JP2009001375A - エレベータ用ガバナテンショナ装置 - Google Patents

エレベータ用ガバナテンショナ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数や取り付け工数を削減できると共にガバナテンショナの停止状態を維持できる。
【解決手段】エレベータ用ガバナテンショナ装置20は、エレベータ昇降路19の上側でガバナ6が取り付けられたガバナシーブ7と下側のテンショナシーブ8との間にガバナロープ9が巻回され、テンショナシーブ8は吊り下げられた重り10により伸張される。テンショナシーブ8の回転軸は揺動腕22の先端22bに軸支され、基端22aは昇降路19の固定部材21に揺動自在に軸支され、昇降路19の固定側のスイッチが重り10によるガバナロープ9の一定長さ以上の伸張を検知する。揺動腕22の基端22aの近傍には、押圧動作部25が設けられ、重り10により揺動腕22の先端22bが所定角度だけ下方に揺動したときにスイッチ24の可動接点24aを押圧する。状態維持部29は、押圧動作部25がスイッチ24の可動接点24aを押圧した状態を維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ用ガバナテンショナ装置に関し、特に、テンショナスイッチの構成に改良を加えたスイッチ機構付きのエレベータ用ガバナテンショナ装置に関する。
図6は、特許文献1に記載された、従来のガバナテンショナを含むガバナ(調速機)の一例を示す正面図である。図6において、乗りかご1を支持するかご枠2の上部にはメインロープ3が接続され、建物の上部に設けられた巻上機の駆動により乗りかご1を昇降させる。かご枠2の上下左右の四隅に設けられたガイドシュー4は、左右一対のかご側ガイドレール5,5を摺動して乗りかご1の昇降を案内する。昇降路の上側にはガバナ6が設けられ、昇降路19上部の機械室にはガバナシーブ7が設けられ、昇降路の底部側にはテンショナシーブ8が設けられ、ガバナシーブ7とテンショナシーブ8との間にはガバナロープ9が巻回される。
ガバナシーブ8には重り10が吊り下げられてガバナロープ9に張力を付与する。左側のガイドレール5に固定されたブラケット11には揺動腕12の基端が揺動自在に軸支され、揺動腕12の先端はテンショナシーブ8の回転軸に接続されるので、テンショナシーブ8および重り10の上下動は許容しつつ水平方向の揺動は規制される。ガバナロープ9の途中には、かご枠2の上部のセーフティリンク13の先端13aが接続され、セーフティリンク13の左右には、一対のリフトロッド14,14の上端が取り付けられ、リフトロッド14,14の下端はかご枠2下部の左右にそれぞれ設けられた一対の非常止め装置15,15に取り付けられる。
上記構成において、乗りかご1の降下速度が所定値を超えると、ガバナ6が作動してガバナシーブ7の回転をロックさせる。このとき、ガバナロープ9の移動が停止した状態で乗りかご1が降下し続けるため、セーフティリンク13の先端13aが持ち上げられて、左右一対のリフトロッド14,14が持ち上げられる。これにより、左右一対の非常止め装置15,15が作動して左右のガイドレール5,5を挟み込むため、乗りかご1の降下を停止できる。
図7は、図6の構成にスイッチ機構を設けた従来のガバナテンショナの一例を示す拡大正面図である。図7において、揺動腕12の基端はガイドレール5に取り付けられたブラケット11に、揺動腕12の先端はガバナロープ9が巻回されたテンショナシーブ8に、それぞれ軸支される。ブラケット11はレールクリップ5aによりガイドレール5に締結される。ガバナテンショナの重り10には、接触子16が固定され、ガバナテンショナスイッチ17はブラケット18を介してレールクリップ5aによりガイドレール5に締結されている。
重り10のガイドレール5側には、ガバナテンショナスイッチ17を切るための接触子16が取り付けられているので、ガバナロープ9の伸張によりガバナテンショナの重り10が降下すると、接触子16がガバナテンショナスイッチ17の可動接点17aに当接してスイッチを切断する。これにより、ガバナロープ9が所定量よりも緩んでガバナテンショナの重り10が下降してもスイッチ17を切ることによりガバナテンショナの位置を調整する。
特開2002−179361号公報
しかしながら、従来のスイッチ機構付きのエレベータ用ガバナテンショナ装置には、ガバナテンショナ本体としての重りと、テンショナスイッチとが分離して設けられているので、揺動腕の調整を含む本体側の調整とスイッチの取り付け位置との調整に手間を要し、部品の点数や取り付け工数が増えてしまうという問題がある。
