JP4899716B2 - 操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックピニオン式の舵取機構を備え、操舵部材に加えられる操舵トルクを検出する検出手段を有する操舵装置に関する。
車両の操舵を行う操舵装置は、運転者によるステアリングホイール等の操舵部材の操作を舵取機構に伝え、この舵取機構を動作させるよう構成されている。このような舵取機構として、操舵部材の回転操作に応じたピニオンの回転を、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸の軸長方向の移動に変換し、ラック軸の両端に連結された左右の前輪を押し引きする動作を行うラックピニオン式の舵取機構が広く採用されている。このラックピニオン式の舵取機構は、ラック及びピニオンをバックラッシなしに良好に噛合させるべく、両者の噛合部の逆側からラック軸に弾接し、前記噛合部に与圧を加えるサポートヨークを備えている。また、多くのラックピニオン式の舵取機構において、前記ピニオン及びラックは、大容量の負荷伝達を可能とすべく、かみあい率が大きいはす歯に夫々形成してある。
一方、近年においては、操舵部材を操作する運転者の負担を軽減すべく、操舵部材に加えられる操舵トルクをトルクセンサにより検出して、検出された操舵トルクに基づいて操舵補助用のモータを駆動して舵取機構に補助力を加える電動パワーステアリング装置として構成された操舵装置が普及している。
前記トルクセンサは、操舵部材の操作を舵取機構に伝えるステアリング軸の中途に配してあり、操舵トルクの作用によりステアリング軸に生じる捩れを検出対象として構成されている。このトルクセンサは、一般的に、前記捩れを大きくして操舵トルクの検出精度を高めることを目的として、ステアリング軸の中途に、操舵部材側の入力軸と舵取機構側の出力軸とを低剛性のトーションバーにより連結してなる連結部を設け、この連結部において前記トーションバーの捩れを適宜の手段により検出するようにしてある。
このようなトルクセンサを備える操舵装置においては、トーションバーが一種のダンパーの働きをし、路面状態が操舵部材に伝わりにくいという状況が生じたり、操舵部材を操作するときに若干の時間遅れを伴って舵取機構が反応したりというような状況が生じ、操舵感が悪化するという問題があった。
そこで、ラックピニオン式の舵取機構を備える操舵装置においては、ラック軸の軸長方向に作用する力(以下、ラック軸力という)を検出して、このラック軸力から操舵部材に加えられた操舵トルクを求めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−321685号公報
特許文献1においては、ラック軸を支持するラックハウジングから突出するラック軸の中途にラック軸力を検出する力センサを設けて、この力センサによりラック軸力を直接検出する構成と、前輪のナックルアームに荷重を検出する荷重センサを設けて、検出された荷重に基づいてラック軸力を検出する構成とが開示してある。ところが、このような構成においては、前記力センサ又は荷重センサが外部環境に曝されるため、水、泥、塵埃等の異物の影響により検出精度の低下、故障等の不具合を引き起こす虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、低剛性のトーションバーを用いずに操舵部材に加えられる操舵トルクを求めることにより、操舵感を向上することができ、また検出手段の検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができる操舵装置を提供することを目的とする。
本発明に係る操舵装置は、操舵部材の操作に応じて回転するピニオンと、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸と、該ラック軸に前記ラック及びピニオンの噛合部の逆側から弾接するサポートヨークとを備え、前記ピニオンの回転が、前記噛合部にて前記ラック軸の軸長方向の移動に変換されて操舵がなされる操舵装置において、前記ピニオン及びラックは、はす歯に形成されており、前記サポートヨーク及びラック軸により定まる平面を基準に対称な位置に設けられ、前記噛合部における作用力により前記サポートヨークに加わる力を検出する2つの力センサと、該2つの力センサにより夫々検出される力の差を求め、求めた差から前記操舵部材に加えられる操舵トルクを演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、操舵部材の操作に伴いピニオン及びラックの噛合部に作用する力によりサポートヨークに加わる力を、サポートヨーク及びラック軸夫々の軸心を含む平面を基準に対称な位置に設けた2つの力センサにより検出して、これらの検出結果の差から操舵部材に加えられる操舵トルクを演算しているから、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。また、2つの力センサは、例えばサポートヨークを支持するヨークハウジングの内部に設ける等、外部環境に曝さずに設けることが可能であるから、水、泥、塵埃等の異物の影響による検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができ、操舵トルクをその方向を含めて精度良く検出することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る操舵装置の構成を示す模式図である。本図に示す操舵装置は、ラックピニオン式の舵取機構を備えており、ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置として構成されている。
