JP4938641B2 - 襟巻き用ハンガー - Google Patents

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Description

この発明は、衣類用ハンガーに関するものであり、シート状素材を利用したハンガーを製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
国内クリーニング業界では近年、自然環境に配慮して従来型の針金製使い捨てハンガーを廃止し、リサイクル利用に有効なプラスチック製ハンガーを用いるようになり、針金製ハンガーの使い道や再利用法に悩んだり、処分に困ったりしていた多数の顧客に好評となっている。こうした改善がなされている一方でクリーニング済みの毛皮製や毛糸製などの襟製品は、一般的形状のプラスチック製ハンガーに巻き付け、または吊した状態に包装するのが難しく、ハンガー類を使用せずにポリ袋に入れただけの状態で出荷せざるを得ず、輸送および保管中の積み重ねによって圧縮され、ボリューム感や柔らかな風合いが失われてしまったり、形崩れを起こしたり、皺が残ってしまうなど、様々な問題を生じる虞があり、未だ適切な包装技術が存在しないというのが実情である。
(従来の技術)
そうした事情を打開しようとして、例えば、後記する特許文献1(1)に掲載されている考案のように、断面が一定径の円から成り、略ネクタイの幅の長さを有する円柱形状のロールを設け、長細のネクタイを折畳む際、上記ロールをネクタイの折り目の内側に当てて折畳むようにした「ネクタイの折畳み補助具」や、同特許文献1(2)に示されている「商品陳列用ハンガー」発明に見られるとおりの、台紙の上下中央前面に左右一対の襟フラップを斜め前方に突出するよう形成し、同台紙の中央上端に吊下げ部(吊下げフック)を有する凸部を突設する一方、該一対の襟フラップ下がわとなる台紙前面左右中央には、止め部テープが垂直軸周りの輪を形成し、スカーフ中央付近を台紙背面がわから凸部に掛け、両端を同台紙の前面に垂らした両端を止め部に通すよう装着してふっくらと表現力豊かに陳列できるようにしたものなどが散見される。
しかし、前者の「ネクタイの折畳み補助具」などのようなものは、直径1cm、長さ8cmの円柱形状のロールをネクタイの折り目内側に当てて折り畳むようにするネクタイ専用のものであり、毛脚の長い襟飾りや厚手のマフラー、あるいは立体裁断によって縫製された襟巻きなどには全く使用できないという致命的な欠点があり、また、後者の商品陳列用ハンガーに代表されるようなものでは、販売店店頭にスカーフを陳列することを目的としたハンガーであるが、フックを大型化することでクリーニング店のハンガーバーに吊すことができるようになり、クリーニング済みのスカーフを包装するのに適したものとなるが、やはり毛脚の長い襟飾りや厚手のマフラーなどは、襟フラップの緩衝跡や輪状の止め部の止め跡等が、皺や圧迫痕を残す虞があるという欠点があった。
(1)実用新案登録第3091430号公報 (2)特開平11−332706号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のあるハンガー類は、何れも毛脚の長い襟飾りや厚手のマフラーなど、非常に柔らかくデリケートな製品をクリーニングした後に包装し、一般のクリーニング済み衣類と同様にハンガーバーに吊した状態で輸送および保管することができず、立体裁断による襟巻きなどを含む多くの襟製品がクリーニング終了後、未だにポリ袋に包装したまま平置きや積み重ねされた荷姿で輸送、保管されているという状況が続き、折角の毛皮製品の高級感が損なわれてしまう懸念は、未だ払拭されているとはいえない。
(発明の目的)
そこで、この発明は、毛脚の長い襟飾りや厚手のマフラーおよび立体的形状の襟巻きなどを折り目や圧迫痕などを生じず、吊り下げ輸送および保管可能とする衣類クリーニング業務用の新たな包装技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の襟巻き用ハンガーを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の襟巻き用ハンガーは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成してなるものとした構成を要旨とする襟巻き用ハンガーである。
この基本的な構成からなる襟巻き用ハンガーを表現を変えて示すと、縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成し、当該装着窓形成用輪郭内から下辺相当部分が折り目となるよう、海老反り用舌片を台紙表裏面の何れか一方に折り出し、海老反り状に湾曲させて係合爪を対応する切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込み、装着窓に襟巻き類を通して湾曲、支持された海老反り用舌片に沿って鞍跨り状となり、同襟巻き類両端がわ夫々が形態安定部表裏面に倣って垂れ下がり状に保持可能なものとした構成からなる襟巻き用ハンガーとなる。
