JP4943265B2 - ディスク駆動システムのリード回路及びリード回路の信号処理方法 - Google Patents

ディスク駆動システムのリード回路及びリード回路の信号処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディスク駆動システムに係り、特にディスク駆動回路のリード回路、及びリード回路の信号処理方法に関する。
ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;HDD)は、現代コンピュータシステムの標準データ保存装置として用いられている。HDDは、製造コストが低くて保存容量が大きく、信頼度が高くて電力消耗が少なく、データの伝達速度が速いので、データ保存装置として広く用いられている。
ディスク駆動システムは、一つ以上の磁気回転プラッタ及びデータの読出し及び書込みを行うための多様な装置を具備する。各回転板の上部には、データを記録したり書込んだりするためのリード/ライトヘッドが位置する。ディスク駆動システムはリード/ライトヘッドと結合されており、リード/ライトヘッドの位置を制御し、データを示す電磁場を発生させ感知する。
ディスク駆動システムはPCなどのホスト装置からデータを受信し、そのデータを磁気コードに変換する。磁気コードはヘッドによってディスクプラッタ上に書込まれる。また、ホスト装置がディスク駆動システムにデータを要請すると、ディスク駆動システムは希望するデータの位置を探索し、そのデータを示す磁気コードを感知し、その磁気コードをホスト装置が理解可能な二進デジタル情報に変換する。
ディスク駆動システムは、データの正確な保存と復元のために、エラー検出とエラー訂正アルゴリズムを含んでもよい。
なお、磁気回転プラッタの密度と回転速度が増加することによって発生するピーク検出にかかわる問題を解決するために、パーシャルレスポンス最大尤度(Partial Response Maximum Likelihood;PRML)として知られるデータ処理技術が開発されている。
PRMLは、リード/ライトヘッドによって感知された磁気信号を解釈するためにディスク駆動回路内に実現されたアルゴリズムである。PRMLに基づくディスク駆動システムは、ディスクプラッタ上に保存された磁束反転によって発生したアナログ波形を読取る。そして、PRLMに基づくディスク駆動システムは、磁束反転を示すためにピーク値を探すかわりにアナログ波形をデジタル的にサンプリングし(パーシャルレスポンス)、改善された信号処理技術を用いてその波形に対するビットパターンを決定する(最大尤度)。
PRML技術は感知された磁気信号に含まれるノイズに鈍感であるため、低品質のプラッタの使用が可能になり、製造収率を高めることができ、製造コストを低減することができる。
一般的に、ディスク駆動システムのリード回路は、等化されたデジタルデータからデータシーケンスを復元して復元データを発生させるシーケンス検出器、及び前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正する信号依存ポストプロセッサを含む。
ディスク駆動システムでは、加算性ホワイトガウスノイズ(Additive White Gaussian Noise;AWGN)、メディアノイズ、信号依存ノイズ、磁気抵抗(Magneto−resistive;MR)非対称ノイズなどの望ましくないノイズ成分が存在する。これらのうち、非線形ノイズである信号依存ノイズは除去しにくい。
最近、信号依存ノイズを除去しようとする研究が進行しつつある。特許文献1には、エラーイベントフィルタを用いてビタビ検出器の出力データに含まれた非線形ノイズを減少させる技術が開示されている。しかし、特許文献1に開示されている方法は、エラーイベントフィルタにのみ依存してエラータイプを探すので、エラー訂正に限界がある。
非特許文献1に開示された「Noise Predictive Maximum Likelihood Detection Combined with Parity−Based Post−Processing」は、パリティに基づくポストプロセッサを具備して主要なエラーイベントを訂正することができる。
特許文献2には、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC)コードを用いてエラーの位置を正確に検出しうるCRCに基づくポストプロセッサが開示されている。
特許文献3には、ブランチメトリック(Brach Metric;BM)値の累積を用いて正確な最大尤度距離ペナルティ(Maximum Likelihood Distance Penalty;MLDP)値を求める方法が開示されている。しかし、この方法は、メディアの密度が増加すると、パラメータセットを保存するために大きい容量のメモリが必要である。
したがって、メディアの特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させる信号処理方法が必要である。
