JP4933835B2 - フィルム付き物品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ラベル等のフィルムで被覆されたフィルム付き物品の製造方法に関する。
ガラスボトル、プラスチックボトル等の容器を、内容物名、商品名、図柄等が印刷された熱収縮性フィルムからなるラベルで被覆することが行われている。
容器をラベルで被覆する方法としては、熱収縮性フィルムを筒状に加工する工程、該筒状の熱収縮性フィルムを容器に被せる工程、熱収縮性フィルムを加熱して、熱収縮性フィルムを容器の大きさ、形状に合わせて収縮させる工程を有する方法が知られている。
しかし、該方法では、3つの工程が必要なため、ラベルを作製するのに時間と手間がかかるという問題がある。
短時間で容器をラベルで被覆できる方法としては、熱収縮性フィルムの前端部を容器に接着し、熱収縮性フィルムを容器に巻き付け、熱収縮性フィルムの後端部を前端部に接着し、熱収縮性フィルムを加熱して収縮させる方法(巻き付け法)が知られており、接着には、粘着剤やホットメルト接着剤(特許文献1、2)、紫外線硬化型接着剤(特許文献3)が用いられている。
しかし、粘着剤は、接着力が低いため、熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に熱収縮性フィルムにかかるテンションによって、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうという問題がある。
ホットメルト接着剤は、接着の際に加熱が必要なため、該加熱によって熱収縮性フィルムの前端部および後端部が先に収縮してしまう。その結果、熱収縮性フィルムの収縮にムラおよびしわが生じる。
特許文献3の紫外線硬化型接着剤は、適用温度において粘度が2000cps(2000mPa・s)以下とかなり低いため、硬化前の接着力は不充分である。そのため、熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、(i)熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れる、(ii)熱収縮性フィルムとと容器との位置がずれる、(iii)熱収縮性フィルムの前端部と後端部とが剥がれる、(iv)熱収縮性フィルムの前端部と後端部との位置がずれる。または、熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける前に、熱収縮性フィルムの前端部の紫外線硬化型接着剤を硬化させ、熱収縮性フィルムの前端部を容器に充分に接着させる必要がある。
特公平3−52336号公報 特公平4−72687号公報 特開2001−343895号公報
よって、本発明の目的は、短時間で、確実に、かつムラおよびしわを生じることなく物品を被覆できるフィルム付き物品の製造方法を提供することにある。
本発明のフィルム付き物品の製造方法は、熱収縮性フィルムの前端部および後端部に接着剤を供給して接着部を形成し、熱収縮性フィルムの前端部を物品に接着し、熱収縮性フィルムを物品に巻き付け、熱収縮性フィルムの後端部を接着し、熱収縮性フィルムを加熱して収縮させる、フィルム付き物品の製造方法において、接着剤として、光ラジカル重合開始剤を含有する紫外線硬化型接着剤を用い、前端部および後端部に塗布する際の接着剤の温度が、接着剤の粘度が3000mPa・s以上となる温度であることを特徴とする。
本発明のフィルム付き物品の製造方法によれば、短時間で、確実に、かつムラおよびしわを生ずるなく物品を被覆できる。
図1は、フィルム付き容器(物品)の製造装置の一例を示す概略図である。該装置は、熱収縮性フィルム10が巻かれたロール21と、ロール21から熱収縮性フィルム10を送り出す駆動ローラ22およびピンチローラ23と、熱収縮性フィルム10を切断するカッター24と、切断された熱収縮性フィルム10を保持する真空ドラム25と、紫外線硬化型接着剤11が入った接着剤容器26と、接着剤容器26の紫外線硬化型接着剤11を熱収縮性フィルム10に塗布し、熱収縮性フィルム10の前端部12および後端部13に接着部14を形成するアプリケータ27と、真空ドラム25に隣接して設けられ、回転軸28を中心に回転することにより容器15を位置(I)から位置(VI)まで移送するタレット29と、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける際に熱収縮性フィルム10を容器15に押し付け、熱収縮性フィルム10の後端部13を、先端部12を介して容器15に押し付ける押圧部材30と、熱収縮性フィルム10の接着部14に紫外線を照射する光源32と、内部にて熱収縮性フィルム10に熱風または蒸気を吹き付ける収縮トンネル33とを具備して概略構成される。
該装置を用いたフィルム付き容器の製造は、以下のように行われる。
駆動ローラ22およびピンチローラ23によってロール21から送り出された熱収縮性フィルム10は、前端部12が真空ドラム25に保持されると同時に、カッター24によって容器15の外周と接着しろとの合計の長さに切断される。
