JP4936386B2 - エレベータ用ガバナテンショナ装置 - Google Patents
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Description
図1(a)(b)(c)に示された第1実施形態においては、固定部材21は、昇降路19内に設けられたガイドレール5にレールクリップ5aにより固定されている。この固定部材21には、揺動腕22が軸23により揺動自在に固定されている。スイッチ24は揺動腕22の基端22aの近傍に、その可動接点24aを揺動腕24側に向けて取り付けられている。図1に示された構成では、スイッチ24は揺動腕22の基端22a側の下に可動接点24aを上方に向けて固定されている。
次に、図2を参照しながら、第2実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図2に示す第2実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に取り付けられる。第2実施形態では、押圧動作部25は、揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じた角度で揺動腕22と一体に回動する固定片26と、固定片26の回動に基づく押圧力に付勢されてスイッチ24の可動接点24aに接触して押圧する接触部28aと、を備える。
次に、図3を参照しながら、第3実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図3に示す第3実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に取り付けられる。第3実施形態においては、押圧動作部25は、揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じて軸28bを中心として回動するカム部28のカム面28aである。このカム面28aよりなる接触部が、カム部28の回動に基づく押圧力に付勢されてスイッチ24の可動接点24aに接触して押圧する。
次に、図4を参照しながら、第4実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図4の第4実施形態のガバナテンショナ装置20では、スイッチ24は揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21における揺動腕22の基端22aの延長方向の所定位置に、可動接点24aを上にして取り付けられる。
次に、図5を参照しながら、第5実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図5に示す第5実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に回動自在に取り付けられる。具体的には、回動板31に固定され、この回動板31は軸32により固定部材21に回動自在に取り付けられる。回動板31は、揺動腕22の基端22a側に設けられた固定片30と係合する舌片33を有する。スイッチ24は、揺動腕22の基端22a側とは反対側に可動接点24aを備える。
7 ガバナシーブ
8 テンショナシーブ
9 ガバナロープ
10 重り
19 昇降路
20 ガバナテンショナ装置
21 固定部材
22 揺動腕
22a 基端
22b 先端
24 スイッチ
24a 可動接点
25 押圧動作部
26 固定片
28 変形カム部
28a 突出接触部
28b 軸
28c 重り部
28d 凹部
29 状態維持部
Claims (6)
- エレベータ昇降路の上側でガバナが取り付けられたガバナシーブと下側のテンショナシーブとの間にガバナロープが巻回されて、前記テンショナシーブは吊り下げられた重りにより伸張されると共に前記テンショナシーブの回転軸は揺動腕の先端に軸支され、前記揺動腕の基端は前記昇降路の固定側に揺動自在に軸支され、前記昇降路の固定側のスイッチが前記重りによる前記ガバナロープの一定長さ以上の伸張を検知するエレベータ用ガバナテンショナ装置であって、
前記揺動腕の前記基端の近傍に設けられて、前記重りにより前記揺動腕の前記先端が所定角度だけ下方に揺動したときに、前記スイッチの可動接点を押圧する押圧動作部と、
前記押圧動作部が前記スイッチの可動接点を押圧した状態を維持する状態維持部と、
を備えることを特徴とするエレベータ用ガバナテンショナ装置。 - 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じた角度で回動する固定片と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記スイッチの接点を押圧する接触部と、を備え、
前記状態維持部は、前記接触部がその一隅に突出して形成されてこの突出する前記接触部の近傍で軸支されるカム部と、前記固定片の回動が所定の角度より大きくなったときにその回動に基づく押圧力から解除されて前記接触部の前記スイッチの接点への接触状態を前記カム部に維持させる重り部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。 - 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じた角度で回動する固定片と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記スイッチの接点を押圧する接触部と、を備え、
前記状態維持部は、前記接触部がその一隅に突出して形成されてこの突出する前記接触部の近傍で軸支されるカム部と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記接触部の前記スイッチの接点への接触状態を維持する方向に前記カム部を付勢するバネ部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。 - 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じて回動するカム部のカム面であり、
前記状態維持部は、前記カム部の前記カム面の延長上に形成され前記スイッチの前記接点が嵌合することによりこの可動接点との接触状態を保持する凹部と、前記カム部の一部分が突出した突出部を下方へ付勢する付勢部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。 - 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材における前記揺動腕の基端の延長方向の所定位置にその可動接点を上にして取り付けられ、
前記押圧動作部は、前記揺動腕の延在方向に沿って前記基端の延長方向へ延びると共に前記揺動腕先端の下方への揺動に応じて上方へ回動する揺動腕側の固定片と、前記固定片の回動に係合する舌片を有し前記固定部材に軸支されたカム部の本体が前記固定片の回動に応じて回動することにより前記スイッチの前記可動接点を押圧するカム面を有するカム部と、を備え、
前記状態維持部は、前記カム部に形成された前記カム面の近傍に形成されて前記カム面に前記スイッチの接点との接触状態を維持させる凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。 - 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に軸により回動自在に取り付けられると共に、前記基端側とは反対側に設けられた可動接点と、を備え、
前記押圧動作部は、前記揺動腕の延在方向に沿って前記基端の延長方向へ延びると共に前記揺動腕先端の下方への揺動に応じて上方へ回動する揺動腕側の固定片と、前記固定片に当接するように前記スイッチから前記基端側へ突出すると共に前記固定片の上方への回動に応じて上方へ回動するスイッチ側の舌片と、前記舌片の反対側の前記可動接点に対向して固定されると共に前記スイッチの回動に伴う前記可動接点の押圧を案内するカム面を有する固定カム部と、を備え、
前記状態維持部は、前記固定カム部に形成された前記カム面の近傍に形成されて前記接触部に前記スイッチの接点との接触状態を維持させる凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
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