米国登録特許第5,949,831号明細書 米国登録特許第6,427,220号明細書 米国登録特許第6,931,585号明細書 米国登録特許第6,009,448号明細書 IEEE Trans.Magnetics,vol.37,No.2,Mar. 2001 IEEE Trans.Information theory,vol.46,No.1,Jan. 2000
本発明の目的は、メディアの特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させるディスク駆動システムのリード回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、メディアの特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させる適応性ポストプロセッサを提供することにある。
本発明の他の目的は、メディアの特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させるリード回路の信号処理方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一実施形態によるディスク駆動システムのリード回路は、シーケンス検出器、信号依存適応性エンジン、及び信号依存ポストプロセッサを含む。
シーケンス検出器は、等化されたデータからデータシーケンスを復元し、復元データを発生させる。信号依存適応性エンジンは、前記等化されたデータ及び前記復元データに基づいて、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。信号依存ポストプロセッサは、前記復元データ、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる。
本発明の一実施例によると、前記信号依存適応性エンジンは、最小二乗平均(Least Mean Square;LMS)エンジンを用いて前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。
本発明の一実施例によると、前記信号依存適応性エンジンは、加算器、フィルタ、複数の遅延器、及び複数のフィルタタップを含む。
加算器は、前記等化されたデータから前記復元データを減算し、エラー信号を発生させる。フィルタは、前記エラー信号及び信号依存係数に基づいて前記信号依存エラーを発生させる。複数の遅延器は、 互いにカスケード形態で結合されており、前記エラー信号を遅延させる。前記複数のフィルタタップは、前記エラー信号及び前記遅延器のそれぞれの出力信号に対して前記信号依存エラーの乗算及び累算を行い、前記複数の信号依存係数を発生させる。
本発明の一実施例によると、前記信号依存適応性エンジンは、前記信号依存エラー及び前記信号依存係数に基づいて、前記信号依存エラーの平均値及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる計算部を更に含むことができる。
本発明の一実施例によると、前記信号依存ポストプロセッサは、信号依存エラーイベントフィルタ、最大尤度距離ペナルティ(Maximum Likelihood Distance Penalty;MLDP)計算部、パリティ計算部、エラー検索部、及びエラー訂正部を含む。
信号依存エラーイベントフィルタは、前記復元データ及び前記信号依存係数に基づいて信号依存エラーイベントを計算する。MLDP計算部は、前記信号依存エラーイベント、前記信号依存エラーの標準偏差、及び前記信号依存エラーの平均値に基づいて、MLDPを計算する。パリティ計算部は、前記復元データに基づいてパリティを計算する。エラー検索部は、前記MLDP及び前記パリティに基づいて最少のMLDP値を有するエラーイベントを求める。エラー訂正部は、前記復元データ及び前記最小のMLDP値を有するエラーイベントに基づいて前記復元データに含まれたエラーを訂正する。
本発明の一実施例によると、前記ディスク駆動システムのリード回路は、アナログフロントエンド、A/Dコンバータ、及びデジタルフロントエンドを更に含むことができる。
アナログフロントエンドは、プレアンプの出力信号を増幅、フィルタリング、及びバッファリングする。A/Dコンバータは、前記アナログフロントエンドの出力信号をサンプリングし、デジタル形態の第1信号に変換する。デジタルフロントエンドは、前記第1信号に対してパーシャルレスポンス(Partial Response;PR)パルス整形を行い、前記等化されたデータを発生させる。
本発明の一実施形態によると、前記デジタルフロントエンドはイコライザであってもよい。
本発明の一実施形態による適応性ポストプロセッサは、信号依存適応性エンジン、及び信号依存ポストプロセッサを含む。
