JP4937688B2 - 列車制御装置 - Google Patents

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本発明は列車制御装置に係わり、特に、無線測距により列車位置を検知し、その検知された列車位置を用いて列車制御を行う列車制御装置に関する。
近年、列車制御装置として無線測距で列車位置を検知し、その検知された列車位置を用いて列車制御を行う列車制御装置が提案されている(特許文献1参照)。この無線測距式の列車制御装置の概略を図6を用いて説明すると、Tは、列車イの走行する軌道であり、列車が鉄車輪のときはレールで構成されている。そして、この軌道Tは、一点破線で示されるように、その伸長方向に沿って所定の長さの制御区分に区分されていて、その区分された各制御区分には、その制御区分内を走行する列車を制御するための地上装置がそれぞれ設けられている。図示の例では、説明を簡単にするために、軌道Tの全線に亘って設けられる制御区分のうち、第1制御区分T1と第2制御区分T2の2つの制御区分のみが示されている。
上記第1制御区分T1は、第1地上装置Aにより列車制御が行われ、また、第2制御区分T2は、第2地上装置Bにより列車制御が行われるように構成されている。そして、ここでは、列車イは第1制御区分T1から第2制御区分T2へ進行するものとしている。したがって、第1制御区分T1は列車イの送り出し側に当たり、第2制御区分T2は列車イの受け入れ側に当たっている。
図6中、a1〜a4は、第1制御区分T1の列車制御を司る第1地上装置Aの管理下に置かれている沿線無線機であり、その第1制御区分T1内の軌道Tの伸長方向に沿って互いに所定の間隔を保って設けられている。これら沿線無線機a1〜a4は、互いに無線通信(交信)ができるように構成されているとともに、図示のように列車イが在線するときは、その列車イに搭載されている車上無線機1を中継して無線通信ができるように構成されている。そして、これら沿線無線機a1〜a4のうちの一つの沿線無線機(図示の例では、沿線無線機a1)が第1地上装置Aと有線で接続されている。また、b1〜b4は、第2制御区分T2の制御を司る第2地上装置Bの管理下に置かれている沿線無線機であり、その第2制御区分T2内の軌道Tの伸長方向に沿って互いに所定の間隔を保って設けられている。これら沿線無線機b1〜b4も、上記第1制御区分T1と同様に、互いに無線通信(交信)ができるように構成されている。そして、これら沿線無線機b1〜b4のうちの一つの沿線無線機(図示の例では、沿線無線機b1)が第1地上装置Bと有線で接続されている。図6中、2は車上装置であり、この車上装置2は、列車イに対して速度制御信号や制動信号等の所定の制御信号を生成して出力できるように構成されている。
上記構成からなる無線測距式の列車制御装置においては、沿線無線機a1〜a4,b1〜b4及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて列車制御が行われるように構成されている。すなわち、列車イが軌道Tの第1制御区分内に在線しているときは、沿線無線機a1〜a4及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて第1制御区分用の地上装置Aにより列車制御が行われ、そして、列車イが軌道Tの第2制御区分内に在線しているときは、沿線無線機b1〜b4及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて第2制御区分用の地上装置Bにより列車制御が行われるように構成されている。
上述の第1制御区分T1用の地上装置Aから第2制御区分T2用の地上装置Bへの制御権の切り替えは、図7に示されるように、軌道Tの第1制御区分T1に軌道回路T1’を形成するとともに、第2制御区分T2に軌道回路T2’を形成し、これら軌道回路T1’,T2’を用いて切り替えるようにしている。すなわち、軌道回路T1’で検知されていた列車イ(図7の実線で示される列車イ参照)が軌道回路T2’で検知されたときに(図7の破線で示される列車イ参照)、第1制御区分T1用の地上装置Aから第2制御区分T2用の地上装置Bへ制御権が切り替えられるように構成されている。図7の一点鎖線で示される列車イは、第2制御区分用の地上装置Bで制御されている状態を示している。
特表平7−507752号公報
しかしながら、上記従来の列車制御装置においては、一つの制御区分から次の制御区分への制御権の切り替えは、軌道回路を用いて行われているので、地上設備が複雑となり、設備費及びメンテナンス費用がかさむ欠点があった。このような欠点を回避するために、無線測距による列車位置検知に基づいて制御権の切り替えを行うことも考えられるが、この無線測距を用いて制御権の切り替えを行おうとした場合は、連続した列車制御が損なわれることがあった。すなわち、無線測距による列車位置検知は、地上装置が複数の沿線無線機の中継伝送により通信が行われるために一定の伝達時間遅延を有し、このため、制御区間の境界付近に位置する列車から境界前後の各制御区分の地上装置への無線測距情報が異なる場合があるからである。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、軌道回路のような地上設備を必要とせずに一つの制御区分から次の制御区分への制御権の切り替えを高精度に、かつ、低コストに行えるようにした列車制御装置を提供することにある。