ラックピニオン式の舵取機構1は、図示しない車体の左右方向に延設されたラックハウジング11の内部に軸長方向への移動自在に支持されたラック軸10と、ラックハウジング11の中途に交叉するピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されたピニオン軸2とを備える公知の構成を有している。
ラックハウジング11の両側から外部に突出するラック軸10の両端は、各別のタイロッド12,12を介して操舵用車輪としての左右の前輪13,13に連結されている。またピニオンハウジング20の一側から外部に突出するピニオン軸2の上端は、ステアリング軸3を介して操舵部材としてのステアリングホイール30に連結されている。
ステアリング軸3は、筒形をなすコラムハウジング31の内部に回転自在に支持され、該コラムハウジング31を介して、図示しない車室の内部に前方を下とした傾斜姿勢を保って取付けてあり、コラムハウジング31の下方へのステアリング軸3の突出端にピニオン軸2が連結され、同じく上方への突出端にステアリングホイール30が固設されている。
図2は、ピニオンハウジング20及びラックハウジング11の交叉部周辺を略示する縦断面図である。ピニオン軸2は、図示のように、下半部を拡径して一体形成されたピニオン21を備えており、このピニオン21の上下両側に位置する一対のベアリング22,23により、ピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されている。
ピニオンハウジング20の下半部の一側には、前述したように、円筒形をなすラックハウジング11が、軸心を交叉させて連設されている。このラックハウジング11の内部に支持されているラック軸10は、ピニオンハウジング20との連通部を臨む側に、軸長方向の適長に亘って一体形成されたラック14を備えており、このラック14はピニオン21に噛合させてある。
ラックハウジング11及びピニオンハウジング20の交叉部には、これら夫々と略直交する向きに円筒形のヨークハウジング40が突設されている。ヨークハウジング40の内部には、円形断面を有するサポートヨーク4が嵌合され、軸長方向への摺動自在に保持されている。
ラックハウジング11の内側に臨むサポートヨーク4の一端は、ラック軸10の外形に対応するアーチ形状を有し、ラック14及びピニオン21の噛合部の逆側からラック軸10の外周面に滑り板41を介して摺接させてある。また、サポートヨーク4の他端は、ヨークハウジング40の開口部にねじ込まれ、ロックナット43により位置決め固定された支持キャップ42の底面に臨ませてある。サポートヨーク4と支持キャップ42との対向面間には、押しばね44が介装されており、サポートヨーク4は、押しばね44のバネ力によりラック軸10に向けて付勢され、該ラック軸10に弾接させてある。
このように取付けられたサポートヨーク4は、ラック軸10をピニオン軸2に押し付けてラック14とピニオン21との噛合部に与圧を付与して、両者をバックラッシなしに良好に噛合させる作用をなす。前記与圧の大きさは、支持キャップ42のねじ込み量の増減により適正に調整される。
以上の構成により、操舵のためにステアリングホイール30が回転操作された場合、この回転がステアリング軸3を介してピニオン軸2に伝達され、該ピニオン軸2の回転が、ピニオン21とラック14との噛合部においてラック軸10の軸長方向の移動に変換されることとなり、このようなラック軸10の移動により、左右の前輪13,13が各別のタイロッド12,12を介して押し引きされて舵取りがなされる。
ラックハウジング11の中途部外側には、操舵補助用のモータ5が取付けてある。このモータ5の出力軸は、ラックハウジング11の内部に延設され、ボールねじ機構等の運動変換機構を介してラック軸10の中途に伝動構成されている。モータ5は、後述するように求められる操舵トルクに基づいて駆動され、この駆動により発生した回転を、前記運動変換機構を介してラック軸10に伝えることにより、前述の如く行われる舵取りを補助している。
サポートヨーク4は、図2に示すように、支持キャップ42の側に位置し、押しばね44により付勢される付勢部4aと、ラック軸10の側に位置し、ラック軸10の外周面に弾接する弾接部4bとからなる。付勢部4aの弾接部4bとの対向端面は、図2に示す断面内において、サポートヨーク4の前記円形断面の中心を通り摺動方向と平行をなす軸心に対して夫々等しい角度(90°−θs°)をなして傾斜する谷形の面としてある。同様に、弾接部4bの付勢部4aとの対向端面は、図2に示す断面内において、サポートヨーク4の軸心に対して夫々等しい角度(90°−θs°)をなして傾斜する山形の面としてある。これら付勢部4a及び弾接部4bの端面間にロードセル6,7が夫々挟持されている。ロードセル6,7は、例えば、歪みゲージを弾性体に設け、付加された力による弾性体の変形を歪みゲージの電気抵抗の変化として検出して、この変化に基づいて付加された力を求める公知の力センサである。
