JP6464400B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機(パチンコ機)に関する。
遊技機には、例えば、遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行うパチンコ機がある。このパチンコ機では、上記遊技領域を流下する遊技球が所定の入球領域へ入球したことに基づいて所定の利益(例えば、遊技価値や大当り判定など)が付与される。
このようなパチンコ機では、一般的に鋼製の遊技球が用いられているが(例えば、特許文献1など)、このことを悪用して不正に利益を得ようとする者も存在する。例えば、遊技球が入球領域に向かって流下するように、磁石を使って遊技球を誘導することで、上記所定の利益を不正に得ることなどが行われることがある。
こうした不正行為を防止するために、非磁性体で形成された遊技球を用いることも提案されてきた。遊技球を非磁性体で形成しておけば、磁石の影響を受けなくなり、その結果、上記不正行為を防止することができる。
特開2015−173927号公報
しかし、非磁性体で形成された遊技球を利用して遊技を行わせたとしても、磁性体で形成された遊技球が混入された場合には、磁石を用いた不正行為が実行可能となってしまうという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、磁石を用いた不正行為を抑制することを目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の遊技機は次の構成を採用した。すなわち、
非磁性体で形成された遊技球を、遊技盤上に形成された遊技領域に向けて発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技球を発射する発射部と、
前記発射部に向けて遊技球が通過する遊技球通路と、
磁性体で形成された磁性体遊技球が前記遊技球通路に進入すると、該磁性体遊技球を前記遊技球通路内で保持する保持磁石と、
前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも上流側で遊技球の有無を検知する上流側検知部と、
前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側で遊技球の有無を検知する下流側検知部と、
前記上流側検知部および前記下流側検知部による検知結果に基づいて、異常の発生有無を判定する判定手段と
を備え、
前記判定手段は、
前記下流側検知部で遊技球が検知されているは、前記異常が発生していないと判定し、
前記下流側検知部で遊技球が検知されなくなった時点で前記上流側検知部では遊技球が検知されている場合は、前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持されたことによる前記異常が発生したものと判定し、
前記下流側検知部で遊技球が検知されなくなった時点で前記上流側検知部でも遊技球が検知されていない場合は、遊技球の球詰まりによる前記異常が発生したものと判定する
ことを特徴とする。
尚、本明細書において、「前」および「表」は「遊技者に近接する側(遊技者から見て手前側)」を示し、「後」および「裏」は「遊技機の遊技者から離間する側(遊技者から見て奥側)」を示す。また、「上」とは遊技者から見て「上」であることを示し、「下」とは遊技者から見て「下」であることを示し、「左」とは遊技者から見て「左」であることを示し、「右」とは遊技者から見て「右」であることを示す。
本発明によれば、磁石を用いた不正行為を抑制することができる。
本実施例のパチンコ機の正面図である。 本実施例のパチンコ機における中枠の正面図である。 本実施例のパチンコ機における中枠の背面図である。 本実施例の遊技球送出器の斜視図である。 本実施例のパチンコ機における制御回路の構成を示したブロック図である。 本実施例の主制御基板のCPUによって実行される遊技制御処理を示すフローチャートである。 本実施例の異常判定処理を示すフローチャートである。 本実施例の遊技球通路内に磁性体遊技球が混入した場合における遊技球の流れを示す前半の説明図である。 本実施例の遊技球通路内に磁性体遊技球が混入した場合における遊技球の流れを示す後半の説明図である。 本実施例の遊技球通路内の磁性体遊技球を回収するための構成を示す前半の説明図である。 本実施例の遊技球通路内の磁性体遊技球を回収するための構成を示す後半の説明図である。 本実施例の遊技球送出器の前面側を遊技球が流れる様子を示した説明図である。
上述した本発明の実施例について説明する。以下の実施例は次のような順序に従って説明する。
A.パチンコ機の装置構成:
A−1.装置前面側の構成:
A−2.装置内側の構成:
A−3.遊技球送出器の構成:
B.制御回路の構成:
C.遊技の進行態様:
D.遊技制御処理:
A.パチンコ機の装置構成 :
A−1.装置前面側の構成 :
図1は、本実施例のパチンコ機1の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1の前面部には、前面枠4が設けられている。前面枠4の略中央部には窓部4aが形成されており、この窓部4aには合成樹脂製の透明板4bが嵌め込まれている。遊技者は、窓部4a(透明板4b)を通して奥側に配置される遊技盤20(図2参照)の遊技領域21(図2参照)を視認可能である。また、前面枠4における窓部4aの右下方には、小窓部4cが形成されており、この小窓部4cには合成樹脂板等の透明板4dが嵌め込まれている。遊技者は、小窓部4c(透明板4d)を通して奥側に配置された遊技盤20のセグメント表示部50(図2参照)を視認可能である。セグメント表示部50とは、複数のLEDの組合せによって遊技に係る情報を表示する表示部である。
前面枠4における窓部4aの上方には上部ランプ5aが設けられ、窓部4aの周縁部における右部には右サイドランプ5bが設けられ、窓部4aの周縁部における左部には左サイドランプ5cが設けられている。また、前面枠4の中央に大きく開口した窓部4aの左右上方にはスピーカー6が設けられている。これらの上部ランプ5a、右サイドランプ5b、左サイドランプ5c、スピーカー6は、遊技上の演出効果を高めるために駆動される。
前面枠4における窓部4aの下方には、各種操作ボタンが配置された操作パネル7が設けられている。操作パネル7には、遊技者が遊技球を借り受けるときに操作する球貸ボタン7aなどが配置されている。操作パネル7の右下方には、発射ハンドル9が設けられている。発射ハンドル9の周囲にはタッチセンサー9s(図5参照)が設けられており、発射ハンドル9が操作されると、発射装置ユニット60(図2参照)の発射ソレノイドが駆動され、遊技領域21に向けて遊技球が1個ずつ発射される。
前面枠4の背面側には中枠2および本体枠が設けられ、前面枠4は、一端(図1における左側)が中枠2に対して回動可能に軸支されており、中枠2は、一端(図1における左側)が本体枠に対して回動可能に軸支されている。本体枠は、木製の板状部材を組み立てて構成された略長方形の枠体であり、パチンコ機1はこの本体枠が島設備に取り付けられることで遊技ホールに設置される。前面枠4が中枠2に対してパチンコ機1前方側に回動(開放)されると、遊技盤20が露出された状態となる。
A−2.装置内側の構成 :
