周波数帯であって、異なる位置から送信されている各電波を受信することが可能なマルチビームアンテナを提供することを目的とする。
本発明の一態様のマルチビームアンテナでは、同一周波数帯、例えばUHF帯の複数、例えば2基の指向性アンテナが交差して配置されている。指向性アンテナとしては、受信中心波長の約1/4の長さの間隔をおいて2つのダイポールアンテナを配置し、それらの受信信号を逆相合成したものや、八木形アンテナを使用することができる。これら指向性アンテナのうち1つが指向性を固定させた固定指向性アンテナに構成され、この固定指向性アンテナは、その指向性の方向が、前記同一周波数帯の異なる位置から送信されている複数の電波のうちの1つの到来方向を向くように配置されている。残りの指向性アンテナは、指向性を変化させることができる可変指向性アンテナに構成されている。この可変指向性アンテナは、その指向性の方向が、前記複数の電波のうち残りの電波の到来方向を向くように調整可能に構成されている。前記固定指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、前記可変指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、前記各フィルタ手段の出力信号が合成されて出力される。
このように構成されたマルチビームアンテナでは、固定指向性アンテナによって、特定の方向から到来する電波を受信することができる。また、可変指向性アンテナは、その指向性の方向が、他の電波の到来する方向に向けることが可能であるので、他の電波を受信することができる。これら固定指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段を通過することによって、特定の方向からの電波に対応する受信信号のみを、このフィルタが生成する。また、可変指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段を通過することによって、残りの方向からの電波に対応する受信信号のみをこのフィルタ手段が出力する。これらフィルタ手段の出力が合成されて、出力されるので、固定可変指向性アンテナで受信すべき電波に対応する受信信号と、可変指向性アンテナで受信すべき電波に対応する受信信号とだけが合成手段から出力される。
前記可変指向性アンテナは、ダイポールアンテナを含むものとすることができる。この場合、このダイポールアンテナを非対称給電となるように長さを変化させて指向性を変化させる。例えばダイポールアンテナの両外側にそれぞれ延長エレメントを設け、一方の側の延長エレメントのみをダイポールアンテナに接続したり、他方の側の延長エレメントのみをダイポールアンテナに接続したりして、指向性を変化させる。
或いは、可変指向性アンテナは、八木形アンテナとすることができる。その場合、八木形アンテナの放射器を非対称給電するように長さを変化させて指向性を可変する。例えば放射器の両外側にそれぞれ延長エレメントを設け、一方の側の延長エレメントのみを放射器に接続したり、他方の側の延長エレメントのみを放射器に接続したりして、指向性を変化させる。
本発明の他の態様のマルチビームアンテナでは、同一周波数帯の複数の指向性アンテナが交差して配置されている。これら指向性アンテナのうち1つは、その指向性の方向が、前記同一周波数帯の異なる位置から送信されている複数の電波のうちの1つの到来方向を向くように配置されている。この指向性アンテナも含む全ての指向性アンテナの出力信号が合成手段によって合成される。この合成は、その合成指向性の方向を変化させることができるように行われる。例えば、複数の指向性アンテナが直交して配置された2基であるとすると、これら2基の受信信号を、レベル調整手段と位相調整手段とを介して合成することによって、所望の方向に合成指向性の方向を向けることができる。このように合成指向性の方向を変化させられるので、この合成指向性の方向を、前記複数の電波のうち残りの電波の到来方向を向くように調整可能である。1つの指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、前記合成手段の信号は、この信号を通過させるフィルタ手段に供給され、前記各フィルタ手段の出力信号が合成されて出力される。
