JP6079363B2 - 接続状況把握システム - Google Patents

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Description

本発明は、接続状況把握システムに係り、特に装置と接続ケーブルとの接続状況を把握する接続状況把握システムに関する。
近年、情報の電子化に伴い、様々な電子機器が使用されており、確実な電源の確保の重要性が増している。例えば、ストレージ装置やスイッチ装置などの情報処理装置の中には常時稼働されているものがあるが、それらを使用中に停電などの問題が生じた場合、突然の電源断による装置自体の故障やデータの破損などの問題が生じかねない。そのような問題が生じることを防ぐ為に、停電などの問題が生じた際でも情報処理装置をシャットダウンさせるために必要な電力を確保することが必要になる。そこで、情報処理装置に無停電電源装置を接続しておくことで、停電などの問題が発生した際にも、確実な電源の確保を可能とするような工夫がなされている。
このように、無停電電源装置には、停電などの問題が生じた場合に、無停電電源装置に接続された情報処理装置のすべてを一定時間動かすことが出来るだけの電力の供給をする、という役割が求められている。その役割を果たすためには、装置と無停電電源装置とが確実に接続され、また、その無停電電源装置と情報装置との、接続関係を把握することが非常に重要である。無停電電源装置と接続関係にある装置とが確実に接続され、意図した接続関係にあることで、停電時でも装置に必要な電力を供給し、データの破損等を防ぐべく当該装置等を停止させることが可能となるからである。
ここで、システムの構築を行う際には、無停電電源装置の供給可能な電力量とシステム内の各種装置の必要とする電力量を突き合わせた上で、必要となる容量を満たす無停電電源装置の選定を行うことが一般的である。その際には、複数ある無停電電源装置と各主装置が意図した構築関係にあるかを手動で確認することが必要であり、非常に手間がかかっていた。
また、情報処理装置と無停電電源装置との接続状態を管理するための方法としては、例えば特許文献1に記載されているように、無停電装置の接続を示す情報をコンピュータに集め、その情報を一元的に管理するといった方法が知られている。その他にも、上記管理情報が壊れた場合に備え、特許文献2に記載されているように、上記管理機能と別に情報を記憶し、また、上記管理情報に復元機能を持たせることにより、さらに安全性を高めるといった方法も行われている。
特開2003−348772号公報 特開2005−261094号公報
しかしながら、上記方法においては、装置と無停電電源装置との接続関係を把握するために両者の間で情報のやりとりを行う必要があるため、両者が情報のやり取りをすることが可能なケーブルで接続されていることが必要になる。そのため、電力を供給するケーブルとは別に、もう一本のケーブル、例えばUSBケーブルなどで接続する必要があり、システムを構築する部品が増加し、配線が複雑になるという問題が生じていた。
さらに、サーバを含むシステムを構成する複数の装置に複数の無停電電源装置が接続されている場合には、より確実な接続を行うために、接続状況の管理を行うだけでは不十分な場合がある。無停電電源装置から供給可能な電力量と、システム内の各種装置が必要とする電力量を把握し、後者が前者を超えないように管理することが必要となるからである。この管理が不十分であると、例えば、システムの運用開始時点では問題なく接続されていても、無停電電源装置の故障や定期メンテナンスなどによって一時的に各種装置と無停電電源装置の接続関係が変更された結果、問題が発生する可能性がある。無停電装置の供給可能な量が、各種接続関係にある装置が必要とする電力量を下回ってしまうことが懸念されるからであり、また、そのような状態で停電等が生じた場合に、電力供給不足や電源断によるシステム障害を起こすことが考えられるからである。
以上のように、様々な電子機器の使用においては、その電子機器を安全に利用するために接続関係を把握する必要がある。そして、その接続関係を把握する為に、電子機器を使用するシステムの構成が複雑になる、といった問題が生じる。また、構成を複雑にしなければ電子機器を使用するシステムの安定性の向上を図ることができないという問題がある。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、接続状況を把握する場合におけるシステムの構成が複雑になり、また、そのシステムの安定性の向上を図ることができないという問題を解決することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である接続状況把握システムは、
両端に接続端を有する接続ケーブルと、
前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、を備え、
前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を備え、
前記装置は、
前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を、前記接続端情報記憶部に近接して検出する接続端情報検出部と、
前記接続端情報検出部により検出された前記接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する接続端情報送信部と、を備える、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である接続情報把握装置は、
接続ケーブルの両端に設けられた接続端に接続される装置であって、
前記接続端が接続される被接続部と、
接続された前記接続端の接続端情報を、当該接続端が有する接続端情報記憶部に近接して検出する接続端情報検出部と、
前記接続端検出部により検出された前記接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する接続端情報送信部と、
を有する、
と言う構成を採る。
また、本発明の他の形態である接続状況把握方法は、
両端に接続端を有する接続ケーブルと、前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、前記装置とネットワークを介して接続された管理サーバと、を備えると共に、
