JP4942358B2 - 固定キャリア - Google Patents

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Description

本発明は、研削液を用いたバックグラインドにより薄片化される半導体ウェーハを固定する固定キャリアに関するものである。
半導体ウェーハは、半導体製造の前工程では反らないように、例えば300mmタイプの場合には、約775μmの厚さにされているが、この肉厚のままでは、薄片化が必要な近年の半導体パッケージには適さないので、バックグラインド工程と呼ばれる工程において裏面の研削処理で、場合により100μm以下に薄くされ、その後、ダイシング工程で個々のチップに分離される。
半導体ウェーハのバックグラインド工程においては、先ず、半導体ウェーハのパターン形成面を保護するために柔軟な保護シート(BGシートともいう)を貼着してその大きさが半導体ウェーハよりも僅かに大きくなるようカットし、半導体ウェーハをバックグラインド装置にセットしてそのチャックテーブルを回転させ、研削装置の作業領域に半導体ウェーハを配置して位置決めする。
保護シートは、例えばEVAや軟質PVCを基材とした50〜200μmの厚さを有する耐溶剤性のフィルムに、アクリル系、ウレタン系、ブタジエン系、シリコーン系の粘着層が10〜60μmの厚さで積層されることにより形成され、使い捨て品として使用後に再使用されることなく廃棄される。
研削装置の作業領域に半導体ウェーハを配置して位置決めした後、半導体ウェーハの裏面を回転砥石で研削液を介して研削し、その後、半導体ウェーハの裏面を化学薬品により約1μm程度エッチングして研削に伴うダメージ層を除去することにより、半導体ウェーハを薄片化する(特許文献1参照)。
こうして半導体ウェーハを薄片化した後、半導体ウェーハのエッチングされた裏面を中空のキャリア治具にダイシング工程で使用される粘着テープ、具体的にはUVテープを介して固定するとともに、半導体ウェーハのパターン形成面から保護シートを剥離し、キャリア治具に支持された半導体ウェーハをブレードと呼ばれる砥石により個々のチップに分離する。
ところで、半導体ウェーハのバックグラインド工程は、以上のように半導体ウェーハのパターン形成面に保護シートを一枚毎に貼着し、使用後に保護シートを廃棄処分するので、廃棄物の大量発生を抑制することができないという大きな問題がある。この問題を解消するため、出願人は、繰り返して使用することが可能な固定キャリアを提案している。
特開2005‐93882号公報
出願人が提案した固定キャリアは、以上のように繰り返して使用することができるので、使用後に保護シートを廃棄処分する必要が全くなく、廃棄物の大量発生を抑制することができる。
しかしながら、出願人は、係る効果のみに満足することなく、固定キャリアに様々な改良を施して付加価値を付け、技術の飛躍的進歩を刺激することを欲している。具体的には、バックグラインド工程時に固定キャリアと半導体ウェーハとの間に研削液が浸入するおそれが考えられるので、これを未然に抑制防止することを望んでいる。
この点について説明すると、固定キャリアに半導体ウェーハをセットする際に位置がずれると、半導体ウェーハの周縁部の上方からの回転砥石の荷重に対し、固定キャリア側の応力にムラが発生するので、バックグラインド工程で半導体ウェーハの周縁部が部分的に大きく振動し、その結果、振動部分が固定キャリアから僅かに剥離し、固定キャリアと半導体ウェーハとの間に研削液が浸入するおそれが考えられる。
本発明は上記に鑑みなされたもので、半導体ウェーハをセットする際に多少位置がずれても、バックグラインド工程で半導体ウェーハの周縁部が部分的に振動して剥離したり、研削液が浸入するおそれを抑制することのできる固定キャリアを提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、研削液と回転砥石とを用いたバックグラインドにより薄片化される半導体ウェーハ用のものであって、
剛性を有し、半導体ウェーハよりも大きい基板と、この基板の表面周縁部を除く表面の大部分に凹み形成される平面円形の凹み穴と、この凹み穴内に並設される複数の支持突起と、基板の表面周縁部と複数の支持突起とに平坦に接着されて凹み穴を被覆し、半導体ウェーハを着脱自在に粘着保持する変形可能な薄膜の粘着層と、負圧源の駆動に基づいて粘着層に被覆された凹み穴内の気体を外部に導き、複数の支持突起に応じて粘着層を変形させる排気路とを含み、
