JP4938550B2 - 軒樋内継手 - Google Patents

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本発明は、軒樋の端部同士を接続するための軒樋内継手に関する。
軒樋の端部同士を接続する継手として、軒樋の両端部間を跨ぐようにして軒樋の端部内周面に嵌め込まれ、両軒樋の端部に接着固定される内継手が知られている。このような内継手の取り付けは、その外周面に接着剤を塗布しておいた内継手を軒樋の開口部上から軒樋内部に押し入れ、接着剤が塗布された内継手の外周面と軒樋の内周面とを接合させることにより行われるが、このとき、接合面に塗布・介在した接着剤の量が多過ぎると、接着部位からはみ出た余剰の接着剤が軒樋の端部間の僅かな隙間から軒樋の外側に漏れ出てしまい、軒樋の見栄えを悪くすることがある。
これを防止するため、図9に示されるように、内継手100の外周面の中央及びその両側に周方向に伸びた凹溝100a、100bを複数並設しておき、余剰の接着剤が凹溝100a、100bに入り込むようにして、軒樋101、101の端部間の隙間から外側に漏れ出ないようにした構成のものが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2000−17796号公報 特開2003−64833号公報 特開2003−96991号公報
図示した従来の内継手100は、軒樋101、101の端部間に嵌め込んだ状態で、その外周面中央に設けた凹溝100aが軒樋101、101の継ぎ目部分に跨るように取り付けられ、内継手100を軒樋101の内部に押し付けても、通常は凹溝100a内で余剰の接着剤が逃がされるため、軒樋101、101の端部間の隙間から接着剤が漏れ出すことはない。
しかし、接着剤が固まる前に、凹溝100aに入り込んだ余剰の接着剤は凹溝100a内を伝って下方へと流れ落ち、軒樋101、101の底面部101aとこれに面する凹溝100aの間に充満するため、接着剤の量が多過ぎるときは底面部101a、101aの継ぎ目部分の隙間から軒樋101、101の外面に滲み出てしまうことがあった。このため、従来の内継手100では、軒樋101、101の端部間の隙間から余剰の接着剤が漏れ出ることを完全に防ぐことはできない。
また、図示した内継手100は、その前後面部の上端100c、100dを軒樋101の前後耳部101b、101cに係合させて、外周面が軒樋101の内周面にぴったり接合するように形成してあるので、内継手100を軒樋101、101間に取り付けるには上方から内継手100を軒樋101内部に強く押し込む操作が必要であり、その際、内継手100の接着剤が塗布された外周面が軒樋101の前後耳部101b、101cの端面に触れて接着剤が掻き取られ易く、掻き取られた接着剤が付着して軒樋101の表面を汚したり接着面への接着剤の充填量が不足したりすることがあった。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、軒樋の突き合せ端部を一体に接続する軒樋内継手において、軒樋端部間の隙間を内継手の外周面で密閉して、余剰の接着剤が漏れ出ることを防止するとともに、軒樋内に流入した雨水の漏れを防止し、また、軒樋内部に嵌め入れ易く且つ所定の接合位置に確実に定着できるように構成し、軒樋接続作業の便宜に資することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明の軒樋内継手は、軒樋の底面部、前面部及び後面部の各部内面に接合する外周面に、周方向に沿って伸びた余剰接着剤逃がし用の凹溝を複数並設するとともに、軒樋同士の継ぎ目部分が跨る外周面中央には周方向に連続するシール材を一体に固着して形成されていることを特徴とするものである。