図2は、中枠2の正面図である。図2に示すように、中枠2の前面側には、遊技盤20が着脱可能に取り付けられている。遊技盤20には、略円形状にレール22が敷かれており、このレール22の内側に遊技領域21が形成されている。レール22には、外部から遊技球が進入できるように、左上部に隙間が形成されている。この隙間の外側に上述した発射装置ユニット60が設けられており、発射装置ユニット60から発射された遊技球は、上記隙間を通じて遊技領域21に放出される。
遊技領域21に放出された遊技球は、遊技領域21の上部から下方に向かって流下する。遊技領域21は、前面枠4の窓部4aを通して遊技者に視認されるので、当然ながら、遊技領域21を流下する遊技球の様子も窓部4aを通して遊技者に視認されることとなる。
遊技領域21の略中央には中央装置40が設けられており、中央装置40のほぼ中央には、演出表示装置41が設けられている。演出表示装置41は液晶表示器によって構成されており、その表示画面上には、演出用の種々の画像を表示することが可能である。
遊技領域21における中央装置40(演出表示装置41)の下方には、開口部の大きさが不変(一定)であり遊技球が常時入球可能な始動口である第1始動口24が設けられている。第1始動口24に入球した遊技球は、内部に設けられた通路を通って遊技盤20の裏面側に導かれる。第1始動口24の内部の通路には第1始動口センサー24s(図5参照)が設けられており、第1始動口24に入球した遊技球を検知することが可能となっている。
また、遊技領域21における第1始動口24の下方には、遊技球の入球可能性が変化する入球口(始動口)である第2始動口25が設けられている。第2始動口25は、パチンコ機1の前後方向に回動可能な開閉扉26を備えており、開閉扉26が略直立して遊技球が入球不能(または入球困難)な閉鎖状態と、開閉扉26がパチンコ機1の前方側に回動して遊技球が入球可能(または入球容易)な開放状態とに変化可能である。図2では、第2始動口25が開放状態となっている様子が示されている。第2始動口25に入球した遊技球は、内部に設けられた通路を通って遊技盤20の裏面側に導かれる。第2始動口25の内部の通路には第2始動口センサー25s(図5参照)が設けられており、第2始動口25に入球した遊技球を検知することが可能となっている。
また、遊技領域21において中央装置40(演出表示装置41)の右方には、普通図柄作動ゲート27が設けられており、普通図柄作動ゲート27の内部には、遊技球の通過を検知するゲートセンサー27s(図5参照)が設けられている。このゲートセンサー27sによって、普通図柄作動ゲート27を通過した遊技球を検知することが可能となっている。
また、遊技領域21における第1始動口24の右方には、略長方形状に大きく開口された大入賞口28が設けられている。大入賞口28は、パチンコ機1の前後方向に回動可能な開閉扉29を備えており、開閉扉29が略直立して遊技球が入球不能な閉鎖状態と、開閉扉29がパチンコ機1の前方側に回動して遊技球が入球可能な開放状態とに変化可能である。図2では、大入賞口28が開放状態となっている様子が示されている。大入賞口28に入球した遊技球は、内部に設けられた通路を通って遊技盤20の裏面側に導かれる。大入賞口28の内部の通路には大入賞口センサー28s(図5参照)が設けられており、大入賞口28に入球した遊技球を検知することが可能となっている。
また、図示を省略するが、上述した各遊技装置の周辺には、遊技球が入球可能な一般入球口や、遊技球の流下経路に影響を与える風車型ホイールや多数の障害釘が設けられている。遊技領域21の最下部であって第2始動口25の下方には、アウト口33が設けられており、上述した第1始動口24、第2始動口25、大入賞口28、一般入球口の何れにも入球しなかった遊技球は、アウト口33から遊技盤20の裏面側に排出される。
遊技盤20における遊技領域21の右下方には、LEDの組合せによって遊技に係る情報を表示するセグメント表示部50が設けられている。セグメント表示部50は、前面枠4に設けられた小窓部4c(図1参照)を通して遊技者に視認される。
図3は、中枠2の背面図である。上述したように、中枠2には、遊技盤20が取り付けられており、遊技盤20の下方には、遊技球が通過する遊技球通路73(図4参照)が形成された遊技球送出器70が設けられている。この遊技球送出器70は上方に向けて開放しており、上述した第1始動口24、第2始動口25、大入賞口28、一般入球口、アウト口33から遊技盤20の裏面側に排出された遊技球が流れ込むようになっている。遊技球送出器70に流れ込んだ遊技球は、遊技球通路73を通過して発射装置ユニット60側に送出される。
遊技球送出器70の下方には、遊技球送出器70から送出された遊技球を受け、これらの遊技球を研磨する遊技球研磨装置90が設けられている。遊技球送出器70から送出された遊技球は、遊技球研磨装置90で研磨された後に、発射装置ユニット60側に送られる。
遊技球研磨装置90の右方には、内部に進入した遊技球を上方に設けられた発射装置ユニット60まで上昇させるリフト100が設けられている。遊技球研磨装置90から排出された遊技球は、リフト100に送り出され、リフト100内に進入した遊技球は、リフト100によって上方に配置された発射装置ユニット60まで上昇して運ばれる。発射装置ユニット60に運ばれた遊技球は、上述したように、発射ハンドル9が操作されると、遊技領域21に向けて遊技球が1個ずつ発射される。
このように、本実施例の遊技機では、発射装置ユニット60から発射された遊技球が、遊技盤20、遊技球送出器70、遊技球研磨装置90、リフト100を通じて発射装置ユニット60へ戻り、遊技球が遊技機内で循環して利用されるようになっている。
A−3.遊技球送出器の構成 :
図4(a)及び図4(b)は、遊技球送出器70の斜視図である。図4(a)及び図4(b)に示すように、遊技球送出器70は、内壁71によって前面側と背面側とに二分されている。
図4(a)は、遊技球送出器70を前面側から見た斜視図となっている。図4(a)に示すように、遊技球送出器70の上部には、遊技盤20から排出された遊技球を受ける遊技球受け部72が形成されている。遊技球受け部72は上述した遊技球通路73の入口に向けて傾斜しており、遊技球受け部72に落下した遊技球は、傾斜に沿って遊技球通路72へ送られる。
遊技球通路72は、緩やかな傾斜で左方に延び、遊技球送出器70の左端で折り返して遊技球送出器70の右方に延設され、右端で背面側に折れている。このため、遊技球は遊技球通路72に沿って遊技球送出器70の背面側に送られる。また、遊技球通路70は本パチンコ機1に封入されている遊技球の全てを収容可能に形成されており、遊技球が発射されていない状況下では多くの遊技球が遊技球通路70内に滞留する。また、遊技球通路70の折り返し地点よりも下方の位置には、遊技球通路70内の遊技球の有無を検知する上流側センサー74sが設けられている。折り返し地点で遊技球が詰まった場合には、その下流側に遊技球が流れなくなるため、上流側センサー74sで遊技球が検知された場合に、上記異常を判定することが可能となる。尚、この異常を判定する処理については、後ほど説明する。
尚、遊技球送出器70の前面側には、遊技球通路72内の遊技球が前面側にこぼれ落ちないようにカバー部材(不図示)が設けられている。このカバー部材は、カバー部材が取り付けられた状態でも外側から内側の様子が視認できるように、透過性を有する部材で形成されている。
