JP4941781B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に係り、特に携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載可能な撮像装置に関する。
近年、小型の撮像装置が携帯電話機やモバイルコンピュータ等の小型の携帯端末(電子機器)に搭載されたことにより、音声情報や文字情報だけでなく画像情報も遠隔地へ伝送することが可能となっている。
その撮像装置には、被写体を撮像し、被写体の画像データを取得するための撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等が備えられている。
そして、この撮像素子に赤外線が到達してしまわないようにカットする赤外線吸収フィルタが撮像装置に備えられている。
その赤外線吸収フィルタが、フィルタの外周側面を遮光板や絞り板、筐体などの開口部に接着剤によって貼付されて備えられている撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−266340号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、近時における撮像装置の更なる薄型化に伴い、フィルム状に形成された赤外線吸収フィルタである赤外線吸収フィルム(赤外線カット部材)を所定の箇所に接着剤で貼付する際、薄いフィルムの側面の糊代となる面積は狭いため、接着剤がフィルムの側面から表面側に溢れて流れ出てしまうことがあった。
その赤外線吸収フィルムの表面における被写体光の光路に接着剤が付着してしまうと被写体の撮像の妨げになるので、その撮像装置は不良品となってしまい、好ましくないという問題があった。
本発明の目的は、赤外線カット部材を容易且つ好適に組み付けることができる撮像装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
撮像素子と、
前記撮像素子に被写体光を導く第1のレンズ及び第2のレンズと、
前記撮像素子、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを覆う外枠部材と、を備える撮像装置であって、
前記被写体光に含まれる赤外光を前記撮像素子に到達させないようにカットする0.02mm以上、0.2mm以下の厚さの赤外線カット部材をさらに備え、
前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、前記撮像素子に対し所定のピント位置を得るように位置決めされ、かつ、互いの光軸を一致させるように互いの外周部で嵌合して、前記第1レンズと前記第2のレンズとの間に空間が形成され、
前記空間内に前記赤外線カット部材が位置し接着剤を用いずに挟み固定されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
不要光をカットする絞り部材と遮光シートとを前記空間内に備え、
前記赤外線カット部材が前記絞り部材と前記遮光シートとの間に位置することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
撮像素子と、
前記撮像素子に被写体光を導く複数のレンズと、
前記撮像素子及び前記複数のレンズを覆う外枠部材と、を備える撮像装置であって、
前記被写体光に含まれる赤外光を前記撮像素子に到達させないようにカットする0.02mm以上、0.2mm以下の厚さの赤外線カット部材をさらに備え、
前記複数のレンズは前記撮像素子に対し所定のピント位置を得るように位置決めされ、
前記赤外線カット部材は、前記撮像素子側のレンズから光軸方向に延出した延出部と、前記外枠部材の内面から突き出た内装部との間に位置し、前記延出部と前記内装部との間に形成された隙間に前記赤外線カット部材が位置し接着剤を用いずに挟み固定されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の撮像装置において、前記内装部は、前記赤外線カット部材の外周形状と同じ形状に一段低く形成された載置面を有し、前記赤外線カット部材が前記載置面に載置されることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置において、前記赤外線カット部材は、有機材料からなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置において、前記撮像素子側のレンズと前記外枠部材とが接着剤で密着されることにより、前記撮像素子が前記外枠部材内に封止されることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置において、前記赤外線カット部材に入射する対角の主光線と、前記光学部材の光軸のなす角度は、30°以下であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、撮像装置に備える赤外線カット部材を、撮像装置を構成する第1のレンズと第2のレンズ間に挟んで固定することができる。