JP4934302B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータモータにより圧縮機を駆動する冷却貯蔵庫に関する。
近年、例えば業務用の冷蔵庫では、速度制御が可能なインバータ圧縮機を備えたものが普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。
インバータ圧縮機を備えることの利点は種々あるが、一例としてコントロール冷却運転時における高効率化が挙げられる。これは、庫内を設定された目標温度に維持するコントロール冷却運転を行う場合、庫内温度が目標温度に近付いたときには、それに応じてインバータ圧縮機の速度(回転数)を段階的に落とすように制御するものである。この制御方式を採ると、圧縮機の連続オン時間が圧倒的に長くなり、言い換えるとオンオフの切り替え回数が大幅に減少して高効率化、省エネルギ化が図られる。
特開2002−195719公報
しかしながら、従来の制御方法は、一定時間毎に庫内温度と目標温度との偏差を求め、その偏差が大きい場合には回転数を高め、偏差が小さくなると回転数を低くするようにしていたため、インバータ圧縮機の回転数変動が不必要に大きくなるという問題があった。例えば、庫内が食品を冷却するに適する目標温度近くに維持されているコントロール冷却運転時に、一時的に繰り返し扉を開閉させると、庫内温度が一時的に急上昇するため、庫内温度と目標温度との偏差が一時的に大きくなる時期が出現する。このような場合、庫内温度は急上昇するとしても、庫内に収容されている食材は熱容量が大きいため、さほど昇温してはいないのであるが、従来の制御方法によれば、インバータ圧縮機の回転数は庫内温度と目標温度との偏差の大きさに依存して決定されるため、直ちに回転数が高められる。
ところが、この場合でも扉が閉じられてある程度の時間が経過すれば、庫内温度は急速に低下するから、再び回転数は低く抑えられるとはいうものの、一時的な温度上昇に不必要に応答して回転数を高めてしまうから、効率の面からは好ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、庫内温度の急変に対して不必要な過敏さで応答することを防止でき、より高い効率で運転することができる冷却貯蔵庫及びその圧縮機の制御方法を提供することを目的とする。
請求項の発明にかかる冷却貯蔵庫は、インバータモータにより駆動される圧縮機と、この圧縮機が圧縮した冷媒から放熱させる凝縮器と、この凝縮器からの冷媒を第1及び第2の流路に選択的に切り替える弁装置と、前記第1及び第2の流路に夫々個別に設けられて前記冷媒が選択的に供給される第1及び第2の冷却器と、これらの第1及び第2の冷却器への冷媒入口側と前記凝縮器との間に設けられた絞り装置と、第1及び第2の貯蔵室を有しそれらの貯蔵室が前記各冷却器により生成された冷気によって冷却される断熱貯蔵庫と、前記第1及び第2の貯蔵室内の目標温度を設定するための目標温度設定手段と、前記第1及び第2の各貯蔵室内の庫内温度を検出する温度センサと、所定時間毎に前記目標温度設定手段に設定された前記目標温度と前記温度センサにより検出された庫内温度との偏差を算出する偏差算出手段と、この偏差算出手段により算出された所定回数の偏差の和を積算する偏差積算手段と、この偏差積算手段により積算された積算値を基準値と比較して前記インバータモータの回転数を変化させる回転数制御手段とを備えてなるところに特徴を有する。
また、目標温度設定手段を、時間の経過と共に異なる目標温度を順次出力する構成としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、前記目標温度設定手段を、目標温度の経時的変化態様を表した関数を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された関数を読み出して時間の経過に合わせて目標温度を算出する目標温度算出手段とを備えた構成に特徴を有する。
請求項の発明は、前記目標温度設定手段を、目標温度の経時的変化態様を温度と経過時間とを対照させた参照テーブルとして記憶する記憶手段と、時間の経過に合わせて前記記憶手段における目標温度を読み出すテーブル読み出し手段とを備える構成としたところに特徴を有する。

