JP4942687B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子情報機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子情報機器 Download PDF

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Description

本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の半導体素子(受光部)で構成された固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法、この固体撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
近年、従来の固体撮像装置では、高解像度化と高フレームレート化が進んでおり、これに伴う水平CCDの高速駆動によって、水平方向の信号電荷の転送劣化や、消費電力の増加などが問題になっている。
これを解決するために、水平CCDおよびその出力部に複数チャネル(複数の水平CCDおよびその出力部)を設けることにより、駆動周波数を下げることが考えられている。このように、複数の水平CCDを設けたとしても、複数の垂直CCDからの各信号電荷を、垂直CCDに接する水平CCDから、別の水平CCDに電荷転送するときの転送効率が悪く、複数の水平CCDを持つ従来の固体撮像装置の歩留りを悪化させる主な原因となっている。
これを解決する手段として、転送電荷の転送電荷残りを防いで電荷転送効率を向上させる特許文献1が提案されている。
図8は、特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。図9は、水平ブランキング期間中に図8の各電極に印加する駆動パルスの波形図である。図10は、図8のB―B′線に沿った断面構造および図8の各期間t1〜t5における各電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。
図8〜図10では、垂直CCD102および103からの信号電荷を振分け転送する水平CCD104と、垂直CCD103からの信号電荷を転送する水平CCD105から構成され、このうちの水平CCD104の蓄積電極が、チャネルのほぼ中央部で分割された第1電極要素111Aおよび第2電極要素111Bの2つの電極要素で構成されている。第1電極要素111Aは水平CCD105の蓄積電極を構成しており、また、第2電極要素111Bはバリア電極112と共通に接続されている。
以下に、図8〜図10を用いて従来の固体撮像装置100の動作を説明する。
従来の固体撮像装置100において、まず、垂直CCD102および103の最終転送電極107下に蓄積されていた信号電荷は、期間t1で、水平転送電極に印加する駆動パルスΦH1、ΦH2A、ΦH2Bを同時にVH に、その後、垂直転送電極107に印加する駆動パルスΦVLASTをVL にすることによって、水平CCD104に対応する蓄積電極111Aおよび111B下に同時に、図10の第1の信号電荷115のように電荷転送される。
次に、期間t2で、図9に示すように、振分けゲート電極106に印加する駆動パルスΦTをVH に、その後、駆動パルスΦH1、ΦH2Bを同時にVL とし、駆動パルスΦH2AをVH とVLの中間値であるVM にすることによって、垂直CCD103から水平CCD104に電荷転送され、水平CCD104の蓄積電極下に電位勾配を形成してスムーズに水平CCD104を電荷転送した信号電荷は、図10に示すように振分けチャネル106に電荷転送される。
その後、期間t3で、図9に示すように、駆動パルスΦH2AをVL にすることによって、図10に示すように信号電荷の振分けチャネル106への電荷転送を完了する。
さらに、期間t4において、図9に示すように、まず、駆動パルスΦH1をVH に、次に、駆動パルスΦT をVL にすることによって、図10に示すように振分けチャネル106の信号電荷は水平CCD105の蓄積電極109下へと電荷転送される。
一方、垂直CCD102から電荷転送されてきた信号電荷は、期間t2〜t4においては、振分けチャネル106上のチャネルストッパ101によって水平CCD104にそのまま留まっている。このようにして、垂直CCD102および103からの信号電荷はそれぞれ水平CCD104および105にそれぞれ振分けられ、垂直CCD102および103からの信号電荷の振分け電荷転送が完了する。
その後、振分けられた信号電荷は期間t5において、二つの水平CCD104および105内をそれぞれ出力部(電荷検出部)に向って水平方向に電荷転送される。
このように、従来の固体撮像装置100において、水平CCD104の蓄積電極を複数の電極要素111A、111Bで構成し、垂直CCD102、103からの信号電荷を、振分けチャネル106に電荷転送する際に、電極要素111A、111Bに、図9のような異なる駆動パルスΦH2A、ΦH2Bを印加することによって、水平CCD104の蓄積電極下に電位勾配を形成させて、水平CCD104から振分けチャネル106に信号電荷を効率良く電荷転送することができる。
特開平6−319081号公報
しかし、上記従来技術では、垂直CCD側の水平CCD104の幅を2分割する場合に、図8に示すように、3つの金属配線108から、振分けチャネル106上に、電極要素111A、111Bおよび振分けゲート電極110を引き出しているため、図10に示すように、振分けチャネル106、電極要素111A、111Bおよび振分けゲート電極110の4層構造でないと実現できず、水平CCD104の幅も広いこともあって、水平CCD104の電荷転送路への電界が弱くなって信号電荷の取り残し(取り残された信号電荷114)が発生する。まして、水平CCD104の電極要素を、3分割以上にして増やす場合には、各電極を構成する層の数をさらに増やす必要があり、工程数が増加する。これを防止するために、水平CCD104の電荷転送路への電界を強くしようとすると、駆動パルスの電位を上げる必要があり、消費電力が増加する。
また、振分けチャネル106から水平CCD105へ信号電荷を電荷転送する際に、振分けチャネル106に、図10の期間t4に示すように取り残した信号電荷114は、再び、駆動パルスΦHを振分けチャネル106に印加したときに水平CCD104側へと逆流し、水平CCD104に既に取り残された信号電荷114と共に、期間t5で第2信号電荷116と混ざってしまい、これがノイズ成分になる。