前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を有し、
前記装置は、前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を検出する接続端情報検出部と、を備えた接続状況把握システムにて、
前記装置は、前記被接続部に前記接続端が接続された際に、前記接続端情報検出部が前記接続端情報記憶部に近接して、前記接続端情報を検出し、
当該検出した接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する、
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、複雑な構成を必要としない接続状況の把握を可能とし、また、システムのさらなる安定化を図ることが可能となる。
本発明の第1の実施形態における接続状況把握システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における電源ケーブルの構成を示す図である。 第1の実施形態における電源コネクタと装置の構成を示す図である。 第1の実施形態における情報の流れを示すブロック図である。 第1の実施形態における情報の流れを示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態における接続状況把握システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における接続状況把握システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態における接続状況把握システムの構成の別の一例を示す図である。 第2の実施形態における情報の流れを示すブロック図である。 第2の実施形態における情報の流れを示すシーケンス図である。 第2の実施形態における関連付けの一例を示す図である。 第2の実施形態における関連付けの別の一例を示す図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図5を参照して説明する。図1乃至図3は、接続状況把握システムの構成を示す図である。図4は、接続状況把握システム中の接続端情報の流れを図示した図である。図5は、情報の一連の流れを示したシーケンス図である。
(構成)
第一の実施形態に係る接続状況把握システムは、図1に示すように、接続端の一種である電源コネクタ1を有する電源ケーブル10(接続ケーブル)と、無停電電源装置2(装置)と、管理サーバ3と、により構成される。無停電電源装置2と管理サーバ3とは、無線又は有線により、例えば、本実施形態においては、USBケーブル23により接続されている。
本実施形態における電源ケーブル10は、両端に電源コネクタ1a、1bを備えている、一般的な電源ケーブルである。電源ケーブル10の両端に備えられた電源コネクタ1a及び1bにより、無停電電源装置と、当該無停電電源装置と接続される装置と、を接続する。
電源ケーブルの接続先は、上述したように、無停電電源装置及び当該無停電電源装置と接続される装置である。ここで、無停電電源装置は、交流出力のもの、直流出力のもの、いずれでもよい。また、無停電電源装置と接続される装置は、パーソナルコンピュータや外付けのハードディスク、ハブ等のネットワーク装置など、いかなる装置でもよい。
無停電電源装置2と管理サーバ3とは、USBケーブル23で接続されている。無停電電源装置2と管理サーバ3とは、上述したUSBケーブル23を介して、情報の送受信を行う。
管理サーバ3は、上述したUSBケーブルを介して送信される電源コネクタの情報を受信し、管理する情報処理装置である。
ここで、本実施形態においては、無停電電源装置と、当該無停電電源装置と接続される装置、例えば情報処理装置と、を繋ぐ接続ケーブルとして電源ケーブル23を想定しているが、本発明は、上述した電源ケーブルに限定されず実施可能である。具体的には、情報のやり取りが可能なUSBケーブルを用いることも可能である。ある装置と、ある装置とは別の装置と、を接続する接続ケーブル全般が本発明の対象になる。また、これに伴い、電源ケーブルの両端に設けられる電源コネクタも、USBコネクタなど接続ケーブルの種類に対応した接続端が本発明の対象になる。本発明は、特定の方式に限定されず実施可能である。
無停電電源装置2と管理サーバ3との間の接続も、USBケーブルを用いる場合に限定されない。LANケーブルやシリアルケーブルを用いてもよいし、無線によって、無停電電源装置2と管理サーバ3との間を接続しても構わない。本発明は、両者の間のデータ通信は特定の方式に依存せず、無停電電源装置2と管理サーバ3との間で情報のやり取りを行うことが可能であれば実施可能である。
また、本実施形態においては、上述した電源ケーブル23の両端の電源コネクタ1a、1bに、無停電電源装置と、情報処理装置と、が接続されることで形成される構成のうち、特に、無停電電源装置と、無停電電源装置に接続される電源コネクタと、に着目している。これは、本実施形態が、ある電源コネクタが、ある装置に接続されているか否かを判断する、という点に注目するためである。その為、本実施形態においては、電源ケーブルの一方の端部である接続端と、上述した電源ケーブルの一方の接続端が接続される無停電電源装置と、に限定して説明しているが、本発明は、電源ケーブルの接続先が情報処理装置である場合も含む。また、電源ケーブルの両端の電源コネクタ1a、1bの接続先に、無停電電源装置を含まなくても問題はない。本発明は、接続対象に依存しない。
以下、本実施形態の特徴となる構成について詳しく説明する。
電源ケーブル10がその一方の端部に備える電源コネクタ1は、図1で示す通り、記憶部111及び送信部112を備えている。本実施形態においては、無線ICチップ11、例えば非接触型ICカードを電源コネクタに後付することで、記憶部111及び送信部112を電源コネクタ1に装備している。
電源コネクタ1が備える記憶部111は、電源コネクタの情報を記憶しておくRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)といった半導体メモリで構成される。
