JP4943227B2 - 封入球式遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備えた封入球式遊技機に関する。
従来、磁石を使用した不正を防止するために遊技機内に封入した非磁性体の遊技球を使用して遊技をおこなう遊技機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−322674号公報
しかし、従来のように封入球を非磁性体で構成しても磁性体の遊技球を封入球に混ぜられたり、全ての封入球を磁性体の遊技球に交換されたりする不正をされた場合には、不正を防止することはできない。
また、磁石を使用した不正の他に小径球を封入する不正がある。この場合の小径球は、手に入りやすいベアリングの球を使用することが多く、ベアリングの球は磁性体で形成されている。
このように、封入球から磁性体の球を取り除くことはセキュリティの面から必要不可欠である。
本発明の目的は、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備えた封入球式遊技機において、不正な遊技球の交換を検出することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備えた封入球式遊技機において、
非磁性体で形成した遊技球を封入し、
前記循環経路の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置と、
前記磁性体球検出装置を制御する制御装置と、
前記循環経路における前記磁性体球検出装置の上流側で、且つ前記遊技領域よりも下流側に設けられ、非磁性体球と磁性体球の両方を検出可能な球検出器と、
を備え、
前記磁性体球検出装置は、
前記循環経路を挟んで一側に電磁石を備えるとともに、他側に前記電磁石により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサを備え
前記制御装置は、
前記球検出器が遊技球を検出してから所定時間、前記電磁石をオンにする検出有効化手段を備えることを特徴とする。
ここで、「非磁性体の遊技球」は、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼として高Cr−Ni−Mn鋼(JISではSUS201〜202)、Cr−Ni−Mo鋼(JISではSUS301〜385)、及びニッケルモリブデン合金としてはハステロイB、さらにニッケルクロムモリブデン合金としてハステロイFからなる遊技球である。
また、「磁石」は、永久磁石でも良いし電磁石でも良い。
また、「磁気検出センサ」は、例えば、磁気式近接センサ(リードセンサ)である。
また、「球検出器」は、例えば、フォトセンサやマイクロスイッチである。また、球検出器は、アウト球、セーフ球、ファール球が通過する回収球検出器を兼用するようにしても良い。
請求項1に記載の発明によれば、非磁性体で形成した遊技球を封入し、循環経路の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置を設け、磁性体球検出装置は、循環経路を挟んで一側に磁石を備えるとともに、他側に磁石により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサを備えるので、磁性体の遊技球を確実に検出でき、不正な遊技球の交換を検出できる。すなわち、磁石による不正を行う目的で、磁性体の遊技球を封入球に混ぜられたり、全ての封入球を磁性体の遊技球に交換されたりする不正をされた場合に、その磁性体の遊技球を検出できる。また、小径球としてベアリングの球を混ぜられる不正をされた場合でも検出できる。
また、請求項1に記載の発明によれば、磁性体球検出装置を制御する制御装置を備え、磁石を電磁石により構成するとともに、循環経路における磁性体球検出装置の上流側で、且つ前記遊技領域よりも下流側に、非磁性体球と磁性体球の両方を検出可能な球検出器を備え、制御装置は、球検出器が遊技球を検出してから所定時間前記電磁石をオンにする検出有効化手段を備えるので、必要な時だけ電磁石がオンになり、電磁石が発熱することで周囲の部材(例えば、合成樹脂からなる)が焦げたり溶解したりすることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の封入球式遊技機であって、
記制御装置は、前記電磁石の磁力を変化させる磁力調整手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、磁性体球検出装置を制御する制御装置は、電磁石の磁力を変化させる磁力調整手段を備えるので、検出感度を調整できる。すなわち、電磁石や磁気検出センサの個体差や組み付け誤差により発生する、磁性体で形成された遊技球の検出感度のばらつきを、電磁石の磁力を変化させることで調整できる。また、各ホールで独自の封入球を封入する場合は、その封入球に合わせて感度を調整できる。例えば、磁石不正ができないような弱い磁性体の遊技球を封入した場合に、その封入球を検出しないように調整できる。
本発明によれば、非磁性体で形成した遊技球を封入し、循環経路の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置を設け、磁性体球検出装置は、循環経路を挟んで一側に磁石を備えるとともに、他側に磁石により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサを備えるので、磁性体の遊技球を確実に検出でき、不正な遊技球の交換を検出できる。すなわち、磁石による不正を行う目的で、磁性体の遊技球を封入球に混ぜられたり、全ての封入球を磁性体の遊技球に交換されたりする不正をされた場合に、その磁性体の遊技球を検出できる。また、小径球としてベアリングの球を混ぜられる不正をされた場合でも検出できる。さらに、制御装置は、球検出器が遊技球を検出してから所定時間前記電磁石をオンにする検出有効化手段を備えるので、必要な時だけ電磁石がオンになり、電磁石が発熱することで周囲の部材が焦げたり溶解したりすることがない。
以下、この発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の遊技機は、本発明をパチンコ遊技機としての封入球式遊技機に応用したものであり、例えば、遊技内容等は、従来のパチンコ遊技機と同様とすることが可能となっていると共に、外形等のサイズも同様となっており、パチンコ遊技店の現状の島設備に設置可能となっているが、島設備の球供給機構や球排出機構を用いることがないものとなっている。すなわち、封入球式遊技機は、予め封入された遊技球を用いる。封入される遊技球は非磁性体の材質からなる遊技球であり、磁石による不正行為が行われないようにされている。
