JP5484692B2 - 固体撮像素子および電子情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の半導体素子で構成された複数の水平転送部を持つ固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
近年、従来の固体撮像素子では、高解像度化と高フレームレート化が進んでおり、これに伴う水平CCDの高速駆動によって、水平方向の信号電荷の転送劣化や、消費電力の増加などが問題になっている。
これを解決するために、水平CCDおよびその出力部に複数チャネル(複数の水平CCDおよびその出力部)を設けることにより、駆動周波数を下げることが考えられている。このように、複数の水平CCDを設けたとしても、複数の垂直CCDからの各信号電荷を、垂直CCDに接する水平CCDから、別の水平CCDに電荷転送するときの転送効率が悪く、複数の水平CCDを持つ従来の固体撮像装置の歩留りを悪化させる主な原因になっている。
これを解決する手段として、特許文献1に、転送電荷の転送電荷残り防いで電荷転送効率を向上させることが提案されている。
図6は、特許文献1に開示されている従来の固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。図7は、水平ブランキング期間中に図6の各電極に印加する駆動パルスの波形図である。図8は、図6のA−A’線に沿った断面構造および、図7の各期間t1〜t5における各電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。
図6〜図8において、交互に配設された垂直CCD102および103からの各信号電荷を振分け転送する水平CCD104、105のうちの水平CCD104の蓄積電極が、チャネルのほぼ中央部で分割された第1電極要素111Aおよび第2電極要素111Bの2つの電極要素で構成されている。第1電極要素111Aは水平CCD105の蓄積電極を構成しており、また、第2電極要素111Bはバリア電極112と共通に接続されている。なお、108は金属配線である。
以下に、図6〜図8を用いて従来の固体撮像装置100の動作を説明する。
従来の固体撮像装置100において、まず、垂直CCD102および103の最終垂直転送電極107下に蓄積されていた信号電荷は、期間t1で、図7に示すように、水平転送電極に印加する駆動パルスΦH1、ΦH2A、ΦH2Bを同時にVにすると共に、最終垂直転送電極107に印加する駆動パルスΦVLASTをVにすることによって、水平CCD104に対応する第1電極要素111Aおよび第2電極要素111B下に同時に、図8の第1の信号電荷115のように水平CCD104に電荷転送される。
次に、期間t2で、図7に示すように、振分けゲート電極106に印加する駆動パルスΦTをVにすると共に、駆動パルスΦH1、ΦH2Bを同時にVとし、駆動パルスΦH2AをVとVの中間値であるVにすることによって、水平CCD104の蓄積電極下に電位勾配を形成してスムーズに水平CCD104を電荷転送した信号電荷は、図8に示すように振分けチャネル106に電荷転送される。
その後、期間t3で、図7に示すように、駆動パルスΦH2AをVにすることによって、図8に示すように信号電荷の振分けチャネル106への電荷転送を完了する。
さらに、期間t4において、図7に示すように、駆動パルスΦH1をVに、駆動パルスΦT をVにすることによって、図8に示すように振分けチャネル106の信号電荷は蓄積電極109の下の水平CCD105へと電荷転送される。
一方、垂直CCD102から電荷転送されてきた信号電荷は、期間t2〜t4においては、振分けチャネル106上のチャネルストッパ101によって水平CCD104にそのまま留まっている。このようにして、垂直CCD102および103からの信号電荷はそれぞれ水平CCD104および105にそれぞれ振分けられ、垂直CCD102および103からの信号電荷の振分け電荷転送が完了する。
その後、振分けられた信号電荷は期間t5において、二つの水平CCD104および105内をそれぞれ出力部(電荷検出部)に向って水平方向に電荷転送される。
このように、従来の固体撮像素子100において、水平CCD104の蓄積電極を複数の電極要素111A、111Bで構成し、垂直CCD102、103からの信号電荷を、振分けチャネル106に向けて電荷転送する際に、電極要素111A、111Bに、図7のような異なる駆動パルスΦH2A、ΦH2Bを印加することによって、水平CCD104の蓄積電極下に電位勾配を形成させて、水平CCD104から振分けチャネル106を介して水平CCD105に信号電荷を効率良く電荷転送することができる。
特開平6−319081号公報
