JP4935210B2 - ネットワーク接続形態検出方法及びシステム、並びにネットワーク機器 - Google Patents

ネットワーク接続形態検出方法及びシステム、並びにネットワーク機器 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク接続形態検出方法及びシステム、並びにネットワーク機器に関しより具体的には、ネットワークの物理的な接続形態を検出する方法及びシステム、並びに、そのようなシステムに使用されるネットワーク機器に関する。
データネットワークでは、VPN(Virtual Private Network)のように特定の通信機器に特定の通信を許可する場合があり、そのためには、その通信機器がどのネットワーク機器(例えば、スイッチやルータ)のどのポートに接続しているのかを予め知っておく必要がある。
また、プロトコルによっては、接続が論理的にループすることが許されないことがある。例えば、イーサネット(登録商標)プロトコル(IEEE802.3)をベースとするネットッワークでは、ネットワーク構築時に人為的にループを回避するか、又は、スパニングツリープロトコル(STP:IEEE802.1d)により自動回避している。
このような目的に対し、従来は、スイッチに接続するケーブルに紙タグを付加し、その紙タグの記載情報で特定の通信機器がスイッチのどのポートに接続しているかを管理していた。スイッチが多層的に接続されると、このような管理は、非常に煩雑になる。また、IPアドレス又はMACアドレスで通信機器を識別する方法が知られている(非特許文献1,2参照)。
J. Postel, "Internet Protocol", IETF RFC.791, September 1981. M. D. Turner, et al., "IEEE 802.1d: Media Access Control (MAC) Bridges", IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks, 2004
紙タグによる管理は手間がかかるのと、間違いが発生する可能性が高く、非効率である。接続情報が外部に漏洩する危険もある。
IPアドレス及びMACアドレスは偽装が可能である。IPアドレスによる識別は、スイッチ間の接続に対しては有効ではない。
L2ネットワーク内でループが発生し、その後にループが解消された場合、STPでループを解消したのか、物理的な接続変更によりループが解消したのかが判断できない。
接続形態そのものから、即ちL1のレベルでコネクションを確立できれば、より確実であると共に、管理が容易になり、ループの有無も明確となる。
本発明は、各ネットワーク機器とその配線の物理的な接続形態を検出できる方法及びシステム、並びに、そのようなシステムに利用可能なネットワーク機器を提示することを目的とする。
本発明に係るネットワーク接続形態検出方法では、先ず、外部読取り可能なケーブル識別情報を付加された複数のネットワークケーブルと、当該ケーブル識別情報を読み取る識別情報読取り装置を複数の接続ポートのそれぞれに具備する複数のネットワーク機器とを用意する。そして、当該複数のネットワーク機器のそれぞれにおいて、先ず、最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集する。そして、収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信する。更に、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する。
本発明に係るネットワーク接続形態検出システムは、外部読取り可能なケーブル識別情報を付加された複数のネットワークケーブルと、当該複数のネットワークケーブルにより接続される1以上のネットワーク機器を具備し、当該複数のネットワークケーブル及び1以上のネットワーク機器により構成されるネットワークの接続形態を検出するシステムである。特徴的には、当該ネットワーク機器が、複数の接続ポートと、当該複数の接続ポートのそれぞれに配置され、当該接続ポートに接続される当該ネットワークケーブルの当該ケーブル識別情報を読取り可能な識別情報読取り装置と、機器IDを記憶するメモリと、最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集し、収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信し、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する制御装置とを具備する。