本発明に係る列車制御装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、列車の走行する軌道の伸長方向に沿って所定の長さに区分して形成された制御区分毎に設けられ、その制御区分内に在線する列車を制御する地上装置と、それら形成された各制御区分内の軌道の伸長方向に沿って所定の間隔を保って設けられ、列車に搭載された車上無線機と通信を行うことのできる、その制御区分内に設けられた上記地上装置の管理下に置かれている複数の沿線無線機とを備えた列車制御装置であって、前記軌道を走行する列車が一つの制御区分からその一つの制御区分に隣接する他の制御区分に進入する際、その一つの制御区分とその他の制御区分との境界に所定距離接近したときに、その一つの制御区分に係る地上装置とその他の制御区分に係る地上装置とがその列車から送信されてくる自列車位置情報を共有する自列車位置共有手段と、その自列車位置共有手段において自列車が前記境界に達したと判定されたときに、その一つの制御区分に係る地上装置からその他の制御区分に係る地上装置に列車を制御する制御権を切り替える制御権切替手段とを有することを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の列車制御装置は、列車から送信されてくる自列車位置情報は、列車の車軸に設けられた速度発電機から得られたものであることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の列車制御装置は、自列車位置情報は地上子位置等の所定の基準地点からの列車の相対距離であることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の列車制御装置は、軌道を走行する列車が一つの制御区分からその一つの制御区分に隣接する他の制御区分に進入する際、その一つの制御区分とその他の制御区分との境界に所定距離接近したときに、その一つの制御区分に係る地上装置とその他の制御区分に係る地上装置とがその列車から送信されてくる自列車位置情報を共有する自列車位置共有手段と、その自列車位置共有手段において自列車が前記境界に達したと判定されたときに、その一つの制御区分に係る地上装置からその他の制御区分に係る地上装置に列車を制御する制御権を切り替える制御権切替手段とを有するので、軌道回路のような地上設備を設けなくとも高精度に、かつ、低コストに制御権を切り替えることができる。
本発明の請求項2に記載の列車制御装置は、列車から送信されてくる自列車位置情報は列車の車軸に設けられた速度発電機から得られたものであるから、自列車位置を簡単に得ることができる。
本発明の請求項3に記載の列車制御装置は、自列車位置情報は地上子位置等の所定の基準地点からの列車の相対距離であるから、自列車位置を高精度に得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の概略構成図である。なお、上記図6と同一構成要素については同一符号を付して説明する。
Tは、列車イの走行する軌道であり、列車イが鉄車輪の列車のときはレールで構成される。そして、この軌道Tは、その伸長方向に沿って所定の長さの制御区分に区分されていて、その区分された各制御区分には、その制御区分内を走行する列車を制御するための地上装置がそれぞれ設けられている。図示の例では、説明を簡単にするために、軌道Tの全線に亘って設けられる制御区分のうち、第1制御区分T1と第2制御区分T2の2つの制御区分のみが示されている。図1中、L0,L0線は、第1制御区分T1と第2制御区分T2との境界を示す境界線で、以下、この境界を制御区分境界として説明する。なお、図1中、L1,L1は、制御区分境界L0,L0から第1制御区分T1側に所定距離入った所定の位置に設定された後述する共通検知開始線であり、L2,L2は、制御区分境界L0,L0から第2制御区分T2側に所定距離入った所定の位置に設けられた後述する共通検知線である。
上記第1制御区分T1は、第1地上装置Aにより列車制御が行われ、また、第2制御区分T2は、第2地上装置Bにより列車制御が行われるように構成されている。そして、ここでは、列車イが第1制御区分T1から第2制御区分T2へ進行するものとしている。したがって、第1制御区分T1は、列車イの送り出し側に当たり、第2制御区分T2は、列車イの受け入れ側に当たっている。