切断された熱収縮性フィルム10は、回転する真空ドラム25に保持された状態で、真空ドラム25に隣接して設けられたアプリケータ27まで移送される。
アプリケータ27には、接着剤容器26の紫外線硬化型接着剤11が充填される溝が形成されており、アプリケータ27が真空ドラム25に連動して回転することにより、アプリケータ27の溝の部分と接する熱収縮性フィルム10の前端部12および後端部13に紫外線硬化型接着剤11が供給され、接着部14が形成される。
接着部14が形成された熱収縮性フィルム10は、回転する真空ドラム25に保持された状態で、真空ドラム25に隣接して設けられたタレット29まで移送される。
一方、位置(I)の容器供給部(図示略)にある容器15は、真空ドラム25に連動して回転するタレット29に、位置(II)にて保持される。タレット29に保持された容器15は、それ自体が回転しながら位置(III)を通過する。
位置(IV)における真空ドラム25とタレット29との間隙は、真空ドラム25と、タレット29に保持された容器15とが接する程度とされており、真空ドラム25とタレット29とが再接近する位置(IV)にて、図2に示すように、熱収縮性フィルム10の前端部12の接着部14が容器15の表面に接着される。
容器15の表面に接着された熱収縮性フィルム10は、容器15の回転によって容器15の外周に巻き付けられる。この際、タレット29に保持された容器15に接する程度に離間して設けられた、例えば板状、ブラシ状等の押圧部材30によって、熱収縮性フィルム10が容器15に押し付けられることにより、シワ等が発生しないように、熱収縮性フィルム10が容器15の外周に巻き付けられる。
容器15が1回転すると、熱収縮性フィルム10の後端部13の接着部14が前端部12の背面に、押圧部材30によって後端部13が先端部12を介して容器15に押し付けられることにより、しわ等が発生しないように接着される。位置(V)においては、図3に示すように、容器15は、円筒状の熱収縮性フィルム10で囲まれる。
なお、後端部13の接着部14は、前端部12を除く熱収縮性フィルム10に接着してもよく、容器15の表面に接着してもよいが、通常は、前端部12の背面に接着する。
熱収縮性フィルム10で被覆された容器15は、タレット29から外れ、位置(VI)へ送り出される。
位置(VI)にて、熱収縮性フィルム10の後端部13と前端部12とが重なった部分に光源32から紫外線を照射し、接着部14を硬化させる。これにより、熱収縮性フィルム10の前端部12と容器15との完全な接着、および熱収縮性フィルム10の後端部13と前端部12との完全な接着が、1回の紫外線照射で完了する。
収縮トンネル33内に移送された容器15に、熱風または蒸気を吹き付け、熱収縮性フィルム10を加熱して、熱収縮性フィルム10を容器15の大きさ、形状に合わせて収縮させる。
図4は、容器15に巻き付ける直前の熱収縮性フィルム10を示す正面図であり、前端部12には、容器15と接する2箇所に紫外線硬化型接着剤11からなる接着部14が形成され、後端部13には、熱収縮性フィルム10の幅方向に延びる、紫外線硬化型接着剤11からなる帯状の接着部14が形成されており、前端部12および後端部13を除く部分には接着部は形成されていない。
なお、前端部12の接着部14の形状、数等は、容器の形状に応じて適宜決定すればよく、例えば、図5に示すように、熱収縮性フィルム10の幅方向に延びる帯状の接着部14を形成してもよく、図6に示すように、熱収縮性フィルム10の幅方向に一列に並んだ複数のドット状の接着部14を形成してもよい。
接着部14の膜厚は、10〜50μmが好ましい。接着部14の膜厚を10μm以上とすることにより、充分な接着力が得られる。。接着部14の膜厚を50μm以下とすることにより、熱収縮性フィルム10がしわになることがなく、ムラなく収縮できる。
熱収縮性フィルム10の材質としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられる。
熱収縮性フィルム10としては、ロール21の長さ方向に一軸延伸されたフィルム、ロール21の長さ方向および該方向に直交する方向に延伸されたフィルム等が挙げられる。ロール21の長さ方向の延伸倍率は、1.5〜10倍が好ましく、2〜5倍がより好ましい。
熱収縮性フィルム10の表面には、必要に応じてコロナ処理等の粗面化処理が施されていてもよい。また、熱収縮性フィルム10は、単層フィルムであってもよく、共押出、ラミネート等による2層以上の多層フィルムであってもよい。また、熱収縮性フィルム10には、内容物名、商品名、図柄等が印刷されていてもよい。
紫外線硬化型接着剤11は、光開始剤を必須とし、必要に応じて、ラジカル重合性モノマーまたはオリゴマー、樹脂等を含有する。
光開始剤としては、光ラジカル重合開始剤を用いる。「光ラジカル重合開始剤」とは、紫外線の照射によってラジカルを発生する化合物である。光ラジカル重合開始剤を用いることにより、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤が瞬時に硬化するため、紫外線照射後にただちに熱収縮性フィルム10の熱収縮を実施でき、時間短縮につながる。