しかし、上記特許文献1では、複数の水平CCDを持つ固体撮像素子において、垂直CCDに近い側の水平CCD104から、垂直CCDに遠い側の水平CCD105に電荷転送する際に、水平CCD104の電荷蓄積容量を稼ぐために幅が広くなっていることから複数電極で電荷転送しているものの、水平CCD104のポテンシャル電位は各電極下の電荷転送領域でフラットになっており、各電極下の電荷転送領域では電位勾配が付いていないため、前述した信号電荷114のように電荷の取り残しが発生しやすく、このため、その後、取り残された信号電荷114は次の第2の信号電荷116と混ざってノイズ成分になってしまう虞がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、垂直CCDに近い側の水平CCDに配置された複数の電極下の電荷転送領域内にそれぞれ転送方向付けを行って、垂直方向および水平方向共に信号電荷を効率よく電荷転送することができる固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて第1方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段と、該複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送路を用いて該第1方向に直交する第2方向にそれぞれ電荷転送する複数の第2電荷転送手段とを有する固体撮像素子において、該第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段上の幅方向に複数の電荷転送電極が配置されており、該複数の電荷転送電極下の各電荷転送領域に、電荷残りなく信号電荷をスムーズに電荷転送するための、該第1方向および該第2方向の転送方向付け部がそれぞれ形成されて、該第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段上の幅方向に該転送方向付け部が複数形成されており、該転送方向付け部は、N型不純物がイオン注入された電荷転送領域のうちの所定形状領域にP型不純物をイオン注入することにより、該第1方向および該第2方向の電荷転送方向に電荷転送用のポテンシャル勾配が形成されており、該転送方向付け部のイオン注入の平面視形状は、該所定形状領域として、片側に傾斜辺を持つ台形状の傾斜辺が該台形状の内側に膨れているものあり、そのことにより上記目的が達成される。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における転送方向付け部は、その平面視形状に渡って一様の不純物濃度で不純物がイオン注入されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に遠い側の第2方向の長さ比べて、該第1電荷転送手段に近い側の第2方向の長さを長くした形状である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に近い側から遠い側に向かう第1方向に行くほど、前記第2方向に滑らかまたは段階的に狭くなっている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に近い側から遠い側に向かう第1方向に対して片側が前記第2方向に狭くなっている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における複数の第1電荷転送手段からの信号電荷が、複数の第2電荷転送手段に割り振られている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における複数の電荷転送電極の数は少なくとも2枚以上で構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子におけるP型不純物はB(ボロン)である。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に複数の電極が配置されており、それぞれの電極下の電荷転送領域に、第1方向およびこれに直交する第2方向にポテンシャル勾配を持つ転送方向付け部が形成されている。
このように、複数の第2電荷転送手段を持つ固体撮像素子において、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に配置された複数の電極下の電荷転送領域にそれぞれ転送方向付け部を設けたため、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段へ、従来のように電荷の取り残しなく信号電荷を効率よく第1方向(垂直方向)に電荷転送することが可能となる。また、これと同時に、これに直交する第2方向(水平方向)にも転送方向付けを行うことにより、更に第2方向にも電荷の取り残しなく信号電荷の電荷転送を効率よく行うことが可能となる。
以上により、本発明によれば、複数の第2電荷転送手段を持つ固体撮像素子において、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段に配置された複数の電極下の電荷転送領域にそれぞれ転送方向付け部を設けたため、第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段から遠い側の第2電荷転送手段へ、電荷の取り残しなく信号電荷を効率よく第1方向(垂直方向)に電荷転送できる。また、これと同時に、これに直交する第2方向(水平方向)にも転送方向付けを行うことにより、電荷の取り残しなく信号電荷の電荷転送を効率よく行うことができる。
