JP4942412B2 - 主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット - Google Patents

主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット Download PDF

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Description

本発明は、各種のワークを加工する工作機械の主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニットに関する。
一般に、工作機械の主軸装置は、主軸頭の内部に主軸を回転可能に支持し、該主軸の前端部に工具ホルダをクランプするクランプ機構を装着している。主軸の貫通孔に前記クランプ機構のクランプ動作又はアンクランプ動作を行うドローイングバーを収容し、前記ドローイングバーの中間部外周面に一体に形成されたバネ受部材と、主軸の貫通孔の内周面に形成された段差部との間に、前記ドローイングバーをクランプ方向に付勢する皿バネを積層状態で介在している。そして、主軸頭側に設けたクランプ解除機構によって、前記ドローイングバーを皿バネの付勢力に抗して、軸方向前方に移動することにより、クランプ機構による工具ホルダのクランプ状態を解除するようになっている。(特許文献1参照)
特開平1−135403号公報
ところが、上記従来の工作機械の主軸装置は、前記皿バネの前端面が主軸側の段差部に係止されているので、クランプ機構及び皿バネなどよりなる付勢機構の保守点検あるいは故障の修理を行う場合には、主軸後部から取り外す必要があり、作業が非常に面倒であるという問題があった。
又、従来の主軸装置は、主軸内でのドローイングバーの相対回動を阻止するために、主軸に対し回り止めピンを挿入し、主軸の貫通孔側に突出した回り止めピンの先端部を前記ドローイングバーの先端部外周面に形成された案内溝に係合する構成をとっていた。このため、ドローイングバーを、主軸の貫通孔から取り出す場合には、主軸頭から主軸を取り外した後に、前記回り止めピンを取り外さなければならず、保守点検あるいは修理作業が非常に面倒であるという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、クランプ機構、付勢機構及びドローイングバーを主軸前方から一括して容易に取り外すことができ、メンテナンスの作業性を向上することができる工作機械に用いる工具ホルダクランプユニットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、主軸装置の主軸に形成された軸孔に取り外し可能に装着される工具ホルダクランプユニットであって、前記工具ホルダクランプユニットは、前記主軸の先端面にボルトにより取り付けられるフランジ部が一体形成された筒状ケースと、前記筒状ケースの内部で工具ホルダをクランプするクランプ機構と、前記筒状ケースの後端部に対し前記クランプ機構をクランプ動作又はアンクランプ動作するように所定のストローク範囲内で往復動可能に連結したドローイングバーと、前記ドローイングバーの後端部に取り付けられたバネ受部材と、前記筒状ケースの後端面と前記バネ受部材との間に介在されて、前記ドローイングバーをクランプ方向に付勢するための付勢部材と、を備え、前記筒状ケースと前記ドローイングバーとの間には、両部材の相対回動を阻止する回動阻止手段が設けられ、前記軸孔のうち、前記工具ホルダクランプユニットの装着される部分の径寸法は、該軸孔の先端から後端に行くに従い段階的に小さくなるように形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記筒状ケースとドローイングバーとの相対回動を阻止する回動阻止手段は、該筒状ケースの後端部内周面に形成された回動阻止部に対し、前記ドローイングバーの先端部寄り外周面に形成された回動阻止部を嵌め合わせた構造であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記筒状ケースはその軸線方向の中間部において複数の筒状ケース片に分割され、各筒状ケース片の接合端面には、筒状ケース片どうしの相対回動を阻止する凹凸構造の回動阻止手段が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記筒状ケースの内部には、前記クランプ機構を構成するスライダが所定のストローク範囲内で往復動可能に収容され、前記スライダの後端部には、外周に凸部を有するボス部が形成され、前記ドローイングバーの先端部には、前記ボス部を挿入する挿入孔及び凸部を案内する案内溝が形成され、前記挿入孔の中間部には前記凸部を係止可能な係止凹部が形成され、ドローイングバーとスライダを相対回動することにより、ドローイングバーとスライダを軸方向の移動不能に連結するように構成され、前記筒状ケースとスライダとの間には両部材の相対回動を阻止する回動阻止手段が設けられていることを要旨とする。