図1中、a1〜a3は、第1制御区分T1の列車制御を司る第1地上装置Aの管理下に置かれている沿線無線機であり、その第1制御区分T1内の軌道Tの伸長方向に沿って互いに所定の間隔を保って設けられている。これら沿線無線機a1〜a3は、互いに無線通信(交信)ができるように構成されているとともに、図示のように列車イが在線するときは、その列車イに搭載されている車上無線機1を中継して無線通信ができるように構成されている。そして、これら沿線無線機a1〜a3のうちの一つの沿線無線機(図示の例では、沿線無線機a1)が第1地上装置Aと有線で接続されている。また、b1〜b3は、第2制御区分T2の列車制御を司る第2地上装置Bの管理下に置かれている沿線無線機であり、その第2制御区分T2内の軌道Tの伸長方向に沿って互いに所定の間隔を保って設けられている。これら沿線無線機b1〜b3も、上記第1制御区分T1と同様に、互いに無線通信(交信)ができるように構成されている。そして、これら沿線無線機b1〜b3のうちの一つの沿線無線機(図示の例では、沿線無線機b1)が第2地上装置Bと有線で接続されている。図1中、2は車上装置であり、周知の無線測距式の列車制御装置の車上装置と同様に車上無線機1が接続され、その車上無線機1を介して各地上装置A,Bと通信ができるように構成されているとともに、列車イに対して速度制御信号や制動信号等の所定の制御信号を生成して出力できるように構成されている。
図1中、3は、列車イの先頭下部に設けられた車上子であって、軌道Tに沿って設けられた地上子4と対向して結合したときに、その地上子4から列車イの絶対位置の情報を得ることができるように構成されている。なお、この絶対位置の情報は、列車イが所定の駅(例えば、始発駅)から出発する地点から得るようにしてもよい。
図1中、Gは、列車イの車軸に設けられた速度発電機であって、車上装置2は、この速度発電機Gから得られた信号に基づいて自列車(列車イ)の速度と地上子4等の絶対位置からの列車イの走行距離である相対距離を検出することができるように構成されている。
上記構成からなる無線測距式の列車制御装置においては、周知の無線測距式の列車制御装置と同様に、沿線無線機a1〜a3,b1〜b3及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて列車制御が行われるように構成されている。すなわち、列車イが軌道Tの第1制御区分T1内に在線しているときは、沿線無線機a1〜a3及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて第1制御区分用の地上装置Aにより列車制御が行われ、そして、列車イが軌道Tの第2制御区分T2内に在線しているときは、沿線無線機b1〜b3及び車上無線機1間の無線伝播時間から自列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて第2制御区分用の地上装置Bにより列車制御が行われるように構成されている。
図2は、本発明に係る列車制御装置を第1制御区分T1から第2制御区分T2に制御権が切り替えられるときの機能に注目して作成されたブロック図である。このため、本来ならば、第1地上装置Aと第2地上装置Bとが同一構成になるはずであるが、ここでは、第1地上装置Aは列車イの送り側としての機能に注目した地上装置のブロック図であり、第2地上装置Bは列車イの受け入れ側としての機能に注目した地上装置のブロック図であるので、両者の構成に相違が生じている。また、列車イに搭載される車上装置2のブロック図も、列車イに対して速度制御信号や制動信号等の所定の列車信号を出力する制御部2aの他に、制御権の切り替えに注目した車上子3及び速度発電機Gからの信号を入力して移動距離検出部2bを有していることが示されている。さらに、この図2においては、制御区分T1に設けられている沿線無線機は「a」と示されている。この沿線無線機aは、図1の沿線無線機a3に相当している。また、第2制御区分T2に設けられる沿線無線機は「b」と示されている。この沿線無線機bは、図1の沿線無線機b3に相当している。
図2に示される第1地上装置Aは、列車イの車上無線機1と沿線無線機aとの電波の伝播時間に基づいて求められた無線測距情報(S1)により列車イの位置を検知する列車位置検知部10と、列車イの移動距離検出部2bで検出された列車位置情報(相対距離情報)(S2)を基に列車イの絶対位置からの移動距離(相対距離)を検知する列車位置検知部11と、これら両列車位置検知部10,11からの情報(信号)を入力して列車イの列車位置が制御区分境界L0,L0に達したか否かを判定する列車位置判定部12と、この列車位置判定部12からの送信許可信号(S3)及び列車位置検知部10からの列車位置信号(S4)に基づいて列車イに対して所定の列車指示情報(S5)を出力する列車制御部13とを有している。上記列車位置判定部12で判定された列車イの位置情報(S6)は、第1地上装置Aから第2地上装置Bに送出できるように構成されている。また、第2地上装置Bには、第1地上装置Aのうちの相対距離による列車位置検知部11と、列車位置判定部12と、列車制御部13とが含まれている。
次に、図3及び図4のフローチャートと図5の説明図を用いて制御権の切替制御動作について説明する。今、列車イが図1に示される第1制御区分T1内に在線しているものとする。すなわち、列車イは第1制御区分T1のうち、共通検知開始線L1,L1よりも手前に在線しているものとする(ステップ100否定。以下、ステップを「S」とする。図5の(1)参照)。
上述の列車イの在線状態においては、周知の無線測距式の列車制御装置と同様に、列車イは、車上無線機1と沿線無線機a2,a3との間の無線伝播時間により求められた自列車(列車イ)位置を用いて第1地上装置Aにより列車制御が行われる(図5の(1)参照)。そして、列車イの位置が共通検知開始線L1,L1に達したと第1地上装置Aが判定したときは(S100肯定。図5の(2)参照)、列車イが共通検知開始線L1,L1内に進入したことが第2地上装置Bに報知される(S200肯定。図2の沿線無線機a及び沿線無線機b間の位置情報(S6)参照)。したがって、列車イを受け入れる側に当る第2地上装置Bは、間もなく第1地上装置Aから制御権を引き継ぐ列車の存在を知ることとなる。