図4(b)は、遊技球送出器70を背面側から見た斜視図である。図面左側には、前面側から延設された遊技球通路70が図面右方に折れて、遊技球を遊技球送出器70から排出する排出口75まで延びている。このため、前面側から流れてきた遊技球は、排出口75に向けて転動し、排出口75から排出される。
また、図4(b)に示すように、遊技球通路73の上方には、遊技球通路73を通過する磁性体遊技球を保持する保持磁石78が配置されている。この保持磁石78は磁石支持体77に支持されている。磁石支持体77は、保持磁石78を支持する磁石支持部79と、磁石支持体77を回転可能に支持する軸80と、従業員等が磁石支持体77を回転させるために操作する回転操作部81とで構成されている。磁石支持体77は、軸80が内壁71に固定されることによって、遊技球送出器70に固定される。保持磁石78は、遊技球通路73に磁性体で形成された磁性体遊技球が進入した場合に、その磁性体遊技球を遊技球通路73内に保持することが可能となっている。また、保持磁石78によって磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側には、遊技球の有無を検知する下流側センサー82sが設けられている。磁性体遊技球が遊技球通路73に進入して保持磁石78によって保持された場合には、その磁性体遊技球よりも下流側には遊技球が流れなくなるため、下流側センサー82sが遊技球を検知できないことをもって磁性体遊技球が保持されたことを判定することが可能となる。
保持磁石78は、磁石支持体77が軸80を回転軸として回転移動することによって、遊技球通路73内を通過する磁性体遊技球を遊技球通路73内に保持する保持位置と、遊技球通路73内の磁性体遊技球を通過させる通過位置とに移動可能となっている。このため、磁石78が保持位置にある状態では、遊技球通路73内に磁性体遊技球が進入すると磁石78によって遊技球通路73内で保持され、保持磁石78が通過位置にある状態では、遊技球通路73に進入した磁性体遊技球は保持されることなく遊技球通路73内を通過する。遊技球を保持する構成について、詳しくは後述する。
B.制御回路の構成 :
図5は、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成を示したブロック図である。図示されているようにパチンコ機1の制御回路は、多くの制御基板や、各種基板、中継端子板などから構成されている。詳しくは、遊技の基本的な進行に係る制御を司る主制御基板200と、遊技の演出に係る制御を司るサブ制御基板220と、サブ制御基板220の制御下で画像の表示や音声の出力に係る制御を司る画像音声制御基板230と、サブ制御基板220の制御下でランプの発光に係る制御を司るランプ制御基板226と、遊技球の発射に係る制御を司る発射制御基板260などから構成されている。これら制御基板は、各種論理演算および算出演算を実行するCPU(図5におけるCPU201、221等)や、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM(図5におけるROM202、222等)、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM(図5における203、223等)、入出力用回路など、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。
主制御基板200には、第1始動口24へ入球した遊技球を検知する第1始動口センサー24sや、第2始動口25へ入球した遊技球を検知する第2始動口センサー25s、普通図柄作動ゲートを通過する遊技球を検知するゲートセンサー27s、大入賞口28へ入球した遊技球を検知する大入賞口センサー28s、遊技球通路73を通過する遊技球を上記保持磁石78によって磁性体遊技球が保持される位置よりも上流側で検知する上流側センサー74s、遊技球通路73を通過する遊技球を上記保持磁石78によって磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側で検知する下流側センサー82sなどが接続されている。主制御基板200のCPU201は、第1始動口センサー24sや、第2始動口センサー25s、ゲートセンサー27s、大入賞口センサー28s、上流側センサー74s、下流側センサー82sなどから遊技球の検知信号の入力があると、その検知信号の入力のあったセンサーに対応するコマンドを、サブ制御基板220や発射制御基板260などに向けて送信する。
また、主制御基板200には、操作パネル7が接続されている。主制御基板200のCPU201は、操作パネル7の操作による検知信号の入力があると、その操作に応じたコマンドを、サブ制御基板220や発射制御基板260、カードユニット242などに向けて送信する。例えば、球貸ボタン7aの操作による検知信号の入力があると、カードユニット242と通信して、カードユニット242に挿入されているプリペイドカードの残高を確認し、残高に応じて遊技球が貸し出される。但し、本パチンコ機1では、封入された遊技球を利用して遊技を行うため、貸し出し分の遊技球を実際に払い出すのではなく、遊技者に対して貸出球数に応じたポイントを付与し、そのポイントの残数に応じて遊技球の発射が許容される。
また、主制御基板200には、第2始動口25に設けられた開閉扉26に開閉動作を行わせるための(第2始動口25を開放状態、閉鎖状態にするための)始動口ソレノイド26mや、大入賞口28に設けられた開閉扉29に開閉動作を行わせるための(大入賞口28を開放状態、閉鎖状態にするための)大入賞口ソレノイド29mなどが接続されている。主制御基板200のCPU201は、始動口ソレノイド26m、大入賞口ソレノイド29m、セグメント表示部50に向けて駆動信号を送信することにより、これらの動作の制御を行う。
サブ制御基板220には、画像音声制御基板230や、ランプ制御基板226、演出操作基板228が接続されている。サブ制御基板220のCPU221は、主制御基板200からの各種コマンドを受信すると、コマンドの内容を解析して、その内容に応じた遊技演出を行う。すなわち、画像音声制御基板230に対しては、出力画像や出力音声を指定するコマンドを送信し、ランプ制御基板226に対しては、上部ランプ5a、右サイドランプ5b、左サイドランプ5c(以下「各種ランプ5a〜5c」ともいう)の発光パターンを指定するコマンドを送信したりすることによって、遊技の演出を行う。
発射制御基板260には、遊技球を発射させるための発射モーター262や遊技者が発射ハンドル9に触れていることを検知するタッチセンサー9s等を有する発射装置ユニット60が接続されている。発射制御基板260は、タッチセンサー9sを介して遊技者が発射ハンドル9に触れていることを検知すると、発射モーター262を駆動することによって、発射ハンドル9の回転角度に応じた強さで遊技球を発射する。本実施例のパチンコ機1では、ポイントの残数に応じて遊技球の発射が許容されるようにするため、ポイント数が所定数以上である状態では発射モーター262を駆動させて遊技球を発射し、ポイント数が所定数未満となると、発射モーター262の駆動を停止し遊技球の発射を停止させる。
C.遊技の進行態様 :