凹み穴の周縁部を半導体ウェーハの周縁部に粘着層を介して対向させ、各支持突起を円柱形に形成し、凹み穴の周縁部から内方向に、粘着層に接着する複数の櫛歯を突出させ、この複数の櫛歯を凹み穴の周縁部周方向に所定のピッチで配列するとともに、隣接する複数の櫛歯間に隙間を形成し、複数の櫛歯により、バックグラインド時における半導体ウェーハの周縁部の部分的な振動を抑制するようにしたことを特徴としている。
ここで、特許請求の範囲における半導体ウェーハは、口径200mmタイプや300mmタイプ等を特に問うものではない。この半導体ウェーハには、結晶方位を判別したり、整列を容易化するオリフラやノッチが適宜形成される。また、固定キャリアやその基板は、平面視で円形、楕円形、矩形、多角形等に形成することができる。
複数の支持突起は、凹み穴に規則的に配列されるものでも良いし、不規則に配列されるものでも良い。この複数の支持突起は、凹み穴と一体構造でも良いし、別体の構造にすることもできる。
本発明によれば、半導体ウェーハの周縁部に略対向する固定キャリアの対向部に抑制体である複数の櫛歯が存在し、この複数の櫛歯が凹み穴の周縁部から内方向に突出するので、固定キャリアの粘着層に半導体ウェーハをセットする際に多少位置がずれたとしても、半導体ウェーハの周縁部を略均一に固定することができる。
本発明によれば、固定キャリアに半導体ウェーハをセットする際、多少位置がずれたとしても、バックグラインド工程で半導体ウェーハの周縁部が部分的に振動して剥離したり、研削液の浸入を抑制することができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態における固定キャリア1は、図1ないし図5に示すように、剛性を有する基板2と、この基板2の表面に設けられる凹み穴3と、この凹み穴3に設けられる複数の支持突起5と、凹み穴3を被覆して半導体ウェーハWを着脱自在に粘着保持する変形可能な粘着層6と、真空ポンプ8の駆動に基づいて粘着層6に被覆された凹み穴3内の空気を外部に導く排気路7とを備え、凹み穴3の周縁部4に、半導体ウェーハWの振動を抑制する抑制体10を設け、研削液を用いたバックグラインド装置20のバックグラインドにより薄片化される半導体ウェーハWを固定するよう機能する。
基板2は、所定の材料を使用して0.5〜2.0mm程度の厚さを有する平坦な薄板に形成され、半導体ウェーハWよりも大きい平面円形とされる。この基板2の材料としては、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス等の金属材料、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、アクリル、ポリ塩化ビニル等の樹脂成形材料、ガラスがあげられる。
基板2の厚さは0.5〜2.0mmの範囲、好ましくは1.0mm程度とされるが、これは、基板2の厚さが0.5mm未満の場合には、薄片化された半導体ウェーハWのハンドリング時に半導体ウェーハWが撓んだり、折曲して破損するからである。逆に、基板2の厚さが2.0mmを超える場合には、ウェーハカセット等に対する出し入れ時に引っかかり、支障を来たすからである。
凹み穴3は、図2に示すように、基板2の表面周縁部を除く大部分に浅く凹み形成されるとともに、半導体ウェーハWに対応する大きさの平面円形に形成され、周縁部4が半導体ウェーハWの周縁部に粘着層6を介して対向する。この凹み穴3は、0.05〜0.5mm、好ましくは0.2mmの深さに形成され、その底面には、粘着層6を下方から支持する複数の支持突起5が並設される。
複数の支持突起5は、図2や図3に示すように、例えば凹み穴3の底面に成形法、サンドブラスト法、エッチング法等により間隔をおき規則的に配列され、各支持突起5が凹み穴3の深さと略同じ高さ、長さの円柱形に形成される。
粘着層6は、例えばエチレン‐メチルメタクリレート、シリコーンゴム、ウレタン系エラストマー、直鎖状低密度ポリエチレン(LLPE)、エチレン−メチルメタアクリレート共重合物、オレフィン系熱可塑性エラストマー、プロピレン−オレフィン共重合物、アクリル系粘着剤/オレフィン系基材のエラストマーフィルム等を使用して半導体ウェーハWよりも大きい平面円形の薄膜に成形され、基板2の表面周縁部に接着されるとともに、複数の支持突起5と抑制体10の平坦な表面にそれぞれ接着されており、凹み穴3を被覆してその底面との間に空気流通用の空間を区画する。