信号依存適応性エンジンは、等化されたデータ及び復元データに基づいて、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。信号依存ポストプロセッサは、前記復元データ、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正し、第2データを発生させる。
本発明の一実施形態によると、前記信号依存適応性エンジンは、LMSエンジンを用いて前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。
本発明の一実施形態によるエラー訂正回路は、シーケンス検出器、信号依存適応性エンジン、及び信号依存ポストプロセッサを含む。
シーケンス検出器は、等化されたデータからデータシーケンスを復元し復元データを発生させる。信号依存適応性エンジンは、前記等化されたデータ及び前記復元データに基づいて、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。信号依存ポストプロセッサは、前記復元データ、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。信号依存ポストプロセッサは、前記復元データ、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正し第1データを発生させる。
本発明の一実施形態によると、前記信号依存適応性エンジンは、LMSエンジンを用いて複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる。
本発明の一実施形態によるリード回路の信号処理方法は、等化されたデータからデータシーケンスを復元し、復元データを発生させる段階と、前記等化されたデータ及び前記復元データに基づいて複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階と、前記復元データ、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる段階と、を含む。
本発明の一実施形態によると、前記複数の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差はLMSエンジンを用いて発生させることができる。
本発明の一実施形態によるディスク駆動システムは一つまたはそれ以上の磁気プラッタ、リード/ライトヘッド部、及びリード/ライト部を含む。
前記リード/ライトヘッド部は、前記一つまたはそれ以上の磁気プラッタからデータを読出し、前記一つまたはそれ以上のプラッタにデータを書込む。前記リード/ライト部は、一つまたはそれ以上のメディア特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させる方式で前記リード/ライドヘッド部からデータを受信し、前記リード/ライトヘッド部にデータを提供する。
本発明の一実施形態によるディスク駆動システムにおけるエラー訂正方法は、復元データに基づいて一つまたはそれ以上の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階、及び前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正する段階を含む。
本発明の一実施形態によるコンピュータプログラムを有するコンピュータで読むことが可能な記録メディアにおいて、前記コンピュータプログラムは、等化されたデータからデータシーケンスを復元し復元データを発生させる段階と、前記等化されたデータ及び前記復元データに基づいて複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階と、前記復元データ、前記信号依存係数、前記信号依存エラーの平均、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる段階と、を含むディスク駆動システムでのエラー訂正方法を実行する。
本発明の一実施形態によるディスク駆動システムは、リード回路を含む。
前記リード回路は、データシーケンスのデータを復元して復元データを発生させ、前記データ及び前記復元データにしたがって信号依存係数、平均値、及び標準偏差の組み合わせを発生させ、前記信号依存係数、平均値、及び標準偏差の組み合わせによって前記データまたは復元データの信号依存エラーを訂正する。
本発明によるディスク駆動システムのリード回路は、少ないハードウエアを用いて適応的に信号依存ノイズを除去することができる。したがって、本発明によるディスク駆動システムのリード回路は、半導体集積回路で具現したときに小さいチップ面積を占める。
以下、添付の図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例によるHDD駆動システムを示すブロック図である。