また、封入球式遊技機は、例えば、台間機(球貸機)等への現金の投入等により発生する遊技価値情報(例えば、金額情報)を入力され、遊技価値情報を遊技に使用可能な遊技球数(遊技媒体数)である持球数のデータに変換し、このデータに対応して封入された遊技球を遊技領域に発射可能とし、遊技球を発射すると発射された遊技球数に対応して持球数のデータを減算するようになっている。また、発射された遊技球が各種入賞口や変動入賞装置等の入賞具に入賞して賞球(遊技球)が発生した場合は、実際の遊技球を払い出すことなく、前記持球数のデータに賞球数が加算されるようになっている。また、持球数のデータが0となると、遊技球の発射ができない状態となる。この状態で遊技価値情報としての金額情報や貯球された遊技媒体数の情報等を遊技媒体数のデータに変換すると、持球数のデータに変換された遊技媒体数のデータが加算され、再び遊技球の発射が可能となる。
すなわち、封入球式遊技機は、遊技者の保有する持球数により遊技可能になり、前記発射により持球数から減算処理し、遊技球の入賞により持球数に加算処理するものである。また、発射された遊技球は、遊技領域に至って一部は、入賞領域に入賞して遊技盤の裏面側に導かれてセーフ球として回収されると共に、残りの入賞しなかった遊技球はアウト球として回収され、これら回収された遊技球が循環流路を通って再び発射可能な状態となるようになっており、遊技球は封入球式遊技機内で循環するようになっている。また、ファールとなった遊技球も循環流路に回収されると共に、ファールとなった遊技球は遊技に係わることなく(入賞の機会を得ることなく)、回収されて再び発射可能とされるので、ファール球の発生に基づき、遊技価値情報の持球数のデータにファール球数が加算される。
図1,2に示すように、本実施形態の封入球式遊技機100は、矩形枠状に構成された機枠110と、該機枠110内の前面側をちょうど覆うと共に、該機枠110に対し回動可能に矩形状の前面枠120が軸支されている。すなわち、前面枠120は、機枠110に対してドア状に開閉可能とされている。また、遊技盤1等の各種部材が取り付けられた前面枠120の本体である前面枠本体130には、その中央部から上端部に至る略方形の開口部132が設けられ、該開口部132に前面側が遊技領域とされた遊技盤1が嵌め込まれている。また、前面枠本体130の開口部132に遊技盤1が嵌め込まれた状態で、遊技盤1の前面は、前面枠本体130の開口部132から露出された状態となっている。
また、前面枠本体130には、該前面枠本体130に取り付けられた遊技盤1の遊技領域を視認可能な開口窓部144を有し、この開口窓部144を覆うクリア部材としての二重のガラス板141を保持するクリア部材保持枠140が設けられている。前面枠本体130は、前面枠120の各部材の取付ベースとなるものであって、上述のように、矩形枠状の機枠110内にちょうど収まるように、概略矩形板状に構成されると共に、その中央から上端部に渡る部分に遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部132が形成されている。また、前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部132、すなわち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部に渡る部分を覆って前記クリア部材保持枠140が配置されており、遊技盤1の前面と前記クリア部材保持枠140に嵌め込まれた後側のガラス板141裏面との間で、遊技盤1の前面に設けられたガイドレールに囲まれた部分が、遊技球が発射されて流下する遊技領域とされている。
また、クリア部材保持枠140の一方の側部(左側部)は、前面枠本体130の一方の側部(左側部)に回動可能に軸支されて、扉状に開閉自在とされ、クリア部材保持枠140を開くことにより、遊技盤1の前面側の遊技領域の前側を開放可能となっている。また、前面枠本体130及びクリア部材保持枠140はそれぞれ周知のパチンコ遊技機等の弾球遊技機と同様に鍵穴159にキーを差して回転させることで閉じた状態にロック可能となっている。
また、クリア部材保持枠140の前面側には、遊技領域の視認を妨げない位置に、複数の外部アピール装飾ランプ11,…、サイドランプ12,12、スピーカ13,13が設けられている。外部アピール装飾ランプ11,…は、クリア部材保持枠140の上部にあって、主に獲得遊技球数が大量となった場合に、これを周囲に報知するためのものである。例えば、入球数(遊技者が遊技機に打ち込んだ球数)と出球数(遊技球の入賞により出てきた賞球数)との差である差球数や差球数に対応する持球数に基づき、例えば、持球数(差球数)が高くなった場合に、持球数に対応する数の外部アピール装飾ランプ11,…が点灯するようになっている。なお、上述のように封入球式遊技機100では、賞球の払い出しは行われず、上述の出球数、入球数、差球数、持球数等は、実際の遊技球の個数ではなく、データ上の数値となる。すなわち、実際に使用される遊技球は、循環使用される限られた所定数(例えば、25個)しかなく、例えば、遊技領域に発射される遊技球を検知してカウントした発射球数、発射されたが戻ってしまった遊技球を検知してカウントしたファール球数、遊技領域に発射されて回収された遊技球を検知してカウントした回収球数、入賞した場合の賞球数、遊技店から借りた球貸数等の数値から上述の入球数、出球数、差球数、持球数が得られる。
なお、クリア部材保持枠140を開放して遊技球が外に出てしまう等のトラブルがない限り、発射球数=ファール球数+回収球数(回収球数がファール球数を含まない場合)となる。そして、入球数=回収球数=発射球数−ファール球数となり、出球数=賞球数=入球数−球貸数(再プレイ球数)+持球数となり、持球数=球貸数(もしくは再プレイ球数)+出球数−入球数、入球数−出球数=差球数、持球数=球貸数(もしくは再プレイ球数)−差球数となる。以上のように封入球式遊技機100による遊技は、完全にデータ上の数値として行われることになり、遊技球をこぼしたり、遊技球を下皿や上皿に残したりすることによる誤差が生じることがなく、整数単位で確実に管理可能となる。しかし、多数の遊技球を得て、これを遊技球箱に溜めることとそれを周囲の人に見られることとにより遊技者が得られる満足感や優越感といったものが、持球数という数値の増加では得難い。そこで、外部アピール装飾ランプ11,…は、点灯や発光色の変更により、遊技機の周囲に対して持球数が多いことをアピールすることで遊技者が満足感や優越感を得られるように用いられる。