上述した記憶部111には、当該記憶部111を備える電源コネクタ1を識別する識別情報である、接続端情報が記憶されている。接続端情報は、電源コネクタの固有の識別情報であってもよく、電源コネクタを備える電源ケーブル毎に決まる識別情報であってもよい。接続端情報は、電源コネクタを識別可能な識別情報であればよい。
電源コネクタの送信部112は、記憶部111が記憶する上述した識別情報を、外部に向かって送信する。本実施形態においては、送信部112は、記憶部111が記憶する情報を近距離無線で送信するコイル式アンテナにより構成される。情報の送信は、電波によるものを想定しているが、必ずしも電波による必要はなく、例えば磁力や光を利用しても構わない。
無停電電源装置の備える検出部221は、記憶部111が記憶する情報を検出する。つまり、電源コネクタ1が備える送信部112により送信される、記憶部111が記憶する情報を読み出す機能を持つ。例えば、検出部221は、ICカードリーダ22によって構成される。具体的には、検出部221は所定のタイミングで磁界を発生させており、非接触型ICカードが近接して磁界の内部を通過することで、電磁誘導により非接触型ICカードの起電力を発揮させ、非接触型ICカードの記憶部111に記憶された識別情報を発信させる。そして、非接触型ICカードから発信された情報を、検出部221により受信する。
なお、電源コネクタに備えるICチップ内の送信部112と、無停電電源装置の備える検出部221とは、電源コネクタが無停電電源装置に接続された際に、ICチップ内の記憶部111が記憶する情報を検出部221が検出可能なよう近接して配置されることになる。
ICカードリーダ22は、検出部221の他に、送信部222を備えている。送信部222には上述したようにUSBケーブル23が接続され、当該USBケーブル23を介して、検出部221が検出した電源コネクタ1の記憶部111が記憶する接続端情報を管理サーバ3へと送信する。
管理サーバ3は、無停電電源装置2の備える送信部222からUSBケーブル23を介して送信された、記憶部111が記憶する識別情報を受信する受信部331を備えている。また、上述した受信部331が受信した識別情報を管理する管理部332を備えている。受信部331が受信した識別情報は、管理部332へと送られ管理されることになる。
なお、本実施形態においては、記憶部111及び送信部112は、電源コネクタ1に無線ICチップ11を後付することで、電源コネクタ1に装備している。しかし、本発明の実施においては、必ずしも記憶部111及び送信部112が、電源コネクタ1に後付される必要はない。電源コネクタ1の内部に予め内蔵されていても構わない。
また、上述したように、本実施形態として、電源コネクタ1と無停電電源装置2との間で情報の送受信を行う構成の一例として、非接触型ICカードやICカードリーダを挙げた。しかし、本発明の実施は上記の構成には限定されない。例えば、記憶部111、送信部112を備えるものとして、磁気ストライプカードを用いても構わない。この場合には、記憶部111は鉄をベースとした小さな磁性粒子で構成されることになり、無停電電源装置が備える検出部221も、磁性ヘッドを用いて記憶部111が記憶する情報を検出することになる。
また、電源コネクタ1に装備される記憶部111、送信部112の他の例として、バーコードも想定され得る。記憶部111及び送信部112は、情報が記憶され、その情報を外部が認識できるようにすることが可能であればよいからである。この場合、バーコードが記憶部111及び送信部112の役割を担うことになる。また、非接触型ICカードの代わりにバーコードを想定した場合、無停電電源装置の備えるICカードリーダの代わりには、バーコードリーダが用いられることになる。バーコードリーダは、バーコードを光学的に検知し、バーコードのバーと、バーの間のスペースと、を解析することで、バーコードの備える識別情報を検出する。
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態におけるシステムの動作の流れを説明する。図4及び図5においては、情報の流れを矢印で示している。
(動作)
まず、本実施形態では、無線ICチップ11を備える電源コネクタ1を、無停電電源装置2に接続する。無停電電源装置の備える検出部221は定期的に磁界を発生させているため、電源コネクタ1を無停電電源装置2へ接続することで、電源コネクタが備える無線ICチップ11は無停電電源装置2の検出部221が発する磁界内部を通過する。そして、無線ICチップ11が磁界内部を通過することにより、電磁誘導により無線ICチップ11の起電力が発生する。
上述した電力を利用して、記憶部111が記憶する識別情報は送信部112に読み出され(ステップS001)、当該送信部112は、記憶部111が記憶する識別情報を外部へ向かって近距離無線通信で送信する(ステップS002)。
無停電電源装置が備える検出部221は、上述したように、磁界を発生させることで電源コネクタ1の備える無線ICチップ11を起動させ、無線ICチップの記憶部が記憶する識別情報を送信部112により送信させる。そして、検出部221は、送信部112により送信された記憶部111が記憶する識別情報を受信し、予め組み込まれたプログラムに基づいて、検出部221が受信した情報を、検出部221と同様に無停電電源装置が備える送信部222へと送信する(ステップS003)。
上述したように、無停電電源装置2の送信部222と管理サーバ3の受信部331とは、USBケーブル23で接続されている。そのUSBケーブル23を介して、無停電電源装置2の検出部221から装置無停電電源装置2の送信部222へと送られた識別情報は、無停電電源装置2の送信部222から管理サーバ3の受信部331へと送信される(ステップS004)。
管理サーバ3は、受信部331が受信した識別情報を、管理部332へと送って管理する(ステップS005)。
以上が、本実施形態におけるシステムの動作の流れである。本実施形態は、上述した動作をすることで、複雑な構成を必要とせずに接続状況の把握を可能とする。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図6乃至図10を参照して説明する。図6乃至図8は、本実施形態における接続状況把握システムの構成を示す図である。図9及び10は、接続状況把握システムにおける情報の流れを示した図である。
