JP4934952B2 - 薄膜形成基板の接合装置および接着方法 - Google Patents

薄膜形成基板の接合装置および接着方法 Download PDF

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Description

本発明は、微小位置決め用のマイクロアクチュエータや微小プローブ、圧電センサーとして用いる圧電デバイスの薄膜圧電体形成基板、および液晶デバイス用のガラス基板や光ディスク基板など、複数枚の基板を重ね合わせて接合する接合装置に関する。より具体的には薄膜形成基板を樹脂を用いて接合する設備及び製造方法であり、貼り合わせ面の密着性の改良に関する。
近年、半導体技術の進歩とともに半導体製造技術により超小型のマイクロマシンを実現しようとする努力がなされており、半導体を機械的構造体として用いた半導体圧力センサー、圧電体薄膜を用いた加速度センサーや超音波センサー、マイクロアクチュエータ等の機械的電気素子(マイクロメカニクス)が脚光を浴びている。このような素子により小型で高精度の機械機構部品を実現することができ、しかも半導体プロセスを用いることでその生産性も大幅に改善できる。特に、圧電体素子を用いたマイクロアクチュエータはインクジェットプリンタのインク吐出用や磁気ディスク記録再生装置のヘッドスライダの微小位置決め用アクチュエータ、また走査型トンネル顕微鏡用カンチレバー型微小プローブなどに応用されている。
ところで、これらデバイスの多くの場合、機械的変位量を増大する目的や、材料の残留応力の緩和を目的に材料の多層化が図られており、薄膜形成基板などの接着、接合プロセスが重要になっている。
例えば、特許文献1では、走査型トンネル顕微鏡のカンチレバー型の微小プローブにおいて、複数の電極及び圧電体膜を形成した基板を接着剤を用いて貼りあわせ、中心対称に配置し上下層の残留膜応力の緩和を行い、信頼性、安定性の向上が図られているし、また、特許文献2では、小型で、低電圧で駆動でき、しかも変位量が大きい薄膜積層型アクチュエータおよびその製造方法が示されている。すなわち、酸化マグネシウム、チタン酸ストロンチウム、あるいはサファイヤ等の単結晶基板上に、白金、アルミニウム、金、または銀等の電極層と、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)やチタン酸ジルコン酸ランタン酸鉛(PLZT)等の圧電材料からなる圧電層、さらに上記と同様な材料の電極層とを形成する。この膜上にガラスまたはシリコンから構成される接合層とを形成して、圧電部材を作製する。次に、陽極接合法により圧電部材同士を接合層を介して接合する工程と、その後さらに積層する側の基板を研磨等により除去して露出した電極層上に接合層を形成する工程と、この接合層と別の圧電部材の接合層とを上述したような手順で接合し、再び基板を除去する工程とを繰り返すことで複数層に積層した積層体を形成する。この後、この積層体中の内層電極を交互に両側から取り出すことで積層型アクチュエータを実現している。
この製造方法においては、基板の除去は研磨後にエッチング処理して残留部分が生じないようにしているし、また圧電部材同士の接合方法としては、陽極接合法だけでなく、表面活性化接合法や接着剤接合法を用いてもよいことが示されている。
一方、接合装置としても各種装置が検討されており、特許文献3では真空環境での接合方法によりシートフィルムの密着性改善と生産性向上が示されている。すなわち真空容器内に液晶の封入を完了した液晶セル用ガラス基板と接着用シートフィルムが露出した偏光板を平行に対向させて、互いに接着面と反対側の面を吸着固定し待機させる。真空容器内をポンプにて減圧を行い所定の真空圧力環境を得た後にガラス基板側のバックアップ板を上昇させ、ガラス基板と偏向板とを加圧接着を行うことで貼り合わせ面に気泡が介在することを防止し歩留まりと生産性の向上が図られている。
特開平5−325274号公報 特開平8−88419号公報 特開2003−131211号公報