本実施例のパチンコ機1では、次のようにして遊技が進行する。ポイントが残っている状態で発射ハンドル9が回転されると、遊技球通路73側から遊技球が1球ずつ発射装置ユニット261に供給されて、図2を用いて前述した遊技領域21に発射される。遊技球を打ち出す強さは発射ハンドル9の回転角度に対応するので、遊技者は発射ハンドル9の回転角度を変化させることによって、遊技者は所望する領域に遊技球を流下させることができる。例えば、中央装置40(演出表示装置41)の左方の領域を流下するように遊技球を発射させる左打ちを行ったり、中央装置40(演出表示装置41)の右方の領域を流下するように遊技球を発射させる右打ちを行ったりすることができる。
<特別図柄の変動表示>
上述したように、第1始動口24には左打ちされた遊技球が入球可能となっている。左打ちされた遊技球が第1始動口24に入球し、その入球した遊技球が第1始動口センサー24sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する大当り判定乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定を行う。そして、この大当り判定の結果に基づいて、第1の特別図柄(以下「第1特図」という)を変動表示させた後に停止表示させる。また、上述した第2始動口25には右打ちされた遊技球が入球可能となっている。右打ちされた遊技球が第2始動口25に入球し、その入球した遊技球が第2始動口センサー25sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する大当り判定乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定を行う。そして、この大当り判定の結果に基づいて、第2の特別図柄(以下「第2特図」という)を変動表示させた後に停止表示させる。
特別図柄(第1特図または第2特図)を大当り図柄または外れ図柄で停止表示したら、停止表示された図柄を確定させるべく、図柄が停止表示された状態を所定の時間が経過するまで維持する表示(以下「確定表示」ともいう)を行う。以下では、特別図柄が変動表示を開始してから、所定の変動時間の経過により当該変動表示が終了して、特別図柄が大当り図柄または外れ図柄で確定表示されるまでの遊技、すなわち1回の変動表示の結果が得られるまでの遊技を「図柄変動遊技」とも表現する。
特別図柄の変動表示は大当り判定後すぐに行われるのではなく、上記所定の判定乱数を一旦特図保留として記憶し、古い特図保留から順に読み出して特別図柄の変動表示が行われる。尚、特図保留は、第1特図と第2特図とのそれぞれ4個を上限として記憶される。
<演出表示装置41の表示内容>
本実施例のパチンコ機1では、上述したような遊技の進行に合わせて、演出表示装置41に種々の画像を表示する演出を行う。例えば、演出表示装置41では、第1特図または第2特図の変動表示(図柄変動遊技)に合わせた各種の演出(以下「図柄変動演出」という)が行われる。すなわち、第1特図表示部51または第2特図表示部52にて特別図柄(第1特図または第2特図)の変動表示(図柄変動遊技)の開始タイミングと同期して、演出表示装置41においても3つの識別図柄41a,41b,41cの変動表示を一斉に開始し、その後、特別図柄の変動時間が経過するまで種々の態様で変動表示を行う。そして、特別図柄の変動表示の終了タイミング(特別図柄の停止表示)と同期して3つの識別図柄41a,41b,41cの変動表示を終了する。本実施例のパチンコ機1では、識別図柄として「1」〜「9」までの9つの数字を意匠化した図柄を表示可能である。
<普通図柄の変動表示、普図当り遊技>
上述した普通図柄作動ゲート27は右打ちされた遊技球が通過可能となっている。右打ちされた遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過し、その遊技球がゲートセンサー27sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する普図当り判定乱数)を取得し、該判定乱数に基づいて普図当りであるか外れであるかを判定する普図当り判定を行う。そして、この普図当り判定の結果に基づいて、普通図柄を変動表示させた後に停止表示させる。普通図柄を当り図柄または外れ図柄で停止表示したら、停止表示された図柄を確定させるべく、図柄が停止表示された状態を所定の時間が経過するまで維持する表示(確定表示)を行う。そして、普通図柄が普図当り図柄で停止表示された場合は、第2始動口25が開放状態となった後に閉鎖状態となる普図当り遊技が行われる。
普通図柄の変動表示は普図当り判定後すぐに行われるのではなく、上記所定の判定乱数を一旦普図保留として記憶し、古い普図保留から順に読み出して普通図柄の変動表示が行われる。尚、普図保留は4個を上限として記憶される。
<大当り遊技>
第1特図または第2特図が何れかの大当り図柄で停止表示されると、大入賞口28が開放状態となるラウンド遊技が複数回行われる大当り遊技を開始する。
D.遊技制御処理 :
図6は、主制御基板200のCPU201が、遊技の進行に係る制御として行う遊技制御処理の大まかな流れを示したフローチャートである。遊技制御処理は、主制御基板200のCPU201によって、所定周期毎(例えば4msec毎)に発生するタイマ割り込みに基づき行われる。以下、フローチャートに従って、主制御基板200のCPU201が行う遊技制御処理について説明する。尚、以下の説明では、CPU201の初期化処理や、割り込み禁止処理、割り込み許可処理などの周知の処理については、その説明を省略している。
<出力処理>
図6に示すように、主制御基板200のCPU201は遊技制御処理を開始すると先ず、出力処理(S100)を行う。本実施例のパチンコ機1では、各種処理において、サブ制御基板220を初めとする各種制御基板に向けて送信する各種コマンドをRAM203に確保された出力バッファに記憶する。出力処理(S100)では、このように出力バッファに記憶された各種コマンドを各種制御基板に向けて送信する。こうすることにより、例えば、サブ制御基板220では、遊技の進行に合わせた演出の制御が行われることになる。
<入力処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、入力処理(S200)を行う。本実施例のパチンコ機1では上述したように、第1始動口24、第2始動口25、一般入球口の何れかに遊技球が入球した場合は3ポイントが付与され、大入賞口28に遊技球が入球した場合は13ポイントが付与される。そこで、入力処理(S200)では、これらの入球を検知するセンサー類(第1始動口センサー24sや、第2始動口センサー25s、大入賞口センサー28s等)について、遊技球を検知したか否かを判断する。その結果、遊技球を検知している場合は、入球口に応じたポイントが付与される。