図1を参照すると、HDD駆動システム1000は、磁気プラッタ1100、リード/ライトヘッド1200、プリアンプ1300、リード/ライト部(例えば、リード/ライト回路)1400、及びコントローラ1500を具備する。
プリアンプ1300は、インタフェース1020、1030を通じてリード/ライト回路1400に結合されている。コントローラ1500は、インタフェース1040、1050を通じてリード/ライト回路1400に結合され、インタフェース1060、1070を通じてホスト装置1600に結合されている。
HDD駆動システム1000からデータを読出すために、ホスト装置1600は、磁気プラッタ1100で構成されたディスク上のデータの位置を識別する位置職別子等のアドレスをHDD駆動システム1000に提供する。コントローラ1500はこのアドレスを受信し、磁気プラッタ1100上のデータの物理的な位置を決定する。その後、コントローラ1500は、リード/ライトヘッド1200を動動して、データを読出したり書込んだりするのに適切な位置に配置する。
リード/ライトヘッド1200は磁束反転の存在または非存在を感知し、アナログ信号のストリームを発生させる。プリアンプ1300は、この信号を増幅し、増幅された信号をインタフェース1020を通じてリード/ライト回路1400に提供する。
後述するように、リード/ライト回路1400は、プリアンプ1300から増幅されたアナログ信号を受信してデコーティングし、二進デジタルデータを発生させる。その後、二進デジタルデータは、インタフェース1040を通じてコントローラ1500に伝達される。コントローラ1500は、ホスト装置1600とインタフェースする。
HDD駆動システム1000にデータを書込むために、ホスト装置1600は、書込む二進デジタルデータ及び書込む位置、例えばシリンダとセクタのアドレスをコントローラ1500に提供する。コントローラ1500は、リード/ライトヘッド1200を移動して適切な位置に配置し、書込む二進デジタルデータをインタフェース1050を通じてリード/ライト回路1400に伝達する。
リード/ライト回路1400は、二進デジタルデータを受信してエンコーディングし、リード/ライトヘッド1200を駆動するのに用いられるアナログ信号を発生させる。発生されたアナログ信号は、インタフェース1030を通じてプリアンプ1300に伝達される。プリアンプ1300は、リード/ライトヘッド1200を駆動する。リード/ライトヘッド1200は、二進デジタルデータを示す適切な磁束反転を磁気プラッタ1100に提供する。
図2は、図1のHDD駆動システムに含まれているリード/ライト回路1400の一実施例を示すブロック図である。
図2を参照すると、リード/ライト回路1400は、リード回路1410、ライト回路1420、及びクロックシンセサイザ1430を具備する。
リード回路1410は、HDD駆動システム1000からデータを読出してホスト装置1600に提供するときに用いられる回路であり、ライト回路1420は、ホスト装置1600からデータを受信してHDD駆動システム1000に書込む。クロックシンセサイザ1430は、リード回路1410とライト回路1420とを動作させるのに必要なクロック信号を発生させる。
図3は、図2のリード/ライト回路に含まれているリード回路1410の一実施例を示す回路図である。
図3を参照すると、リード回路1410は、アナログフロントエンド1412、A/Dコンバータ1414、デジタルフロントエンド1416、シーケンス検出器1440、信号依存適応性エンジン1450、信号依存ポストプロセッサ1460、及び変調コードデコーダ1418を具備する。
アナログフロントエンド1412は、プリアンプ(図1のプリアンプ1300)の出力信号をインタフェース1020を通じて受信し、この出力信号を増幅し、フィルタリングし、バッファリングするなどの信号処理を行う。A/Dコンバータ1414は、アナログフロントエンド1412の出力であるアナログ信号を受信しサンプリングして、デジタル形態の信号ztに変換する。
デジタルフロントエンド1416は、A/Dコンバータ1414の出力信号ztを受信し等化された第1データytを発生させる、一種のイコライザである。デジタルフロントエンド1416は、チャンネルの特性に合うパーシャルレスポンス(Partial Response;PR)パルス整形を適応的に行う。
シーケンス検出器1440は、ノイズ予測最大尤度(Noise Predictive Maximum Likelihood;NPML)技術及びPR目標に適切な状態を用いて等化されたデータytからデータシーケンスを復元し、復元データatを発生させる。
信号依存適応性エンジン1450は、等化されたデータyt及び復元データatに基づいて信号依存係数bk、信号依存エラーの平均値MEAN、及び信号依存エラーの標準偏差σkを発生させる。
信号依存ポストプロセッサ1460は、復元データat、複数の信号依存係数bk、信号依存エラーの平均値MEAN、及び信号依存エラーの標準偏差σkに基づいて復元データatに含まれた信号依存エラーを訂正し、第1データxtを発生させる。第1データxtは目標とするデータに非常に近接するデータである。
