JP4940839B2 - 操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックピニオン式の舵取機構を備え、操舵部材に加えられる操舵トルクを検出する検出手段を有する操舵装置に関する。
車両の操舵を行う操舵装置は、運転者によるステアリングホイール等の操舵部材の操作を舵取機構に伝え、この舵取機構を動作させるよう構成されている。このような舵取機構として、操舵部材の回転操作に応じたピニオンの回転を、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸の軸長方向の移動に変換し、ラック軸の両端に連結された左右の前輪を押し引きする動作を行うラックピニオン式の舵取機構が広く採用されている。多くのラックピニオン式の舵取機構において、ピニオン及びラックは、大容量の負荷伝達を可能とすべく、かみあい率が大きいはす歯に夫々形成してある。
また近年においては、操舵部材を操作する運転者の負担を軽減すべく、操舵部材に加えられる操舵トルクをトルクセンサにより検出して、検出された操舵トルクに基づいて操舵補助用のモータを駆動して舵取機構に補助力を加える電動パワーステアリング装置として構成された操舵装置が普及している。
前記トルクセンサは、操舵部材の操作を舵取機構に伝えるステアリング軸の中途に配してあり、操舵トルクの作用によりステアリング軸に生じる捩れを検出対象として構成されている。このトルクセンサは、一般的に、前記捩れを大きくして操舵トルクの検出精度を高めることを目的として、ステアリング軸の中途に、操舵部材側の入力軸と舵取機構側の出力軸とを低剛性のトーションバーにより連結してなる連結部を設け、この連結部において前記トーションバーの捩れを適宜の手段により検出するようにしてある。
このようなトルクセンサを備える操舵装置においては、トーションバーが一種のダンパーの働きをし、路面状態が操舵部材に伝わりにくいという状況が生じたり、操舵部材を操作するときに若干の時間遅れを伴って舵取機構が反応したりというような状況が生じ、操舵感が悪化するという問題があった。
そこで、ラックピニオン式の舵取機構を備える操舵装置においては、ラック軸の軸長方向に作用する力(以下、ラック軸力という)を検出して、このラック軸力から操舵部材に加えられた操舵トルクを求めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−321685号公報
特許文献1においては、ラック軸を支持するラックハウジングから突出するラック軸の中途にラック軸力を検出する力センサを設けて、この力センサによりラック軸力を直接検出する構成と、前輪のナックルアームに荷重を検出する荷重センサを設けて、検出された荷重に基づいてラック軸力を検出する構成とが開示してある。ところが、このような構成においては、前記力センサ又は荷重センサが外部環境に曝されるため、水、泥、塵埃等の異物の影響により検出精度の低下、故障等の不具合を引き起こす虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、低剛性のトーションバーを用いずに操舵部材に加えられる操舵トルクを求めることにより、操舵感を向上することができ、また検出手段の検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができる操舵装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る操舵装置は、操舵部材の操作に応じたピニオンの回転を、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸の軸長方向の移動に変換して操舵を行わせる操舵装置において、前記ピニオン及びラックは、はす歯に形成され、前記ピニオンは、ピニオンハウジングの内部に軸受を介して支持されたピニオン軸に一体形成されており、前記ピニオンハウジングの一側開口部を塞ぐ下蓋と、前記ピニオンハウジングの一部と前記ピニオン軸の一部とに当接させてあり、前記ピニオン及びラックの噛合部における作用力の反作用により前記ピニオンに軸長方向に加わる力を検出する力センサと、該力センサにより検出された力に基づいて前記操舵部材に加えられる操舵トルクを演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る操舵装置は、前記力センサが、所定の予圧を加えて前記ピニオンハウジング及びピニオン軸に当接させてあり、前記演算手段が、前記力センサにより検出される力と前記予圧との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してあることを特徴とする。
第3発明に係る操舵装置は、前記ピニオン軸に固定された支持板を備え、前記力センサが、前記支持板に前記ピニオンの軸長方向の両側から夫々当接させてあり、前記演算手段は、前記力センサの一方による検出値と他方による検出値との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してあることを特徴とする。