つまり、従来技術のように、赤外線カット部材を接着剤によって撮像装置における光学部材などの所定箇所に貼付する際に、赤外線カット部材の表面に接着剤が流れ出て付着してしまうことに伴うトラブルを防止することができるので、赤外線カット部材を撮像装置に好適に組み付けることができる。また、赤外線カット部材を一方のレンズ上に載置した後に、他方のレンズを重ねるようにして、それらレンズ間に赤外線カット部材を挟んで固定することができるので、赤外線カット部材を撮像装置に容易に組み付けることができる。特に、接着剤を塗布する接着工程を省くことで、赤外線カット部材を撮像装置に容易に組み付けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、撮像装置に備える赤外線カット部材を、撮像装置を構成するレンズと外枠部材との間に挟んで固定することができる。つまり、従来技術のように、赤外線カット部材を接着剤によって撮像装置におけるレンズや外枠部材などの所定箇所に貼付する際に、赤外線カット部材の表面に接着剤が流れ出て付着してしまうことに伴うトラブルを防止することができるので、赤外線カット部材を撮像装置に好適に組み付けることができる。また、赤外線カット部材を外枠部材(又は、レンズ)の上に載置した後に、レンズ(又は、外枠部材)を重ねるようにして、それらレンズと外枠部材の間に赤外線カット部材を挟んで固定することができるので、赤外線カット部材を撮像装置に容易に組み付けることができる。特に、接着剤を塗布する接着工程を省くことで、赤外線カット部材を撮像装置に容易に組み付けることができる。
請求項1又は3に記載の発明において、赤外線カット部材は、0.02mm以上、0.2mm以下の厚さを有する薄いフィルム部材であるので、クリアランス精度よく、撮像装置における所定の部材間に好適に挟み込んで固定することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、赤外線カット部材は、有機材料(例えば、高分子樹脂)からなる部材であるので、チッピングを起こし難く、その赤外線カット部材の破片が撮像装置内で不具合を発生させることを防ぐことができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、撮像素子側のレンズと外枠部材とが接着剤で密着されることにより、撮像素子を外枠部材内に封止することができるので、撮像素子を撮像装置内に密閉することができる。つまり、撮像装置内に外部から塵埃等が侵入し難くなっており、撮像装置内の撮像素子に塵埃等が付着してしまうことに伴うトラブルを低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、赤外線カット部材に入射する対角の主光線と光学部材の光軸のなす角度が、30°以下であるので、赤外線カット部材による光学特性の差は、撮像素子における中心位置と対角位置とで大きな差がないため、良好な画像が得られる。
本発明の実施形態1における撮像装置を示す上面図である。 図1のII−II線における断面図である。 図1のIII−III線における断面図である。 図1のIV−IV線における断面図である。 撮像装置の絞り蓋を取り外した状態を示す上面図である。 本発明の実施形態2における撮像装置を示す上面図である。 図6のVII−VII線における断面図である。 図6のVIII−VIII線における断面図である。 図6のIX−IX線における断面図である。 図7のX−X線における断面図である。 撮像素子の撮像領域の隅部を示す説明図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態における撮像装置100の上面図であり、図2は、図1のII−II線における断面図、図3は、図1のIII−III線における断面図、図4は、図1のIV−IV線における断面図である。図5は、撮像装置100の絞り蓋17を取り外した状態を示す上面図である。
なお、図2〜図4において、本発明の撮像装置の光軸方向に沿う前後方向を、図視に相当する上下方向として、以下の説明を行う。
撮像装置100は、図1から図5に示すように、基板1と、基板1の一方の面上に配設された撮像素子2と、撮像素子2の上面に載設される光学ユニット10と、光学ユニット10と撮像素子2を覆い隠す外枠部材30等を備えている。