より具体的には、縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とし、該係合爪付きの舌片を折り出したときに現れる装着窓上縁に、別体型ハンガーフックの吊下重心が当該台紙の重心上に一致するよう、組込み可能なフック嵌合部を形成したものとする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成してなるものとした構成からなる襟巻き用ハンガーとなる。
以上のとおり、この発明の襟巻き用ハンガーによれば、従前までは、毛脚の長い襟飾りや厚手のマフラーなど、非常に柔らかくデリケートな製品をクリーニングした後に包装し、一般のクリーニング済み衣類と同様にハンガーバーに吊した状態で輸送および保管することができず、立体裁断による襟巻きなどを含む多くの襟製品がクリーニング終了後、未だにポリ袋に包装したまま平置きや積み重ねされた荷姿で輸送、保管されているという状況にあって、顧客へ返却するときには平たく潰れてしまっていたり、クリーニング直後には無かった折り目がついていたりして仕上がり品質を大きく低下させてしまうことがあったが、縦長矩形状の当該台紙の装着窓形成用輪郭内から下辺相当部分が折り目となるよう、海老反り用舌片を台紙表裏面の何れか一方に折り出し、海老反り状に湾曲させて係合爪を対応する切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込み、装着窓に襟巻き類を通して湾曲、支持された海老反り用舌片に沿って鞍跨り状となり、同襟巻き類両端がわ夫々が形態安定部表裏面に倣って垂れ下がり状に保持可能なものとし、襟巻き類を適度な弾性を有する海老反り用舌片の大きな円弧状曲面に添わせるよう保持することができ、輸送および保管中の襟巻き類に不要な圧迫が加わるのを確実に防止すると共に、形態安定部表裏面が襟巻き類両端がわのズレ動きを阻止して安定的に保持するものとなり、潰れや折り目の発生を確実に防止してクリーニング直後の上質な風合いをそのままに、高品質を保って顧客へ届けることができるという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、当該襟巻き用ハンガーは、縦長矩形状の台紙からなり、装着窓形成用輪郭から海老反り用舌片を折り出し、その係合爪を対応する切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込むだけで、簡単且つ迅速に組み立てることが可能であり、経済性に秀れると共に包装作業の効率を高め、厚紙や段ボールのような化学的に、または自然環境下で分解し易い素材を選択することによってリサイクル処理が容易な自然環境に優しい包装技術を提供することができる。
また、当該縦長矩形状台紙から係合爪付き舌片を折り出したときに現れる装着窓上縁に、別体型ハンガーフックの吊下重心が当該台紙の重心上に一致するよう、組込み可能なフック嵌合部を形成したものは、該別体型ハンガーフックを確実に嵌合、固定することができ、襟巻き類をより安定的に高い強度で吊り下げ保持することができるものとなる。
そして、係合爪が、切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込まれるよう組み合わせられる先端を流線形状に設定されてなるものは、装着対象の襟巻き類に接触した場合にも損傷や接触跡が残るのを、より確実に防止するっことができ、包装品質を一層高めることができる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
台紙は、当該襟巻き用ハンガーの本体をなすものであって、使用前には一般の厚紙類と同様に重ねて保管することが可能であり、使用するときには簡単な組み立て操作によって襟巻きやマフラー類を吊り下げ保持可能とする機能を果たし、縦長矩形状のシート状素材からなるものとしなければならず、包装の対象となる襟巻き類の寸法に応じて大中小など各種サイズを揃えたものとすることが可能であり、経済性やリサイクル処理、自然環境への影響などを考慮すると厚紙や段ボール製とすべきであるが、厚手の形状維持可能な生地や合成樹脂シート製とすることも可能であり、印刷や装飾、または防虫剤や消臭剤、芳香剤などをプリント、貼着またはその外の構造で一体化したものとすることができる。
装着窓は、縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状に装着可能とする機能を果たし、台紙の上端寄りで、横幅寸法中央となる部分に予め開口されたものとすることが可能であるが、製造効率や保管、輸送中などの収納性や作業性などを考慮すると、後述する実施例に示すように、台紙上端寄りの横幅寸法中央部分から、海老反り用舌片を折り出したときに形成されるものとすべきであり、また、水平辺となる下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう形成した脆弱化構造または打抜き構造を、同一の台紙に小中大の順に、次第に外がわ配置となるよう配置、形成し、使用する段階で襟巻き類の寸法や形状に応じて適する大きさに打ち抜き、開口できるようにしたものとすることができる。