これによれば、内継手の外周面中央には周方向に連続するシール材が一体に固着してあるので、内継手を軒樋の端部間に装着すると、軒樋同士の継ぎ目部分に跨ってシール材が密着して軒樋の端部隙間を内側から密閉する。軒樋の突き合わせ端部にシール材が密着しているので、内継手を軒樋内部に押し込む操作をしても、余剰の接着剤が端部隙間に回り込むことはなく、接着剤が軒樋同士の継ぎ目部分から外側に漏れ出ることはない。また、接合面に塗布した接着剤に塗りむらがある場合でも、軒樋内を流れる雨水が軒樋同士の継ぎ目部分から漏れ出すこともない。
前記構成の内継手は、軒樋の底面部、前面部及び後面部下半部の各部内面にそれぞれ接合する底面部、前面部及び後面部を有し、前後面部間に把手部が横架されてなる下継手部材と、軒樋の後面部上半部に接合する上面部を有する上継手部材とにより構成することができる。
これによれば、下継手部材の内側に把手部を設けてあるので、下継手部材を軒樋の端部間に取り付ける際に、把手部を持って下継手部材の後面部側を軒樋開口部から軒樋内部に押し入れ、前面部側を押し下げるように回転させるだけで嵌め入れることができ、また、把手部を持って下継手部材の接着剤が塗られた外周面を軒樋の内周面に押し付けることができる。
把手部は、下継手部材の前後面部間に架け渡してあるので、軒樋内部で把手部を下方へ押し込めば、下継手部材の底面部及び前後面部に下向きの力がかかり、これら各面部を接合する軒樋の内周面にぴったりと密着させて接合することができる。従来の如く、軒樋開口部から手を差し入れて内継手の底面部や後面部を押し付ける操作は不要であり、開口部が幅狭な形状の軒樋同士を接続するときや十分な高さの足場を確保できないときでも、把手部を持って押すという簡易な操作で、内継手を軒樋内周面に確実に接合させて固定することが可能である。また、下継手部材の前面部と後面部の間に把手部が横架されているので、継手の剛性が格段に高まり、曲げや捩れなどに対する変形を防止できる。
さらに、前記構成の内継手において、下継手部材の前面部上端に軒樋の前耳部に係合する係合部が設けられるとともに、上継手部材の上面部上端に軒樋の後耳部に係合する係合部と、上面部の下方に下継手部材の把手部に嵌合する凹部とが設けられており、凹部を把手部に嵌合させて上継手部材の上面部を軒樋の後面部上半部に接合する構成とすることができる。
このような構成の内継手の取り付けは、予め上下両継手部材の外周面に接着剤を塗っておき、先ず、下継手部材を把手部を持って軒樋内部に押し入れ、外周面を軒樋の内周面に押し付けて接合するとともに、前面部上端の係合部を軒樋の前耳部に係合させて軒樋内部に固定し、次いで、上継手部材を摘んで軒樋内部に差し入れ、その上面部上端の係合部を軒樋の後耳部に係合させるとともに、凹部を把手部に嵌合させつつ後方にスライドさせ、上面部を軒樋の後面部上半部に、下面部を下継手部材の後面部内面にそれぞれ接合固定することにより行われる。
内継手を上継手部材と下継手部材の分割構造とすることで、開口部の幅が狭い軒樋にも簡易に取り付けることができ、また、内継手を軒樋内部にスムーズな操作で装着することが可能となって、内継手を取り付ける際に、接着剤が塗布された内継手の外周面が軒樋端部に強く擦れることもなく、接着材が掻き取られる虞れもない。また、軒樋の後面部側で上下両継手部材が嵌合一体化するようになっているので、作業者が軒先側の足場に立った状態で嵌合部位が手前側にある従来の分割構造のものよりも嵌合操作がし易く、不安定な高所での作業でも作業者が軒樋同士を簡単かつ確実に接続できることができる。上継手部材に摘み片が設けてあれば、より確実且つ簡易な操作で軒樋内部に取り付けることが可能である。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の軒樋継手の構成部材とこれを用いて接続する軒樋の展開外観図、図2は内継手を構成する下継手部材の正面、側面及び背面を示した図、図3は図2中のIII−III線に沿った下継手部材の拡大切断端面図、図4は内継手を構成する上継手部材の正面及び側面を示した図、図5は上下両継手部材を一体化した状態の内継手の外観図、図6は図1の内継手を軒樋の端部内周面に接合させた状態の下継手部材と軒樋の要部拡大切断端面図、図7は図1の軒樋継手を用いて軒樋を接続した状態の軒樋の断面図、図8は外継手を用いずに内継手のみで軒樋を接続する形態における軒樋の外観図であり、図中、符号1は軒樋、2は軒樋継手、3は内継手、4は下継手部材、5は上継手部材、6外継手をそれぞれ示している。