以下に、本発明の固体撮像素子の実施形態1、2および、この固体撮像素子の実施形態1または2を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の実施形態3について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。図2は、水平ブランキング期間中に図1の各電荷転送電極に印加する各駆動パルスの波形図である。図3は、図1のB−B’線に沿った断面構造および、図2の各期間t1〜t5における各電荷転送電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。
図1〜図3において、本実施形態1の固体撮像素子20は、入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部(図示せず)からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の垂直電荷転送路を用いて垂直方向(第1方向)に電荷転送する複数の第1電荷転送手段としての複数の垂直電荷転送手段(垂直CCD)と、複数の垂直電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の水平電荷転送路を用いて水平方向(第2方向)に電荷転送する複数の第2電荷転送手段としての複数(ここでは二本)の水平電荷転送手段(水平CCD)とを有している。
この固体撮像素子20において、信号電荷を垂直方向に電荷転送する複数列の垂直電荷転送手段としての垂直CCDの垂直最終ゲート7から各信号電荷がそれぞれ受け渡されて各信号電荷が割り振られる2行の水平電荷転送手段としての水平CCD4、5と、これらの2本の水平CCD4、5間に配設され、これらの水平CCD4、5を分離する振分けチャネル6とを有しており、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4(電荷転送路)の信号電荷を、チャネル6を介して複数列の垂直CCDにから遠い側の水平CCD5(電荷転送路)に電荷転送する。
振分けチャネル6上には、絶縁膜を介して、ポリシリコン膜からなる第1層目の振り分け電極15が配置されている。
水平CCD4上には、絶縁膜を介して、図3に示すように、ポリシリコン膜からなる第2層目の電極11Aとポリシリコン膜からなる第3層目の電極11Bとが配置されている。これらの電極11A、11B、電極15および電極9上に、絶縁膜を介して、ポリシリコン膜からなる第4層目の電極10が配置されており、電極10の下部にはバリア領域13が形成されている。
電極11Aと電極11Bの下部の水平CCD4にはそれぞれ、垂直方向に電荷転送するための転送方向付け部14が形成されている。また、この転送方向付け部14は水平方向の転送方向付けも兼ねている。
転送方向付け部14の平面視外形状は、垂直CCDに近い側の辺が長く、遠い側の辺が短い台形状または三角形状に形成されている。また、この転送方向付け部14の平面視外形状は、垂直CCDに近い側から遠い側に向かう第1方向としての垂直方向に対して、片側が水平方向に滑らかに傾斜して狭くなっている台形状または直角三角形状に形成されている。
これは、水平CCD4において、垂直方向にポテンシャル勾配Dが形成されるようにするためである。また、これは、水平CCD4において、水平方向にもポテンシャル勾配が形成されるようにするめたでもある。台形状の方が直角三角形状よりも、鋭角部分が少ないため、加工上容易である。
この転送方向付け部14は、電荷転送電極11Aと電荷転送電極11B下の所定の電荷転送領域(水平CCD4)にB(ボロン)をイオン注入して垂直方向および水平方向にポテンシャル勾配Dを形成するものであるが、水平方向の電荷転送を考慮すると、転送方向付け部14のボロンのイオン注入量はバリア領域13に注入されているボロンの注入量よりも少なくしなければならない。平面視台形状または直角三角形状の所定領域に、一様のボロンのイオン注入濃度でイオン注入されるが、結果的に、ボロンのイオン注入量は、垂直CCDに近い側で面積的に広い分だけ多く、垂直CCDに遠いほど面積的に狭くなる分だけ少なくなる。
N型不純物P(リン)またはAs(砒素)がイオン注入された電荷転送領域(水平CCD4)のうちの所定領域にP型不純物のB(ボロン)(またはBF)をイオン注入すると、ポテンシャル電位が浅くなるので、水平CCD4は、水平CCD5側の方向(垂直方向)に行くほど注入面積的にイオン注入量が少なくなっているので、水平CCD5側の方向(垂直方向)に行くほどポテンシャル電位が深く傾くようになる。このように、転送方向付け部14では、垂直方向および水平方向に電荷転送用のポテンシャル勾配Dが形成されるようになっている。
なお、電荷転送電極11A,11B下の所定の電荷転送領域に電位勾配(ポテンシャル勾配D)を持たせた転送方向付け部14を形成する場合に、前述したように、N型不純物P(リン)またはAs(砒素)がイオン注入された電荷転送領域(水平CCD4)にP型不純物のB(ボロン)をイオン注入する場合とは逆に、N型不純物P(リン)またはAs(砒素)がイオン注入された電荷転送領域(水平CCD4)にN型不純物P(リン)またはAs(砒素)をイオン注入する場合も考えられる。このように、N型不純物P(リン)またはAs(砒素)をイオン注入する場合は、ポテンシャル電位が深くなるので、転送方向付け部14の平面視外形状は、垂直CCDに近い側の辺が短く、遠い側の辺が長い台形状または三角形状の所定形状領域に形成されることになる。電荷取り残し防止の観点からは、P型不純物のB(ボロン)をイオン注入してポテンシャル電位を浅くする方がよい。