第4発明に係る操舵装置は、前記力センサが、前記ピニオンの両側で前記ピニオン軸を支持する軸受に夫々当接させてあり、前記演算手段が、前記力センサの一方による検出値と他方による検出値との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してあることを特徴とする。
第1発明によれば、ピニオン軸と、該ピニオン軸を軸受を介して支持するピニオンハウジングとの間に力センサを介装し、操舵部材の操作に伴いピニオン及びラックの噛合部に作用する力の反作用によりピニオンに軸長方向に加わる力を前記力センサにより検出して、この検出結果から、例えば、ラック及びピニオン間に働く力の作用反作用の関係式と、ピニオン軸に加えられるトルク及びラック軸力の関係式とを用いて、ピニオン軸に加えられるトルクを演算して、このトルクから操舵トルクを求めているから、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。また、前記力センサは、下蓋により塞がれたピニオンハウジングの内部に外部環境に曝さずに設けてあり、水、泥、塵埃等の異物の影響による検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができる。
第2発明によれば、力センサに、所定の予圧、具体的には操舵時に想定されるピニオンの軸長方向への作用力の最大値よりも大きい予圧が加えてあるから、前記力センサにより検出値と前記予圧との差を求め、求めた差により操舵部材に加えられる操舵トルクを向きを含めて求めることができる。
第3発明によれば、ピニオン軸に固定した支持板に軸長方向の両側から夫々当接するように力センサを設け、これらの力センサにより、ピニオンに軸長方向の両向きに加わる力を検出し、一方による検出値と他方による検出値との差、即ち一方の力センサによる検出値を基準として他方による検出値との差を求めるようにしてあるから、求めた差により操舵部材に加えられる操舵トルクを向きを含めて求めることができる。
第4発明によれば、ピニオンの両側でピニオン軸を支持する軸受に夫々当接するように力センサを設け、これらの力センサにより、ピニオンに軸長方向の両向きに加わる力を検出し、一方による検出値と他方による検出値との差、即ち一方の力センサによる検出値を基準として他方による検出値との差を求めるようにしてあるから、求めた差により操舵部材に加えられる操舵トルクを向きを含めて求めることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る操舵装置の構成を示す模式図である。本図に示す操舵装置は、ラックピニオン式の舵取機構を備えており、ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置として構成されている。
ラックピニオン式の舵取機構1は、図示しない車体の左右方向に延設されたラックハウジング11の内部に軸長方向への移動自在に支持されたラック軸10と、ラックハウジング11の中途に交叉するピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されたピニオン軸2とを備える公知の構成を有している。
ラックハウジング11の両側から外部に突出するラック軸10の両端は、各別のタイロッド12,12を介して操舵用車輪としての左右の前輪13,13に連結されている。またピニオンハウジング20の一側から外部に突出するピニオン軸2の上端は、ステアリング軸3を介して操舵部材としてのステアリングホイール30に連結されている。
ステアリング軸3は、筒形をなすコラムハウジング31の内部に回転自在に支持され、該コラムハウジング31を介して、図示しない車室の内部に前方を下とした傾斜姿勢を保って取付けてあり、コラムハウジング31の下方へのステアリング軸3の突出端にピニオン軸2が連結され、同じく上方への突出端にステアリングホイール30が固設されている。
図2は、ピニオンハウジング20及びラックハウジング11の交叉部周辺を略示する縦断面図である。ピニオン軸2は、図示のように、下半部を拡径して一体形成されたピニオン21を備えており、このピニオン21の上下両側に位置する一対のベアリング22,23により、ピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されている。ピニオン21の上側の軸受22はアンギュラ玉軸受であり、ピニオン21の下側の軸受23は深溝玉軸受である。
ピニオンハウジング20の下半部の一側には、前述したように、円筒形をなすラックハウジング11が、軸心を交叉させて連設されている。このラックハウジング11の内部に支持されているラック軸10は、ピニオンハウジング20との連通部を臨む側に、軸長方向の適長に亘って一体形成されたラック14を備えており、このラック14はピニオン21に噛合させてある。
ラックハウジング11及びピニオンハウジング20の交叉部には、これら夫々と略直交する向きに円筒形のヨークハウジング40が突設されている。ヨークハウジング40の内部には、円形断面を有するサポートヨーク4が嵌合され、軸長方向への摺動自在に保持されている。