本発明の制御方法によれば、目標温度設定手段に設定された目標温度と温度センサにより検出された庫内温度との偏差を所定時間毎に算出して積算し、その積算値と所定の基準値との比較に基づいて圧縮機を駆動するインバータモータの回転数を変化させるから、例えば扉が一時的に開放されて、貯蔵室内に外気が流入することにより庫内温度が一時的に上昇したとしても、温度偏差の積算値の急変はないから、圧縮機の回転数が過敏に反応して急速に高速になったりすることがなく制御が安定し、ひいては省電力化に寄与する。
参考例1>
本発明の参考例1を図1ないし図8によって説明する。
この参考例では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示しており、まず図1により全体構造を説明する。この冷蔵庫は前面開口の縦長の断熱貯蔵庫10から構成されており、下面の四隅に立てられた脚11によって支持され、内部が貯蔵室である冷蔵室12とされている。冷蔵室12の前面開口は、仕切枠13によって上下2つの開口部14に仕切られ、各開口部14には断熱扉15が水平方向に揺動開閉可能に装着されている。
断熱貯蔵庫10の上面には、パネル17により囲って機械室18が設けられ、その中に基台19上に設置した冷凍ユニット20が収容されている。冷凍ユニット20は、図2に示すように、インバータモータ21に駆動されて冷媒を圧縮する圧縮機22、凝縮器ファン23により冷却される凝縮器24、ドライヤ25、絞り装置に相当するキャピラリチューブ26、キャピラリチューブ26を通過した冷媒を蒸発させる冷却器27、そしてアキュムレータ28を冷媒配管29によって循環接続して構成されており、基台19が冷蔵室12の天井壁に形成した窓孔16を塞ぐようにして取り付けられている。
冷蔵室12の天井部分における窓孔16の下面側には、エアダクトを兼ねたドレンパン30が張設され、その上方に冷却器室31が形成されている。ドレンパン30の底面は奥縁(図1の左側)に向けて下り勾配となるように形成され、奥縁側には吹出口33が切り欠き形成されている。また、ドレンパン30の手前側の領域には吸込口32が開口され、そのドレンパン30の手前側上部に設けたファン34により冷蔵室12内の空気を吸引して冷却器27により冷却して吹出口33から冷蔵室12内に戻すようになっている。なお、冷却器室31内には吸込口32から流入した庫内空気が触れる位置に冷蔵室12内の庫内温度を検出するための温度センサ35が設けられている。
さて、上記インバータモータ21は可変周波数の交流電力を出力するインバータ駆動回路36により駆動されるが、その出力周波数はコントローラ40によって決定される。図2を参照しつつ、コントローラ40について詳述すると、これは冷蔵室12内の目標温度を設定するための目標温度設定手段41と、この目標温度設定手段41によって設定された目標温度Taと前記温度センサ35により検出された庫内温度Tとの偏差(T−Ta)を算出する偏差算出手段42とを備える。
上記目標温度設定手段41は本参考例では図3の構成であり、目標温度Taは、その経時的な変化態様(すなわち時間tと共に目標温度Taを変化させる様子)として与えられる。また、その目標温度の変化態様としては、食品等の貯蔵物をユーザーにより設定された設定温度に冷却するコントロール運転時における目標温度の変化態様と、例えば冷蔵庫を設置して始めて電源を投入したときのように、コントロール運転時の設定温度よりも相当に高い温度からコントロール運転時の温度域まで冷却するいわゆるプルダウン冷却運転時における目標温度の変化態様との2種類がある。本参考例では、いずれの変化態様も、時間tを変数とした関数f(t)によって表しておき、その関数が例えばEPROM等により構成した記憶手段43に記憶されている。例えばプルダウン冷却運転時の目標温度Taの変化態様を算出するための関数f(t)としては、図4に示したグラフで表されるものを例示できる。
一方、目標温度設定手段41には、例えば図示しないパルス発振回路とカウンタとによって構成した周知の計時手段44が備えられ、ここから時間経過に応じた計時信号が出力される。その計時信号は目標温度算出手段45に与えられ、ここで所定時間毎に目標温度Taを算出する。より具体的には、まず、コントローラ40の起動時(電源投入時)に温度センサ35から庫内温度T0を読み込み、その値に基づき式t0=f−1(T0)から時間初期値t0を算出する(図5参照)。これにより、起動時からの経過時間をtとすると、目標温度TaはTa=f(t+t0)という常数を含んだ関数で表すことができるようになる(図6参照)。そこで、目標温度算出手段45は、計時手段44からの計時信号(tの値を示す)に基づき例えば5秒の所定時間毎に記憶手段43から上記関数を読み出し、時間初期値t0及びtの値を代入して目標温度Taを算出するのである。