<乱数更新処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、乱数更新処理(S300)を行う。本実施例のパチンコ機1では上述したように、大当り判定や普図当り判定は所定の判定乱数に基づいて行われる。詳しくは、大当り判定は「大当り判定乱数」に基づいて行われ、普図当り判定は「普図当り判定乱数」に基づいて行われる。また、本実施例のパチンコ機1における特別図柄の変動表示は変動パターンに基づいて行われるが、この変動パターンは「変動パターン選択乱数」に基づいて選択される。また、本実施例のパチンコ機1では、大当り判定結果が大当りである場合は、100種類の大当り図柄のうち何れかの大当り図柄が停止表示されるが、この大当り図柄の種類は「図柄選択乱数」に基づいて選択される。乱数更新処理(S300)では、これらの乱数を更新する。尚、これらの乱数の更新は、乱数更新処理(S300)においてだけでなく、遊技制御処理を終了してから次の遊技制御処理を開始する(次のタイマ割り込み)までの期間にも行うこととしてもよい。また、乱数更新の専用回路を設けて、この専用回路で乱数を更新することとしてもよい。
<ゲートセンサー検出処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、ゲートセンサー検出処理(S400)を行う。このゲートセンサー検出処理(S400)では、普図保留を記憶する処理が行われる。すなわち、主制御基板200のCPU201は先ず、ゲートセンサー27sの検知結果に基づいて、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過したか否かを判断する。その結果、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過した場合は、普図保留数が上限値である4個に達しているか否かを判断する。そして、普図保留数が4個に達していなければ、普図当り判定乱数を取得すると共に該普図当り判定乱数を普図保留として記憶する。普図保留は、記憶した順序を識別できるように、RAM203に確保された普図保留記憶領域に記憶される。尚、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過していなかった場合や、普図保留数が既に4個に達していた場合は、新たな普図保留は記憶しない。
<始動口等センサー検出処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、始動口等センサー検出処理(S450)を行う。始動口等センサー検出処理(S450)では、先ず第1始動口センサー24sの検知結果に基づいて、遊技球が第1始動口24に入球したか否かを判断する。その結果、遊技球が第1始動口24に入球した場合は、第1特図保留数が上限値である4個に達しているか否かを判断する。そして、第1特図保留数が4個に達していなければ、大当り判定乱数、変動パターン選択乱数、図柄選択乱数を取得すると共にこれらの乱数を第1特図保留として記憶する。第1特図保留は、記憶した順序を識別できるように、RAM203に確保された第1特図保留記憶領域に記憶される。尚、遊技球が第1始動口24に入球していなかった場合や、第1特図保留数が既に4個に達していた場合は、新たな第1特図保留は記憶しない。
こうして第1特図保留の記憶に係る処理を行ったら、続いて、第2始動口センサー25sの検知結果に基づいて、遊技球が第2始動口25に入球したか否かを判断する。その結果、遊技球が第2始動口25に入球した場合は、第2特図保留数が上限値である4個に達しているか否かを判断する。そして、第2特図保留数が4個に達していなければ、大当り判定乱数、変動パターン選択乱数、図柄選択乱数を取得すると共にこれらの乱数を第2特図保留として記憶する。第2特図保留は、記憶した順序を識別できるように、RAM203に確保された第2特図保留記憶領域に記憶される。尚、遊技球が第2始動口25に入球していなかった場合や、第2特図保留数が既に4個に達していた場合は、新たな第2特図保留は記憶しない。
<普通動作処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、普通動作処理(S500)を行う。この普通動作処理(S500)では、普通図柄を変動表示させたり、普図当り遊技を実行したりする処理が行われる。
<特別動作処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、特別動作処理(S600)を行う。この特別動作処理(S600)では、特別図柄(第1特図または第2特図)を変動表示させたり、大当り遊技を実行したりする処理が行われる。
<保留数処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、保留数処理(S700)を行う。この保留数処理(S700)では、第1特図保留記憶領域に記憶されている第1特図保留の数、および、第2特図保留記憶領域に記憶されている第2特図保留の数を読み出して、これらの数を示す保留数伝達コマンドをRAM203の出力バッファに記憶する。こうして出力バッファに記憶された保留数伝達コマンドも次回の出力処理(S100)でサブ制御基板220に向けて送信される。こうすることによって、サブ制御基板220は、第1特図保留の数や第2特図保留の数に対応する保留図柄を演出表示装置41に表示する等、これらの数に基づいて種々の演出を実行することが可能となる。
<異常判定処理>
主制御基板200のCPU201は、続いて、異常判定処理(S800)を行う。図7は、異常判定処理(S800)のフローチャートである。図7に示すように、異常判定処理(S800)では、先ず上述した下流側センサー82sで遊技球が検知されているかを判定する(S801)。上述したように、遊技球通路73に磁性体遊技球が進入した場合には、その磁性体遊技球は保持磁石78によって遊技球通路73内に保持される。磁性体遊技球が保持磁石73によって保持されると、この磁性体遊技球に後続する遊技球が塞き止められ、下流側センサー82sに流れなくなる。このとき、下流側センサー82sでは、遊技球が検知されなくなるため、異常を判定することができる。
図8および図9は、遊技球通路73に磁性体遊技球が進入して保持磁石78に保持される様子を示した説明図である。尚、図8〜図12では、非磁性体で形成された遊技球を斜線無し、磁性体で形成された遊技球を斜線有りで表現している。
図8(a)では、遊技球が発射されていない状態での遊技球通路73内の様子が示されている。上述したように、遊技球通路73は、発射装置ユニット60に供給される遊技球を貯留する機能も有しており、遊技球が発射されていない状態では、図8(a)に示すように、遊技球通路73内には多数の遊技球が貯留される。このため、下流側センサー82sでは、遊技球通路73内に滞留している遊技球が検知される。
図8(b)では、遊技球が発射されている状態での遊技球通路73内の様子が示されている。遊技球が発射されている状態では、遊技球通路73内の遊技球が順に発射装置ユニット60に向けて供給される。このため、遊技球通路73内の遊技球は、遊技球通路73を流れて排出口75から排出される。また、発射装置ユニット60から発射された遊技球は、遊技領域21を流下して遊技盤20から排出され、遊技球送出器70(遊技球通路73)へ戻ってくる。その結果、遊技球が発射されている状態では、遊技球通路73内を遊技球が流れ続けることとなる。このため、下流側センサー82sでは、遊技球通路73内を流れる遊技球が検知される。また、下流側センサー82sは、遊技球が流れている状態でも所定数以上の遊技球が検知できるように、面圧センサーが採用されている。これによって、遊技球が流れている状態であっても、所定数以上の遊技球が検知できるため、正常と判定することが可能となる。
