JPH10155969A - パチンコ玉検出スイッチ - Google Patents
パチンコ玉検出スイッチInfo
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- JPH10155969A JPH10155969A JP33501696A JP33501696A JPH10155969A JP H10155969 A JPH10155969 A JP H10155969A JP 33501696 A JP33501696 A JP 33501696A JP 33501696 A JP33501696 A JP 33501696A JP H10155969 A JPH10155969 A JP H10155969A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコ玉の検出を確実かつ容易に検出
し、しかも、構成の簡略化並びにコンパクト化を図り、
更に、検出精度を高めることを課題とする。 【解決手段】 ケース本体11の検出孔12を間に挟ん
で対向する位置の検出孔12内側壁面位置に、磁界を検
出して電気信号に変換が可能なホールIC14を配置
し、更にホールIC14の出力側には、検出孔12のパ
チンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13からの
磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、L
レベルの電圧信号に基づいて検出して外部に出力する電
子回路15が回路基板16内に収められていて、また、
電子回路15の出力側には、パチンコ機本体と接続する
ための接続端子21、22が回路基板16に装備された
構成になっている。
し、しかも、構成の簡略化並びにコンパクト化を図り、
更に、検出精度を高めることを課題とする。 【解決手段】 ケース本体11の検出孔12を間に挟ん
で対向する位置の検出孔12内側壁面位置に、磁界を検
出して電気信号に変換が可能なホールIC14を配置
し、更にホールIC14の出力側には、検出孔12のパ
チンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13からの
磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、L
レベルの電圧信号に基づいて検出して外部に出力する電
子回路15が回路基板16内に収められていて、また、
電子回路15の出力側には、パチンコ機本体と接続する
ための接続端子21、22が回路基板16に装備された
構成になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にパチンコ機の
入賞口に使用されて、パチンコ玉の入賞を検出するパチ
ンコ玉検出スイッチに関する。
入賞口に使用されて、パチンコ玉の入賞を検出するパチ
ンコ玉検出スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、この種のパチンコ玉検出スイッチ
には、接点式、電磁誘導式、光電式等が実用化されてい
る。このうち接点式は、スイッチの接点に接続された可
動片を検出孔に配置し、パチンコ玉が検出孔を通過する
とき、その重力により、可動片が変位してスイッチの接
点部を開閉することにより、パチンコ玉を検出する方法
である。
には、接点式、電磁誘導式、光電式等が実用化されてい
る。このうち接点式は、スイッチの接点に接続された可
動片を検出孔に配置し、パチンコ玉が検出孔を通過する
とき、その重力により、可動片が変位してスイッチの接
点部を開閉することにより、パチンコ玉を検出する方法
である。
【0003】電磁誘導式は、コイル、コンデンサ、半導
体による高周波発振回路で構成され、コイルを検出孔の
壁面に配置し、パチンコ玉が検出孔を通過するとき、コ
イルに接近したとき、発振回路の発振状態が変化するこ
とに依り、パチンコ玉を検出する方法である。光電式
は、検出孔を挟んで発光素子と受光素子を対向させ、両
素子間に光路を設けておき、パチンコ玉が検出孔を通過
するときパチンコ玉がこの光路を遮断することにより、
パチンコ玉を検出する方法である。
体による高周波発振回路で構成され、コイルを検出孔の
壁面に配置し、パチンコ玉が検出孔を通過するとき、コ
イルに接近したとき、発振回路の発振状態が変化するこ
とに依り、パチンコ玉を検出する方法である。光電式
は、検出孔を挟んで発光素子と受光素子を対向させ、両
素子間に光路を設けておき、パチンコ玉が検出孔を通過
するときパチンコ玉がこの光路を遮断することにより、
パチンコ玉を検出する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら接点式は