本発明に係るネットワーク機器は、ネットワークケーブルが接続可能な複数の接続ポートと、当該複数の接続ポートのそれぞれに配置され、当該接続ポートに接続される当該ネットワークケーブルのケーブル識別情報を読取り可能な識別情報読取り装置と、機器IDを記憶するメモリと、最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集し、収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信し、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数のネットワーク機器がどの接続ポート同士でどのネットワークケーブルを介して接続しているかという物理的な接続形態の情報を収集できるようになる。その結果、ループの発見、経路の指定等が容易になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、LAN(ローカルエリアネットワーク)のスイッチに実装した本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。
本実施例では、ネットワークケーブル10(10−1〜10−n)の両端のRJ45コネクタ12(12−1〜12−n),14(14−1〜14−n)にそれぞれRFIDタグ16(16−1〜16−n),18(18−1〜18−n)を付加する。そして、スイッチ20には、このRFIDタグ16,18の識別情報を読み取り可能なRFID読取り装置24(24−1〜24−n)を設置する。
スイッチ10は、RJ45コネクタ12,14に対応するn個の接続ポートを具備し、各接続ポートに、イーサネット(登録商標)のトランスポンダ22(22−1〜22−n)が接続する。各接続ポートの近くにRFID読取り装置24(24−1〜24−n)が配置されている。各トランスポンダ22−1〜22〜nは、物理制御装置26(26−1〜26−n)、いわゆるPHY制御装置を介してMAC制御装置28に接続する。
物理制御装置26は、OSI階層モデルの物理レイヤ(第1層)の処理を担当する。MAC制御装置28は、OSI階層モデルのデータリンク層(第2層)の下位副層の処理、具体的には、データの送受信単位であるフレーム化とその逆、及び、誤り検出パリティの付加と誤り検出などを担当する。
RFID制御装置30は、RFID読取り装置24の読取り動作を制御すると共に、読取り結果をRFIDデータベース32に格納する。RFIDデータベース32には、各接続ポートに接続するネットワークケーブル10のコネクタ12に付加されたRFIDタグ16の識別情報を、対応する接続ポートの番号と対にして記憶する。
例えば、MAC制御装置28は、何れかの接続ポートにネットワークケーブル10が接続されると、その接続ポートの番号をRFID制御装置30に通知する。RFID制御装置30は、この通知に従い、通知された接続ポートの配置されたRFID読取り装置24にRFIDの読取りを指示し、RFID読取り装置24の読取り結果をRFIDデータベース32に格納する。
RFID制御装置30は、通信端子34を介して管理装置40に接続する。管理装置40は、RFIDタグ16,18を使って後述するように収集される物理的なネットワーク接続形態の情報を収集管理するコンピュータである。勿論、管理装置40は、接続ポートの1つを使って、スイッチ20に接続しても良い。
詳細は、後述するが、管理装置40からのネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、RFID制御装置30は、ネットワークケーブル10の先に説明するネットワーク機器にネットワーク接続形態を問い合せ、この報告と、スイッチ20の接続形態(ネットワークケーブル10が接続する接続ポートの番号と、当該ネットワークケーブル10のRFID値等)とを併せて、管理装置40に送信する。RFIDタグの読取りは、ネットワークケーブル10の接続時でも、管理装置40からの指示の際でも、どちらでも良い。
また、管理装置40がRFID制御装置30にRFIDタグの読取り、即ち、RFIDデータベース32の更新を指示すると、RFID制御装置30は全RFIDタグ読取り装置24にRFIDタグの読取りを指示し、読取り結果でRFIDデータベース32を更新する。
勿論、RFID制御装置30は、MAC制御装置28との通信により、ネットワークケーブルが接続している接続ポートが分かるので、RFID制御装置30は、ネットワークケーブルが接続している接続ポートに配置されるRFID読取り装置24のみにRFIDタグ16の読取りを指示しても良い。
RFID制御装置30は、スイッチ20を特定する機器ID36を内部で記憶する。勿論、RFID制御装置30の外に機器ID36を記憶するメモリを配置しても良い。
同じネットワークケーブル10に付加されるRFIDタグ16,18の識別情報は、一致するのが好ましいが、異なったとしても、簡易な通信テストで確認できるので、一致していなくても良い。