光学ユニット10は、撮像素子2の上面に配設される光学部材としての下レンズ11と、下レンズ11の上面に配設される光学部材としての上レンズ12と、下レンズ11と上レンズ12の間に介装される光学部材としての絞り板13と、絞り板13と下レンズ11の間に挟持される赤外線カット部材である赤外線吸収フィルム14と、遮光シート15と、を備えている。
外枠部材30は、基板1に固定される鏡枠16と、鏡枠16の上部に配設される絞り蓋17と、を備えている。
基板1には、撮像素子2が実装されている。また、基板1には図示しないフレキシブル基板が備えられており、そのフレキシブル基板を介して、基板1(撮像装置100)が所定の電子機器に接続される。
撮像素子2は、例えば、CCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサであり、その下面が基板1の上面に取り付けられている。
また、撮像素子2の上面中央には、画素が2次元的に配列された撮像領域が形成されている。そして、その撮像領域の外側の非撮像領域に、下レンズ11の当接部11cが当接するようになっている。
なお、撮像素子2の結線用端子であるパッド(図示省略)は、ワイヤW(図3参照)を介して基板1に接続されている。そのワイヤWは、基板1上の所定の回路に接続されている。
下レンズ11は、被写体光が透過するレンズ部11aと、レンズ部11aの周囲に設けられる環状の脚部11bと、脚部11bの下端に設けられる当接部11cと、脚部11bの上端に設けられる冠部11dと、脚部11bから外側の側方に延在する延出部11eと、を有している。
この下レンズ11は、当接部11cを撮像素子2に突き当てるとともに、延出部11eを鏡枠16の嵌合溝16cに嵌め込むように配されている。
上レンズ12は、被写体光が透過するレンズ部12aと、レンズ部12aの周囲に設けられる環状のフランジ部12bと、フランジ部12bの下部に設けられる係合部12cと、を有している。
この上レンズ12は、上レンズ12の係合部12cが下レンズ11の冠部11dの内周面に嵌め合わされるとともに接着されて、下レンズ11の上面に取り付けられている。
絞り板13は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部13aを有している。
そして、絞り板13は、その上面が上レンズ12に当接するとともに、その下面と下レンズ11との間に赤外線吸収フィルム14と遮光シート15とを挟み込むように配されている。
赤外線吸収フィルム14は、赤外線吸収特性を有する有機材料(例えば、高分子樹脂)が、厚さ0.02mmから0.2mmに成形されたフィルム部材である。また、赤外線吸収フィルム14は、フィルム状に成形した所定の有機材料に、赤外線吸収特性を有する膜をコーティングして形成してもよい。
この赤外線吸収フィルム14は、被写体光に含まれる赤外光を撮像素子2に到達させないようにカットする。
遮光シート15は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部15aを有しているシート部材である。
そして、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15とは、絞り板13ととともに、下レンズ11と上レンズ12の間に挟持されている。具体的には、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15は、遮光シート15の上に赤外線吸収フィルム14が配された状態で、絞り板13と下レンズ11の間に挟持されて固定されている。
特に、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15とは、接着剤を用いずに、絞り板13と下レンズ11の挟持力に支持されて固定されている。つまり、下レンズ11と上レンズ12の間に、絞り板13と赤外線吸収フィルム14と遮光シート15とが密着するように配置されるとともに、絞り板13と下レンズ11の間の隙間が、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15が重なった厚みとほぼ同じになるように調整されている。
なお、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15の外周形状は、下レンズ11のレンズ部11aの上面であって冠部11dの内周形状とほぼ同じ形状を有している。
鏡枠16は、遮光性を有する素材からなる筐体であり、光学ユニット10の外側に配置されている。
鏡枠16は、光学ユニット10を支持する内装部16aと、基板1に取り付けられる外装部16bを有している。