このように構成されたマルチビームアンテナでは、1つの指向性アンテナを固定指向性のアンテナのように使用して、1つの到来方向から到来する電波を受信し、全ての指向性アンテナの受信信号を合成することによって、他の電波が到来方向から到来する方向に合成指向性の方向を向けて、当該他の電波も良好に受信する。
以上のように、本発明によれば、同一の周波数帯であって、異なる位置から送信されている各電波を受信することができる。
本発明の第1の実施形態のマルチビームアンテナは、図1に示すように、複数、例えば2基の指向性アンテナ2、4を有している。これら指向性アンテナ2、4は、同一の周波数帯、例えばUHF帯の地上デジタル放送受信用のものである。
指向性アンテナ2は、平行に配置された2本のダイポールアンテナ6、8を有している。これらダイポールアンテナ6、8は、それらの全長が、受信しようとするUHF帯テレビジョン放送の中心波長λの1/2の長さを有し、両者の間には約λ/4の間隔が設けられている。ダイポールアンテナ6の受信信号は、給電手段、例えばバラン10に供給され、ダイポールアンテナ8の受信信号もバラン10に供給されている。但し、ダイポールアンテナ8の受信信号が、ダイポールアンテナ6の受信信号と逆相となるように、ダイポールアンテナ8の受信信号は、バラン10に供給されている。その結果、これらダイポールアンテナ6、8の合成指向性の方向は、図1に矢印Aで示すようにダイポールアンテナ6からダイポールアンテナ8と反対側に、ダイポールアンテナ6、8に対して垂直な方向となり、その合成指向性の方向は、変化しない。
指向性アンテナ4も、平行に配置された2本のダイポーアルアンテナ12、14を有している。これらダイポールアンテナ12、14は、それらの全長が、λ/2の長さを有し、両者の間には約λ/4の間隔が設けられている。そして、ダイポールアンテナ12、14と非接触状態で直交するように配置されている。又、ダイポール12、14の受信信号は、バラン16に供給されているが、ダイポール12の受信信号に対してダイポールアンテナ14の受信信号が逆相となるようにダイポールアンテナ14の受信信号がバラン16に供給されている。従って、ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向は、図1に矢印Bで示すようにダイポールアンテナ12からダイポールアンテナ14と反対側にダイポールアンテナ12、14に対して垂直な方向となる。
これらダイポールアンテナ12、14の一方の外方端部には、それぞれ延長エレメント18、20が開閉スイッチ22、24を介して接続されている。また、他方の外方端部にも、延長エレメント26、28が開閉スイッチ30、32を介して接続されている。従って、例えば開閉スイッチ22、24を閉じた状態では、ダイポールアンテナ12、14には延長エレメント18、20がそれぞれ接続され、ダイポールアンテナ12、14は非対称給電装荷ダイポールアンテナとなり、その合成指向性の方向は、例えば矢印Cの方向を向く。また、開閉スイッチ30、32を閉じた状態では、延長エレメント26、28がダイポールアンテナ12、14に接続され、ダイポールアンテナ12、14は非対称給電装荷ダイポールアンテナとなり、その合成指向性の方向は、例えば矢印Dの方向を向く。即ち、ダイポールアンテナ12、14によって可変指向性アンテナが構成されている。なお、どの程度ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向が矢印Bの方向からどの程度変化するかは、延長エレメント18、20、26、28の長さを適切に選択することによって調整可能である。
従って、UHF帯の地上デジタル放送の放送が異なる複数の方向、例えば2方向から送信されている場合、その一方の方向に矢印Aで示したダイポールアンテナ6、8の合成指向性の方向が向くように、ダイポールアンテナ6、8、12、14を設置する。この場合、ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向が、もう1つの地上デジタル放送の送信方向側を向くようにも、ダイポールアンテナ6、8、12、14を設置する。