図2及び図3を参照して、本実施例の特徴的な動作であるネットワーク接続形態の情報を収集する動作を説明する。図2は接続例を示し、図3は、動作フローチャートを示す。スイッチ50,54,58,62,66は、図1に示すスイッチ20の機能を具備する。但し、スイッチ54,58,62,66のRF制御装置30は、何れかの接続ポートに入力するネットッワーク接続形態収集コマンドに応じて、他の接続ポートの内の使用中の接続ポート以下のネットワーク接続形態情報を収集し、当該ネットッワーク接続形態収集コマンドの入力した接続ポートから報告を出力する。
図2では、管理装置40が、スイッチ50に接続している。スイッチ50の接続ポート1が、ケーブル52を介して、スイッチ54の接続ポート1に接続する。ケーブル52のスイッチ50側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは101であり、スイッチ54側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは201である。また、スイッチ50の接続ポート3が、ケーブル56を介して、スイッチ58の接続ポート1に接続する。ケーブル56のスイッチ50側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは103であり、スイッチ58側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは301である。
スイッチ54の接続ポート4が、ケーブル60を介してスイッチ62の接続ポート6に接続する。ケーブル60のスイッチ54側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは204であり、スイッチ62側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは406である。
スイッチ58の接続ポート6が、ケーブル64を介してスイッチ66の接続ポート4に接続する。ケーブル64のスイッチ58側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは306であり、スイッチ66側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは504である。
スイッチ62の接続ポート1が、ケーブル68を介してパーソナルコンピュータ(PC)70に接続し、接続ポート4が、ケーブル72を介してPC74に接続する。ケーブル68のスイッチ62側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは401である。ケーブル72のスイッチ62側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは404である。
スイッチ66の接続ポート2が、ケーブル76を介してPC78に接続する。ケーブル76のスイッチ66側のコネクタに配置されるRFIDタグのIDは502である。
また、スイッチ50,54,58,62,66の機器IDは、それぞれ、A10,A11,A12,A13,A14であるとする。図3は、ネットワーク接続形態の情報収集に関する各スイッチ50,54,58,62,66の動作フローチャートを示す。但し、ネットワーク接続形態の情報収集を指示するコマンド(以下、ネットワーク接続形態収集コマンドという)とその収拾結果について、スイッチ50は、専用ポート34を介して管理装置40と通信し、スイッチ54,58,62,66は、上位に位置するスイッチと接続する接続ポートを介して通信する。
管理装置40が、ネットッワーク接続形態収集コマンドをスイッチ50に供給すると(S1)、スイッチ50のRFID制御装置30は、コマンド送信元である管理装置40に調査中を返信する(S2)。スイッチ50のRFID制御装置30は、RFIDデータベース32を参照して、使用中の接続ポートをリストアップし(S3)、使用中の各接続ポートについて接続形態を調べる(S4〜S11)。ネットッワーク接続形態収集コマンドを何れかの接続ポートで受信する場合、その接続ポートは、ネットワーク接続形態情報の収集対象から除外される。図3では、説明の都合上、使用中の各接続ポートについて順番に接続形態を調査しているが、勿論、同時的に調査しても良い。
図2に示す例では、スイッチ50の接続ポート1,3が使用されているので、先ず、接続ポート1が選択され(S4)、スイッチ50は、その接続ポート1からスイッチ54にネットッワーク接続形態収集コマンドを送信する(S5)。この後、報告/調査中の受信を待機する(S6)。接続ポート1に接続するネットワーク機器(ここではスイッチ54)から報告を受信すると(S6)、接続ポート1に接続するスイッチ54以下のネットワーク接続形態(機器ID、ケーブルのRFID及び接続ポート等)の情報を含む報告を生成する(S7)。報告も、ステップS2により返信される調査中も受信することなしに(S6,S8)、所定時間が経過すると(S9)、不明機器が接続する旨の報告を生成する(S10)。ステップS7,S10で生成される報告の詳細例は後述する。
