JP4942383B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える画像形成装置において、
前記液体吐出ヘッドを搭載し、主走査方向に移動するキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作及び前記キャリッジの移動を制御する制御手段と、
装置の環境湿度を検出する手段と、を備え、
前記液体吐出ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させるときの滴速度は、画像形成に寄与する液滴を吐出するときの最大滴速度よりも速く、
前記制御手段は、
前記環境湿度の検出結果から低湿環境か高湿環境かを判別し、
前記空吐出動作終了後前記キャリッジの移動を開始させるとき、低湿環境であるときには予め定めた第1の待ち時間経過後に前記キャリッジの移動を開始させ、高湿環境であるときには予め定めた第1の待ち時間より短い第2の待ち時間経過後に前記キャリッジの移動を開始させる
構成とした。
この画像形成装置は、装置本体1と、装置本体1に装着された用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備えている。さらに、装置本体1の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体1の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部4を有し、このカートリッジ装填部4の上面は操作ボタンや表示器などを設ける操作/表示部5としている。
図示しない左右の側板間に横架したガイド部材であるガイドロッド21とステー22とでキャリッジ23を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ24によって駆動プーリ25と従動プーリ26間に架け渡したタイミングベルト27を介して図3で矢示方向(キャリッジ走査方向:主走査方向)に移動走査する。
撥水層を形成する材料としては、フッ素系化合物やシリコーン樹脂を含有する樹脂が良い。フッ素を含有する樹脂としては、PTFE、PFA、ETFEなどが知られているが、撥インク性の面からはPTFEが好ましい。また、インク中にフッ素系の添加物を含む場合は、ジメチルシリコーンの樹脂膜が好ましい。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司る、本発明に係る空吐出動作に関する制御をする手段などを兼ねたマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
印刷制御部302は、上述したように、1印刷周期内に複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形(共通駆動波形)を生成して出力する駆動波形生成部401と、印刷画像に応じた2ビットの画像データ(階調信号0、1)と、クロック信号、ラッチ信号(LAT)、滴制御信号M0〜M3を出力するデータ転送部402とを備えている。
駆動波形生成部401は、印字を行うときには、1印刷周期(1駆動周期)内に、図8に示すように、基準電位Veから立ち下がる波形要素、立下り後の電位に保持する波形要素、ホールド後基準電位Veまでそのまま又は段階的に立ち上がる波形要素で構成される4個の駆動パルスP1ないしP4と、基準電位Veから立ち下がる波形要素、立下り後の電位に保持する波形要素、ホールド後基準電位Veよりも高い電位まで段階的に立ち上がる波形要素で構成される1個の駆動パルスP5からなる印字用駆動信号(駆動波形)を生成して出力する。
印字用液滴の最大滴体積Mj1が20〔pl〕である装置において、空吐出用液滴の滴体積Mj2を10〔pl〕、20〔pl〕、30〔pl〕として空吐出を行い、各滴体積におけるミスト飛散量、回復されないノズル数(非吐出ノズル数)を確認した。なお、ミスト飛散量は目視評価とし、ミストが目立つときを「×」、ミストが認められないときを「○」、ミストが認められるが印字品質に影響を与える程度ではないときを「△」とした。この結果を図11に示している。
実験によると、図12に示すように、空吐出動作によって空吐出用液滴を吐出してからキャリッジ23の移動を開始するまでの時間(これを「待ち時間」という。)とミスト量との関係は、待ち時間が長くなるほど、キャリッジの移動による気流の影響を受け難くなることから、ミスト量が少なくなる。
まず、空吐出動作のタイミングでエントリィされてこの処理を開始し、所要の空吐出動作を行った後、印刷モードが速度優先モードか画質優先モードかを判別する。
23…キャリッジ
31…記録ヘッド
32…サブタンク
51…搬送ベルト
81…維持回復機構
84…空吐出受け
88…空吐出受け
300…制御部
313…環境センサ
Claims (2)
- 記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える画像形成装置において、
前記液体吐出ヘッドを搭載し、主走査方向に移動するキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作及び前記キャリッジの移動を制御する制御手段と、
装置の環境湿度を検出する手段と、を備え、
前記液体吐出ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させるときの滴速度は、画像形成に寄与する液滴を吐出するときの最大滴速度よりも速く、
前記制御手段は、
前記環境湿度の検出結果から低湿環境か高湿環境かを判別し、
前記空吐出動作終了後前記キャリッジの移動を開始させるとき、低湿環境であるときには予め定めた第1の待ち時間経過後に前記キャリッジの移動を開始させ、高湿環境であるときには予め定めた第1の待ち時間より短い第2の待ち時間経過後に前記キャリッジの移動を開始させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記液体吐出ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させるときの滴体積は、画像形成に寄与する液滴を吐出するときの最大滴体積よりも大きい
ことを特徴とする画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006113971A JP4942383B2 (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 画像形成装置 |
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JP2001071531A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-21 | Canon Inc | インク吸収体、記録装置、および記録装置の制御方法 |
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