この状態では、ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向は、もう1つの地上デジタル放送の送信方向とずれている可能性がある。そこで、開閉スイッチ22、24を閉じるか、開閉スイッチ30、32を閉じるかして、ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向をもう1つの地上デジタル放送の送信方向に近づける。なお、受信しようとしているのが地上デジタル放送の電波であるので、ダイポールアンテナ12、14の合成指向性の方向が完全に地上デジタル放送の送信方向と完全に一致していなくても、地上デジタル放送を良好に受信することができる。
なお、ダイポールアンテナ6、8で受信する地上デジタル放送の周波数は、ダイポールアンテナ12、14で受信する地上デジタル放送の周波数よりも高いとする。
ダイポールアンテナ6、8で受信された地上デジタル放送の信号は、この信号のみを通過させるように遮断周波数が選択されたフィルタ、例えばハイパスフィルタ34を介して出力される。同様に、ダイポールアンテナ12、14で受信された地上デジタル放送の信号は、この信号のみを通過させるように遮断周波数が選択されたフィルタ、例えばローパスフィルタ36を介して出力される。これらハイパスフィルタ34、ローパスフィルタ36の出力信号は合成されて、出力端子38から出力される。ダイポールアンテナ6、8の受信信号がハイパスフィルタ34を介して、ダイポールアンテナ12、14の受信信号がローパスフィルタ36を介して、合成されている。従って、ダイポールアンテナ6、8やダイポールアンテナ12、14で受信された不要な信号が抑圧されているので、必要とする地上デジタル放送の信号のみを良好に出力することができる。また、ダイポールアンテナ6、8やダイポールアンテナ12、14を約λ/4だけ離して配置し、逆相合成しているので、比較的広帯域な前後比を得ることができる。なお、これらダイポールアンテナ4、6、12、14、延長エレメント18、20、26、28、開閉スイッチ22、24、30、32及びバラン10、16は、例えば合成樹脂製の筐体に収容されている。
第2の実施形態のマルチビームアンテナを図2に示す。第2の実施形態のマルチビームアンテナでは、指向性アンテナ2a、4aが、それぞれ八木形アンテナによって構成されている。他の点は、第1の実施形態と同様に構成されている。同一部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
指向性アンテナ2aは、放射器40を有し、これと平行に反射器42が所定の間隔、例えば約λ/4の間隔を隔てて配置されている。放射器40を挟んで反射器42と反対側に所定の間隔、例えば約λ/4の間隔を隔てて導波器44が配置されている。これによって、指向性アンテナ2aの指向性の方向は、矢印A方向となる。
指向性アンテナ4aも、放射器46、反射器48、導波器50を有し、この指向性アンテナ4aは、指向性アンテナ2aと直交するように配置されている。従って、この指向性アンテナ4aの指向性の方向は矢印Bで示すように、指向性アンテナ2aの指向性の方向と直交する。
放射器46の両端にそれぞれ延長エレメント52、54が開閉スイッチ56、58を介して接続されている。開閉スイッチ56を閉じ、開閉スイッチ58を開くことによって指向性アンテナ4aは非対称給電装荷され、その指向性の方向が矢印C方向となる。また、開閉スイッチ58を閉じ、開閉スイッチ56を開くことによって、指向性アンテナ4aは非対称給電装荷され、その指向性の方向が矢印D方向となる。以下、第1の実施形態と同様にして、異なる2つの方向から到来する地上デジタル放送の電波をそれぞれ良好に受信することができる。この実施形態では、八木形アンテナを使用しているので、アンテナ利得を比較的大きくすることができる。
第3の実施形態のマルチビームアンテナを図3に示す。この実施形態のマルチビームアンテナでは、第1の実施形態と同様に、ダイポールアンテナ6、8が約λ/4だけ隔てて配置され、ダイポールアンテナ12、14が約λ/4だけ隔てて配置されている。無論、ダイポールアンテナ6、8とダイポールアンテナ12、14とは直交するように配置されている。但し、ダイポールアンテナ8、14にも、それぞれバラン10a、16aが設けられている。