しかしながら、特許文献1では接合方法について具体的に示されておらず、また特許文献2では積層対中の内装電極を交互に両側から取り出す構成であるため、基板面に対して垂直方向の変位を生じる構成となる。圧電部材の接合方法としての陽極接合方法では1000Vの高電圧印加と400℃の高温加熱が必要であり、量産性に課題がある。また一方接着剤接合法については具体的示されていない。さらに特許文献3で示されている接合装置では、数十μmから数百μmの厚みを持ったシートフィルムの接合方法であり、薄膜セラミックデバイスなどの基板接合には適さない。具体的には、例えば機械的電気素子により数μmオーダーの機械的変位特性を得る薄膜圧電デバイスや、薄膜静電デバイス、薄膜焦電デバイスなどの機能薄膜を形成した基板の接合には、変位効率低下の観点から、その接合層厚みは許容できないものであり、低消費電力の観点からより大きな電気機械変換効率を得るために、数μm程度の極薄い接合層を用いることが要求される。このため、薄膜セラミックデバイス用基板の接合を、数μmオーダーの接合層を均一に且つ気泡などの、ボイドを発生させずに、広面積を高歩留まり高信頼性で生産性の良いプロセスが要求される。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、薄膜形成を行った複数の基板を、貼り合わせ面に気泡が介在することなく、10μm以下の接合層を高歩留まりで高信頼性且つ、量産性に優れた薄膜セラミックデバイス用の薄膜形成基板の接合方法と接合装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の接着基板の作製方法は、基板ステージに接着基板を挿入した際に、前記接着基板表面と前記基板ステージ表面とが略同一面になる凹部を中心に具備した前記基板ステージと、前記基板ステージ表面に対して水平駆動する機構を具備する基板ステージユニットと、前記基板ステージ表面に対して鉛直方向に配置する加圧接触子と前記加圧接触子を保持しながら前記基板ステージに鉛直方向に荷重印加を行うばね機構と前記ばね機構を保持するガイド機構とを具備する第一ユニットと、前記第一ユニットを前記基板ステージに鉛直方向にスライド移動するスライド機構と、前記第一ユニットを前基板ステージに鉛直方向に加圧を行う加圧機構とを具備する第二ユニットと前記第一ユニット及び第二ユニットを前記基板ステージ面に対して水平移動を行うためのスライド機構を具備する第三ユニットと、を少なくとも備えた薄膜形成基板の接合装置において、前記接着基板を作製する方法であって、所望の薄膜を基板に形成する第1工程と、前記基板に接着層を形成する第2工程と、2枚以上の前記基板の前記接着層の形成面同士を当接し、仮接合基板を作製する第3工程と、前記仮接合基板中央付近から前記仮接合基板外周部にかけてスパイラル状に加圧軌跡を描く加圧方法を用いて、前記仮接合基板を接合面とは反対側の面から押圧し接着基板を作製する第4工程と、前記接着基板を熱処理する第5工程とを少なくとも備えた構成からなる。
この接合方法により、接合を目的とする重ねあわされた2枚の薄膜形成基板の基板中央部から基板外周部にかけて、同心円の円弧状に順次融和することで、接着層界面に気泡が挟まり残留するのを防止し、薄膜圧電体素子の歩留まり及び信頼性の向上を図ることが可能になるという大きな効果を奏する。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1、図2は本発明の接合装置の構成の一例を示したものである。図a)は第一の加圧設定を行う第一ユニットA101を示す。第一ユニットの構成は第一加圧設定ねじ0001と加圧ばね0002と加圧軸0003とをスライドブロック0004で受ける構成とし、スライドブロック0004は加圧ガイド0005に固定されている。この構成により、加圧ねじ0001の押し込み長により、加圧ばね0002のばね定数に対応したばね荷重が、加圧軸0003に印加される。加圧軸0003の先端に、加圧接触子である自在回転球0006を固定することで、前記ばね荷重が自在回転球0006に伝達される構成をとる。例えば一例として加圧ばね0002のばね定数が1kgf/mmとし、加圧ねじ0001を4mm長押し込むことで前記自在回転球には4kgfの荷重が印加されることとなる。またスライドブロック0004には加圧軸0003と平行な通し穴が施されている。これは後述する図1のb)で示す垂直ガイドポール0008を挿入する通し穴である。