接点が磨耗したり、接点に塵埃が付着して接点不良やチ
ャタリングを起こし易く、電磁誘導式は、テレビ、ラジ
オ、無線機器等の外来電波を受信して誤動作を起こし易
く、光電式は発光素子が劣化したり、光路に塵埃付着し
て光路を塞ぐことから誤動作を起こし易い、という欠点
がある。
接点が磨耗したり、接点に塵埃が付着して接点不良やチ
ャタリングを起こし易く、電磁誘導式は、テレビ、ラジ
オ、無線機器等の外来電波を受信して誤動作を起こし易
く、光電式は発光素子が劣化したり、光路に塵埃付着し
て光路を塞ぐことから誤動作を起こし易い、という欠点
がある。
【0005】本発明は、これ等のすべての欠点を解決
し、長寿命で且つ、安価で優れたパチンコ玉検出スイッ
チを提供し、特に、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に
検出し、しかも、構成の簡略化並びにコンパクト化を図
り、更に、検出精度を高めることを課題とする。
し、長寿命で且つ、安価で優れたパチンコ玉検出スイッ
チを提供し、特に、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に
検出し、しかも、構成の簡略化並びにコンパクト化を図
り、更に、検出精度を高めることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、パチンコ玉の通過が可能な検出孔を有するケ
ース体を基体とし、該ケース体の前記検出孔周部に近接
した2部位に磁性体と磁界を電気信号に変換可能なホー
ルICとを、検出孔を間に挟んで相対向するように夫々
配置する一方、前記検出孔のパチンコ玉の不通過、通過
に応じた磁性体からの磁界変化をホールICから出力さ
れるHレベル、Lレベルの電圧信号に基づいて検出して
外部に出力する電子回路を、前記ホールICの出力側に
設け、前記電子回路は、出力端子に介装された負荷抵抗
と、外部に出力を行う出力トランジスタと、ホールIC
の出力電圧がHレベルのときに前記出力トランジスタの
入力側にLレベルの電圧を与えて出力トランジスタにコ
レクタ電流を流し、ホールICの出力電圧がLレベルの
ときにこれを反転して出力トランジスタのコレクタ電流
をゼロにする位相反転器と、を含んで構成され、前記出
力トランジスタにコレクタ電流を流した際に、Hレベル
出力電圧を、コレクタ電流がゼロのときにLレベル出力
電圧を、夫々前記負荷抵抗両端に生じさせて前記出力端
子から外部に出力する構成とした。
る発明は、パチンコ玉の通過が可能な検出孔を有するケ
ース体を基体とし、該ケース体の前記検出孔周部に近接
した2部位に磁性体と磁界を電気信号に変換可能なホー
ルICとを、検出孔を間に挟んで相対向するように夫々
配置する一方、前記検出孔のパチンコ玉の不通過、通過
に応じた磁性体からの磁界変化をホールICから出力さ
れるHレベル、Lレベルの電圧信号に基づいて検出して
外部に出力する電子回路を、前記ホールICの出力側に
設け、前記電子回路は、出力端子に介装された負荷抵抗
と、外部に出力を行う出力トランジスタと、ホールIC
の出力電圧がHレベルのときに前記出力トランジスタの
入力側にLレベルの電圧を与えて出力トランジスタにコ
レクタ電流を流し、ホールICの出力電圧がLレベルの
ときにこれを反転して出力トランジスタのコレクタ電流
をゼロにする位相反転器と、を含んで構成され、前記出
力トランジスタにコレクタ電流を流した際に、Hレベル
出力電圧を、コレクタ電流がゼロのときにLレベル出力
電圧を、夫々前記負荷抵抗両端に生じさせて前記出力端
子から外部に出力する構成とした。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1のパチン
コ玉検出スイッチに於て、磁性体を検出孔側から見て、
ホールICの背後に配置するようにした。
コ玉検出スイッチに於て、磁性体を検出孔側から見て、
ホールICの背後に配置するようにした。
【0008】かかる構成によれば、いまパチンコ玉が検
出孔を通過しない場合、磁性体、ホールIC間の距離
は、検出孔の直径分余隔てている為、磁性体からの磁界
は、ホールICに到達しないことからホールICの出力
電圧は、Hレベルのままとなり、ホールICの出力側に
接続されている電子回路の出力電圧レベルも、Hレベル
の儘となる。次に検出孔をパチンコ玉が通過するとき
は、パチンコ玉は通過する際、磁性体の磁界に依り、瞬
時帯磁されて仮磁性体となる。この為ホールICは、パ
チンコ玉を介して磁界を感知し、出力電圧レベルがHレ
ベルからLレベルとなる。この為ホールICの出力側に
接続されている電子回路の出力電圧レベルも、Hレベル
からLレベルとなり、パチンコ玉を検出することが出来
るのである。
出孔を通過しない場合、磁性体、ホールIC間の距離
は、検出孔の直径分余隔てている為、磁性体からの磁界