先ず、本形態の軒樋継手2を用いて端部同士を接続する軒樋1は、図1に示されるように、例えば表面を塩化ビニル樹脂で覆うなどの耐蝕加工が施された、或いは耐蝕性を有する材質のものからなる長尺の鋼板を、板金加工により長手方向に沿って略U字断面形状に屈曲させてなり、底面部11の両側に前面部12と後面部13を立ち上げるとともに前面部12の上端に鋭角に内側へ折り返した前耳部12a、後面部13の上端には後方へ張り出してコ字状に屈曲した後耳部13aを設けて形成してある。
図1に示した軒樋継手2は、軒樋1の内周面に嵌合する形状の内継手3と、外周面に嵌合する形状の外継手6からなり、端部同士を突き合わせた軒樋1、1の両端部に跨って内外両継手3、6を取り付け、両軒樋1、1の端部を内外両継手3、6で挟んで接着一体化することにより、両軒樋1、1の端部同士を一体に接続するように構成してある。
内継手3は、軒樋1の底面部11、前面部12及び後面部13の下半部の各部内面に接合する断面形状を有する下継手部材4と、軒樋1の後面部13の上半部から下継手部材4の上半部に亘る内面に接合する断面形状を有する上継手部材5により構成してある。
より詳しくは、下継手部材4は、図2に示されるように、軒樋1の底面部11の内面に接合する幅を有する底面部41の両側に、前面部42と後面部43をそれぞれ軒樋1の前面部12と後面部13に接合するように立ち上げて形成してある。前面部42は、軒樋1の前面部12の内面に沿うように屈曲しており、その上端には軒樋1の前耳部12aに係合する内折れした係合部42aを設けてある。後面部43は、底面部41から直角に折れ曲がっていて軒樋1の後面部13の下半部内面に接合する高さに設けてある。下継手部材4の長手中央部内側には、底面部41の上方で前面部42と後面部43の上部間に底面部41と平行に架け渡された把手部44を一体に架け渡して設けてある。
下継手部材4の前面部42から底面部41、後面部43に亘る外周面中央には、周方向に沿って伸びた、適宜な幅例えば15〜30mm程度の幅及び適宜な深さ例えば0.3〜1mm程度の深さの凹部45を設けてある。そして、この凹部45内には、ポリ塩化ビニルやウレタンを基材とする独立気泡構造の発泡材からなり、凹部45の深さよりも厚みを有する、例えば3mm程度の厚みで帯状に形成された発泡シール材47が凹部45の全長に亘って装着され、接着剤などで連続して一体に固着してある。発泡シール材47が固着された下継手部材4の外周面中央は、図3に示されるように、発泡シール材47の肉厚の略半面が、当該外周面から外方に突出するように設けてある。発泡シール材47は、軒樋1、1の突き合わせ端部間に内継手3を嵌め入れる際に位置合わせの目安となる中央位置を示すとともに、接続後は軒樋1、1の継ぎ目部分に密着し、軒樋の端部隙間を内側から密閉して水密性を確保するものである。
また、図2及び図3に示されるように、発泡シール材47の両側には、前面部42から底面部41、後面部43に亘る外周面に、余剰の接着剤を逃がすための凹溝46が所定間隔を開けて複数本並設してある。各凹溝46は、その幅を2〜4mm程度、深さを0.3〜1mm程度の寸法に形成され、接続操作の際に凹溝46の両側の周面に接着剤が塗布され(図3中の破線ハッチング箇所)、軒樋1の端部内周面に下継手部材4を接合した際に、余剰の接着剤が凹溝46に逃がされるように設けてある。