なお、封入球式遊技機100においては、持球数が数値として後述するタッチパネル表示ユニット151にデジタル表示されるが、持球数が多くなった場合に持球数のデジタル表示に加えて外部アピール装飾ランプ11が上述のように持球数に対応して点灯したり、発光色を変更したりすることで、持球数が多いことを遊技者やその周囲の人に報知することができる。また、サイドランプ12,12は、遊技状態に対応して点灯、点滅、発光色の変更等の演出を行う。また、エラー発生時に通常と異なる発光を行うことによりエラー発生を報知する。
前面枠本体130の遊技盤1が取り付けられる開口部132の下側となる前面枠本体130の下部は、その前面側に後述の前面操作ユニット150が取り付けられると共に、その裏面側に後述の発射装置60等が取り付けられる取付盤131となっている。また、取付盤131の前面側に取り付けられる前面操作ユニット150には、タッチパネル表示ユニット151、遊技領域に向けての遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル152や灰皿153が設けられている。
タッチパネル表示ユニット151は、表示装置としてのLCDパネルとタッチパネルとを有するもので、基本的な機能として、持球数の情報、金額情報(カード等の記憶媒体に記憶された残額等)、貯球情報(景品と交換せずに遊技店側に貯蓄した遊技球数等)等の遊技情報を表示し、実際の遊技球の払い出しがなくても、いつでも、持球数を確認できるようにすると共に、遊技者や遊技店の店員等に対してエラーの発生を含む各種情報を表示可能となっている。また、タッチパネル表示ユニット151は、タッチパネルとして、表示切替や、その他の表示内容に対応した入力操作を可能とするものである。なお、タッチパネル表示ユニット151は、封入球式遊技機100の左右方向に設定された回転軸回りに回転して傾きを調整できるようになっており、遊技者の体格等に対応して遊技者が見やすい角度に変更可能となっている。
また、前面枠本体130下部の取付盤131の裏面側には、発射装置60が設けられている。この発射装置60は、取付盤131に取り付けられる取付プレート64と、取付プレート64に取り付けられる発射レール(図示略)と、発射レール上の遊技球を打撃して遊技球を発射させる発射杵66等を備える。そして、発射杵66を発射モータ(ステッピングモータ)により回転駆動することにより、発射レール上の遊技球を打撃して遊技領域へ発射するようになっている。また、前面枠本体130下部の取付盤131の裏面側には、発射装置60を制御する発射制御装置63、発射装置60により遊技領域に発射された遊技球を回収して再び発射装置60に供給する封入球循環装置200が取り付けられている。この封入球循環装置200の詳細な構成については後述する。
さらに、前面枠本体130下部の取付盤131の裏面側には、遊技盤1に取り付けられた装置を除く、前面枠120の例えば、外部アピール装飾ランプ11,…、タッチパネル表示ユニット151、封入球循環装置200、外部とのデータの通信装置等を制御する枠制御装置80が設けられている。また、枠制御装置80の裏面側には、封入球式遊技機100内の各装置に電力を供給する電源供給装置70が取り付けられている。
また、遊技盤1の裏面側には、遊技内容に係わる制御を統括的に行う遊技制御装置20及びその制御下で遊技の演出に係わる制御を行う演出制御装置50が設けられている。従って、遊技内容の制御に関する制御装置は遊技盤1に設けられており、遊技盤1を交換することにより、遊技内容に係わらない装置をそのまま流用して遊技内容だけを変更することが可能となっている。
遊技制御装置20は、CPU、RAM、ROM等を有するアミューズチップ(図示略)を備え、特図や普図の変動表示ゲームに関連する各種乱数値などを生成している。各種乱数値には、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値、普図変動表示ゲームの当たり判定用乱数値などが含まれ、この乱数値に基づいて遊技制御装置20は、特図や普図の変動表示ゲームの当たり、外れ等のゲームの結果を決定している。
また、遊技制御装置20には、I/Oを介して各入賞口のセンサが接続され、これらセンサからの遊技球の検出信号が入力されるようになっている。そして、入賞口のセンサからの入力に基づき賞球が発生することになるが、封入球式遊技機100においては、封入球式以外のパチンコ遊技機において、賞球としての遊技球の払い出しを制御する排出制御装置に代えて、賞球に関する情報が遊技制御装置20から枠制御装置80に出力されるようになっており、枠制御装置80においては、賞球に関する情報に基づいて、持球数に賞球数を加算する演算処理が行われるようになっている。また、遊技制御装置20においては、各センサから入力される信号に基づいて、特図及び普図の変動表示ゲームの進行の制御が行われる。また、遊技制御装置20は、I/Oを介してソレノイドなどの駆動源を制御し、特図や普図の変動表示ゲームの結果に基づいて、特別変動入賞装置や普通変動入賞装置の開閉を行う。また、遊技制御装置20は、I/Oを介して枠制御装置80及び演出制御装置50などに遊技に関する各種データを遊技機情報として送信している。
演出制御装置50は、CPU、ROM、RAM等を備えるとともに、ビデオ制御用の各種ICを備え、パチンコ遊技機において周知のものであり、遊技制御装置20における特図の変動表示ゲームの進行の制御に基づいて、変動表示装置(表示ユニット)における特図の変動表示ゲームの表示制御や、それに伴う遊技盤1等に設けられたランプ、LED等の発光による演出制御等を行う。
枠制御装置80は、CPU、RAM、ROM等と、音データを記憶したROMや、音信号を生成する音LSI、音信号を増幅してスピーカに出力するアンプ、I/O等により構成されている。この枠制御装置80においては、封入球循環装置200の制御や、外部アピール装飾ランプ11などにおけるLED等の電気的発光源の点灯・消灯・発光色の変更等の制御、演出用の音楽、効果音等の制御などを行う。
また、枠制御装置80は、I/Oを介して、封入球循環装置200に設けられた各センサ(例えば、供給球検出センサ)からの信号が入力されるようになっている。そして、枠制御装置80は、これら各センサからの入力信号や、遊技制御装置20から入力された賞球に関する情報、貸球操作に関する情報に基づき、持球数を算出する演算処理を行うようになっている。これにより、枠制御装置80においては、入球数、出球数(賞球数)、差球数、持球数を算出することが可能となる。また、枠制御装置80は、持球数が1以上の場合に発射球の発射を許可し、持球数が0の場合に発射を禁止する制御信号を発射制御装置63に出力し、持球数に基づく発射制御装置63の制御を行うようになっている。