次に第二の加圧設定を行う第二ユニットA102を図1のb)に示す。ガイドブロック0009にはガイドブロックのガイド面0010に平行に位置する垂直ガイドポール0008を固定し、同じくガイドブロックのガイド面0010に平行な第二加圧設定ねじ部0007をねじ込む構成である。図1のc)は上記第一ユニットと第二ユニットの組図A104(側面図)である。まず第一ユニットA101のスライドブロック0004に施された通し穴にガイドブロック0009に固定された垂直ガイドポール0008を挿入する。この構成により、第一ユニットにおいて予め設定された荷重に加えて、加圧軸0003の先端に固定された加圧接触子である自在回転球0006を接合を行う重なり合わされた2枚の基板表面(薄膜形成面から見れば裏面側)に当接し、第二ユニットA102の第二加圧設定ねじ0007を締め込み、第一ユニットのスライドブロック0004に押圧することで、全加圧設定が可能となる。例えば一例として、第一ユニットA101において加圧ばね0002のばね定数が1kgf/mmとし、加圧ねじ0001を4mm長押し込むことで前記自在回転球0006には4kgfの荷重が印加されることとなり、第二ユニットA102の第二加圧設定ねじ0007の1mm長押し込むことで総合荷重は5kgfとなる。次に第一ユニットA101および第二ユニットA102を接合基板表面と平行に移動させる第三ユニットを図2のd)に示す。d)−1が側面図、d)−2が正面図である。構成の一例として、水平スライドガイドのガイド面0013に平行になるように水平ガイドポールを配置させ、水平スライドガイドのガイド面0013に平行な水平スライドねじ部0010をねじ込む構成である。図d)では水平ガイドポールは2本設定であるが、必ずしも2本である必要はないことは言うまでも無い。また基板ステージユニットA105を図2のe)に示す。e)−1が平面図、e)−2が側面図である。構成の一例として、本体ベース0019のベース面に平行に基板ステージ0015と軸受け0016を配置する。本体ベース0019内に回転動力部0018と動力伝達部0017配置させ、図e)−2のように動力伝達部0017を基板ステージ0015の平面中心位置に連結させ、本体ベース0019に平行に基板ステージ0015を回転駆動するよう構成する。また基板ステージ0015には2層化基板挿入部0014が基板ステージ0015の平面中心に配置されている。この基板挿入部0014は2層化用基板を挿入した際に、基板ステージ0015の表面と略同一面になるような凹部形状を取っている。基板挿入部0014は2層化用基板の挿入、取り出しを考慮し、又基板の大きさ較差を考慮し0.5mm程度の隙間を設けても良い。以上のような第一ユニットA101、第二ユニットA102、第三ユニットA103及び基板ステージユニットの組図の一例を図3のf)に示す。f)−1は側面図、f)−2は正面図、f)−3は平面図である。薄膜形成基板の接合装置A1の構成の一例を以下に示す。第一ユニットA101と第二ユニットA102の組図A104の構成の、第二ユニットA102のガイドブロック0009に施した水平ガイドポール穴0011に第三ユニットA103の水平ガイドポール0010を挿入する。第一ユニットA101の自由落下防止に第一ユニットA101のスライドブロック0004の側面にストッパー0013施し、第二ユニットA102の垂直ガイドポール0008を押圧して仮固定しても良い。次に第三ユニットA103を図f)−1及びf)−2に示すように基板ステージユニットA105に固定する。
次に薄膜形成基板2枚の接合の例を以下に示す。図4は薄膜形成基板に接着層を形成した2枚の基板を仮接合するまでの様子を示す。図4のg)は薄膜形成用基板0020に薄膜0021を形成し薄膜形成基板B001を作製する。この場合の薄膜は圧電体薄膜でも静電体薄膜でもその他の薄膜でも何でも良い。また前記薄膜の上下に電極膜などを配しても一向に差し支えないのは言うまでも無い。図4のh)は薄膜形成基板B001に接着層0022を形成した図である。接着層0022を形成するまでのプロセスの一例を以下に示す。薄膜形成用基板0020に薄膜0021を3μm厚程度形成し薄膜形成基板B001を作製する。