JP4933242B2 - コンクリート水路改修構造および改修方法 - Google Patents
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表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)を100:150の割合配合したものを表面層とし、室温で7日間養生したものをJIS1号ダンベルとして引張速度100mm/minで引張試験を行うとともに塗布性を評価した。その結果を表2に示す。更にコンクリート下地の上に表面層を50mm厚みで塗布して室温で7日間養生して100〜340mmの広さの試験体とした。下地に幅5mmのクラックを発生させて表面層の外観を観察した。その結果を表3に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:175にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。更にコンクリート下地の上に表面層を50mm厚みで塗布して室温で7日間養生して100〜340mmの広さの試験体とした。下地に幅5mmのクラックを発生させて表面層の外観を観察した。その結果を表3に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:200にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。更にコンクリート下地の上に表面層を50mm厚みで塗布して室温で7日間養生して100〜340mmの広さの試験体とした。下地に幅5mmのクラックを発生させて表面層の外観を観察した。その結果を表3に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:250にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:300にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:50にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:75にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:100にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:125にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。引張試験及び塗布性評価の結果を表2に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:350にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。塗布性評価の結果を表2に示す。更にコンクリート下地の上に表面層を50mm厚みで塗布して室温で7日間養生して100〜340mmの広さの試験体とした。下地に幅5mmのクラックを発生させて表面層の外観を観察した。その結果を表3に示す。
表1に示すようにポリマー固形分が45%の樹脂エマルション(WDプライマーA 三ツ星ベルト社製)に対してセメントを50%含んだ粉体(PX粉体 三ツ星ベルト社製)の配合割合を100:600にした以外は実施例1と全く同様に試験体を作成した。塗布性評価の結果を表2に示す。更にコンクリート下地の上に表面層を50mm厚みで塗布して室温で7日間養生して100〜340mmの広さの試験体とした。下地に幅5mmのクラックを発生させて表面層の外観を観察した。その結果を表3に示す。
2 下地
3 接着層
4 防水シート
5 表面層
6 目地部
7 第2接着層
8 第2防水シート
S 側面
T 底面
Claims (8)
- コンクリートからなる水路の漏水を止める改修構造において、水路内面の下地上に少なくともセメントと樹脂エマルションからなる接着層、防水シート、少なくともセメントと樹脂エマルションからなる表面層の順で積層配置し、水路の目地部以外の表面層は少なくともセメントと樹脂エマルションに骨材を混ぜ合わせたポリマーセメントモルタルとし、前記目地部における表面層は少なくともセメントと樹脂エマルションを配合し前記骨材を含まない構成になることを特徴とするコンクリート水路改修構造。
- 接着層のセメントと樹脂エマルションの配合量をセメント/樹脂エマルションの固形分比で100/20〜100/200の範囲とした請求項1記載のコンクリート水路改修構造。
- 表面層のセメントと樹脂エマルションの配合量をセメント/樹脂エマルションの固形分比で100/60〜100/30の範囲とした請求項1または2記載にコンクリート水路改修構造。
- 水路の目地部において、下地に少なくともセメントと樹脂エマルションからなる第2接着層と第2防水シートを配置した上に、更に請求項1〜3の何れか1項に記載の構造を形成してなるコンクリート水路改修構造。
- コンクリートからなる水路の漏水を止める改修方法において、水路内面の下地上に少なくともセメントと樹脂エマルションからなる接着材を塗布して接着層を形成し、その上に防水シートを敷設し、更にその上から少なくともセメントと樹脂エマルションからなる表面層を塗布形成し、前記接着層のセメントと樹脂エマルションの配合量をセメント/樹脂エマルションの固形分比で100/20〜100/200の範囲としたことを特徴とするコンクリート水路改修方法。
- 表面層のセメントと樹脂エマルションの配合量をセメント/樹脂エマルションの固形分比で100/60〜100/30の範囲とした請求項5記載のコンクリート水路改修方法。
- 水路の目地部において、下地に少なくともセメントと樹脂エマルションからなる第2接着層と第2防水シートを配置した上に、更に請求項5または6記載の構造を形成してなるコンクリート水路改修方法。
- 水路の目地部以外の表面層は少なくともセメントと樹脂エマルションに骨材を混ぜ合わせたポリマーセメントモルタルとし、前記目地部における表面層は少なくともセメントと樹脂エマルションを配合し前記骨材を含まない構成になる請求項5〜7の何れか1項に記載のコンクリート水路改修方法。
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