ラックハウジング11の内側に臨むサポートヨーク4の一端は、ラック軸10の外形に対応するアーチ形状を有し、ラック14及びピニオン21の噛合部の逆側からラック軸10の外周面に滑り板41を介して摺接させてある。また、サポートヨーク4の他端は、ヨークハウジング40の開口部にねじ込まれ、ロックナット43により位置決め固定された支持キャップ42の底面に臨ませてある。サポートヨーク4と支持キャップ42との対向面間には、押しばね44が介装されており、サポートヨーク4は、押しばね44のバネ力によりラック軸10に向けて付勢され、該ラック軸10に弾接させてある。
このように取付けられたサポートヨーク4は、ラック軸10をピニオン軸2に押し付けてラック14とピニオン21とをバックラッシなしに良好に噛合させる作用をなす。ラック軸10への押し付け力の大きさは、支持キャップ42のねじ込み量の増減により適正に調整される。
以上の構成により、操舵のためにステアリングホイール30が回転操作された場合、この回転がステアリング軸3を介してピニオン軸2に伝達され、該ピニオン軸2の回転が、ピニオン21とラック14との噛合部においてラック軸10の軸長方向の移動に変換されることとなり、このようなラック軸10の移動により、左右の前輪13,13が各別のタイロッド12,12を介して押し引きされて舵取りがなされる。
ラックハウジング11の中途部外側には、操舵補助用のモータ5が取付けてある。このモータ5の出力軸は、ラックハウジング11の内部に延設され、ボールねじ機構等の運動変換機構を介してラック軸10の中途に伝動構成されている。モータ5は、後述するように求められる操舵トルクに基づいて駆動され、この駆動により発生した回転を、前記運動変換機構を介してラック軸10に伝えることにより、前述の如く行われる舵取りを補助している。
図2に示すように、ピニオンハウジング20の下端には開口部が設けてあり、この開口部は、ねじ込み式の下蓋24により閉止してある。この下蓋24の上面にはロードセル6が配してあり、このロードセル6の上面の検出部には板状の荷重受座25が当接させてある。この荷重受座25の上面とピニオン軸2の下端面の夫々には凹部が設けてあり、設けられた凹部間には、ボール26が回転自在に挟持されている。
ロードセル6は、例えば、歪みゲージを弾性体に設け、付加された力による弾性体の変形を歪みゲージの電気抵抗の変化として検出して、この変化に基づいて付加された力を求める公知の力センサである。このロードセル6には、ピニオンハウジング20への下蓋24のねじ込みに応じてロードセル6の下面に力が作用し、ロードセル6の検出部には、荷重受座25及びボール26を介してピニオン軸2の下端面からの反力が作用して、予圧が与えられることになる。該予圧の大きさは、操舵時に想定されるピニオン2の軸長方向への作用力の最大値よりも大きい値になるように、下蓋24のねじ込み量の増減により適正に調整されている。前述したボール26は、ピニオン21の回転に伴い生じる軸回りのモーメントを伝達せずに、軸長方向の力のみをロードセル6に伝えるために設けてある。また荷重受座25は、このボール26により受ける軸長方向の力をロードセル6に安定して作用させるために設けてある。
以上の構成により、ステアリングホイール30に操舵トルクが加えられ、該操舵トルクに応じて生じるピニオン21からラック14への作用力の反作用によりピニオン21の軸長方向に力が下向き又は上向きに作用すると、ロードセル6により検出される力は増加又は減少することになる。
本発明に係る操舵装置においては、以上のように設けられたロードセル6を用いてピニオン21に作用する力を検出し、検出された力からピニオン軸2に加えられるトルク、即ち操舵トルクを求めている。まず、ピニオン21に作用する力とピニオン軸2に加えられるトルクとの関係について、舵取機構1に作用する力の説明図である図3を参照して、以下に説明する。
図3に示すように、ラック14は、はす歯に形成された複数のラック歯14a,14a…を備えており、これらのラック歯14a,14a…は、ピニオン21の外周に、はす歯に形成されたピニオン歯21a,21a…に噛合させてある。ピニオン軸2にトルクTが加えられたときに、ピニオン21とラック14との噛合部においてラック14には、ピニオン歯21a,21a…及びラック歯14a,14a…の歯面に直交する力Nが作用する。ピニオン21には、作用反作用の関係により作用力Nの反力N’が作用する。なお、ピニオン21に作用する反力N’とラック14に作用する力Nは、作用反作用の関係により常に等しくなる。ピニオン21のピニオン歯21a,21a…及びラック14のラック歯14a,14a…が、夫々はす歯に形成されているため、ピニオン21に作用する反力N’は、径方向の分力Pvと軸長方向の分力Paにより表され、ラック14に作用する力Nは、軸長方向の分力Naと該軸長方向及びサポートヨーク4の軸心の夫々に直交する方向(図において上下方向)の分力Nvにより表される。
ピニオン軸2に加えられるトルクTと、このトルクTによりラック14に作用する力Nの軸長方向の分力Naとの関係は次式のように表される。