また、従来の構成によれば、ガバナテンショナ本体が復帰した反動により同時にスイッチも復帰してしまうため、ガバナロープが伸張したままでスイッチを切断した状態を維持したい場合でもガバナテンショナが再起動してしまって正常に機能できなくなる虞があるという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、部品点数や取り付け工数を削減できると共にガバナテンショナの停止状態を維持できるスイッチ機構付きガバナテンショナ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置は、エレベータ昇降路の上側でガバナが取り付けられたガバナシーブと下側のテンショナシーブとの間にガバナロープが巻回されて、前記テンショナシーブは吊り下げられた重りにより伸張されると共に前記テンショナシーブの回転軸は揺動腕の先端に軸支され、前記揺動腕の基端は前記昇降路の固定側に揺動自在に軸支され、前記昇降路の固定側のスイッチが前記重りによる前記ガバナロープの一定長さ以上の伸張を検知するエレベータ用ガバナテンショナ装置であって、前記揺動腕の前記基端の近傍に設けられて、前記重りにより前記揺動腕の前記先端が所定角度だけ下方に揺動したときに、前記スイッチの可動接点を押圧する押圧動作部と、前記押圧動作部が前記スイッチの可動接点を押圧した状態を維持する状態維持部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ機構付きガバナテンショナ装置によれば、部品点数や取り付け工数を削減できると共にガバナテンショナの停止状態を維持できる
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置の実施形態について詳細に説明する。図1ないし図5は、本発明の第1ないし第5実施形態を説明図であり、図6,図7における符号と同一符号を付したものは同一または相当する構成要素を示している。
各図に示された本発明に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置20は、エレベータ昇降路19の上側でガバナが取り付けられたガバナシーブと下側のテンショナシーブとの間にガバナロープが巻回されて、テンショナシーブは吊り下げられた重りにより伸張されると共にテンショナシーブの回転軸は揺動腕の先端に軸支されている。
図1(a)に示すように、揺動腕22の基端22aは、昇降路19に設けられた固定部材21側に揺動軸22cにより揺動自在に軸支され、昇降路19の固定部材21側のスイッチ24が重りによるガバナロープの一定長さ以上の伸張を検知する。この基本的な構成については、図6および図7で説明した従来のエレベータ用ガバナテンショナ装置と同様である。
本発明に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置20においては、図1(a)に示すように、揺動腕22の基端22aの近傍に、押圧動作部25と状態維持部29とが設けられている。押圧動作部25は、重りにより揺動腕22の先端22bが揺動軸22cを中心として所定角度だけ下方に揺動したときに、スイッチ24の可動接点24aを押圧する。状態維持部29は、押圧動作部25がスイッチ24の可動接点24aを押圧した状態を維持する。各実施形態に共通するこの基本構成について、第1ないし第5実施形態を用いて、より詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1(a)(b)(c)に示された第1実施形態においては、固定部材21は、昇降路19内に設けられたガイドレール5にレールクリップ5aにより固定されている。この固定部材21には、揺動腕22が軸23により揺動自在に固定されている。スイッチ24は揺動腕22の基端22aの近傍に、その可動接点24aを揺動腕24側に向けて取り付けられている。図1に示された構成では、スイッチ24は揺動腕22の基端22a側の下に可動接点24aを上方に向けて固定されている。
押圧動作部25は、揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じた角度で揺動腕22と共に回動すると共にブラケット27により揺動腕22と一体的な動作を保持される固定片26と、固定片26の回動に基づく押圧力によりスイッチ24の可動接点24aを押圧する接触部28aを備える。
また、状態維持部29は、突出接触部28aがその一隅から矩形状に突出形成されると共にこの突出接触部28aの近傍を軸28bにより軸支される変形カム部28と、固定片26の回動が所定の角度より大きくなったときに、その回動に基づく押圧力から解除されて、突出接触部28aがスイッチ24の可動接点24aに接触したままの状態を変形カム部28に維持させる重り部28cとを備える。