接続ポート1の報告が生成されたら(S7,S10)、使用中の別の接続ポート3を選択し(S4)、同様に、接続ポート3からネットッワーク接続形態収集コマンドを送信し(S5)、報告を生成する(S6〜S10)。
使用中の全接続ポートの調査が終了すると(S11)、使用中の各接続ポートのネットワーク接続形態の報告を統合した統合報告を生成する(S12)。即ち、統合報告には、スイッチ50に直接又は間接に接続する全ネットワーク機器54,58,62,66の接続形態が、接続ポート間を接続するケーブル52,56,60,64,68,72,76の識別情報と共に記載されている。スイッチ50は、この統合報告をコマンド送信元の管理装置40に送信する(S13)。
スイッチ54は、スイッチ50の接続ポート1からのネットッワーク接続形態収集コマンドに対し(S1)、調査中を返信する(S2)。スイッチ54のRFID制御装置30は、RFIDデータベース32を参照して、使用中の接続ポートをリストアップし(S3)。使用中の各接続ポートについて接続形態を調べる(S4〜S11)。ネットッワーク接続形態収集コマンドを何れかの接続ポートで受信する場合、その接続ポートは、ネットワーク接続形態情報の収集対象から除外される。図2に示す例では、スイッチ54の接続ポート4が使用されているので、スイッチ54は、接続ポート4からスイッチ62に対しネットッワーク接続形態収集コマンドを送信する(S4,S5)。
スイッチ62は、スイッチ54の接続ポート4からのネットッワーク接続形態収集コマンドに対し(S1)、調査中を返信する(S2)。スイッチ62は、内蔵するRFIDデータベース32を参照して、使用中の接続ポートをリストアップし(S3)。使用中の各接続ポートについて接続形態を調べる(S4〜S11)。
図2に示す例では、スイッチ62の接続ポート1,4が使用されているので、接続ポート1,4からそれぞれPC70,64に対しネットッワーク接続形態収集コマンドを送信する(S4,S5)。
PC70,74,78等の通信端末を含むネットワーク機器の中には、本実施例のネットワーク接続形態収集コマンドに対応してないものがありうる。そこで、ネットワーク接続形態収集コマンドに対して、調査中の返信がないままに、一定時間、経過した場合(S6,S8,S9)、不明機器の接続と判断する。
例えば、スイッチ62は、接続ポート1にIDが”401”のケーブル68を介して不明機器が接続することを示す報告を生成する(S10)。接続ポート4については、IDが”404”のケーブル72を介して不明機器が接続すること、ケーブル72のPC74側のRFID値が不明であることを示す報告を生成する(S10)。
使用中の全接続ポート1,4の報告を生成し終えると(S11)、スイッチ62は、各接続ポートの報告を統合した報告、即ち統合報告を生成し(S12)、直接的なコマンド送信元であるスイッチ54に送信する。統合報告には、スイッチ62自身の機器ID(ここでは、”A13”)と、上位のスイッチ54が接続する接続ポート6の番号(上位接続ポートNo.)と、そこに接続するケーブル60のスイッチ62側のRFID値(上位ケーブルID)も含める。図4は、図2に示す接続形態例に対するスイッチ62からスイッチ54への報告例を示す。例えば、報告は、図4に示すように、接続形態を所定の書式で記述したものとなる
スイッチ54は、スイッチ62からの統合報告を受信すると(S6)、接続ポート4に関する接続形態と識別情報を含む報告を生成する(S7)。スイッチ54の使用中の接続ポートは接続ポート4のみであるので、接続ポート4の報告から統合報告を生成する(S12)。生成される統合報告が、スイッチ50に送信される(S13)。図5は、図2に示す接続形態例に対するスイッチ54からスイッチ50への報告例を示す。
同様にして、スイッチ66は、スイッチ66以下のネットワーク接続形態の情報を収集し、スイッチ58に報告する。図6は、図2に示す接続形態例に対するスイッチ66からスイッチ58への報告例を示す。スイッチ58は、スイッチ66からの報告を使って、スイッチ58以下のネットワーク接続形態の情報を収集し、スイッチ50に報告する。図7は、図2に示す接続形態例に対するスイッチ58からスイッチ50への報告例を示す。
以上の結果として、最終的に、スイッチ50は、スイッチ54,58からの報告を使って、スイッチ50以下のネットワーク接続形態の情報を収集し、管理装置40に報告する。図8は、図2に示す接続形態例に対するスイッチ50から管理装置40への報告例を示す。
このようにして、管理装置40は、スイッチ50以降のネットワーク接続形態の情報、特に、ネットッワーク機器の識別情報、ケーブルの識別情報、及びケーブルの接続するネットワーク機器とそのポート等の情報を収集できる。収集結果を図化することで、ネットワークの物理的な接続形態が明確になる。接続ミス、接続の変更にも容易に対処できる。ケーブルの紙タグを排除できるので、接続情報が漏洩する危険を低減できる。