変調コードデコーダ1418は、第1データxtをデコーディングし、インタフェース1040を通じてコントローラ(図1のコントローラ1500)に提供する。変調コードデコーダ1418でのデコーディングには、ランレングス符号(Run Length Code;RLC)を用いることができる。
シーケンス検出器1440は、ノイズ予測(Noise−Predictive;NP)フィルタ1442及びノイズ予測最大尤度(Noise−Predictive Maximum Likelihood;NPML)検出器1444を具備する。
NPフィルタ1442は、デジタルフロントエンド1416の出力である等化されたデータytに含まれたカラードノイズをホワイトノイズに変換させる。NPフィルタ1442は、NPML検出器1444のブランチメトリック(Branch metric;BM)に影響を与えない一般的なフィルタで構成される。NPML検出器1444は、NPフィルタ1442の出力からデータシーケンスを復元し、復元データatを発生させる。
非特許文献1に発表された「Noise Predictive Maximum Likelihood Detection Combined with Parity−Based Post−Processing」には、NPML検出について詳細に記述されている。
図4は、図3のリード回路1410に含まれている信号依存適応性エンジン1450の一実施例を示すブロック図である。
図4を参照すると、信号依存適応性エンジン1450は、加算器1401、フィルタ1451、第1遅延器1452、第2遅延器1453、第3遅延器1454、第1フィルタタップ1455、第2フィルタタップ1456、第3フィルタタップ1457、第4フィルタタップ1458、及び計算部1459を具備する。
加算器1401は、デジタルフロントエンド1416の出力である等化されたデータytから復元データatを減算し、エラー信号errを発生させる。フィルタ1451は、エラー信号errと信号依存係数b1〜b4に基づいて、信号依存エラー信号sd−errを発生させる。
遅延器1452、1453、1454は、互いにカスケード連結されている。第1遅延器1452はエラー信号errを所定時間遅延させ、第2遅延器1453は第1遅延器1452の出力信号を所定時間遅延させ、第3遅延器1454は第2遅延器1453の出力信号を所定時間遅延させる。
フィルタタップ1455〜1458は、それぞれエラー信号err及び遅延されたエラー信号と信号依存エラー信号sd−errとを乗算及び累算して信号依存係数b1〜b4を発生させる。
第1フィルタタップ1455は、エラー信号err及び信号依存エラー信号sd−errについて乗算及び累算を行い、信号依存係数b1を発生させる。第2フィルタタップ1456は、第1遅延器1452の出力信号及び信号依存エラー信号sd−errについて乗算及び累算を行い、信号依存係数b2を発生させる。第3フィルムタップは、第2遅延器1453の出力信号及び信号依存エラー信号sd−errについて乗算及び累算を行い、信号依存係数b3を発生させる。第4フィルタタップ1458は、第3遅延器1454の出力信号及び信号依存エラー信号sd−errについて乗算及び累算を行い、信号依存係数b4を発生させる。
計算部1459は、遅延器1454の出力信号、信号依存エラー信号sd−err、及び信号依存係数b1〜b4に基づいて、信号依存エラーの平均値MEAN及び信号依存エラーの標準偏差σを発生させる。
図4の例では、三つの遅延器1452〜1454と四つのフィルタタップ1455〜1458を有する信号依存適応性エンジン1450が示されているが、本発明の信号依存適応性エンジン1450は、任意の個数の遅延器及び任意の個数のフィルタタップを具備することができる。
以下、図4に示した信号依存適応性エンジン1450の動作を説明する。
信号依存適応性エンジン1450は、シーケンス検出器1440の出力信号atとイコライザ1416の出力信号ytに基づいてエラー信号errを発生させ、LMSエンジンを駆動して信号依存係数bk、信号依存エラーの平均値MEAN、及び信号依存エラーの標準偏差σkを発生させる。
LMS技術を用いてデータを最適化する方法は、この技術分野の通常の知識を有する者には周知であり、特許文献4などに開示されている。
図4の信号依存適応性エンジン1450でLMSを用いて信号の係数を更新する過程は、数式(1)で表される。
Figure 0004943265
数式(1)において、kは信号依存係数の集合数(set number)を示し、lは信号依存係数の数を示す。sd_errroは信号依存エラーを表し、errorは目標エラー(target error)を表す。また、tugはタップ更新利得(tap update gain)を示す。数式(1)の右辺の第一項は、t時点におけるk番目の信号パターンのl番目の係数を示す。