以上の構成を有する第1実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置の動作について説明する。まず、図1(a)に示すような揺動腕22の基端22aと先端22bとを結ぶ線が水平な状態から重りの重量により下方へと揺動する。この揺動に伴い揺動腕22に一体に取り付けられた固定片26の下方突出角部がカム部28の突出する突出接触部28aを下方へ押圧して、スイッチ24の可動接点24aを押圧してスイッチ24が切られる。
揺動腕22がさらに下方へ揺動されると、図1(b)に示すように、変形カム部28は軸28bを中心に図では反時計方向に回動し続けて、ある一定の角度以上を回動すると、重り部28cの重量により、重り部28cが垂直方向に垂れ下がり、図1(c)に示すように、スイッチ24の可動接点24aの押圧状態を維持する。
図1(c)のように、可動接点24aの押圧状態は、変形カム部28の重り部28cの重量と突出接触部28aにより維持される。このようにして、揺動腕22の下方への付勢が解除されて揺動腕22の先端22bが上方へ戻っても、重り部28cの重量により突出接触部28aはスイッチ24の可動接点24aを押圧し続ける。
以上のように、第1実施形態によれば、スイッチ24の可動接点24aを揺動腕22と連動する変形カム部28の重り部28cの重量により押圧すると共に、この状態を維持させることによりガバナテンショナの重りが揺動腕22を上方へ戻したときでも、スイッチ24が切れた状態を維持できる。
[第2実施形態]
次に、図2を参照しながら、第2実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図2に示す第2実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に取り付けられる。第2実施形態では、押圧動作部25は、揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じた角度で揺動腕22と一体に回動する固定片26と、固定片26の回動に基づく押圧力に付勢されてスイッチ24の可動接点24aに接触して押圧する接触部28aと、を備える。
接触部28aは、軸28bにより回動自在に軸支されたカム部28を構成しており、このカム部28の一部は略々水平状態の揺動腕22に沿う方向に突出する突片28cを備える。第2実施形態の状態維持部29は、カム部28の突片28cと、カム部28の接触部28aと共に押圧動作部25を構成する固定片26の回動に基づく押圧力に付勢されて接触部28aがスイッチ24の可動接点24aの接触状態を維持する方向にカム部28を付勢するバネ部29aと、を備える。
第2実施形態は、カム部28の突片28cを付勢するバネ部29aを備えるので、揺動腕22が復帰した後もスイッチ24の接点24aの押圧状態を維持することができ、この接点24aの押圧を解除するためには、バネ部29aのバネ定数により調整することができる。
[第3実施形態]
次に、図3を参照しながら、第3実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図3に示す第3実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に取り付けられる。第3実施形態においては、押圧動作部25は、揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じて軸28bを中心として回動するカム部28のカム面28aである。このカム面28aよりなる接触部が、カム部28の回動に基づく押圧力に付勢されてスイッチ24の可動接点24aに接触して押圧する。
また、状態維持部29は、接触部のカム面28aの延長上に形成されスイッチ24の可動接点24aが嵌合することにより可動接点24aとの接触状態を維持したまま保持する凹部28dと、カム部28の一部分が突出した突出部28eを下方へ付勢するブラケット27と、を備える。このブラケット27は、カム部28の一部分が突出した突出部28eを下方へ付勢する付勢部材である。
この第3実施形態によれば、カム面28aと凹部28dを有するカム部28のみで構成でき、スイッチの押圧状態を維持する機構を簡単な構成とすることができる。
[第4実施形態]
次に、図4を参照しながら、第4実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図4の第4実施形態のガバナテンショナ装置20では、スイッチ24は揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21における揺動腕22の基端22aの延長方向の所定位置に、可動接点24aを上にして取り付けられる。
また、揺動腕22の基端22aには、揺動腕22の延在方向に沿って基端22aから延長する方向へ延びる固定片30が設けられている。また、基端22aに対向する位置に、カム部28がその下面にカム面28aを有して軸28bにより回動自在に設けられ、カム面28aの延長側には凹部28dが形成されている。カム部28の基端22a側にはその固定片30と係合する舌片28eが設けられている。