上記のように目標温度算出手段45からの目標温度Taは、温度センサ35から得られる庫内温度Tとともに偏差算出手段42に与えられ、ここで偏差(T−Ta)が算出される。そして、その偏差の値は次段の偏差積算手段46に与えられ、ここで例えば2分〜10分の間(この参考例では5分間、すなわち5*60/5=60回分)の偏差を順次積算し、その積算値Aを回転数制御手段47に与える。回転数制御手段47では、偏差の積算値Aを所定の基準値(下限値及び上限値)と比較し、積算値Aが上限値L_UPよりも大きいときにはインバータモータ31の回転数を上昇させるべくインバータ駆動回路36への周波数指令信号Sfを変化させ、積算値ΣAが下限値L_DOWNよりも小さいときには、インバータモータ31の回転数を下降させるべくインバータ駆動回路36への周波数指令信号Sfを変化させるようになっている。なお、この回転数制御手段47の機能はCPUによって実行されるソフトウエアにより実現され、そのソフトウエアの処理手順を示せば図7の通りとなる。
図7を参照してそのソフトウエア的構成を説明する。CPUによって圧縮器回転制御開始ルーチンが開始されると(ステップS1)、まず積算値Aを例えば0に初期化する(ステップS2)。次いで、上述の通りに目標温度設定手段41が目標温度Taを算出し(ステップS3)、庫内温度Tとの偏差Aが算出してこれを積算する(偏差算出手段42及び偏差積算手段46の機能:ステップS4)。そして、ステップS5に至って積算値を上限値L_UP及び下限値L_DOWNと比較して、インバータモータ31の回転数を増減させるのである(回転数制御手段47の機能:ステップS5〜S7)。
このような本参考例によれば、例えばプルダウン冷却運転時の目標温度の時間的変化態様が図8の一点鎖線で示すグラフのように設定されたとし、実線のように実際の庫内温度が変化したとすると、冷却運転の開始当初は目標温度に比べて庫内温度がより低く冷却されているから、温度偏差はマイナスになり、積算値Aもマイナスになる。ここで、積算値Aのグラフが鋸歯状波形になるのは、インバータモータ31の回転数を変化させるたびに積算値Aが初期化されているためである(図7ステップS8)。そして、積算値Aがマイナスとなって下限値L_DOWNを下回ると、インバータ周波数は徐々に低下され(時間帯t1参照)、その結果、圧縮機回転数が段階的に低下して冷却能力が抑えられるため、庫内温度は目標温度の低下度合いに近付く。
冷却能力が低下した結果、庫内温度が目標温度を上回ることになると(時間帯t2)、温度偏差及びその積算値Aはプラスに推移し、積算値Aが上限値L_UPを上回ったところで圧縮機回転数が上昇されて冷却能力が高くなり、再び庫内温度は目標温度の低下度合いに近付くことになる。以下、このような制御が繰り返えされることで、庫内温度は設定された目標温度の時間的変化態様にしたがって低下して行くことになる。
そして、上述のようなプルダウン冷却運転時に途中で例えば断熱貯蔵庫10の断熱扉15が一時的に開放されて、外気が流入することにより庫内温度が一時的に上昇したとしても、その温度上昇は断熱扉15が閉じられることで急速に復元して行くから、温度偏差の積算値として観察している限り、その積算値の急変はない。このため、コントローラ40が過敏に反応して圧縮機22の回転数を急速に高めたりすることがなく制御が安定し、ひいては省電力化に寄与する。
なお、以上の説明ではプルダウン冷却運転時について述べたが、食品等の貯蔵物をユーザーにより設定された設定温度に冷却するコントロール運転時においても、設定温度を挟んだ上下に上限値及び下限値を決定し、上限値から下限値に向かって庫内温度を時間的にどのように変化させるべきかを示す目標温度の変化態様が関数化されて記憶手段43に記憶され、プルダウン冷却運転と同様にして圧縮機の回転数が制御される。したがって、コントロール運転時においても断熱扉15の開閉等による一時的な庫内温度の急変に対しては過敏に反応することがなく、省電力化を達成できる。また、記憶されている目標温度の変化態様にならうように圧縮機22を制御するものであるから、圧縮機22の運転停止時間を適宜に確実に取ることができ、冷却器27で一種の除霜機能を発揮させて、大量に着霜することを防止できる。