T=Na・S/(2π) … (1)
ここで、Sはピニオン軸2が1回転する間にラック軸10が移動する移動長さを表すラックストロークレシオである。ピニオン軸2に加えられるトルクTは、ステアリングホイール30の直進中立位置からの方向に応じて正負が定められており、例えば、直進中立位置から右方向を正、左方向を負としてある。
図3に示すように、はす歯として形成されたラック歯14a,14a…のねじれ角がθ°である場合、ラック14に作用する力N及び軸長方向の分力Naの関係は、次式により表される。
Na=N・cosθ … (2)
また、図3に示す面内において、ピニオン軸2がラック軸10の軸長方向と直交する方向に対してなす角度がθp°である場合、作用反作用の関係からN’=Nであるから、ラック14に作用する力Nと分力Paとの関係は、次式により表される。
N=Pa/sin(θ+θp) … (3)
(2)式及び(3)式を(1)式に代入して、次式が得られる。
T=S・Pa・cosθ/(2π・sin(θ+θp)) … (4)
以上より、ピニオン21に作用する反力N’の軸長方向の分力Paを検出して、検出した分力Paの値を(4)式に適用してピニオン軸2に加えられるトルクTを求めることができる。なお、本実施の形態において、ラック14に作用する力Nの軸長方向の分力Naは、右方向を正、左方向を負とし、またピニオン21に作用する反力N’の軸長方向の分力Paは、上向きを正、下向きを負としてある。
ピニオン21に作用する反力N’の軸長方向の分力Paは、ピニオン21の下側に設けられたロードセル6により検出される力がSaであるとき、以下の式により表される。
Pa=2(Sc−Sa) … (5)
なお、Scは、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクが0であるときにロードセル6により検出される値であり、前述した下蓋24のねじ込み量の増減により適正に調整されている予圧である。このように構成された操舵装置において、ステアリングホイール30が左又は右に回転操作されるとき、ピニオン21に下向き又は上向きの力が作用するから、ロードセル6により検出される力Saは増加又減少し、分力Paの値は負又は正となる。
ロードセル6による検出結果は、図1に示すようにアシスト制御部7へ与えられている。アシスト制御部7は、ロードセル6により検出された力Saを(5)式に適用してピニオン21に作用する反力N’の軸長方向の分力Paを求め、求めた分力Paを(4)式に適用してピニオン軸2に加えられるトルクTを演算する。演算により得られたピニオン軸2に加えられるトルクTは、ステアリングホイール30に加わる操舵トルクThと等しくなる。
アシスト制御部7は、このようにして求められた操舵トルクThに基づいて操舵補助用のモータ5に制御指令を発し、該モータ5の駆動電流を増減制御するアシスト制御動作を行う。またアシスト制御部7には、操舵補助用のモータ5の電流を検出するモータ電流センサ50による検出結果も与えられている。モータ電流センサ50により検出された電流は、操舵補助用のモータ5を駆動制御するためのフィードバック信号として用いられている。
このように構成された本発明に係る操舵装置においては、ロードセル6により検出された力Saを(5)式に適用してピニオン21に軸長方向に作用する力Paを求め、求めたPaから(4)式を用いてピニオン軸2に加えられるトルクT、即ちステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを向きを含めて求めているから、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸3を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。また、ロードセル6は、ピニオン21を支持するピニオンハウジング20の内部に設けてあるから、外部環境に曝されることなく、水、泥、塵埃等の異物の影響による検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができる。
また、ピニオン21に軸長方向の一側から当接するロードセル6に、所定の予圧Scが加えてあり、この予圧Scは、操舵時に想定されるピニオン21の軸長方向への作用力の最大値よりも大きくしてあるから、ロードセル6により検出された力Saと前記予圧Scとの差を求めて、この求めた差によりステアリングホイール30に加えられる操舵トルクを向きを含めて求めることができる。
図4は、本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の構成を示す模式図である。図4に示す操舵装置は、ステアリング軸3を支持するコラムハウジング31の中途に、操舵補助用のモータ51が取付けてあるコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置として構成されている。