目標エラーは数式(3)のように表され、信号依存エラーsd−errorは数式(2)のように表される。
Figure 0004943265
Figure 0004943265
数式(2)で、aはシーケンス検出器の出力信号を示し、hはチャンネルの目標係数(target coefficient)を示す。即ち、数式(2)の右辺の第一項は、シーケンス検出器の出力信号を用いて発生させた理想的な入力シンボルの値である。また、ytは現在時点におけるイコライザの出力シンボルを示す。
数式(3)で、eは数式(2)における目標エラーを示す。数式(3)を参照すると、信号依存エラーsd−errorは目標エラーと信号依存係数とを乗算した信号になる。
シーケンス検出器のエラーを探すポストプロセッサにおいてエラーイベントフィルタを構成するホワイトニングフィルタまたはチャネル整合フィルタにも、数式(1)〜数式(3)により計算した信号依存係数を用いて、非線形ノイズ成分である信号依存ノイズを除去することができる。例えば、「0000」パターンのエラーイベントフィルタのホワイトニングフィルタまたはチャネル整合フィルタには、「0000」パターンの信号依存係数をロードしてフィルタリングすることができる。
k番目の信号パターンの標準偏差σkは、数式(4)のように表すことができる。
Figure 0004943265
数式(4)で、todはデータの総数を表し、HDDシステムの場合、一つのデータセクタに対するシンボル数を示す。数式(1)〜数式(3)によって計算された信号依存エラーsd−errorを用いて標準偏差σkを求めることができる。
LMSを用いて信号の係数を更新する数式(1)〜数式(3)及び標準偏差を計算する数式(4)によって、信号依存BMを計算することができる。BMはMLDPの計算に用いることができる。
BMを計算する過程は、非特許文献2に発表された「The Viterbi algorithm and Markov noise memory」に詳細に記述されている。
リード回路において、イコライザの出力である等化されたデータytは、数式(5)のように示される。
Figure 0004943265
数式(5)において、xtは入力データであり、ntは信号依存ガウス‐マルコフ・ノイズを表す。なお、hkは、チャネルの目標の係数を表す。数式(5)において、ntは数式(6)のように示される。
Figure 0004943265
数式(6)において、bは信号依存係数を表し、σは信号依存標準偏差を表す。
BMは、数式(7)を用いて計算することができる。
Figure 0004943265
数式(7)において、bは信号依存係数を表し、σは信号依存標準偏差を表す。
図5は、図3のリード回路1410に含まれている信号依存ポストプロセッサ1460の一実施例を示すブロック図である。
図5を参照すると、信号依存ポストプロセッサ1460は、信号依存エラーイベントフィルタ1461、MLDP計算部1462、パリティ計算部1465、エラー検索部1463、及びエラー訂正部1464を具備する。
信号依存エラーイベントフィルタ1461は、復元データat及び信号依存係数bkに基づいて信号依存エラーイベントを計算する。MLDP計算部1462は、信号依存エラーイベント、信号依存エラーの標準偏差σk、及び信号依存エラーの平均値MEANに基づいてMLDP値を計算する。パリティ計算部1465は、復元データatに基づいてパリティを計算する。
エラー検索部1463は、MLDP値及びパリティに基づいて最小のMLDP値を有するエラーイベントを求める。エラー訂正部1464は、復元データat及び最初のMLDP値を有するエラーイベントに基づいて復元データatに含まれたエラーを訂正する。
MLDPは数式(8)を用いて計算することができる。
Figure 0004943265
したがって、MLDP値は数式(7)を用いて計算したBMを累積して計算することができる。
図6は、図2のリード/ライト回路1400に含まれているライト回路1420の一実施例を示す回路図である。
図6を参照すると、ライト回路1420は変調コードエンコーダ1421及び波形発生器1422を具備する。
変調コードエンコーダ1421は、インタフェース1050を通じて受信されたユーザデータをエンコーディングする。波形発生器1422は、変調コードエンコーダ1421の出力信号に対応する信号の波形を発生させ、インタフェース1030を通じてプリアンプ(図1のプリアンプ1300)に提供する。
図3に示したリード回路1410の信号処理方法は、等化されたデータからデータシーケンスを復元し復元データを発生させる段階と、等化されたデータ及び復元データに基づいて複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階と、復元データ、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び信号依存エラーの標準偏差に基づいて復元データに含まれた信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる段階とを含む。複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び信号依存エラーの標準偏差は、LMSエンジンを用いて発生させることができる。