請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明によれば、主軸の先端面にボルトにより取り付けられるフランジ部を有する筒状ケースの内部に工具ホルダをクランプするクランプ機構を設け、前記筒状ケースの後端部に対し前記クランプ機構をクランプ動作又はアンクランプ動作するドローイングバーを所定のストローク範囲内で往復動可能に連結して工具ホルダクランプユニットを構成した。このため、工具ホルダクランプユニット全体を主軸の貫通孔に対し主軸前方から脱着することで、クランプ機構、ドローイングバー及び付勢機構を一括して取り出すことができる。又、工具ホルダクランプユニットを抜き出した際に、付勢機構の状態やその不具合等が外見から容易に判断可能である。これらの理由により、保守点検や修理を容易に行うことができる。
又、請求項1記載の発明は、主軸内でのドローイングバーの相対回転を阻止する手段を主軸とは切り離して、前記筒状ケースとドローイングバーとの間に設けたことにより、工具ホルダクランプユニット全体を主軸の貫通孔に対し、主軸前方から容易に脱着することができる。さらに、付勢部材をドローイングバーの外周面に露出させることができ、該付勢部材の保守点検や修理を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、筒状ケースとドローイングバーとの相対回動阻止を簡単な回動阻止手段によって実現することができる。
請求項3に記載の発明は、複数の筒状ケース片どうしの相対回動阻止を簡単な回動阻止手段によって実現することができる。
請求項4に記載の発明は、筒状ケースの内部にクランプ機構を簡単な組み付け構造にて組み込むことができる。
以下、本発明を具体化した工作機械に用いられる主軸装置の一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、主軸装置11の主軸頭12は外筒13及び内筒14から構成され、その内筒14の内側には主軸15が複数のベアリング16を介して所定位置において回転可能に支持されている。前記主軸頭12の外筒13の後端部には、モータ18が取り付けられ、その回転軸19にはカップリング20によって、前記主軸15の後端部が連結され、回転軸19の回転によって、カップリング20を介して主軸15が回転されるようになっている。
図2に示すように、主軸15の中心部には後述する工具ホルダクランプユニット22を取り外し可能に嵌入するための貫通孔151が形成され、主軸15の前端面には工具ホルダクランプユニット22を主軸15に固定するためのネジ孔152が複数箇所に形成されている。前記主軸15の前記工具ホルダクランプユニット22を嵌入する貫通孔151の直径寸法は、図2に示すように前端(図2の左端)から後端(図2の右端)へ行くに従い段階的に小さくなるように形成されている。
図3に示す工具ホルダ21は、いわゆるBTホルダである。この工具ホルダクランプユニット22を構成する横円筒状をなす筒状ケース23の先端部(図3の左端)には、前記工具ホルダ21のテーパシャンク部211を嵌入する工具装着孔231が形成され、先端部外周にはフランジ部232が一体に形成されている。このフランジ部232には、複数箇所にボルト挿通孔233が形成され、図1に示すように主軸15の先端面に形成された前記ネジ孔152にボルト挿通孔233からボルト24を螺合することによって、筒状ケース23を主軸15に固定するようになっている。