なお、以上は、駆動パルスΦH1、ΦH2AおよびΦH2Bによる駆動の場合であって、水平CCD104を2分割する場合であるが、このことは、図11に示すように、駆動パルスΦH1およびΦH2による駆動の場合であって、水平CCD104を2分割する場合にも同様のことが言える。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、複数の水平CCDを並列に有する固体撮像装置において、垂直CCDに近い水平CCDの信号電荷を、垂直CCDから遠い水平CCDへ電荷転送する際に、垂直CCDに近い水平CCDの蓄積電極を複数の電極要素から構成して、駆動パルスを順次印加することにより、垂直CCDに近い水平CCDから垂直CCDに遠い水平CCDへ、信号電荷を取り残すことなく信号電荷をより効率よく電荷転送させることができる固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法、この固体撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて垂直方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段と、該複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送路を用いて水平方向にそれぞれ電荷転送する複数の第2電荷転送手段とを有する固体撮像装置において、該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の信号電荷を、該複数の第1電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送させるべく、水平方向に伸びる横長の複数の転送電極が、その長手方向を水平方向にして、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で垂直方向に並べて設けられているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における幅方向転送用の複数の転送電極は、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に対して電気的に独立している。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における水平方向転送用の複数の転送電極と、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の垂直方向転送用の複数の転送電極とに、同じ複数相の駆動信号を印加して、前記複数の第2電荷転送手段により各信号電荷を水平方向にそれぞれ電荷転送する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における水平方向転送用の複数の転送電極の一部が、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上に延設され、延設された転送電極の一部と、該近い側の第2電荷転送手段の垂直方向転送用の複数の転送電極とに、該遠い側の第2電荷転送手段における水平方向転送用の複数相の駆動信号と同じ複数相の駆動信号を印加して、該近い側の第2電荷転送手段により各信号電荷を水平方向に電荷転送する。この同じ複数層の駆動信号が2相駆動の場合、延設された転送電極と、幅方向転送用(垂直方向転送用)の複数の転送電極には、逆相のパルスが印加され、幅方向転送用の複数の各転送電極には、同相のパルスが印加される。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅方向に電荷転送するための複数の転送電極は、該複数の転送電極を構成する層数を3層にして複数の転送電極に分割する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に印加されて垂直方向に電荷転送するための駆動信号の振幅が、水平方向に電荷転送するための駆動信号の振幅と同じかまたは当該駆動信号の振幅よりも大きい振幅である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置における駆動信号が供給される配線層が前記第2電荷転送路の上部に配設されていると共に、該配線層と前記近い側の第2電荷転送路上の所定の転送電極とを電気的に接続するコンタクトが該第2電荷転送路の上部に配設されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、同じパルス電圧が印加される転送電極上に接続される配線層の配線幅は大きく形成され、異なるパルス電圧が印加される転送電極上方の当該配線層の配線幅は小さく形成されている。また、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、同じパルス電圧が印加される転送電極上に接続される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は大きく形成され、異なるパルス電圧が印加される転送電極上方の当該配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は小さく形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が2相の駆動信号ΦH1と駆動信号ΦH2で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく形成され、該駆動信号ΦH2が供給される配線層の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成されている。また、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が2相の駆動信号ΦH1と駆動信号ΦH2で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく形成され、該駆動信号ΦH2が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が3相の駆動信号ΦH1、駆動信号ΦH2および駆動信号ΦH3で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく形成され、また、該駆動信号ΦH2が供給される配線層の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成され、さらに、駆動信号ΦH3が供給される配線層の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では大きく形成されている。また、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が3相の駆動信号ΦH1、駆動信号ΦH2および駆動信号ΦH3で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく形成され、また、該駆動信号ΦH2が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成され、さらに、駆動信号ΦH3が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では大きく形成されている。