また、内装部16aには、下レンズ11の延出部11eが嵌め込まれる嵌合溝16cが形成されている。この嵌合溝16cに、下レンズ11の延出部11eが嵌め込まれることによって、下レンズ11(光学ユニット10)が、レンズの光軸を中心とした回転をしてしまわないように、その姿勢や向きを規制することが可能になっている。
この鏡枠16の嵌合溝16cに下レンズ11の延出部11eを位置合わせするように、鏡枠16の内装部16aに光学ユニット10の下レンズ11を挿入すると、内装部16aの下部の内周面と下レンズ11の外周面とが当接するとともに、内装部16aと下レンズ11との間に所定の空間が形成される。
そして、内装部16aと下レンズ11との間の隙間に、基板1や撮像素子2の上面に対して垂直な方向に接着剤Bを注入するとともに、その隙間の開口側では、基板1や撮像素子2の上面に対して平行な方向に接着剤Bを流し入れて、下レンズ11(光学ユニット10)を鏡枠16に接着する。
この内装部16aと下レンズ11との間の空間(隙間)に充填された接着剤Bによって、下レンズ11(光学ユニット10)と鏡枠16とが密着されて固定されている。
絞り蓋17は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部17aを有しており、鏡枠16の上部に接着剤Bにより固着されている。なお、絞り蓋17は、遮光性を有する素材からなる。
そして、鏡枠16の外装部16bが基板1の上面の所定位置に接着剤Bにより固着されると、下レンズ11の当接部11cが撮像素子2に当接するとともに、光学ユニット10の光軸が撮像素子2に位置決めされて、光学ユニット10(下レンズ11、上レンズ12、絞り板13)が撮像素子2の撮像領域に被写体光を導くことが可能となるとともに、所定のピント位置を得る。
特に、鏡枠16の外装部16bの下端における外周面の全周に亘って接着剤Bを基板1の上面に対して付着させることによって、鏡枠16と基板1とが密着するように固定することができる。
つまり、下レンズ11と鏡枠16とが接着剤Bによって接着されて、光学ユニット10が外枠部材30に固着されているので、鏡枠16と基板1とを接着剤Bで固着することにより、外枠部材30とともに光学ユニット10を、撮像素子2が備えられている基板1に固定することができ、撮像装置100を組み立てることができる。
なお、図4に示すように、赤外線吸収フィルム14に入射する対角の主光線と光学部材(下レンズ11、上レンズ12、絞り板13)の光軸のなす角度は、0°以上30°以下となるように調整されているので、赤外線吸収フィルム14による光学特性の差は、撮像素子2の中心位置と対角位置とで大きな差がないため、良好な画像が得られる。
なお、ここでいう対角とは、撮像素子2の撮像領域における対角の隅部2a(図11参照)を指している。
このように、鏡枠16に光学ユニット10が固定された外枠部材30を基板1に固定することによって、光学ユニット10の光軸が撮像素子2に位置合わせされた構造を有する撮像装置100を構成することができる。
特に、本発明に係る撮像装置100の光学ユニット10において、下レンズ11と上レンズ12の間に絞り板13とともに赤外線吸収フィルム14と遮光シート15を介装するとともに、絞り板13と下レンズ11の間に赤外線吸収フィルム14と遮光シート15を挟み込むことによって、接着剤を使用せずに、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15を光学ユニット10(撮像装置100)に固定することができる。そして、赤外線吸収フィルム14は、0.02mm以上、0.2mm以下の厚さを有する薄いフィルム部材であるので、撮像装置100における下レンズ11と上レンズ12(絞り板13)の間にクリアランス精度よく好適に挟み込んで固定することができる。
つまり、従来のように、赤外線吸収フィルム14を接着剤によってレンズなどの所定箇所に貼付する際に、赤外線吸収フィルム14の表面に接着剤が流れ出て付着してしまうことに伴うトラブルを防止することができるので、赤外線吸収フィルム14を撮像装置100に好適に組み付けることができる。
また、赤外線吸収フィルム14と遮光シート15の外周形状は、下レンズ11のレンズ部11aの上面に対応する冠部11dの内周形状とほぼ同じ形状を有しているので、下レンズ11のレンズ部11aの上面に遮光シート15、赤外線吸収フィルム14の順に載置して、更に絞り板13を重ねた後に、上レンズ12を下レンズ11の上面(冠部11d)に取り付けて固定することによって、光学ユニット10を容易に組み付けることができる。特に、接着剤を塗布する接着工程を省くことで、赤外線吸収フィルム14を容易に組み付けることができる。