前記筒状ケース23の内部には、クランプ機構25が収容され、このクランプ機構25は筒状ケース23の工具装着孔231に挿入された前記工具ホルダ21を、そのテーパシャンク部211の先端部に突出形成されたプルスタッド部212と係合して後方向へ引き込むことで、所定位置にクランプする。このクランプ機構25について説明すると、前記筒状ケース23の後端部の内周面234には、軸心にクーラント通路261を有するスライダ26が所定のストローク範囲で軸方向の往復動可能に挿入されている。このスライダ26の先端部には、複数箇所に後に詳述するクランプ部材27が連結バネ28によって、筒状ケース23の半径方向への往復傾動可能に互いに連結されて係合されている。
前記筒状ケース23の後端部には、横円筒状をなす筒状ケース31が接合されている。前記スライダ26の後端部には、ボス部262が一体に形成され、その外周面には、図5に示すように、凸部263が一体に、かつ周方向に所定間隔をおいて2箇所に形成され、この凸部263から前方に所定距離隔てた位置に環状突条264が一体に形成されている。前記ボス部262には中心部にクーラント通路361を有するドローイングバー36の前端部が連結されている。前記筒状ケース31の前端の接合端面311には前記筒状ケース23の後端の接合端面238に形成された凸部239を嵌入するための凹部312が形成され、凹部312に凸部239を嵌入した状態で、筒状ケース23と筒状ケース31が相対回動不能に接合されるようになっている。(図6(a)参照)この実施形態では前記凸部239と凹部312により筒状ケース23と筒状ケース31の相対回動を阻止する回動阻止手段が構成されている。
前記ドローイングバー36の前端部には、図5に示すように前記筒状ケース31に形成された大径寸法の収容孔313に嵌入される大径寸法の第1係合部362が一体に形成され、この第1係合部362の後端面には該第1係合部362よりも小径寸法で、かつ前記筒状ケース31に形成された収容孔314に嵌入される第2係合部363が一体に形成されている。この第2係合部363には前記筒状ケース31の収容孔314に形成された対向する回動阻止部としての一対の平面315,315に嵌り合う回動阻止部としての一対の平面364,364が形成されている。そして、図5において筒状ケース31に対し、ドローイングバー36が接合端面311側から挿入されると、前記第2係合部363の平面364,364が収容孔314の平面315,315に面合わせされ、嵌まり合いにより、筒状ケース31とドローイングバー36の相対回動が阻止されるようになっている。(図6(b)参照)この実施形態では、前記筒状ケース31の収容孔314の平面315,315と、前記第2係合部363の平面364,364とにより筒状ケース31とドローイングバー36の相対回動を阻止する回動阻止手段が構成されている。
前記第1係合部362及び第2係合部363には前記ボス部262を挿入可能な挿入孔365が形成され、該挿入孔365の内周面には、前記ボス部262の凸部263を軸方向に案内移動するための案内溝366が二箇所に形成され、この案内溝366,366の内端部には、前記凸部263を係止するための係止凹部367が形成されている。従って、前記ドローイングバー36の挿入孔365及び案内溝366から、スライダ26のボス部262及び凸部263,263を挿入し、凸部263,263が係止凹部367の内部に移動され、かつ、環状突条264が第1係合部362の先端面に接触された状態で、スライダ26を90°回動することによりスライダ26とドローイングバー36を軸方向の相対移動不能に連結するようにしている。(図6(c)参照)
図3に示すように、前記スライダ26の外周面には、軸方向と平行に案内溝265が形成され、前記筒状ケース23の内周面234には、前記案内溝265に嵌入されたストッパ32がビス33によって、所定位置に取り付けられている。前記案内溝265の先端部には、ストッパ34がビス35によって取り付けられている。そして、図6(c)の連結状態で前記案内溝265とストッパ32によって、前記筒状ケース23の内周面234内でのスライダ26の軸方向への移動が許容され、筒状ケース23とスライダ26の相対回動が阻止されるようになっている。この実施形態では、前記スライダ26の案内溝265と、前記筒状ケース23に取り付けたストッパ32とにより筒状ケース23とスライダ26の相対回動を阻止する回動阻止手段が構成されている。
前記スライダ26の先端部に一体形成された小径の操作筒部266の外周面には、その円周方向に環状突部267が前後2箇所に所定の間隔をおいて一体に形成されている。一方、前記クランプ部材27の先端部内側には、クランプ爪271が一体に形成され、中間部には前記スライダ26の環状突部267に対応するように、凹部272が二箇所に形成されている。さらに、前記筒状ケース23の内周面234には、前記クランプ部材27の外側に形成された係止突起273と対応するように段差部235が形成されるとともに、前記クランプ部材27の後端部外側に形成された係止突起274と対応するように段差部236が形成されている。