(構成)
本実施形態における接続状況把握システムは、第一の実施形態で説明したものとほぼ同様の構成を有し、第1の実施形態にない構成をさらに有する。以下、第2の実施形態により新たに加わる構成を主に説明する。
本実施形態においては、電源ケーブル10の両端の電源コネクタ1a、1bに接続された、無停電電源装置2aと、無停電電源装置2aと接続される情報処理装置2b、の両方の装置が管理の対象になる。ただし、第一の実施形態の説明で述べたように、本発明において電源コネクタ1a及び1bに接続される装置は、無停電電源装置や情報処理装置などに限定されない。
電源ケーブル10及び電源コネクタ1a、1bの構成は第一の実施形態とほぼ同じである。電源ケーブル10の両端には電源コネクタ1a、1bが備えられ、電源コネクタ1a、1bはそれぞれ無線ICチップ11a、11bを備えている。そして、無線ICチップ11a、11bは、第一の実施形態と同様に、記憶部111a、111b及び送信部112a、112bを備える。
ここで、電源コネクタの備える記憶部111a及び111bに記憶される識別情報は、本実施形態においては、電源コネクタを備える電源ケーブル毎に決まる識別情報である。つまり、一つの電源ケーブルの両端の電源コネクタは、それぞれ同一の識別情報を備えている。
電源コネクタ1a及び1bの接続の対象となる無停電電源装置2a及び情報処理装置2bは、第一の実施形態で備えていた構成を同様に備えている。つまり、無停電電源装置2a及び情報処理装置2bは、無線ICチップ11a、11bが記憶する情報を読み出す検出部221a、221bを備えている。また、検出部221a、221bが検出した情報を管理サーバへと送信する送信部222a、222bを備えている。そして、本実施形態において無停電電源装置2a及び情報処理装置2bは、上述した検出部及び送信部に加えてさらに、記憶部223a及び223bを備えている。
ここで、記憶部223aには、記憶部223aを備える無停電電源装置2aを識別するための、無停電電源装置2aの固有情報である装置固有情報が記憶されている。また、記憶部223bには、記憶部223bを備える情報処理装置2bを識別するための、情報処理装置2bの固有情報である装置固有情報が記憶されている。記憶部223a、223bが記憶するそれぞれの装置の固有情報は、検出部221a、221bが検出した情報を送信部222a、222bにより管理サーバ3へと送る際に、検出部221a、221bが検出した情報と組み合わせて管理サーバ3へと送られることになる。
管理サーバ3は第一の実施形態と同様に、受信部331及び管理部332を備えている。そして、本実施形態ではさらに、関連データ作成部333を備えている。関連データ作成部において行われる受信部331が受信した識別情報の関連付けは、後述する。
なお、本実施形態においては、図7及び図8で示すように、図6で示す一本の接続ケーブルで接続された無停電電源装置と情報処理装置との接続が、複数ある場合も含まれる。具体的には、図7で示すように、無停電電源装置と、情報処理装置との1対1の接続関係が複数存在し、それぞれの識別情報及び装置の固有情報を、それぞれ管理サーバへと送りその接続状況を管理する場合が含まれる。また、図8で示すように、一つの無停電電源装置に複数の情報処理装置が接続されており、それぞれの接続情報を管理サーバへと送りその接続状況を管理する場合も含まれる。このように、本発明は、接続ケーブルによる装置間の接続が複数ある場合でも管理可能である。また、図7及び図8では、無停電電源装置と、無停電電源装置と接続される装置の接続関係が3組ある場合を示したが、本発明の実施は上述した接続ケーブルによる装置間の接続が3組である場合には限定されない。
(動作)
次に、図9及び図10を用いて、本実施形態におけるシステムの動作の流れを説明する。図9は、一本の電源ケーブルに接続された無停電電源装置2a及び情報処理装置2bにおける情報の流れを矢印で示している。図10は、電源ケーブル1aと無停電電源装置2aと管理サーバ3における情報の流れを示したシーケンス図である。
ここで、図7及び図8で示したような接続ケーブルによる装置間の接続が複数ある場合でも、接続状況把握システムの動作は、一本の接続ケーブルにより接続される一対の装置と、管理サーバとの間でなされる動作がその複数回数分行われるだけである。そのため、図9においては、一本の電源ケーブル10と、その電源ケーブル10によって接続される無停電電源装置1aと情報処理装置2aとに限定して図示する。また、電源コネクタ1aと無停電電源装置2aとの間の情報の流れと、電源コネクタ1bと情報処理装置2bとの間の情報の流れは同じであり、その後の管理サーバにおける情報の流れも同一である。そこで、図10においてはさらに、
電源コネクタ1aと無停電電源装置2aと管理サーバ3における情報の流れに限定して図示する。
以下、電源コネクタ1aと、無停電電源装置1bと、管理サーバ3と、の間で行われる情報の流れを説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、無線ICチップ11aを備える電源コネクタ1aを、無停電電源装置2aに接続する。検出部221aは磁界を発生させており、電源コネクタ1aと無停電電源装置2aとを接続することで、電源コネクタの無線ICチップ11aが起動し、記憶部111aが記憶する識別情報は送信部112aにより外部へ送信される(ステップS101、ステップS102)。そして、送信部112aにより外部へと送信された記憶部111aが記憶する識別情報は、無停電電源装置2aが備える検出部221aにより、検出される。
検出部221aが検出した識別情報は、無停電電源装置2aの備える送信部222aにより管理サーバ3へと送られる。この際、送信部222aには、検出部221aが検出した識別情報が送信される(ステップS103)とともに、無停電電源装置2aの備える記憶部223aが記憶する無停電電源装置の固有情報も送信されている(ステップS104)。そのため、送信部222aは、検出部221aが検出した識別情報と無停電電源装置2aの備える記憶部223aが記憶する装置の固有情報と組み合わせた一組の接続情報を、管理サーバ3へと送信する(ステップS105)。この送信は第一の実施形態と同様に、送信部222aと受信部331とを接続する、USBケーブル23を介して行われる。