また、装着窓の上縁には、別体型ハンガーフックの吊下重心が当該台紙の重心上に一致するよう、組込み可能なフック嵌合部を形成したものとするのが望ましく、該フック嵌合部は、後述する実施例に示すように、海老反り用舌片輪郭部分の上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方から、上方に向けて突出状となり、同輪郭部分の一部となるように形成された係合爪部分の打ち抜き跡(凹欠部分)を利用してなるものとすることができる。
海老反り用舌片は、当該襟巻き用ハンガーの使用前段階では、縦長矩形状台紙と同一紙面状にあって、複数枚の台紙同士を重ね合わせ状態に保管可能とし、該襟巻き用ハンガーを使用するときには、台紙面から湾曲状に折り出され、襟巻き類を貫通状とする寸法、形状の装着窓を形成すると共に、該装着窓の直下に湾曲状の支持面壁を形成可能とする機能を果たし、縦長矩形状台紙上端寄りの横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの舌片状に形成したものとすべきであるが、製造効率や、使用前の重ね合わせ状態における収納性、輸送効率などを望まなければ、台紙の上端寄り適所に開口した装着窓の直下付近に海老反り用舌片の対応する一辺を貼着、一体化したものとすることが可能であり、また、大きさや形状の異なる別体型の舌片を準備し、包装対象の襟巻き類の寸法や形状に応じた舌片を包装の都度選択し、台紙の装着窓直下付近に組み込み可能としてなるものとすることができる。
そして、当該海老反り用舌片は、装着窓の形成と同様に、水平辺となる下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう形成した脆弱化構造または打抜き構造を、同一の台紙に小中大の順に、漸次外がわ配置となるよう配置、形成して襟巻き類の寸法や形状に応じて適宜選択した大きさに打ち出しできるようにしたものとすることができる。
装着窓(および/または海老反り用舌片)の輪郭部分の脆弱化構造は、薄肉構造、ミシン目構造、脆弱素材製部分などの連続線状の応力集中部分からなるものとし、鋏やカッターなどの工具類を一切必要とせずに素手で容易に切離、操作可能となるよう設定されたものとしなければならず、打抜き構造は、装着窓(および/または海老反り用舌片)の水平辺となる下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続線状に切離されたものとしなければならない。
係合爪は、装着窓下辺相当部分で台紙に一体となっている海老反り用舌片の遊端がわを、装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置に形成してある切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかに差し込まれることで、海老反り用舌片を湾曲状に支持可能とする機能を果たし、切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかに差し込み容易な先鋭状のものとするのが望ましいが、後述する実施例に示すように、先端が襟巻き類に傷付けたり変形させたりしないよう、流線形状に設定されてなるものとするのが良い。
切込み部または脆弱化構造とした切込み誘導部は何れも、当該台紙の装着窓輪郭の下辺相当部分から、海老反り用舌片の全高よりも短い寸法分だけ下がった位置に、該舌片に一体形成された係合爪を差し込み、同舌片遊端がわを湾曲状に連結可能とする機能を果たすものであり、切込み部は、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方に、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法を有するものとして連続線状に切離したものであり、切込み誘導部は、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方に、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法を有するものとした薄肉構造、ミシン目構造、脆弱素材製部分などの連続線状の応力集中部分からなり、素手で容易に切離、操作可能としたものとし、それらは、当該下辺相当部分から舌片全高の1/4および3/4の各寸法分下がった位置の上下2個所、または、それら2個所に舌片全高の1/2各寸法分下がった位置を加えた上下3個所、あるいはこれら以外の上下複数個所を含めた上下合計4個所以上に夫々形成し、海老反り用舌片の支持曲率を自在に変更、調節できるものとすることができる。
形態安定部は、湾曲状に固定した海老反り用舌片に鞍跨り状に装着された襟巻き類の両端を垂下がり姿勢に安定保持可能とする機能を果たし、切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分からなり、この台紙下側部分を超えて襟巻き類両端が互いに接触しないよう、台紙表裏平面壁で区画されたものとしなければならない。