上継手部材5は、下継手部材4の長手寸法の1/2程度の長さの板状の部材であり、図4に示されるように、軒樋1の後面部13の上半部に接合する上面部51と下継手部材4の後面部43の内面に接合する下面部52とを段部53を挟んで上下一体に連ね、前記上面部51の上端に軒樋1の後耳部13aに内側下方から係合する係合部51aを設けるとともに前記下面部52の長手中央下端に下継手部材4の把手部44に上方から嵌合する凹部54を形成し、この凹部54の上方に、上下面部51、52と直交して突出した摘み片55を一体に設けて形成してある。
前記凹部54は、把手部44の後面部43側の根元部に設けた窪み44aに上方から嵌合し得るように形成されている。すなわち、図5及び図7に示されるように、上継手部材5の上面部上端の係合部51aを軒樋1の後耳部13aに係合させるとともに、凹部54を把手部44に嵌合させたまま後方にスライドさせると、把手部44の根元部に設けた窪み44aに弾発的に嵌り込んで係止されるとともに、段部53が下継手部材4の後面部43の上端に当接して下面部52が下継手部材4の後面部43の内面に重なり、且つ上面部51の外面(後面)と下継手部材4の後面部43の外面とが上下に面一に連なるように設けてある。
また、外継手6は、図1に示されるように、軒樋1の外周面に沿って略U字状に屈曲した帯状の部材であり、その両端に形成された内折れした係合部61、62を軒樋1の前後耳部12a、13aに外側から係合させて、軒樋1の外周面に一体に取り付けることができるように設けてある。
このように構成された本形態の軒樋継手2を用いて軒樋1、1同士を接続する工事は以下の作業手順で行うことができる。
先ず、軒先に取り付けられた樋吊り具で接続する軒樋1、1を軒先に沿って支持し、互いに端部同士が突き合わさる状態にしておく。
次いで、両軒樋1、1の突き合せ端部内周面に内継手3を嵌め入れて接合する。
このとき、下継手部材4の底面部41、前面部42及び後面部43の外面に設けられた凹溝46の周辺の面上に接着剤を塗布しておく。このように凹溝46に沿って接着剤を塗布する場合には、全体に亘って均一に接着剤を塗布することができ、必要以上に厚く塗布された余剰の接着剤は接続時に凹溝46に流入する。
内継手2の外周面に接着剤を塗布したならば、先ず、把手部44を持って下継手部材4を両軒樋1、1の開口部上方に配し、前面部42の外面に形成された中央位置を表示する発泡シール材47と軒樋1、1の継ぎ目部分が重なるように位置合わせした上で、両軒樋1、1の内部に下継手部材4を差し入れ、把手部44を下方へ押して両軒樋1、1の前耳部12aに係合部42aを内側から係合させるとともに、下継手部材4の外周面を両軒樋1、1の端部内周面に押し付け、密着接合させて両周面を接着一体化させる。
この際、両軒樋1、1の内部端部間に差し入れられた下継手部材4は、図6に示されるように、その外周面中央に設けられた発泡シール材47が両軒樋1、1の継ぎ目部分の内周面に沿って密着して端部隙間を内側から密閉するとともに、余剰の接着剤が凹溝46へと流入するため、端部隙間から接着材が軒樋1、1の外側に漏れ出ることはない。
次いで、摘み片55を持って上継手部材5を両軒樋1、1の内部に差し入れ、これを下継手部材4の後面部43の上部に一体に取り付ける。
このとき、必要に応じて上継手部材5の上面部51及び下面部52の後面に接着剤を塗布しておき、上面部上端の係合部51aを両軒樋1、1の後耳部13a内に差し入れて当接させた状態で、当該当接部を軸として上継手部材5の下面部52側を下方へ回転させつつ凹部54を把手部44に嵌合させたまま後方にスライドさせる。すると、上継手部材5の凹部54が把手部44の根元部に設けた窪み44aに弾発的に嵌り込んで係止されるとともに、段部53が下継手部材4の後面部43の上端に当接する。下継手部材4の上部に一体に取り付けられた上継手部材5は、係合部51aが両軒樋1、1の後耳部13aに内側下方から係合し、下面部52が下継手部材4の後面部43の内面、上面部51が両軒樋1、1の後面部13の上半部内面にそれぞれ接合して、下継手部材4と両軒樋1、1の内面に接着一体化する(図7参照)。