前記スライダ26の中心部に形成されたクーラント通路261には、クーラント通路381を有するクーラント供給ノズル38が軸方向の往復動可能に挿入され、前記スライダ26のクーラント通路261の内周面に形成された段差部268にクーラント供給ノズル38の基端部の外周面に一体に形成された大径部382を係止することによって、クーラント供給ノズル38が軸方向前方に抜けないようになっている。前記クーラント供給ノズル38の後端面と、前記スライダ26のクーラント通路261の途中に形成された段差部との間には、コイルバネ39が介在され、常には、クーラント供給ノズル38を前方に付勢している。これによって、クーラント供給ノズル38の先端面が、工具ホルダ21に形成されたクーラント通路213の後端開口に押圧され、ドローイングバー36のクーラント通路361からクーラント通路261及びクーラント通路381等を介して、クーラントが工具ホルダ21の中心部に供給されるようになっている。
前記ドローイングバー36の後端部外周面には、雄ネジ部368が形成され、この雄ネジ部368にバネ受部材41が螺合され、セットボルト42によって相対回動不能に連結されている。前記筒状ケース31と、バネ受部材41の間には、付勢部材としての多数枚の皿バネ43が軸方向に積層状態で介装されている。ドローイングバー36の後端部には前記クーラント通路361よりも大径の連結孔369が形成されている。
この実施形態では、前述した筒状ケース31、ドローイングバー36、バネ受部材41及び皿バネ43等によって、クランプ機構25のクランプ部材27のスライダ26をクランプ状態に付勢するための付勢機構44が構成されている。
図3は、前記スライダ26が皿バネ43によって後方に移動されることにより、クランプ部材27が操作筒部266及び環状突部267によって後方に移動され、クランプ部材27によって工具ホルダ21がプルスタッド部212を介して、後方に引き込まれ、クランプされた状態を示す。この状態においては、前記スライダ26の環状突部267が前記クランプ部材27の凹部272から抜け出て突部に乗り上げて、各クランプ爪271が閉じる方向に変位され、各クランプ爪271が工具ホルダ21のプルスタッド部212に係止され、係止突起273が筒状ケース23の段差部235に乗り上げ、さらに、前記係止突起274が段差部236に係止された状態になっている。
この状態において、後述するクランプ解除機構50によって前記ドローイングバー36が皿バネ43の付勢力に抗して、前方に移動されると、前記スライダ26の環状突部267が、クランプ部材27の凹部272に嵌入されるとともに、スライダ26の大径部の前端面によって、クランプ部材27の後端面が押圧され、クランプ部材27が図4に示すように前方へ移動すると同時に拡開され、工具ホルダ21のクランプ状態を解除する位置に変位される。
次に、図1に示すように前記主軸頭12側に装着され、前記工具ホルダクランプユニット22のドローイングバー36を前方に移動して、クランプ機構25のクランプ状態を解除するようにしたクランプ解除機構50について説明する。
図1に示すように、前記主軸15の貫通孔151内には前記バネ受部材41の後端面に接触するように作動部材51が軸方向の往復動可能に収容され、該作動部材51に半径方向に形成された貫通孔511には作動ピン52が貫通固定されている。前記主軸15には前記作動ピン52の両端部を外部に突出するように、かつ作動ピン52が軸方向に所定のストローク範囲内で往復動するように案内通路154が二箇所に形成されている。この作動ピン52と対応するように前記外筒13の後端部内周面131と前記主軸15の外周面との間にはピストン53が軸方向に所定のストローク範囲内で往復動可能に収容されている。前記外筒13の後端部にはピストン53の位置規制リング54が取り付けられている。
次に、ドローイングバー36のクーラント通路361の後端開口に前記回転軸19側からクーラントを供給するためのクーラント供給経路について説明する。