別体型ハンガーフックは、台紙を本体とする当該襟巻き用ハンガーの上端がわに組み込み可能であって、充分な強度でハンガーバーに吊り下げ保持可能とする機能を果たすものであり、当該襟巻き用ハンガーへの着脱機構を備えた合成樹脂製または金属製のものとすべきであり、使用後は当該襟巻き用ハンガーから簡単に取り外すことができ、リサイクル利用可能なものとするのが望ましい。
襟巻き類は、クリーニング後に包装する対象物であり、より具体的には、身体に巻き付けるよう着用する帯状の衣類であるということが可能であって毛皮、皮革、毛繊維、絹繊維、綿繊維などの各種天然素材製、または合成皮革や合成繊維類を含む合成樹脂素材製の襟巻き、襟飾り、マフラー、スカーフ、ネッカチーフ、ネクタイ、バンダナ、ターバンなどであるということができるが、当該襟巻き用ハンガーを用いた包装に適するものであれば、各種素材製の枕やクッションのような寝具類や縫い包みなど様々なものの包装に利用することが可能である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の襟巻き用ハンガーの正面図および側面図、図2の襟巻き用ハンガーの斜視図、図3の海老反り用舌片を折り出した襟巻き用ハンガーの斜視図、図4の組み立てを完了した襟巻き用ハンガーの斜視図、図5の別体型ハンガーフックを組み込んだ襟巻き用ハンガーの斜視図、図6の襟巻きを装着した襟巻き用ハンガーの斜視図、および図7の包装を終えた襟巻き用ハンガーの斜視図に示す事例は、縦長矩形状の台紙1上端寄り中央に、襟巻き類9を楽に貫通状とする形状で、装着窓4形成用輪郭の水平辺となる下辺相当部分21を除いたその余の輪郭部分全体が連続的な打抜き構造24であり、上辺相当部分22中央に係合爪3が形成され、装着窓4形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙1部分を係合爪3付きの海老反り用舌片2とする一方、該舌片2を構成する装着窓4形成用輪郭の下辺相当部分21から下方、同舌片2全高の1/4ないし3/4下がった位置に切込み部6を形成した上、切込み部6よりも下方を形態安定部7に形成してなるものとした、この発明の襟巻き用ハンガーにおける代表的な一実施例を示している。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の襟巻き用ハンガーは、縦長矩形状の台紙1上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類9を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分21だけは台紙1横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓4形成用輪郭を、同下辺相当部分21を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造24であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分22中央一個所か、同部分22左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪3部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓4形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙1部分を係合爪3付きの海老反り用舌片2とする一方、該舌片2を構成する装着窓4形成用輪郭の下辺相当部分21から下方、同舌片2全高の1/4ないし3/4望ましくは1/2寸法分だけ下がった位置で、当該台紙1横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪3を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部6か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部6または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙1部分を、使用時における襟巻き類9両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部7に形成した構成からなるものである。
当該台紙1は、図1中に示すように、縦全長寸法Aが420mm、中心からの横幅寸法Fが74.25mmの縦長矩形状であって上端左右角部分の夫々を半径K20mmの円弧状に面取りした厚紙製のものとし、その上端縁から下方に縦長寸法C135mmの位置に、中心からの横幅寸法Gが49.25mmの水平直線状の(同図1中に波線で示す)下辺相当部分21を想定し、該台紙1上端縁から下方に縦長寸法D35mmの位置に、中心からの横幅寸法H35mmの水平直線状の上辺相当部分22と、該上辺相当部分22左右全幅端から当該下辺相当部分21左右端を結ぶ傾斜直線状部分23,23とからなる装着窓4形成用輪郭の下辺相当部分21を除いたその余の輪郭部分全体を連続線状に切離し、装着窓4形成用の輪郭をなす打抜き構造24を形成すると共に、同装着窓4形成用輪郭内に、下辺相当部分21のみ一体とした海老反り用舌片2を折り出し可能なものとするよう形成されたものとしている。