なお、光開始剤としては光カチオン重合開始剤が知られているが、光カチオン重合開始剤では、紫外線硬化型接着剤の暗反応を含めた完全硬化に時間がかかるため、紫外線照射後にただちに熱収縮性フィルム10の熱収縮を実施できないこともある。
光ラジカル重合開始剤としては、ベンジルジメチルケタール、イソプロピルチオキサントン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)(2,4,4−トリメチルペンチル)ホスフィンオキシド、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパノン、ジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−(ジメチルアミノ)−1−4−(4−モルホリニル)フェニル−1−ブタノン、α,α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−メチル−1−4−(メチルチオ)フェニル−2−(4−モルホリニル)−1−プロパノン、2−ヒドロキシ−1−4−(ヒドロキシエトキシ)フェニル−2−メチル−1−プロパノン等が挙げられる。
ラジカル重合性モノマーとしては、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、イソオクチルアクリレート等のアクリル酸エステル;スチレン等の芳香族系モノマー;1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の多官能モノマー等が挙げられる。
ラジカル重合性オリゴマーとしては、ウレタンアクリレートオリゴマー、ポリエステルアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマー、アクリル樹脂アクリレート等が挙げられる。
樹脂としては、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、ポリエステル樹脂、ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ゴム等が挙げられる。樹脂は、その末端や側鎖に炭素−炭素二重結合等の官能基を有する変性樹脂であってもよい。
紫外線硬化型接着剤11の粘度は、熱収縮性フィルム10に塗布する際の紫外線硬化型接着剤11の温度(以下、適用温度と記す。)において3000mPa・s以上であり、3000〜50000mPa・sが好ましい。適用温度における粘度を3000mPa・s以上とすることにより、熱収縮性フィルム10に紫外線硬化型接着剤11を塗布した直後から充分なタック性を有することになり、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける際に熱収縮性フィルム10の前端部12が容器15から外れてしまうことがない。適用温度における粘度を50000mPa・s以下とすることにより、熱収縮性フィルム10に紫外線硬化型接着剤11を塗布する際の塗布性が良好になる。粘度は、市販のE型粘度計を用いて90℃にて測定される粘度である。
適用温度は、接着剤の粘度が3000mPa・s以上となる温度であり、3000〜50000mPa・sとなる温度が好ましい。適用温度を、接着剤の粘度が3000mPa・s以上となる温度とすることにより、熱収縮性フィルム10に紫外線硬化型接着剤11を塗布した直後から充分なタック性を有することになり、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける際に熱収縮性フィルム10の前端部12が容器15から外れてしまうことがない。適用温度を、接着剤の粘度が50000mPa・s以下となる温度とすることにより、熱収縮性フィルム10に紫外線硬化型接着剤11を塗布する際の塗布性が良好になる。
また、適用温度は、90℃以下が好ましく、80℃以下がより好ましい。適用温度を90℃以下にすることにより、熱重合による紫外線硬化型接着剤11の硬化が抑えられる。
熱収縮性フィルム10の前端部12の接着部14を容器15に接着する際の温度は、前記適用温度より低い温度が好ましい。適用温度より低い温度とすることにより、紫外線硬化型接着剤11の粘度が高くなってタック性が向上し、熱収縮性フィルム10の前端部12と容器15とが充分な接着力で接着される。
光源32としては、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等が挙げられる。
光源32からの紫外線照射量は、200mJ/cm2 以上が好ましい。
収縮トンネル33からの熱風の温度は、80〜170℃が好ましく、蒸気の温度は、70〜100℃が好ましい。