図8(b)では、保持磁石78が、保持位置に配置されている様子が示されている。通常、保持磁石78は、遊技球通路73に磁性体遊技球が進入した場合に遊技球通路73内に保持できるように、保持位置に配置されている。図8(b)では、磁性体遊技球が進入していないため、遊技球は保持磁石78に保持されることなく、遊技球通路73を通過している。また、遊技球通路73内には、前面側から背面側に流れてきた遊技球を排出口75に向けて方向転換する方向転換部83が形成されている。そして、保持磁石78は、この方向転換部83で遊技球を保持するように構成されている。遊技球は、方向転換時に速度が低下するため、方向転換部83で保持するようにすることで、遊技球を保持しやすくなる。
図9(c)では、遊技球通路73内に磁性体遊技球が進入し、その磁性体遊技球が保持磁石78によって保持されている様子が示されている。図9(c)に示すように、磁性体遊技球は、保持磁石78と最も接近した位置、すなわち保持磁石78の真下に位置したところで、保持磁石78に保持される。そして、下流側の遊技球が発射装置ユニット60側に流れると、図9(c)に示すように、磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側では遊技球が無くなり、その結果、下流側センサー82sでは、遊技球が検知されなくなる。下流側センサー82sで遊技球が検知されなくなると(図7のS801:yes)、異常と判定され(図7のS803、S805)、エラーが従業員等に報知される(図7のS804、S806)。具体的には、パチンコ機1では、ランプ5a〜5cがエラーに応じた態様で点灯され、スピーカー6からエラーに応じた態様で音が出力される。また、エラーの発生を示す信号がパチンコ機1の外部に出力され、インカムなどを通じて従業員等にエラーの発生が報知される。このため、従業員等は磁性体遊技球が混入された場合に、その旨を容易に確認することが可能となる。
また、遊技球通路73は透過性を有する部材で構成されており、外部から視認可能となっている。このため、従業員は、磁性体遊技球が保持磁石78によって保持されているか否かを外部から容易に確認することができる。磁性体遊技球が保持磁石78に保持されていた場合、保持磁石78を通過位置に移動させることで、保持状態を解除し、磁性体遊技球を遊技球通路73(遊技球送出器70)から排出させることができる。このため、従業員は、磁性体遊技球を遊技球通路73(遊技球送出器70)から容易に排出させることができる。
図9(d)では、磁石保持体77を反時計回りに回転移動させて、保持磁石78を通過位置へ移動させた状態の様子が示されている。保持磁石78が通過位置へ移動すると、磁性体遊技球は遊技球通路73の傾斜に沿って排出口75に向けて流れる。但し、排出口75から排出された遊技球は、そのまま遊技球研磨装置90に送り出されるため、排出口75から排出される遊技球を回収するためには、遊技球研磨装置90を取り外すなどの作業が必要となる。そこで、本実施例では、磁性体遊技球の回収をさらに容易にするため、以下の構成をとっている。
図10及び図11は、磁性体遊技球を遊技球通路73(遊技球送出器70)から容易に回収するための構成を示す説明図である。図10(a)では、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されている様子が示されている。また、図10(a)に示すように、遊技球通路78には、図面手前側(背面側)に開閉扉84が形成されている。
図10(b)では、開閉扉84が開放した状態が示されている。開閉扉84には、開閉扉84を開閉操作するための操作部が上部に形成されており、遊技球通路73の天井には、その操作部が通過可能となるように切欠部85が形成されている。従業員は、この操作部を動かすことで、開閉扉84を容易に開閉させることができる。開閉扉84が開放されると、図面手前側(背面側)に遊技球が通過可能な特定排出口86が露呈する。
図11(c)では、開閉扉84が開放された状態で、保持磁石78が通過位置へ移動されたときの様子が示されている。開閉扉84が開放された状態で、保持磁石78が通過位置へ移動されると、保持されていた磁性体遊技球は排出口75に向けて移動する。開閉扉84が開放された状態では、開閉扉84が壁となり、開閉扉75に接触した遊技球は特定排出口86の方へ誘導され、特定排出口86から排出される。このように、開閉扉84を開放するだけで遊技球を図面手前側から排出することができるため、従業員は遊技球通路73内の磁性体遊技球を容易に回収することが可能となる。
また、磁性体遊技球は1個でなく複数個進入している可能性もあり、この場合には、他の磁性体遊技球も回収する必要がある。図11(d)は、保持磁石78によって保持されていた磁性体遊技球の保持状態が解除された後、再び保持磁石78を保持位置に戻した様子を示す説明図である。図11(d)に示すように、本実施例のパチンコ機1では、磁性体遊技球の保持状態を解除した後、保持磁石78を保持位置に戻すことで、後続する磁性体遊技球についても保持することが可能となっている。このため、磁性体遊技球が保持磁石78によって保持された場合、その磁性体遊技球を含む全ての遊技球を特定排出口86から流す過程で、後続する遊技球の中に磁性体遊技球が他にも紛れていればこれを容易に発見することができる。
このように、本実施例のパチンコ機1では、下流側センサー82sで遊技球が検知されなかった場合に、異常と判定されるが、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されることとは別の原因で遊技球が検知できないこともある。例えば、遊技球通路73内で、遊技球が引っ掛かり球詰まりが生じて、下流側センサー82sまで遊技球が流れないことがある。こうした異常は、磁性体遊技球が進入することによって生じる異常と区別して判定することが、磁性体遊技球が進入することによって生じる異常の判定精度を高める上で好ましい。
図12は、球詰まりが生じた様子を示す説明図である。図12(a)は、遊技球が発射されていない状態での前面側の遊技球通路73内の様子を示した説明図である。図12(a)では、遊技球が発射されないため、遊技球が発射装置ユニット60に供給されず、遊技球通路73内に滞留する。この場合、滞留している遊技球が上流側センサー74s上にも存在するため、上流側センサー74sでは、遊技球が検知される状態となる。続いて、図12(b)は、遊技球が発射されている状態での前面側の遊技球通路73内の様子を示した説明図である。本実施例のパチンコ機1では、遊技球が流れている状態でも所定数以上の遊技球が検知できるように、面圧センサーが採用されている。これによって、遊技球が流れている状態であっても、所定数以上の遊技球が検知できるため、正常と判定することが可能となる。そして、図12(c)では、遊技球通路73の折り返し地点で遊技球が詰まり、いわゆる球詰まりが生じている様子が示されている。この場合、折り返し地点よりも下流側に配置されている上流側センサー74s上まで遊技球が到達しないため、上流側センサー74sでは遊技球が検知されない状態となる。