固定片30,舌片28eは、カム部28の本体下側にスイッチ24の可動接点24aと対向して形成されたカム面28aと共に、スイッチ24の可動接点24aに接触して押圧する押圧動作部25を構成する。また、カム面28aに近傍に形成された凹部28dは、スイッチ24の可動接点24との接触状態を維持させる状態維持部29となっている。
揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じて基端22aが上方へ回動すると、基端22aの固定片30が舌片28eに係合し、固定部材21に軸支されたカム部28が固定片30の回動に応じて回動することによりスイッチ24の可動接点24aに接触してこれを押圧する。また、カム部28がさらに回動すると、可動接点24aがカム面28a近傍の凹部28dに嵌合してスイッチ2が切られた状態を維持する。
[第5実施形態]
次に、図5を参照しながら、第5実施形態に係るエレベータ用ガバナテンショナ装置について説明する。図5に示す第5実施形態のガバナテンショナ装置20においては、スイッチ24は、揺動腕22を揺動自在に固定する固定部材21に回動自在に取り付けられる。具体的には、回動板31に固定され、この回動板31は軸32により固定部材21に回動自在に取り付けられる。回動板31は、揺動腕22の基端22a側に設けられた固定片30と係合する舌片33を有する。スイッチ24は、揺動腕22の基端22a側とは反対側に可動接点24aを備える。
スイッチ24の可動接点24aの近傍には、固定カム部34が固定される。この固定カム部34の可動接点24a側には、回動板31の回動に基づいてスイッチ24が回動するときに可動接点24aが当接して押圧されるカム面34aが形成され、このカム面34aの近傍には可動接点24aの所定角度回動した後、カム面34aを滑った可動接点24aが嵌合する凹部34bが形成されている。
この構成において、基端22aに設けられた固定片30は、揺動腕22の延在方向に沿ってその延長方向へ延びると共に揺動腕22の先端22bの下方への揺動に応じて上方へ回動するので、固定片30に当接するようにスイッチ24を取り付けた回動板31から基端22a側へ突出する舌片33は、固定片30の上方への回動に応じて上方へ回動する。
固定カム部34は、スイッチ24側の舌片33の反対側に、可動接点24aに対向するカム面34aを有しているので、回動板31およびスイッチ24の回動に伴って可動接点24aを押圧するように案内する。このカム面34aの近傍には、可動接点24aとの係合部としての凹部34bを有するので、この凹部34bがスイッチ24の可動接点24aの押圧状態を維持させる。
以上のようにして、第5実施形態においても、揺動腕22の揺動によりテンショナスイッチ24の可動接点2aが切断されると共に、揺動腕22の急激な戻り動作があってもスイッチ24の可動接点24aの押圧状態が維持されるので、部品点数や取り付け工数を削減できると共にガバナテンショナの停止状態を維持できるスイッチ機構を提供する。
第1実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置の揺動腕を(a)水平位置、(b)揺動動作中の位置、(c)揺動完了位置でそれぞれ示す正面図。 第2実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置を示す正面図。 第3実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置を示す正面図。 第4実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置を示す正面図。 第5実施形態のエレベータ用ガバナテンショナ装置を示す正面図。 従来のガバナとガバナテンショナ装置の全体を示す正面図。 従来のエレベータ用ガバナテンショナ装置を示す正面図。
符号の説明
6 ガバナ
7 ガバナシーブ
8 テンショナシーブ
9 ガバナロープ
10 重り
19 昇降路
20 ガバナテンショナ装置
21 固定部材
22 揺動腕
22a 基端
22b 先端
24 スイッチ
24a 可動接点
25 押圧動作部
26 固定片
28 変形カム部
28a 突出接触部
28b 軸
28c 重り部
28d 凹部
29 状態維持部

Claims (6)

  1. エレベータ昇降路の上側でガバナが取り付けられたガバナシーブと下側のテンショナシーブとの間にガバナロープが巻回されて、前記テンショナシーブは吊り下げられた重りにより伸張されると共に前記テンショナシーブの回転軸は揺動腕の先端に軸支され、前記揺動腕の基端は前記昇降路の固定側に揺動自在に軸支され、前記昇降路の固定側のスイッチが前記重りによる前記ガバナロープの一定長さ以上の伸張を検知するエレベータ用ガバナテンショナ装置であって、