排気路7は、図2に示すように、基板2の下部外側に穿孔されてその下流部がバックグラインド装置20内の真空ポンプ8に着脱自在に接続されており、この真空ポンプ8の駆動に基づき、粘着層6に被覆された凹み穴3内の空気を外部に排気して負圧化するよう機能する。そして、この空気の排気により、平坦な粘着層6は、複数の支持突起5に追従しながら凹み穴3の底面方向に凹凸に変形し、半導体ウェーハWから部分的に離隔して密着状態の半導体ウェーハWの剥離を容易化する。
排気路7の大きさは、特に限定されるものではないが、バックグラインド作業に悪影響を及ぼさないようφ1mm以下であることが好ましい。
抑制体10は、図2や図3に示すように、凹み穴3の周縁部4内面から中心の内方向に突出する複数の櫛歯11を備え、この複数の櫛歯11が0.1〜2mmのピッチで周方向に配列されており、各櫛歯11が0.5〜3mmの範囲の長さで形成される。
バックグラインド装置20は、図4や図5に示すように、架台21に設置されたチャックテーブル23と、このチャックテーブル23に回転可能に搭載された複数の固定キャリア1と、固定キャリア1に保持された半導体ウェーハWの裏面を粗研削と仕上げ研削を通じて研削処理する研削装置25と、研削処理された半導体ウェーハW用の洗浄装置28とを備えて構成される。
架台21は、前後方向に長く形成され、作業面の前部中央にハンドリング装置22が設置されるとともに、作業面の略中央部に平面円形のチャックテーブル23が上部の露出した状態で回転可能に設置されており、作業面の後部には、チャックテーブル23の表面後部に上方から対向する研削装置25が立設される。ハンドリング装置22の左右両側部には、バックグラインド前の厚い半導体ウェーハWを複数枚整列収納したウェーハカセット24と、バックグラインド後の薄い半導体ウェーハWを整列収納するウェーハカセット24Aとがそれぞれ搭載される。
チャックテーブル23は、例えば所定の材料を使用して円板形に形成され、その露出した上部表面の周方向には複数の固定キャリア1が間隔をおき着脱自在に支持されており、所定の回転角度で回転して固定キャリア1の位置をハンドリング装置22方向や研削装置25方向に変更するよう機能する。
研削装置25は、半導体ウェーハWの裏面に上方から♯320〜360程度の回転砥石26aで研削液を介し粗研削処理を施す粗研削装置26と、この粗研削装置26に隣接配置されて粗研削処理された半導体ウェーハWの裏面に上方から♯2000程度の回転砥石27aで研削液を介し仕上げ研削処理を施す仕上げ研削装置27とを備えて構成される。
上記において、半導体ウェーハWをバックグラインドにより100μm以下の厚さに薄片化し、ダイシング工程で個々のチップに分離する場合には、先ず、ウェーハカセット24に半導体ウェーハWを収納してバックグラインド装置20にセットし、ウェーハカセット24からチャックテーブル23の固定キャリア1に半導体ウェーハWをハンドリング装置22により位置決めして移載し、固定キャリア1の粘着層6に半導体ウェーハWのパターン形成面を押圧して隙間なく粘着保持させる。
こうして固定キャリア1の粘着層6に半導体ウェーハWのパターン形成面が粘着保持されると、チャックテーブル23が回転して固定キャリア1をハンドリング装置22側から研削装置25側に搬送するとともに、固定キャリア1が回転し、研削装置25が回転する半導体ウェーハWの裏面を粗研削装置26と仕上げ研削装置27の回転砥石26a・27aで順次研削し、その後、半導体ウェーハWの裏面が化学薬品により約1μm程度エッチングされて研削に伴うダメージ層が除去され、このダメージ層の除去により半導体ウェーハWが完全に薄片化される。
この半導体ウェーハWの研削の際、半導体ウェーハWの周縁部に対向する部分に複数の櫛歯11が存在するので、半導体ウェーハWの周縁部の上方からの回転砥石26a・27aの荷重に対し、固定キャリア1側の応力にムラが発生するのを有効に抑制することができ、この結果、バックグラインド工程で半導体ウェーハWの周縁部が部分的に大きく振動するのを防止することができる。
次いで、半導体ウェーハWのエッチングされた裏面が中空のキャリア治具にダイシング工程で使用される粘着テープ、具体的にはUVテープを介して固定されるとともに、半導体ウェーハWが固定キャリア1から取り外される。具体的には、バックグラインド装置20の真空ポンプ8が駆動して固定キャリア1の粘着層6を凹み穴3の底面方向に凹凸に変形させることにより、半導体ウェーハWが容易に剥離可能となるので、固定キャリア1から簡単に取り外すことができる。
半導体ウェーハWをUVテープによりキャリア治具に支持させたら、UVテープの余剰部をカットすることにより、キャリア治具の中空部に配置された半導体ウェーハWを砥石により個々のチップに分離することができる。