上記構成により、本実施形態1の固体撮像素子の動作について説明する。
本実施形態1の固体撮像素子20において、まず、垂直CCD2および3の垂直最終ゲート7下に蓄積されていた信号電荷は、期間t1で、図2に示すように、水平転送電極に印加する駆動パルスΦH1、ΦH2A、ΦH2Bを同時にVに、垂直最終ゲート7に印加する駆動パルスΦVLASTをVからVに、駆動パルスφTをVにすることによって、水平CCD4に対応する電荷転送電極11Aおよび11B下に同時に、図3の第1の信号電荷16のように電荷転送されて水平CCD4の転送領域に信号電荷を蓄積する。
次に、期間t2で、図2に示すように、振分けゲート電極15に印加する駆動パルスΦTをVにすると共に、駆動パルスΦH1、ΦH2Bを同時にVからVとし、駆動パルスΦH2A をVとVの中間値であるVにすることによって、垂直CCD3から電荷転送されてきた信号電荷は、垂直CCD4から振分けチャネル6に電荷転送される。
この場合、電荷転送電極11A、11B下の垂直CCD4にはそれぞれ垂直方向に転送方向付け部14が形成されており、図3に示すようにポテンシャル勾配Dが垂直方向に付いている。したがって、転送方向付け部14によって、水平CCD4の電荷転送電極11A、11B下にポテンシャル勾配D(傾斜部分)を形成して、電荷残りなく、信号電荷がスムーズに水平CCD4から振分けチャネル6側に電荷転送する。
その後、期間t3で、図2に示すように、駆動パルスΦH2AをVからVにすることによって、図3に示すように信号電荷の振分けチャネル6への電荷転送を確実にする。
さらに、期間t4において、図2に示すように、駆動パルスΦH1をVにすると共に、駆動パルスΦTをVにすることによって、図3に示すように振分けチャネル6の信号電荷は蓄積電極9下の水平CCD5へと電荷転送される。
一方、垂直CCD2から電荷転送されてきた信号電荷は、期間t2〜t4においては、振分けチャネル6上のチャネルストッパ1によって水平CCD4にそのまま留まっている。このようにして、垂直CCD2および3からの信号電荷はそれぞれ水平CCD4および5にそれぞれ振分けられ、垂直CCD2および3からの信号電荷の振分け電荷転送が完了する。
さらに、期間t5において、二つの水平CCD4および5内をそれぞれ出力部(電荷検出部)に向って水平方向に電荷転送されると共に、垂直CCD3から水平CCD4に新たに電荷転送されてきた第2の信号電荷17は前回の第1の信号電荷16の電荷残りと混ざってノイズ成分になることがなくなる。
以上により、本実施形態1によれば、2本の水平CCD4,5を持つ固体撮像素子20において、垂直CCDに近い水平CCD4に設けられた2枚の電荷転送電極11A,11Bにおいて、それぞれの電荷転送電極11A,11B下の所定領域に垂直方向および水平方向に転送方向付けを行った転送方向付け部14を設けたため、垂直CCDに近い側の水平CCD4から遠い側の水平CCD5へ、従来のように信号電荷の取り残すことなく、信号電荷を効率よく電荷転送することができる。このため、フレームレートの高い、歩留りの良い固体撮像素子20を得ることができる。
なお。本実施形態1では、水平CCDを2本有する固体撮像素子20について説明したが、これに限らず、水平CCDが3本あってもよく4本あってもよく、水平CCDがそれ以上あってもよい。
この場合、垂直CCDから最も遠い水平CCD以外の水平CCD上に形成されている各電荷転送電極下の領域にそれぞれ転送方向付け部14を形成する。
また、本実施形態1では、垂直CCDに近い側の水平CCD上には2枚の電荷転送電極が配置されている場合について説明したが、これに限らず、3枚の電荷転送電極が配置されていてもよく、4枚の電荷転送電極が配置されていてもよく、それ以上の電荷転送電極が配置されていてもよい。
さらに、本実施形態1では、転送方向付け部14の形状は、垂直CCDに近い側が広く、遠い側が狭い形状であり、その変化のし方が、滑らかである場合について説明したが、これに限らず、階段状に変化する場合であってもよい。
(実施形態2)
上記実施形態1では、垂直CCDに近い側の水平CCD4を垂直方向に2分割して2枚の電極により振り分け電荷転送する場合について説明したが、本実施形態2では、垂直CCDに近い側の水平CCD4を垂直方向に4分割して4枚の電極により振り分け電荷転送する場合について説明する。
図4は、本発明の実施形態2に係る固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。
図4において、本実施形態例2の固体撮像素子20Aは、信号電荷を垂直方向に電荷転送する複数列の第1電荷転送手段としての垂直CCDの垂直最終ゲート(図示せず)から各信号電荷がそれぞれ受け渡されて各信号電荷が割り振られる2行の第2電荷転送手段としての水平CCD4、5と、これらの2本の水平CCD4、5間に配設され、これらの水平CCD4、5を分離する振分けチャネル6とを有しており、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4(電荷転送路)の信号電荷を、複数列の垂直CCDにから遠い側の水平CCD5(電荷転送路)に電荷転送するために、複数列の垂直CCDに近い側の水平CCD4上に、近い側の水平CCD4の幅方向に複数枚(ここでは4枚)の転送電極31〜34が配設されている。