このように、撮像装置100において、赤外線吸収フィルム14を光学ユニット10に容易に組み付けることができるとともに、接着剤を使用しないことによって、接着剤によるトラブルを防止して好適に組み付けることができる。
よって、撮像装置100は、赤外線吸収フィルム14を容易且つ好適に組み付けることができる撮像装置であるといえる。
また、撮像装置100において、光学ユニット10の下レンズ11の外周面が、鏡枠16の内装部16aの内周面に接着剤Bによって密着されるとともに、鏡枠16の外装部16bの下端の全周が、基板1の上面に接着剤Bによって密着されているので、撮像素子2は、鏡枠16と光学ユニット10(下レンズ11)と基板1とによって封止されて、撮像装置100内に密閉されている。従って、撮像装置100内に外部から塵埃等が侵入し難くなっており、撮像素子2に塵埃等が付着してしまうことに伴うトラブルを低減することができる。
また、赤外線吸収フィルム14は、有機材料(例えば、高分子樹脂)からなる部材であるので、ガラスなどからなる赤外線吸収フィルタよりチッピングを起こし難く、その赤外線吸収フィルム14の破片が撮像装置100内で撮像素子2に付着してしまうなどの不具合を発生させることを防ぐことができる。
(実施形態2)
次に、本発明に係る撮像装置の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本実施形態における撮像装置200の平面図であり、図7は、図6のVII−VII線における断面図、図8は、図6のVIII−VIII線における断面図、図9は、図6のIX−IX線における断面図である。図10は、図7のX−X線における断面図である。
なお、図7〜図9において、本発明の撮像装置の光軸方向に沿う前後方向を、図視に相当する上下方向として、以下の説明を行う。
撮像装置200は、図6から図10に示すように、基板1と、基板1の一方の面上に配設された撮像素子2と、撮像素子2の上面に載設される光学ユニット20と、光学ユニット20と撮像素子2を覆い隠す外枠部材40等を備えている。
光学ユニット20は、撮像素子2の上面に配設される光学部材としての第1レンズ21と、第1レンズ21の上面に配設される光学部材としての第2レンズ22と、第2レンズ22の上面に配設される光学部材としての第3レンズ23と、第1レンズ21の下方に配設される赤外線カット部材である赤外線吸収フィルム24と、第1レンズ21と第2レンズ22の間に介装される絞り板25と、第2レンズ22と第3レンズ23の間に介装される遮光シート26と、第3レンズ23の上面に配設される遮光シート27と、を備えている。
外枠部材40は、基板1に固定される鏡枠28と、鏡枠28の上部に配設される絞り蓋29と、を備えている。
基板1には、撮像素子2が実装されている。また、基板1には図示しないフレキシブル基板が備えられており、そのフレキシブル基板を介して、基板1(撮像装置200)が所定の電子機器に接続される。
撮像素子2は、例えば、CCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサであり、その下面が基板1の上面に取り付けられている。
また、撮像素子2の上面中央には、画素が2次元的に配列された撮像領域が形成されている。そして、その撮像領域の外側の非撮像領域に、第1レンズ21の当接部21cが当接するようになっている。
なお、撮像素子2の結線用端子であるパッド(図示省略)は、ワイヤW(図9参照)を介して基板1に接続されている。そのワイヤWは、基板1上の所定の回路に接続されている。
第1レンズ21は、被写体光が透過するレンズ部21aと、レンズ部21aの周囲に設けられる環部21bと、環部21bの下端に設けられる4つの当接部21cと、環部21bの上端に設けられる冠部21dと、環部21bから下方に延在する2つの延出部21eと、を有している。
この第1レンズ21は、当接部21cを鏡枠28の内装部28aの貫通孔28cを通じて撮像素子2に突き当てるとともに、延出部21eを鏡枠28の内装部28aの上面側に突き当てるように配されている。
第2レンズ22は、被写体光が透過するレンズ部22aと、レンズ部22aの周囲に設けられる環状のフランジ部22bと、フランジ部22bの下部に設けられる係合部22cと、フランジ部22bの上部に設けられる冠部22dと、を有している。
この第2レンズ22は、第2レンズ22の係合部22cが第1レンズ21の冠部21dの内周面に嵌め合わされるとともに接着されて、第1レンズ21の上面に取り付けられている。
第3レンズ23は、被写体光が透過するレンズ部23aと、レンズ部23aの周囲に設けられる環状のフランジ部23bと、フランジ部23bの上部に設けられる冠部23cと、を有している。