は、ホールICに到達しないことからホールICの出力
電圧は、Hレベルのままとなり、ホールICの出力側に
接続されている電子回路の出力電圧レベルも、Hレベル
の儘となる。次に検出孔をパチンコ玉が通過するとき
は、パチンコ玉は通過する際、磁性体の磁界に依り、瞬
時帯磁されて仮磁性体となる。この為ホールICは、パ
チンコ玉を介して磁界を感知し、出力電圧レベルがHレ
ベルからLレベルとなる。この為ホールICの出力側に
接続されている電子回路の出力電圧レベルも、Hレベル
からLレベルとなり、パチンコ玉を検出することが出来
るのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係るパチンコ玉
検出スイッチ10の外観、及び分解図を、図2はその系
統図を、図3はその具体的回路図を示す。図1におい
て、ケース体11は、合成樹脂を成型させて長方形状を
なし、その一端に板圧方向に、パチンコ玉24の通過が
可能な検出孔12を開孔させてある。
を参照して説明する。図1は、本発明に係るパチンコ玉
検出スイッチ10の外観、及び分解図を、図2はその系
統図を、図3はその具体的回路図を示す。図1におい
て、ケース体11は、合成樹脂を成型させて長方形状を
なし、その一端に板圧方向に、パチンコ玉24の通過が
可能な検出孔12を開孔させてある。
【0010】そして、ケース体11の検出孔12周部に
近接した2部位に磁性体13と磁界を電気信号に変換可
能なホールIC14とを、検出孔12を間に挟んで相対
向するように夫々配置してある。この場合、ケース本体
11の検出孔12内側壁面位置に適宜な磁力を有する磁
性体13を配置する。
近接した2部位に磁性体13と磁界を電気信号に変換可
能なホールIC14とを、検出孔12を間に挟んで相対
向するように夫々配置してある。この場合、ケース本体
11の検出孔12内側壁面位置に適宜な磁力を有する磁
性体13を配置する。
【0011】又、ケース本体11の検出孔12を間に挟
んで対向する位置の検出孔12内側壁面位置に、磁界を
検出して電気信号に変換が可能なホールIC14を配置
し、更にホールIC14の出力側には、検出孔12のパ
チンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13からの
磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、L
レベルの電圧信号に基づいて検出して外部に出力する図
3の電子回路15が回路基板16内に収められていて、
また、電子回路15の出力側には、パチンコ機本体と接
続するための接続端子21、22が回路基板16に装備
された構成になっている。
んで対向する位置の検出孔12内側壁面位置に、磁界を
検出して電気信号に変換が可能なホールIC14を配置
し、更にホールIC14の出力側には、検出孔12のパ
チンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13からの
磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、L
レベルの電圧信号に基づいて検出して外部に出力する図
3の電子回路15が回路基板16内に収められていて、
また、電子回路15の出力側には、パチンコ機本体と接
続するための接続端子21、22が回路基板16に装備
された構成になっている。
【0012】尚、接続端子21は、+側電源接続端子、
接続端子22は、−側電源接続端子接続端子で、出力端
子ともなっている。ここで、前記電子回路15は、接続
端子22(出力端子)に介装された負荷抵抗23と、外
部に出力を行う出力トランジスタ20と、ホールIC1
4の出力電圧がHレベルのときに前記出力トランジスタ
の入力側にLレベルの電圧を与えて出力トランジスタ2
0にコレクタ電流を流し、ホールIC14の出力電圧が
Lレベルのときにこれを反転して出力トランジスタ20
のコレクタ電流をゼロにする位相反転器18と、を含ん
で構成され、前記出力トランジスタ20にコレクタ電流
を流した際に、Hレベル出力電圧を、コレクタ電流がゼ
ロのときにLレベル出力電圧を、夫々前記負荷抵抗23
両端に生じさせて、接続端子22(出力端子)から外部
に出力する構成となっており、かかる構成要素の他に、
定電圧ダイオード17が設けられている。
接続端子22は、−側電源接続端子接続端子で、出力端
子ともなっている。ここで、前記電子回路15は、接続
端子22(出力端子)に介装された負荷抵抗23と、外
部に出力を行う出力トランジスタ20と、ホールIC1
4の出力電圧がHレベルのときに前記出力トランジスタ
の入力側にLレベルの電圧を与えて出力トランジスタ2
0にコレクタ電流を流し、ホールIC14の出力電圧が
Lレベルのときにこれを反転して出力トランジスタ20