本発明の固体撮像装置の駆動方法は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて垂直方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送手段により、複数の第2電荷転送路を用いて水平方向にそれぞれ電荷転送する固体撮像装置の駆動方法において、該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上に配設された複数の転送電極に駆動信号を供給することにより、該複数の転送電極が該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅方向に電荷転送して、該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の信号電荷を、該複数の第1電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送させ、該複数の転送電極は、水平方向に伸びた横長の形状を有し、その長手方向を水平方向にして、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で垂直方向に並べて設けられているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像装置の駆動方法において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に印加されて垂直方向に電荷転送するための駆動信号の振幅が、水平方向に電荷転送するための駆動信号の振幅と同じかまたは当該駆動信号の振幅よりも大きい振幅である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の駆動方法において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅を2〜10のいずれかに分割した各転送電極に前記駆動信号を供給することより、前記第1電荷転送手段の電荷転送路から該第2電荷転送手段の電荷転送路で受けた信号電荷を、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送した後に、該第2電荷転送手段の電荷転送路で該第1電荷転送手段の電荷転送路から次の信号電荷を受ける。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の駆動方法において、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅を2〜10のいずれかに分割した各転送電極に前記駆動信号を供給することより、前記第1電荷転送手段の電荷転送路から該第2電荷転送手段の電荷転送路で受けた信号電荷を、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で順次電荷転送するときに、該近い側の第2電荷転送手段の空いた電荷転送路部で該第1電荷転送手段から次の信号電荷を受けるように制御する。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に、近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段に信号電荷を割り振るための複数の転送電極を設けるので、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段に、信号電荷を取り残すことなく信号電荷をより効率よく電荷転送させることが可能となる。このため、フレームレートの高い歩留りの良い固体撮像装置を得ることが可能となる。
結果として、従来の4層から3層にすることが可能となる。第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に設けられた転送電極について、転送電極を構成する層を増やさずに、複数に転送電極を分割できる。
また、近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に印加される所定方向(垂直方向)と同じ駆動方向の駆動信号の振幅が、所定方向に直交する駆動方向(水平方向の駆動方向)の駆動信号の振幅と同じかまたは当該駆動信号の振幅よりも大きい振幅である。これによって、電荷転送路上の転送電界が高いので確実に電荷転送できる。
以上により、本発明によれば、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に、近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段に信号電荷を割り振るための複数の転送電極を設けたため、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段に、信号電荷を取り残すことなく信号電荷をより効率よく電荷転送させるため、フレームレートの高い歩留りの良い固体撮像装置を得ることができる。
以下に、本発明の固体撮像装置の実施形態1〜4よび、この固体撮像装置の実施形態1〜4いずれいかを画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の実施形態5について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の要部構成例を模式的に示す平面図である。
図1において、本実施形態例1の固体撮像装置10は、垂直CCDから二つの水平CCDに信号電荷が受け渡されるが、垂直CCDに近い側に第1水平CCD4、遠い側に第2水平CCD5がそれぞれ配置されており、第1水平CCD4と第2水平CCD5との間に、分離のための電極6が配置されている。
図1は、本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。
図1において、本実施形態1の固体撮像装置10は、信号電荷を垂直方向に電荷転送する複数列の第1電荷転送手段としての垂直CCDの垂直最終ゲート7から各信号電荷がそれぞれ受け渡されて各信号電荷が割り振られる2行の第2電荷転送手段としての水平CCD4、5と、これらの2本の水平CCD4、5間に配設され、これらの水平CCD4、5を分離する振分けチャネル6とを有しており、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4(電荷転送路)の信号電荷を、複数列の垂直CCDにから遠い側の水平CCD5(電荷転送路)に電荷転送するために、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4上に、近い側の水平CCD4の幅方向に複数枚(ここでは4枚)の転送電極21〜24が配設されている。
水平CCD4は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1と、第2ポリシリコン層と第3ポリシリコン層を交互に配置した複数(ここでは4つ)の転送電極21〜24から構成されている。この水平CCD4は、垂直CCDの垂直最終ゲート7から受け渡された各信号電荷を、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加すると共に、転送電極21〜24に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送する場合と、転送電極21〜24に駆動パルスΦHa21〜ΦHa24を印加することにより水平CCD5側に電荷転送する場合とに割り振ることができる。