この第3レンズ23は、フランジ部23bの底面が第2レンズ22の冠部22dの内周面に嵌め合わされるとともに接着されて、第2レンズ22の上面に取り付けられている。
赤外線吸収フィルム24は、被写体光に含まれる赤外光を撮像素子2に到達させないようにカットする部材であり、厚さ0.02mmから0.2mmに成形された有機材料(例えば、高分子樹脂)からなるフィルム部材である。
この赤外線吸収フィルム24は、図10に示すように、平面視略十字形状を呈するように成形されている。そして、赤外線吸収フィルム24は、鏡枠28の内装部28aの上面において、その赤外線吸収フィルム24の外周形状とほぼ同じ形状に一段低く形成された載置面に載置されるとともに、その赤外線吸収フィルム24の四隅に相当する切欠部に第1レンズ21の当接部21cが位置するように配されている。それによって、赤外線吸収フィルム24は、鏡枠28の内装部28aの上面に位置合わせされて、光学ユニット20のレンズの光軸を中心とした回転をしてしまわないように、その向きが規制されている。
また、赤外線吸収フィルム24は、第1レンズ21の延出部21eと鏡枠28の内装部28aの間に挟持されるように配されている。延出部21eは、図10に示すように、平面視略三日月形状を呈する底面を有しており、鏡枠28の内周面や赤外線吸収フィルム24の外周形状に沿うようになっているので、この延出部21eは赤外線吸収フィルム24を内装部28aの上面に、より密着させるように支持することが可能になっている。それによって、赤外線吸収フィルム24は、第1レンズ21と鏡枠28との間に挟まれて固定されている。
特に、赤外線吸収フィルム24は、接着剤を用いずに、第1レンズ21と鏡枠28の挟持力に支持されて固定されている。つまり、第1レンズ21の延出部21eと鏡枠28の内装部28aの間に、赤外線吸収フィルム24が密着するように配置されるとともに、その延出部21eと内装部28aの間の隙間が、赤外線吸収フィルム24の厚みとほぼ同じとなるように調整されている。
絞り板25は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部25aを有している。そして、絞り板25は、その下面が第1レンズ21に当接するとともに、その上面が第2レンズ22に当接するように配されている。
遮光シート26は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部26aを有しているシート部材である。そして、遮光シート26は、その下面が第2レンズ22に当接するとともに、その上面が第3レンズ23に当接するように配されている。
遮光シート27は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部27aを有しているシート部材である。そして、遮光シート27は、第3レンズ23の冠部23cの内側であって、フランジ部23bの上面に両面テープによって貼付されて配されている。
鏡枠28は、遮光性を有する素材からなる筐体であり、光学ユニット20の外側に配置されている。
鏡枠28は、光学ユニット20を支持する内装部28aと、基板1に取り付けられる外装部28bを有している。
また、内装部28aには、第1レンズ21の当接部21cが挿入される貫通孔28cが形成されている。この貫通孔28cに、第1レンズ21の当接部21cが挿入されることによって、第1レンズ21(光学ユニット20)が、レンズの光軸を中心とした回転をしてしまわないように、その姿勢や向きを規制することが可能になっている。
この鏡枠28の貫通孔28cに光学ユニット20における第1レンズ21の当接部21cを位置合わせするように挿入すると、鏡枠28の内周面と、第1レンズ21と第2レンズ22の外周面とが当接する。また、第1レンズ21の延出部21eが鏡枠28の内装部28a上の赤外線吸収フィルム24に当接する。
そして、第2レンズ22のフランジ部22bの外周側上面から鏡枠28の内周面に亘る範囲に接着剤Bを注入して流し入れて、第2レンズ22(光学ユニット20)を鏡枠28に接着する。
この第2レンズ22のフランジ部22bの上面から鏡枠28の内周面にかけて充填された接着剤Bによって、第2レンズ22(光学ユニット20)と鏡枠28とが密着されて固定されている。
絞り蓋29は、その中央に不要光をカットする絞りとしての開口部291aを有する遮光シート291と、遮光シート291を支持するとともに鏡枠28の上部に取り付けられる蓋部292と、を備えている。
なお、遮光シート291は、蓋部292の上面に両面テープによって貼付されて配設されている。また、蓋部292は、鏡枠28の上部に接着剤Bにより固着されている。なお、遮光シート291と蓋部292は、遮光性を有する素材からなる。