当該海老反り用舌片2上辺相当部分22の左右幅寸法中央には、同図1中に示すように、左右中央から横幅寸法J10mmの幅に設定し、台紙1上端から下方向き縦長寸法E25mmの位置より上向き半径10mmの半円(流線形)状先端部を形成した係合爪3を一体形成し、これに対応する装着窓4上縁を同形状凹欠部分からなるフック嵌合部5とするよう設定したものとし、さらに、当該台紙1左右幅中央の上端縁から下方向き縦長寸法B185mmの位置に、左右幅寸法Lが25mmの水平直線状に切離された切込み部6を形成したものとしている。
(実施例1の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明の襟巻き用ハンガー1は、図1および図2中に示すように、1枚の厚紙からなっており、工場で生産後の保管や輸送は、複数枚重ね合わせた荷姿に纏めて梱包することが可能であり、クリーニング工場でクリーニングを終えた襟巻き類を包装するときには、図2および図3中に示すよう当該襟巻き用ハンガー1の打抜き構造24を境に下辺相当部分21を折り曲げ、海老反り用舌片2が表裏何れか一方に押し出されるように操作すると共に、図4中に示すように、その上辺相当部分22を台紙1の下端がわに向けて湾曲した上、係合爪3を切込み部6に差し込み、同図4中に波線で示すよう、反対面壁がわに露出した該係合爪3を、その根元付近から下向きに折り曲げて反対面壁がわへの突出を抑えた状態に連結したものとする。
さらに、当該襟巻き用ハンガー1の海老反り用舌片2が折り出されることによって貫通状に開口された装着窓4上縁、左右幅寸法の中央には、係合爪3の切離によって凹欠状のフック嵌合部5が形成され、図5中に示すように、該フック嵌合部5に嵌合する別体型ハンガーフック8を着脱自在に組み込むことが可能である。
当該別体型ハンガーフック8は、その吊下げ重心位置が、襟巻き用ハンガー(台紙)1の重心上に一致するよう組み合わせ可能であり、図6中に示すように、ハンガーバー80に襟巻き用ハンガー1を傾くことなく垂直姿勢に吊下げ可能とし、クリーニングを終えた襟巻き9の一端がわから、例えばファーの表面が外側に裏面が内側に向くよう、装着窓4に余裕をもって貫通するよう装着し、同襟巻き9の両端間中央付近が、湾曲形状に組み立てられた海老反り用舌片2に沿って鞍跨り状となり、両端がわが形態安定部7の表裏面壁に沿って垂下がるよう装着した後、図7中に示すように、一側面(表面)壁を透明合成樹脂フィルム製、他側面(背面)壁を通気性のある薄い和紙製とした包装袋81で包装したものとする。
(実施例1の効果)
以上のような構成からなる実施例1の襟巻き用ハンガー(台紙)1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1および図2中に示すように、台紙1の上端縁左右角部分に半径K20mmの円弧状の面取りを施したものとし、図6および図7中に示すように、ハンガーバー80に吊り下げて保管、輸送するときに、隣接する外の衣類などに接触跡や傷を付けたりすることを防止できるものとなっており、また、装着窓4を、図4ないし図7中に示すように、正面台形状に形成してあって装着した襟巻き類9を下辺相当部分(水平辺)21で安定的に保持すると共に、左右の傾斜直線状の左右縁23,23が左右から適度に保持して襟巻き類9のズレ動きや滑落などの包装不良を確実に防止できるものとなっている。
加えて、当該襟巻き用ハンガー(台紙)1は、図1ないし図3中に示すように、海老反り用舌片2の係合爪3と、装着窓4のフック嵌合部5との形成位置および形状、寸法を互いに一致する如く形成してあり、台紙1から海老反り用舌片2を折り出し、フック嵌合部5を形成するときに、該台紙1からの除去片屑が発生せず、包装作業の効率を高め、発生するゴミの量を削減することができ、また、図4および図5中に波線で示したように、切込み部6に差し込んだ係合爪3を折り曲げることにより、海老反り用舌片2を湾曲状態に確実に固定することができると共に、係合爪3の先端が襟巻き9(図6および図7に示す)に干渉して擦れや接触跡を残してしまうのを確実に防止することができるという効果が得られるものとなる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の襟巻き用ハンガーは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのクリーニング用ハンガー類に比較して大幅に軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、クリーニング工場の包装作業性を大幅に改善し得るものとなり、襟巻き類の包装品質を格段に高めることができ、リサイクル利用にも適しており、自然環境にも優しいという理由から、これまで専用ハンガーが存在せず、襟巻き類の包装に苦慮してきたクリーニング業界はもとより、折角クリーニングに出しても他の衣類に圧迫されて潰れていたり、皺が付いていたりして仕上がりに満足できなかった顧客にも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明の襟巻き用ハンガーの技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