列車イが共通検知開始線L1,L1に達すると、列車イの移動距離検出部2bで収集された列車イの相対距離情報が第1地上装置A及び第2地上装置Bに送出される。すなわち、列車イの車上子3が地上子4(図1参照)と結合した絶対位置から速度発電機Gを用いて検出された移動距離(相対距離)の情報が両地上装置A,Bに共有される。この相対距離は、速度発電機Gからの検出信号が入力される毎に更新される(S102、S202。図5の(3)参照)。
上述の第1地上装置A及び第2地上装置Bで列車イの相対距離情報を共有している状態で、かつ、第1地上装置Aで列車イが列車制御されている状態で、列車イの位置が制御区間境界L0,L0に達したと両地上装置A,Bで判定されると(S104肯定、S204肯定)、第1地上装置Aにおける列車イに対する列車制御は停止され(S106)、列車イに対する列車制御は第2地上装置Bにより開始される(S206。図5の(4)参照)。以後、列車イが第2制御区分T2に在線している間は、第2地上装置Bにより列車制御が行われる(図5の(5)参照)。列車イがこの第2制御区分T2からこの第2制御区分T2に隣接する第3制御区分(図1において第2制御区分T2の右側に位置する図示しない制御区分)に移動する場合も、同様の共通検知線を用いて制御権の切り替えが行われる。
以上のように、上記構成からなる列車制御装置においては、列車イの送り出し側に当る第1制御区分T1の第1地上装置A及びその列車イの受け入れ側に当る第2制御区分T2の第2地上装置Bは、制御区分境界L0,L0の近辺で列車イの位置情報を共有できるので、両地上装置A,B間で列車位置情報に相違がなく、円滑な制御権の切り替えが可能となる特長を有している。
なお、上述の例では、列車イは、第1制御区分T1から第2制御区分T2に移動する場合を示したが、軌道Tが単線で第2制御区分T2から第1制御区分T1に列車イが移動する場合は、制御区分境界L0,L0から第2制御区分T2側に所定距離入ったところに設定された共通検知線L2,L2に列車が達したときに、第2地上装置Bと第1地上装置Aとの間で列車イの位置情報が共有される。
本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の概略構成図である。 本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の切り替え動作を説明するための説明図である。 本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の切り替え動作を説明するための説明図である。 制御動作を説明するためのフローチャートである。 制御動作を説明するためのフローチャートである。 従来の無線測距式の列車制御装置の概略構成図である。 従来の無線測距式の列車制御装置における地上装置間の制御権の切り替えを説明するための説明図である。
符号の説明
T 軌道
1 第1制御区分
2 第2制御区分
0 境界線
1,L1、L2,L2 共通検知開始線
A 第1地上装置
B 第2地上装置
イ 列車
G 速度発電機
a,a1〜a3,b,b1〜b3 沿線無線機
1 車上無線機
2 車上装置
2a 制御部
2b 移動距離検出部
3 車上子
4 地上子

Claims (3)

  1. 列車の走行する軌道の伸長方向に沿って所定の長さに区分して形成された制御区分毎に設けられ、その制御区分内に在線する列車を制御する地上装置と、それら形成された各制御区分内の軌道の伸長方向に沿って所定の間隔を保って設けられ、列車に搭載された車上無線機と通信を行うことのできる、その制御区分内に設けられた上記地上装置の管理下に置かれている複数の沿線無線機とを備えた列車制御装置であって、
    前記軌道を走行する列車が一つの制御区分からその一つの制御区分に隣接する他の制御区分に進入する際、その一つの制御区分とその他の制御区分との境界に所定距離接近したときに、その一つの制御区分に係る地上装置とその他の制御区分に係る地上装置とがその列車から送信されてくる自列車位置情報を共有する自列車位置共有手段と、
    前記自列車位置共有手段において自列車が前記境界に達したと判定されたときに、その一つの制御区分に係る地上装置からその他の制御区分に係る地上装置に列車を制御する制御権を切り替える制御権切替手段と、
    を有することを特徴とする列車制御装置。
  2. 請求項1に記載の列車制御装置において、前記列車から送信されてくる自列車位置情報は、列車の車軸に設けられた速度発電機から得られたものであることを特徴とする列車制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の列車制御装置において、前記自列車位置情報は、地上子位置等の所定の基準地点からの列車の相対距離であることを特徴とする列車制御装置。
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