本発明に係る操舵装置においては、以上のように設けられたロードセル6,7を用いてサポートヨーク4に作用する力を検出し、検出された力からピニオン軸2に加えられるトルク、即ち操舵トルクを求めている。まず、サポートヨーク4に作用する力とピニオン軸2に加えられるトルクとの関係について、舵取機構1に作用する力の説明図である図3を参照して、以下に説明する。
図3に示すように、ラック14は、はす歯に形成された複数のラック歯14a,14a…を備えており、これらのラック歯14a,14a…は、ピニオン21の外周に、はす歯に形成されたピニオン歯21a,21a…に噛合させてある。ピニオン軸2にトルクTが加えられたときに、ピニオン21とラック14との噛合部においてラック14には、ピニオン歯21a,21a…及びラック歯14a,14a…の歯面に直交する力Nが作用する。ピニオン21には、作用反作用の関係により作用力Nの反力N’が作用する。なお、ピニオン21に作用する反力N’とラック14に作用する力Nは、作用反作用の関係により常に等しくなる。ピニオン21のピニオン歯21a,21a…及びラック14のラック歯14a,14a…が、夫々はす歯に形成されているため、ピニオン21に作用する反力N’は、径方向の分力Pvと軸長方向の分力Paにより表され、ラック14に作用する力Nは、軸長方向の分力Naとサポートヨーク4及びラック軸10の軸心の夫々に直交する方向(図において上下方向)の分力Nvにより表される。
ピニオン軸2に加えられるトルクTと、このトルクTによりラック14に作用する力Nの軸長方向の分力Naとの関係は次式のように表される。
T=Na・S/(2π) … (1)
ここで、Sはピニオン軸2が1回転する間にラック軸10が移動する移動長さを表すラックストロークレシオである。ピニオン軸2に加えられるトルクTは、ステアリングホイール30の直進中立位置からの方向に応じて正負が定められており、例えば、直進中立位置から右方向を正、左方向を負としてある。
図3に示すように、はす歯として形成されたラック歯14a,14a…の傾斜角がθ°である場合、ラック14に作用する力Nの軸長方向の分力Na及び上下方向の分力Nvの関係は次式により表される。
Na=Nv/tanθ … (2)
(2)式を(1)式に代入して、次式が得られる。
T=Nv・S/(2π・tanθ) … (3)
以上より、ラック14に作用する力Nの上下方向の分力Nvを検出することにより、検出したNvの値を(3)式に適用してピニオン軸2に加えられるトルクTを求めることができる。この上下方向の分力Nvは、ラック軸10に弾接されているサポートヨーク4に伝達される。ロードセル6,7は、このNvを検出することを目的として、サポートヨーク4に前述したように設けられている。なお、本実施の形態において、ラック14に作用する力Nの軸長方向の分力Naは、右方向を正、左方向を負とし、また上下方向の分力Nvは、下向きを正、上向きを負としてある。
図2に示すように、ロードセル6,7により検出される力が夫々Su,Slであり、ラック軸10から弾接部4bを介してロードセル6,7が受ける力の向きがサポートヨーク4の軸心に対してなす角度が夫々θs°であるから、前述したラック14に作用する力Nの上下方向の分力Nvは次式より求まる。
Nv=(Sl−Su)・sinθs … (4)
なお、θsは0°以外の90°までの適宜の角度に設定してある。このように構成された操舵装置において、ステアリングホイール30が右又は左に回転操作されるとき、ラック14に下向き又は上向きの力が作用するから、ロードセル6,7により検出される力の差(=Sl−Su)は正又は負となる。
ロードセル6,7による検出結果は、図1に示すようにアシスト制御部8へ与えられている。アシスト制御部8は、ロードセル6,7により夫々検出された力Su,Slを用いて、より具体的には、(4)式に示すように、検出された力Su,Slの上下方向の分力の差からサポートヨーク4に加わる力、即ち、ラック14に作用する力Nの上下方向の分力Nvを求め、求めたNvを(3)式に適用してピニオン軸2に加えられるトルクTを演算する。演算により得られたピニオン軸2に加えられるトルクTは、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThと等しくなる。
アシスト制御部8は、このようにして求められた操舵トルクThに基づいて操舵補助用のモータ5に制御指令を発し、該モータ5の駆動電流を増減制御するアシスト制御動作を行う。またアシスト制御部8には、操舵補助用のモータ5の電流を検出するモータ電流センサ50による検出結果も与えられている。モータ電流センサ50により検出された電流は、操舵補助用のモータ5を駆動制御するためのフィードバック信号として用いられている。