前記作動部材51及び作動ピン52の中心部には、クーラント通路611を有するクーラント供給パイプ61が軸方向に貫通支持されている。このクーラント供給パイプ61の前端部は、前記ドローイングバー36の前記連結孔369にシールを介して嵌入結合され、後端部にはクーラント通路611よりも大径の案内孔612が形成されている。この案内孔612と前記回転軸19の先端部に形成されたクーラント通路191の先端部との間には、クーラント通路621を有するクーラント供給パイプ62がシールを介して連結されている。
この実施形態ではクーラント通路611,621,361及びクーラント通路381等によって、工具ホルダ21のクーラント通路213にクーラントを供給するためのクーラント供給経路64が構成されている。
なお、図1に示すように、前記主軸頭12の前端面には、ヘッドカバー71が取り付けられている。
次に、前記のように構成した主軸装置について、その動作を説明する。
図1は主軸15の貫通孔151内に図3に示す一体化された工具ホルダクランプユニット22が挿入され、筒状ケース23のフランジ部232がボルト24によって主軸15の前端面のネジ孔152に螺合されて取付固定された状態を示す。又、この主軸15に装着された工具ホルダ21が工具ホルダクランプユニット22内のクランプ機構25によってクランプされ、ドローイングバー36の後端部の連結孔369にクーラント供給パイプ61の先端部が嵌入結合されるとともに、バネ受部材41の後端面がクランプ解除機構50の作動部材51の前端面に接触した状態となっている。さらに、前記クランプ機構25がクランプ状態に保持され、クランプ解除機構50が非解除状態に保持されている。
この状態において、モータ18の回転軸19によってカップリング20を介して主軸15が回転されると、工具ホルダクランプユニット22及び工具ホルダ21が工具とともに回転され、図示しない工作機械のテーブル上に支持されたワークの加工作業が行われる。
このワークの加工中には、前記クーラント供給経路64を通して工具ホルダ21のクーラント通路213にクーラントが供給され、ワークの加工部の潤滑と冷却が行われる。
ワークの加工が終了して、工具ホルダクランプユニット22のクランプ機構25による工具ホルダ21のクランプを解除する場合には、クランプ解除機構50のピストン53が図1において前方に移動されて、ピストン53が同方向に移動され、ピストン53によって作動部材51及び作動ピン52が前方に移動される。この作動部材51の前方への移動により工具ホルダクランプユニット22側のバネ受部材41が前方に移動され、ドローイングバー36が皿バネ43の付勢力に抗して前方に移動され、前述したようにクランプ機構25による工具ホルダ21のクランプ状態が解除される。この状態で、図示しない工作機械の工具自動交換装置により工具ホルダ21が別の工具ホルダ21と交換される。
一方、工具ホルダクランプユニット22の保守点検或いは修理を行う場合には、工具ホルダクランプユニット22の工具装着孔231から工具ホルダ21を取り外す。この状態では、皿バネ43によりクランプ機構25が空のクランプ状態となる。この状態で、ボルト24を取り外す。そして、工具ホルダクランプユニット22を主軸15の貫通孔151から主軸前方に引き抜くことにより、図3に示す状態の工具ホルダクランプユニット22が主軸15の貫通孔151の外部に取り出される。
上記実施形態の主軸装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、図3に示すように工具ホルダクランプユニット22のドローイングバー36の後端部にバネ受部材41を嵌合固定し、筒状ケース31とバネ受部材41の間に前記クランプ機構25をクランプ状態に付勢するための皿バネ43を介在した。そして、工具ホルダクランプユニット22側にクランプ機構25と付勢機構44を全て装着するようにした。このため、工具ホルダクランプユニット22全体を主軸15の前面側から該主軸15の貫通孔151内に嵌入したり、取り外したりすることができ、クランプ機構25及び付勢機構44も一体に取り出され、クランプ機構25、ドローイングバー36及び付勢機構44の保守、点検或いは修理を容易に行うことができ、メンテナンスの作業性を向上できる。すなわち、皿バネ43の交換についても、主軸装置の後方側から他の部品を取り外して作業する煩わしさがなくなり、主軸15の前方から取り出した状態の工具ホルダクランプユニット22から如何なる場所でも、簡単に皿バネ43を取り外したり装着したりすることが可能となる。