図7は、本発明の一実施例によるハードディスク駆動システムの動作方法を示す順序図である。
図7を参照すると、ハードディスク駆動システムは、等化されたデータから復元データを発生させる(S700)。次に、ハードディスク駆動システムは、復元データ及び等化されたデータにしたがって信号依存係数、標準偏差及び平均値を発生させる(S710)。続いて、ハードディスク駆動システムは、信号依存係数、標準偏差、及び平均値にしたがってデータを発生させる(S720)。その後、ハードディスク駆動システムは、発生されたデータをデコーディングする(S730)。
本発明は、コンピュータで読出すことができるメディア上のコンピュータプログラムで実現することができる。コンピュータで読出すことができる記録メディア及びコンピュータで読出すことが可能な伝送メディアを含むことができる。
コンピュータで読出すことが可能な記録メディアは、コンピュータシステムによって読出すことが可能なデータを保存する保存装置である。例えば、コンピュータで読むことができる記録メディアは、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピ(登録商標)ーディスク、及び光データ保存装置などを含むことができる。
コンピュータで読出すことが可能な記録メディアは、分散システム方式でもコンピュータプログラムを保存し実行するために、コンピュータシステムに連結されたネットワークを通じて拡散することができる。コンピュータで読出すことが可能な伝送メディアは、搬送波を伝送(例えば、有線あるいは無線でインターネットを通じてデータを伝送)する。また、本発明を実行するためのプログラムは、該当技術分野の熟練されたプログラマによって構成することができる。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を逸脱することなく、本発明を修正または変更できる。
本発明の一実施例によるHDD駆動システムを示すブロック図である。 図1のHDD駆動システムに含まれているリード/ライト回路の一実施例を示すブロック図である。 図2のリード/ライト回路に含まれているリード回路の一実施例を示す回路図である。 図3のリード回路に含まれている信号依存適応性エンジンの一実施例を示すブロック図である。 図3のリード回路に含まれている信号依存ポストプロセッサの一実施例を示すブロック図である。 図2のリード/ライト回路に含まれているライト回路の一実施例を示す回路図である。 本発明の一実施例によるハードディスク駆動システムの動作方法を示すフロー図である。
符号の説明
1000 HDD駆動システム
1020、1030、1040、1050、1060、1070 インタフェース
1100 磁気プラッタ
1200 リード/ライトヘッド
1300 プリアンプ
1400 リード/ライト回路
1410 リード回路
1412 アナログフロントエンド
1414 A/Dコンバータ
1416 デジタルフロントエンド
1418 変調コードデコーダ
1420 ライト回路
1430 シンセサイザ
1440 シーケンス検出器
1442 NPフィルタ
1444 NPML検出器
1450 信号依存適応性エンジン
1460 信号依存ポストプロセッサ
1500 コントローラ
1600 ホスト装置

Claims (9)

  1. 順次受信されたデータを等化した等化データからデータシーケンスを復元し、復元データを発生させるシーケンス検出器と、
    前記等化データ及び前記復元データに基づいて複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる信号依存適応性エンジンと、
    前記復元データ、前記信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し第1データを発生させる信号依存ポストプロセッサと、を含み、
    前記複数の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするディスク駆動システムのリード回路。
  2. 前記信号依存適応性エンジンは、
    前記等化データから前記復元データを減算し前記エラー信号を発生させる加算器と、
    前記エラー信号及び前記信号依存係数に基づいて前記信号依存エラーを発生させるフィルタと、
    互いにカスケード形態で結合されており、前記エラー信号を遅延させる複数の遅延器と、
    前記エラー信号及び前記遅延器それぞれの出力信号に対して前記信号依存エラーを乗算及び累算し、前記複数の信号依存係数を発生させる複数のフィルタタップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動システムのリード回路。