薄膜形成基板B001上に接着樹脂層をスピンコート法などで1.5〜2.0μm程度塗布形成し、樹脂内部の溶媒を接合前に予め除去するための適当な温度条件によりプリベークを行う。プリベーク温度に特に制限はないが、例えば接着層を半永久的に残存させる場合において、新日鉄化学社製の耐熱ネガレジストV259Paを使用した場合、150℃設定のホットプレートで1分程度加熱を行うと良い。この場合の接着樹脂は溶媒を含む樹脂でスピンコートが可能であれば特に制限はない。プロセス上の途中工程で使用する仮固定樹脂や、半永久的にデバイスに残存する樹脂などその目的に応じて選定することは言うまでも無い。また接着樹脂をスピンコートする場合においては塗布基板の基板端部に樹脂の盛り上がりが発生し、仮接合を妨げる場合があるのでその場合は適宜、付着樹脂を除去するなどを行っても良い。またさらに付着樹脂の除去が困難な場合は、予め、薄膜形成用基板0020に薄膜0021を作製する際に、基板端部周辺に薄膜形成されない領域を作製することで特に付着樹脂を除去しなくても良いようにすることも一つの手段である。このようにして接着樹脂形成後基板B002を作製する。次に接着樹脂形成後基板B002を2枚作製し。接着層形成面同士を当接し仮接合を行い仮接合後基板B003を作製する。(接合方法は図示せず)図4のI)に仮接合後基板B003を示す。次に接合装置A1による接合方法の一例を図5〜図6に示す。仮接合後基板B003を基板ステージ0015に施した基板挿入部0024に挿入する。この様子を図5のJ)に示す。前記基板挿入部0024は仮接合後基板B003を挿入した際に、仮接合後基板B003の基板表面(接着樹脂層形成面から見れば裏面側)と基板ステージ0015の表面とが略同一面になるようなう凹型の構造を備えるとより安定した接合が行える。凹型の深さの一例としては仮接合後基板B003の接合後厚みに対して概略±0.05mmの段差較差におさめておくと接合有効面積を比較的大きくとることが可能となるばかりではなく、加圧接触子である自在回転球0006が仮接合基板B003から逸脱した場合に基板の欠け、割れ等の基板破損防止となる。
仮接合後基板B003を基板挿入部0024に挿入した様子を図5のk)に示す。次に第一ユニットA101で第一加圧設定の一例を図5のL)に示す。第一加圧設定ねじ部0001を所望の加圧力が得られるように加圧ばね0002を押し込む。例えば加圧ばね0002がばね定数1kgf/mmとし、仮接合後基板B003に加圧接触子である自在回転球0006の先端に10Kgfを印加するものとする。この場合に第一加圧設定ねじ部0001を加圧ばね0002を仮に9mm長押しつぶす(加圧ばね押し込み長002)ことで9kgfを印加したこととなる。次に仮接合後基板B003に全加圧荷重10kgfを印加する様子を図6のM)に示す。上記第一加圧設定を終えた第一ユニットをスライド移動させて、仮接合後基板表面に自在回転球0006を当接する。つぎに、M)−1に示すように第二加圧設定ねじ部0007をねじ込んで、第一ユニットA101のスライドブロック0004を押圧する。第一加圧設定ねじ部0001により9kgfを事前に印加されているとして、第二加圧設定ねじ部0007により、加圧ばね0002を更に1mm長押し込むことでトータル10kgfの荷重が仮接合後基板表面に当接する自在回転球0006接触投影面積に印加される。上記は加圧設定の一例であり、第一加圧設定、第二加圧設定は任意に行ってよい。このように2段階の加圧方式を用いることで、第一ユニットA101の加圧接触子である自在回転球0006を仮接合後基板表面に当接してからの、第二加圧設定ねじ部0007の押し込み量を少なく設定することができ、特に、仮接合後基板B003表面に大きな荷重を印加して連続して大量の接合する際に、生産性向上に大きく寄与する。以上の工程により仮接合後基板B003表面に所望の圧力を印加することが可能になる。つぎに仮固定後基板B003の接着層0022aと接着層0022bとのより強固で且つ気泡やボイドの発生を防止しながら接合を行う様子を図6のN)に示す。図6のN)−1に示すように、基板ステージ0015を1分間に10回転程度の低速度で回転させながら、組み立てユニットA104を基板ステージの一回転につき1mm程度ずつ水平スライドねじ0011を回転させることで、水平移動させる(水平スライド量002)。