また、業務用の冷蔵庫では、上述したプルダウン冷却運転が必要になる事態は、冷蔵庫の初期設置時に限らず、電源を切って数時間経過した後の再運転、多量の食材を搬入する際の長時間の扉開放、調理直後の高温食材を多量に投入した場合等にも必要となり、その冷却特性は極めて重要である。その点に鑑み、本参考例では、プルダウン冷却運転時の冷却特性を、単なる温度の最終目標値として与えるのではなく、目標温度の経時的な変化態様として与えるようにしているから、異なる仕様の断熱貯蔵庫に対して共通の冷凍ユニット20を使用することができるようになる。
なお、特にこの参考例では、目標温度の変化態様を関数化して記憶手段43に記憶させているから、これをテーブル化して記憶するものに比べて記憶容量が小さくて済むという利点がある。
<実施形態
次に、本発明の実施形態を図9ないし図13を参照して説明する。
この実施形態では業務用の横型(テーブル型)に冷凍冷蔵庫に適用した場合を例示しており、まず図9により全体構造を説明する。符号50は断熱貯蔵庫であって、前面に開口した横長の断熱箱体により構成され、底面の四隅に設けられた脚51によって支持されている。断熱貯蔵庫50の内部は、後付けされる断熱性の仕切壁52によって内部が左右に仕切られ、左の相対的に狭い側が第1の貯蔵室に相当する冷凍室53F、右の広い側が第2の貯蔵室に相当する冷蔵室53Rとなっている。なお、図示はしないが冷凍室53F、冷蔵室53Rの前面の開口には揺動式の断熱扉が開閉可能に装着されている。
断熱貯蔵庫50の正面から見た左側部には、機械室58が設けられている。機械室58内の上部の奥側には、冷凍室53Fと連通した断熱性の冷却器室60が張り出し形成されているとともに、その下方には、後記する冷凍ユニット70が出し入れ可能に収納されている。また仕切壁52の冷蔵室53R側の面には、ダクト63を張ることで別の冷却器室64が形成されている。
上記冷凍ユニット70は、図10に示すように、インバータモータ71に駆動されて冷媒を圧縮する圧縮機72を備え、その圧縮機72の冷媒吐出側が凝縮器ファン73により冷却される凝縮器74及びドライヤ75を通して、弁装置である三方弁76の入口側に接続されている。三方弁76の一方の出口は、絞り装置に相当するキャピラリチューブ77Fを介して冷凍室53F側の冷却器室60内に収容した第1の冷却器78Fに連なる。三方弁76の他方の出口は、やはり絞り装置であるキャピラリチューブ77Rを介して冷蔵室53R側の冷却器室64内に収容した第2の冷却器78Rに連なる。第1の冷却器78Fの冷媒出口はアキュムレータ79F及び逆止弁80を順に連ねた上で、第2の冷却器78Rの冷媒出口はアキュムレータ79Rを連ねた上で合流し、最終的に圧縮機72の吸入側に連なっている。これにより、三方弁76を切り替えると、凝縮器74からの冷媒を、キャピラリチューブ77F,第1の冷却器78F,アキュムレータ79F及び逆止弁80を順に介して圧縮機72に戻る第1の流路82Fと、キャピラリチューブ77R,第2の冷却器78R,及びアキュムレータ79Rを順に介して圧縮機72に戻る第2の流路82Rとに選択的に切り替え、冷媒を第1及び第2の冷却器78F,78Rに選択的に供給できるようになっている。
なお、この三方弁76は、圧縮機72が駆動されている期間において、所定時間毎に第1及び第2の各流路82F,82Rを交互に有効化するように切り替えられるようになっている。また、各冷却器室60,64には庫内空気が触れる位置に冷凍室53F及び冷蔵室53Rの庫内温度を検出するための温度センサ83F,83Rが夫々設けられている。
さて、上記インバータモータ71は、前記参考例1と同様に、可変周波数の交流電力を出力するインバータ駆動回路86により駆動され、その出力周波数はコントローラ90によって決定される。図10を参照しつつ、コントローラ40について詳述すると、これは冷凍室53F及び冷蔵室53R内の目標温度を設定するための目標温度設定手段91と、この目標温度設定手段91によって設定された目標温度を前記2つの温度センサ83F,83Rにより検出された実際の庫内温度との偏差を算出する偏差算出手段92とを備える。ここで、冷凍室53Fの目標温度をTFa、実際の庫内温度をTF とし、冷蔵室53Rの目標温度をTRa、実際の庫内温度をTR とすると、上記偏差は(TF−TFa)及び(TR−TRa)と定義される。