    前記揺動腕の前記基端の近傍に設けられて、前記重りにより前記揺動腕の前記先端が所定角度だけ下方に揺動したときに、前記スイッチの可動接点を押圧する押圧動作部と、
    前記押圧動作部が前記スイッチの可動接点を押圧した状態を維持する状態維持部と、
    を備えることを特徴とするエレベータ用ガバナテンショナ装置。
  2. 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
    前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じた角度で回動する固定片と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記スイッチの接点を押圧する接触部と、を備え、
    前記状態維持部は、前記接触部がその一隅に突出して形成されてこの突出する前記接触部の近傍で軸支されるカム部と、前記固定片の回動が所定の角度より大きくなったときにその回動に基づく押圧力から解除されて前記接触部の前記スイッチの接点への接触状態を前記カム部に維持させる重り部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
  3. 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
    前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じた角度で回動する固定片と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記スイッチの接点を押圧する接触部と、を備え、
    前記状態維持部は、前記接触部がその一隅に突出して形成されてこの突出する前記接触部の近傍で軸支されるカム部と、前記固定片の回動に基づく押圧力により前記接触部の前記スイッチの接点への接触状態を維持する方向に前記カム部を付勢するバネ部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
  4. 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に取り付けられ、
    前記押圧動作部は、前記揺動腕の前記先端の下方への揺動に応じて回動するカム部のカム面であり、
    前記状態維持部は、前記カム部の前記カム面の延長上に形成され前記スイッチの前記接点が嵌合することによりこの可動接点との接触状態を保持する凹部と、前記カム部の一部分が突出した突出部を下方へ付勢する付勢部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
  5. 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材における前記揺動腕の基端の延長方向の所定位置にその可動接点を上にして取り付けられ、
    前記押圧動作部は、前記揺動腕の延在方向に沿って前記基端の延長方向へ延びると共に前記揺動腕先端の下方への揺動に応じて上方へ回動する揺動腕側の固定片と、前記固定片の回動に係合する舌片を有し前記固定部材に軸支されたカム部の本体が前記固定片の回動に応じて回動することにより前記スイッチの前記可動接点を押圧するカム面を有するカム部と、を備え、
    前記状態維持部は、前記カム部に形成された前記カム面の近傍に形成されて前記カム面に前記スイッチの接点との接触状態を維持させる凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
  6. 前記スイッチは、前記揺動腕を揺動自在に固定する前記固定部材に軸により回動自在に取り付けられると共に、前記基端側とは反対側に設けられた可動接点と、を備え、
    前記押圧動作部は、前記揺動腕の延在方向に沿って前記基端の延長方向へ延びると共に前記揺動腕先端の下方への揺動に応じて上方へ回動する揺動腕側の固定片と、前記固定片に当接するように前記スイッチから前記基端側へ突出すると共に前記固定片の上方への回動に応じて上方へ回動するスイッチ側の舌片と、前記舌片の反対側の前記可動接点に対向して固定されると共に前記スイッチの回動に伴う前記可動接点の押圧を案内するカム面を有する固定カム部と、を備え、
    前記状態維持部は、前記固定カム部に形成された前記カム面の近傍に形成されて前記接触部に前記スイッチの接点との接触状態を維持させる凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガバナテンショナ装置。
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