両軒樋1、1に内継手3を内嵌合して接着一体化したならば、内周面に接着剤を塗布した外継手6を両軒樋1、1の突き合わせ端部に沿ってその外面に装着し、図7に示されるように、両端の係合部61、62を両軒樋1、1の前後耳部12a、13aに係合させて外継手6を両軒樋1、1の外周面に嵌合し、接着一体化することができる。
このように本形態の内継手3は、軒樋1の底面部11、前面部12及び後面部13下半部の各部内面にそれぞれ接合する底面部41、前面部42及び後面部43を有し、前後面部42、43間に把手部44が横架されてなる下継手部材4と、軒樋1の後面部13上半部に接合する上面部51を有する上継手部材5とからなるものであり、上下両継手部材4、5を両軒樋1、1の端部間に取り付ける際に、それぞれ把手部44と摘み片55を持って軒樋1の内部に差し入れるとともに、両部材の接着剤が塗られた外周面を両軒樋1、1の内周面に押し付けて確実に接着一体化させることにより軒樋の曲がりや捩れなどの変形を防止することができ、また、内継手3の取り付けを簡便な作業で行うことが可能である。
なお、図示した軒樋継手2及びこれを構成する内継手3と外継手6の形態は一例であり、接続する軒樋1の形状などに応じて適宜な形態とすることができる。図8に示されるように、外継手6を用いずに、本発明の内継手3のみで軒樋1、1を接続一体化してもよい。図示した形態では、内継手3を上下の継手部材4、5に分割する構成としたが、一体に構成してもよい。また、軒樋同士を接続する作業手順も一例であり、施工環境や軒樋の形状などに応じて省略することが可能である。
本発明の一実施形態の軒樋継手の構成部材とこれを用いて接続する軒樋の展開外観図である。 内継手を構成する下継手部材の正面、側面及び背面を示した図である。 図2中のIII−III線に沿った下継手部材の拡大切断端面図である。 内継手を構成する上継手部材の正面及び側面を示した図である。 上下両継手部材を一体化した状態の内継手の外観図である。 図1の内継手を軒樋の端部内周面に接合させた状態の下継手部材と軒樋の要部拡大切断端面図である。 図1の軒樋継手を用いて軒樋を接続した状態の軒樋の断面図である。 外継手を用いずに内継手のみで軒樋を接続する形態における軒樋の外観図である。 従来の軒樋内継手の外観図である。
符号の説明
1 軒樋、2 軒樋継手、3 内継手、4 下継手部材、46 凹溝、47 発泡シール材、5 上継手部材、54 凹部、55 摘み片、6 外継手

Claims (3)

  1. 端部同士を突き合わせた軒樋の内周面に嵌合させて軒樋を接続する軒樋内継手において、
    軒樋(1)の底面部(11)、前面部(12)及び後面部(13)の各部内面に接合する外周面に、周方向に沿って伸びた余剰接着剤逃がし用の凹溝(46)を複数並設するとともに、軒樋同士の継ぎ目部分が跨る外周面中央には周方向に連続するシール材(47)を一体に固着して形成されていることを特徴とする軒樋内継手。
  2. 軒樋(1)の底面部(11)、前面部(12)及び後面部(13)下半部の各部内面にそれぞれ接合する底面部(41)、前面部(42)及び後面部(43)を有し、前後面部(42、43)間に把手部(44)が横架されてなる下継手部材(4)と、軒樋(1)の後面部(13)上半部に接合する上面部(51)を有する上継手部材(5)とにより構成された請求項1に記載の軒樋内継手。
  3. 下継手部材(4)の前面部(42)上端に軒樋(1)の前耳部(12a)に係合する係合部(42a)が設けられるとともに、上継手部材(5)の上面部(51)上端に軒樋(1)の後耳部(13a)に係合する係合部(51a)と、上面部(51)の下方に下継手部材(4)の把手部(44)に嵌合する凹部(54)とが設けられており、凹部(54)を把手部(44)に嵌合させて上継手部材(5)の上面部(51)を軒樋(1)の後面部(13)上半部に接合することを特徴とする請求項2に記載の軒樋内継手。



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