上記目標温度設定手段91は本実施形態では図3に示した参考例1と同様であり、冷凍室53F及び冷蔵室53R用の2つの目標温度TFa,TRaを出力する点が相違するだけである。すなわち、冷凍室53F及び冷蔵室53Rの各目標温度は、その経時的な変化態様(すなわち時間tと共に目標温度を変化させる様子)として与えられており、その目標温度の変化態様としては、食品等の貯蔵物をユーザーにより設定された設定温度に冷却するコントロール運転時における目標温度の変化態様と、例えば冷凍冷蔵庫を設置して始めて電源を投入したときのように、コントロール運転時の設定温度よりも相当に高い温度からコントロール運転時の温度域まで冷却するいわゆるプルダウン冷却運転時における目標温度の変化態様との2種類があり、いずれの変化態様も、時間tを変数とした関数によって表しておき、その関数が例えばEPROM等により構成した記憶手段に記憶されている。例えばプルダウン冷却運転時の冷凍庫53F及び冷凍庫53Rの各目標温度TFa、TRaの変化態様を示す関数TFa=fF(t)、TRa=fR(t)としては、図11に示したグラフで表されるものを例示できる。
目標温度設定手段91からの2つの目標温度TFa,TRaは、各温度センサ83F,83Rから得られる2つの庫内温度TF,TRとともに偏差算出手段2に与えられ、ここで夫々の偏差(TF−TFa)及び(TR−TRa)が算出される。そして、その各偏差の値は次段の偏差積算手段96に与えられ、ここで例えば2分〜10分の間(この実施形態では5分間)の偏差を冷蔵室53R側及び冷凍室53F側の双方を合算して積算し、その値を回転数制御手段97に与える。回転数制御手段97では、その偏差の積算値を、所定の基準値(下限値及び上限値)と比較し、いずれかの積算値が上限値L_UPよりも大きいときにはインバータモータ71の回転数を上昇させるべくインバータ駆動回路86への周波数指令信号Sfを変化させ、いずれかの積算値が下限値L_DOWNよりも小さいときには、インバータモータ71の回転数を下降させるべくインバータ駆動回路86への周波数指令信号Sfを変化させるようになっている。なお、この回転数制御手段47の機能はCPUによって実行されるソフトウエアにより実現され、そのソフトウエアの処理手順を示せば図12の通りとなる。
その図12を参照してそのソフトウエア的構成を説明する。CPUによって圧縮器回転制御開始ルーチンが開始されると(ステップS1)、まず積算値Aを例えば0に初期化する(ステップS2)。次いで、上述の通りに目標温度設定手段91が冷蔵室53R及び冷凍室53Fの各目標温度TRa、TFaをそれぞれ算出すると共に(ステップS3,S4)、それらの目標温度TRa、TFaと実際の庫内温度TR、TFとの偏差Aを算出してこれを積算する(偏差算出手段92及び偏差積算手段96の機能:ステップS5)。そして、ステップS6に至って積算値を上限値L_UP及び下限値L_DOWNと比較して、インバータモータ71の回転数を増減させるのである(回転数制御手段97の機能:ステップS6〜S8)。
このような本実施形態によれば、例えばプルダウン冷却運転時における冷蔵室53R及び冷凍室53Fの各目標温度TFa、TRaの時間的変化態様が図13の一点鎖線で示すグラフのように設定されたとし、実線のように冷蔵室53R及び冷凍室53Fの実際の庫内温度TF、TRが変化したとすると、例えば冷蔵室53R側では冷却運転の開始当初は目標温度TRaに比べて庫内温度TR がより低くなるように冷却され、冷凍室53F側では庫内温度TF が目標温度TFaとほぼ同等になるように冷却されているから、総合的な温度偏差はマイナスになり、積算値Aもマイナスになる。ここで、積算値Aのグラフが鋸歯状波形になるのは、積算値Aが所定時間毎に初期化されているためである(図12 ステップS9)。そして、積算値Aがマイナスとなって下限値L_DOWNを下回るから、当初はインバータ周波数が徐々に低下され、その結果、圧縮機回転数が段階的に低下して冷却能力が抑えられるため、庫内温度は目標温度の低下度合いに近付く。
冷却能力が低下した結果、庫内温度が目標温度を上回ることになると、冷凍室53F 及び冷蔵室53Rの各温度偏差及びその積算値Aはプラスに推移し、総合の積算値Aが上限値L_UPを上回ったところで圧縮機回転数が上昇されて冷却能力が高くなり、再び庫内温度は目標温度の低下度合いに近付くことになる。以下、このような制御が繰り返えされることで、庫内温度は設定された目標温度の時間的変化態様にしたがって低下して行くことになる。