また、枠制御装置80は、タッチパネル表示ユニット151のタッチパネルからの入力信号を処理すると共に、タッチパネル表示ユニット151のLCDパネルへの画像表示を制御する。すなわち、LCDパネルには、予め設定された複数の画面のうちの1つの画面が表示されると共に、該表示画面にタッチパネル用のボタンが表示され、タッチパネルから前記ボタンの範囲内の座標位置が入力されると、予めボタンに対応して設定された処理を行うようになっている。なお、LCDパネルには、上述のボタン以外に、持球数、金額情報、変動表示ゲームの実行回数、非確変大当り回数、確変大当り回数等のデータ表示も行われる。また、枠制御装置80は、後述する磁性体球検出装置250における磁性体球の検出に関する制御を行う。
発射制御装置63は、CPU、発射モータのドライバ回路、I/Oを備えており、I/Oには、操作ハンドル、球送り電磁石244が接続され、ドライバ回路には発射モータが接続されている。そして、発射制御装置63は、枠制御装置80からの発射許可の制御信号を受信した状態で、操作ハンドルの操作(回動角度)に基づく信号レベルにより、発射装置60における遊技球の発射勢を制御する。また、操作ハンドル152に設けられたタッチセンサにおいて遊技者の手が検出された場合に、発射モータを制御して所定の時間間隔毎に遊技球を順次発射する制御を行う。また、発射制御装置63は、発射装置60による遊技球の発射のタイミングに合わせて、球送り電磁石244を作動させて、封入球循環装置200から発射装置60に遊技球を供給する制御を行う。
また、封入球式遊技機100に隣接して、台間機300(カードユニット)が設けられている。この台間機300には、カードを挿入するカード挿入口301、現金(紙幣)を投入する現金投入口302が設けられている。そして、遊技者がカード挿入口301にカードを挿入すると、そのカードに記憶されている遊技者の持球数に対応する数値データに関する情報が枠制御装置80に入力される。枠制御装置80ではこの情報に基づき、タッチパネル表示ユニット151に持球数を表示するとともに遊技球の発射が可能となる。
一方、遊技者が現金投入口302から現金を投入した場合、例えば、1000円を投入すると、金額に応じた遊技媒体(遊技球)数が持球数に加算されるとともに遊技球の発射が可能となる。なお、5000円、10000円を投入した場合は、最初の1000円分のみが遊技媒体に変換され、残金はタッチパネル表示ユニット151に表示される(例えば、4000円、9000円と表示)。また、残金がある状態でタッチパネル表示ユニット151上の貸出ボタンを操作すると、1000円分の遊技媒体が貸し出されるようになっている。
封入球循環装置200は、所定数の遊技球が封入されており、発射装置60によって遊技領域に発射された遊技球を回収、循環し、再び発射装置60に供給するものである。この封入球循環装置200は、図2に示すように、封入球式遊技機100の裏面側となる前面枠本体130の裏面側にあって、上述の発射装置60の背面側を覆うように配されている。なお、前面枠本体130の下部となる取付盤131は、その主要部となるほぼ垂直な平板部分が、前面枠本体130に固定された遊技盤1より前となるように構成されており、取付盤131の裏面に取り付けられる上述の発射装置60が遊技盤1より前面側の遊技領域の略真下に配置されるようになっている。
この封入球循環装置200の主要部は前側を形成する前壁部材201と、後側を形成する後壁部材202とから概略箱状に形成されており、上端部に各種の入賞口(特別変動入賞装置、一般入賞口、普通変動入賞装置)に入賞することなく流下したアウト球および各種の入賞口に入賞し、セーフ球排出経路を流下したセーフ球としての遊技球を回収する回収部203が形成されている。また、この回収部203に連通するように、封入球循環装置200の内部には回収された遊技球が流下する循環経路210が形成されている。さらに、封入球循環装置200には、ファール球としての遊技球を回収する図示しないファール球回収部が形成され、ここで回収されたファール球も循環経路210に流入するようになっている。
循環経路210は、封入球循環装置200の前壁部材201、後壁部材202と、前壁部材201の後面に垂直に形成された板状の流路構成部材204によって形成された筒状の流路で、遊技球の直径よりも若干大きい内径を有し、遊技球が一列に循環経路210の延在方向に沿って重なり流下するようになっている。この循環経路210は、左右に蛇行して上下に折り重なるように形成されており、図4に示すように、下流側部分となる最下段の流路は、封入球循環装置200の裏面側から見て、右端で折り返して左側へ下るように傾斜した流路となっている。なお、循環経路210の下流側部分には、封入球式遊技機100の遊技中(遊技球を順次発射し、遊技領域に数個以上の遊技球が流下している状態)及び非遊技中(遊技球を発射していない状態)に係わらず遊技球が待機した状態とされ、遊技球の発射毎に待機していた遊技球が順次遊技球の直径となる距離だけ下方に移動するようになっている。すなわち、循環経路210の下流側部分は発射装置60に供給される遊技球が待機する待機流路211となる。
循環経路210の下流側部分には、循環経路210内の遊技球を抜き取るための球抜き装置230が設けられ、下流側端部には発射装置60に遊技球を供給するための球供給装置240が設けられている。また、封入球循環装置200には、遊技球を検知する種々のセンサとして、発射球を検出する供給球検出センサ246、ファール球を検出するファール球センサ(図示略)、回収部で回収された遊技球を検出する球検出器をなす回収球センサ205、循環経路210内に待機する遊技球の不足を検出する球不足検出センサ(図示略)等が備えられている。なお、これらの遊技球を検出するセンサは、非磁性体球と磁性体球の両方を検出可能なセンサであって、例えば、フォトセンサやマイクロスイッチである。
また、循環経路210の長さは、封入球式遊技機100内で循環する遊技球の全てを貯留可能な長さとされており、遊技球の発射を止めた状態で、循環経路210内に循環使用される遊技球をすべて収容した状態となる。また、循環使用される遊技球の個数は、遊技球を順次発射した際に、遊技球の回収が間に合わずに、遊技の発射ができない状態となることがない個数(例えば、25個)とされている。なお、遊技領域での球詰まり等により遊技球が不足した場合には、球補充装置(図示略)により循環経路210に遊技球が補充されるようになっている。