のコレクタ電流をゼロにする位相反転器18と、を含ん
で構成され、前記出力トランジスタ20にコレクタ電流
を流した際に、Hレベル出力電圧を、コレクタ電流がゼ
ロのときにLレベル出力電圧を、夫々前記負荷抵抗23
両端に生じさせて、接続端子22(出力端子)から外部
に出力する構成となっており、かかる構成要素の他に、
定電圧ダイオード17が設けられている。
【0013】また、本パチンコ玉検出スイッチの負荷抵
抗23は、接続端子22、即ち、出力端子を介し、パチ
ンコ機本体の電子回路に与えられ、その電子回路の内部
抵抗に相当している。では実施形態に基づき、その動作
を説明する。いまパチンコ玉が検出孔12を通過しない
ときは、磁性体13、ホールIC14間は、検出孔12
の直径分だけ隔てている為、磁性体13からの磁力線
は、ホールIC14まで到達しないこととなり、ホール
IC14の出力電圧Ehは、Hレベルのままとなる。
抗23は、接続端子22、即ち、出力端子を介し、パチ
ンコ機本体の電子回路に与えられ、その電子回路の内部
抵抗に相当している。では実施形態に基づき、その動作
を説明する。いまパチンコ玉が検出孔12を通過しない
ときは、磁性体13、ホールIC14間は、検出孔12
の直径分だけ隔てている為、磁性体13からの磁力線
は、ホールIC14まで到達しないこととなり、ホール
IC14の出力電圧Ehは、Hレベルのままとなる。
【0014】これによって、図3の位相反転器18は、
出力トランジスタ20の入力側にLレベルの電圧として
与える為に、出力トランジスタ20は、導通状態となっ
てコレクタ電流Icが流れる。このとき負荷抵抗23を
流れる電流は、ホールIC14の消費電流Ihと、出力
トランジスタ20のコレクタ電流Ic(約7mA)の合
算された電流(Ih+Ic)が流れ、負荷抵抗23の両
端に生じる出力電圧E’は、Hレベルとなる。
出力トランジスタ20の入力側にLレベルの電圧として
与える為に、出力トランジスタ20は、導通状態となっ
てコレクタ電流Icが流れる。このとき負荷抵抗23を
流れる電流は、ホールIC14の消費電流Ihと、出力
トランジスタ20のコレクタ電流Ic(約7mA)の合
算された電流(Ih+Ic)が流れ、負荷抵抗23の両
端に生じる出力電圧E’は、Hレベルとなる。
【0015】次にパチンコ玉24が検出孔12を通過す
るときは、磁性体13の磁界によってパチンコ玉が瞬時
磁化されることとなり、この磁化されたパチンコ玉24
の磁界をホールIC14が検出し、ホールIC14の出
力電圧Ehは、HレベルからLレベルとなる。
るときは、磁性体13の磁界によってパチンコ玉が瞬時
磁化されることとなり、この磁化されたパチンコ玉24
の磁界をホールIC14が検出し、ホールIC14の出
力電圧Ehは、HレベルからLレベルとなる。
【0016】このホールIC14の出力電圧EhのLレ
ベルは、位相反転器18で反転される為、出力トランジ
スタ20は非導通となり、コレクタ電流Icはゼロとな
ることから、このときの負荷抵抗23を流れる電流I”
は、ホールIC14の消費電流(Ih)のみとなる。こ
のホールIC14の消費電流Ih(約1mA)は、出力
トランジスタ20のコレクタ電流Icに比べ、僅かであ
るから負荷抵抗23の両端に生ずる電圧E”は、Lレベ
ルとなる。
ベルは、位相反転器18で反転される為、出力トランジ
スタ20は非導通となり、コレクタ電流Icはゼロとな
ることから、このときの負荷抵抗23を流れる電流I”
は、ホールIC14の消費電流(Ih)のみとなる。こ
のホールIC14の消費電流Ih(約1mA)は、出力
トランジスタ20のコレクタ電流Icに比べ、僅かであ
るから負荷抵抗23の両端に生ずる電圧E”は、Lレベ
ルとなる。
【0017】以上依り、検出孔12をパチンコ玉24が
不通過、又は通過に依って、負荷抵抗23(パチンコ機
本体の電子回路の内部抵抗)の両端に生ずる電圧がHレ
ベルE’、又はLレベルE”となり、パチンコ機も入賞
玉の有無の動作をすることとなる。特に、電子回路15
を、主として、負荷抵抗23と、出力トランジスタ20
と、位相反転器18とから構成したから、検出孔12の
パチンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13から
の磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、
Lレベルの電圧信号に基づいて検出して外部に確実に出
力でき、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に検出でき、
しかも、電子回路15を少ない電子構成部品により構成
でき、構成の簡略化並びにコンパクト化を図ることがで
き、しかも、上記の電子回路15の構成によると、Hレ
ベル時とLレベル時との電圧値の大きさの差を大きく採
ることができる結果、検出精度が高く、パチンコ玉を誤