操舵補助用のモータ51は、コラムハウジング31の外側に軸心を略直交させて取付けてあり、コラムハウジング31の内部に延びる出力端に固着されたウォーム(図示せず)をステアリング軸3に外嵌固定されたウォームホイール(図示せず)に噛合させ、モータ51の回転を、ウォーム及びウォームホイールにより減速してステアリング軸3に伝え、前述の如く行われる舵取りを補助するように構成されている。その他の構成は、図1に示す実施の形態と同様であるため、対応する構成部材に図1と同一の参照符号を付して、その構成及び動作の詳細な説明を省略する。なお、ロードセル6、荷重受座25及びボール26の構成並びにロードセル6により検出された力を用いてピニオン軸2に加えられるトルクを演算する手順は、前述した実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
コラムアシスト型の電動パワーステアリング装置においては、ピニオン軸2に加えられるトルクTに操舵補助用のモータ51によるアシストトルクが含まれるため、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを求めるためには、このアシストトルク分をピニオン軸2に加えられるトルクTから減算する必要がある。従って、ステアリングホイール30に作用する操舵トルクThは、(4)式により求まるピニオン軸2に加えられるトルクTを用いて次式のように表される。
Th=T−Tm・α … (6)
ここで、Tmはモータトルクであり、モータ電流Isとモータのトルク定数Ktの積により表される。αは、操舵補助用のモータの出力軸の回転をピニオン軸2に減速伝達するウォーム及びウォームホイールの減速比である。
図5は、アシスト制御部7aのアシスト制御の処理手順を示すフローチャートである。アシスト制御部7aは、ロードセル6により検出される力Saとモータ電流センサ52により検出される操舵補助用のモータ51のモータ電流Isとを所定のサンプリング周期にて夫々取り込む(ステップS1,2)。
次に、ステップS1において取り込まれた力Saを(5)式に適用して分力Paを求め、求めた分力Paを(4)式に適用して、ピニオン軸2に加えられるトルクTを演算する(ステップS3)。
一方、ステップS2において取り込まれたモータ電流Isを用いて、モータトルクTmを演算する(ステップS4)。モータトルクTmは、前述したようにモータ電流Isとモータのトルク定数Ktの積として求めることができる。
そして、ステップS3において求められたピニオン軸2に加えられるトルクT及びステップS4において求められたモータトルクTmを(6)式に適用して、操舵トルクThを演算する(ステップS5)。
次に、操舵トルクThを用いて、目標操舵補助力を発生すべく操舵補助用のモータ51に供給する目標駆動電流Iを決定する(ステップS6)。ステップS6において、目標駆動電流Iは、例えば、ステップS5で演算された操舵トルクThの演算値をアシスト制御部7aに記憶された制御マップに適用して決定される。
そして、ステップ6において求められた目標駆動電流IとステップS2において取り込まれた操舵補助用のモータ51に流れるモータ電流Isとの偏差を求め、この偏差に対してPID演算を行って、モータ電圧を求め、この演算結果に基づくPWM信号を図示しないモータ駆動回路に与え、モータ51を駆動する(ステップS7)。
以上のように、コラムハウジング31の外側に操舵補助用のモータ51を取付け、ステアリング軸3に伝動構成してなるコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置として構成された操舵装置においても、ピニオン軸2に加えられるトルクTから操舵補助用のモータ51によるアシストトルク分を減ずることによりステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを求めることができるため、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸3を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、ピニオン21の下側にロードセル6を設けているが、これに限定されず、ピニオン21の上側にロードセルを設けてもよい。
図6は、本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の要部の構成を略示する縦断面図であり、図2と同様に、ピニオンハウジング20及びラックハウジング11の交叉部周辺を示している。図示のように、ピニオン21の上下両側に設けられた軸受22a,23aは、深溝玉軸受であり、ピニオン軸2を軸長方向の移動を可能に支持している。ピニオン軸2は、軸受23aによる支持部から下方に延長してあり、この延長端には、スラスト荷重を支持するための円形の支持板8が設けてある。この支持板8は、ロックナット80によりピニオン軸2に固定され、ピニオン軸2と一体的に回転する。