そして、上述のようなプルダウン冷却運転時に途中で例えば冷蔵庫断熱貯蔵庫10の断熱扉15が一時的に開放されて、外気が流入することにより庫内温度が一時的に上昇したとしても、その温度上昇は断熱扉が閉じられることで急速に復元して行くから、温度偏差の積算値として観察している限り、その積算値の急変はない。このため、コントローラ90が過敏に反応して圧縮機72の回転数を急速に高めたりすることがなく制御が安定し、ひいては省電力化に寄与する。
なお、以上の説明ではプルダウン冷却運転時について述べたが、食品等の貯蔵物をユーザーにより設定された設定温度に冷却するコントロール運転時においても、設定温度を挟んだ上下に上限値及び下限値を決定し、上限値から下限値に向かって庫内温度を時間的にどのように変化させるべきかを示す目標温度の変化態様が関数化されて記憶手段に記憶され、プルダウン冷却運転と同様にして圧縮機の回転数が制御される。したがって、コントロール運転時においても断熱扉の開閉等による一時的な庫内温度の急変に対しては過敏に反応することがなく、省電力化を達成できる。また、記憶されている目標温度の変化態様にならうように圧縮機72を制御するものであるから、圧縮機72の運転停止時間を適宜に確実に取ることができ、各冷却器78F,78Rで一種の除霜機能を発揮させて、大量に着霜することを防止できる。
また、業務用の冷蔵庫では、上述したプルダウン冷却運転が必要になる事態は、冷蔵庫の初期設置時に限らず、電源を切って数時間経過した後の再運転、多量の食材を搬入する際の長時間の扉開放、調理直後の高温食材を多量に投入した場合等にも必要となり、その冷却特性は極めて重要である。その点に鑑み、本実施形態では、プルダウン冷却運転時の冷却特性を、単なる温度の最終目標値として与えるのではなく、目標温度の経時的な変化態様として与えるようにしているから、異なる仕様の断熱貯蔵庫に対して共通の冷凍ユニット70を使用することができるようになる。
しかも、本実施形態では、目標温度を経時的な変化態様として与えるに当たり、所定時間毎の目標温度として与えるようにしているから、例えば所定時間毎の温度の変化率として与える場合に比べて、1台の圧縮機72からの冷媒を2つの冷却器78F,78Rに交互に供給して二室を冷却するタイプの冷却貯蔵庫に適合するという利点がある。すなわち、仮に所定時間毎の温度の変化率として冷却目標を与え、その変化率に近付くように圧縮機72の回転数を制御する構成とした場合には、交互に冷却するタイプでは一方が冷却されている間に例えば他方の貯蔵室の扉が一時的に開放されて庫内温度が上昇したとき、扉が閉められてその貯蔵室の冷却の番になれば直ちに庫内温度が低下するから、冷却運転が目標とする変化率は達成される。このため、実際には庫内温度が少し上昇しているにも関わらず圧縮機72の回転数が低下されるという事態になり、このような事態が返されると、庫内温度を期待した通りに低下させることができなくなる。
これに対して、本実施形態では、目標温度の経時的変化態様を所定時間毎に異なる(徐々に低くなる)目標温度として与えるようにしているから、一時的な庫内温度の上昇があった場合に、その時点で目標温度に到達できなければ圧縮機72の回転数を上昇させて冷却能力が高められるから、庫内温度を設定通りに確実に低下させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、目標温度と庫内温度との偏差を所定時間毎に算出して積算し、その積算値が所定の基準値を越えた場合に、直ちに圧縮機の回転数を高めるようにしたが、圧縮機の回転数を決定するに際してさらに他の条件を加味してもよい。
(2)上記実施形態では、目標温度設定手段を図3に示すように、目標温度の経時的変化態様を表した関数を記憶手段43に記憶させ、この記憶手段43に記憶させた関数を読み出して時間の経過に合わせて目標温度を算出する構成としたが、これに限らず、例えば図14に示すように、目標温度の経時的変化態様を温度と経過時間とを対照させた参照テーブルを予め作成しておき、この参照テーブルを記憶手段100に記憶しておき、計時手段102からの信号に応じて、テーブル読み出し手段101によって時間の経過に合わせてその記憶手段100における目標温度を読み出す構成としてもよい。