(2)上記実施形態では、工具ホルダクランプユニット22側にクランプ機構25、ドローイングバー36及び付勢機構44を装着してユニット化したので、主軸15の貫通孔151の内周面に付勢機構44の皿バネ43の前端を係止するフランジ状の段差部を形成しなくてもよい。このため、主軸15の貫通孔151の孔径寸法を前端から後端へ行くに従い段階的に小さくする構成とすることができる。従って、主軸15の貫通孔151の加工作業を主軸15の軸方向の前方のみから行えばよく、加工作業の能率を向上することができる。
(3)上記実施形態では、前記筒状ケース23の後端面に対し、別の筒状ケース31の前端面を突き合わせ、凸部239及び凹部312によって、筒状ケース23と筒状ケース31の相対回動を阻止すると共に、前記筒状ケース31の収容孔314の両平面315に対し、ドローイングバー36の第2係合部363の両平面364を面合わせして、嵌め合わせることにより、筒状ケース31とドローイングバー36の相対回動を阻止するように構成した。又、筒状ケース23に取り付けたストッパ32を前記スライダ26に形成された案内溝265に嵌入することにより、前記筒状ケース23とスライダ26の相対回動を阻止するようにした。このため、筒状ケース23に対し、スライダ26、筒状ケース31及びドローイングバー36が相対回動不能に装着されるので、主軸15の回転中に前記各部材を安定して保持することができるとともに、主軸15が停止された状態で、工具ホルダ21のクランプ動作又はアンクランプ動作を円滑に行うことができる。
次に、この発明の別の実施形態を図7及び図8に基づいて説明する。
この実施形態においては前述した実施形態で用いた工具ホルダ21とは異なる形式の工具ホルダ21に対応するもので、工具ホルダクランプユニット22の工具装着孔231とクランプ機構25の形態が前述した実施形態の構成と異なり、その他の構成は、前述した実施形態と同様であるため説明を省略する。
この実施形態で用いられる工具ホルダ21は、いわゆるHSKホルダで、図7及び図8の二点鎖線で示すように、そのテーパシャンク部211は、後部を開口した空洞に形成され、テーパシャンク部211の外周テーパと、その前方のホルダ部の後端面とで位置拘束される二面拘束タイプのものである。
前記スライダ26の先端部に形成された雄ネジ部269は、横円筒状をなす操作筒81の内周面に形成されたネジ孔811に螺合されている。前記操作筒81の外周面には、複数のクランプ部材82が接触され、各クランプ部材82の先端縁821は、前記操作筒81の外周面に形成された段差部812に乗り上げ可能に近接配置されている。前記操作筒81の後端縁813は、前記クランプ部材82の後端部内側に突出形成された段差部822に乗り上げ可能に近接配置されている。前記クランプ部材82の先端外側縁には、前記工具ホルダ21のテーパシャンク部211の内周面に突出形成された係止段部214に係止可能なクランプ爪823が形成されている。前記クランプ部材82の後端面には傾斜面824が形成され、この傾斜面824と対応するように前記筒状ケース23の内部には案内筒83が軸方向の往復動可能に収容され、この案内筒83の前端面に形成された案内斜面831が前記傾斜面824に摺動可能に接触されている。筒状ケース23の内周面234に形成された段差部237に係止されたバネ受部材84と、前記案内筒83との間には、皿バネ85が介在されている。前記筒状ケース23の内周面234に形成された案内斜面240には前記クランプ部材82の外側に形成された案内斜面825が摺動可能に接触されている。
前記工具ホルダ21には前記クーラント通路213に連通するクーラント通路861を有する連結筒86が取り付けられ、主軸15への装着時に、その先端部が前記操作筒81の中心に形成されたクーラント通路814にシールを介して嵌入結合され、クーラントを供給可能になっている。
次に、工具ホルダ21のクランプ解除動作について説明する。
図7は、皿バネ43によって、前記スライダ26、ドローイングバー36及び操作筒81が後方向(図7の右方)に移動され、操作筒81の段差部812にクランプ部材82の先端縁821が乗り上げ、操作筒81の後端縁813がクランプ部材82の段差部822に乗り上げた状態を示す。又、図7は、前記クランプ部材82が操作筒81の半径方向外側に移動され、クランプ爪823が工具ホルダ21の係止段部214に係止され、工具ホルダ21が引き込まれて、そのホルダ部の後端面を筒状ケース23の先端面に密着させた工具ホルダ21のクランプ状態を示す。さらに、図7は、前記案内筒83の案内斜面831が、クランプ部材82の傾斜面824によって後方向に移動され、バネ85が圧縮された状態になっている。