各ダイポールアンテナ6、8、12、14の受信信号は増幅器60、62、64、66によって増幅された後、分配手段、例えば2分配器68、70、72、74によって2分配される。
2分配器72からのダイポールアンテナ8の受信信号は遅延回路76によって逆相とされ、2分配器68からのダイポールアンテナ6の受信信号の分配信号と合成され、ハイパスフィルタ34に供給される。これによって、第1の実施形態のマルチビームアンテナと同様にダイポールアンテナ6、8の合成指向特性の方向が矢印Aの方向となる。
各2分配器68、70、72、74の分配出力信号は、レベル及び位相調整回路78に供給される。レベル及び位相調整回路78では、分配器68、72から供給されるダイポールアンテナ6、8の受信信号の位相を調整して合成し、例えば同相または逆相に調整して合成し、矢印Aで示す方向に合成指向性の方向を向けたり、逆の方向に合成指向性の方向を向ける。同様に分配器70、74から供給されるダイポールアンテナ12、14の受信信号の位相を調整して合成し、例えば同相または逆相に調整して合成し、矢印Aと直交する矢印Bで示す方向に合成指向性を向けたり、矢印Bと反対の方向に合成指向性の方向を向ける。そして、これら2つの合成信号のレベルを調整してさらに合成して、例えば符号Eで示す16の方向のいずれかに合成指向性の方向を向ける。
例えば、矢印Aで示す方向にダイポールアンテナ6、8の受信信号の合成信号の指向性の方向を向け、かつ矢印Bで示す方向にダイポールアンテナ12、14の受信信号の合成信号の指向性の方向を向けた状態で、両者のレベルを2−1/2に調整して合成すると、矢印A、Bの間で両者に対してそれぞれ45度をなす方向にダイポールアンテナ6、8、12、14の合成指向性の方向が向く。また、この状態で、ダイポールアンテナ6、8の受信信号の合成信号のレベルは、そのままとし、ダイポールアンテナ12、14の受信信号の合成信号のレベルをtan−122.5°とし、両者を合成すると、その合成指向性は矢印Aから約22.5度矢印B方向に傾いたものとなる。以下、同様にして、例えば22.5度ずつ異なる合計16の方向のいずれかに合成指向性の方向を向けることができる。この指向性の切換は、指向性切換スイッチ80からの指示に従って行われる。
従って、ハイパスフィルタ34に生じているダイポールアンテナ6、8の合成信号の指向性の方向(矢印Aで示す方向)が、UHF帯の異なる位置から送信されている複数の地上デジタル放送の1つの到来方向を向くように各ダイポールアンテナ6、8、12、14を配置すれば、ローパスフィルタ36に生じる各ダイポールアンテナ6、8、12、14の受信信号の合成信号の指向性の方向は、他の地上デジタル放送の電波がどのような方向から到来しても、他の地上デジタル放送の電波の到来方向に向けることができる。このように構成すると、また良好なC/N比が得られる。
なお、2分配器70、74のおいて使用されていない分配端子には、ダミー抵抗器82、82が接続されている。
第4の実施形態のマルチビームアンテナを図4に示す。この実施形態では、第1の実施形態と同様にダイポールアンテナ6、8、12、14が配置され、かつバラン10、16が接続されている。バラン16の出力信号が、90度位相線路84に供給されている。この90度位相線路84の出力信号とバラン10の出力信号とが合成器86によって合成され、出力端子88に供給されている。このように合成すると、合成信号の指向特性はカージオイド特性となり、異なる2つの位置から送信されているUHF帯の地上デジタル放送をそれぞれ受信することができる。
なお、第1の実施形態と第4の実施形態とでは、その構成が非常に近いので、第1の実施形態に90°位相線路84と合成器86とを追加し、切換スイッチによってバラン10の出力をハイパスフィルタ34と合成器84とに切換供給するように、また別の切換スイッチによってバラン16の出力をローパスフィルタ36と90°位相線路84とに切換供給するように構成し、電波の受信状況に応じて第1の実施形態としてまたは第4の実施形態として使用することもできる。