本発明の参考例1を示す全体の断面図 参考例1の冷凍サイクル構成図 参考例1の目標温度設定手段の構成を示すブロック図 参考例1における目標温度の経時的変化態様を示すグラフ 参考例1における初期値の算出過程を示すグラフ 参考例1において決定された目標温度の経時的変化態様を示すグラフ 参考例1における圧縮機回転数の制御手順を示すフローチャート 参考例1におけるプルダウン冷却運転時の庫内温度の変化態様と圧縮機回転数との関係を示すグラフ 本発明の実施形態を示す全体の断面図 実施形態の冷凍サイクル構成図 実施形態における冷凍室及び冷蔵室の目標温度の経時的変化態様を示すグラフ 実施形態における圧縮機回転数の制御手順を示すフローチャート 実施形態におけるプルダウン冷却運転時の庫内温度の変化態様と圧縮機回転数との関係を示すグラフ 目標温度設定手段を異ならせた他の実施形態を示すブロック図
符号の説明
10…断熱貯蔵庫 12…冷蔵室 22…圧縮機 26…キャピラリチューブ(絞り装置) 27…冷却器 35…温度センサ 41…目標温度設定手段 42…偏差算出手段 46…偏差積算手段 47…回転数制御手段 50…断熱貯蔵庫 51…目標温度算出手段 53F…冷凍室(第1の貯蔵室) 53R…冷蔵室(第2の貯蔵室) 72…圧縮機 76…三方弁(弁装置) 77F,77R…キャピラリチューブ(絞り装置) 78F…第1の冷却器 78R…第2の冷却器 82F…第1の流路 82R…第2の流路 91…目標温度設定手段 92…偏差算出手段 96…偏差積算手段 97…回転数制御手段

Claims (5)

  1. インバータモータにより駆動される圧縮機と、この圧縮機が圧縮した冷媒から放熱させる凝縮器と、この凝縮器からの冷媒を第1及び第2の流路に選択的に切り替える弁装置と、前記第1及び第2の流路に夫々個別に設けられて前記冷媒が選択的に供給される第1及び第2の冷却器と、これらの第1及び第2の冷却器への冷媒入口側と前記凝縮器との間に設けられた絞り装置と、第1及び第2の貯蔵室を有しそれらの貯蔵室が前記各冷却器により生成された冷気によって冷却される断熱貯蔵庫と、前記第1及び第2の貯蔵室内の目標温度を設定するための目標温度設定手段と、前記第1及び第2の各貯蔵室内の庫内温度を検出する温度センサと、所定時間毎に前記目標温度設定手段に設定された前記目標温度と前記温度センサにより検出された庫内温度との偏差を算出する偏差算出手段と、この偏差算出手段により算出された所定回数の偏差の和を積算する偏差積算手段と、この偏差積算手段により積算された積算値を基準値と比較して前記インバータモータの回転数を変化させる回転数制御手段とを備え
    前記目標温度設定手段は、時間の経過と共に異なる目標温度を順次出力する構成であることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記目標温度設定手段は、目標温度の経時的変化態様を表した関数を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された関数を読み出して時間の経過に合わせて目標温度を算出する目標温度算出手段とを備える請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記目標温度設定手段は、目標温度の経時的変化態様を温度と経過時間とを対照させた参照テーブルとして記憶する記憶手段と、時間の経過に合わせて前記記憶手段における目標温度を読み出すテーブル読み出し手段とを備える請求項1記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記目標温度設定手段は、圧縮機回転制御開始からの経過時間に応じた計時信号を出力する計時手段を備え、前記圧縮機回転制御開始の際に前記温度センサにより検出された各庫内温度を対応する前記関数に入力して時間初期値を算出し、
    前記目標温度算出手段は、所定時間毎に前記時間初期値からの経過時間を前記関数に入力し、前記目標温度を算出することを特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫。
  5. 前記目標温度設定手段は、圧縮機回転制御開始からの経過時間に応じた計時信号を出力する計時手段を備え、前記圧縮機回転制御開始の際に前記温度センサにより検出された各庫内温度を対応する前記参照テーブルに入力して時間初期値を読み出し、
    前記テーブル読み出し手段は、所定時間毎に前記時間初期値からの経過時間を前記参照テーブルに入力し、前記目標温度を読み出すことを特徴とする請求項3記載の冷却貯蔵庫。
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