水平CCD5は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1と、第2ポリシリコン層で形成された転送電極2とが水平方向に繰り返し配設されており、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加すると共に、転送電極2に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送することができる。
振分けチャネル6は、水平CCD4と水平CCD5との間を分離するものであり、第3ポリシリコン層で構成され、振分けチャネル6と転送電極1が交差するところでは、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1下にチャネルストップ部3が設けられており、水平CCD4と水平CCD5とを分離している。また、各電極の右半分には電荷転送のための電界方向付けが為されている。
本実施形態1では、2画素につき、1パケットの水平蓄積部を備える構造とし、水平CCD5へは水平CCD4を介して信号電荷が電荷転送される。
図2(a)は、図1のC1−C1’線の断面図であり、図2(b)は、図1のC2−C2’線の断面図である。
メタル配線層31と転送電極21とを電気的に接続するコンタクト(図示せず)、図2(a)に示すようにメタル配線層32と転送電極22とを電気的に接続するコンタクト35、図2(b)に示すようにメタル配線層33と転送電極23とを電気的に接続するコンタクト36および、メタル配線層34と転送電極24とを電気的に接続するコンタクト(図示せず)が第2電荷転送路としての水平CCD4の上部に配設されている。即ち、メタル配線層31が深さ方向にコンタクト(図示せず)を介し転送電極21に電気的に接続され、メタル配線層32が深さ方向にコンタクト35を介し転送電極22に電気的に接続され、メタル配線層33が深さ方向にコンタクト36を介し転送電極23に電気的に接続され、メタル配線層34が深さ方向にコンタクト(図示せず)を介し転送電極24に電気的に接続されている。
上記構成により、以下、その動作を説明する。
図3は、図1の各電極に印加する駆動パルスのタイミング図である。
図3に示すように、垂直CCDの最終段の垂直最終ゲート7には、駆動パルスΦVLASTが印加されている。また、転送電極21には駆動パルスΦHa21が印加され、転送電極22には駆動パルスΦHa22が印加され、転送電極23には駆動パルスΦHa23が印加され、転送電極24には駆動パルスΦHa24が印加され、転送電極2には駆動パルスΦH2が印加され、転送電極1には駆動パルスΦH1が印加され、振分けチャネル6には駆動パルスΦHsが印加される。
図4は、図1のA−A’線部分の縦断面図および図3の駆動パルスを印加したときのポテンシャル転送図である。
図4に示すように、まず、垂直CCDの垂直最終ゲート7から水平CCD4へ信号電荷が電荷転送される期間t1では、垂直最終ゲート7に電圧Vから電圧Vが印加されて垂直最終ゲート7のポテンシャルが高くなり、第1信号電荷15が水平CCD4へと流れ込む。このとき、水平CCD4の転送電極21、転送電極22、転送電極23、転送電極24、さらに、振分けチャネル6、さらに、水平CCD5の転送電極2には電圧Vが印加され、ポテンシャルが深くなっている。一方、転送電極1には電圧Vが印加されて電荷転送路の両側にポテンシャル障壁を形成し、水平方向隣の電荷転送路に信号電荷が混ざるのを防いでいる。
次に、期間t2で、水平CCD4の転送電極21に電圧Vが印加されて、転送電極21のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は水平CCD5の方向へ順次電荷移動される。
これと同様に、期間t3〜t6で、転送電極22、転送電極23、転送電極24、さらに振分けチャネル6に順次、電圧Vが印加されて、信号電荷15は完全に水平CCD5側に電荷移動される。
続いて、期間t7において、第1信号電荷15を水平CCD5側に電荷転送後、振分けチャネル6は電圧Vのままで、転送電極21、転送電極22、転送電極23および転送電極24には、再び、電圧Vが印加されて、転送電極21〜24下の電荷転送路のポテンシャルが深くなる。
その後、期間t8で、垂直最終ゲート7に電圧Vが印加された後に電圧Vが印加され、第2信号電荷16が水平CCD4側に流れ込む。
このようにして、本実施形態1では、水平CCD4を介して第1信号電荷15を水平CCD5側に完全に電荷転送した後に、第2信号電荷16を水平CCD4に電荷転送することを可能とする複数(ここでは2つ)の水平CCD4,5を得ることができる。さらに、水平方向への信号電荷の転送時には、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加し、それとは逆相の駆動パルスΦH2を転送電極2、転送電極21、転送電極22、転送電極23および転送電極24に印加して2相ゲートの水平転送と同じように電荷転送させることができる。
なお、本実施形態1では、水平CCD4,5を3層ポリの4つの転送電極で分割する事例を示したが、同じ効果が得られる構造であれば、どのような材質や、層数、パターンでも構わない。
また、駆動パルスΦH1が印加される転送電極と交差する配線層であって、駆動パルスΦH2が印加される転送電極と交差する配線層は、その交差部分で線幅を交差部分以外に比べて細く構成することによりカップリング容量を少なくして、信号の遅れを解消することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、転送電極上21〜24にコンタクトを介してメタル配線層31〜34が設けられ、垂直CCDに近い側の水平CCD4から、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に振分けチャネル6を介して信号電荷を電荷転送する際に、垂直CCDに近い側の水平CCD4の幅を4分割した各転送電極21〜24により、垂直CCDから水平CCD4で受けた信号電荷を、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に電荷転送した後に、水平CCD4で垂直CCDから次の信号電荷を受ける場合について説明したが、本実施形態2では、信号電荷を素早く電荷転送するために、垂直CCDに近い側の水平CCD4から、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に振分けチャネル6を介して信号電荷を転送する際に、垂直CCDに近い側の水平CCD4の幅を4分割した複数の各転送電極21〜24により信号電荷を電荷転送しながら、これと同時に水平CCD4で垂直CCDから次の信号電荷を受ける場合について説明する。
図5は、図1のA−A’線部分と同様の部分の縦断面図および、本発明の実施形態2に係る固体撮像装置の駆動方法により各電極に駆動パルスを印加したときのポテンシャル転送図である。