水平CCD4は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極21と、第2ポリシリコン層と第3ポリシリコン層を交互に配置した複数(ここでは4枚)の電荷転送電極31〜34から構成されている。
この水平CCD4は、垂直CCDの垂直最終ゲート(図示せず)から受け渡された各信号電荷を、電荷転送電極21に駆動パルスΦH1を印加すると共に、電荷転送電極31〜34に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送する場合と、電荷転送電極31〜34にそれぞれ駆動パルスΦHa31〜ΦHa34をそれぞれ印加することにより水平CCD5側に電荷転送する場合とがある。電荷転送電極31〜34下の所定の電荷転送領域中にそれぞれ、転送方向付け部14Aがそれぞれ形成されている。
水平CCD5は、第1ポリシリコン層で形成された転送電極21と、第2ポリシリコン層で形成された転送電極22とが水平方向に繰り返し配設されており、転送電極21に駆動パルスΦH1を印加すると共に、転送電極22に駆動パルスΦH2を印加することにより水平方向に電荷転送することができる。
振分けチャネル6は、水平CCD4と水平CCD5との間を分離するものであり、第3ポリシリコン層で構成され、振分けチャネル6と転送電極21が交差するところでは、第1ポリシリコン層で形成された電荷転送電極21下にチャネルストップ部23が設けられており、水平CCD4と水平CCD5とを分離している。
転送方向付け部14Aの平面視外形状は、垂直CCDに近い側の辺が長く、遠い側の辺が短い台形状または三角形状に形成されている。また、この転送方向付け部14Aの平面視外形状は、垂直CCDに近い側から遠い側に向かう第1方向としての垂直方向に対して、片側が水平方向に階段状(段階状)に傾斜して狭くなっている台形状または直角三角形状に形成されている。
これは、水平CCD4において、垂直方向にポテンシャル勾配Dが形成されるようにするためである。また、これは、水平CCD4において、水平方向にもポテンシャル勾配Dが形成されるようにするめたでもある。台形状の方が直角三角形状よりも、鋭角部分が少ないため、加工上容易である。
なお、転送方向付け部14Aの平面視形状は、台形状または三角形状としたが、これに限らず、台形状の傾斜辺が台形状の外側に膨れていてもよく、また、台形状の傾斜辺が台形状の内側に膨れていてもよい。台形状の傾斜辺が台形状の内側に膨れている場合を、台形状の傾斜辺が段階状のものに代えて図4に転送方向付け部14Bで示している。転送方向付け部14Bの場合には、水平CCD4において、水平CCD5から遠い側に電荷残りが発生し難くくなる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3として、本発明の実施形態1、2の固体撮像素子のいずれかを含む固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図5において、本実施形態3の電子情報機器90は、上記実施形態1、2の固体撮像素子20または20Aからの撮像信号を各種信号処理してカラー画像信号を得る固体撮像装置91と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部92と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示手段93と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信手段94とを有している。
なお、この電子情報機器90として、これに限らず、固体撮像装置91の他に、メモリ部92と、表示手段93と、通信手段94と、プリンタなどの画像出力装置95とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態3によれば、この固体撮像装置91からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力装置95により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部92に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、本実施形態1、2では、特に説明しなかったが、垂直電荷転送手段に近い側の水平電荷転送手段(水平CCD4)上の幅方向に複数の電荷転送電極が配置されており、この複数の電荷転送電極下の各電荷転送領域に垂直方向および水平方向の転送方向付け部がそれぞれ形成されている。これによって、垂直CCDに近い側の水平CCD4に配置された複数の電荷転送電極下の所定の電荷転送領域内にそれぞれ転送方向付けを行って、垂直方向および水平方向共に信号電荷を効率よく電荷転送することができる本発明の目的を達成することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜3を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜3に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜3の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の半導体素子で構成された複数の水平転送部を持つ固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、複数の水平CCDを持つ固体撮像素子において、複数本の水平電荷転送手段を持つ固体撮像素子において、垂直電荷転送手段に近い側の水平電荷転送手段に配置された複数の電荷転送電極下の電荷転送領域にそれぞれ転送方向付け部を設けたため、垂直電荷転送手段に近い側の水平電荷転送手段から遠い側の水平電荷転送手段へ、信号電荷の取り残しなく信号電荷を効率よく垂直方向に電荷転送でき、これと同時に、これに直交する水平方向にも転送方向付けを行うことにより、信号電荷の取り残しなく信号電荷の電荷転送を効率よく行うことができる。