  3. 順次受信されたデータを等化した等化データ復元データに基づいて、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる信号依存適応性エンジンと、
    前記復元データ、前記信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し、エラーの訂正されたデータを発生させる信号依存ポストプロセッサと、を含み、
    前記複数の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とする適応性ポストプロセッサ。
  4. 順次受信されたデータを等化した等化データからデータシーケンスを復元し復元データを発生させるシーケンス検出器と、
    前記等化データ及び前記復元データに基づいて複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる信号依存適応性エンジンと、
    前記復元データ、前記信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる信号依存ポストプロセッサと、を含み、
    前記複数の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするエラー訂正回路。
  5. 順次受信されたデータを等化した等化データからデータシーケンスを復元し、復元データを発生させる段階と、
    前記等化データ及び前記復元データに基づいて、複数の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階と、
    前記復元データ、前記信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させる段階と、を含み、
    前記複数の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするリード回路の信号処理方法。
  6. 一つまたはそれ以上の磁気プラッタと、
    前記一つまたはそれ以上の磁気プラッタからデータを読出し、前記一つまたはそれ以上の磁気プラッタにデータを書込むリード/ライトヘッド部と、
    一つまたはそれ以上のメディア特性によって適応的に信号依存ノイズを減少させる方式で前記リード/ライドヘッド部からデータを受信し、前記リード/ライトヘッド部にデータを提供するリード/ライド部と、を含み、
    前記リード/ライト部は、
    順次受信されたデータを等化した等化データと復元データとに基づいて一つまたはそれ以上の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる信号依存適応性エンジンと、
    前記信号依存適応性エンジンに連結され、前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正する信号依存ポストプロセッサと、を含み、
    前記一つまたはそれ以上の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするディスク駆動システム。
  7. 前記信号依存ポストプロセッサは、
    少なくとも一つ以上の前記復元データ、前記一つまたはそれ以上の信号依存係数、前記信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差に基づいて前記復元データに含まれた信号依存エラーを訂正し、第1データを発生させることを特徴とする請求項に記載のディスク駆動システム。
  8. 順次受信されたデータを等化した等化データと復元データに基づいて、一つまたはそれ以上の信号依存係数、信号依存エラーの平均値、及び前記信号依存エラーの標準偏差を発生させる段階と、
    前記復元データに含まれた前記信号依存エラーを訂正する段階と、を含み、
    前記一つまたはそれ以上の信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするディスク駆動システムでのエラー訂正方法。
  9. 順次受信されたデータを等化した等化データからデータシーケンスを復元して復元データを発生させ、前記等化データ及び前記復元データにしたがって信号依存係数、平均値、及び標準偏差の組み合わせを発生させ、前記信号依存係数、平均値、及び標準偏差の組み合わせによって前記等化データまたは復元データの信号依存エラーを訂正するリード回路を含み、
    前記信号依存係数は、前記等化データから前記復元データを減算して得られるエラー信号と前記信号依存エラーとを乗算及び累算することにより順次発生することを特徴とするディスク駆動システム。
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