受信部331は、上述したように、USBケーブル23を介して、送信部222aにより送信された接続情報を受信する。そして、受信部331が受信した、送信部222aにより送信された接続情報は、第一の実施形態と同様に管理部332へと送られる。管理部332においては、送信部222aにより送信された接続情報を一時的に保管し、その後関連データ作成部へと送信される(ステップS106)。
なお、上述したように、電源コネクタ1aと無停電電源装置2aと管理サーバ3との間で行われる情報の流れは、電源コネクタ1aと無停電電源装置2aと管理サーバ3との間でのみ行われる訳ではなく、電源コネクタ1bと情報処理装置2bと管理サーバ3との間でも同様に行われる。そのため、管理サーバ3には、電源コネクタ1aの記憶部111aが記憶する識別情報、無停電電源装置2aの記憶部223aが記憶する無停電電源装置の固有情報からなる接続情報と共に、電源コネクタ1bの記憶部111bが記憶する識別情報、情報処理装置2bの記憶部223bが記憶する情報処理装置の固有情報からなる接続情報が集められることになる。
また、図7及び図8で示したように図6で示した接続関係が複数ある場合には、各接続個所の分、それぞれの接続端情報及び装置固有情報を組み合わせた接続情報が管理サーバ3に集められる。
以上より、関連データ作成部333には、接続情報が複数集められていることが分かる。そこで、関連データ作成部333は、複数集められた接続情報を、後述するように関連付ける。そして、それぞれの接続情報を関連付けた後に、関連付けられた接続情報を再度管理部332へと送り(ステップS107)、管理部332により管理する。
以下、関連データ作成部333における関連付けを説明する。
関連データ作成部333には上述したように、電源コネクタの記憶部が記憶する識別情報と、電源コネクタと接続される装置の記憶部が記憶する装置固有情報と、を1組の接続情報として、その接続情報を接続個所分有している。また、上述したように、本実施形態においては、同一の電源ケーブルの両端の電源コネクタの記憶部は、同一の識別情報を保有している。
そこで、まず第1の関連付けとして、関連データ作成部331は、同一の識別情報を保有する接続情報を、関連のあるデータとして関連付ける。
第1の関連付けを、具体的に図11を参照して説明する。図11は、無停電電源装置2aと、情報処理装置2bとが、一本の電源ケーブル10の両端の電源コネクタ1a、1bによって接続されている図である。
図11で示す状況において、電源コネクタ1aの記憶部が記憶する識別情報「a」と、電源コネクタ1aが接続する無停電電源装置2aの記憶部が記憶する装置固有情報「A」と、からなる接続情報551は、無停電電源装置の備える送信部により、管理サーバ3の受信部へと送られる。また、電源コネクタ1bの記憶部が記憶する識別情報「a」と、電源コネクタ1bが接続する情報処理装置2bの記憶部が記憶する装置固有情報「B」と、からなる接続情報552も同様に、情報処理装置の送信部により、管理サーバ3の受信部へと送られる。そして、管理サーバ3の受信部が受信した接続情報551、552は、管理サーバ3の管理部を経て、関連データ作成部333へと送られる。
接続情報551、552を取得した関連データ作成部333は、接続情報551及び接続情報552に含まれる識別情報に着目する。本実施形態において、接続情報551、552に含まれる識別情報は「a」であり同一である。そのため、関連データ作成部333は、接続情報551、552を、同一の識別情報「a」を含むため、関連のある接続情報であるとして関連付ける。これが、第1の関連付けである。
なお、本実施形態においては、一本の電源ケーブルの両端の電源コネクタが同一の識別情報を備えているとした。しかし、第一の関連付けは、2つの電源コネクタが一本の電源ケーブルの両端に備えられているものであることを、その2つの電源コネクタの備える識別情報より識別可能であれば実現できる。そのため、本実施形態において示した、一本の電源ケーブルの両端の電源コネクタが同一の識別情報を備えている場合に、本発明の実施は限られない。例えば、一本の電源ケーブルの両端の電源コネクタが別々の識別情報を備えていたとしても、2つの識別情報を持つそれぞれの電源コネクタが、一本の電源ケーブルの両端の電源コネクタであることを予め管理サーバに入力しておいてある場合、なども該当する。
上述した関連付けにより、管理サーバ3は一本の電源ケーブルで接続された無停電電源装置と情報処理装置とが、接続関係にあることを把握可能になる。
次に、第2の関連付けとして、関連データ作成部332は、同一の装置固有情報を保有する接続情報を、関連のあるデータとして関連付ける。
具体的に図12を参照して説明する。図12は、無停電電源装置2aに、電源コネクタ1aと、電源コネクタ1aを備える電源ケーブルとは別の電源ケーブルの端部である電源コネクタ1bと、が接続されている図である。
図12で示す状況において、電源コネクタ1aの記憶部が記憶する識別情報「a」と、電源コネクタ1aが接続する無停電電源装置2aの記憶部が記憶する装置固有情報「A」と、からなる接続情報551は、無停電電源装置の備える送信部により、管理サーバ3の受信部へと送られる。また、電源コネクタ1bの記憶部が記憶する識別情報「b」と電源コネクタ1bが接続する無停電電源装置1aの記憶部が記憶する装置固有情報「A」と、からなる接続情報552も同様に、無停電電源装置の送信部により、管理サーバ3の受信部へと送られる。そして、管理サーバ3の受信部が受信した接続情報551、552は、管理サーバの管理部を経て、関連データ作成部へと送られる。
接続情報551、552を取得した関連データ作成部333は、接続情報551及び接続情報552に含まれる装置固有情報に着目する。本実施形態において、接続情報551、552に含まれる装置固有情報は、「A」であり同一である。そのため、関連データ作成部333は、接続情報551、552を、同一の装置固有情報「A」を含むため、関連のある接続情報であるとして関連付ける。これが、第2の関連付けである。