本発明の実施形態1に係る固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。 水平ブランキング期間中に図1の各電荷転送電極に印加する各駆動パルスの波形図である。 図1のB−B’線に沿った断面構造および、図2の各期間t1〜t5における各電荷転送電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係る固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。 本発明の実施形態3として、本発明の実施形態1、2の固体撮像素子のいずれかを含む固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 特許文献1に開示されている従来の固体撮像素子の要部構成例を示す水平CCDの平面図である。 水平ブランキング期間中に図6の各電極に印加する駆動パルスの波形図である。 図6のA―A’線に沿った断面構造および、図7の各期間t1〜t5における各電極下の電位分布と信号電荷の電荷転送の様子を示す模式図である。
符号の説明
1 チャネルストップ
2、3 垂直CCD
4、5 水平CCD
6 振分けチャネル
7 垂直最終ゲート
8 金属配線
9、10、11A、11B、12、21、22、31〜34 電極
14、14A、14B 転送方向付け部
15 振り分け電極
20、20A 固体撮像素子
D ポテンシャル勾配
90 電子情報機器
91 固体撮像装置
92 メモリ部
93 表示手段
94 通信手段
95画像出力装置

Claims (9)

  1. 入射光を光電変換して信号電荷を生成する複数の受光部からそれぞれ読み出された各信号電荷を複数の第1電荷転送路を用いて第1方向に電荷転送する複数の第1電荷転送手段と、該複数の第1電荷転送手段からそれぞれ受け渡された各信号電荷を、複数の第2電荷転送路を用いて該第1方向に直交する第2方向にそれぞれ電荷転送する複数の第2電荷転送手段とを有する固体撮像素子において、
    該第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段上の幅方向に複数の電荷転送電極が配置されており、該複数の電荷転送電極下の各電荷転送領域に、電荷残りなく信号電荷をスムーズに電荷転送するための、該第1方向および該第2方向の転送方向付け部がそれぞれ形成されて、該第1電荷転送手段に近い側の第2電荷転送手段上の幅方向に該転送方向付け部が複数形成されており、
    該転送方向付け部は、N型不純物がイオン注入された電荷転送領域のうちの所定形状領域にP型不純物をイオン注入することにより、該第1方向および該第2方向の電荷転送方向に電荷転送用のポテンシャル勾配が形成されており、
    該転送方向付け部のイオン注入の平面視形状は、該所定形状領域として、片側に傾斜辺を持つ台形状の傾斜辺が該台形状の内側に膨れている固体撮像素子。
  2. 前記転送方向付け部は、その平面視形状に渡って一様の不純物濃度で不純物がイオン注入されている請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に遠い側の第2方向の長さ比べて、該第1電荷転送手段に近い側の第2方向の長さを長くした形状である請求項1に記載の固体撮像素子。
  4. 前記転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に近い側から遠い側に向かう第1方向に行くほど、前記第2方向に滑らかまたは段階的に狭くなっている請求項1または3に記載の固体撮像素子。
  5. 前記転送方向付け部の平面視形状は、前記第1電荷転送手段に近い側から遠い側に向かう第1方向に対して片側が前記第2方向に狭くなっている請求項1、3および4のいずれかに記載の固体撮像素子。
  6. 前記複数の第1電荷転送手段からの信号電荷が、複数の第2電荷転送手段に割り振られている請求項1に記載の固体撮像素子。
  7. 前記複数の電荷転送電極の数は少なくとも2枚以上で構成されている請求項1に記載の固体撮像素子。
  8. 記P型不純物はB(ボロン)である請求項に記載の固体撮像素子。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載の固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
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