球供給装置240は、循環経路210(待機流路211)の下流側端部に設けられ、傾斜により待機流路211上に一列に並んで待機する遊技球の荷重による遊技球の傾斜下側への移動を規制する規制壁241を備える。また、上述のように並んだ遊技球の最も傾斜下側の遊技球を一個だけ受ける球受け部242と、球受け部242で保持された遊技球を規制壁241を乗り越える高さまで上昇させる球送り部材243と、球送り部材243を昇降駆動する球送り電磁石244とを備える。さらに、規制壁241の球受け部242の反対側に形成され、規制壁241を乗り越えた遊技球を発射装置60(発射レール上)に導出するための供給流路245と、供給流路245を通過する遊技球を検知する供給球検出センサ246と、供給流路245(封入球循環装置200)の遊技球の発射装置60への導出口となる球供給口247とを備える。
規制壁241は、傾斜した待機流路211上に並んだ遊技球の最も傾斜下側の遊技球を止め、規制壁241を乗り越えた遊技球だけを発射装置60に流下させる供給流路245に移動可能とするものである。この規制壁241は、遊技球の半径程度の高さ(最も下に位置する球送り部材243の後述の球保持部243aの上面からの高さ)を有し、上端部が待機流路211側に屈曲したL字形板状に形成されていて、待機流路211側に突出する先端部241aが遊技球に当接することで、遊技球を球受け部242内(球送り部材243の球保持部243a上)に係止するようになっている。また、球受け部242は、規制壁241と直角に接合された状態の保持部底壁248を備え、規制壁241と保持部底壁248とがL字状となっている。
球送り部材243は、球受け部242の保持部底壁248上に配置されて、球受け部242に流入した遊技球を保持する球保持部243aを備え、かつ、左右と後方側が開放したコ字状(チャネル状)に形成され、遊技球を封入球式遊技機100の後方から見て右から左に通過させられるようになっている球保持部形成部243bを有する。なお、球保持部243aは、コ字状の球保持部形成部243bの底部となる部分である。
また、球送り部材243は、球保持部形成部243bの上端部に、左右方向に沿って左方向(待機流路211が形成された側と反対側)に延出するアーム部243cを有する。アーム部243cの球保持部形成部243bが接続していない一端部は、球送り電磁石244の下部に延出する係合部244aに回動可能に係合するようになっている。さらに、アーム部243cの上面であって、球送り電磁石244と対向する部分には、磁石が吸着可能な材質(例えば、鉄)からなる吸着片243dが設けられている。また、アーム部243cが球送り電磁石244の一部分に係合した部分の近傍には、アーム部243cの下方向への移動を規制する規制片243eが形成されている。
そして、アーム部243cは、球送り電磁石244が吸着片243dの吸着、解放を繰り返すことで、球送り電磁石244の係合部244aに係合した部分を中心として、吸着片243dが球送り電磁石244に吸着された位置と、アーム部243cが規制片243eの上面に当接する位置との間の範囲で上下方向に回動することとなる。また、アーム部243cが回動するのに伴い、アーム部243cの一端にある球保持部形成部243b(球保持部243a)は、上下に移動することとなる。アーム部243cがその回動範囲における上限となる位置にあるとき、すなわち、吸着片243dが球送り電磁石244に吸着された位置では、球保持部243aの上面が、規制壁241の上端と略同じ高さになるようにされている。また、アーム部243cがその回動範囲における下限となる位置にあるとき、すなわち、アーム部243cが規制片243eの上面に当接した位置では、球保持部243aの遊技球が載る上面が、待機流路211の下流側端部に連続して遊技球を受け入れ可能な位置となるようにされている。
以上のことから、球送り部材243は、球保持部形成部243bの球保持部243aの遊技球が載る上面が待機流路211の下流側端部に連続して遊技球を受け入れ可能な位置と、球保持部243aの上面が規制壁241の上端と略同じ高さとなる位置との間を昇降自在とされていることとなる。なお、球供給装置240が作動していない状態においては、球送り部材243のアーム部243cが、回動範囲における下限となる規制片243eの上面に当接した状態となるようにされており、遊技球を球保持部243aに受け入れた状態で停止するようになっている。
また、球保持部243aの上面は、裏面側から見て右から左に下るように傾斜し、待機流路211から球受け部242に配置された球送り部材243の球保持部243a上に流入した遊技球は、球保持部243a上でその傾斜により規制壁241側によって規制壁241に接触した状態となるようになっている。そして、図5に示すように、球送り部材243が球送り電磁石244により上昇させられ、球保持部243aの上面が、規制壁241の上端と略同じ高さとなる位置に達した際に、球保持部243a上の遊技球が球保持部243aの傾斜によって規制壁241を越えて供給流路245側に流下するようになっている。なお、球保持部243aの一側端(待機流路211に臨む端部)は、上昇した場合に、待機流路211上で次に球送り部材243に送られる遊技球が球送り部材243の下に入り込むことがないように、待機流路211の最も下流側で待機する遊技球の直径より高く上がらないようになっている。そして、球保持部243aが上昇した状態では、この次に球送り部材243に送られる遊技球が球保持部243aの一側端に当接した状態となる。
ここで、球保持部243a上にある遊技球は、図4に示すように、規制壁241の待機流路211側に突出した先端部241aに当接しているので、その一部が球保持部243aの一側端(待機流路211に臨む端部)よりも待機流路211側に突出した状態となっている。よって、図5に示すように、球保持部243aが上昇して、次に球送り部材243に送られる遊技球が球保持部243aの一側端に当接した状態になると、球保持部243a上にある遊技球が上方に押し上げられ、より容易に規制壁241を越えられるようになっている。
球送り電磁石244は、アーム部243cの上面に設けられた吸着片243dを吸着可能な電磁石を備えるとともに、その一部分にアーム部243cの一端を回動可能に係合する下方に延出した係合部244aを有する。この球送り電磁石244は、発射制御装置63により発射装置60と同期して制御され、発射装置60が遊技球を発射した直後に、吸着片243dの吸着、解放を行うことで球送り部材243を昇降させ、遊技球を発射装置60に送るようになっている。なお、球送り部材243は係合部244aを中心に回動するように上下動するので、球送り電磁石244の吸着片243dを吸着する吸着面は、係合部244aと中心とした円の半径に略沿うように斜めに配されている。