上流側センサー74sは、磁性体遊技球が保持磁石78に保持される位置よりも上流側を通過する遊技球を検知可能に設けられているため、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されたことによって遊技球が塞き止められた場合には、遊技球が検知される。すなわち、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されたことによって遊技球が塞き止められた場合には、下流側センサー82sでは遊技球が検知されなくなるものの、上流側センサー74sでは遊技球が検知される。一方、上流側センサー74sよりも上流側で遊技球が塞き止められた場合には、下流側センサー74s及び上流側センサー82sの両方で遊技球が検知されなくなる。そこで、本実施例では、これを利用して両異常を区別して判定している。
図7に示すように、下流側センサー82sで遊技球が検知されない場合には(S802:yes)、上流側センサー74sで遊技球が検知されていないか否かを判定し(S802)、上流側センサー74sで遊技球が検知されている場合には(S802:no)、異常Aと判定され(S803)、異常Aに応じたエラー報知がされ(S804)、その後、異常判定処理(S800)が終了される。これによって、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されたことによって遊技球が塞き止められた場合に、異常Aに応じたエラー報知がされることとなる。一方、上流側センサー74sで遊技球が検知されていない場合には(S802:yes)、異常Bと判定され(S805)、異常Bに応じたエラー報知がされ(S806)、その後、異常判定処理(S800)が終了される。これによって、上流側センサー74sよりも上流側で球詰まりが生じた場合に、異常Bに応じたエラー報知がされることとなる。
このように、上流側センサー74sよりも上流側で球詰まりが生じた場合には、これを別の異常と判定することができるため、磁性体遊技球が進入することによって生じる異常の判定精度が向上する。その結果、従業員は、磁性体遊技球が保持磁石78に保持されて異常が発生した場合に、エラー報知の内容から異常の発生原因を突き止めやすくなる。
尚、磁石支持体が本発明の「位置切替部」に相当し、開閉扉が本発明の「通路切替部」に相当し、開閉扉によって特定排出部に案内される通路が本発明の「排出路」に相当し、主制御基板200のCPU201における特別図柄を変動表示させる機能が本発明の「変動表示手段」に相当し、主制御基板200のCPU201における異常の発生を判定する機能が本発明の「下流側検知部による検知結果に基づいて、異常の発生を判定する判定手段」に相当する。
以上、説明したように、本実施例のパチンコ機1では、遊技球は遊技球通路73を通過して発射装置ユニット60に到達し、発射装置ユニット60によって遊技領域21に向けて発射される。すなわち、遊技球が遊技領域21に到達するためには、遊技球通路73を通過して発射装置ユニット60に到達する必要がある。ところが、本実施例のパチンコ機1では、磁性体遊技球を遊技球通路73内で保持する保持磁石78が設けられている。このため、遊技球通路73内に磁性体遊技球が進入した場合には、この保持磁石78によって遊技球通路73内に保持されることとなる。従って、磁性体遊技球が混入された場合であっても、遊技球通路73内に保持されて、遊技領域21まで到達し難くなるため、磁石を用いた不正行為を抑制することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。
本実施例では、保持磁石78の位置を保持位置と通過位置とに切り替えることによって、磁性体遊技球を保持可能な状態と通過させる状態とに切り替えるようにしたが、別の構成を採用してもよい。例えば、保持磁石78を電磁石とし、励磁状態とすることで磁性体遊技球を保持する可能な状態とし、非励磁状態とすることで磁性体遊技球を通過させる状態としてもよい。
本実施例では、遊技機を封入式のパチンコ機1としたが、封入式でないパチンコ機、すなわち、遊技球を外部から受け入れ可能で、入球などに応じて遊技球を払い出すパチンコ機を採用してもよい。
本実施例では、上流側センサー74sの検知状態に応じて異常状態を区別して判定し、区別してエラー報知するようにしたが、区別しない構成であってもよい。この場合、上流側センサー74sはなくてもよい。
本実施例では、上流側センサー74sおよび下流側センサー82sを面圧センサーとしたが、遊技球の通過を検知できる検知部であれば、フォトセンサーなど別の検知部であってもよい。
また、上述した本発明は以下のような遊技機としても把握することができる。
<他の態様の遊技機A1>
非磁性体で形成された遊技球を、遊技盤上に形成された遊技領域に向けて発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技球を発射する発射部と、
前記発射部に向けて遊技球が通過する遊技球通路と、
磁性体で形成された磁性体遊技球が前記遊技球通路に進入すると、該磁性体遊技球を前記遊技球通路内で保持する保持磁石と
を備えることを特徴とする遊技機として把握することができる。
この他の態様の遊技機では、遊技球は遊技球通路を通過して発射部に到達し、発射部によって遊技領域に向けて発射される。従って、遊技球が遊技領域に到達するためには、遊技球通路を通過して発射部に到達する必要がある。ところが、本発明の遊技機では、磁性体遊技球を遊技球通路内で保持する保持磁石が設けられている。このため、遊技球通路内に磁性体遊技球が進入した場合には、この保持磁石によって遊技球通路内に保持されることとなる。従って、磁性体遊技球が混入された場合であっても、遊技球通路内に保持されて、遊技領域まで到達し難くなるため、磁石を用いた不正行為を抑制することが可能となる。
<他の態様の遊技機A2>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記遊技球通路には、遊技球の進行方向を変更する方向転換部が形成されており、
前記保持磁石は、前記方向転換部で前記磁性体遊技球を保持する
ことを特徴とする遊技機として把握することもできる。
このように遊技球通路に方向転換部が形成された構成では、遊技球通路内に進入した遊技球は、方向転換部で方向転換する際に速度が低下する。これに対して、上述した本発明の遊技機では、保持磁石は速度が低下する方向転換部で磁性体遊技球が保持されるため、磁性体遊技球を確実に保持することができる。その結果、遊技球通路内に進入した遊技球が発射部まで更に到達し難くなり、磁石を用いた不正行為を抑制することが可能となる。
<他の態様の遊技機A3>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側で遊技球の有無を検知する下流側検知部と、
前記下流側検知部による検知結果に基づいて、異常の発生を判定する判定手段と
を備えることを特徴とする遊技機として把握することもできる。
保持磁石によって磁性体が保持されると、その下流側に遊技球が流れなくなる。このため、下流側検知部で遊技球が検知されなく無くなった場合に、異常が発生したものと判定することができる。よって、遊技機の表示装置などを利用して異常が発生したことを周囲に報知したり、インカムを通じて遊技ホールの従業員に通知したりすることが可能となる。その結果、従業員は迅速に異常の発生を認識することができるため、不正行為に対する迅速な対応が可能となり、不正行為の抑制を図ることができる。