検出することがないという利点がある。
不通過、又は通過に依って、負荷抵抗23(パチンコ機
本体の電子回路の内部抵抗)の両端に生ずる電圧がHレ
ベルE’、又はLレベルE”となり、パチンコ機も入賞
玉の有無の動作をすることとなる。特に、電子回路15
を、主として、負荷抵抗23と、出力トランジスタ20
と、位相反転器18とから構成したから、検出孔12の
パチンコ玉24の不通過、通過に応じた磁性体13から
の磁界変化をホールIC14から出力されるHレベル、
Lレベルの電圧信号に基づいて検出して外部に確実に出
力でき、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に検出でき、
しかも、電子回路15を少ない電子構成部品により構成
でき、構成の簡略化並びにコンパクト化を図ることがで
き、しかも、上記の電子回路15の構成によると、Hレ
ベル時とLレベル時との電圧値の大きさの差を大きく採
ることができる結果、検出精度が高く、パチンコ玉を誤
検出することがないという利点がある。
【0018】尚、磁性体を検出孔側から見て、ホールI
Cの背後に配置するようにしても良く、磁性体をホール
ICと相対向して設けた場合と比較して、ケース本体の
ホールICと検出孔を間に挟んだ反対側に磁性体の設置
スペースを設ける必要がなくなり、ケース本体のコンパ
クト化を図れる。
Cの背後に配置するようにしても良く、磁性体をホール
ICと相対向して設けた場合と比較して、ケース本体の
ホールICと検出孔を間に挟んだ反対側に磁性体の設置
スペースを設ける必要がなくなり、ケース本体のコンパ
クト化を図れる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、検出孔を通過するパチンコ玉を、磁性体に
依って通過する瞬間だけ磁化させることに依り、磁化し
たパチンコ玉の磁界をホールICによって検出し、搭載
された電子回路によって適宜な電気信号としてパチンコ
機本体等の外部に出力する方式で、機械的には無接点で
あるから接点式のように接点の磨耗による接点不良やチ
ャタリングを起こすことはない。また、光電式のように
塵埃や外乱光によって誤動作を起こしたり、外来電磁波
に依って誤動作を起こすこともない。
明によれば、検出孔を通過するパチンコ玉を、磁性体に
依って通過する瞬間だけ磁化させることに依り、磁化し
たパチンコ玉の磁界をホールICによって検出し、搭載
された電子回路によって適宜な電気信号としてパチンコ
機本体等の外部に出力する方式で、機械的には無接点で
あるから接点式のように接点の磨耗による接点不良やチ
ャタリングを起こすことはない。また、光電式のように
塵埃や外乱光によって誤動作を起こしたり、外来電磁波
に依って誤動作を起こすこともない。
【0020】また、著しく部品点数が削減されることに
依り、製作が容易となり、大幅な価格の低減が可能とな
って高品質で低価格のパチンコ玉検出スイッチを提供す
ることが可能となる。
依り、製作が容易となり、大幅な価格の低減が可能とな
って高品質で低価格のパチンコ玉検出スイッチを提供す
ることが可能となる。
【0021】更に、電子回路を、主として、負荷抵抗
と、出力トランジスタと、位相反転器とから構成したか
ら、検出孔のパチンコ玉の不通過、通過に応じた磁性体
からの磁界変化をホールICから出力されるHレベル、
Lレベルの電圧信号に基づいて検出して外部に確実に出
力でき、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に検出でき、
しかも、電子回路を少ない電子構成部品により構成で
き、構成の簡略化並びにコンパクト化を図ることがで
き、特に、Hレベル時とLレベル時との電圧値の大きさ
の差を大きく採ることができる結果、検出精度が高く、
パチンコ玉を誤検出することがないという利点がある。
と、出力トランジスタと、位相反転器とから構成したか
ら、検出孔のパチンコ玉の不通過、通過に応じた磁性体
からの磁界変化をホールICから出力されるHレベル、
Lレベルの電圧信号に基づいて検出して外部に確実に出
力でき、パチンコ玉の検出を確実かつ容易に検出でき、
しかも、電子回路を少ない電子構成部品により構成で
き、構成の簡略化並びにコンパクト化を図ることがで
き、特に、Hレベル時とLレベル時との電圧値の大きさ
の差を大きく採ることができる結果、検出精度が高く、
パチンコ玉を誤検出することがないという利点がある。
【0022】請求項2に係る発明によれば、磁性体をホ
ールICと相対向して設けた場合と比較して、ケース本
体のホールICと検出孔を間に挟んだ反対側に磁性体の
設置スペースを設ける必要がなくなり、ケース本体のコ
ンパクト化を図れる。
ールICと相対向して設けた場合と比較して、ケース本
体のホールICと検出孔を間に挟んだ反対側に磁性体の