図5に示すように、本実施形態2の固体撮像装置10Aにおいて、まず、垂直CCDの垂直最終ゲート7から水平CCD4へ信号電荷が電荷転送される期間t1では、まず、垂直最終ゲート7に電圧Vから電圧Vが印加されて垂直最終ゲート7のポテンシャルが高くなり、第1信号電荷15が水平CCD4へと流れ込む。このとき、水平CCD4の転送電極21、転送電極22、転送電極23、転送電極24、さらに、振分けチャネル6、さらに、水平CCD5の転送電極2には電圧Vが印加され、ポテンシャルが深くなっている。一方、転送電極1には電圧Vが印加されて電荷転送路の両側にポテンシャル障壁を形成し、水平方向隣の電荷転送路に信号電荷が混ざるのを防いでいる。
次に、期間t2で、水平CCD4の転送電極21に電圧Vが印加されて、転送電極21のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は水平CCD5の方向へ順次電荷移動される。
続いて、期間t3で、水平CCD4の転送電極22に電圧Vが印加され、転送電極22のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は水平CCD5の方向へ順次電荷移動される。このとき、振分けチャネル6は電圧Vのままで、転送電極21には、再び、電圧Vが印加されて、転送電極21下の電荷転送路のポテンシャルが深くなる。垂直最終ゲート7に電圧Vが印加され、第2信号電荷16が水平CCD4側に流れ込む。
その後、期間t4で、水平CCD4の転送電極23に電圧Vが印加され、転送電極23のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は水平CCD5の方向へ順次電荷移動される。このとき、振分けチャネル6は電圧Vのままで、転送電極21、22には、電圧Vが印加されて、転送電極21、22下の電荷転送路のポテンシャルが深くなる。
さらに、期間t5で、水平CCD4の転送電極24に電圧Vが印加され、転送電極24のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は水平CCD5の方向へ順次電荷移動される。このとき、振分けチャネル6は電圧Vのままで、転送電極21〜23には、電圧Vが印加されて、転送電極21〜23下の電荷転送路のポテンシャルが深くなる。
さらに、期間t6で、振分けチャネル6に電圧Vが印加され、振分けチャネル6のポテンシャルが持ち上がり、転送電荷15は完全に水平CCD5側に電荷移動される。このとき、転送電極21〜24には、電圧Vが印加されて、転送電極21〜24下の電荷転送路のポテンシャルが深くなる。その後、垂直最終ゲート7に電圧Vが印加され、第2信号電荷16が完全に水平CCD4側に流れ込む。
このようにして、本実施形態2では、水平CCD4を介して第1信号電荷15を水平CCD5側に完全に電荷転送した後に、第2信号電荷16を水平CCD4側に順次電荷転送するため、信号電荷を水平CCD4、5側に素早く振り分けることができる。また、上記実施形態1の場合と同様に、水平方向への信号電荷の転送時には、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加し、それとは逆相の駆動パルスΦH2を転送電極2、転送電極21、転送電極22、転送電極23および転送電極24に印加して2相ゲートの水平転送と同じように電荷転送させることができる。
(実施形態3)
上記実施形態1,2では、4枚の転送電極上21〜24にコンタクトを介して4本のメタル配線層31〜34が設けられ、垂直CCDに近い側の水平CCD4から、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に振分けチャネル6を介して信号電荷を電荷転送する際に、垂直CCDに近い側の水平CCD4の幅を4分割した各転送電極21〜24により、垂直CCDから水平CCD4で受けた信号電荷を、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に電荷転送する場合について説明したが、本実施形態3では、2枚の転送電極上にコンタクトをそれぞれ介して2本のメタル配線層が設けられ、垂直CCDに近い側の水平CCD4から、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に振分けチャネル6を介して信号電荷を電荷転送する際に、垂直CCDに近い側の水平CCD4の幅を2分割した各転送電極により、垂直CCDから水平CCD4で受けた信号電荷を、垂直CCDに遠い側の水平CCD5に電荷転送する場合について説明する。なお、本実施形態3の固体撮像装置では、2枚の各転送電極上にコンタクトをそれぞれ介して2本のメタル配線層が設けられている他は、図1および図2の場合と同様であり、本実施形態3の固体撮像装置と同様の作用効果を奏する部材には、図1および図2と同一の部材番号を付して説明する。
本実施形態3の固体撮像装置は、信号電荷を垂直方向に電荷転送する複数列の第1電荷転送手段としての垂直CCDの垂直最終ゲート7から各信号電荷がそれぞれ受け渡されて各信号電荷が割り振られる2行の第2電荷転送手段としての水平CCD4、5と、これらの2本の水平CCD4、5間に配設され、これらの水平CCD4、5を分離する振分けチャネル6とを有しており、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4(電荷転送路)の信号電荷を、複数列の垂直CCDにから遠い側の水平CCD5(電荷転送路)に電荷転送するために、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4上に、近い側の水平CCD4の幅方向に2枚の各転送電極が配設されている。
水平CCD4は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1と、第2ポリシリコン層と第3ポリシリコン層を交互に配置した複数(ここでは2つ)の各転送電極から構成されている。この水平CCD4は、垂直CCDの垂直最終ゲート7から受け渡された各信号電荷を、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加すると共に、2つの各転送電極に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送する場合と、2つの各転送電極に2相の各駆動パルスを印加することにより水平CCD5側に電荷転送する場合とに割り振ることができる。
水平CCD5は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1と、水平CCD4から第2ポリシリコン層で形成された転送電極2とが水平方向に繰り返し配設されており、転送電極1に駆動パルスΦH1を印加すると共に、転送電極2に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送することができる。
振分けチャネル6は、水平CCD4と水平CCD5との間を分離するものであり、第3ポリシリコン層で構成され、振分けチャネル6と転送電極1が交差するところでは、第1ポリシリコン層で形成された転送電極1下にチャネルストップ部3が設けられており、水平CCD4と水平CCD5とを分離している。また、各電極の右半分には電荷転送のための電界方向付けが為されている。