供給流路245は、規制壁241を挟んで球保持部形成部243bが配される側の反対側に形成され、規制壁241に沿って遊技球をほぼ真下に流下させた後に、前方に案内して、前方の球供給口247から遊技球を封入球循環装置200の前側の発射装置60側に導出するようになっている。また、供給流路245には、供給流路245を流下する遊技球を検出する供給球検出センサ246が設けられている。なお、供給球検出センサ246に検出された遊技球は、検出直後に発射装置60に供給されて発射されるので、供給球検出センサ246は、発射装置60の手前側であるが、遊技球の発射を検出する発射球センサも兼ねるものとなっている。
以上のような球供給装置240は、遊技球が規制壁241を乗り越えるように僅かに上昇させることにより、遊技球を一個ずつ発射装置60に供給するようになっており、遊技球を傾斜に沿って流下させた状態で下側に一個ずつ排出する構造とした場合に比較して、球供給装置240の多くの部分が待機流路211に対して下側に配置されることがなく、球供給装置240が待機流路211より下側となることで、封入球循環装置200の上下長さが長くなるのを防止し、封入球循環装置200を小型化することができる。特に、封入球循環装置200の上下幅を短くすることができる。
また、球供給装置240は、遊技球を規制壁241を乗り越えさせるために、その直径程度の長さだけ上昇させるものであり、遊技球を長い距離に渡って揚送するものではなく、封入球循環装置200の循環経路210に最低限必要とされる上下幅の範囲内で十分に収容でき、確実に封入球循環装置200の上下幅を短くすることができる。また、球供給装置240は、球送り電磁石244が球送り部材243を吸着するだけの簡単な構造であり、トラブルが発生する可能性が極めて低い。
図3に示すように、循環経路210(待機流路211)の下流側端部に隣接する球供給装置240の後面側には、遊技球を封入球循環装置200から抜き出す球抜き装置230が設けられている。この球抜き装置230は、後壁部材202に形成された球抜き開口部と、これを開閉する板状の蓋部材232とを有する。球抜き開口部は、後壁部材202における球送り部材243の球保持部形成部243bと対向する位置に設けられており、その大きさは、遊技球1個が通過できる程度の大きさである。また、球抜き開口部を開閉するための板状の蓋部材232が、球抜き開口部を外側から覆うように、回動軸232aを中心に回動可能に設けられている。
また、上述の球保持部243aの上面は裏面側から向かって右から左に下るように傾斜しているが、後方へ向かって下る傾斜ともなっている。すなわち、球保持部243aの上面は、封入球循環装置200の裏面側から見て、右前方から左後方に下るように傾斜している。よって、蓋部材232を開放すれば、球保持部243a上の遊技球はその傾斜に沿って自然に球抜き開口部から外部に流出する。さらに、循環経路210内の遊技球も続いて外部に流出し、封入球循環装置200内の遊技球を抜き取れるようになっている。以上のような球抜き装置230は、封入球式遊技機100内に封入された遊技球を係員等の外部操作により取り出すためのもので、封入球式遊技機100のメンテナンス、遊技球の交換などのために、封入球式遊技機100から遊技球を取り出すために用いられる。
また、図4に示すように、循環経路210の最下段の流路の底面には、静電気除去部材292が設けられている。この静電気除去部材292はL字形に形成された金属板であって、一方の先端部には循環経路210を形成する流路構成部材204に係合できるように、コ字状に折り返した係合部293が形成されている。
この静電気除去部材292は、前壁部材201に形成された前後に貫通する開口207の後方から係合部293が形成された一端を挿入し、該係合部293を流路構成部材204の前端に係合させることで取り付けられている。さらに、前壁部材201の前面側に配される一端には、図示しないアース線が接続されるようになっている。また、静電気除去部材292が配される循環経路210の底面には、静電気除去部材292の厚みに等しい凹部が形成され、静電気除去部材292を配設しても段差ができないようにして遊技球の流下を妨げないようになっている。そして、この静電気除去部材292上を遊技球が流下することで、遊技球に帯電していた静電気が除去されるようになっている。
循環経路210の上流側部分であって、回収球センサ205が設けられた位置の下流側には、非磁性体からなる遊技球を封入した封入球式遊技機100において、不正行為により磁性体からなる遊技球を混入されたことを検出する磁性体球検出装置250が設けられている。この磁性体球検出装置250は、図6に示すように、循環経路210を挟んで一側に磁石251を備えるとともに、他側に磁気検出センサ252を備えている。
循環経路210を挟んで一側に配された磁石251は永久磁石であり、循環経路210の磁性体球検出装置250が設けられた部分を流下する磁性体からなる遊技球を磁化可能なものである。この磁石251は、前壁部材201の前面側に形成された磁石保持部材(図示略)に保持されている。なお、磁石保持部材を形成せずに接着剤により接着することで磁石251を取り付けるようにしても良い。
また、循環経路210を挟んで他側に配された磁気検出センサ252は、磁石251により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出可能なものであって、磁気を検出することで検出信号を出力するようになっている。この磁気検出センサ252は、図3に示すように、センサ基板252aに取り付けられており、該センサ基板252aがセンサ取付カバー253で保持されるようになっている。また、センサ基板252aには図示しないコネクタ部が備えられ、このコネクタ部を介して枠制御装置80に対して検出信号を出力するようになっている。
センサ取付カバー253は矩形箱状のセンサ収納部253aを有し、このセンサ収納部253a内にセンサ基板252aを収納可能となっている。また、このセンサ取付カバー253には、センサ収納部253aの上下に後壁部材202の後面に固定するためのねじ穴254aを有する固定部254が形成されており、このねじ穴254aに挿通したねじを後壁部材202に形成されたねじ止め部202aに螺合することで、センサ取付カバー253が後壁部材202の後面の所定位置に取り付けられ、磁気検出センサ255が所定位置に取り付けられることとなる。