<他の態様の遊技機A4>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記発射部に供給される遊技球の有無を、前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも上流側で検知する上流側検知部を備え、
前記判定手段は、前記下流側検知部および前記上流側検知部の検知結果に基づいて異常の発生を判定する
ことを特徴とする遊技機として把握することもできる。
磁性体遊技球が混入していなくても遊技球通路内の曲線部分などで遊技球同士が引っ掛かり、その結果として、後続する遊技球が塞き止められる場合がある。そこで、保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも上流側に上流側検知部を設けておくことで、下流側検知部で遊技球が検知されなくなった場合に、遊技上流側検知部で遊技球が検知されていれば、上流側検知部よりも下流側で遊技球が塞き止められたと判定することができる。このため、磁性体遊技球が保持磁石に保持されたことによって生じた異常の発生に対する判定精度を高めることが可能となる。
<他の態様の遊技機A5>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
循環路内に封入した遊技球を循環させて利用する遊技機であり、
前記下流側検知部は、遊技球が発射されていない状況下で前記遊技球通路内に遊技球が滞留する区間のうち、所定区間に存在する遊技球を検知可能であり、
前記判定手段は、前記下流側検知部の検知結果に基づいて異常の発生を判定する
ことを特徴とする遊技機として把握することもできる。
循環路内に封入した遊技球を循環させて利用する遊技機では、遊技球が発射されていない状況下で遊技球通路内に遊技球が滞留する。一方、遊技球が発射されている状況下では、遊技球が遊技球通路内を流れ、保持磁石によって磁性体が保持されると、その下流側に遊技球が流れなくなる。従って、遊技球が発射されていない状況下で遊技球通路内に遊技球が滞留する区間では、遊技球が滞留している状態または遊技球が流れている状態が正常となり、遊技球が上流側で塞き止められて流れてこない状態が異常となる。このため、下流側検知部によって、遊技球が滞留する区間のうち所定区間に存在する遊技球を検知可能としておき、上記所定区間に遊技球が存在すれば、遊技球が滞留している状態または遊技球が流れてくる状態、すなわち正常であると判定することができる。また、所定区間に遊技球が存在しない場合に、遊技球が上流側で塞き止められている状態、すなわち異常であると判定することが可能となる。
<他の態様の遊技機A6>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記保持磁石の位置を切り替える位置切替部を備え、
前記位置切替部は、少なくとも、前記磁性体遊技球を保持する保持位置と、磁性体遊技球を通過させる通過位置とに、前記保持磁石の位置を切り替える
ことを特徴とする遊技機として把握することもできる。
こうすれば、磁石を保持位置に配置させることで磁性体遊技球を遊技球通路内に保持することができ、通過位置へ切り替えることで磁性体遊技球を通過させることができる。よって、遊技者が遊技を行っている状態では、磁石を保持位置に配置させておくことで磁性体からなる遊技球を用いた不正行為の抑制を図ることができ、異常と判定され磁性体遊技球の混入が発見された場合には、磁石の位置を通過位置へ切り替えることで、遊技球通路から遊技球を容易に排出させることが可能となる。
<他の態様の遊技機A7>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記保持磁石は電磁石であり、
前記電磁石の励磁状態を、前記磁性体遊技球を保持する励磁状態と、前記磁性体遊技球を通過させる非励磁状態とに切り替える励磁状態切替手段を備える
ことを特徴とする遊技機として把握することもできる。
こうすれば、磁石を励磁状態とすることで磁性体遊技球を遊技球通路内に保持することができ、非励磁状態とすることで磁性体遊技球を通過させることができる。よって、遊技者が遊技を行っている状態では、磁石を励磁状態としておくことで磁性体からなる遊技球を用いた不正行為の抑制を図ることができ、異常と判定され磁性体遊技球の混入が発見された場合には、非励磁状態に切り替えることで、遊技球通路から遊技球を容易に排出させることが可能となる。
<他の態様の遊技機A8>
また、上述した他の態様の遊技機は、更に、
前記遊技機は、循環路内に封入した遊技球を循環させて利用する遊技機であり、
前記循環路内の遊技球を外部に排出する排出路と、
前記循環路内の遊技球の進行方向を前記排出路の方向に切り替える通路切替部と
を備えることを特徴とする遊技機として把握することもできる。
こうすれば、封入された遊技球の進行方向を排出路の方向へ切り替えることで、遊技球を容易に外部へ排出させることができる。このため、磁性体遊技球の混入が発見された場合には、遊技球の進行方向を排出路に切り替え、遊技球通路から磁性体遊技球を排出させることで、一旦全ての遊技球を排出させ、磁性体遊技球が他にも混入していないか一度に確認することが可能となる。
本発明は、遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機に利用することができる。
1…パチンコ機(遊技機)、 2…中枠、 70…遊技球送出器、 71…内壁、 72…遊技球受け部、 73…遊技球通路、 74s…上流側センサー、 75…排出部、 77…磁石支持体(位置切替部)、 78…保持磁石、 79…磁石支持部、 80…軸、 81…操作部、 82s…下流側センサー、 83…方向転換部、 84…開閉扉(通路切替部)、 85…切欠部、 86…特定排出部(排出路)。

Claims (1)

  1. 非磁性体で形成された遊技球を、遊技盤上に形成された遊技領域に向けて発射することによって遊技を行う遊技機であって、
    前記遊技球を発射する発射部と、
    前記発射部に向けて遊技球が通過する遊技球通路と、
    磁性体で形成された磁性体遊技球が前記遊技球通路に進入すると、該磁性体遊技球を前記遊技球通路内で保持する保持磁石と、
    前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも上流側で遊技球の有無を検知する上流側検知部と、
    前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持される位置よりも下流側で遊技球の有無を検知する下流側検知部と、
    前記上流側検知部および前記下流側検知部による検知結果に基づいて、異常の発生有無を判定する判定手段と
    を備え、
    前記判定手段は、
    前記下流側検知部で遊技球が検知されているは、前記異常が発生していないと判定し、
    前記下流側検知部で遊技球が検知されなくなった時点で前記上流側検知部では遊技球が検知されている場合は、前記保持磁石によって前記磁性体遊技球が保持されたことによる前記異常が発生したものと判定し、
    前記下流側検知部で遊技球が検知されなくなった時点で前記上流側検知部でも遊技球が検知されていない場合は、遊技球の球詰まりによる前記異常が発生したものと判定する
    ことを特徴とする遊技機。
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