(実施形態4)
本実施形態4では、水平CCD4上の転送電極21〜24とその上方の第1配線層との間に、メタル中継用の第2配線層が配設され、その第2配線層の平面視位置が第1配線層と隣の第1配線層との間隙下に渡って水平CCD4の遮光用として配設されている場合について説明する。
図6は、本発明の実施形態4に係る固体撮像装置の要部構成例を模式的に示す水平CCDの平面図である。
図6に示すように、本実施形態4の固体撮像装置1Bは、2チャンネルの水平CCD4,5を有しており、垂直CCDに近い側の水平CCD4の信号電荷を、垂直CCDから遠い水平CCD5へ電荷転送するときに、水平CCD4の上に複数(ここでは4枚)の転送電極21〜24が配設されており、これらの転送電極21〜24に駆動パルスを順次印加することにより、水平CCD4から水平CCD5に信号電荷を取り残しすることなく完全に電荷転送することができる。このとき、複数の転送電極21〜24を駆動するための配線層31〜34が水平CCD4の上部に左右方向(水平方向;水平CCD4の長手方向と同じ方向)にそれぞれ平行に配置されている。これらの転送電極21〜24と配線層31〜34の間(深さ方向の間)にメタル中継層としての配線層51〜54が配設されている。これらの配線層51〜54は、配線層31〜34の長手方向に直交する方向に、上面から見た相対位置(平面視)をずらして、配線層31〜34の各間隙下を覆って水平CCD4上を完全に覆うように配置されている。
水平CCD5上は、1本の配線層35によって遮光されている。水平CCD4と水平CCD5共通の駆動パルスΦH1および水平CCD5の駆動パルスΦH2は、水平CCD5の下方に2本の金属配線8を引き出して、転送電極1、2に電気的に接続されている。
上記実施形態1の場合と同様に、上側の配線層31〜34と下側の配線層51〜54との間には両者を電気的に接続するためのコンタクト71が形成されており、エッチングダメージの少ない例えば等方性エッチング、即ちウェットエッチングによって、転送電極21〜26とのコンタクト61が形成されている。
転送電極21〜24とその上のメタル中継層としての配線層51〜54とのカップリング容量を抑制するために、同じパルス電圧が印加される転送電極21〜24上に接続される配線層51〜54の配線幅は大きく構成され、異なるパルス電圧が印加される転送電極21〜24上に接続される配線層51〜54の配線幅は小さく構成される。
例えば、電荷転送路としての水平CCD4,5上に配設された転送電極が2相の駆動パルスΦH1と駆動パルスΦH2で駆動される場合、駆動パルスΦH1が供給される配線層の幅が、駆動パルスΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、駆動パルスΦH2が供給される転送電極の上方では小さく構成され、また同様に、駆動パルスΦH2が供給される配線層の幅が、駆動パルスΦH1が供給される転送電極の上方では小さく、駆動パルスΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成されている。
要するに、水平CCD4上に形成されたメタル中継層としての配線層51〜54はそれぞれ、異なる駆動パルスΦH1またはΦH2が供給される転送電極の上部では線幅を小さくして、その転送電極と配線層51〜54とのカップリング容量を小さくしている。
これにより、水平CCD4への光の漏れこみを防止し、かつ、転送電極−配線メタル間のコンタクトエッチングによる転送電極へのダメージを低減し、かつ、カップリング容量の少ない固体撮像装置1Bを得ることができる。
以上により、本実施形態4では、2つのチャネルの水平CCD4,5を持つ場合について説明したが、2つの水平CCD4,5に限定されるものではなく、3つ以上の水平CCDを持つ場合にも本発明を適用できる。また、水平CCD4,5の駆動は、各駆動パルスΦH1とΦH2による2相駆動の場合について説明したが、3相駆動以上の場合にも本実施形態4を適用可能である。
(実施形態5)
図7は、本発明の実施形態5として、本発明の実施形態1〜4に係る固体撮像装置1、1A、1Bおよび1D(実施形態3)のいずれかを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図7において、本実施形態5の電子情報機器90は、上記実施形態1〜4に係る固体撮像装置1、1A、1Bおよび1D(実施形態3)のいずれかからのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部91と、この固体撮像装置1〜4に係る固体撮像装置1、1A、1Bおよび1D(実施形態3)のいずれかからのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示手段92と、この固体撮像装置1〜4に係る固体撮像装置1、1A、1Bおよび1D(実施形態3)のいずれかからのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信手段93と、この固体撮像装置1〜4に係る固体撮像装置1、1A、1Bおよび1D(実施形態3)のいずれかからのカラー画像信号を印字するプリンタなどの画像出力装置94とのうちの少なくともいずれかを有している。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態5によれば、この固体撮像装置1〜3のいずれかからのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力装置94により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部91に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、上記実施形態1〜4の説明に加えて説明すると、本発明の固体撮像装置の駆動方法として、複数の垂直CCDに近い側の水平CCD4上に配設された複数の転送電極に駆動信号を供給することにより、複数の転送電極が水平CCD4の幅方向に電荷転送して、複数の垂直CCDに近い側の水平CCD4の信号電荷を、複数の垂直CCDから遠い側の水平CCD5に電荷転送させるように制御が為される。この近い側の水平CCD4上の複数の転送電極に印加される垂直方向の駆動信号の振幅が、水平駆動信号の振幅と同じかまたは当該水平駆動信号の振幅よりも大きい振幅であれば、電荷転送路上の転送電界が高いので確実に電荷転送できる。また、近い側の水平CCD4の幅を複数、例えば2〜10分割のいずれかに分割した各転送電極に駆動信号を供給することより、垂直CCDから水平CCD4で受けた信号電荷を、水平CCD5に電荷転送した後に、水平CCD4で垂直CCDから次の信号電荷を受けるように制御する。または、近い側の水平CCD4の幅を複数、例えば2〜10分割のいずれかに分割した各転送電極に駆動信号を供給することより、水平CCD4の幅を2〜10分割のいずれかに分割した各転送電極により信号電荷を電荷転送し、かつこれと同時に、水平CCD4で垂直CCDから次の信号電荷を受けるように制御する。即ち、近い側の水平CCD4の空いた電荷転送路部(パケット部)で垂直CCDから次の信号電荷を受けるように制御する。以上によって、垂直CCDに近い水平CCD4から垂直CCDに遠い水平CCD5へ、信号電荷を取り残すことなく信号電荷をより確実に効率よく電荷転送させることができる本発明の目的を達成することができる。