そして、鏡枠28の外装部28bが基板1の上面の所定位置に接着剤Bにより固着されると、第1レンズ21の当接部21cが撮像素子2に当接するとともに、光学ユニット20の光軸が撮像素子2に位置決めされて、光学ユニット20(第1レンズ21、第2レンズ22、第3レンズ23、絞り板25等)が撮像素子2の撮像領域に被写体光を導くことが可能となるとともに、所定のピント位置を得る。
特に、鏡枠28の外装部28bの下端における外周面の全周に亘って接着剤Bを基板1の上面に対して付着させることによって、鏡枠28と基板1とが密着するように固定することができる。
つまり、第2レンズ22と鏡枠28とが接着剤Bによって接着されて、光学ユニット20が外枠部材40に固着されているので、鏡枠28と基板1とを接着剤Bで固着することにより、外枠部材40とともに光学ユニット20を、撮像素子2が備えられている基板1に固定することができ、撮像装置200を組み立てることができる。
なお、図8に示すように、赤外線吸収フィルム24に入射する対角の主光線と光学部材(第1レンズ21、第2レンズ22、第3レンズ23、絞り板25等)の光軸のなす角度は、0°以上30°以下となるように調整されているので、赤外線吸収フィルム24による光学特性の差は、撮像素子2の中心位置と対角位置とで大きな差がないため、良好な画像が得られる。
なお、ここでいう対角とは、撮像素子2の撮像領域における対角の隅部2a(図11参照)を指している。
このように、鏡枠28に光学ユニット20が固定された外枠部材40を基板1に固定することによって、光学ユニット20の光軸が撮像素子2に位置合わせされた構造を有する撮像装置200を構成することができる。
特に、本発明に係る撮像装置200において、第1レンズ21の延出部21eと鏡枠28の内装部28aの間に赤外線吸収フィルム24を挟み込むことによって、接着剤を使用せずに、赤外線吸収フィルム24を光学ユニット20(撮像装置200)に固定することができる。そして、赤外線吸収フィルム24は、0.02mm以上、0.2mm以下の厚さを有する薄いフィルム部材であるので、撮像装置200における第1レンズ21と鏡枠28の間にクリアランス精度よく好適に挟み込んで固定することができる。
つまり、従来のように、赤外線吸収フィルム24を接着剤によってレンズや鏡枠などの所定箇所に貼付する際に、赤外線吸収フィルム24の表面に接着剤が流れ出て付着してしまうことに伴うトラブルを防止することができるので、赤外線吸収フィルム24を撮像装置200に好適に組み付けることができる。
また、鏡枠28の内装部28aの上面の載置面は、赤外線吸収フィルム24の外周形状とほぼ同じ形状を有しているので、鏡枠28の内装部28aの上面に赤外線吸収フィルム24を載置した後に、光学ユニット20における第1レンズ21の当接部21cを鏡枠28の内装部28aの貫通孔28cに挿入して固定することによって、光学ユニット20を容易に組み付けることができる。特に、接着剤を塗布する接着工程を省くことで、赤外線吸収フィルム24を容易に組み付けることができる。
このように、撮像装置200において、赤外線吸収フィルム24を光学ユニット20(撮像装置200)に容易に組み付けることができるとともに、接着剤を使用しないことによって、接着剤によるトラブルを防止して好適に組み付けることができる。
よって、撮像装置200は、赤外線吸収フィルム24を容易且つ好適に組み付けることができる撮像装置であるといえる。
また、撮像装置200において、光学ユニット20の第2レンズ22のフランジ部22bの外周側上面から鏡枠28の内周面にかけて接着剤Bによって密着されるとともに、鏡枠28の外装部28bの下端の全周が、基板1の上面に接着剤Bによって密着されているので、撮像素子2は、鏡枠28と光学ユニット20(第2レンズ22)と基板1とによって封止されて、撮像装置200内に密閉されている。従って、撮像装置200内に外部から塵埃等が侵入し難くなっており、撮像素子2に塵埃等が付着してしまうことに伴うトラブルを低減することができる。
また、赤外線吸収フィルム24は、有機材料(例えば、高分子樹脂)からなる部材であるので、ガラスなどからなる赤外線吸収フィルタよりチッピングを起こし難く、その赤外線吸収フィルム24の破片が撮像装置200内で撮像素子2に付着してしまうなどの不具合を発生させることを防ぐことができる。
なお、以上の実施の形態においては、光学部材としてのレンズと光学部材としての絞り板との間に赤外線吸収フィルムを挟んで固定する例と、光学部材としてのレンズと外枠部材としての鏡枠との間に赤外線吸収フィルムを挟んで固定する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、赤外線吸収フィルムは、光学部材としてのレンズとレンズの間に挟持されていてもよく、また、赤外線吸収フィルムは、光学部材としてのシート部材(例えば、遮光シート)や、外枠部材としてのシート部材など、光学ユニットや撮像装置を構成するその他の部材によって挟持されていてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明は、以上のように構成されていることから、撮像装置を携帯電話機やモバイルコンピュータ等の小型の携帯端末機器などに搭載することができ、それら機器に撮像機能を付与することに利用できる。