接続形態情報にIPアドレス、MACアドレス又はこれらの両方を含めることで、複雑なアクセス制御を間違いなく設定することが可能になる。例えば、ケーブル張り替えに応じた自動プロビジョニンングも可能になる。
ネットワークにループが存在すると、何れかのネットワーク機器は、異なる接続ポートでネットワーク接続形態収集コマンドを受信することになる。これを放置すると、ネットワーク接続形態の情報収集が、いつまでも収束しない可能性がある。これに対しては、例えば、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドを無視するか、機器IDと接続ポート等、自身の接続形態情報のみをコマンド送信元に返信するようにする。前者の場合、タイムアウト(S9)により不明機器と判断される。どのケーブルに不明機器が接続しているかが取りあえず分かるので、対処は容易である。後者の場合、機器IDと接続ポートが分かるので、ネットワーク接続形態の変更案を作成しやすくなる。
本発明の適用例としてスイッチを例示したが、複数の接続ポートを具備するその他のネットワーク機器、例えば、ルータにも、本発明は適用可能である。
ネットワークケーブルとして、UTPケーブルを例示したが、このほかに、光ファイバケーブル又は同軸ケーブルなどであってもよい。RFIDタグの代わりに、一次元又は二次元のバーコードでネットワークケーブルを特定してもよい。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例を適用したスイッチを使用するネットワーク接続例である。 本実施例の接続形態情報収集の動作フローチャートである。 スイッチ62からスイッチ54への報告例である。 スイッチ54からスイッチ50への報告例である。 スイッチ66からスイッチ58への報告例である。 スイッチ58からスイッチ50への報告例である。 スイッチ50から管理装置40への報告例である。
符号の説明
10(10−1〜10−n):ネットワークケーブル
12(12−1〜12−n),14(14−1〜14−n):RJ45コネクタ
16(16−1〜16−n),18(18−1〜18−n):RFIDタグ
20:スイッチ
22(22−1〜22−n):トランスポンダ
24(24−1〜24−n):RFID読取り装置
26(26−1〜26−n):物理制御装置
28:MAC制御装置
30:RFID制御装置
32:RFIDデータベース
34:通信端子
40:管理装置
50,54,58,62,66:スイッチ
52,56,60,64,68,72,76:ネットワークケーブル
70,74,78:コンピュータ

Claims (22)

  1. 外部読取り可能なケーブル識別情報を付加された複数のネットワークケーブルと、当該ケーブル識別情報を読み取る識別情報読取り装置を複数の接続ポートのそれぞれに具備する複数のネットワーク機器とを用意し、
    当該複数のネットワーク機器のそれぞれにおいて、
    最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集し、
    収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信し、
    2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する
    ことを特徴とするネットワーク接続形態検出方法。
  2. 当該ネットワーク接続形態情報が、接続するネットワーク機器の識別情報、接続するネットワークケーブルのケーブル識別情報、及び、当該ネットワークケーブルが接続するネットワーク機器の接続ポートの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  3. 当該複数のネットワーク機器の少なくとも1つがスイッチであることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  4. 当該複数のネットワーク機器の少なくとも1つがルータであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  5. 当該ネットワークケーブルが、互いに異なるケーブル識別情報の識別情報担体を両端に具備することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  6. 当該識別情報担体がRFIDタグであることを特徴とする請求項5に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  7. 当該識別情報担体がバーコードであることを特徴とする請求項5に記載のネットワーク接続形態検出方法。
  8. 外部読取り可能なケーブル識別情報を付加された複数のネットワークケーブルと、