また、上記実施形態1〜4では、特に説明しなかったが、好ましくは、本発明の固体撮像装置において、同じパルス電圧が印加される転送電極上に接続される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は大きく形成され、異なるパルス電圧が印加される転送電極上方の当該配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は小さく形成されている。例えば、水平CCD上に配設された転送電極が2相の駆動信号ΦH1と駆動信号ΦH2で駆動される場合に、駆動信号ΦH1が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく形成され、駆動信号ΦH2が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成されていてもよい。
なお、二つの水平CCD4,5における水平方向の電荷転送について、図12を用いて更に詳細に説明する。
図12に示すように、遠い側の水平CCD5上における水平方向転送用の複数の転送電極1,2と、近い側の水平CCD4上の垂直方向転送用の複数の転送電極(例えば転送電極21〜24)とに、同じ複数相の駆動信号を印加して、水平CCD4、5により各信号電荷を水平方向にそれぞれ電荷転送する。この場合、遠い側の水平CCD5上における水平方向転送用の複数の転送電極1の一部が、近い側の水平CCD4上に延設され、延設された転送電極1の一部と、近い側の水平CCD4の垂直方向転送用の複数の転送電極21〜24とに、遠い側の水平CCD5における水平方向転送用の複数相(ここでは2相)の駆動信号と同じ複数相の駆動信号を印加して、近い側の水平CCD4により各信号電荷を水平方向に電荷転送する。
図12中の丸部分Xは、2枚の転送電極1、21が重なっているところであり、転送電極21が転送電極1上に位置し、転送電極1の方が第1層目なので、転送電極1には駆動パルスΦH1が印加される。また、図12中のY部に示すように、水平転送時に、幅方向転送用の複数の各転送電極21〜24には、幅方向に電荷転送した転送先の転送電極と同相の駆動パルスΦH2が印加される。さらに、図12中のZ部に示す転送電極2は、幅方向に電荷転送した転送先の電極である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜5を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜5に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜5の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の半導体素子で構成された固体撮像装置および、この固体撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、複数の水平CCDを並列に有する固体撮像装置において、垂直CCDに近い水平CCDの信号電荷を、垂直CCDから遠い水平CCDへ電荷転送する際に、垂直CCDに近い水平CCDの蓄積電極を複数の電極要素から構成して、駆動パルスを順次印加することにより、垂直CCDに近い水平CCDから垂直CCDに遠い水平CCDへ、信号電荷を取り残すことなく信号電荷をより効率よく電荷転送させることができる。
本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の要部構成例を模式的に示す水平CCDの平面図である。 (a)は、図1のC1−C1’線の断面図であり、(b)は、図1のC2−C2’線の断面図である。 図1の各電極に印加する駆動パルスのタイミング図である。 図1のA−A’線部分の縦断面図および図3の駆動パルスを印加したときのポテンシャル転送図である。 図1のA−A’線部分と同様の部分の縦断面図および、本発明の実施形態2に係る固体撮像装置の駆動方法により各電極に駆動パルスを印加したときのポテンシャル転送図である。 本発明の実施形態4に係る固体撮像装置の要部構成例を模式的に示す水平CCDの平面図である。 本発明の実施形態5として、本発明の実施形態1〜4に係る固体撮像装置のいずれかを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 特許文献1に開示されている従来の固体撮像装置の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。 水平ブランキング期間中に図8の各電極に印加する駆動パルスの波形図である。 図8のB−B‘線に沿った断面構造および図8の各期間t1〜t5における各電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。 図8の従来の固体撮像装置の変形例を示す水平CCDの平面図である。 図1の二つの水平CCDにおける水平方向の電荷転送を説明するための模式図である。
符号の説明
4、5 水平CCD(電荷転送路)
6 振分けチャネル
8 金属配線層
10、10A、10B、10D 固体撮像装置
1、2、21〜24 転送電極
31〜35 配線層
51〜54 配線層(メタル中継層)
61、71 コンタクト
ΦH1、ΦH2、ΦHa21〜ΦHa24 駆動パルス(駆動信号)
90 電子情報機器
91 メモリ部
92 表示手段
93 通信手段
94 画像出力装置

Claims (15)

  1. 入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて垂直方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段と、該複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送路を用いて水平方向にそれぞれ電荷転送する複数の第2電荷転送手段とを有する固体撮像装置において、
    該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の信号電荷を、該複数の第1電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送させるべく、水平方向に伸びる横長の複数の転送電極が、その長手方向を水平方向にして、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で垂直方向に並べて設けられている固体撮像装置。