一方、ピニオンハウジング20の下端に設けられた開口部には、円筒形をなすホルダ81がねじ込み固定してある。ホルダ81は、ピニオンハウジング20の内部への延長端に、上位置から支持板8に対向する天板を有しており、この天板と支持板8との対向面間には、環状のロードセル60aが挟持されている。ロードセル60aは、ホルダ81の天板に一側を固定され、滑り軸受83aを介して支持板8に他側を当接させてある。この滑り軸受83aは、ピニオン軸2と一体的に回転する支持板8と、ホルダ81に固定保持されたロードセル60aとの間での相対回転を許容し、後述する検出された力に影響を及ぼさないように設けてあり、例えば、砲金等の耐摩耗性に優れた金属材料製のメタルプレートを用いることができる。また、滑り軸受83aの代わりに、例えば、スラスト玉軸受、スラストころ軸受等の転がり軸受を用いることができる。
また、ホルダ81の下側開口部は、該開口部にねじ込み固定された下蓋82により閉止してある。下蓋82の上端面は、支持板8の下面に下位置から対向しており、これらの対向面間には、環状のロードセル60bが挟持されている。ロードセル60bは、下蓋82に一側を固定され、滑り軸受83bを介して支持板8に他側を当接させてある。滑り軸受83bの構成及び作用は、上部の滑り軸受83aと同様であるので、説明を省略する。
以上の構成において、ピニオン軸2に上向きの力が作用したときに、上部のロードセル60aがホルダ81に押し付けられることになり、このロードセル60aにより検出された力Suは増加し、ロードセル60bにより検出された力Slは減少する。一方、ピニオン軸2に下向きの力が作用したときに、下部のロードセル60bが下蓋82に押し付けられることになり、このロードセル60bにより検出された力Slは増加し、ロードセル60aにより検出された力Suは減少する。なお、前述した滑り軸受83a,83bは夫々、ピニオン21の回転に伴い生じる軸回りのモーメントを伝達せずに、軸長方向の力のみをロードセル60a,60bに伝える作用、即ちピニオン21に軸長方向に加わる力の検出に影響を及ぼさないという作用をなす。その他の構成は、図2に示す実施の形態と同様であるため、対応する構成部材に図2と同一の参照符号を付して、その構成及び動作の詳細な説明を省略する。
この実施の形態においては、ピニオン21に夫々の向きに加わる力Su,Slが、ロードセル60a,60bにより夫々検出されるから、一方のロードセル60bにより検出された力Slを基準として、この検出された力Slと他方のロードセル60aにより検出された力Suとの差(=Su−Sl)を求め、求めた差をピニオン21の軸長方向に作用する力Paとして(4)式に適用することによりピニオン軸2に加えられるトルクTを向きを含めて求めることができる。
ステアリングホイール30に操舵トルクThが加えられ、該操舵トルクThに応じて生じるピニオン21からラック14への作用力の反作用によりピニオン21の軸長方向に下向き又は上向きの力が作用すると、ロードセル60a,60bにより検出される力の差であるPaは増加又は減少するから、前述した実施の形態と同様に、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを向きを含めて求めることができ、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸3を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。
図7は、本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の要部の構成を略示する縦断面図であり、図2と同様に、ピニオンハウジング20及びラックハウジング11の交叉部周辺を示している。この実施の形態において、ピニオン軸2は、ピニオン21の上下両端面に夫々当接するアンギュラ玉軸受22b,23bにより支持してある。
アンギュラ玉軸受23bの下面は、前述したようにピニオンハウジング20の下端開口部にねじ込み固定された下蓋24の上端面に対向しており、この上端面に荷重受座25aを介して環状のロードセル61bが支持されている。このロードセル61bは、アンギュラ玉軸受23bを介してピニオン21の下端面に当接させてある。
一方、ピニオンハウジング20の上端には、ピニオン軸2を突出させるための開口部が設けてあり、この開口部には、ピニオン軸2の外周をシールするオイルシールのホルダを兼ねる上蓋27がねじ込み固定されている。上蓋27の下部は、ピニオンハウジング20の内部に延長されており、この延長端は上側のアンギュラ玉軸受22bの上面に対向しており、この対向面間に環状のロードセル61aが挟持されている。このロードセル61aは、アンギュラ玉軸受22bを介してピニオン21の上端面に当接させてある。
以上の構成において、ピニオン軸2に下向きの力が作用したときに、下部のロードセル61bが、下蓋24に押し付けられることになり、このロードセル61bにより検出された力Slは増加し、ロードセル61aにより検出された力Suは減少する。なお、荷重受座25aは、軸長方向の力をロードセル61bに安定して作用させるために設けてある。
一方、ピニオン軸2に上向きの力が作用したときに、上部のロードセル61aが、上蓋27に押し付けられることになり、このロードセル61aにより検出された力Suは増加し、ロードセル61bにより検出された力Slは減少する。その他の構成は、図2に示す実施の形態と同様であるため、対応する構成部材に図2と同一の参照符号を付して、その構成及び動作の詳細な説明を省略する。