    当該複数のネットワークケーブルにより接続される1以上のネットワーク機器
    を具備し、当該複数のネットワークケーブル及び1以上のネットワーク機器により構成されるネットワークの接続形態を検出するシステムであって、
    当該ネットワーク機器が、
    複数の接続ポートと、
    当該複数の接続ポートのそれぞれに配置され、当該接続ポートに接続される当該ネットワークケーブルの当該ケーブル識別情報を読取り可能な識別情報読取り装置(24)と、
    機器IDを記憶するメモリ(36)と、
    最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集し、収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信し、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する制御装置(30)
    とを具備することを特徴とするネットワーク接続形態検出システム。
  9. 当該ネットワーク接続形態情報が、接続するネットワーク機器の識別情報、接続するネットワークケーブルのケーブル識別情報、及び、当該ネットワークケーブルが接続するネットワーク機器の接続ポートの情報を含むことを特徴とする請求項に記載のネットワーク接続形態検出システム。
  10. 当該複数のネットワーク機器の少なくとも1つがスイッチであることを特徴とする請求項8又は9に記載のネットワーク接続形態検出システム。
  11. 当該複数のネットワーク機器の少なくとも1つがルータであることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載のネットワーク接続形態検出システム
  12. 当該ネットワークケーブルが、互いに異なるケーブル識別情報の識別情報担体を両端に具備することを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載のネットワーク接続形態検出システム。
  13. 当該識別情報担体がRFIDタグであることを特徴とする請求項12に記載のネットワーク接続形態検出システム。
  14. 当該識別情報担体がバーコードであることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続形態検出システム。
  15. ネットワークケーブルが接続可能な複数の接続ポートと、
    当該複数の接続ポートのそれぞれに配置され、当該接続ポートに接続される当該ネットワークケーブルのケーブル識別情報を読取り可能な識別情報読取り装置(24)と、
    機器IDを記憶するメモリ(36)と、
    最初のネットワーク接続形態収集コマンドに応じて、使用中の各接続ポートについて、ネットワーク接続形態収集コマンドを転送することで配下のネットワーク接続形態情報を収集し、収集した当該配下のネットワーク接続形態情報をまとめた報告を当該最初のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に送信し、2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドに対し、これらを無視するか、自身の接続形態情報のみを当該2つ目以降のネットワーク接続形態収集コマンドの送信元に返信する制御装置(30)
    とを具備することを特徴とするネットワーク機器。
  16. 当該ネットワーク接続形態情報が、接続するネットワーク機器の識別情報、接続するネットワークケーブルのケーブル識別情報、及び、当該ネットワークケーブルが接続するネットワーク機器の接続ポートの情報を含むことを特徴とする請求項15に記載のネットワーク機器。
  17. 当該ネットワーク機器がスイッチであることを特徴とする請求項15又は16に記載のネットワーク機器。
  18. 当該ネットワーク機器がルータであることを特徴とする請求項15又は16に記載のネットワーク機器。
  19. 当該ネットワークケーブルが、互いに異なるケーブル識別情報の識別情報担体を両端に具備することを特徴とする請求項15乃至18の何れか1項に記載のネットワーク機器。
  20. 当該識別情報担体がRFIDタグであることを特徴とする請求項19に記載のネットワーク機器。
  21. 当該識別情報担体がバーコードであることを特徴とする請求項19に記載のネットワーク機器。
  22. 当該制御装置は、接続ポートへのネットワークケーブルの接続に応じて、当該識別情報読取り装置(24)に当該接続ポートに接続される当該ネットワークケーブルのケーブル識別情報を読み取らせ、読取り結果を識別情報メモリ(32)に格納することを特徴とする請求項15乃至20の何れか1項に記載のネットワーク機器。
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