上記構成によれば、半導体ウェーハWの周縁部を対向保持する固定キャリア1の保持部分に複数の櫛歯11が存在するので、固定キャリア1に半導体ウェーハWをセットする際に多少位置がずれても、半導体ウェーハWの周縁部を均一に固定することができる。したがって、バックグラインド工程で半導体ウェーハWの周縁部が部分的に大きく振動することがないので、振動部分が固定キャリア1から剥離し、固定キャリア1と半導体ウェーハWとの間に研削液が浸入するおそれをきわめて有効に抑制することができ、半導体ウェーハWの汚染防止が大いに期待できる。
なお、上記実施形態では複数の櫛歯11を単に示したが、各櫛歯11を先細り形状に形成したり、各櫛歯11の先端部を丸めて形成したり、あるいは各櫛歯11の先端部を断面略半円形に形成しても良い。
以下、本発明に係る固定キャリアの実施例を参考例と共に説明する。
実施例
先ず、ポリカーボネートを使用して300mmタイプの半導体ウェーハを粘着可能な固定キャリアの基板、凹み穴、複数の支持突起、排気路、複数の櫛歯を一体成形し、この基板の表面に柔軟な粘着層を接着して図2や図3に示す固定キャリアを製造した。
複数の櫛歯は、900本として凹み穴の周縁部内面から中心の内方向に向けて突出させた。各櫛歯は、長さ1.2mm、幅0.4mmに形成し、付け根部の直径を301mm、先端部の形状をR0.2mm半円とした。また、粘着層は、シリコーンゴム(信越化学工業製:商品名KE941−U)を使用して成形した。
固定キャリアを製造したら、バックグラインド装置にセットし、固定キャリアの粘着層に半導体ウェーハのパターン形成面を押圧して隙間なく粘着保持させ、半導体ウェーハの裏面を研削装置の回転砥石で研削し、その後、固定キャリアと半導体ウェーハとの間に研削液がどの程度浸入したかを確認した。
その結果、固定キャリアと半導体ウェーハとの間に研削液が1mm程度しか浸入していないのを確認した。
参考例
複数の櫛歯を省略し、その他は実施例と同様にして固定キャリアを製造した。固定キャリアを製造したら、実施例同様にバックグラインド装置にセットし、半導体ウェーハの裏面を研削装置の回転砥石で研削し、その後、固定キャリアと半導体ウェーハとの間に研削液がどの程度浸入したかを確認した。
その結果、固定キャリアと半導体ウェーハとの間には実用上問題はないが、研削液が多いところで15mm浸入していた。
本発明に係る固定キャリアの実施形態を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る固定キャリアの実施形態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る固定キャリアの実施形態における複数の櫛歯を模式的に示す要部拡大説明図である。 本発明に係る固定キャリアの実施形態におけるバックグラインド装置を模式的に示す平面説明図である。 本発明に係る固定キャリアの実施形態におけるバックグラインド装置を模式的に示す側面説明図である。
符号の説明
1 固定キャリア
2 基板
3 凹み穴(凹部)
4 周縁部
5 支持突起
6 粘着層
7 排気路
8 真空ポンプ(負圧源)
10 抑制体
11 櫛歯
20 バックグラインド装置
23 チャックテーブル
25 研削装置
26 粗研削装置
26a 回転砥石
27 仕上げ研削装置
27a 回転砥石
W 半導体ウェーハ

Claims (1)

  1. 研削液と回転砥石とを用いたバックグラインドにより薄片化される半導体ウェーハ用の固定キャリアであって、
    剛性を有し、半導体ウェーハよりも大きい基板と、この基板の表面周縁部を除く表面の大部分に凹み形成される平面円形の凹み穴と、この凹み穴内に並設される複数の支持突起と、基板の表面周縁部と複数の支持突起とに平坦に接着されて凹み穴を被覆し、半導体ウェーハを着脱自在に粘着保持する変形可能な薄膜の粘着層と、負圧源の駆動に基づいて粘着層に被覆された凹み穴内の気体を外部に導き、複数の支持突起に応じて粘着層を変形させる排気路とを含み、
    凹み穴の周縁部を半導体ウェーハの周縁部に粘着層を介して対向させ、各支持突起を円柱形に形成し、凹み穴の周縁部から内方向に、粘着層に接着する複数の櫛歯を突出させ、この複数の櫛歯を凹み穴の周縁部周方向に所定のピッチで配列するとともに、隣接する複数の櫛歯間に隙間を形成し、複数の櫛歯により、バックグラインド時における半導体ウェーハの周縁部の部分的な振動を抑制するようにしたことを特徴とする固定キャリア。
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