この状態において、ドローイングバー36及びバネ受部材41が筒状ケース23及び筒状ケース31に対して前方に移動されると、スライダ26の先端部に連結された操作筒81が図8に示すように前方に移動され、操作筒81の段差部812がクランプ部材82の先端縁821から前方へ離隔する方向に移動され、バネ85によって、案内筒83が前方に移動され、案内斜面831によって、クランプ部材82の傾斜面824が押圧されるので、クランプ部材82が操作筒81の半径方向内方に移動される。このため、操作筒81の後端縁813が段差部822から離隔する方向に移動され、図8に示すようにクランプ部材82による工具ホルダ21のクランプ状態が解除される。
なお、工具ホルダ21をクランプする動作は、クランプ解除動作と逆の手順で行われる。
上記実施形態においても、前述した実施形態であげた効果と同様の効果を奏する。
次に、図9及び図10に基づいて、この発明のさらに別の実施形態について説明する。
この実施形態においても前述した二つの実施形態で用いた工具ホルダ21とは、さらに異なる形式の工具ホルダ21に対応するもので、工具ホルダクランプユニット22の工具装着孔231及びクランプ機構25の形態が前述した実施形態の構成と異なり、その他の構成は、前述した実施形態と同様であるため説明を省略する。
この実施形態で用いられる工具ホルダ21は、いわゆるKMホルダで、図9及び図10の二点鎖線で示すように、そのテーパシャンク部211には、後部を開口した空洞に形成され、テーパシャンク部211の外周テーパと、その前方のホルダ部の後端面とで、位置拘束される二面拘束タイプのものであるが、テーパシャンク部211の内周面には、円周方向に2箇所の係止孔215が外周面へ貫通して形成されている。
図9に示すように前記スライダ26の先端部には、操作部270が一体に形成され、その外周面には、ボール92を係合するための係合凹部87が形成されるとともに、係合凹部87の前方(図9の左方)近傍には該係合凹部87に連なる案内斜面88が形成されている。前記筒状ケース23の内周面には、貫通孔911を有するボールホルダ91が所定位置に嵌入固定されている。このボールホルダ91の先端部寄りには、ボール92を係止可能な係止孔912が2箇所に形成されている。前記工具ホルダ21の係止孔215には、前記ボール92が嵌入されるようになっている。
次に、工具ホルダ21のクランプ解除動作について説明する。
図9はドローイングバー36及びバネ受部材41が皿バネ43によって、後方向に移動され、スライダ26及びその操作部270が後方向に移動され、操作部270の案内斜面88によって、ボール92が係止孔912内において、ボールホルダ91の半径方向外方に移動され、係止孔215にもボール92が嵌入され、ボール92を介して工具ホルダ21が引き込まれて、そのホルダ部の後端面を筒状ケース23の先端面に密着させた工具ホルダ21のクランプ状態を示す。この状態において、前記筒状ケース23及び筒状ケース31に対し、ドローイングバー36及びバネ受部材41が皿バネ43の付勢力に抗して前方へ移動されると、図10に示すようにスライダ26及びその操作部270が前方に移動され、操作部270の案内斜面88が前方に移動されるので、係合凹部87がボール92と対応し、ボール92が係止孔215から係止孔912に案内されて、係合凹部87に係合される。このため、図10に示すように工具ホルダ21のクランプ状態が解除される。
なお、工具ホルダ21をクランプする動作は、クランプ解除動作と逆の手順で行われる。
上記実施形態の工具ホルダクランプユニット22においても、図1で述べた実施形態の工具ホルダクランプユニット22の効果と同様の効果がある。
ところで、図1に示す主軸装置において、図7や図9のようなクランプ方式に変更があった場合、工具ホルダ21のみを交換するだけでよく、その他の部品を共通化することができる。この発明の主軸装置は、クランプ仕様の異なる工作機械を製作する場合に、工具ホルダクランプユニット22以外の部品を共通化できるため、製作の費用を削減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・皿バネ43に代えて、コイルバネ或いはその他の付勢部材を用いてもよい。
・クランプ機構25の構成を適宜に変更してもよい。