容器15としては、ガラスボトル、ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル等のプラスチックボトル、アルミニウムボトル等の金属ボトル等が挙げられる。容器15の形状としては、略筒状、角柱状、ひょうたん状等が挙げられる。熱収縮性フィルム10は、接着部14の接着力が高いため、図2に示すような、上部と底部が大径部、中央部が小径部とされたひょうたん状の容器15のように、熱収縮性フィルム10と容器15とが接する部分が少ない容器に好適である。
以上説明したフィルム付き容器15の製造方法にあっては、熱収縮性フィルム10の前端部12および後端部13に紫外線硬化型接着剤11からなる接着部14を形成しているため、巻き付け法を採用することができ、その結果、短時間で容器15を被覆できる。
また、熱収縮性フィルム10の前端部12および後端部13に塗布する際の紫外線硬化型接着剤11の温度が、紫外線硬化型接着剤11の粘度が3000mPa・s以上となる温度であるため、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける際に、熱収縮性フィルム10の前端部12が容器15から外れてしまうことがなく、安定して確実に容器15を被覆できる。また、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける前に、接着部14を加熱する必要がないため、ムラおよびしわを生ずることなく容器15を被覆できる。
また、紫外線硬化型接着剤11が、光ラジカル重合開始剤を含有しているため、紫外線照射によって紫外線硬化型接着剤11が瞬時に硬化する。その結果、紫外線照射後にただちに熱収縮性フィルム10の熱収縮を実施でき、短時間で容器15を被覆できる。
また、熱収縮性フィルム10の前端部12が容器15から外れてしまうことがないため、熱収縮性フィルム10の前端部12と容器15との完全な接着、および熱収縮性フィルム10の後端部13と前端部12との完全な接着が、1回の紫外線照射で完了する。すなわち、熱収縮性フィルム10を容器15に巻き付ける前に、熱収縮性フィルム10の前端部12の紫外線硬化型接着剤11を硬化させ、熱収縮性フィルム10の前端部11を容器15に充分に接着させる必要がないため、短時間で容器15を被覆できる。
なお、本発明における物品は、図示例のような容器に限定はされない。本発明の製造方法は、例えば、乾電池等、熱収縮性フィルムからなるラベル、包装等を取り付ける物品に適用できる。
〔調製例1〕
変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−105)35質量部、変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−101)15質量部、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート35質量部、トリプロピレングリコールジアクリレート15質量部、DAROCUR1173(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン)3質量部、IRGACURE184(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン)3質量部を混合し、紫外線硬化型接着剤(1)を調製した。E型粘度計(トキメック社製)を用いて、各温度における粘度を測定した。結果を表1に示す。
〔調製例2〕
変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−105)28質量部、変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−101)15質量部、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート45質量部、トリプロピレングリコールジアクリレート15質量部、DAROCUR1173(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン)3質量部、IRGACURE184(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン)3質量部を混合し、紫外線硬化型接着剤(2)を調製した。調製例1と同様にして、各温度における粘度を測定した。結果を表1に示す。
〔調製例3〕
変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−105)19質量部、変性アクリル樹脂(三菱レイヨン社製、ダイヤナールBR−101)8質量部、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート58質量部、トリプロピレングリコールジアクリレート15質量部、DAROCUR1173(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン)3質量部、IRGACURE184(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン)3質量部を混合し、紫外線硬化型接着剤(3)を調製した。調製例1と同様にして、各温度における粘度を測定した。結果を表1に示す。