また、図7に示すように、磁気検出センサ252からの検出信号は、枠制御装置80に入力されるようになっており、枠制御装置80において磁性体からなる遊技球が混入されたことを検出できるようになっている。また、枠制御装置80は、磁気検出センサ252からの検出信号の入力に基づき、枠表示装置(サイドランプ12,12)や、発射制御装置63、外部情報端子81に磁性体の遊技球の検出に関する情報の出力を行うようになっている。これにより、枠表示装置による報知や、発射制御装置63による遊技球の発射の停止、外部情報端子81から遊技機外部の管理装置(ホールコンピュータ)での報知が可能となる。
以上のことから、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路210を備えた封入球式遊技機100において、非磁性体で形成した遊技球を封入し、循環経路210の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置250を設け、磁性体球検出装置250は、循環経路210を挟んで一側に磁石251を備えるとともに、他側に磁石251により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサ252を備えたこととなる。
次に、上述した実施形態の封入球式遊技機100の変形例について図8から10を参照して説明する。なお、基本的には、上述の実施形態の封入球式遊技機と同様の構成を有しており、以下、主に異なる部分について説明する。本変形例の封入球式遊技機は、図8に示すように、磁性体球検出装置250の磁石を電磁石255で構成し、枠制御装置80で制御できるようにしている。
図9に示すように、枠制御装置80には、例えば可変抵抗器からなる磁力調整器82が接続されており、これにより電磁石255の磁力を調整することができるようになっている。すなわち、枠制御装置80が、磁性体球検出装置250を制御する制御装置をなし、枠制御装置80、磁力調整器82が電磁石255の磁力を変化させる磁力調整手段をなす。これにより、電磁石255や磁気検出センサ252の個体差や組み付け誤差により発生する、磁性体で形成された遊技球の検出感度のばらつきを、電磁石255の磁力を変化させることで調整できる。また、各ホールで独自の封入球を封入する場合は、その封入球に合わせて感度を調整できる。例えば、磁石不正ができないような弱い磁性体の遊技球を封入した場合に、その封入球を検出しないように調整できる。
以上のことから、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成し、制御装置は、電磁石255の磁力を変化させる磁力調整手段(枠制御装置80、磁力調整器82)を備えていることとなる。
また、枠制御装置80は、磁性体球検出装置250の上流側に位置する回収球センサ205で遊技球を検出してから所定時間電磁石255をオンにする磁性体球検出処理を行うようになっている。
図10に示すように、この磁性体球検出処理においては、まず回収球センサ205がオンであるか否かの判定(ステップS1)を行う。この回収球センサ205がオンであるか否かの判定(ステップS1)では、磁性体球検出装置250の上流側に配された回収球センサ205で遊技球を検出したかが判定される。
この回収球センサ205がオンであるか否かの判定(ステップS1)において、回収球センサ205がオンである場合(ステップS1;Y)、すなわち遊技球を検出した場合は、電磁石255をオンにする処理(ステップS2)を行う。その後、電磁石タイマをセットする処理(ステップS3)を行い、電磁石タイマがタイムアップであるか否かの判定(ステップS4)を行う。また、回収球センサ205がオンであるか否かの判定(ステップS1)において、回収球センサ205がオンでない場合(ステップS1;N)、すなわち遊技球を検出していない場合は、電磁石タイマがタイムアップであるか否かの判定(ステップS4)を行う。
電磁石タイマがタイムアップであるか否かの判定(ステップS4)では、球検出器をなす回収球センサ205で遊技球を検出してから所定時間が経過したかが判定される。なお、この所定時間は、遊技球が球検出器をなす回収球センサ205を通過してから、磁性体球検出装置250を通過するのに十分な時間とされている。
この電磁石タイマがタイムアップであるか否かの判定(ステップS4)において、電磁石タイマがタイムアップである場合(ステップS4;Y)、すなわち所定時間が経過した場合は、電磁石255をオフにする処理(ステップS5)を行い、磁気検出センサ252がオンであるか否かの判定(ステップS6)を行う。また、電磁石タイマがタイムアップであるか否かの判定(ステップS4)において、電磁石タイマがタイムアップでない場合(ステップS4;N)、すなわち所定時間が経過していない場合は、磁気検出センサ252がオンであるか否かの判定(ステップS6)を行う。
磁気検出センサ252がオンであるか否かの判定(ステップS6)では、磁気検出センサ252が電磁石255により磁化された遊技球の磁気を検出したかが判定される。磁気検出センサ252がオンであるか否かの判定(ステップS6)において、磁気検出センサがオンでない場合(ステップS6;N)、すなわち磁性体球を検出していない場合は、磁性体球検出処理を終了する。また、磁気検出センサ252がオンであるか否かの判定(ステップS6)において、磁気検出センサがオンである場合(ステップS6;Y)、すなわち磁性体球を検出した場合は、磁性体球を検出したことを報知する処理(ステップS7)を行う。その後、遊技球の発射を停止する処理(ステップS8)を行い、磁性体球検出処理を終了する。
磁性体球を検出したことを報知する処理(ステップS7)においては、枠装飾装置をなすサイドランプ12,12を点灯、点滅させる処理を行い、磁性体球の検出を係員に知らせる。また、遊技球の発射を停止する処理(ステップS8)においては、磁性体球の検出に関する情報を発射制御装置63に出力する処理を行い、遊技球の発射を停止させるようにする。
以上のような磁性体球検出処理により、必要なときだけ電磁石255がオンになり、電磁石255が発熱することで周囲の部材(例えば、合成樹脂からなる)が焦げたり溶解したりすることを防止できる。すなわち、枠制御装置80が、球検出器(回収球センサ205)が遊技球を検出してから所定時間前記電磁石255をオンにする検出有効化手段をなす。
以上のことから、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成するとともに、循環経路210における磁性体球検出装置250の上流側に、通過する遊技球を検出可能な球検出器(回収球センサ205)を備え、制御装置は、球検出器が遊技球を検出してから所定時間電磁石255をオンにする検出有効化手段(枠制御装置80)を備えたこととなる。