その結果、図6のN)−2に示すように、仮接合後基板B003の平面中心を基点としてスパイラル状の加圧軌跡を描くこととなり(スパイラル状加圧軌跡イメージ002)仮接合時に接着層0022aと0022bとの間に存在する微小な気泡やボイドを外周方向に押しのけながら接合が行われ、接着層0022aと0022bの融和が進行し、図6のN)−3に示すように接着層0030が得られ、本接合基板B004が得られる。一例として、前述した半永久的に接着樹脂をデバイスに残存させる場合は、上記B004をその後、温度設定250℃〜300℃の環境に30分〜60分程度で本硬化熱処理を行うことで、耐溶剤性にも優れた接着層を得ることが出来る。
本発明に係る、薄膜形成基板の接合装置及び接合方法によって、圧電体薄膜や静電体薄膜などの電気機械変換素子の作製を安価で歩留りよく、生産性の優れた接合装置および接合方法を提供することに寄与する。
本発明の一実施形態における第一ユニットと第二ユニットの構成図 本発明の一実施形態における第三ユニットと基板ステージユニットの構成図 本発明の一実施形態における接合装置全体構成図 本発明の一実施形態における薄膜形成基板への接着層形成プロセス図 本発明の一実施形態における加圧プロセス説明図 本発明の実施の形態1における加圧プロセス説明図
符号の説明
0001 第一加熱設定ねじ部
0002 加圧ばね
0003 加圧軸
0004 スライドブロック
0005 加圧ガイド
0006 自在回転球
0007 第二加圧設定ねじ部
0008 垂直ガイドポール
0009 ガイドブロック
0010 水平ガイドポール
0011 水平スライドねじ
0012 水平ガイドブロックブロック
0013 ストッパー
0014 2層化用基板
0015 基板ステージ
0016 軸受け
0017 動力伝達部
0018 回転動力部
0019 本体ベース
0020 薄膜形成用基板
0021 薄膜
0022 接着層
0024 基板挿入部
0025 加圧ばねの押し込み長1
0026 加圧ばねの押し込み長2
0027 水平スライド量
0028 スパイラル状加圧軌跡イメージ
0030 接着層

Claims (4)

  1. 基板ステージに接着基板を挿入した際に、前記接着基板表面と前記基板ステージ表面とが略同一面になる凹部を中心に具備した前記基板ステージと、前記基板ステージ表面に対して水平駆動する機構を具備する基板ステージユニットと、
    前記基板ステージ表面に対して鉛直方向に配置する加圧接触子と前記加圧接触子を保持しながら前記基板ステージに鉛直方向に荷重印加を行うばね機構と前記ばね機構を保持するガイド機構とを具備する第一ユニットと、
    前記第一ユニットを前記基板ステージに鉛直方向にスライド移動するスライド機構と、前記第一ユニットを前基板ステージに鉛直方向に加圧を行う加圧機構とを具備する第二ユニットと
    前記第一ユニット及び第二ユニットを前記基板ステージ面に対して水平移動を行うためのスライド機構を具備する第三ユニットと、を少なくとも備えた薄膜形成基板の接合装置において、前記接着基板を作製する方法であって、
    所望の薄膜を基板に形成する第1工程と、
    前記基板に接着層を形成する第2工程と、
    2枚以上の前記基板の前記接着層の形成面同士を当接し、仮接合基板を作製する第3工程と、
    前記仮接合基板中央付近から前記仮接合基板外周部にかけてスパイラル状に加圧軌跡を描く加圧方法を用いて、前記仮接合基板を接合面とは反対側の面から押圧し接着基板を作製する第4工程と、
    前記接着基板を熱処理する第5工程と、
    を少なくとも有することを特徴とする接着基板の作製方法
  2. 前記加圧接触子が自在回転球型であることを特徴とする請求項1記載の接着基板の作製方法
  3. 前記加圧接触子がローラー形状であることを特徴とする請求項1記載の接着基板の作製方法
  4. 前記基板ステージユニット前記基板ステージ表面に対して水平且つ前記基板ステージ表面中心で回転を行う機構を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の接着基板の作製方法
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