〔調製例4〕
エポキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製、CYRACURE UVR−6110)25質量部、カプロラクトントリオール(ユニオンカーバイド社製、TONE Polyol 0305)5質量部、芳香族ポリエステルポリオール(Stepan社製、STEPANPOL PH−56)68質量部、光カチオン重合開始剤(ユニオンカーバイド社製、CYRACURE UVI−6976)2質量部を混合し、紫外線硬化型接着剤(4)を調製した。調製例1と同様にして、各温度における粘度を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0004933835
〔製造例1〕
テレフタル酸50モル%とエチレングリコール50モル%とからなる、極限粘度0.80dL/gの共重合ポリエステル樹脂95質量部と、シリカ粒子5質量部とを溶融押出したコンパウンド樹脂を調製した。
該コンパウンド樹脂32質量部と、テレフタル酸50モル%とエチレングリコール325モル%とシクロヘキサンジメタノール17.5モル%とからなる、極限粘度0.78dL/gの共重合ポリエステル樹脂68質量部とをブレンダーに投入して撹拌混合した後、真空ベント式二軸押出機に供給し、270℃で溶融させた。溶融樹脂をTダイから、ロール内部に85℃の温水を循環させたキャストロール上に押出し、厚さ100μmのフィルムを成形した。ついで、このフィルムを110℃の温度でロール式縦延伸機を用いてフィルム走行方向(縦方向)に2倍に延伸し、その後、105℃で熱処理して厚さ50μmの熱収縮性フィルムを得た。
得られた熱収縮性フィルムを100℃の温水中に10秒間浸漬して測定した縦方向の熱収縮率は49%であり、フィルム方向と直交する方向(横方向)の熱収縮率は2%であった。
〔製造例2〕
ブタジエン単位含有量が20質量%のスチレン−ブタジエン−スチレン型ブロック共重合体樹脂(電気化学工業(株)製、クリアレン850L)を、200℃に設定した単軸押出機に供給し、溶融樹脂をTダイから、ロール内部に96℃の温水を循環させたキャストロール上に押出し、厚さ100μmのフィルムを成形した。ついで、このフィルムを110℃の温度でロール式縦延伸機を用いて縦方向に3倍に延伸し、その後、105℃で熱処理して厚さ45μmの熱収縮性フィルムを得た。
得られた熱収縮性フィルムを100℃の温水中に10秒間浸漬して測定した縦方向の熱収縮率は65%であり、横方向の熱収縮率は4%であった。
〔製造例3〕
下記中間層用樹脂、および下記両表層用樹脂を、それぞれ別の押出機に投入し、3層となるように230℃のTダイから押出し、40℃のキャストロールで冷却し、厚さ150μmのフィルムを成形した。
中間層用樹脂:プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体(日本ポリプロ(株)製、ウィンテックWFX6)65質量%と、エチレン−α−オレフィンランダム共重合体(住友化学工業(株)社製、ノーブレンS−131)15質量%と、石油樹脂(荒川化学工業(株)製、アルコンP−140)20質量部の混合物。
両表層用樹脂:プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体(日本ポリプロ(株)製、ウィンテックWF4T)。
ついで、このフィルムを120℃の温度でロール式縦延伸機を用いて縦方向に3倍に延伸し、その後、105℃で熱処理して厚さ50μmの熱収縮性フィルムを得た。
得られた熱収縮性フィルムを100℃の温水中に10秒間浸漬して測定した縦方向の熱収縮率は65%であり、横方向の熱収縮率は4%であった。
〔実施例1〕
図1に示す装置を用い、紫外線硬化型接着剤の適用温度を90℃、光源からの紫外線照射量を300mJ/cm2 、収縮トンネル内の蒸気温度を80〜95℃に段階的に高くなるように設定して、容器を熱収縮性フィルムで被覆した。光源としては、水銀ランプを用いた。また、接着部の膜厚が20μmとなるように、アプリケータを調整した。
熱収縮性フィルムとしては、ポリエステル系樹脂製の熱収縮性フィルム(製造例1)を用い、紫外線硬化型接着剤としては、調製例1の紫外線硬化型接着剤(1)を用い、容器としては、図2に示すひょうたん状のボトルを用いた。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがなく、安定して容器を被覆できた。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、熱収縮性フィルムにシワ等はなく、ムラなく被覆されてた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の片の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は良好であった。
〔実施例2〕