なお、本関連付けは、例えば、無停電電源装置2aから2種類の接続情報が送信される場合において、その2つの接続情報を組み合わせて管理サーバ3へと送信することにより、関連データ作成部333は組み合わされた2種類の接続情報を取得し、当該2種類の接続情報が組み合わされていることにより、2種類の接続情報は関連している、と関連データ作成部333が判断することで関連づけることも可能である。また、関連データ作成部333は、図12で示したように、無停電電源装置2aが2つの電源コネクタに接続されていることにより、管理サーバ3が2種類の接続情報を取得した場合に限られず、関連付けることが可能である。図8で例示したように、1つの装置に複数のコネクタが接続され、1つの装置より複数の接続情報が管理サーバ3へと送信される場合においても、関連付けることが可能である。
上述した関連付けにより、管理サーバ3は、ある特定の装置に複数の電源コネクタ、つまり電源ケーブルが接続されていることを把握可能になる。
そして、第1と第2の関連付けを組み合わせることにより、一本の電源ケーブルの両端の電源コネクタにそれぞれ接続された装置の接続関係を把握し、かつ、同一の装置に接続されている電源コネクタを把握することが可能になる。上記関連付けにより、具体的には例えば、無停電電源装置と、当該無停電電源装置と接続関係にある複数の装置と、の複数の接続関係を把握することが可能になる。
上述したように構成、及び関連付けにより、システムの構成が複雑になるという問題を回避しつつ、接続状況を把握することが可能になる。
<実施形態3>
第2の実施形態に、さらに構成を加えたものである。第2の実施形態にない点を詳しく説明する。
本実施形態において、電源サーバ3は、無停電電源装置2aと、当該無停電電源装置と接続関係にある各種装置、例えば情報処理装置2bと、の電力の需給状態を管理する。
具体的には、管理サーバ3は、無停電電源装置2aの供給可能な電力量と、情報処理装置2bの必要とする電力量と、を取得する電力量情報取得手段を備える。また、取得した無停電電源装置2aの供給可能な電力量と、情報処理装置2bが必要とする電力量と、を比較する電力量比較部を備える。上述した電力量情報取得手段と、電力量比較部と、を備えることで、電力の需給状態を管理する。
ここで、上述した電力量情報取得手段により電力量の情報を取得するために、管理サーバ3は、無停電電源装置2a及び情報処理装置2bを識別するための情報である装置識別情報と、無停電電源装置2aの供給可能な電力量の情報及び情報処理装置2bの必要とする電力量の情報と、をあらかじめ関連付けて記憶している。上述した装置識別情報とは、無停電電源装置2a及び情報処理装置2bから送信される接続情報に含まれる装置固有情報と同一、またはあらかじめ対応させておいた識別情報である。以下、無停電電源装置2aから電力量の情報を取得する場合を説明する。
電力量の情報の取得はまず、管理サーバ3が、無停電電源装置2aから送信されてくる接続情報に含まれる装置固有情報を取得することから始まる。そして、上述した装置固有情報を取得した管理サーバ3は、取得した装置固有情報と同一の、またはあらかじめ対応させてある装置識別情報を探し出す。装置識別情報には上述したように、あらかじめ電力量の情報が関連付けられている。そのため、管理サーバ3は、装置固有情報に基づいて、当該装置固有情報を備える装置が必要とする、または供給可能な電力量の情報を取得することができる。これが上述した電力量情報取得手段の一例である。
なお、電力量情報取得手段による電力量の情報の取得は、上述したように電力量の情報を取得することに限定されない。例えば、無停電電源装置2aが送信する接続情報に電力量の情報を含めて送信し、管理サーバ3は、管理サーバ3が取得した接続情報の中から無停電電源装置の2aの供給可能な電力の情報を取得する。上述したように電力量の情報を取得することも可能である。
また、電力量情報比較部による、無停電電源装置の供給可能な電力量と、当該無停電電源装置に接続される装置の必要とする電力量と、の比較は、上述した関連付け情報を用いて行われる。
具体的には、電力量比較部はまず、関連データ作成部333により関連付けられた識別情報を用いて、接続関係のある無停電電源装置、当該無停電電源装置に接続される各種装置を把握する。そして、上述した関連付けを用いて接続関係を把握された、無停電電源装置の供給可能な電力量と、当該無停電電源装置に接続される装置の必要とする電力量を、上述した電力量取得手段により取得する。その際に、電力量比較部は、上述した関連付けにより関連があると判断された、一群の無停電電源装置及び当該無停電電源装置に接続される装置の中に無停電電源装置が複数含まれる場合には、当該複数の無停電電源装置の供給可能な電力量の和を求める。また、上述した関連付けにより関連があると判断された一群の無停電電源装置及び当該無停電電源装置に接続される装置の中に当該無停電電源装置に接続される装置が複数含まれる場合には、当該無停電電源装置に接続される複数の装置が必要とする電力量の和を求める。そして、電力量比較部は、上述した電力量情報取得手段により取得した無停電電源装置の供給可能な電力量またはその和と、上述した電力量情報取得手段により取得した当該無停電電源装置に接続される装置が必要とする電力量またはその和と、を比較する。上述した比較により、電力量比較部は、無停電電源装置が供給可能な電力量が、当該無停電電源装置に接続さえた装置が必要とする電力量を下回っていないか判断する。
上記手段により、システムの構成が複雑になるという問題を回避しつつ、システムの安定性の向上を図ることが可能になる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における接続状況把握システム、接続状況把握方法、装置、の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
両端に接続端を有する接続ケーブルと、
前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、を備え、
前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を備え、
前記装置は、
前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を、前記接続端情報記憶部に近接して検出する接続端情報検出部と、