この実施の形態においては、ピニオン21に夫々の向きに加わる力Su,Slが、ロードセル61a,61bにより夫々検出されるから、一方のロードセル61bにより検出された力Slを基準として、この検出された力Slと他方のロードセル61aにより検出された力Suとの差(=Su−Sl)を求め、求めた差をピニオン21の軸長方向に作用する力Paとして(4)式に適用することによりピニオン軸2に加えられるトルクTを向きを含めて求めることができる。
ステアリングホイール30に操舵トルクThが加えられ、該操舵トルクThに応じて生じるピニオン21からラック14への作用力の反作用によりピニオン21の軸長方向に力が下向き又は上向きに作用すると、ロードセル61a,61bにより検出される力の差であるPaは増加又は減少することになるから、前述した実施の形態と同様に、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを向きを含めて求めることができ、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸3を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。
また、ピニオン21の両側を支持する支持部の弾性係数、具体的にはアンギュラ玉軸受22b,23b及びこれらアンギュラ玉軸受22b,23bを支持するハウジング等の構造により決まる弾性係数を略等しくすることにより、より精度良く操舵トルクを求めることができる。
なお、以上の実施の形態においては、ピニオン21の軸長方向に作用する力Paを検出する検出手段としてロードセルを用いているが、これに限定されず、ピニオン21の軸長方向に作用する力Paを検出可能な検出手段であればよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能である。
本発明に係る操舵装置の構成を示す模式図である。 ピニオンハウジング及びラックハウジングの交叉部周辺を略示する縦断面図である。 舵取機構に作用する力の説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の構成を示す模式図である。 アシスト制御部のアシスト制御の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の要部の構成を略示する縦断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る操舵装置の要部の構成を略示する縦断面図である。
符号の説明
1 舵取機構、2 ピニオン軸、21 ピニオン、3 ステアリング軸、4 サポートヨーク、6,60a,60b,61a,61b ロードセル(検出手段,力センサ)、7,7a アシスト制御部(演算手段)、8 支持板、10 ラック軸、14 ラック、30 ステアリングホイール(操舵部材)

Claims (4)

  1. 操舵部材の操作に応じたピニオンの回転を、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸の軸長方向の移動に変換して操舵を行わせる操舵装置において、
    前記ピニオン及びラックは、はす歯に形成され、前記ピニオンは、ピニオンハウジングの内部に軸受を介して支持されたピニオン軸に一体形成されており、
    前記ピニオンハウジングの一側開口部を塞ぐ下蓋と、
    前記ピニオンハウジングの一部と前記ピニオン軸の一部とに当接させてあり、前記ピニオン及びラックの噛合部における作用力の反作用により前記ピニオンに軸長方向に加わる力を検出する力センサと、
    該力センサにより検出された力に基づいて前記操舵部材に加えられる操舵トルクを演算する演算手段とを備えることを特徴とする操舵装置。
  2. 前記力センサは、所定の予圧を加えて前記ピニオンハウジング及びピニオン軸に当接させてあり、前記演算手段は、前記力センサにより検出される力と前記予圧との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してある請求項1記載の操舵装置。
  3. 前記ピニオン軸に固定された支持板を備え、前記力センサは、前記支持板に前記ピニオンの軸長方向の両側から夫々当接させてあり、前記演算手段は、前記力センサの一方による検出値と他方による検出値との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してある請求項1記載の操舵装置。
  4. 前記力センサは、前記ピニオンの両側で前記ピニオン軸を支持する軸受に夫々当接させてあり、前記演算手段は、前記力センサの一方による検出値と他方による検出値との差を求め、求めた差から前記操舵トルクを演算するように構成してある請求項1記載の操舵装置。
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