熱収縮性フィルムとして、ポリスチレン系樹脂製の熱収縮性フィルム(製造例2)を用いた以外は、実施例1と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがなく、安定して容器を被覆できた。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、熱収縮性フィルムにシワ等はなく、ムラなく被覆されてた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は良好であった。
〔実施例3〕
熱収縮性フィルムとして、ポリオレフィン系樹脂製の熱収縮性フィルム(製造例3)を用いた以外は、実施例1と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがなく、安定して容器を被覆できた。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、熱収縮性フィルムにシワ等はなく、ムラなく被覆されてた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は良好であった。
〔実施例4〕
紫外線硬化型接着剤として、調製例2の紫外線硬化型接着剤(2)を用い、適用温度を70℃に変更した以外は、実施例1と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがなく、安定して容器を被覆できた。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、熱収縮性フィルムにシワ等はなく、ムラなく被覆されてた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は良好であった。
〔実施例5〕
紫外線硬化型接着剤として、調製例3の紫外線硬化型接着剤(3)を用い、適用温度を25℃に変更した以外は、実施例1と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがなく、安定して容器を被覆できた。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、熱収縮性フィルムにシワ等はなく、ムラなく被覆されてた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は良好であった。
〔比較例1〕
適用温度を90℃に変更した以外は、実施例4と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
適用温度(90℃)における紫外線硬化型接着剤(2)の粘度が1250mPa・sであるため、熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際に、熱収縮性フィルムの前端部が容器から外れてしまうことがあった(100個中10個で発生)。熱収縮性フィルムで被覆された容器を観察したところ、接着剤がはみ出していた。また、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は悪く、ずれやしわが生じた。
〔比較例2〕
紫外線硬化型接着剤として、調製例4の紫外線硬化型接着剤(4)を用いた以外は、実施例1と同様にして容器を熱収縮性フィルムで被覆した。
熱収縮性フィルムを容器に巻き付ける際には、問題なく熱収縮性フィルムを固定できた。しかし、熱収縮性フィルムの後端部と前端部とが重なった部分、および容器の肩の部分(直径差の大きい、高収縮部)における紫外線硬化型接着剤の接着状態は悪く、ずれやしわが生じることがあった(100個中10個で発生)。
本発明のフィルム付き物品の製造方法は、ムラおよびしわが少ないラベル付き容器等を短時間で、確実に得る方法として有用である。
物品を熱収縮性フィルムで被覆する装置の一例を示す概略図である。 熱収縮性フィルムの前端部を物品に接着した様子を示す正面図である。 熱収縮性フィルムを物品に巻き付け、熱収縮性フィルムの後端部を前端部に接着した様子を示す正面図である。 熱収縮性フィルムの一例を示す正面図である。 熱収縮性フィルムの他の例を示す正面図である。 熱収縮性フィルムの他の例を示す正面図である。
符号の説明
10 熱収縮性フィルム
11 紫外線硬化型接着剤
12 前端部
13 後端部
14 接着部
15 容器(物品)

Claims (1)

  1. 熱収縮性フィルムの前端部および後端部に接着剤を塗布して接着部を形成し、熱収縮性フィルムの前端部を物品に接着し、熱収縮性フィルムを物品に巻き付け、熱収縮性フィルムの後端部を接着し、熱収縮性フィルムを加熱して収縮させる、フィルム付き物品の製造方法において、
    接着剤として、光ラジカル重合開始剤を含有する紫外線硬化型接着剤を用い、
    前端部および後端部に塗布する際の接着剤の温度が、接着剤の粘度が3000mPa・s以上となる温度であることを特徴とするフィルム付き物品の製造方法。
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