前記接続端情報検出部により検出された前記接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する接続端情報送信部と、を備えた、
接続状況把握システム。
この構成によると、装置の被接続部に接続端を接続することで、装置の接続端情報検出部が当該装置に接続された接続端の接続端情報を検出する。そして、検出された接続端情報を管理サーバへと送信する。これにより、管理サーバは接続端がどこの装置に接続されているか管理することが出来る。このように自動で接続端の情報を管理サーバに集めることで、複雑な構成を必要としなくても接続端が接続されていることを把握することが可能になる。
(付記2)
付記1に記載の接続状況把握システムであって、
前記接続端は、前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を近距離無線で送信する接続端情報送信部を備え、
前記接続端情報検出部は、前記接続端情報送信部の送信した前記接続端情報を、前記接続端情報送信部と前記接続端情報検出部が近接した際に近距離無線で受信する、
接続状況把握システム。
この構成によると、装置の被接続部に接続端を接続すると、当該接続端の情報を自動で、当該接続端と接続される装置へと無線通信で送信する。そして、当該接続端と接続される装置は、無線通信で送信された接続端情報を受信する。このように無線通信で接続端情報の送受信をすることで、接続端情報送信部と受信部の位置に多少のずれがあっても、問題なく接続端情報の送受信をすることが可能になる。
(付記3)
付記1または2に記載の接続状況把握システムであって、
前記装置は、当該装置の固有情報を記憶する装置固有情報記憶部を備え、
前記接続端情報送信部は、前記装置の前記接続端情報検出部にて検出した前記接続端情報と、当該装置の前記装置固有情報記憶部に記憶されている前記装置固有情報と、を組み合わせた接続情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記接続情報送信部により送信された、接続情報を受信して保管する、
接続状況把握システム。
この構成によると、装置は接続端情報を管理サーバへと送る際に、接続端情報と装置の固有情報を組み合わせて管理サーバへ送信する。この構成により、複雑な構成を必要とすることなく装置と接続端との接続関係を把握することが可能になる。
(付記4)
付記3に記載の接続状況把握システムであって、
前記管理サーバは、前記接続ケーブルの両端に接続された一対の装置からそれぞれ送信された前記接続情報を受信し、当該受信した前記接続情報を関連付けて保管する、
接続状況把握システム。
この構成によると、管理サーバは一対の装置から受信した接続情報を関連付けて保管する。この構成により、複雑な構成を必要とすることなく接続状況を自動で把握することが可能になる。
(付記5)
付記4に記載の接続状況把握システムであって、
前記一対の装置に接続された前記接続ケーブルの両端の前記接続端がそれぞれ備える接続端情報記憶部は、それぞれ同一の前記接続端情報を備え、
前記管理サーバは、
当該管理サーバが受信した前記接続端情報及び前記装置固有情報からなる接続情報のうち、同一の前記接続端情報を有する前記接続情報を、関連のある接続情報として関連付けて保管する関連データ作成部を備えた、
接続端状況把握システム。
(付記6)
付記4又は5に記載の接続状況把握システムであって、
前記管理サーバは、当該管理サーバが受信した接続情報のうち、同一の前記装置固有情報を有するそれぞれの接続情報を、関連のある接続情報として関連付けて保管する、前記記載の関連データ作成部を備える、
接続状況把握システム
この構成により、複雑な構成を必要とすることなく様々装置の接続状況を把握することが可能となる。
(付記7)
付記6に記載の接続状況把握システムであって、
前記管理サーバは、前記装置が無停電電源装置である場合には、当該無停電電源装置の供給可能な電力量の情報を取得し、前記装置が前記無停電電源装置とは異なる装置である場合には、当該装置が必要とする電力量の情報を取得する、電力量情報取得手段と、
前記電力量情報取得手段にて取得した電力量の情報と、前記関連付けにより関連付けた前記接続情報とに基づいて、
前記無停電電源装置の供給可能な電力量またはその和と、前記それ以外の装置の必要とする電力量またはその和と、を比較する電力需給比較部と、を備える、
接続状況把握システム。
この構成により、複雑な構成を必要とすることなく電力の需給状態を把握し、システムの安定性の向上を図ることが可能になる。
(付記8)
接続ケーブルの両端に設けられた接続端に接続される装置であって、
前記接続端が接続される被接続部と、
接続された前記接続端の接続端情報を、当該接続端が有する接続端情報記憶部に近接して検出する接続端情報検出部と、
前記接続端検出部により検出された前記接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する接続端情報送信部と、
を有する装置。
(付記9)
付記8に記載の装置であって、
当該装置の固有情報を記憶する装置固有情報記憶部を有し、
前記接続端情報送信部は、前記装置の前記接続端情報検出部にて検出した前記接続端情報と、当該装置の前記装置固有情報記憶部に記憶されている前記装置固有情報と、を前記管理サーバに送信する、
装置。
(付記10)
両端に接続端を有する接続ケーブルと、前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、前記装置とネットワークを介して接続された管理サーバと、を備えると共に、
前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を有し、
前記装置は、前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を検出する接続端情報検出部と、を備えた接続状況把握システムにて、
前記装置は、前記被接続部に前記接続端が接続された際に、前記接続端情報検出部が前記接続端情報記憶部に近接して、前記接続端情報を検出し、
当該検出した接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する、