なお、磁気検出センサ252で磁性体球を検出し、遊技球の発射を停止する処理(ステップS8)を行った後、電磁石255をオフにする処理を行うようにしても良い。また、電磁石255の磁力を強くしてオンにしたままとして、磁性体球を磁性体球検出装置250で保持した状態としても良い。
また、アウト球、セーフ球、ファール球が通過する回収球センサ205が、磁性体球検出装置への遊技球の流入を検出する球検出器を兼ねるとしたが、別途センサを設けても良い。
以上のような封入球式遊技機100は、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路210を備えた封入球式遊技機100であって、非磁性体で形成した遊技球を封入し、循環経路210の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置250を設け、磁性体球検出装置250は、循環経路210を挟んで一側に磁石251を備えるとともに、他側に磁石251により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサ252を備えている。
したがって、非磁性体で形成した遊技球を封入し、循環経路210の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置250を設け、磁性体球検出装置250は、循環経路210を挟んで一側に磁石251を備えるとともに、他側に磁石251により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサ252を備えるので、磁性体の遊技球を確実に検出でき、不正な遊技球の交換を検出できる。すなわち、磁石による不正を行う目的で、磁性体の遊技球を封入球に混ぜられたり、全ての封入球を磁性体の遊技球に交換されたりする不正をされた場合に、その磁性体の遊技球を検出できる。また、小径球としてベアリングの球を混ぜられる不正をされた場合でも検出できる。
また、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成するとともに、循環経路210における磁性体球検出装置250の上流側に通過する遊技球を検出可能な球検出器(回収球センサ205)を備え、制御装置は、球検出器が遊技球を検出してから所定時間電磁石255をオンにする検出有効化手段(枠制御装置80)を備えている。
したがって、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成するとともに、循環経路210における磁性体球検出装置250の上流側に通過する遊技球を検出可能な球検出器を備え、制御装置は、球検出器が遊技球を検出してから所定時間電磁石255をオンにする検出有効化手段を備えるので、必要な時だけ電磁石255がオンになり、電磁石255が発熱することで周囲の部材(例えば、合成樹脂からなる)が焦げたり溶解したりすることがない。
また、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成し、制御装置は、電磁石255の磁力を変化させる磁力調整手段(枠制御装置80、磁力調整器82)を備えることを特徴とする。
したがって、磁性体球検出装置250を制御する制御装置(枠制御装置80)を備え、磁石を電磁石255により構成し、制御装置は、電磁石255の磁力を変化させる磁力調整手段を備えるので、検出感度を調整できる。すなわち、電磁石255や磁気検出センサ252の個体差や組み付け誤差により発生する、磁性体で形成された遊技球の検出感度のばらつきを、電磁石255の磁力を変化させることで調整できる。また、各ホールで独自の封入球を封入する場合は、その封入球に合わせて感度を調整できる。例えば、磁石不正ができないような弱い磁性体の遊技球を封入した場合に、その封入球を検出しないように調整できる。
なお、本発明の封入球式遊技機100は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施の形態の構成を示す封入球式遊技機および台間機の正面図である。 封入球式遊技機の背面図である。 封入球循環装置の後壁部材側から見た斜視図であって、磁性体球検出装置を分解した図である。 封入球循環装置の前壁部材の背面を示す図であって、球送り部材が下降した状態を示す図である。 封入球循環装置の前壁部材の背面を示す図であって、球送り部材が上昇した状態を示す図である。 待機経路の磁性体球検出装置が設けられた部分を示す斜視図である。 遊技機の制御系の一部を示すブロック図である。 変形例にかかる封入球式遊技機における、待機経路の磁性体球検出装置が設けられた部分を示す斜視図である。 変形例にかかる封入球式遊技機における、遊技機の制御系の一部を示すブロック図である。 磁性体球検出処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
80 枠制御装置(制御装置、検出有効化手段、磁力調整手段)
82 磁力調整器(磁力調整手段)
100 封入球式遊技機
205 回収球センサ(球検出器)
210 循環経路
250 磁性体球検出装置
251 磁石
252 磁気検出センサ
255 電磁石

Claims (2)

  1. 遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技を終えた遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備えた封入球式遊技機において、
    非磁性体で形成した遊技球を封入し、
    前記循環経路の所要部位に非磁性体で形成された遊技球は検出せずに磁性体で形成された遊技球のみを検出する磁性体球検出装置と、
    前記磁性体球検出装置を制御する制御装置と、
    前記循環経路における前記磁性体球検出装置の上流側で、且つ前記遊技領域よりも下流側に設けられ、非磁性体球と磁性体球の両方を検出可能な球検出器と、
    を備え、
    前記磁性体球検出装置は、
    前記循環経路を挟んで一側に電磁石を備えるとともに、他側に前記電磁石により磁化された磁性体の遊技球の磁気を検出する磁気検出センサを備え
    前記制御装置は、
    前記球検出器が遊技球を検出してから所定時間、前記電磁石をオンにする検出有効化手段を備えることを特徴とする封入球式遊技機。
  2. 前記制御装置は、前記電磁石の磁力を変化させる磁力調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の封入球式遊技機。
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