第1の実施形態において、ダイポールアンテナ6を挟んでダイポールアンテナ8と反対側に導波器を設けたり、ダイポールアンテナ12を挟んでダイポールアンテナ14と反対側に導波器を設けることができる。この場合、これら導波器と線対称の位置にダミーの導波器を設けることもできる。また、第2の実施形態においても導波器44、50と線対称の位置に図2に破線で示すようにダミーの導波器を設けることもできる。第1及び第2の実施形態で使用した開閉スイッチは、機械的スイッチとすることもできるし、例えばPINダイオードを用いた電子的スイッチとすることもできる。電子的スイッチとすることによって遠隔制御によって指向性を切り換えることができる。
第3の実施形態では、16方向に指向性の方向を変化させるようにしたが、これに限ったものではなく、例えば8方向とすることもできる。また、指向性切換スイッチ80を屋内のテレビジョン受信機等の側に設置し、指向性を遠隔制御によって変化させることもできる。第4の実施形態では、ダイポールアンテナ6、8、12、14を使用したが、これらに代えて、八木形アンテナを使用することもできる。
上記の第1乃至第3の実施形態において、一方の指向性アンテナの受信信号をハイパスフィルタ34に供給し、他方の指向性アンテナの受信信号をローパスフィルタ36に供給したが、受信しようとする地上デジタル放送の周波数に応じてハイパスフィルタ34とローパスフィルタ36とを入れ替えることもある。また、ハイパスフィルタ34、ローパスフィルタ36に代えてバンドパスフィルタを使用することもできる。
本発明の第1の実施形態のマルチビームアンテナの配置図である。 本発明の第2の実施形態のマルチビームアンテナの配置図である。 本発明の第3の実施形態のマルチビームアンテナの配置図である。 本発明の第4の実施形態のマルチビームアンテナの配置図である。
符号の説明
2 2a 4 4a 指向性アンテナ
4 4a 6 6a 12 12a 14 14a ダイポールアンテナ
34 ハイパスフィルタ(フィルタ手段)
36 ローパスフィルタ(フィルタ手段)

Claims (4)

  1. 同一周波数帯の複数の指向性アンテナが交差して配置され、
    これら指向性アンテナのうち1つが指向性を固定させた固定指向性アンテナに構成され、この固定指向性アンテナは、その指向性の方向が、前記同一周波数帯の異なる位置から送信されている複数の電波のうちの1つの到来方向を向くように配置され、
    残りの指向性アンテナは、指向性を変化させることができる可変指向性アンテナに構成され、この可変指向性アンテナは、その指向性の方向が、前記複数の電波のうち残りの電波の到来方向を向くように調整可能に構成され、
    前記固定指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、
    前記可変指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、
    前記各フィルタ手段の出力信号が合成されて出力される
    マルチビームアンテナ。
  2. 請求項1記載のマルチビームアンテナにおいて、
    前記可変指向性アンテナは、ダイポールアンテナを含み、このダイポールアンテナを非対称給電となるように長さを変化させて指向性を変化させるマルチビームアンテナ。
  3. 請求項1記載のマルチビームアンテナにおいて、
    前記可変指向性アンテナは、八木形アンテナであり、その放射器を非対称給電するように長さを変化させて指向性を可変するマルチビームアンテナ。
  4. 同一周波数帯の複数の指向性アンテナが交差して配置され、
    これら指向性アンテナのうち1つは、その指向性の方向が、前記同一周波数帯の異なる位置から送信されている複数の電波のうちの1つの到来方向を向くように配置され、
    前記複数の指向性アンテナの出力信号は、その合成指向性の方向を変化させることができるように、合成手段によって合成されて、前記複数の電波のうち残りの電波の到来方向を向くように調整可能に構成され、
    前記1つの指向性アンテナの受信信号は、この受信信号を通過させるフィルタ手段に供給され、
    前記合成手段の信号は、この信号を通過させるフィルタ手段に供給され、
    前記各フィルタ手段の出力信号が合成されて出力される
    マルチビームアンテナ。
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