襟巻き用ハンガーを示す正面図および側面図である。 襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。 海老反り用舌片が湾曲される襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。 海老反り用舌片を湾曲した襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。 別体型ハンガーフックが組み込まれた襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。 襟巻きを装着した襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。 襟巻きを包装した襟巻き用ハンガーを示す斜視図である。
符号の説明
1 襟巻き用ハンガー(台紙)
A 同 縦全長寸法
B 同 上端から切込み部の寸法
C 同 上端から下辺相当部分の寸法
D 同 上端から上辺相当部分の寸法
E 同 上端から係合爪先端円弧中心の寸法
F 同 台紙中心からの横幅寸法
G 同 下辺相当部分中心からの横幅寸法
H 同 上辺相当部分中心からの横幅寸法
J 同 係合爪中心からの横幅寸法
K 同 面取り半径
L 同 切込み部の左右幅寸法
2 海老反り用舌片
21 同 下辺相当部分(水平辺)
22 同 上辺相当部分
23 同 傾斜直線状部分
24 同 打抜き構造(脆弱化構造)
3 係合爪
4 装着窓4
5 フック嵌合部5(欠部)
6 切込み部(脆弱化構造とした切込み誘導部)
7 形態安定部
8 別体型ハンガーフック
80 同 ハンガーバー
81 同 包装袋
9 襟巻き(類)

Claims (4)

  1. 縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成してなるものとしたことを特徴とする襟巻き用ハンガー。
  2. 縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成し、当該装着窓形成用輪郭内から下辺相当部分が折り目となるよう、海老反り用舌片を台紙表裏面の何れか一方に折り出し、海老反り状に湾曲させて係合爪を対応する切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込み、装着窓に襟巻き類を通して湾曲、支持された海老反り用舌片に沿って鞍跨り状となり、同襟巻き類両端がわ夫々が形態安定部表裏面に倣って垂れ下がり状に保持可能なものとしたことを特徴とする襟巻き用ハンガー。
  3. 縦長矩形状の台紙上端寄りで、横幅寸法中央部分となる個所に、襟巻き類を楽に貫通状とする寸法、形状で、下辺相当部分だけは台紙横幅方向の水平辺となるように想定した装着窓形成用輪郭を、同下辺相当部分を除いたその余の輪郭部分全体が連続的に切離可能となるよう脆弱化構造または打抜き構造であり、且つ同輪郭部分に囲まれたがわの上辺相当部分中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方からは、上方に向けて突出状となる係合爪部分が同輪郭部分の一部となるように形成され、当該装着窓形成用輪郭部分全体に囲まれた台紙部分を係合爪付きの海老反り用舌片とし、該係合爪付きの舌片を折り出したときに現れる装着窓上縁に、別体型ハンガーフックの吊下重心が当該台紙の重心上に一致するよう、組込み可能なフック嵌合部を形成したものとする一方、該舌片を構成する装着窓形成用輪郭の下辺相当部分から下方、同舌片全高の1/4ないし3/4寸法分だけ下がった位置で、当該台紙横幅方向中央一個所か、同部分左右均衡する複数個所かの何れか一方には、前記係合爪を差し込み可能とする横幅寸法の切込み部か、脆弱化構造とした切込み誘導部かの何れかを形成した上、それら切込み部または切込み誘導部よりも下方となる当該台紙部分を、使用時における襟巻き類両端がわ垂下がり姿勢保持用の形態安定部に形成してなるものとしたことを特徴とする襟巻き用ハンガー。
  4. 係合爪が、切込み部か、切込み誘導部かの何れかに差し込まれるよう組み合わせられる先端を、装着対象の襟巻き類に傷つける虞のない程度の流線形状に設定されてなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の襟巻き用ハンガー。
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