・付勢機構44の構成を適宜に変更してもよい。
・前記クーラント供給経路64を省略してもよい。
・前記筒状ケース31の平面315及びドローイングバー36の平面364以外の回動阻止部を用いてもよい。
この発明の工作機械の主軸装置を示す中央部縦断面図。 工具ホルダクランプユニットを外した状態の主軸装置を示す中央部縦断面図。 工具ホルダクランプユニットのクランプ状態を示す中央部縦断面図。 工具ホルダクランプユニットのアンクランプ状態を示す中央部縦断面図。 筒状ケース、スライダ、筒状ケース及びドローイングバーの分離斜視図。 (a)、(b)及び(c)は、図3の1−1線、2−2線及び3−3線断面図。 この発明の別の実施形態の工具ホルダクランプユニットのクランプ状態を示す中央部縦断面図。 図7に示す工具ホルダクランプユニットのアンクランプ状態を示す中央部縦断面図。 この発明のさらに別の実施形態の工具ホルダクランプユニットのクランプ状態を示す中央部縦断面図。 図9に示す工具ホルダクランプユニットのアンクランプ状態を示す中央部縦断面図。
符号の説明
11…主軸装置、15…主軸、21…工具ホルダ、22…工具ホルダクランプユニット、23,31…筒状ケース、239,263…凸部、262…ボス部、24…ボルト、25…クランプ機構、26…スライダ、265,366…案内溝、36…ドローイングバー、131…後端部内周面、232…フランジ部、238…接合端面、315,364…回動阻止部としての平面、41,84…バネ受部材、365…挿入孔、367…係止凹部。

Claims (4)

  1. 主軸装置の主軸に形成された軸孔に取り外し可能に装着される工具ホルダクランプユニットであって、
    前記工具ホルダクランプユニットは、
    前記主軸の先端面にボルトにより取り付けられるフランジ部が一体形成された筒状ケースと、
    前記筒状ケースの内部で工具ホルダをクランプするクランプ機構と、
    前記筒状ケースの後端部に対し前記クランプ機構をクランプ動作又はアンクランプ動作するように所定のストローク範囲内で往復動可能に連結したドローイングバーと、
    前記ドローイングバーの後端部に取り付けられたバネ受部材と、
    前記筒状ケースの後端面と前記バネ受部材との間に介在されて、前記ドローイングバーをクランプ方向に付勢するための付勢部材と、
    を備え、
    前記筒状ケースと前記ドローイングバーとの間には、両部材の相対回動を阻止する回動阻止手段が設けられ、
    前記軸孔のうち、前記工具ホルダクランプユニットの装着される部分の径寸法は、該軸孔の先端から後端に行くに従い段階的に小さくなるように形成されていることを特徴とする主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット。
  2. 請求項1において、前記筒状ケースとドローイングバーとの相対回動を阻止する回動阻止手段は、該筒状ケースの後端部内周面に形成された回動阻止部に対し、前記ドローイングバーの先端部寄り外周面に形成された回動阻止部を嵌め合わせた構造である主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット。
  3. 請求項1又は2において、前記筒状ケースはその軸線方向の中間部において複数の筒状ケース片に分割され、各筒状ケース片の接合端面には、筒状ケース片どうしの相対回動を阻止する凹凸構造の回動阻止手段が設けられていることを特徴とする主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記筒状ケースの内部には、前記クランプ機構を構成するスライダが所定のストローク範囲内で往復動可能に収容され、前記スライダの後端部には、外周に凸部を有するボス部が形成され、前記ドローイングバーの先端部には、前記ボス部を挿入する挿入孔及び凸部を案内する案内溝が形成され、前記挿入孔の中間部には前記凸部を係止可能な係止凹部が形成され、ドローイングバーとスライダを相対回動することにより、ドローイングバーとスライダを軸方向の移動不能に連結するように構成され、前記筒状ケースとスライダとの間には両部材の相対回動を阻止する回動阻止手段が設けられている主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット。
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