このように構成された本発明に係る操舵装置においては、ステアリングホイール30の操作に伴いピニオン21及びラック14の噛合部に作用する力によりサポートヨーク4に加わる力、即ちラック14に作用する力Nの上下方向の分力Nvを、(4)式に示すようにロードセル6,7により夫々検出された力Su,Slの差から求め、求めたNvを(3)式に適用してピニオン軸2に加えられるトルクT、即ちステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを求めることができる。この結果、従来のトルクセンサのように低剛性のトーションバーを設ける必要が無く、ステアリング軸3を剛性の高い中空材又は中実材により構成することにより操舵感を向上することができる。また、ロードセル6,7は、図2に示すように、サポートヨーク4を支持するヨークハウジング40の内部に設けてあるから、外部環境に曝されることなく、水、泥、塵埃等の異物の影響による検出精度の低下、故障等の不具合を未然に防止することができる。
また、サポートヨーク4及びラック軸10夫々の軸心を含む平面を基準に対称な位置に2つのロードセル6,7を設けており、これらのロードセル6,7により検出される力の差から(4)式を用いてラック14に作用する力の上下方向の分力Nvを求め、求めた分力Nvから(3)式を用いてピニオン軸2に加えられるトルクT、即ちステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを演算しているから、操舵トルクの大きさを求めることができる。また、ロードセル6,7の一方を基準として両者の検出結果の差を求めているから、この求めた差の正負により、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThの方向を求めることができる。
なお、本実施の形態においては、ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置について述べたが、これに限定されず、コラムハウジング31の外側に操舵補助用のモータを取付け、ステアリング軸3に伝動構成してなるコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置についても同様に構成することができる。
コラムアシスト型の電動パワーステアリング装置においては、ピニオン軸2に加えられるトルクTに操舵補助用のモータによるアシストトルクが含まれるため、ステアリングホイール30に加えられる操舵トルクThを求めるためには、このアシストトルク分をピニオン軸2に加えられるトルクTから減算する必要がある。従って、操舵トルクThは、(3)式により求まるピニオン軸2に加えられるトルクTを用いて次式のように表される。
Th=T−Tm・α … (5)
ここで、Tmはモータトルクであり、モータ電流Isとモータのトルク定数Ktの積により表される。αは、操舵補助用のモータの出力軸の回転をステアリング軸3に減速伝達する減速手段の減速比である。
なお、以上の実施の形態においては、サポートヨーク4及びラック軸10により定まる平面を、サポートヨーク4及びラック軸10夫々の軸心を含む平面としているが、これに限定されず、例えば、サポートヨーク4の軸心を含みラック軸10の軸心に対して適宜の角度をなす平面としてもよい。
更に、本実施の形態においては、ラック軸10からサポートヨーク4に加えられる力を検出する力センサとしてロードセル6,7を用いているが、これに限定されず、サポートヨーク4に加えられる力を検出可能な適宜の力センサを採用することができる。また、本実施の形態においては、サポートヨーク4を支持するヨークハウジング40の内部にロードセル6,7を設けているが、これに限定されず、ヨークハウジング40の内面に凹部を設け、サポートヨーク4の外面に接するようにロードセルを前記凹部に設けることも可能である。
更に、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能である。
本発明に係る操舵装置の構成を示す模式図である。 ピニオンハウジング及びラックハウジングの交叉部周辺を略示する縦断面図である。 舵取機構に作用する力の説明図である。
符号の説明
1 舵取機構、2 ピニオン軸、21 ピニオン、4 サポートヨーク、6,7 ロードセル(力センサ)、8 アシスト制御部(演算手段)、10 ラック軸、14 ラック、30 ステアリングホイール(操舵部材)

Claims (1)

  1. 操舵部材の操作に応じて回転するピニオンと、該ピニオンに噛合するラックを有するラック軸と、該ラック軸に前記ラック及びピニオンの噛合部の逆側から弾接するサポートヨークとを備え、前記ピニオンの回転が、前記噛合部にて前記ラック軸の軸長方向の移動に変換されて操舵がなされる操舵装置において、
    前記ピニオン及びラックは、はす歯に形成されており、
    前記サポートヨーク及びラック軸により定まる平面を基準に対称な位置に設けられ、前記噛合部における作用力により前記サポートヨークに加わる力を検出する2つの力センサと、
    該2つの力センサにより夫々検出される力の差を求め、求めた差から前記操舵部材に加えられる操舵トルクを演算する演算手段とを備えることを特徴とする操舵装置。
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