設置スペースを設ける必要がなくなり、ケース本体のコ
ンパクト化を図れる。
【0023】
【図1】 本発明の実施形態に係るパチンコ玉検出スイ
ッチの分解図
ッチの分解図
【図2】 本発明の実施形態に係るパチンコ玉検出スイ
ッチの系統図
ッチの系統図
【図3】 本発明の実施形態に係るパチンコ玉検出スイ
ッチの回路図
ッチの回路図
10 パチンコ玉検出スイッチ 11 ケース体 12 検出孔 13 磁性体 14 ホールIC 15 電子回路 16 回路基板 17 定電圧ダイオード 18 位相反転器 20 出力トランジスタ 21 +側電源接続端子 22 出力端子 −側電源接続端子 23 負荷抵抗 24 パチンコ玉
Claims (2)
- 【請求項1】 パチンコ玉の通過が可能な検出孔を
有するケース体を基体とし、該ケース体の前記検出孔周
部に近接した2部位に磁性体と磁界を電気信号に変換可
能なホールICとを、検出孔を間に挟んで相対向するよ
うに夫々配置する一方、 前記検出孔のパチンコ玉の不通過、通過に応じた磁性体
からの磁界変化をホールICから出力されるHレベル、
Lレベルの電圧信号に基づいて検出して外部に出力する
電子回路を、前記ホールICの出力側に設け、 前記電子回路は、出力端子に介装された負荷抵抗と、外
部に出力を行う出力トランジスタと、ホールICの出力
電圧がHレベルのときに前記出力トランジスタの入力側
にLレベルの電圧を与えて出力トランジスタにコレクタ
電流を流し、ホールICの出力電圧がLレベルのときに
これを反転して出力トランジスタのコレクタ電流をゼロ
にする位相反転器と、を含んで構成され、前記出力トラ
ンジスタにコレクタ電流を流した際に、Hレベル出力電
圧を、コレクタ電流がゼロのときにLレベル出力電圧
を、夫々前記負荷抵抗両端に生じさせて前記出力端子か
ら外部に出力する構成としたことを特徴とするパチンコ
玉検出スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1のパチンコ玉検出スイッチ
に於て、磁性体を検出孔側から見て、ホールICの背後
に配置したことを特徴とするパチンコ玉検出スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33501696A JPH10155969A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | パチンコ玉検出スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33501696A JPH10155969A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | パチンコ玉検出スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10155969A true JPH10155969A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18283803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33501696A Pending JPH10155969A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | パチンコ玉検出スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10155969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284217A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Sophia Co Ltd | 封入球式遊技機 |
JP2011136208A (ja) * | 2011-03-09 | 2011-07-14 | Sophia Co Ltd | 封入球式遊技機 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP33501696A patent/JPH10155969A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284217A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Sophia Co Ltd | 封入球式遊技機 |
JP2011136208A (ja) * | 2011-03-09 | 2011-07-14 | Sophia Co Ltd | 封入球式遊技機 |
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