符号の説明
1 基板
2 撮像素子
2a 隅部
10 光学ユニット
11 下レンズ(光学部材)
11a レンズ部
11b 脚部
11c 当接部
11d 冠部
11e 延出部
12 上レンズ(光学部材)
12a レンズ部
12b フランジ部
12c 係合部
13 絞り板(光学部材)
14 赤外線吸収フィルム(赤外線カット部材)
15 遮光シート
16 鏡枠
16a 内装部
16b 外装部
16c 嵌合溝
17 絞り蓋
20 光学ユニット
21 第1レンズ(光学部材)
21a レンズ部
21b 環部
21c 当接部
21d 冠部
21e 延出部
22 第2レンズ(光学部材)
22a レンズ部
22b フランジ部
22c 係合部
22d 冠部
23 第3レンズ(光学部材)
23a レンズ部
23b フランジ部
23c 冠部
24 赤外線吸収フィルム(赤外線カット部材)
25 絞り板(光学部材)
26 遮光シート
27 遮光シート
28 鏡枠
28a 内装部
28b 外装部
28c 貫通孔
29 絞り蓋
291 遮光シート
292 蓋部
30、40 外枠部材
100、200 撮像装置
B 接着剤

Claims (7)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子に被写体光を導く第1のレンズ及び第2のレンズと、
    前記撮像素子、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを覆う外枠部材と、を備える撮像装置であって、
    前記被写体光に含まれる赤外光を前記撮像素子に到達させないようにカットする0.02mm以上、0.2mm以下の厚さの赤外線カット部材をさらに備え、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、前記撮像素子に対し所定のピント位置を得るように位置決めされ、かつ、互いの光軸を一致させるように互いの外周部で嵌合して、前記第1レンズと前記第2のレンズとの間に空間が形成され、
    前記空間内に前記赤外線カット部材が位置し接着剤を用いずに挟み固定されることを特徴とする撮像装置。
  2. 不要光をカットする絞り部材と遮光シートとを前記空間内に備え、
    前記赤外線カット部材が前記絞り部材と前記遮光シートとの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮像素子と、
    前記撮像素子に被写体光を導く複数のレンズと、
    前記撮像素子及び前記複数のレンズを覆う外枠部材と、を備える撮像装置であって、
    前記被写体光に含まれる赤外光を前記撮像素子に到達させないようにカットする0.02mm以上、0.2mm以下の厚さの赤外線カット部材をさらに備え、
    前記複数のレンズは前記撮像素子に対し所定のピント位置を得るように位置決めされ、
    前記赤外線カット部材は、前記撮像素子側のレンズから光軸方向に延出した延出部と、前記外枠部材の内面から突き出た内装部との間に位置し、前記延出部と前記内装部との間に形成された隙間に前記赤外線カット部材が位置し接着剤を用いずに挟み固定されることを特徴とする撮像装置。
  4. 前記内装部は、前記赤外線カット部材の外周形状と同じ形状に一段低く形成された載置面を有し、
    前記赤外線カット部材が前記載置面に載置される請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記赤外線カット部材は、有機材料からなることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子側のレンズと前記外枠部材とが接着剤で密着されることにより、前記撮像素子が前記外枠部材内に封止されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記赤外線カット部材に入射する対角の主光線と、前記レンズの光軸とのなす角度は、30°以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の撮像装置。
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