接続状況把握方法。
(付記11)
付記10に記載の接続情報把握方法であって、
前記装置は、当該装置の固有情報を記憶する装置固有情報記憶部を有し、
前記装置は、前記接続端情報検出部が前記接続端情報記憶部に近接して検出した前記接続端情報と共に、前記装置固有情報を、前記ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する、
接続状況把握方法。
1 電源コネクタ
10 電源ケーブル
111 記憶部
112 送信部
2a 無停電電源装置
2b 情報処理装置
221 検出部
222 送信部
223 記憶部
3 管理サーバ
331 受信部
332 管理部
333 関連データ作成部
551 接続情報
552 接続情報
553 接続情報
554 接続情報

Claims (5)

  1. 両端に接続端を有する接続ケーブルと、
    前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、を備え、
    前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を備え、
    前記装置は、
    前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
    前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を、前記接続端情報記憶部に近接して検出する接続端情報検出部と、
    前記接続端情報検出部により検出された前記接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信する装置側接続端情報送信部と、を備え、
    前記装置は、当該装置の固有情報である装置固有情報を記憶する装置固有情報記憶部を備え、
    前記装置側接続端情報送信部は、前記装置の前記接続端情報検出部にて検出した前記接続端情報と、当該装置の前記装置固有情報記憶部に記憶されている前記装置固有情報と、を組み合わせた接続情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記装置側接続端情報送信部により送信された前記接続情報を受信して保管し、
    前記管理サーバは、前記接続ケーブルの両端に接続された一対の装置からそれぞれ送信された前記接続情報を受信し、当該受信した前記接続情報を関連付けて保管し、
    前記一対の装置に接続された前記接続ケーブルの両端の前記接続端がそれぞれ備える接続端情報記憶部は、それぞれ同一の前記接続端情報を備え、
    前記管理サーバは、
    当該管理サーバが受信した前記接続端情報及び前記装置固有情報からなる接続情報のうち、同一の前記接続端情報を有する前記接続情報を、関連のある接続情報として関連付けて保管する関連データ作成部を備えた、
    接続端状況把握システム。
  2. 請求項1に記載の接続状況把握システムであって、
    前記接続端は、前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を近距離無線で送信するケーブル側接続端情報送信部を備え、
    前記接続端情報検出部は、前記ケーブル側接続端情報送信部の送信した前記接続端情報を、前記ケーブル側接続端情報送信部と前記接続端情報検出部が近接した際に近距離無線で受信する、
    接続状況把握システム。
  3. 請求項1又は2に記載の接続状況把握システムであって、
    前記管理サーバは、当該管理サーバが受信した接続情報のうち、同一の前記装置固有情報を有するそれぞれの接続情報を、関連のある接続情報として関連付けて保管する、前記記載の関連データ作成部を備える、
    接続状況把握システム
  4. 請求項に記載の接続状況把握システムであって、
    前記管理サーバは、前記装置が無停電電源装置である場合には、当該無停電電源装置の供給可能な電力量の情報を取得し、前記装置が前記無停電電源装置とは異なる装置である場合には、当該装置が必要とする電力量の情報を取得する、電力量情報取得手段と、
    前記電力量情報取得手段にて取得した電力量の情報と、前記関連付けにより関連付けた前記接続情報とに基づいて、
    前記無停電電源装置の供給可能な電力量またはその和と、前記それ以外の装置の必要とする電力量またはその和と、を比較する電力需給比較部と、を備える、
    接続状況把握システム。
  5. 両端に接続端を有する接続ケーブルと、前記接続ケーブルの前記接続端に接続される装置と、前記装置とネットワークを介して接続された管理サーバと、を備えると共に、
    前記接続端は、当該接続端の接続端情報を記憶する接続端情報記憶部を有し、
    前記装置は、前記接続ケーブルの前記接続端が接続される被接続部と、
    前記接続端情報記憶部に記憶された前記接続端情報を検出する接続端情報検出部と、を備えた接続状況把握システムにて、
    前記装置は、前記被接続部に前記接続端が接続された際に、前記接続端情報検出部が前記接続端情報記憶部に近接して、前記接続端情報を検出し、
    当該検出した接続端情報を、ネットワークを介して接続された管理サーバに送信し、
    前記装置は、検出した前記接続端情報と、当該装置が記憶する装置固有情報と、を組み合わせた接続情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、送信された前記接続情報を受信して保管し、
    前記管理サーバは、前記接続ケーブルの両端に接続された一対の装置からそれぞれ送信された前記接続情報を受信し、当該受信した前記接続情報を関連付けて保管し、
    前記一対の装置に接続された前記接続ケーブルの両端の前記接続端がそれぞれ備える接続端情報記憶部は、それぞれ同一の前記接続端情報を備え、
    前記管理サーバは、
    当該管理サーバが受信した前記接続端情報及び前記装置固有情報からなる接続情報のうち、同一の前記接続端情報を有する前記接続情報を、関連のある接続情報として関連付けて保管する、
    接続状況把握方法。
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