  2. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における幅方向転送用の複数の転送電極は、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に対して電気的に独立している請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における水平方向転送用の複数の転送電極と、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の垂直方向転送用の複数の転送電極とに、同じ複数相の駆動信号を印加して、前記複数の第2電荷転送手段により各信号電荷を水平方向にそれぞれ電荷転送する請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上における水平方向転送用の複数の転送電極の一部が、前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上に延設され、延設された転送電極の一部と、該近い側の第2電荷転送手段の垂直方向転送用の複数の転送電極とに、該遠い側の第2電荷転送手段における水平方向転送用の複数相の駆動信号と同じ複数相の駆動信号を印加して、該近い側の第2電荷転送手段により各信号電荷を水平方向に電荷転送する請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅方向に電荷転送するための複数の転送電極は、該複数の転送電極を構成する層数を3層にして複数の転送電極に分割する請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に印加されて垂直方向に電荷転送するための駆動信号の振幅が、水平方向に電荷転送するための駆動信号の振幅と同じかまたは当該駆動信号の振幅よりも大きい振幅である請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 駆動信号が供給される配線層が前記第2電荷転送路の上部に配設されていると共に、該配線層と前記近い側の第2電荷転送路上の所定の転送電極とを電気的に接続するコンタクトが該第2電荷転送路の上部に配設されている請求項1〜6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 同じパルス電圧が印加される転送電極上に接続される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は大きく形成され、異なるパルス電圧が印加される転送電極上方の当該配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅は小さく形成されている請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が2相の駆動信号ΦH1と駆動信号ΦH2で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく形成され、該駆動信号ΦH2が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成されている請求項7または8に記載の固体撮像装置。
  10. 前記第2電荷転送路上に配設された転送電極が3相の駆動信号ΦH1、駆動信号ΦH2および駆動信号ΦH3で駆動される場合に、該駆動信号ΦH1が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1が供給される転送電極の上方では大きく、該駆動信号ΦH2および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく形成され、また、該駆動信号ΦH2が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では大きく形成され、さらに、駆動信号ΦH3が供給される配線層および/またはこれに接続される転送電極の幅が、該駆動信号ΦH1および該駆動信号ΦH2が供給される転送電極の上方では小さく、該駆動信号ΦH3が供給される転送電極の上方では大きく形成されている請求項7または8に記載の固体撮像装置。
  11. 入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて垂直方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送手段により、複数の第2電荷転送路を用いて水平方向にそれぞれ電荷転送する固体撮像装置の駆動方法において、
    該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上に配設された複数の転送電極に駆動信号を供給することにより、該複数の転送電極が該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅方向に電荷転送して、該複数の第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の信号電荷を、該複数の第1電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送させ
    該複数の転送電極は、水平方向に伸びた横長の形状を有し、その長手方向を水平方向にして、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で垂直方向に並べて設けられている固体撮像装置の駆動方法。
  12. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上の複数の転送電極に印加されて垂直方向に電荷転送するための駆動信号の振幅が、水平方向に電荷転送するための駆動信号の振幅と同じかまたは当該駆動信号の振幅よりも大きい振幅である請求項11に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  13. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅を2〜10のいずれかに分割した各転送電極に前記駆動信号を供給することより、前記第1電荷転送手段の電荷転送路から該第2電荷転送手段の電荷転送路で受けた信号電荷を、前記遠い側の第2電荷転送手段の電荷転送路に電荷転送した後に、該第2電荷転送手段の電荷転送路で該第1電荷転送手段の電荷転送路から次の信号電荷を受ける請求項11に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  14. 前記近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路の幅を2〜10のいずれかに分割した各転送電極に前記駆動信号を供給することより、前記第1電荷転送手段の電荷転送路から該第2電荷転送手段の電荷転送路で受けた信号電荷を、該近い側の第2電荷転送手段の電荷転送路上で順次電荷転送するときに、該近い側の第2電荷転送手段の空いた電荷転送路部で該第1電荷転送手段から次の信号電荷を受けるように制御する請求項11に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  15. 請求項1〜10のいずれかに記載の固体撮像装置を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
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